JPH0262082A - 超伝導トランジスタ - Google Patents

超伝導トランジスタ

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JPH0262082A
JPH0262082A JP63212566A JP21256688A JPH0262082A JP H0262082 A JPH0262082 A JP H0262082A JP 63212566 A JP63212566 A JP 63212566A JP 21256688 A JP21256688 A JP 21256688A JP H0262082 A JPH0262082 A JP H0262082A
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superconducting
collector
base
barrier
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JP63212566A
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Yasutaka Tamura
泰孝 田村
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Fujitsu Ltd
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    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10N60/10Junction-based devices
    • H10N60/128Junction-based devices having three or more electrodes, e.g. transistor-like structures
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    • Y10S505/702Josephson junction present

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  • Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要] 超伝導体を用いたトランジスタ、特に、ベース層を超伝
導体で形成した超伝導トランジスタに関し、 超伝導トランジスタに於けるベースとコレクタとの間に
不所望のバリヤが発生することな(、従って、電流伝達
率が良好で、且つ、半導体・超伝導体間の接触に関する
電気的特性の再現性、即ち、素子特性の再現性が良好で
あるようにすることを目的とし、 金属に比較してキャリヤ濃度が低く且つ超伝導を示す程
度にキャリヤ濃度が高く維持されて超伝導ベース層から
準粒子を引き出す為の超伝導コレクタ層と、該超伝導コ
レクタ層上に積層され且つそれとは組成を異にした同じ
物質からなっていて超伝導を示さない程度にキャリヤ濃
度が低い第一のバリヤ層と、該バリヤ層上に積層され且
つ前記超伝導コレクタ層と同じ組成の物質からなってい
て超伝導を示す程度にキャリヤ濃度が高い超伝導ベース
層と、該超伝導ベース層上に積層され且つそれとは組成
を異にした同じ物質からなっていて超伝導を示さない程
度にキャリヤ濃度が低い第二のバリヤ層と、該バリヤ層
上に積層され且つ前記超伝導コレクタ層及び前記超伝導
ベース層と同じ組成の物質からなっていて超伝導を示す
程度にキャリヤ濃度が高い超伝導エミッタ層とを備えて
なるよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、超伝導体を用いたトランジスタ、特に、ベー
ス層を超伝導体で形成した超伝導トランジスタに関する
近年、臨界温度が液体窒素の沸点、即ち、77(K)を
越えるような酸化物高温超伝導体が発見され、エレクト
ロニクスの分野に於いても、その利用が期待されている
長年に亙り超伝導エレクトロニクスの分野で使用されて
きたジョセフソン接合は、高速且つ低消費電力である旨
の利点をもつが、本質的に二端子素子である為、回路的
な工夫のみでは実現できない機能がある。
従って、超伝導現象を利用した三端子素子、即ち、トラ
ンジスタ動作をする素子が得られれば種々な機能を実現
できて好都合であり、特に、高温超伝導体を用いて実現
できれば多くの分野に進歩をもたらすことができる。
〔従来の技術〕
第4図は本発明者等が開発した超伝導ベース・トランジ
スタの要部切断側面図を表している。
図に於いて、21は半絶縁性1nP基板、22はn+型
