JPH0260121B2 - - Google Patents

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JPH0260121B2
JPH0260121B2 JP15056283A JP15056283A JPH0260121B2 JP H0260121 B2 JPH0260121 B2 JP H0260121B2 JP 15056283 A JP15056283 A JP 15056283A JP 15056283 A JP15056283 A JP 15056283A JP H0260121 B2 JPH0260121 B2 JP H0260121B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
coils
printed
degrees apart
housing
Prior art date
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Expired
Application number
JP15056283A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6042603A (ja
Inventor
Osamu Maehara
Nobutoshi Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ono Sokki Co Ltd
Original Assignee
Ono Sokki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ono Sokki Co Ltd filed Critical Ono Sokki Co Ltd
Priority to JP15056283A priority Critical patent/JPS6042603A/ja
Publication of JPS6042603A publication Critical patent/JPS6042603A/ja
Publication of JPH0260121B2 publication Critical patent/JPH0260121B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、可変磁気抵抗変化を利用する角度セ
ンサの改良に関する。
この種のものの原理を示す第1図において、1
0は90度づつ隔てて4個のコア11〜14が形成
されたステータであり、それら各コアには一次用
コイル21,22,23,24が巻装されると共
に、二次用コイル31,32,33,34も巻装
されている。そして、一次用コイル21〜24の
うち、180度隔てた位置のコイル対21と23,
22と24は互の磁極が逆相となる状態にそれぞ
れ直列に結線されると共に、それぞれのコイル対
21と23,22と24の他端間には発振器から
出力されるAsinωt,Acosωt(A:振幅ω:角速
度)の励磁信号がそれぞれ印加されている。ま
た、二次用コイル31〜34は、その180度隔て
た位置のコイル対31と33,32と34がそれ
ぞれ差動的に結線されると共に、それらコイル対
が直列に結線され、これにより各コイル対31と
33,32と34の各差動出力の和の出力が得ら
れるようにしてある。そして、ステータ10の中
心と偏心させて偏心ロータが配置され、その偏心
ロータ10はステータ40と同心の検出軸50と
一体化されている。
以上のものにおいては、コイル21と23,2
2と24にそれぞれAsinωt,Acosωtが加えられ
る結果、各コア11〜14には磁束が発生し、し
かもコア11と13,12と14の磁極は互に逆
相(一方がロータ方向のとき他方はステータ方
向)となる。そして、このとき各コアの先端とロ
ータ50の間の間隙はロータ50の回動角度θに
対応して正弦波状に変化し、その間隙に対応して
磁束密度が変化させられることになる。したがつ
て、これら二次コイル31〜34の各出力は、そ
れぞれBsinθsinωt,Bcosθcosωt,−Bsinθsinωt,
−Bcosθcosωt(ここに、Bは振幅)となり、その
結果、二次コイルの出力端には、次に示すように
位相角がロータ50の回動角度θに対応して変化
する位相信号eが取り出される。
e=B[sinθsinωt−(−sinθsinωt) +cosθcosωt−(−cosθcosωt)] =2Bcos(ωt−θ) (1) 以下、この位相信号eの位相角θを励磁信号と
比較して測定することによりロータ50の回動角
度θが求められる。
次に、上記原理に基づく公知の角速度センサに
つき、第2図およびそのA−A方向断面を示す第
3図により簡単に説明する。
図において、筒形筐体60の前蓋61と後底壁
62には、それぞれのベアリング63,64を介
して検出軸65が回動自在に支承され、先端は前
蓋61の外方に突出している。その筐体60内に
おいて、検出軸65には、それと偏心した偏心ロ
ータ66が一体的に固着され、また、筐体60の
内周壁には90度づつ隔てた位置のそれぞれに中心
方向に向かつて突設されたコア68〜71を有す
るステータ67が固定され、各コア68〜71に
はそれぞれ一次コイル72〜75が巻装されると
共に、さらにその内側にはそれぞれ二次コイル7
6〜79が巻装されている。そして、一次コイル
