JPH0260758B2 - - Google Patents

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JPH0260758B2
JPH0260758B2 JP2992282A JP2992282A JPH0260758B2 JP H0260758 B2 JPH0260758 B2 JP H0260758B2 JP 2992282 A JP2992282 A JP 2992282A JP 2992282 A JP2992282 A JP 2992282A JP H0260758 B2 JPH0260758 B2 JP H0260758B2
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JP
Japan
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tape drive
capstan
tape
surface treatment
iron
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JP2992282A
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Kaoru Morinaga
Hiroshi Kawakami
Seisuke Torii
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は例えばテープレコーダのキヤプスタ
ン等に好適するテープ駆動体の表面処理装置に係
り、特にテープを安定かつ確実に走行させるよう
にしたものに関する。
〔発明の技術的背景〕 周知のように、テープ駆動体として例えばテー
プレコーダのキヤプスタン等は、第1図に示すよ
うに支持されている。すなわち、図中11はテー
プレコーダのメインシヤーシで、その所定位置に
形成された透孔111には、支持筒体12が挿通
されている。この支持筒体12はその略中央部に
鍔部121が形成されており、該鍔部121に形
成された透孔122,122にねじ13,13が
それぞれ挿通され、このねじ13,13がメイン
シヤーシ11に形成されたねじ孔112,112
に螺着されることによつて、メインシヤーシ11
に固着されている。
そして、上記支持筒体12内には、キヤプスタ
ン14が挿通されている。このキヤプスタン14
は、その図中下部がフライホイール15の回転軸
心に形成された透孔151に挿通され固着される
ことによつて、フライホイール15と一体的に回
転するようになつている。また、上記キヤプスタ
ン14は、支持筒体12内の図中上部及び下部に
設けられた支持部材16,17によつて、がたつ
きなくかつ円滑に回転するように支持されてい
る。そして、キヤプスタン14の図中下端は、上
記メインシヤーシ11に略並設されたサブシヤー
シ18の軸受け部19に当接されている。なお、
上記フライホイール15はベルト2Cを介して図
示しないモータと回転力伝達可能に連結されてい
る。
ここで、上記キヤプスタン14の図中上部に
は、テープ21を介してピンチローラ22が圧接
されるようになつている。このピンチローラ22
は、図示しないテープ定速走行用操作部材の操作
に連動して図中矢印A,B方向に移動可能なスラ
イダ23に植設された軸24に、図示の如く支持
部材25を介して回転自在に支持されているもの
である。そして、例えばテープ走行停止状態で
は、フライホイール15及びキヤプスタン14は
前述したモータの回転力が伝達されて安定に回転
しているが、スライダ23は矢印B方向に移動さ
れており、ピンチローラ22がキヤプスタン14
から離れているため、テープ走行は行なわれな
い。この状態で、前記テープ定速走行用操作部材
を操作すると、その操作に連動してスライダ23
が矢印A方向に移動され、第2図a,bに拡大し
て示すように、ピンチローラ22がテープ21を
介して回転しているキヤプスタン14に圧接され
て、ここにテープ走行が行なわれるものである。
ここにおいて、上記キヤプスタン14がテープ
21を走行させるための駆動力Fは、近似的に次
