JPH0262524B2 - - Google Patents
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- JPH0262524B2 JPH0262524B2 JP57220386A JP22038682A JPH0262524B2 JP H0262524 B2 JPH0262524 B2 JP H0262524B2 JP 57220386 A JP57220386 A JP 57220386A JP 22038682 A JP22038682 A JP 22038682A JP H0262524 B2 JPH0262524 B2 JP H0262524B2
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- cyanamide
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N59/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing elements or inorganic compounds
- A01N59/24—Cyanogen or compounds thereof, e.g. hydrogen cyanide, cyanic acid, cyanamide, thiocyanic acid
Description
多年生の栽培植物の発生および成長は、温帯に
おいて特に強くはつきりと表わされている季節に
よつて条件づけられたリズムに支配される。その
ような植物は、栄養期の終りに、収穫の終了後に
成長を休止して芽を形成する。この芽の形成は、
予め形成された葉原基および花原基を有する分離
組織をして、冬期の好ましくない環境条件下での
生残りを可能にする。何故ならば、休止状態にあ
る芽は、霜および低温度に対して活動期の成長先
端よりもかなり抵抗性があるからである。 休眠と称されるこの休止状態の期間は、種族動
異性であつて、例えば温度のような環境の条件に
左右される。このことは、休眠は、芽がそれ相当
に長く一定の低温度にさらされた後に初めて終了
するということを意味する。 すべての落葉樹および潅木の場合に現われる芽
の休眠は、なる程植物種の生存のための自然の調
節機構ではあるが、実用的な栽培植物の栽培にと
つては若干の欠点となる。 観賞用植物を栽培する場合には、開花している
植物を自然の生育期間の間のみならず、また通常
の開花期以外においても消費者に提供することが
望まれているが、それは一定の低温の期間の経過
した後に初めて終了する芽の休眠のために、その
ままでは不可能である。 ブドウおよび果樹の栽培においては、休眠の中
断に必要な低温が不足する温暖な冬の結果とし
て、芽の発芽の遅延および減少をもたらすことが
ある。この遅延しかつ不揃いな栄養上および生殖
上の発育の結果は、開花および結実が悪くしかも
不揃いとなり、収穫高の著しい減少をもたらす。 これらの問題は、明らかに、通常必要な低温の
期間が不足しあるいは強く現われるような国々に
おいて、なお未だその他方に順応していないよう
な栽培品種を栽培しなければならない場合には、
大きな実際的意義を有する。 芽の休眠を人工的操作によつて調節しようとす
る試みがしばしば行なわれた。すなわち、例えば
園芸において温室内で人工的に寒さを操作し次い
で温暖処理して、例えばムラサキハシドイまたは
レンギヨウをすでに12月に咲かせることが行なわ
れている。 この“促成栽培”として知られている方法〔ル
ーゲ著“応用植物生理学”（U.Ruge，
Angewandte Pflanzen−Physiologie；Ulmer
Verlag Stuttgart，1966，Ｓ 70−79）参照〕
は、花をもたせる場合にも用いられるが、かな経
費がかさむ。何故ならば、寒さの期間および強さ
ならびにそれに続く温暖の期間および露光時間も
また正確に調節しなければならないからである。
更に、この方法は、高いエネルギー費のために高
価なものとなり、当然ブドウおよび果樹栽培のよ
うな野外の栽培に移すことができない。 天然産および合成の生長物質を用いて芽の休眠
を中断することも試みられたが〔ヤンセン著“園
芸における生長および抑制物質（H.Jansen，
Wuchs−und Hemmstoffe im Gartenbau）；
