JPH0261215A - 水田給水制御装置 - Google Patents
水田給水制御装置Info
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- JPH0261215A JPH0261215A JP21147188A JP21147188A JPH0261215A JP H0261215 A JPH0261215 A JP H0261215A JP 21147188 A JP21147188 A JP 21147188A JP 21147188 A JP21147188 A JP 21147188A JP H0261215 A JPH0261215 A JP H0261215A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、水田給水制御装置に関するものである。さ
らに詳しくはこの発明は、水田の水量調節の管理のため
の労力、コストや用水の無駄使いをなくし、常時、水田
の水位を簡便に一定に保つことのできるフロート方式の
水田給水制御装置に関するものである。
らに詳しくはこの発明は、水田の水量調節の管理のため
の労力、コストや用水の無駄使いをなくし、常時、水田
の水位を簡便に一定に保つことのできるフロート方式の
水田給水制御装置に関するものである。
(従来の技術)
従来、水田に用水を供給するための取水はほとんどが手
動により行われており、水田の水位を一定に保つために
は、人が水田まで出向いて水量の調節を行うほかになか
った。この見廻りをしないと、水田の水はあふれ、用水
の無駄使いとなり、かつ用水路の下流においては水不足
を引き起こすことになる。このため、水田の水の自然減
少量および/または降雨による自然増加量等によって、
1日に何回となく水田の水位を見廻り管理しなければな
らず、これに要する手間は多大のものであった。また、
人間の目測による水位の調節のため、一定の水位に保持
することは困難であった。
動により行われており、水田の水位を一定に保つために
は、人が水田まで出向いて水量の調節を行うほかになか
った。この見廻りをしないと、水田の水はあふれ、用水
の無駄使いとなり、かつ用水路の下流においては水不足
を引き起こすことになる。このため、水田の水の自然減
少量および/または降雨による自然増加量等によって、
1日に何回となく水田の水位を見廻り管理しなければな
らず、これに要する手間は多大のものであった。また、
人間の目測による水位の調節のため、一定の水位に保持
することは困難であった。
このような水田の水位調節における労力を低減し、水田
の水位を一定に保つための手段として、これまでにもた
とえば第4図に示したような自動用水調節装置が提案さ
れてもいる。
の水位を一定に保つための手段として、これまでにもた
とえば第4図に示したような自動用水調節装置が提案さ
れてもいる。
この例は、自動用水調節装置(ア)を水田(イ)に配置
し、取水パイプ(つ)を介して用水路(工)に接続して
いる。用水路(1)を流れる用水の水位(オ)と水田(
イ)との高低差により用水は、取水パイプ(つ)を通り
、取水口(力)から自動用水調節装置(ア)内に入り、
出口(キ)がら水田(イ)へと流れる。水田(イ)の水
位(り)を一定に保つためにこの例においては、自動用
水調節装置(ア)の内部に上部開口部(ゲ)と下部開口
部(コ)を設け、これら上下開口部(ゲ)(コ)の各々
の下部にパツキン(す) (シ)を配置してこれが連動
可能となるように可動軸(ス)に固定し、さらに、可動
軸(ス)の下端には水位調節用のフロート(セ)を配設
している。
し、取水パイプ(つ)を介して用水路(工)に接続して
いる。用水路(1)を流れる用水の水位(オ)と水田(
イ)との高低差により用水は、取水パイプ(つ)を通り
、取水口(力)から自動用水調節装置(ア)内に入り、
出口(キ)がら水田(イ)へと流れる。水田(イ)の水
位(り)を一定に保つためにこの例においては、自動用
水調節装置(ア)の内部に上部開口部(ゲ)と下部開口
部(コ)を設け、これら上下開口部(ゲ)(コ)の各々
の下部にパツキン(す) (シ)を配置してこれが連動
可能となるように可動軸(ス)に固定し、さらに、可動
軸(ス)の下端には水位調節用のフロート(セ)を配設
している。
フロート室(ソ)の壁面には、水田(イ)からの水が入
るように複数の縦長の溝(夕)を形成している。
るように複数の縦長の溝(夕)を形成している。
出口(キ)から流れ出た用水は水田(イ)に供給され、
水田(イ)の水は溝(夕)からフロート室(ソ)に流れ
込み、フロート(セ)は水の浮力により浮き上がる。こ
のとき、水田(イ)の水位(り)とフロート室(ソ)内
