JPH0261331A - 絞弁組立体 - Google Patents

絞弁組立体

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JPH0261331A
JPH0261331A JP21073188A JP21073188A JPH0261331A JP H0261331 A JPH0261331 A JP H0261331A JP 21073188 A JP21073188 A JP 21073188A JP 21073188 A JP21073188 A JP 21073188A JP H0261331 A JPH0261331 A JP H0261331A
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JP
Japan
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throttle valve
builtup
rotating shaft
throttle
cast member
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Application number
JP21073188A
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English (en)
Inventor
Satoshi Suzuki
敏 鈴木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は燃料噴射装置の絞弁組立体に係り、特にエンジ
ンの熱的条件が変化してもスムースに開閉することが出
来る多連絞弁用絞弁組立体に関する。
〔従来の技術〕
エンジンの出力向上を目的として、エンジン1気筒に対
して2個の絞弁を持つ所謂多連絞弁を有するエンジンが
提案され、実用化されている。また絞弁は通気抵抗を出
来るだけ少なくするために上記多連絞弁の絞弁組立体は
エンジンの吸気弁近くに設けることが望ましく、このこ
とはエンジン出力の向上にも有効である。
一方、エンジンのアイドル回転数を出来る限り下げて燃
費を少なくすると共に、回転数を安定させ騒音を低下さ
せることの要求がある。アイドル回転数を決める一つの
要素として、絞弁の外周と絞弁組立体の内壁との間隙の
大きさが上げられるが、従来は、その大きさに80〜1
00μmと比較的大きい間隙とすることが出来たが、最
近のエンジン性能からの要求技術ではとの°間隙を10
〜20μm程度にする必要が生じている。
また、絞弁をエンジンの吸気弁の近くに設けることは絞
弁及び絞弁組立体はエンジンから発生する熱の影響を今
迄以上に受は易くなり、絞弁の円滑な開閉動作が不能に
なると言う問題が生ずる。
特に多連(例えば二連)絞弁はその回転軸に耐久性の関
係から鉄材が使用されており、一つの回転軸に複数個(
二個)の弁体が固定されている。そして各々の絞弁はア
ルミニューム材で構成された絞弁組立体にあけられた吸
気孔に設けられる。
かかる構成のもとでは前述したエンジン側からの熱によ
って、回転軸と絞弁組立体の線膨脹係数の差から隣接す
る上記通気孔内壁側と弁体外周側とが接触し、弁体が全
開不能、もしくは弁体と上記吸気孔とが噛合い弁体が回
動不能となると言う問題もある。このことは特に排気容
量の大きいエンジン、あるいは気筒数の多いエンジンは
上記絞弁組立体に設けられた吸気孔間のアルミニューム
の肉厚が大きくなるため、熱的変形が大きくなり、その
影響は大きい。
この問題を解決するために、回転軸を絞弁毎に独立して
設け、夫々回転軸を連結機構でもって連結する方法、(
例えば特開昭56−113023号)あるいは回転軸の
材質を絞弁組立体と同じアルミニューム材で構成する方
法等が提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前者は連結機構によって生ずる機械的ガタ、組立工数の
増加等の問題があり、後者は回転軸の耐久性2強度剛性
等に問題がある。
本発明はこれらの問題を解決するためになされたもので
あって、その目的はエンジンからの熱的影響を受けず、
スムースに開閉動作が可能な絞弁組立体を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の目的は絞弁組立体にあけられた吸気孔間を上記
絞弁回転軸とほぼ等しい線膨脹係数の材質でもって上記
組立体内に鋳込むことによって達成される。
〔作用〕
前述した絞弁組立体の母体は一般にアルミニュームから
成り、その線膨脹係数は鉄の約2倍である。したがって
、上記組立体にあけられた複数の吸気孔内にあって一本
の鉄材から成る回転軸に固定された複数の絞弁は常温時
に上記吸気孔中心に固定したとしても、エンジン高速運
転からエンジンを停止した場合、上記組立体は外気温に
よっては一時的に100℃以上にまで温度上昇する場合
がある。
かかる高温状態におけるアルミニュームと鉄の線膨脹係
数の差は、上記吸気孔内径と弁体の外径との差でもって
吸収することができない。
したがって本発明では上記吸気孔内のアルミニューム母
体内に上記回転軸の線膨脹係数とほぼ等しいか、あるい
は回転軸と同一部材を鋳込むことによって互いに隣接す
る吸気孔内の間隔は熱によって広がることが抑制され、
それによって上記絞弁は絞弁組立体の吸気孔内で噛合う
危険性は解消されることになる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面にしたがって説明する。第