Ulmer Verlag Stuttgart，1969，S.63−68〕参
照〕、従来広く用いられる可能性は得られなかつ
た。更に、米国園芸科学協会誌第102巻第５号
（1977年）第584−７頁（Journal of the
American Society for Horticultural Science
（1977）102(5)PP.584−７）および日本園芸科学
協会誌第48巻第４号（1980年）第395−８頁
（Journal of Japanese Society for
Horticultural Science（1980）48(4)，PP.395−
８）には、ブドウの休眠芽を石灰窒素で処理する
方法が記載されている。確かに石灰窒素の水性懸
濁液を用いることによつて休眠の一定の中断が達
成されるが、この水性懸濁液を用いる操作はほと
んど実行し得ない。何故ならば、このものを通常
の噴霧装置を用いて施用することは困難であり、
従つて石灰窒素の懸濁液は、スポンジまたは刷毛
によつて処理すべき植物部分に施用しなければな
らないからである。 従つて、本発明は、上記の欠点を有せず、しか
も簡単な取扱いを保障する、ブドウ樹の芽の休眠
を中断する方法を開発するという課題に基づいて
いる。 この課題は、本発明によれば0.1〜10重量％の
シアナミド水溶液を処理すべきブドウ樹またはそ
の一部に完全に湿潤するまで適用することを特徴
とする、ブドウ樹の芽の休眠を中断する方法によ
つて解決された。 すなわち、驚くべきことには、そのような溶液
から芽の休眠を中断する作用が得られることが判
つた。従来、収穫期のブドウを落葉させるために
施用されるような純粋なシアナミドの溶液は、芽
の発芽にはなんらの効果も得られないであろうと
いう見解があつたので、上記のことは予想外のこ
とであつた（デア・ドイツチエ・ワインバウ
（Der Deutsche Weinbau）31（26），1976，
S.1058参照）。従つて、石灰窒素懸濁液の立証さ
れた作用は、シアナミドに帰せられるのではなく
て、カルシウムイオンおよび石灰窒素中に含有さ
れた微細に分散された炭素の影響に帰せられた。
これはまたカルシウムイオンが、休眠芽中に存在
するような分裂組織内の長さ成長および細胞増殖
を促進するという事実とも一致する〔メンゲル著
「植物の栄養および物質代謝」（K.Mengel，
Erna¨hrung und Stoffwechsel der Pflanze；
VEB Gustav Fischer Verlag，Jena 1965，
S.282）参照〕。炭素の作用の仕方は、処理された
芽が黒く変色することによつて光の吸収が増大
し、そしてこの温度変化を経て芽の休眠に影響を
与えるということによつて説明された。 本発明による方法を用いることによつて、ブド
ウの芽の休眠を中断するための簡単なかつ実行可
能な道が開かれたのである。何となれば、本発明
において使用されるシアナミド水溶液は通常の噴
霧装置を用いて問題なく施用されうるからであ
る。このものは、すぐれた配量可能性と共に、野
外栽培、特にブドウおよび果樹栽培のそれにとつ
ても適当であるという利点もまた有する。所望の
効果を達成するたためには、シアナミド0.1ない
し10重量％、好ましくは１〜３重量％の含量で十
分である。場合によつては、更に例えば“シトウ
エツト”（Citowett）（登録商標）のような湿潤
剤を添加することもできる。そのような水溶液
は、原則的にすべての植物、特に果樹およびブド
ウ樹の処理に適している。すなわち、最適の効果
を得るためには、例えば、通常のブドウの摘み取
りを行なつた直後に、シアナミドの水溶液を、存
在するすべての休眠芽を上記溶液で湿潤せしめる
ような濃度に相当する量でブドウ樹に適用する。
数週間後にすでに、シアナミド溶液で処理された
ブドウ樹と未処理のブドウ樹との間に、発芽に関
して明らかな相違が認められる。本発明による方
法は、早期のそしてかなり多数の芽の発芽をうな
がし、それによつてより早期の開花と促進された
収穫とをもたらす。 下記の例は、本発明を更に詳細に説明するもの
である。 例 １ ペルレツテ種（Perlette）のブドウ樹（３年目
の木）に、ブドウの摘み取りの直後に2.5％のシ
アナミド水溶液を噴霧し、その際１ヘクタール当
り600の上記水溶液を使用する。評価のために、
15日後および32日後に枝20本づつ２回芽の数をか
ぞえそして成長しつつある芽の数をかぞえて平均
値を求める：