の水位は、同じ高さとなる。
水田(イ)の水は溝(夕)からフロート室(ソ)に流れ
込み、フロート(セ)は水の浮力により浮き上がる。こ
のとき、水田(イ)の水位(り)とフロート室(ソ)内
の水位は、同じ高さとなる。
フロート(セ)の水の浮力による上昇にともない、これ
と連動するように可動軸(ス)に固定しであるパツキン
(す) (シ)は上昇する。水田(イ)の水位(り)が
所定の水位に達すると、パツキン(す)(シ)は、各々
、上部開口部(ゲ)および下部開口部(コ)を閉鎖する
。これにより、用水の水田(イ)への供給が停止する。
と連動するように可動軸(ス)に固定しであるパツキン
(す) (シ)は上昇する。水田(イ)の水位(り)が
所定の水位に達すると、パツキン(す)(シ)は、各々
、上部開口部(ゲ)および下部開口部(コ)を閉鎖する
。これにより、用水の水田(イ)への供給が停止する。
また、水田(イ)の水位(り)が下がった場合には、フ
ロート(セ)は下降し、パツキン(す)(シ)がこれに
連動して下降し、上下両開口部(ケ)(コ)が開き、再
び用水は出口(キ)から水田(イ)へと流入する。
ロート(セ)は下降し、パツキン(す)(シ)がこれに
連動して下降し、上下両開口部(ケ)(コ)が開き、再
び用水は出口(キ)から水田(イ)へと流入する。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、この第4図に例示した自動用水調節装置
は水田への用水供給を自動化するものではあるが、フロ
ート(セ)の動きによって水位調節するためには水田(
イ)の水位(り)をフロート室(ソ)の水位と同じ高さ
にしなければならない、つまり、自動用水調節装置(ア
)を水田(イ)上に設置し、用水路(1)と水田(イ)
との水位差を大きくとり、取水口(力)および出口(キ
)を自動用水調節装置(ア)の上部側壁に配設せざるを
得ない。
は水田への用水供給を自動化するものではあるが、フロ
ート(セ)の動きによって水位調節するためには水田(
イ)の水位(り)をフロート室(ソ)の水位と同じ高さ
にしなければならない、つまり、自動用水調節装置(ア
)を水田(イ)上に設置し、用水路(1)と水田(イ)
との水位差を大きくとり、取水口(力)および出口(キ
)を自動用水調節装置(ア)の上部側壁に配設せざるを
得ない。
このため、たとえば用水(工)の水位(オ)と水田(イ
)の水位(り)との高低差が小さい場合には、第4図に
示したような自動用水調節装置は実質的に使用できない
ことになる。また、この高低差によっては、水田(イ)
の水位(り)調節も困難となる。
)の水位(り)との高低差が小さい場合には、第4図に
示したような自動用水調節装置は実質的に使用できない
ことになる。また、この高低差によっては、水田(イ)
の水位(り)調節も困難となる。
また、この自動用水調節装置(ア)を安定に水田(イ)
上に設置するためには取付環(チ)を設けなければなら
ず、設置も面倒であった。
上に設置するためには取付環(チ)を設けなければなら
ず、設置も面倒であった。
この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもので
あり、従来の手動または機械化方式による水田の水位゛
調節法の欠点を克服し、常時、簡便に水田の水位を一定
に保つことができ、しかむ、用水と水田との水位差が小
さくとも容易に水位調節を行うことができる新しいフロ
ート方式の水田給水制御装置を提供することを目的とし
ている。
あり、従来の手動または機械化方式による水田の水位゛
調節法の欠点を克服し、常時、簡便に水田の水位を一定
に保つことができ、しかむ、用水と水田との水位差が小
さくとも容易に水位調節を行うことができる新しいフロ
ート方式の水田給水制御装置を提供することを目的とし
ている。
(課題を解決するための手段)
この発明は、上記した課題を解決するために、取水口を
連通させた本体上面に開閉口を設け、この開閉口上部に
球状のフロートを配置し、該フロートを、開閉口下方に
配置した開閉弁を支持する補助弁とともに相互に連動す
るように上下可動軸に固定してなることをガイドする水
田給水制御装置を提供する。
連通させた本体上面に開閉口を設け、この開閉口上部に
球状のフロートを配置し、該フロートを、開閉口下方に
配置した開閉弁を支持する補助弁とともに相互に連動す
るように上下可動軸に固定してなることをガイドする水
田給水制御装置を提供する。
この発明の装置においては、フロートを水田の水に浮か
べ、水田の水位の変化に応じてフロートが動き、この動
きが可動軸を介して連結した補助弁に連動し、さらには
、補助弁の動きにともなって開閉弁が動き、開閉口が開
