JPH0262359A

JPH0262359A - 移載装置

Info

Publication number: JPH0262359A
Application number: JP21426288A
Authority: JP
Inventors: Shinichi Arima; 紳市有馬
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1988-08-29
Filing date: 1988-08-29
Publication date: 1990-03-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、シートが多数集積されてなる束状のワーク等
を、２段階に順次下方に移載する装置に関するものであ
る。

（従来の技術）例えば特公昭５ｇ−４２０９９号公報、特開昭５９−１
８７４４５号公報に示されるように、多数枚のシートを
集積して束の状態で搬送したり、あるいは梱包等の工程
に通すことが従来より広く行なわれている。

ところで、このような束状のワークを梱包する際には、
そのワークを包装紙で包装（内装）し、それをさらに外
装用ケース内に収めることが多い。

従来このような作業は、多くを人手に頼って行なわれて
いた。しかしワークが重い場合は、それを人手によって
持ち上げて、包装紙上に置いたり、外装用ケース内に収
める際に、ワークが折れたり凹んだりして、品質不良に
なりやすかった。

そこでこのような問題を解決するために、束状のワーク
を包装紙上および外装用ケース内に移載する装置も提供
されている。この移載装置は、例えば第３図に示すよう
に、載置された束状のワーク３０を略水平な方向に搬送
するコンベア３１．およびこのコンベア３１をそのワー
ク搬送方向に沿って移動させるコンベア移動手段（この
例では、ガイドレール３２とガイド３３とエアシリンダ
ー３４とからなる）から構成されたものである。この装
置においては、第３図（１）に示すように、ワーク供給
コンベア３５から上記コンベア３１上にワーク３０が搬
送され、該ワーク３０がコンベア３１上の所定位置まで
到達すると、その旨が光電スイッチ３６によって検出さ
れ、コンベア３１が停止される。次いで第３図（２）に
示す通り、エアシリンダー３４はそのピストン３４ａを
伸ばすように作動し、該ピストン３４ａの先端部に連結
しているコンベア３１は、全体的に図中左方に移動する
。コンベア３１が所定距離移動したところで、エアシリ
ンダー３４が今度はそのピストン３４ａを縮めるように
作動し、それとともにコンベア３１が再びワーク３０を
図中左方に送るように作動する。このときエアシリンダ
ー３４の作動によりコンベア３１は、そのワーク搬送方
向と反対の方向つまり図中右方に全体的に移動するので
、ワーク３０はその搬送方向前端部側からコンベア前方
に突出し、第３図（３）に示すようにコンベア３１の下
方に落下する。そこでこの落下位置において受け台３９
上に例えば段ボールからなる外装用ケース３７を配し、
さらにその上に内装用包装紙３８を配しておけば、ワー
ク３０を簡単に包装紙３８の上に載置し、また外装用ケ
ース３７内に収めることが可能となる。

（発明が解決しようとする課題）ところが、上述のような移載装置を用いる場合は、内装
作業を外装用ケース３７の上で行なうので、この作業が
やり難くなるという問題が生じる。

そこで本発明は、上記の問題を解決することができる移
載装置を提供することを目的とするものである。

（課題を解決するための手段）本発明による移載装置は、先に述べたようなワークコン
ベアと、コンベア移動手段（これらをそれぞれ第１のコ
ンベア、第１コンベア移動手段と称する）に加えて、この第１のコンベアから落とされたワークを下方から受
け止める位置に配されて、このワークを略水平な方向に
搬送する第２のコンベアと、この第２のコンベアをその
ワーク搬送方向と反対の方向に全体的に移動させる第２
コンベア移動手段とを設けたことを特徴とするものであ
る。

（作　　用）上記の構成においては、ワークは先ず第１のコンベアか
ら第２のコンベア上に移載され、次いでこの第２のコン
ベアからそのさらに下方へと２段階に移載されることに
なる。したがって前述の内装作業は第２のコンベア上で
行ない、外装作業はワークをこの第２のコンベアから下
方の受け台上に移載してそこで行なうようにすれば、外
装用ケースに妨げられて内装作業がやり難くなる、とい
うことが無くなる。

なお上記の構成において、より好ましくは、最初にワー
クが第２コンベア上に移載された位置において、そのま
ま次の移載がなされるように、つまり２回のワーク移載
位置が互いに上下方向に揃うようにする。そうすれば、
この移載に伴なう２回の作業（上述の例ではワーク内装
作業と外装作業）のために割くスペースを小さくするこ
とができる。

（実　施　例）以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。

第１図は本発明の一実施例による移載装置を示すもので
ある。図示されるようにこの移載装置は、第１コンベア
１０と、図中左右方向に延びるがイドレール１１と、こ
のガイドレール１１と摺動自在に組み合って第１コンベ
アＩＯに固定され、該第１コンベアＩＯをガイドレール
１１に沿って案内するガイド１２と、ガイドレール１１
に平行に配設された第１エアシリンダー１３とを備えて
いる。この第１エアシリンダー１３のピストン１３ａの
先端部は第１コンベア１０に連結されており、第１エア
シリンダー１３が作動してピストン１３ａが伸ばされ、
あるいは縮められると、第１コンベア１０はガイドレー
ル１１に沿って全体的に図中左方向、あるいは右方向に
移動する。すなわちガイドレール１１とガイド１２と第
１エアシリンダー１３とによって、第１コンベア移動手
段が構成されている。なお第１コンベア１０は一例とし
て、多数の回転ローラｌＯａを備えたローラコンベアで
ある。