おいて特に強くはつきりと表わされている季節に
よつて条件づけられたリズムに支配される。その
ような植物は、栄養期の終りに、収穫の終了後に
成長を休止して芽を形成する。この芽の形成は、
予め形成された葉原基および花原基を有する分離
組織をして、冬期の好ましくない環境条件下での
生残りを可能にする。何故ならば、休止状態にあ
る芽は、霜および低温度に対して活動期の成長先
端よりもかなり抵抗性があるからである。 休眠と称されるこの休止状態の期間は、種族動
異性であつて、例えば温度のような環境の条件に
左右される。このことは、休眠は、芽がそれ相当
に長く一定の低温度にさらされた後に初めて終了
するということを意味する。 すべての落葉樹および潅木の場合に現われる芽
の休眠は、なる程植物種の生存のための自然の調
節機構ではあるが、実用的な栽培植物の栽培にと
つては若干の欠点となる。 観賞用植物を栽培する場合には、開花している
植物を自然の生育期間の間のみならず、また通常
の開花期以外においても消費者に提供することが
望まれているが、それは一定の低温の期間の経過
した後に初めて終了する芽の休眠のために、その
ままでは不可能である。 ブドウおよび果樹の栽培においては、休眠の中
断に必要な低温が不足する温暖な冬の結果とし
て、芽の発芽の遅延および減少をもたらすことが
ある。この遅延しかつ不揃いな栄養上および生殖
上の発育の結果は、開花および結実が悪くしかも
不揃いとなり、収穫高の著しい減少をもたらす。 これらの問題は、明らかに、通常必要な低温の
期間が不足しあるいは強く現われるような国々に
おいて、なお未だその他方に順応していないよう
な栽培品種を栽培しなければならない場合には、
大きな実際的意義を有する。 芽の休眠を人工的操作によつて調節しようとす
る試みがしばしば行なわれた。すなわち、例えば
園芸において温室内で人工的に寒さを操作し次い
で温暖処理して、例えばムラサキハシドイまたは
レンギヨウをすでに12月に咲かせることが行なわ
れている。 この“促成栽培”として知られている方法〔ル
ーゲ著“応用植物生理学”（U.Ruge，
Angewandte Pflanzen−Physiologie；Ulmer
Verlag Stuttgart，1966，Ｓ 70−79）参照〕
は、花をもたせる場合にも用いられるが、かな経
費がかさむ。何故ならば、寒さの期間および強さ
ならびにそれに続く温暖の期間および露光時間も
また正確に調節しなければならないからである。
更に、この方法は、高いエネルギー費のために高
価なものとなり、当然ブドウおよび果樹栽培のよ
うな野外の栽培に移すことができない。 天然産および合成の生長物質を用いて芽の休眠
を中断することも試みられたが〔ヤンセン著“園
芸における生長および抑制物質（H.Jansen，
Wuchs−und Hemmstoffe im Gartenbau）；
Ulmer Verlag Stuttgart，1969，S.63−68〕参
照〕、従来広く用いられる可能性は得られなかつ
た。更に、米国園芸科学協会誌第102巻第５号
（1977年）第584−７頁（Journal of the
American Society for Horticultural Science
（1977）102(5)PP.584−７）および日本園芸科学
協会誌第48巻第４号（1980年）第395−８頁
（Journal of Japanese Society for
Horticultural Science（1980）48(4)，PP.395−
８）には、ブドウの休眠芽を石灰窒素で処理する
方法が記載されている。確かに石灰窒素の水性懸
濁液を用いることによつて休眠の一定の中断が達
成されるが、この水性懸濁液を用いる操作はほと
んど実行し得ない。何故ならば、このものを通常
の噴霧装置を用いて施用することは困難であり、
従つて石灰窒素の懸濁液は、スポンジまたは刷毛
によつて処理すべき植物部分に施用しなければな
らないからである。 従つて、本発明は、上記の欠点を有せず、しか
も簡単な取扱いを保障する、ブドウ樹の芽の休眠
を中断する方法を開発するという課題に基づいて
いる。 この課題は、本発明によれば0.1〜10重量％の
シアナミド水溶液を処理すべきブドウ樹またはそ
の一部に完全に湿潤するまで適用することを特徴
とする、ブドウ樹の芽の休眠を中断する方法によ
つて解決された。 すなわち、驚くべきことには、そのような溶液