閉して自動的に用水の供給・停止を制御するようにして
いる。装置本体は水田地面下に埋設することができ、こ
のことによってフロートの動きのみによって水位調節が
容易となる。
べ、水田の水位の変化に応じてフロートが動き、この動
きが可動軸を介して連結した補助弁に連動し、さらには
、補助弁の動きにともなって開閉弁が動き、開閉口が開
閉して自動的に用水の供給・停止を制御するようにして
いる。装置本体は水田地面下に埋設することができ、こ
のことによってフロートの動きのみによって水位調節が
容易となる。
水田の水位の設定変更は、フロート上部に設けた上下可
動軸へのフロート位置合わせ結合の調整によってフロー
ト下面と開閉弁上面との距離を調節することで可能とな
る。
動軸へのフロート位置合わせ結合の調整によってフロー
ト下面と開閉弁上面との距離を調節することで可能とな
る。
(作 用)
この発明の水田給水制御装置においては、フロート方式
によって水田の水の浮力でフロートを作動させ、その上
下動で開閉弁を開閉することで用水の供給・停止を自動
的に簡便に制御することができる。
によって水田の水の浮力でフロートを作動させ、その上
下動で開閉弁を開閉することで用水の供給・停止を自動
的に簡便に制御することができる。
また、フロートの移動位置調整は容易で、装置本体を水
田地面下に埋設して使用できるため、その設置が容易で
あるとともに、用水路と水田との水位差が小さい場合に
も有効に作動させることができる。
田地面下に埋設して使用できるため、その設置が容易で
あるとともに、用水路と水田との水位差が小さい場合に
も有効に作動させることができる。
(実施例)
次に、実線例を示し、この発明についてさらに詳しく説
明する。
明する。
第1図は、この発明の水田給水装置の一例を示したもの
である。
である。
本体(1)の側壁には取水口(2)を設け、上面には開
閉口(3)を設けている。
閉口(3)を設けている。
開閉口(3)の上部に球状中空体のフロート(4)を配
置し、また開閉口(3)の下部には開閉弁(5)および
補助弁(6)を配置している。
置し、また開閉口(3)の下部には開閉弁(5)および
補助弁(6)を配置している。
フロート(4)、開閉弁(5)および補助弁(6)は、
可動軸(7)を介して連動するようにしである。フロー
ト(4)は、フロート位置合わせ結合(8)で可動軸(
7)の所定の位置に固定している。この結合(8)はネ
ジ式としてもよい。
可動軸(7)を介して連動するようにしである。フロー
ト(4)は、フロート位置合わせ結合(8)で可動軸(
7)の所定の位置に固定している。この結合(8)はネ
ジ式としてもよい。
補助弁(6)は可動軸(7)の下端に固定している。開
閉弁(5)は、補助弁(6)に支持されているだけで、
補助弁(6)および可動軸(7)には固定されていない
、また、開閉弁(5)には、複数の水抜き孔(9)を形
成している。
閉弁(5)は、補助弁(6)に支持されているだけで、
補助弁(6)および可動軸(7)には固定されていない
、また、開閉弁(5)には、複数の水抜き孔(9)を形
成している。
また、この例においては、フロート(4)にはガイドピ
ン(10)を付設しており、このガイドピン(10)を
本体(1)の上面に設けたガイド(11)に摺接させ、
フロート(4)の上下動がガイドされるようにしている
。
ン(10)を付設しており、このガイドピン(10)を
本体(1)の上面に設けたガイド(11)に摺接させ、
フロート(4)の上下動がガイドされるようにしている
。
開閉口(3)近傍には泥よけ壁(12)を配置している
。この泥よけ壁(12)は、水田の土砂、草などが開閉
口(3)に侵入し、開閉弁(5)の作動を阻害するのを
防止するためのものである。
。この泥よけ壁(12)は、水田の土砂、草などが開閉
口(3)に侵入し、開閉弁(5)の作動を阻害するのを
防止するためのものである。
以上のような構造からなるこの装置例においては、フロ
ート(4)は、球状体、また中空体とすることが好まし
く、比重の小さい樹脂等によって形成することができる
。また、装置¥本体(1)についても樹脂あるいは金属
等によって形成することができる。開閉弁(5)、補助
弁(6)の形状、大きさ、材質は任意のものとすること
ができる。
ート(4)は、球状体、また中空体とすることが好まし
く、比重の小さい樹脂等によって形成することができる
。また、装置¥本体(1)についても樹脂あるいは金属
等によって形成することができる。開閉弁(5)、補助
弁(6)の形状、大きさ、材質は任意のものとすること
ができる。
第2図は、この第1図に示した水田給水制御装置の1使
用例を示したものである。
用例を示したものである。
なお、この第2図には、用水の流出入を見やすくするた