式で示される F=(μ1+μ2)P 但し、 μ1: テープ21とピンチローラ22との摩擦係数 μ2:テープ21とキヤプスタン14との摩擦係数 P:テープ21に対する圧着力 すなわち、テープ走行を安定かつ確実に行なう
ために駆動力Fを大きくとるためには、圧着力P
を一定とすると、摩擦係数μ1,μ2を大きくすれば
よいことがわかる。
一方、上記キヤプスタン14の支持筒体12に
支持部材16,17を介して支持されている部分
は、円滑な回転が望まれるため、摩擦力を少なく
することが望まれる。つまり、上記キヤプスタン
14は、支持筒体12に支持される部分は摩擦が
少なく、ピンチローラ22が圧接されるテープ駆
動部分は摩擦を大きくするように形成しなければ
ならない。
このため、従来では上記キヤプスタン14を、
鉄(Fe)、クローム(Cr)、ニツケル(Ni)を主
成分とする3元合金であるステンレス綱で、表面
が摩擦の少ない円滑な面となるうに形成し、その
後上記ピンチローラ22が圧接されるテープ駆動
部となる部分に、表面処理としてサンドブラスト
処理を施すようにしている。このサンドブラスト
処理とは、キヤプスタン14の上記テープ駆動部
分に、高速で硬質(例えばセラミツク等)の徴粒
子を叩付けテープ駆動部表面を削り取ることによ
り、第3図に示すように粗面部26を形成するよ
うにすることである。このようにすれば、第4図
に拡大して示すように、ピンチローラ22がテー
プ21を介してキヤプスタン14に圧接された状
態で、テープ21とピンチローラ22との摩擦係
数μ1及びテープ21とキヤプスタン14との摩擦
係数μ2を大きくすることができ、結果として大き
な駆動力を得ることができるものである。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、上記のような従来のテープ駆動
体の表面処理技術では、次のような不都合が生じ
る。すなわち、上記サンドブラスト処理したキヤ
プスタン14表面には、第5図の写真(500倍)
に示すように、徴細なクラツクや歪等が生じてい
る。このため、使用頻度に応じてテープ21によ
り上記クラツクや歪部分が削られ、駆動力が弱く
なつてしまい、初期の性能を長期間維持すること
ができず、耐久性に乏しいという問題がある。ま
た、特にサンドブラスト処理された表面には、上
記鉄、クローム、ニツケル等を各成分がランダム
に露出していることになるが、クローム、ニツケ
ル等に比して鉄は軟質であるため、テープ21と
の摩擦による消耗がはげしく、この点でも耐久性
を悪化させる要因となつている。さらに、サンド
ブラスト処理は、キヤプスタン14のテープ駆動
部分に、高速で硬質の徴粒子を叩付け、キヤプス
タン14表面を削り取るものであるから、先に第
3図に示したように、サンドブラスト処理された
粗面部26の径はサンドブラスト処理されない部
分の径よりも小さくなる。このため、サンドブラ
スト処理されない部分の軸心に対し、粗面部26
が偏心して形成されてしまうという不都合もあ
る。
〔発明の目的〕 この発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、テープを安定かつ確実に走行させることがで
き、耐久性にも優れた極めて良好なものとし得る
テープ駆動体の表面処理装置を提供することを目
的とする。
〔発明の概要〕
すなわち、この発明によるテープ駆動体の表面
処理装置は、鉄、クローム、ニツケルを主成分と
する合金によりテープ駆動部および軸受との摺動
部とを有して形成される被表面処理用のテープ駆
動体と、この被表面処理用テープ駆動体をそれぞ
れ軸方向に各1つあてに挿通可能として互いに所
定の間隔を有して形成された複数の挿通孔および
これら各挿通孔の両端近傍に2個1組で設けられ
それぞれ前記被表面処理用テープ駆動体のテープ
駆動部を挿通孔出口より突出せしめた状態で保持
せしめる複数組の弾性保持部材とを有してなる保
持具と、この保持具が上部に係合された状態で前
記テープ駆動体のテープ駆動部に対し化学的に活
性化し酸と反応させて前記鉄成分を主に溶解する
ことにより該テープ駆動の表面部を粗状に形成可
能な溶液が収容される処理バケツトとを具備して