から芽の休眠を中断する作用が得られることが判
つた。従来、収穫期のブドウを落葉させるために
施用されるような純粋なシアナミドの溶液は、芽
の発芽にはなんらの効果も得られないであろうと
いう見解があつたので、上記のことは予想外のこ
とであつた（デア・ドイツチエ・ワインバウ
（Der Deutsche Weinbau）31（26），1976，
S.1058参照）。従つて、石灰窒素懸濁液の立証さ
れた作用は、シアナミドに帰せられるのではなく
て、カルシウムイオンおよび石灰窒素中に含有さ
れた微細に分散された炭素の影響に帰せられた。
これはまたカルシウムイオンが、休眠芽中に存在
するような分裂組織内の長さ成長および細胞増殖
を促進するという事実とも一致する〔メンゲル著
「植物の栄養および物質代謝」（K.Mengel，
Erna¨hrung und Stoffwechsel der Pflanze；
VEB Gustav Fischer Verlag，Jena 1965，
S.282）参照〕。炭素の作用の仕方は、処理された
芽が黒く変色することによつて光の吸収が増大
し、そしてこの温度変化を経て芽の休眠に影響を
与えるということによつて説明された。 本発明による方法を用いることによつて、ブド
ウの芽の休眠を中断するための簡単なかつ実行可
能な道が開かれたのである。何となれば、本発明
において使用されるシアナミド水溶液は通常の噴
霧装置を用いて問題なく施用されうるからであ
る。このものは、すぐれた配量可能性と共に、野
外栽培、特にブドウおよび果樹栽培のそれにとつ
ても適当であるという利点もまた有する。所望の
効果を達成するたためには、シアナミド0.1ない
し10重量％、好ましくは１〜３重量％の含量で十
分である。場合によつては、更に例えば“シトウ
エツト”（Citowett）（登録商標）のような湿潤
剤を添加することもできる。そのような水溶液
は、原則的にすべての植物、特に果樹およびブド
ウ樹の処理に適している。すなわち、最適の効果
を得るためには、例えば、通常のブドウの摘み取
りを行なつた直後に、シアナミドの水溶液を、存
在するすべての休眠芽を上記溶液で湿潤せしめる
ような濃度に相当する量でブドウ樹に適用する。
数週間後にすでに、シアナミド溶液で処理された
ブドウ樹と未処理のブドウ樹との間に、発芽に関
して明らかな相違が認められる。本発明による方
法は、早期のそしてかなり多数の芽の発芽をうな
がし、それによつてより早期の開花と促進された
収穫とをもたらす。 下記の例は、本発明を更に詳細に説明するもの
である。 例 １ ペルレツテ種（Perlette）のブドウ樹（３年目
の木）に、ブドウの摘み取りの直後に2.5％のシ
アナミド水溶液を噴霧し、その際１ヘクタール当
り600の上記水溶液を使用する。評価のために、
15日後および32日後に枝20本づつ２回芽の数をか
ぞえそして成長しつつある芽の数をかぞえて平均
値を求める：
【表】
例 ２
例１に従つてペルレツテ種のブドウ樹を処理
し、その際、芽の休眠の中断に対する温度の影響
を考慮に入れるために、ブドウ樹をプラスチツク
シートで覆いをかける。例１と同様にして行なつ
た評価により、下記の数値が得られる：
し、その際、芽の休眠の中断に対する温度の影響
を考慮に入れるために、ブドウ樹をプラスチツク
シートで覆いをかける。例１と同様にして行なつ
た評価により、下記の数値が得られる：
【表】
例 ３
種なしのトンプソン種（Thompson）のブドウ
樹に、ブドウの摘み取りの直後に手動の噴霧装置
を用いて2.5％シアナミド水溶液で液滴が滴り落
ちるまで噴霧し、その際３本のブドウ樹につきそ
れぞれ１本の主要枝をシアナミド溶液で処理し、
そして第２の主要枝を比較のために処理しなかつ
た。芽の発芽は、処理された木においては未処理
のものよりも約２週間早く始まつた。57日後にブ
ドウ樹１本当り10個の発芽が数えられそしてこれ
らの発芽した芽の長さが測定された：
樹に、ブドウの摘み取りの直後に手動の噴霧装置
を用いて2.5％シアナミド水溶液で液滴が滴り落
ちるまで噴霧し、その際３本のブドウ樹につきそ
れぞれ１本の主要枝をシアナミド溶液で処理し、
そして第２の主要枝を比較のために処理しなかつ
た。芽の発芽は、処理された木においては未処理
のものよりも約２週間早く始まつた。57日後にブ
ドウ樹１本当り10個の発芽が数えられそしてこれ
らの発芽した芽の長さが測定された：
【表】
例 ４
種なしのトンプソン種（Thompson）のブドウ