めに泥よけ壁を省略している。
めに泥よけ壁を省略している。
本体(1)は水田(13)の地面下に埋設し、本体(1
)と用水路(14)とはエルボ管またはフレキシブル管
等の接続パイプ(15)により接続している。
)と用水路(14)とはエルボ管またはフレキシブル管
等の接続パイプ(15)により接続している。
用水路(14)を流れる用水は、その水位(16)と装
置本体(1)との高低差によって出水口(17)から流
出し、接続パイプ(15)を通って取水口(2)より本
体(1)内に流れ込む。
置本体(1)との高低差によって出水口(17)から流
出し、接続パイプ(15)を通って取水口(2)より本
体(1)内に流れ込む。
本体(1)内の用水の浮力によりフロート(4)は上方
へ押し上げられ、開閉口(3)が開く。この開閉口(3
)から用水は、水田(13)へ流入する。
へ押し上げられ、開閉口(3)が開く。この開閉口(3
)から用水は、水田(13)へ流入する。
フロート(4)と補助弁(6)とは可動軸(7)に固定
しであるため、フロート(4)の上昇にともなって補助
弁(6)も上昇する。開閉弁(5)も補助弁(6)に支
持されているのでフロート(4)の上昇に連動して上昇
する。
しであるため、フロート(4)の上昇にともなって補助
弁(6)も上昇する。開閉弁(5)も補助弁(6)に支
持されているのでフロート(4)の上昇に連動して上昇
する。
水田(13)の水位(18)が所定の高さになると、開
閉弁(5)は、開閉口(3)を下方から閉鎖し、用水の
水田(13)への供給は停止する。
閉弁(5)は、開閉口(3)を下方から閉鎖し、用水の
水田(13)への供給は停止する。
この状態を示したものが第3図である。
水田(13)の水位(18)の設定は、フロート(4)
の上部に設けたフロート位置合わせ結合(8)による可
動軸(7)への固定位置の選択によって変更することが
できる。すなわちフロート(4)の下面と開閉弁(5)
の上面とのl?[を調節することで、所定の水位に設定
することができる。
の上部に設けたフロート位置合わせ結合(8)による可
動軸(7)への固定位置の選択によって変更することが
できる。すなわちフロート(4)の下面と開閉弁(5)
の上面とのl?[を調節することで、所定の水位に設定
することができる。
この第3図に示した状態から水田(13)の水位(18
)が下がった場合には、フロート(4)が下降し、補助
弁(6)もフロート(4)に連動して下降する。しかし
ながら、開閉弁(5)はすぐには下降しない、これは、
開閉弁(5)下方からの用水の水圧によるものである。
)が下がった場合には、フロート(4)が下降し、補助
弁(6)もフロート(4)に連動して下降する。しかし
ながら、開閉弁(5)はすぐには下降しない、これは、
開閉弁(5)下方からの用水の水圧によるものである。
この水圧を低減するために開閉弁(5)には複数の水抜
き孔(9)を設けている。補助弁(6)が下降すると補
助弁(6)と開閉弁(5)との接触面の隙間から用水が
浸入し、水抜き孔(9)を通って開閉弁(5)の上面へ
湧出する。このことにより、開閉弁(5)の押し上げ水
圧は低減され、開閉弁(5)は、その自重とフロート(
4)の押圧によって下降する。開閉弁(5)の下降によ
って、再び、開閉口(3)が開き、用水は水田(13)
に流入する。
き孔(9)を設けている。補助弁(6)が下降すると補
助弁(6)と開閉弁(5)との接触面の隙間から用水が
浸入し、水抜き孔(9)を通って開閉弁(5)の上面へ
湧出する。このことにより、開閉弁(5)の押し上げ水
圧は低減され、開閉弁(5)は、その自重とフロート(
4)の押圧によって下降する。開閉弁(5)の下降によ
って、再び、開閉口(3)が開き、用水は水田(13)
に流入する。
もちろん以上の例によって、この発明は限定されるもの
ではない。装置の構造、設置の仕方の細部については様
々な態様が可能であることはいうまでもない。
ではない。装置の構造、設置の仕方の細部については様
々な態様が可能であることはいうまでもない。
(発明の効果)
この発明の装置によって、水田の水位を常時理想的な高
さに自動的に、かつ簡便に保つことが容易となる。また
、装置の設置も容易であり、用水路と水田の水位差が小
さい場合にも使用することができる。
さに自動的に、かつ簡便に保つことが容易となる。また
、装置の設置も容易であり、用水路と水田の水位差が小
さい場合にも使用することができる。
従来の取水法に比べて水田の水管理のための労力、コス
トが著しく軽減され、農業の省力化および経済性の向上
を図ることができ、稲の安定した効率的生育にも極めて
有効となる。
トが著しく軽減され、農業の省力化および経済性の向上