なることを特徴としている。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。第6図及び第7図におい
て、第3図及び第4図と同一部分には同一記号を
符して説明する。すなわち、キヤプスタン14
は、鉄(Fe)等の軟質性金属材及びクローム
(Cr)、ニツケル(Ni)等の硬質性金属材料の合
金で形成されている。そして、上記キヤプスタン
14は前記ピンチローラ22が圧接されるテープ
駆動部分を、例えば機械的に仕上げ研摩した後
で、後述する表面処理を施すことにより、徴細な
クラツクや歪等のない粗面部27を形成するとと
もに、該粗面部27の軸心がキヤプスタン14の
回転軸心と一致するようにする。
このようにすれば、第7図に拡大して示すよう
に、ピンチローラ22がテープ21を介してキヤ
プスタン14に圧接された状態で、テープ21と
ピンチローラ22との摩擦係数μ1及びテープ21
とキヤプスタン14との摩擦係数μ2を大きくする
ことができ、結果的に大きなテープ駆動力を得ら
れるとともに、徴細なクラツクや歪等がないの
で、長期間使用しても初期の駆動力が失なわれる
ことなく耐久性を向上させることができる。
また、ここで上記粗面部27の凹状部分に上記
鉄等の軟質性金属材料が位置し、かつ突状部分に
上記クローム、ニツケルの硬質性金属材料が位置
するようになつており、実質的にキヤプスタン1
4のテープ21と直接接触する部分を全て硬質性
金属材料にすることができるので、耐久性の点で
特に効果的である。
そこで、上記粗面部27の凹状及び突状部分に
鉄及びクローム、ニツケルが位置するようにする
手段について説明する。すなわち、これはキヤプ
スタン14のテープ駆動部分の表面部を、前述の
如く化学的に活性化し酸と反応させて鉄成分を主
に溶解する如くした表面処理を施すことによつて
行なわれる。具体的に言えば、まずキヤプスタン
14のテープ駆動部分の表面部には、第8図に示
すように、鉄FeとクロームCr、ニツケルNiとが、
ランダムに露出している。このときの鉄と例えば
クロームとの単位面積当りの成分比は、第9図に
示すようになつている。第9図は、X線マイクロ
アナライザーを用いて、鉄とクロームとの単位面
積当りの成分比を分析したもので、鉄がクローム
に比してかなり多いことがわかる。
そして、今、上記ような状態となつているキヤ
プスタン14の表面を化学的に活性化して酸と反
応させて鉄成分を溶解すると、上記キヤプスタン
14の表面は、第10図に示すように、その粗面
部27の凹状部分が鉄となり、突状部分にクロー
ム、ニツケル成分が残存することになる。
ここで、上記化学的処理の具体的手段について
説明する。すなわち、キヤプスタン14を以下の
如く化学処理する。
脱脂 キヤプスタン14を抜脂材、例えば通称トリ
クレンによつて洗浄し、油類を取除く。
マスキング (1) 第11図に示すようにキヤプスタン14の
粗面部27以外の部分をマスキング液(酢酸
ビニル)28中につけて引き上げる。
(2) 第12図に示すように、キヤプスタン14
をマスキング治具29の透孔291に、その
マスキング液28をつけた方から挿入し、ス
トツパ30にあたる位置まで入れたらゆつく
り回しながら引き抜く。
(3) 引き抜いたキヤプスタン14を第13図に
示すように乾燥治具31の透孔311にさ
す。
乾燥 上記乾燥治具31を逆さにしてもキヤプスタ
ン14が抜け落ちないようになるまで乾燥させ
る。
ケミカルポーラスエツチング 乾燥終了後、第14図に示すように乾燥治具
31を逆さにしてキヤプスタン14の粗面部2
7を例えばC.P.L(ケミカルポリシングリキツ
ド)液等のフツ化水素化合物溶液32に略常温
程度で約2〜3分間つけることにより、主に鉄
成分を溶解せしめる。
水洗 中和 水洗後炭酸ナトリウム液中に約30秒間つけ中
和する。炭酸ナトリウム(5〜10gr/) 水洗 クロム酸処理 重クロム酸ナトリウム(10gr/)溶液中で
常温で約1分間にわたり上記ケミカルポーラス
エツチング処理部分を浸漬する。
水洗 マスキングの除去 上記乾燥治具31よりキヤプスタン14を抜
き取りエチルアルコールでマスキング除去。
乾燥 上記のような化学処理した場合、キヤプスタ
ン14の表面は、第15図の写真(500倍)に
示すようになり、鉄とクロームとの成分比は、