72〜75は、互に180度隔てた位置のコイル対
72と74,73と75の磁極が逆相となる状態
にそれぞれ直列に結線され、それぞれのコイル対
72と74,73と75の他端間は図示されてい
ない正弦波発振器のそれぞれ正弦波、余弦波の出
力端子と結線されている。また、二次コイル76
〜79は、互に180度隔てた位置のコイル対76
と78,77と79が差動的に結線されると共
に、それらコイル対間も直列に接続されている。
以上のものにおいては、検出軸65の回動角度
θに応じて各コア68〜71とロータ66の周面
間の間隙が変化し、その結果、一次コイル72〜
75より各対応したコア68〜71に発生させら
れているそれぞれ90度づつ位相のずれた正弦波状
の磁束の密度がそれぞれコアとロータ間の間隙に
対応して変化し、二次コイル76〜79の出力端
からは、前記第1図に示すように検出軸65の回
動角度θに対応した位相角を有する位相信号eが
取り出されることになる。
ところで、この種のものは、ステータにコアを
設けてそれにコイルを巻装するために大型化して
しまうことは避けられず、また、コアを有するた
めに励磁信号の角速度ωをある限度以上とするこ
とは困難である。これを改善するには、コイルを
例えばフオトエツチングにより薄型に形成したプ
リントコイルに置き換えることが考えられる。し
かし、円周上の4点にプリントコイルを固定する
に際しては、位置決め誤差の発生が避けられず、
それにより精度が直接劣化してしまう問題があ
る。また、円周方向に対しては小型化されるが、
磁束密度の変化にはロータ周面とコイル間の間隙
変化を利用するために、ロータの幅をある程度大
きくとる必要があり、長さの短縮は難しく、しか
も、検出軸とロータよりなる回転部の慣性モーメ
ントも大になるために、被検出対象の動作に影響
を及ぼす恐れもある。
ところで、いま、ロータの端面方向について検
討するのに、検出軸と同心の円板と偏心ロータと
を対向させると、その両者の対向面積は全体でみ
れば、ロータの回動角度によらず常に一定である
が、その一部、例えばX軸上における対向面積の
変化をみると、それはロータの回動角度θに対応
して正弦波状に変化し、しかも、そのX軸から90
度だけずれた位置では対向面積の変化もX軸の位
置とは90度ずれることになる。したがて、ロータ
と対向させてコイルを配置すると、その対向面積
の変化により前記の間隙変化を利用するものと同
様の動作が行なわれ、しかも、この場合の間隙は
一定で、対向面積の変化のみを利用するのでロー
タは薄円板化してよいことになる。
本発明は上記検討の結果に基づき、小型でしか
も応答性のよい角度センサを提供しようとするも
のであり、筐体に回動自在に支承された検出軸に
偏心円板を固着し、その偏心円板の端面と対向さ
せて筐体に基板を固定し、その基板の対向面上に
は、90度づつ間隔をおいた4ケ所に一次用プリン
トコイルと二次用プリントコイルを積層状態に形
成し、その一次用プリントコイルのそれぞれ180
度隔てた位置のコイル対は、その磁極を逆相の状
態に結線されると共に、それぞれのコイル対をそ
れぞれ90度位相の正弦波発振器と結線し、前記二
次用プリントコイルは、それぞれ180度隔てた位
置のコイル対を差動的に結線すると共に、両コイ
ル対間も結線し、それにより検出軸の回動角度に
対応した位相角を有する位相信号が二次用プリン
トコイルの出力端から取り出せるようにしたもの
である。
以下、本発明の実施例につき詳細に説明する。
第4図およびそのB−B方向断面を示す第5図に
おいて、小型の筒形筐体80の前蓋81と後底壁
82には、それぞれのベアリング83,84を介
して検出軸85が回動自在に支承され、先端は前
蓋81の外方に突出している。その筐体80内に
おいて、検出軸85にはそれと偏心させた円板8
6が固着され、その偏心円板86の右端面と対向
状態に基板87が筐体80の後底壁82の内面に
固定され、その基板87の対向面上には90度づつ
間隔をおいた4ケ所に一次用プリントコイル88
〜91と二次用プリントコイル92〜95が積層
状態に固定されている。そして、その一次用プリ
ントコイルのそれぞれ180度隔てた位置のコイル
対88と90,89と91は、その磁極が逆相と
なる状態に結線され、それらコイル対88と9
0,89と91の開放端は図示されていない90度
位相の正弦波発振器と結線されている。また、前
記二次用プリントコイルは、それぞれ180度隔て
た位置のコイル対92と94,93と95がそれ
ぞれ差動的に結線されると共に、その両コイル対
間も直列に結線され、その開放端から出力の取り
出しが行なわれるようになつている。
以上のものにおいては、一次用プリントコイル
88〜91に90度づつ位相のずれた正弦波状の励
磁信号が加えられる結果、各コイル88〜91は
それに対応して正弦波状に磁束密度が変化する磁
束を発生する。このとき、各コイル88〜91と
対向する偏心円板86の面積は、検出軸85の回
動角度に対応してそれぞれ90度づつの位置ずれを
有した正弦波状に変化することになり、したがつ
て二次用コイル92〜95と鎖交する磁束の密度
はさらにその変化に対応して正弦波状に変化し、
結局、二次用コイル92〜95には、振幅がそれ
ぞれ回動角度θの正弦、余弦、反転正弦、反転余
弦に対応し、それぞれは90度づつの位置ずれを有
する正弦波出力が発生し、これら二次用コイル9
2〜95の開放端からは前記(1)式と同様(但し、