1.2.3図は二連絞弁用絞弁組立体の平面図、側面図
、およびA−A’断面図の概略図を示す。絞弁組立体1
は一般にアルミニュームから成り、2ケ所にあけられた
吸気孔3はその中に絞弁4が組込まれ、該絞弁は夫々絞
弁止めねじ6によって回転軸2に固定されている。また
上記回転軸2の両端は軸受7によって固定され、図示し
ない車両のアクセルペダルを踏むことによってすンク機
構を介して上図回転軸6が回転し、それと共に上記絞弁
4の開閉動作が行われる。なお、8は上記絞弁を元に戻
すための復帰用バネである。
この場合、上記吸気孔3の内壁と絞弁4の外周とは10
〜20μm程の間隙を有しており、通常の開閉動作は円
滑に行われるように構成されている。
鋳込み部材5は上記絞弁組立体1を鋳造によって形成さ
れる時に同時に鋳込まれるものである。鋳込み部材5の
鋳込み箇所は上記組立体1にあけられた通気孔のほぼ中
間のアルミ母体内であり、上記回転軸2を上記組立体1
に挿通させるためにあけられた穴9の中心線に対してほ
ぼ対称であり、かつ平行であるのが望ましい6また上記
鋳込み部材5の材質は上記回転軸2の材質の線膨脹係数
と近似しているか、もしくは回転軸2と同一の材質を用
いればよい。因みに上記回転軸の材質は先に述べたよう
に耐久性1強度等の関係から多くの場合は鉄材が使用さ
れている。したがって上記鋳込み部材5の材質は鉄材を
用いればより効果が上がる。また鋳込み部材5は図に示
す実施例の如く円筒状を有し、その両端には突起状の鍔
部10を備えている。
以上の構成において、上記絞弁組立体1をエンジンの吸
気管側に設置し、絞弁を開閉させてエンジンの吸入空気
量を制御する場合、当然エンジン側からの熱が伝わり上
記組立体1は温度上昇する。
この熱は上記組立体1にある二つの吸気孔4の互いに隣
接する側の内周壁の間隔L(第3図)を広げようとして
作用する。しかしながら二つの吸気孔4間のアルミニュ
ーム母体の中にアルミニュームの線膨脹係数より小さい
鋳込み部材5が鋳込まれ、しかもその両端に鍔部10が
設けられているため、熱による上記吸気孔内周壁間のL
寸法の延びは抑制される。一方、回転軸2に夫々固定さ
れた絞弁4は自己の線膨脹係数に応じて軸方向に延びる
が、それに伴なって二つの絞弁4の間隔が広がることに
なる。したがって、前述した吸気孔3と絞弁4との間隔
は多少の熱による膨張の差にあるが、この差は吸気孔内
壁面と絞弁外周面とのわずかの間隙に充分吸収し得るの
で、上記絞弁組立体が高温領域にさらされたとしても、
絞弁4が吸気孔3の内周壁と噛合う事はなく、絞弁4の
円滑な開閉操作が出来るようになる。
第4図は上記鋳込み部材5の変形例で、突起状の鍔部1
0は円筒部の両端以外に中間部にも2ヶ設けたものであ
る。このようにすれば、アルミニューム母体と鋳込み部
材である鉄との線彫版差によって生ずる圧力が平均化さ
れると共に、前述せる抑制効果はより大きくなる。尚上
記鍔部10の数及び形状は特に限定するものではない。
第5図は他の変形例であり、第1〜3図に示す鋳込み部
材の形状のものを軸方向に短くして、これを2個直列に
設けたものである。第6図は更に他の実施例を示すもの
であり、第6図に示す鋳込み部材5は円筒ではなく、両
端に鍔部10を備えた柱状部材11を複数本備え、これ
らを連結部材12でもって夫々の柱状部材11を互いに
平行になるように支持し、これを前記回転軸穴9の中心
線に対して平行に配置して鋳込むものである。なお場合
によっては単に複数の柱状部材のみでもよい。
第7,8図は前述せる円筒状の鋳込み部材5が前記組立
体1の中に鋳込まれた時の断面を示す部分拡大図である
。第7図は円筒状の鋳込み部材5の内周面が直接上記回
転軸2の穴9となるような鋳込み方法を示すものである
。なおこの場合鋳込み部材5が鉄材を使用する場合は特
にその内周面を防備処理をする必要がある。第8図は円
筒状の鋳込み部材5を太くして、上記組立体の鋳造時に
円筒内周にアルミニューム母材が流れ込むようにし、し
かる後に回転軸2用の穴9をあけるようにしたものであ
る。このような鋳込み方法によれば、鋳込み部材の内周
面はアルミニュームで覆われるので、例え鋳込み部材に
鉄を使用しても銹ひる恐れはない。なおこの鋳込み方法
は第1〜3図の実施例に示すものである。
鋳込み部材5によって、2個の絞弁組立体1を結合する
方式を第9図から第11図に示す。
この場合、第1から第3図に示す方式より、熱膨張によ
る絞弁の食い付き防止効果が増加する。
反面、鋳込み部材5のさびの問題が懸念される。
その他の構成説明については前述した通りである。
〔発明の効果〕
以上、本発明によれば絞弁用絞弁組立体を鋳造する時、
絞弁の回転軸の線膨脹係数と近似の部材、もしくは回転
軸と同一部材の鋳込み部材を二つの吸気孔内のアルミニ
ューム母林間に鋳込むことによって、絞弁組立体の温度
上昇による熱膨張が抑制され、高温時においても絞弁が
吸気孔内で噛合うことが防止でき、円滑な弁の開閉操作
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明からなる絞弁組立体の平面図、第2図は
側面図、第3図は第2図のA−A’断面図、第4図、第
5図、第6図は本発明からなる鋳込み部材の他の実施例
、第7図、第8図は本発明からなる鋳込み部材の鋳込み
状態を説明する図、第9図及至第11図は他の実施例で
ある。 1・・・絞弁組立体、2・・・回転軸、3・・・吸気孔
、4・・・絞弁、5・・鋳込み部材、9・・・回転軸用
穴、10・・・鍔部。 躬 図 第4の 紹30 情70 $Sの