を図ることができ、稲の安定した効率的生育にも極めて
有効となる。
第1図は、この発明の装置の一例を示した断面図である
。 第2図および第3図は、各々、その−使用例を示した断
面図である。 第4図は、従来の水田給水調節装置とその使用例を示し
た断面図である。 1・・・本 体 2・・・取水口 3・・・開閉口 4・・・フロート 5・・・開閉弁 6・・・補助弁 7・・・可動軸 8・・・フロート位置合わせ結合 9・・・水抜き孔 10・・・ガイドビン 11・・・ガイ ド 2・・・泥よけ壁 3・・・水 田 4・・・用水路 5・・・接続バイブ ロ、18・・・水 位 7・・・出水口
。 第2図および第3図は、各々、その−使用例を示した断
面図である。 第4図は、従来の水田給水調節装置とその使用例を示し
た断面図である。 1・・・本 体 2・・・取水口 3・・・開閉口 4・・・フロート 5・・・開閉弁 6・・・補助弁 7・・・可動軸 8・・・フロート位置合わせ結合 9・・・水抜き孔 10・・・ガイドビン 11・・・ガイ ド 2・・・泥よけ壁 3・・・水 田 4・・・用水路 5・・・接続バイブ ロ、18・・・水 位 7・・・出水口
Claims (7)
- (1)取水口を連通させた本体上面に開閉口を設け、こ
の開閉口上部に球状フロートを配置し、該フロートを、
開閉口下方に配置した開閉弁を支持する補助弁とともに
相互に連動するように上下可動軸に固定してなることを
特徴とする水田給水制御装置。 - (2)フロートの可動軸への固定位置を調節するフロー
ト位置合わせ結合を有する請求項(1)記載の水田給水
制御装置。 - (3)球状中空体のフロートを配置する請求項(1)記
載の水田給水制御装置。 - (4)フロートにガイドピンを付設し、本体上面に設け
たガイドによってフロートの上下動をガイドする請求項
(1)記載の水田給水制御装置。 - (5)開閉弁に複数の水抜き孔を形成した請求項(1)
記載の水田給水制御装置。 - (6)開閉口近傍に泥よけ壁を配置する請求項(1)記
載の水田給水制御装置。 - (7)本体を水田地面下に埋設する請求項(1)記載の
水田給水制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21147188A JPH0261215A (ja) | 1988-08-25 | 1988-08-25 | 水田給水制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21147188A JPH0261215A (ja) | 1988-08-25 | 1988-08-25 | 水田給水制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0261215A true JPH0261215A (ja) | 1990-03-01 |
Family
ID=16606493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21147188A Pending JPH0261215A (ja) | 1988-08-25 | 1988-08-25 | 水田給水制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0261215A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007277808A (ja) * | 2006-04-03 | 2007-10-25 | Chubu Electric Power Co Inc | 取水制御装置 |
JP2012225081A (ja) * | 2011-04-21 | 2012-11-15 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 補給水用取水装置 |
-
1988
- 1988-08-25 JP JP21147188A patent/JPH0261215A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007277808A (ja) * | 2006-04-03 | 2007-10-25 | Chubu Electric Power Co Inc | 取水制御装置 |
JP2012225081A (ja) * | 2011-04-21 | 2012-11-15 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 補給水用取水装置 |
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