振幅は2Bと異なる)に検出軸85の回動角度θ
に対応して位相角が変化する位相信号が取り出さ
れる。
而して、一次用、二次用のプリントコイルの位
置は同一基板に対して行なわれるので正確に位置
決めされ、また、その厚さは微小であり、さら
に、偏心円板も対向面積を利用するのでその肉厚
は薄くてよいことになる。
尚、上記実施例においては、各プリントコイル
間に全く形状等のばらつきがない場合を例示した
が、製作過程でわずかにばらつきが避けられない
場合には、第6,7図に示すように、筐体80の
後底壁82のコイルと対向する位置に螺孔96,
98を穿ち、そこに鉄芯97,99を螺合し、そ
のコイル内への突出長さを調節することにより各
コイル間の電磁特性を一致させるようにしてもよ
い。
以上のとおりであり、本発明は、偏心円板の端
面と対向させて基板を配置し、その基板上にプリ
ントコイルを形成しているので、全体を極めて小
型化することができ、しかも、コアなしのプリン
トコイルにより応答性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は角度センサの原理説明のためのモデル
図、第2図は従来の角度センサの構造を示す正面
断面図、第3図は第2図のA−A方向断面図、第
4図は本発明の実施例を示す正面断面図、第5図
は第4図のB−B方向断面図、第6図は本発明の
他の実施例を示す正面断面図、第7図は第6図の
C−C方向断面図である。 85:検出軸、86:偏心円板、87:基板、
88〜95:プリントコイル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 筐体に回動自在に支承された検出軸に偏心円
    板が固着され、その偏心円板の端面と対向させて
    筐体に基板が固定され、その基板の対向面上に
    は、90度づつ間隔をおいた4ケ所に一次用プリン
    トコイルと二次用プリントコイルが積層状態に形
    成され、その一次用プリントコイルのそれぞれ
    180度隔てた位置のコイル対は、その磁極が逆相
    の状態に結線されると共に、それぞれのコイル対
    はそれぞれ90度位相の正弦波発振器と結線され、
    前記二次用プリントコイルは、それぞれ180度隔
    てた位置のコイル対が差動的に結線されると共
    に、両コイル対間が結線された角度センサ。 2 筐体に回動自在に支承された検出軸に偏心円
    板が固着され、その偏心円板の端面と対向させて
    筐体に基板が固定され、その基板の対向面上に
    は、90度づつ間隔をおいた4ケ所に一次用プリン
    トコイルと二次用プリントコイルが積層状態に形
    成され、その一次用プリントコイルのそれぞれ
    180度隔てた位置のコイル対は、その磁極が逆相
    の状態に結線されると共に、それぞれのコイル対
    はそれぞれ90度位相の正弦波発振器と結線され、
    前記二次用プリントコイルは、それぞれ180度隔
    てた位置のコイル対が差動的に結線されると共
    に、各コイル対間が結線され、基板、または筐体
    のプリントコイル中心部と対向する位置には、突
    出長さを調節自在にした鉄芯が螺着されたところ
    の角度センサ。
JP15056283A 1983-08-18 1983-08-18 角度センサ Granted JPS6042603A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15056283A JPS6042603A (ja) 1983-08-18 1983-08-18 角度センサ

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JP15056283A JPS6042603A (ja) 1983-08-18 1983-08-18 角度センサ

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Publication Number Publication Date
JPS6042603A JPS6042603A (ja) 1985-03-06
JPH0260121B2 true JPH0260121B2 (ja) 1990-12-14

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JP15056283A Granted JPS6042603A (ja) 1983-08-18 1983-08-18 角度センサ

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Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0255917A (ja) * 1988-08-19 1990-02-26 Yokogawa Electric Corp 磁気レゾルバ
JPH02196922A (ja) * 1989-01-25 1990-08-03 Yaskawa Electric Mfg Co Ltd 近接二極レゾルバ
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JPS6042603A (ja) 1985-03-06

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