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の吸気孔が設けられ、該夫々の吸気孔の中心線
    を挿通して上記吸気孔内に配置された絞弁を固定する上
    記絞弁用の回転軸を備えた絞弁組立体において、互いに
    隣接する上記吸気孔の上記組立体内に上記回転軸とほぼ
    近似な線膨脹係数を有する鋳込み部材を鋳込んだことを
    特徴とする絞弁組立体。 2、上記鋳込み部材の材質は上記回転軸の材質と同一部
    材であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    絞弁組立体。 3、上記鋳込み部材は複数の凸部を備えていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項、第2項記載の絞弁組立
    体。 4、上記鋳込み部材は円筒状を有し、上記回転軸が上記
    円筒状鋳込み部材の内壁を貫通するように構成したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項記載の絞弁
    組立体。 5、上記円筒状鋳込み部材の内径が上記回転軸を挿通す
    る穴の内径よりも大きいかまたは等しいことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項、第2項記載の絞弁組立体。 6、上記鋳込み部材は複数の柱状部材からなり、上記柱
    状部材は上記回転軸を挿通する穴に対して平行で、かつ
    上記穴の中心線に対して放射状に配置して鋳込んだこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項記載の絞弁
    組立体。
JP21073188A 1988-08-26 1988-08-26 絞弁組立体 Pending JPH0261331A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0335235U (ja) * 1989-08-11 1991-04-05
EP0841477A1 (de) * 1996-11-08 1998-05-13 Alusuisse Technology & Management AG Drosselklappenanordnung einer Verbrennungskraftmaschine

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0335235U (ja) * 1989-08-11 1991-04-05
EP0841477A1 (de) * 1996-11-08 1998-05-13 Alusuisse Technology & Management AG Drosselklappenanordnung einer Verbrennungskraftmaschine
WO1998021460A1 (de) * 1996-11-08 1998-05-22 Alusuisse Technology & Management Ag Drosselklappenanordnung einer verbrennungskraftmaschine

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