1nGaAsコレクタ層、23はn型InGaAsコレ
クタ層、24はInAAGaAsコレクタ層、25はn
型1nGaAsコレクタ層、26はn+型1nGaAs
コレクタ層、27はニオブ(Nb)からなる超伝導ベー
ス層、28は酸化アルミニウム(AAO,)のトンネリ
ング・バリヤ層、29はNbのエミッタ層、30はNb
のコレクタ・コンタクト層、31は二酸化シリコン(S
i02)からなる絶縁膜、32はNbのエミッタ電極、
33はNbのベース電極、34はNbのコレクタ電極を
それぞれ示している。尚、図示されていないが、実際に
は、コレクタ層23とコレクタ層24との間、コレクタ
層24とコレクタ層25との間には、ごく薄いノン・ド
ープのInGaAsスペーサ層が介挿されている。
との超伝導ベース・トランジスタに於ける各部の主要デ
ータを例示すると次の通りである。
(1)  コレクタ層22について 厚さ:500(nm) 不純物濃度=2×1019〔Cl11弓〕(2)  コ
レクタ層23について 厚さ:50(nm) 不純物濃度’5X10”(am弓〕 (3)下側スペーサ層について 厚さ:5(nm) (4)  コレクタ層24について 厚さ:100100( n値:O,1,4 (InAIXGa+−x As) (5)上側スペーサ層について 厚さ:5(nm3 (6)コレクタ層25について 厚さ:10(nm) 不純物濃度: 5 X 10”  (cm−3)(7)
  コレクタ層26について 厚さ:30(nm) 不純物濃度: 2 X 1019(cm−’)(8)超
伝導ベース層27について 形成技術:マグネトロン・スパッタリング法厚さ: l
 50  (nm) (9)トンネリング・バリヤN28について厚さ:60
 〔人〕 α0) エミッタ層29について 形成技術:マグネトロン・スパッタリング法厚さ:10
0(nm) aυ 絶縁膜31について 形成技術:マグネトロン・スパンタリング法厚さ:80
00  (人〕 図から明らかなように、前記説明した超伝導ベース・ト
ランジスタに於いては、コレクタがInG a A s
 / I n A I G a A sのへテロ接合か
らなっていて、その上にNbからなる超伝導ベース層2
7がマグネトロン・スパンタリング法で形成され、また
、エミッタ層29も同じ<Nbであって、超伝導ベース
層27とエミッタ層29との間にアルミニウムの酸化物
からなるトンネリング・バリヤ層28を介挿しである。
さて、エミッタ層26とベース層27との間に電圧を印
加し電流を流すと、ベース層27には準粒子が注入され
る。ベース層27とコレクタとの間には超伝導体のエネ
ルギ・ギャップ程度の高さのバリヤが存在し、前記注入
された準粒子は前記バリヤを貫通してコレクタに流れる
このように、コレクタ電流はエミッタからベースに注入
した電流で制御される。
〔発明が解決しようとする課題] 前記説明したような超伝導ベース・トランジスタでは、
複数の半導体層からなるコレクタと超伝導ベース層との
間に存在する超伝導ギャップと同程度の大変に小さなバ
リヤを再現性良く形成する必要がある。
一般に、半導体と超伝導体との界面は不安定であって、
超伝導ギャップより大きな電気的障壁が生成され易く、
そして、そのようになると準粒子がコレクタまで透過す
る確率は極めて小さ(なってしまうから電流利得は得ら
れない。しかも、半導体に通常の超伝導体のエネルギ・
ギャップ、即ち、数ミリ・エレクトロン・ボルト、具体
的には1.5 (meV)程度のバリヤ高さで超伝導体
を接触させることは、かなり困難な技術であり、研究室
段階では可能であっても、量産ラインでの製造歩留りは
大変に悪くなる筈であり、また、半導体・超伝導体接触
の電気的性質を再現性良く実現させる技術も未だ確立さ
れていない。
本発明は、超伝導トランジスタに於けるベースとコレク
タとの間に不所望のバリヤが発生することなく、従って
、電流伝達率が良好で、且つ、半導体・超伝導体間の接
触に関する電気的特性の再現性、即ち、素子特性の再現
性が良好であるようにする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の詳細な説明する為の超伝導トラン、ジ
スタの要部説明図を表している。
図に於いて、1は酸化物超伝導体コレクタ層、2は酸化
物バリヤ層、3は酸化物超伝導体ベース層、4は酸化物
バリヤ層、5は酸化物超伝導体エミッタ層、6はコレク
タ電極、7はベース電極、8はエミッタ電極をそれぞれ
示している。
この超伝導トランジスタに於いては、コレクタ層1、ベ
ース層3、エミッタ層5が使用温度で超伝導特性を示す
。バリヤ層4及び5はコレクタ層1、ベース層3、エミ
ッタ層5と同様の酸化物からなっているが、組成を異に
している為、超伝導電流を搬送するキャリヤ濃度が小さ
