JPH0260909B2 - - Google Patents

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JPH0260909B2
JPH0260909B2 JP14999086A JP14999086A JPH0260909B2 JP H0260909 B2 JPH0260909 B2 JP H0260909B2 JP 14999086 A JP14999086 A JP 14999086A JP 14999086 A JP14999086 A JP 14999086A JP H0260909 B2 JPH0260909 B2 JP H0260909B2
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JP
Japan
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pressure
pressure cylinder
retainer
tapered
metal packing
Prior art date
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JP14999086A
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English (en)
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JPS636271A (ja
Inventor
Shoichi Konno
Naomi Nihei
Norio Kishimoto
Tadashi Kojima
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPS636271A publication Critical patent/JPS636271A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は厚肉の高圧筒の内面を加圧液(以下水
を例にして表現する)で超高圧加圧する場合に使
用するシーリング装置に関する。
なお、本明細書においては圧力範囲を次の通り
定義する。即ち1000Kg/cm2未満を低圧、1000Kg/
cm2以上1500Kg/cm2未満を高圧、5000Kg/cm2以上を
超高圧とする。
高圧筒の内面を圧力水で加圧する場合のシーリ
ングとして、1000Kg/cm2未満の低圧の場合は皮パ
ツキン及びOリングを使用し、1000Kg/cm2以上の
高圧の場合はメタルパツキンを使用している。
本発明は5000Kg/cm2以上の超高圧加圧の場合の
メタルパツキンに関する。
(従来の技術) 5000Kg/cm2以上の超高圧を使用する高圧筒の耐
圧力を向上させるために、内面から圧力水で超高
圧を印加し、高圧筒の内面を一部塑性変形させて
耐圧力を向上させていた。
(1) 内面全部に塑性変形を起こさせる場合は両端
部を閉鎖し、内部に圧力水を導入して所定の内
圧を印加していた。
(2) 内面の一部のみを塑性変形させる場合は第2
図示の高圧筒の加圧装置のように、高圧筒1の
内部に中心桿体2を挿入し、高圧筒1に対して
気密封止されている栓3を貫通してナツト4,
5で固定してある。
この中心桿体2には固定端2−1から中心線に
沿つて導水管6が穿設してあり、導水管6の先端
は中心線と直角方向に分岐して中心桿体2の側面
に開口している。
更に中心桿体2の外周に固定端2−1の近くに
Oリング7及びメタルパツキン8で気密封止して
あり中心桿体2の固定端2−1と反対側の先端2
−2側でメタルパツキン8の先端側に第1のスリ
ーブ9が挿嵌してある。又、先端2−2の近くに
は超高圧シーリング装置Aで気密封止してあり、
その先端側は第2のスリーブ10及び中心保持金
具11で中心桿体2の先端2−2の中心を保持し
ている。
超高圧シーリング装置Aは第3図示のように中
心桿体2の第1のテーパー部2−3と高圧筒1の
内面との間にそれぞれに挿嵌状態で第1のリテー
ナ12が設けてあり、更に中心桿体2の先端側の
円筒部分にスペーサ13、Oリング14、皮パツ
キン15からなる低圧シーリング装置がこの順に
挿嵌されている。
この皮パツキン15の先端側には先端側が外向
きのテーパー面を持つた第1のメタルパツキン1
6と、更に先端側にこの第1のメタルパツキン1
6のテーパー面に対向して接触するような内向き
のテーパー面を持つた第2のメタルパツキン17
が挿嵌されている。
この2個の第1及び第2のメタルパツキン1
6,17の更に先端側で、前記中心桿体2の第2
のテーパー部2−4及び前記円筒部分に跨がるよ
うに第2のスリーナ18が挿嵌してあり、この第
2のリテーナ18は前記先端側で第2のスリーブ
10により第2のテーパー部2−4に押圧されて
位置決めされている。これらのうち、中心桿体
2,第1のスリーブ9は前記高圧筒1の内面との
間に隙間のある遊嵌状態であるが、Oリング1
4、皮パツキン15、第2のメタルパツキン17
は高圧筒1の内面に接触状態で挿入されている。
上述のように挿入された状態で中心桿体2の導
水管6から圧力水を導入すると、圧力水は高圧筒
1の内面と中心桿体2、第1のスリーブ9の間に
圧入され、Oリング14及び皮パツキン15で一
