JPH0263515A - フィルタエレメントの親水剤処理方法 - Google Patents

フィルタエレメントの親水剤処理方法

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JPH0263515A
JPH0263515A JP21450688A JP21450688A JPH0263515A JP H0263515 A JPH0263515 A JP H0263515A JP 21450688 A JP21450688 A JP 21450688A JP 21450688 A JP21450688 A JP 21450688A JP H0263515 A JPH0263515 A JP H0263515A
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JP
Japan
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filter
filter element
high frequency
filter medium
tank
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JP21450688A
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Tsutomu Araki
努 荒木
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Mahle Filter Systems Japan Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はフィルタエレメントの濾材に親水剤を均一に付
着させる方法に関する。
(従来の技術) 例えば電子機械部品の生産や、各種の医薬品の生産に用
いられる薬液やガス体の流体は、純度が高く微粒子の少
ないものが望まれ、これらの流体を処理するため耐薬品
性のフィルタエレメントが使用に供されている。
このフィルタエレメントは製造、搬送あるいは保管中の
取扱いが原因でシール漏れを生じていないかを確認する
ため、濾過装置内にフィルタエレメントを装着する前に
バブルポイントテストを行なっている。このテストは水
中にエレメントをilし、圧力をエレメント内にかけて
濾材を通過して出て(る気泡の状況を観察するものであ
るが、正確に観察するためには、濾材が十分に水にぬれ
なければならず、耐薬品性のフィルタエレメントにおけ
るフッ素樹脂やボープロピレンのような合成樹脂製の濾
材では、そエレメントは次ぎのようにして製造される。
フッ素樹脂やボロプロピレンなどの耐薬品性を有する合
成樹脂製多孔質薄膜の少なくとも片面に隙間や形状を保
持するための調布を重ねて濾材とし、ひだ折り加工して
菊花形部状に形成し、その内外に多孔を有する内筒と外
筒をそれぞれ嵌挿し、その両端に端板を固着してフィル
タエレメントとし、次ぎに界面活性剤などの親水剤を混
入させた含浸槽中に浸漬し、取り出して約70℃の熱風
乾燥炉中に載置し乾燥させる。
(発明が解決しようとする課題) 乾燥炉中のフィルタエレメントは、熱風に曝される外筒
の一側面と熱風の雰囲気に置かれる外筒の他側面および
内側面とに乾燥速度の差を生じる。乾燥が早い外筒の一
側面の濾材では内筒面側から水溶液の移行を生じ、この
面の濾材の親水剤付着濃度が高くなる一方内筒側の濾材
の親水剤付着濃度が薄(なり、乾燥終了後の)\イルタ
エレメントの親水剤付着量に濃淡を生じ、バブルポイン
トテストの時に親水剤付着が少な(水のぬれが悪い個所
から先にバブルを生じ、シール漏れがないにもかかわら
ず、シール漏れをしていると判断されるようなフィルタ
エレメントを製造してしまう。
(課題を解決するための手段 本発明はフィルタエレメントを親水剤混合含浸槽内に浸
漬した後、高周波発振槽中に載置し高周波により濾材面
を加熱し乾燥させる。
(作用) 高周波発振器から発振された高周波は、フィルタエレメ
ントの濾材面に付着した水の分子を、その付着場所に関
係なく振動して発熱させ蒸発を促がす。
(実施例) 第1図におけるフィルタエレメントlは、フッ素樹脂や
ポリプロピレン、ポリスルホンなどの耐薬品性を有する
合成樹脂薄膜の両面に同材質の網布を重ね合わせ、その
両端を溶着して濾材2とし、ひだ折り加工して菊花状筒
形に形成し、同材質の多孔を有する内筒3と外筒4との
間に嵌挿し、その両端を同じく同材質の端板5を嵌着し
て成る。 このフィルタエレメント1を例えばポリエチ
レングリコールのような界面活性剤を溶かした親水剤処
理水溶液を満たした水槽中に約2〜4分間浸漬し、撥発
性を有するフィルタエレメントの濾材上に親水剤を被覆
させる。
次ぎに水槽中のフィルタエレメント1を取り出して大気
中に放置し、濾材2上の大粒の水を流下させる水切り工
程を行なう。この水切り工程は省略してもよい。
概略大粒の水が除かれたフィルタエレメントlは第2図
に示す高周波発振器を備えた高周波槽6中の下部の台座
7に置かれる。高周波槽6の側壁8は、高周波をシール
ドするように構成されている。高周波が発振されフィル
タエレメントlの各濾材面に付着している水分に衝突し
、水分子を振動させる。このとき、高周波はフィルタエ
レメントの各々のひだについて、熱風炉のように主とし
て一方向から流れてくるのと違って四方から濾材2の水
分に達するので、各ひだは均等に加熱され水溶液の移項
を生ぜず、親水剤がほぼ均等に残る。高周波の発熱によ
る熱を高周波槽6の開放部から放出して槽内の温度を9
0゜〜100℃に抑えながら、約1時間程加熱を続ける
。尚、高周波槽6の台座7はフィルタエレメントlをよ
り均等に早(乾燥させるため回転させたり、槽の天井部
に高周波を分散させるためにのファンを設置してもよい
。また、高周波槽6内を減圧することで水分の蒸発を早
めることができ、乾燥温度の調節と高周波の照射時間を
短(できる。
(発明の効果) 以上のように本発明は、親水剤に浸漬したフィルタエレ
メントを乾燥させるのに際し、高周波槽内の高周波によ
り濾材上の水分を振動させて発熱するようにしたので、
高周波が槽内で四散され、エレメントの各ひだの全面の
水分が均等に同時に振動しひだ内で温度差を生じないで
乾燥され、水分の移行を防ぎ、親水剤をフィルタエレメ
ント全体に均等に残留させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はフィルタエレメントの部分断面図、第2図は高
周波水槽の断面図である。 1・・・・・・フィルタ   2・・・・・・濾材6・
・・・・・高周波槽 9・・・ ・・高周波発振器 1才

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 濾材をひだ折り加工して多孔を有する内筒の周りに配設
    し、その両端を固着して形成したフィルタエレメントを
    、親水剤処理水溶液を満した水槽中に浸漬してフィルタ
    エレメントの濾材上に親水剤を被覆し、次ぎに高周波発
    振器を備えた高周波槽の台座に載置し、高周波により濾
    材上の水分を振動加熱し乾燥させるようにしたフィルタ
    エレメントの親水剤処理方法。
JP21450688A 1988-08-29 1988-08-29 フィルタエレメントの親水剤処理方法 Expired - Lifetime JP2686472B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07185218A (ja) * 1993-10-27 1995-07-25 Filterwerk Mann & Hummel Gmbh フィルタ装置
US6653924B2 (en) 1991-09-13 2003-11-25 Vlt Corporation Transformer with controlled interwinding coupling and controlled leakage inductances and circuit using such transformer
KR100806246B1 (ko) * 2007-09-18 2008-02-22 주식회사 디엔에이치 엘리먼트 어세이 건조장치

Cited By (3)

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JPH07185218A (ja) * 1993-10-27 1995-07-25 Filterwerk Mann & Hummel Gmbh フィルタ装置
KR100806246B1 (ko) * 2007-09-18 2008-02-22 주식회사 디엔에이치 엘리먼트 어세이 건조장치

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