い値になっていて超伝導性は示さない。
前記各酸化物層は理想的には単一の単結晶からなるか、
或いは、少なくとも類似の結晶構造をもち、組成の相違
に依ってキャリヤ濃度に差がある点を除けば、同種の物
質と見做して差支えないものである。尚、コレクタ電極
6、ベース電極7、エミッタ電極8は金属からなってい
る。
前記説明から判るように、この超伝導トランジスタに於
いては、全てが本質的に同種類の結晶構造物質で構成さ
れていることから、ベース層3とコレクタ層lとの間に
不所望の電気的障壁が生成される虞は殆どな(、従って
、電流伝達率は良好であり、素子特性の再現性も良好で
ある。
本発明に依る超伝導トランジスタに於いては、金属に比
較してキャリヤ濃度が低く且つ超伝導を示す程度にキャ
リヤ濃度が高く維持されて超伝導ベース層から準粒子を
引き出す為の超伝導コレクタ層(例えば酸化物超伝導体
コレクタ層1)と、該超伝導コレクタ層上に積層され且
つそれとは組成を異にした同じ物質からなっていて超伝
導を示さない程度にキャリヤ濃度が低い第一のバリヤ層
(例えば酸化物バリヤ層2)と、該バリヤ層上に積層さ
れ且つ前記超伝導コレクタ層と同じ組成の物質からなっ
ていて超伝導を示す程度にキャリヤ濃度が高い超伝導ベ
ース層(例えば酸化物超伝導体ベース層3)と、該超伝
導ベース層上に積層され且つそれとは組成を異にした同
じ物質からなっていて超伝導を示さない程度にキャリヤ
濃度が低い第二のバリヤ層(例えば酸化物バリヤ層4)
と、該バリヤ層上に積層され且つ前記超伝導コレクタ層
及び前記超伝導ベース層と同じ組成の物質からなってい
て超伝導を示す程度にキャリヤ濃度が高い超伝導エミッ
タ層(例えば酸化物超伝導体エミッタ層5)とを備えて
なるよう構成する。
〔作用〕
第2図は第1図に見られる超伝導トランジスタに於ける
キャリヤに対するポテンシャル・ダイヤグラムを表し、
第1図に於いて用いた記号と同記号は同部分を示すか或
いは同じ意味を持つものとする。
図から判るように、エミッタ層5からコレクタ層1まで
のポテンシャル変化を示し、エミッタ層5、ベース層3
、コレクタ層1に於いては、バリヤ層4及び2に比較し
てキャリヤ濃度が高い為、ポテンシャルは低くなってい
る。また、エミッタ層5とベース層3の間、ベース層3
とコレクタ層1との間に於けるキャリヤ濃度は低いから
、キャリヤに対するポテンシャルは高くなっている。こ
のポテンシャルが高い領域はキャリヤに対してバリヤと
して作用を果たすので、前記したようにバリヤ層4及び
2としである。
バリヤ層4及び2に於けるバリヤ高さは、超伝導体のキ
ャリヤ濃度の差で決定される。これは、従来の超伝導ト
ランジスタに於けるバリヤ高さが主に半導体(或いは絶
縁体)と超伝導金属とのへテロ界面で決定されるのに比
較して大きな特徴であり、本発明に依る場合にはキャリ
ヤ濃度の値を変えれば良いのであるから、その制御性の
点で優れていることは云うまでもない。また、材料とし
て超伝導エネルギ・ギャップが大きい酸化物超伝導体を
用いていることから、ベース・コレクタ間のバリヤ高さ
は、従来の低温超伝導体を用いたものに比較し、高くて
も良い旨の利点がある。このようなことを利点と呼ぶの
は、低いバリヤを制御するよりも高いバリヤを制御する
方が容易であることに依る。
第1図に見られるように、本発明の超伝導トランジスタ
では、エミッタ層5、ベース層3、コレクタ層1は本質
的に同質の物質が接合された構成になっている。従って
、第2図に見られるように、ポテンシャルは連続的に延
びていて、各層間に特性上悪影響を与えるような電気的
障壁は生成されない。また、結晶構造を異にする物質量
で接合を生成させる場合のような技術的困難さが全く存
在しないことは理解されよう。
〔実施例〕
第3図は本発明一実施例の要部切断側面図を表し、第1
図及び第2図に於いて用いた記号と同記号は同部分を示
すか或いは同じ意味を持つものとする。
図に於いて、9は絶縁性基板を示している。
本実施例に於ける各部分の主要データを例示すると次の
通りである。
(1)  コレクタ層1について 材料:  (La、−XSrX)t Cub4X値:0
.075 厚さ:400(nm) (2)バリヤ層2について 材料:  (LaI−x S rx )z Cu○4X
値:0.02 厚さ:200(nm) (3)  ベース層3について 材料:  (LaI−1ISr、)2 cuoaX値:
0.075 厚さ:100(n10 0(nバリヤ層4について 材料: (Lad−、s rX>Z cuo4X値:O
,OX 厚さ:50(nm) (5)  エミッタ層5について 材料:  (La1−x S rx ) t cuo4
X値:0.075 厚さ:200(nm) (6)  コレクタ電極6、ベース電極7、エミッタ電