応水密封止をする。
しかし水圧が1000Kg/cm2以上となると前記のO
リング14及び皮パツキン15での封止では完全
でなく、漏洩してくるので、この圧力水により第
1のメタルパツキン16は先端方向に押され、そ
のテーパー面で第2のメタルパツキン17の内側
に潜り込むような動作をして第2のメタルパツキ
ン17を拡張させ、高圧筒1の内面を第2のメタ
ルパツキン17の外面で強圧する。このことによ
り、この部分で高圧水のシーリングを行うもので
ある。
この場合、第2のメタルパツキン17の材質は
高圧筒1の内面保護及び内面になじませるために
高圧筒1の材質より硬度の低い材料を使用する必
要がある。
(発明が解決しようとする問題点) (1) 高圧筒1の内面全部に高圧処理をする場合は
両端封止であるので、技術的に困難はないが、
必要部分以外にも高圧処理を施してしまうの
で、余分な費用が掛かり、コスト高となつてし
まう。
(2) 必要部分のみの高圧処理の場合は上述のよう
に1000Kg/cm2未満の低圧の場合は勿論、1000
Kg/cm2以上でも5000Kg/cm2未満までの高圧の場
合には第2のメタルパツキン17で封止されて
漏洩が発生しないが、5000Kg/cm2以上の超高圧
では漏洩が多く、必要水圧の8000Kg/cm2以上に
到達する確率は極めて低い。
(問題を解決するための手段) 本発明は上述の問題を解決して、必要水圧の
8000Kg/cm2以上の超高圧の水圧が確実に印加出来
る超高圧シーリング装置を提供することを目的と
する。
即ち高圧筒1の一端の栓3により一端が固定さ
れかつ先端は高圧筒内に設けた中心保持金具11
により中心を保持されて高圧筒1の内面との間に
僅かな隙間を持つて挿任された中心桿体2の先端
の近くに説けた第1のテーパー部2−3とこれに
続く円筒部とに跨がつて挿嵌された第1のリテー
ナ12と、この第1のリテーナの先端側の前記円
筒部分に挿嵌されたOリング14及び皮パツキン
15よりなる低圧シーリング装置と、更に前記先
端側で外周が前記高圧筒1の内面に密着しかつ前
記先端側は内向きのテーパー面を設けたメタルパ
ツキン20と、さらにこの先端側に前記中心桿体
2の円筒部分の先端側の第2のテーパー部2−4
及び前記円筒部分に跨がつて挿嵌されかつ前記メ
タルパツキン側はメタルパツキン20のテーパー
面に対応して外向きのテーパー面を持つた第2の
リテーナ21と、前記中心桿体2の先端に螺合さ
れた第2のスリーブ10とよりなり、前記第1の
リテーナ12は前記第1のテーパー部2−3によ
り位置決めされかつ高圧筒1の内面との間に僅か
な隙間を持つて挿嵌されており、前記第2のリテ
ーナ21は第2のスリーブ10により第2のテー
パー部2−4に押圧されて位置決めされているも
のである。
(作用) この状態で圧力水を導入すると、圧力水は導水
管6を通り、第1のスリーブ9及び中心桿体2と
高圧筒1の内面との隙間を通つてOリング14と
皮パツキン15よりなる低圧シーリング装置を圧
迫してシールする。
さらに高圧になると上記低圧シーリング装置は
漏洩しだすので、この水圧によりメタルパツキン
20を圧迫する。このようになるとメタルパツキ
ン20は第2のリテーナ面により外方に拡張され
るような変形を来し、高圧筒1の内面を強圧状態
で密着する。
なおメタルパツキン20の材料は高圧筒1の内
面に疵を付けないため及び高圧筒1の内面になじ
み易いようにその材料より硬度が低いことが必要
である。
(実施例) 第1図は本発明の超高圧シーリング装置の断面
図で、第2図の高圧筒の加圧装置(断面図)のA
(A′)部分のものである。
高圧筒1の一端は栓3で気密封止してある。こ
の栓3を貫通して中心桿体2の固定端2−1をナ
ツト4,5で固定してある。この中心桿体2はそ
の外周は高圧筒1の内周には接続せずに僅かな隙
間を持つて先端2−2を第2のスリーブ10を介
して中心保持金具11で保持されている。中心桿
体2の固定端側にはOリングとメタルパツキン8
で気密封止してある。
更にこの気密封止個所から前記先端側に第1の
スリーブ9が中心桿体2に挿嵌してある。この第
1のスリーブ9の外周は高圧筒1の内周より僅か
に小さく、高圧筒1の内面との間に僅かな隙間を
設けてある。
また中心桿体2の固定端2−1から中心線に沿
つて導水管6が穿設してあり、この導水管6の先
端(奥側)は直角方向に分岐して中心桿体2の側
面に開口している。
中心桿体2の先端2−2の近くに前記固定端2
−1側から第1のテーパー部2−3及び第2のテ
ーパー部2−4が円筒部を挟んで設けてある。こ
の第1のテーパー部2−3及び円筒部に跨がる位
置に第1のリテーナ12がテーパー面が接触する
形で挿嵌してある。この第1のリテーナー12の
外周は高圧筒1の内面に接触せず、僅かの隙間を
設けて対向している。
上記第1のリテーナ12の前記先端側にはOリ
ング14及び皮パツキン15よりなる低圧シーリ
ング装置が設けてある。この低圧シーリング装置
の更に先端側にスペーサー19が中心桿体2に挿
嵌されている。しかしこのスペーサ19は必ずし
も必要ではない。
このスペーサ19の更に先端側に外面が高圧筒
1の内面に密着しかつ先端側が内向きのテーパー
面を持つたメタルパツキン20が挿嵌されてい
る。このメタルパツキン20の更に先端側には前
記第2のテーパー部2−4と前記円筒部とに跨が