第16図のX線マイクロアナライザーに示すよ
うに、第9図に比して極めて減少していること
がわかる。
次に、上記ケミカルポーラスエツチング処理
工程において、主に鉄成分が溶解する理由につい
て説明する。すなわち、この場合処理液として用
いるフツ化水素化合物溶液32は例えばC.P.L液
で代表されるように、その主成分が硫酸とフツ化
水素酸とを化合したもので、次式のような化学式
で表わされる。
H2SO4+2HF→HSO3F+H3O+F- ………(1) このため、かかる溶液中に鉄(Fe)、ニツケル
(Ni)、クロム(Cr)等を主成分とする合金を浸
した場合には、次のような化学反応が予想され
る。
(鉄) Fe+2F-→FeF2 ………(2) (クロム) Cr+2F-→CrF2 ………(3) (ニツケル) Ni+2F-→NiF2 ………(4) ところで、この場合(2)式による鉄は常温でも激
しく反応するが、(3),(4)式によるクロムとニツケ
ルは常温では殆んど反応しないで高温に強熱され
た状態で反応をはじめことが、それらの性質によ
り裏付けされている。
つまり、の工程を略常温(反応熱もあるので
常温より30℃程度までは許容するものとする)で
処理している限りは、実質的に上記(2)式の反応の
みしか起らず、キヤプスタン14の粗面から鉄分
のみが溶解して用いる溶液中に溶け込むものであ
る。
なお、塩酸、硫酸、硝酸等の強酸液だけでは、
それらによる金属のイオン化傾向列が次に示す如
く K、Na、Ca、Mg、Al、Zn、Cr、Fe〓、Cd、
Co、Ni、Sn、Pb、Fe〓、H、Cu、Ag、Hg、Au
………(5) なる関係となつていることにより、Fe、Cr、Ni
が近接しているので、フツ化水素化合物溶液32
を用いる場合のような特徴ある溶解反応は得るこ
とができなかつた。
ところで、以上におけるマスキング工程はそ
の作業自体がかなり煩雑であるばかりか往々にし
てマスキング不良等を発生しがちであり、これは
処理後にマスキング除去工程を必要とすることに
よつてさらに助長される傾向にある。
また、以上における表面処理工程はその全体を
通じて必ずしも量産性が考慮されているとは言い
難い。
そこで、この発明ではマスキング工程を不要に
し得ると共に量産性を備えるようにしたテープ駆
動体の表面処理装置を提供するものである。
すなわち、第17図に示すようにテープ駆動部
を粗面部として形成すべく表面処理工程に供され
る被表面処理用のキヤプスタン14は保持具33
の挿通孔331に挿通される。ここで、保持具3
3は複数のキヤプスタン14をそれぞれ軸方向に
各1つあてに挿通可能として互いに格子状の如き
所定の間隔を有して平板ブロツク状のベース33
0に複数の挿通孔331が形成されていると共
に、これら各挿通孔331の両端近傍に2個1組
で設けられたゴム素材や合成樹脂素材(例えばネ
オプレン、ウンタン等で、特には耐酸性の点から
シリコンゴムが好ましい)でなる複数組のリング
状弾性保持部材332が備えられている。
なお、図中333,334はベース330の上
下に螺子335,336等によつて取着されるカ
バーである。
そして、実際に保治具33に複数個のキヤプス
タン14を挿通保持するには第18図に示すよう
な治具34を用いて行なうことにより、各キヤプ
スタン14の挿通孔出口よりの突出量が一定とな
されるもので、この場合の挿入作業は例えばX−
Y座標制御機能等を備えた自動挿入機によつてな
してやれば便利である。
ここで、治具34は一対の側板341,342
間に架設されたベース340に螺着せしめ一対の
調整螺子343,344の螺入量をこれらとギヤ
結合される調整ギヤ345のハンドル346によ
り調整してやることにより、台板347上のキヤ
プスタン14の突出量()を適宜調整し得るよ
うになされている。
このようにして挿通孔出口よりの突出量が一定
に調整された状態で複数個のキヤプスタン14を
挿通保持せしめた保持具33は第19図に示す如
く処理バケツト35の上部を覆うように係合され
る。この場合、処理バケツト35内には前述した
如きケミカルポーラスエツチング処理のための処
理溶液32′が規定量注入されていることにより、
各キヤプスタン14の突出部が該処理溶液32′