極8について 材料:Au 厚さ:1 〔μm〕 前記実施例では、超伝導を示す層と超伝導を示さない層
とでキャリヤ濃度を変える為、構成元素の組成を種々変
化させるようにしたが、これは、酸化物超伝導体として
、例えば、B j z Y Cu 30イを用いると、
酸素の量Xを変えるのみでキャリヤ濃度を変化させるこ
とが可能である。
具体的には、B iz YCu30Xに於いて、X値を
約6.7〜6.8程度にすると超伝導を示すようになり
、また、X値を約6.4以下にすると半導体的性質を示
すようになる。
また、B15rCaCuOを用い、 2:2:O:1:6 なる組成にした場合、臨界温度Tcは10(K)程度と
なり、また、同じく、 2  : 2:1:2:8 なる組成にした場合、臨界温度T、は80(K)程度と
なり、更にまた、同じく、 2:2=2:3:10 にした場合、臨界温度Tcは110(K)程度となる。
因みに、Nbを超伝導体とした場合の臨界温度Tcは9
.2 (K)程度である。
前記したところから理解できるように、本発明の超伝導
トランジスタでは、接合する物質が何れも酸化物であり
、しかも、結晶構造にも共通点が多く、コレクタからエ
ミッタに至るまで、殆ど同じ物質で構成できるところが
大きな強みであり、例えば、前記のB15rCaCuO
ではCa=0とする場合はあるものの、その外は全く同
し物質が採用されている。
〔発明の効果〕
本発明に依る超伝導トランジスタに於いては、エミッタ
、ベース、コレクタの各層が実質的に同種の物質で構成
されている。
このような構成を採っていることから、異種物質間の接
合を形成した場合に発生する技術的問題を考慮する必要
は皆無であり、また、各層間、特に、ベースとコレクタ
との間に電気的障壁が生成されることがないので、電流
伝達率が大きいなど素子特性が良好な超伝導トランジス
タを再現性良く実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
第・1図は本発明の詳細な説明する為の超伝導トランジ
スタの要部説明図、第2図は第1図に見られる超伝導ト
ランジスタに於けるキャリヤに対するポテンシャル・ダ
イヤグラム、第3図は本発明一実施例の要部切断側面図
、第4図は先行技術に依る超伝導ベース・トランジスタ
の要部切断側面図をそれぞれ表している。 図に於いて、1は酸化物超伝導体コレクタ層、2は酸化
物バリヤ層、3は酸化物超伝導体ベース層、4は酸化物
バリヤ層、5は酸化物超伝導体エミッタ層、6はコレク
タ電極、7はベース電極、8はエミッタ電極をそれぞれ
示している。 第1図 第2図 本発明−実施例の要部切断側面図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 金属に比較してキャリヤ濃度が低く且つ超伝導を示す程
    度にキャリヤ濃度が高く維持されて超伝導ベース層から
    準粒子を引き出す為の超伝導コレクタ層と、 該超伝導コレクタ層上に積層され且つそれとは組成を異
    にした同じ物質からなっていて超伝導を示さない程度に
    キャリヤ濃度が低い第一のバリヤ層と、 該バリヤ層上に積層され且つ前記超伝導コレクタ層と同
    じ組成の物質からなっていて超伝導を示す程度にキャリ
    ヤ濃度が高い超伝導ベース層と、該超伝導ベース層上に
    積層され且つそれとは組成を異にした同じ物質からなっ
    ていて超伝導を示さない程度にキャリヤ濃度が低い第二
    のバリヤ層と、 該バリヤ層上に積層され且つ前記超伝導コレクタ層及び
    前記超伝導ベース層と同じ組成の物質からなっていて超
    伝導を示す程度にキャリヤ濃度が高い超伝導エミッタ層
    と を備えてなることを特徴とする超伝導トランジスタ。
JP63212566A 1988-08-29 1988-08-29 超伝導トランジスタ Pending JPH0262082A (ja)

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EP89308504A EP0357321B1 (en) 1988-08-29 1989-08-22 Superconducting transistor
US07/397,506 US5106822A (en) 1988-08-29 1989-08-23 Transistor with superconducting collector, base, and emitter separated by non-superconducting barrier layers

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