りかつ第2のテーパー部2−4のテーパーとおな
じ傾斜の内向きテーパーを設けた第2のリテーナ
21が挿嵌されている。この第2のリテーナ21
は前記固定端側は前記メタルパツキン20の内向
きのテーパー面に密接するような外向きのテーパ
ー面となつている。
第2のリテーナ21の先端側は第2のスリーブ
10で押さえられて、第2のテーパー部2−4の
テーパー面に圧接されて位置決めされている。
上記のうち、高圧筒1の内面に密接している必
要があるのは基部Oリング7、基部メタルパツキ
ン8、Oリング14、皮パツキン15及びメタル
パツキン20のみであり、逆に高圧筒1の内面に
接触していないのは中心桿体2、第1のスリーブ
9及び第1のリテーナ12で、その他のスペーサ
19および第2のリテーナ21は接触してもよい
が、自由に摺動出来ることが必要である。
(発明の効果) 上述のように本発明の超高圧シーリング装置は
メタルパツキン20の部分が簡略化してあるた
め、中心桿体2に装着して高圧筒1に挿入する場
合、メタルパツキン20の座りの安定が崩れず正
常な状態で正規位置に容易に挿入出来る。
この結果従来の超高圧加圧の場合は5000Kg/cm2
前後から漏洩が発生して、必要水圧の8000Kg/cm2
以上に到達する確率は極めて低かつたが、本発明
の超高圧シーリング装置では10数回の実施でも何
れもスムーズに必要水圧の8300Kg/cm2迄昇圧する
ことが出来た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の超高圧シーリング装置の断面
図、第2図は高圧筒の加圧装置の断面図、第3図
は従来の超高圧シーリング装置の断面図である。 1:高圧筒、2:中心桿体、2−1:固定端、
2−2:先端、2−3:第1のテーパー部、2−
4:第2のテーパー部、10:第2のスリーブ、
11:中心保持金具、12:第1のリテーナ、1
4:Oリング、15:皮パツキン、20:メタル
パツキン、21:第2のリテーナ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 高圧筒の加圧時のシーリング装置において、
    高圧筒の一端の栓により一端が固定されかつ先端
    は高圧筒内に設けた中心保持金具により中心を保
    持されて高圧筒の内面との間に僅かな隙間を持つ
    て挿入された中心桿体の先端の近くに設けた第1
    のテーパー部とこれに続く円筒部とに跨がつて挿
    嵌された第1のリテーナと、この第1のリテーナ
    の先端側の前記円筒部分に挿嵌されたOリング及
    び皮パツキンよりなる低圧シーリング装置と、更
    に前記先端側で外周が前記高圧筒の内面に密着し
    かつ前記先端側は内向きのテーパー面を設けたメ
    タルパツキンと、さらにこの先端側に前記中心桿
    体の円筒部分の先端側の第2のテーパー部及び前
    記円筒部分に跨がつて挿嵌されかつ前記メタルパ
    ツキン側はメタルパツキンのテーパー面に対応し
    て外向きのテーパー面を持つた第2のリテーナ
    と、前記中心桿体の先端に螺合された第2のスリ
    ーブとよりなり、前記第1のリテーナは前記第1
    のテーパー部により位置決めされかつ高圧筒の内
    面との間に僅かな隙間を持つて挿嵌されており、
    前記第2のリテーナは第2のスリーブにより第2
    のテーパー部に押圧されて位置決めされているこ
    とを特徴とする高圧筒の加圧時の超高圧シーリン
    グ装置。
JP61149990A 1986-06-25 1986-06-25 高圧筒の加圧時の超高圧シ−リング装置 Granted JPS636271A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61149990A JPS636271A (ja) 1986-06-25 1986-06-25 高圧筒の加圧時の超高圧シ−リング装置

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JP61149990A JPS636271A (ja) 1986-06-25 1986-06-25 高圧筒の加圧時の超高圧シ−リング装置

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JPS636271A JPS636271A (ja) 1988-01-12
JPH0260909B2 true JPH0260909B2 (ja) 1990-12-18

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ID=15487054

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JP61149990A Granted JPS636271A (ja) 1986-06-25 1986-06-25 高圧筒の加圧時の超高圧シ−リング装置

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JPS636271A (ja) 1988-01-12

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