中につけられて上述した如き処理がなされる。
この場合、各キヤプスタン14はそれらを保持
せしめる保持具33における特に各下側のOリン
グ状弾性保持部材332によつて処理溶液32′
中につけられていない部分が実質的に封止されて
いるので、特にマスキング作業を施すことなくマ
スキングをしたのと等価な効果が得られるという
利点を有している。
第20図は第19図に対する外観状態を示して
いる。
而して、このようなテープ駆動体の表面処理装
置は、マスキング工程を不要にし得ると共に量産
性を備えることが可能となるものである。
そして、上記実施例ではテープ駆動体としてキ
ヤプスタン14を示したが、これは例えばテープ
ガイドローラ等の案内用のものも含むことはもち
ろんである。
また、この発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施することができる。
〔発明の効果〕
したがつて、以上詳述したようにこの発明によ
れば、テープを安定かつ確実に走行させることが
でき、耐久性にも優れた極めて良好なものとし得
るテープ駆動体の表面処理装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図a,bはそれぞれキヤプスタ
ンの取付及びその動作を説明する側断面図、上面
図及び側面図、第3図及び第4図はそれぞれ従来
のキヤプスタンを拡大して示す側面図及び上面
図、第5図は従来のキヤプスタンの表面を拡大し
て示す写真、第6図及び第7図はそれぞれこの発
明によるテープ駆動体の一実施例としてキヤプス
タンに適用した場合を示す側面図及びそれの駆動
状態を示す上面図、第8図及び第9図はそれぞれ
第6図のキヤプスタンを仕上げ研磨したときの表
面における鉄とクローム、ニツケル等との位置関
係及び成分比を示す側面図及び特性図、第10図
は第6図のキヤプスタンを化学処理したときの表
面における鉄とクローム、ニツケル等との位置関
係を示す側面図、第11図乃至第14図はそれぞ
れこの発明の改良前の化学処理の工程を説明する
ための説明図、第15図は上記化学処理した後の
キヤプスタンの表面を示す写真、第16図は上記
化学処理後における鉄とクロームとの成分比を示
す特性図、第17図乃至第20図は、この発明に
よる改良後の表面処理装置を説明するための構成
図である。 11……メインシヤーシ、12……支持筒体、
13……ねじ、14……キヤプスタン、15……
フライホイール、16,17……支持部材、18
……サブシヤーシ、19……軸受け部、20……
ベルト、21……テープ、22……ピンチロー
ラ、23……スライダ、24……軸、25……支
持部材、26……粗面部、28……マスキング
液、29……マスキング治具、30……ストツ
パ、31……乾燥治具、32……フツ化水素化合
物溶液、32′……処理溶液、33……保持具、
331……挿通孔、332……弾性保持部材、3
4……治具、35処理バケツト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鉄、クローム、ニツケルを主成分とする合金
    によりテープ駆動部および軸受との摺動部とを有
    して形成される被表面処理用のテープ駆動体と、
    この被表面処理用テープ駆動体をそれぞれ軸方向
    に挿通可能として互いに所定の間隔を有して形成
    された複数の挿通孔および前記被表面処理用テー
    プ駆動体のテープ駆動部を挿通孔出口より突出せ
    しめた状態で保持せしめる弾性保持部材とを有し
    てなる保持具と、この保持具が上部に係合された
    状態で前記テープ駆動体のテープ駆動部に対し化
    学的に活性化し酸と反応させて前記鉄成分を主に
    溶解することにより該テープ駆動の表面部を粗状
    に形成可能な溶液が収容される処理バケツトとを
    具備してなることを特徴とするテープ駆動体表面
    処理装置。
JP2992282A 1982-02-26 1982-02-26 テ−プ駆動体表面処理装置 Granted JPS58147564A (ja)

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