樹を例３と同様にして2.5％のシアナミド溶液
（これは更に湿潤剤を添加されていた）で処理す
る。例３を同様にして未処理の枝と比較して評価
を行ない、下記の数値を得た：
樹を例３と同様にして2.5％のシアナミド溶液
（これは更に湿潤剤を添加されていた）で処理す
る。例３を同様にして未処理の枝と比較して評価
を行ない、下記の数値を得た：
【表】
次に、本発明によりシアナミド水溶液を用いる
場合と石灰窒素溶液を用いてブドウ樹の休眠中の
芽を処理した場合の比較実験例を比較例として記
載する。これらの比較例から本発明の方法によれ
ば、シアナミド水溶液がブドウ樹において石灰窒
素に比較して予想外の卓越した休眠中断作用を示
すことが認められる。 比較例 １ 作物：１ イタリア種 ２ ナイアガラ×ロデーダ種 処理：ブドウ樹の休眠中の芽を、石灰窒素溶液
ならびにシアナミド溶液を、それぞれの芽
が完全に湿潤するように刷毛で塗布した。 評価：発芽した芽を数え上げた。 結果：
場合と石灰窒素溶液を用いてブドウ樹の休眠中の
芽を処理した場合の比較実験例を比較例として記
載する。これらの比較例から本発明の方法によれ
ば、シアナミド水溶液がブドウ樹において石灰窒
素に比較して予想外の卓越した休眠中断作用を示
すことが認められる。 比較例 １ 作物：１ イタリア種 ２ ナイアガラ×ロデーダ種 処理：ブドウ樹の休眠中の芽を、石灰窒素溶液
ならびにシアナミド溶液を、それぞれの芽
が完全に湿潤するように刷毛で塗布した。 評価：発芽した芽を数え上げた。 結果：
【表】
比較例 ２
作物：食卓用ブドウ、ナイアガラ・ロザーダ種
３回反復
処理：比較例１と同様
評価：発芽した芽の数え上げおよび芽の長さの
測定 結果：
測定 結果：
【表】
比較例 ３
作物：食卓用ブドウ、イタリア種
１処理あたり５株
３回反復
処理：比較例１と同様
評価：発芽の均一性、すなわち一定の成育段階
における発芽した芽の数 結果：
における発芽した芽の数 結果：
【表】
芽の長さの増大は、リンゴの樹、ナシの樹およ
びモモの樹を処理した後においても明らかに認め
られた。
びモモの樹を処理した後においても明らかに認め
られた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 0.1〜10重量％のシアナミド水溶液を処理す
べきブドウ樹またはその一部に完全に湿潤するま
で適用することを特徴とする、ブドウ樹の芽の休
眠を中断する方法。 ２ １〜３重量％のシアナミド水溶液を使用する
特許請求の範囲第１項記載の方法。 ３ シアナミド水溶液と共に湿潤剤0.1〜１％を
使用する特許請求の範囲第１項または第２項に記
載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3150404A DE3150404C2 (de) | 1981-12-19 | 1981-12-19 | Verwendung einer wäßrigen Cyanamidlösung als Mittel zur Brechung der Knospendormanz |
| DE31504043 | 1981-12-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58110511A JPS58110511A (ja) | 1983-07-01 |
| JPH0262524B2 true JPH0262524B2 (ja) | 1990-12-26 |
Family
ID=6149192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57220386A Granted JPS58110511A (ja) | 1981-12-19 | 1982-12-17 | 芽の休眠中断剤 |
Country Status (5)
| Country | Link |
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| JP (1) | JPS58110511A (ja) |
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| IT (1) | IT1154559B (ja) |
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