上記ガイドレール１１の下方には、それと同様のガイド
レール２１が配設されており、そこに摺動自在に組み合
わされたガイド２２には、第１コンベア１０と同様の第
２コンベア２０が固定されている。そしてこの第２コン
ベア２０には、第２エアシリンダー２３のピストン２３
ａの先端部が連結されており、該ピストン２３ａが伸ば
され、あるいは縮められることにより、第２コンベア２
０はガイドレール２１に沿って全体的に図中右方向、あ
るいは左方向に移動する。またガイドレール２１の下方
位置には、受け台２５が配設されている。

次に上記移載装置の作動について、第２図を参照して説
明する。この移載装置は、−例として多数枚のシートの
集束体であるワーク３０を包装してケース内に収めるた
めに利用され、その際第２図（１）に示すように、受け
台２５上には上蓋を開いた状態で段ボール製の外装用ケ
ース３７が載置される。

そして第２コンベア２０は上記外装用ケース３７の上方
位置で停止され、該第２コンベア２０上には内装用包装
紙３８が載置される。ワーク３０は第１図に示すワーク
供給コンベア３５から第１コンベアｌＯ上に供給され、
該第１コンベア１０の作動によりその上を図中左方向に
搬送される。そして該ワーク３０がコンベア１０上の所
定位置まで到達すると、その旨が光電スイッチ３６によ
って検出され、第１コンベアＩＯが停止される。第２図
（１）は、このときの状態を示している。次いでエアシ
リンダー１３はそのピストン１３ａを伸ばすように作動
し、それにより第１コンベアｌＯが全体的にガイドレー
ル１１に沿って図中左方向に移動される。第２図（２）
に示すように、第１コンベア１０が第２コンベア２０の
上方の所定位置に来たところでエアシリンダー１３はピ
ストン１３ａを縮めるように作動し、それと同時に第１
コンベアＩＯが再度作動する。すると第１コンベアＩＯ
はワーク３０を前方（図中左方）に送り出しながら後退
することになるので、このワーク３０は第２図（３に示
すように、第２コンベア２０の上方位置に留まったまま
第１コンベア１０上から排出され、第２コンベア２０上
に移載される。このときワーク３０は、第１コンベア１
０の前端部に取り付けられたガイド部材１９に案内され
て整然と移載される。なお第１コンベアｌＯは、ワーク
供給コンベア３５から次のワーク３０を受け入れる位置
まで後退する。

以上述べたようにしてワーク３０が第２コンベア２０上
の内装用包装紙３８の上に置かれた後、ワーク３０は人
手によりこの包装紙３８を用いて包装（内装）される。

次いで第２エアシリンダー２３がそのピストン２３ａを
縮めるように作動され、それにより第２コンベア２０が
ガイドレール２１に沿って図中左方に全体的に移動され
る。それとともに該第２コンベア２０は、上記内装済み
のワーク３０を図中右方に搬送するように作動する。そ
こで第２図（４）に示すように、このワーク３０が第２
コンベア２０上から排出されて、外装用ケース３７の上
に移載される。このときワーク３０は、第２コンベア２
０の前端部に取り付けられたガイド部材２９によって案
内されて外装用ケース３７上に落下する。その後人手に
よって外装用ケース３７の封函がなされ、ワーク３０は
、この外装用ケース３７によって外装される。上述のよ
うにワーク３０が外装用ケース３７上に移載された後、
第２エアシリンダー２３はそのピストン２３ａを伸ばす
ように作動し、第２コンベア２０は第２図（′２Ｊに示
すワーク受入れ位置まで戻される。

以上説明した実施例の装置においては、第１コンベア１
０から第２コンベア２０へのワーク移載位置と、第２コ
ンベア２０から外装用ケース３７へのワーク移載位置と
が互いに上下方向に揃っているが、第１コンベア１０か
ら第２コンベア２０にワーク３０を移載した後、このワ
ーク３０を該コンベア２０により横方向に移動してから
次のワーク移載を行なうようにしても構わない。しかし
上述のように２回の移載位置が上下方向に揃っていれば
、ワーク内装および外装のために割くスペースが小さく
て済む。

また本発明の移載装置は、上記実施例におけるようにワ
ーク内装と外装とを行なうために利用する他、ワークに
対してその他の作業を順次２回行なうために用いること
も勿論可能である。

（発明の効果）以上詳細に説明した通り本発明の移載装置は、第１コン
ベア上のワークをその下方の第２コンベア上に−たん移
載し、そして該第２コンベアからさらに下方へワークを
移載する構成となっているので、本装置によれば、ワー
クに対する２回の作業を、上記第２コンベア上と、さら
にその下方の位置において独立して行なうことが可能と
なり、それらの作業が容易化されて、作業能率が向上す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による移載装置を示す側面図
、第２図（１）、（２）、（３）および（４）は、上記実
施例装置の作動状態を順を追って説明する説明図、第３
図は従来の移送装置の一例を示す側面図である。ＩＯ・・・第１コンベア１２．２２・・・ガイド２０・・・第２コンベア３０・・・ワーク３７・・・外装用ケースＬＬ　２１・・・ガイドレール１３・・・第１エアシリンダー２３・・・第２エアシリンダー３６・・・光電スイッチ３８・・・内装用包装紙

Claims

【特許請求の範囲】載置されたワークを略水平な方向に搬送する第１のコン
ベアと、この第１のコンベアがワークを搬送しているとき、該コ
ンベア全体をそのワーク搬送方向と反対の方向に移動さ
せる第１コンベア移動手段と、前記第１のコンベアから
落下した前記ワークを下方から受け止める位置に配され
、受け止めたワークを略水平な方向に搬送する第２のコ
ンベアと、この第２のコンベアがワークを搬送している
とき、該コンベア全体をそのワーク搬送方向と反対の方
向に移動させる第２コンベア移動手段とからなる移載装
置。