JPH0258527B2 - - Google Patents

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JPH0258527B2
JPH0258527B2 JP59145033A JP14503384A JPH0258527B2 JP H0258527 B2 JPH0258527 B2 JP H0258527B2 JP 59145033 A JP59145033 A JP 59145033A JP 14503384 A JP14503384 A JP 14503384A JP H0258527 B2 JPH0258527 B2 JP H0258527B2
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JP
Japan
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pressure
amount
fluidized
air
incinerator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59145033A
Other languages
English (en)
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JPS6124911A (ja
Inventor
Kunio Watabe
Kiichi Kajama
Naoichi Suzuki
Katsumi Sasaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsukishima Kikai Co Ltd
Original Assignee
Tsukishima Kikai Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tsukishima Kikai Co Ltd filed Critical Tsukishima Kikai Co Ltd
Priority to JP14503384A priority Critical patent/JPS6124911A/ja
Publication of JPS6124911A publication Critical patent/JPS6124911A/ja
Publication of JPH0258527B2 publication Critical patent/JPH0258527B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23GCREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
    • F23G5/00Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor
    • F23G5/30Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor having a fluidised bed

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、流動焼却炉の運転管理方法に関す
る。
〔従来の技術〕
流動焼却炉においては、流動砂の量や分散板の
開口比が重要な運転管理項目となるが、運転中に
これらを直接検出することはできないし、さりと
て他の計測値から推測するとしても、種々の変動
要素が重量的に加わつて、適切な管理が行い得な
い。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、流動砂や分散板の開口比の把握に
至つては、信頼性に欠けるものであつた。
本発明は、かかる従来の問題点を解決すること
を課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、焼却炉内への供給空気量、該空気
温度、プレナム室圧P1およびフリーボード部の
圧力P2を実測データとして取り込み、プレナム
室への供給空気量Qと、プレナム室圧P1からフ
リーボード部の圧力P2を減算した値として与え
られる損失圧力Pとの関係に関し、前記Qを変え
たときのPの変化曲線の勾配に基いて分散板の開
口状態を、前記曲線の圧力大小方向のレベルから
流動砂高さをそれぞれ求めて運転管理を行うこと
で解決できる。
〔作用〕
本発明では、後述のように、主に真のプレナム
室圧力Pと供給空気量Qとの関係から、分散板の
開口状態および流動砂高さを推定するので、的確
であり、実際の運転管理においてきわめて有効な
ものとなる。
〔発明の具体的構成〕
以下本発明を図面を参照しながら具体例により
さらに詳説する。
(焼却炉の運転概要) 第1図は焼却炉とその運転状態の概要を示した
もので、流動(層)焼却炉1の下部には、分散板
2を介してプレナム室3が形成されている。流動
用空気Aiは、燃焼排ガスによる空気予熱器4を
へて予熱された後、ブレナム室3へ吹込まれ、分
散板2の開口を通つて上昇し、流動砂5を流動化
させる。
また、乾燥機(図示せず)を経た、あるいは経
ないスラツジSは、コンベア6により運ばれて、
フイーダ7から炉内へ投入される。ここにスラツ
ジSの性状を表わす項目として、含水率、発熱量
および可燃分割合その他がある。補助燃料Oiは、
流動層部へ送入され、燃焼を助ける。
かかる焼却炉では、次のような実測データを得
て、運転の指標とする。すなわち、スラツジSの
投入量W、流動用空気量Q、予熱空気温度T1
プレナム室圧力P1、フリーボード部圧力P2、補
助燃料使用量F、排ガス温度T2等である。必要
ならば、プレナム室温度も用いる。
しかしながら、特にスラツジの含水率および発
熱量、ならびにフイーダ7の入口部から炉内への
洩れ込み空気量A2は実測できない。したがつて、
このままでは熱収支計算はできない。
(熱収支計算例) いま、補助燃料使用量Fが不明であるとする
と、次のようにして求めることができる。
Γ計算条件 1 焼却ケーキ量 150T/D150×1/24×103=6250Kg/H 2 ケーキ中水分 78% 6250×0.78=4875Kg/H 3 ケーキ中固形分(ds) 22% 6250−4875=1375Kg/H 4 可燃分(vol) 63.6% 1357×0.636=875Kg/H 5 灰分(ash) 36.4% 1375−875=500Kg/H 6 固形分発熱量 3500Kcal/Kg−ds 7 補助燃料の種類 特A重油 8 焼却炉出口排ガス温度 800℃ 9 予熱空気温度 650℃ 10 大気温度 20℃ 11 空気比 m=1.3 Γ焼却炉収支 (1) 出熱 a ケーキ中水分の持ち去る熱量q1 1Kg当り(100−20)+1×539+0.46(800−
100)=941kcal/Kg q1=4875Kg/H×941kcal/Kg=4587000kcal/
H b 焼却灰の持ち去る量q2 1Kg当り(800−20)×0.2=156kcal/Kg q2=500Kg/H×156Kcal/Kg=78000kcal/H c ケーキ燃焼ガスの持ち去る量q3 1Kg当り8.8×(800−20)×0.33=2265kcal/Kg q3=875Kg/H×2265kcal/Kg=1982000kcal/
H d 燃料燃焼ガスの持ち去る熱量q4 1Kg当り15.6×(800−20)×0.33=4015kcal/
Kg q4=FKg/H×4015kcal/Kg=4015Fkcal/H e 炉よりの損失熱量q5 q5=330000kcal/H f 出熱合計 Q1=q1+…+q5=6977000+4015Fkcal/
H (2) 入熱 a ケーキの燃焼熱q6 q6=1375Kg/H×3500kcal/Kg−ds=
4813000kcal/H b ケーキ燃焼空気保有熱q7 1Kg当り8.1×(650−20)0.32=1633kcal/Kg q7=875Kg/H×1633kcal/Kg=1429000kcal/
H c 燃料燃焼空気保有熱q8 1Kg当り14.8×(650−20)×0.32=2984kcal/
Kg q8=FKg/H×2984kcal/Kg=2984Fkcal/H d 燃料の発熱量q9 q9=FKg/H×10300kcal/Kg=10300Fkcal/
H e 入熱合計 Q2=q6+…q9=6242000+13234Fkcal/H Γ補助燃料必要量FKg/Hは次のようにして求め
ることができる。
a 熱バランスQ1=Q2 6977000+4015F=6242000T+13284F b 補助燃料量 F=6977000−6242000/18248−4015=79.2Kg/H 密度ρ=0.85として=93/H Γ他の例 一方、上記計算例では、スラツジの性状が判
りおよび空気洩れ込み量A2をゼロとした例で
ある。
実際、空気の洩れ込みは存在するので、これ
を求めるには、次のようにして行う。
Q2−Q1=A2×0.32(比熱)×(800−20) また、スラツジの含水率や発熱量が不明なと
きは、それを変数として求めればよい。そし
て、空気の洩れ込み量A2を、比較的短期間に
は変動するものではないので、そのA2として
は最近の値を用いて、スラツジの含水率や発熱
量を求めることができる。他方、同性状のスラ
ツジを用いているにもかかわらず、入出熱のバ
ランスが大きく変動することは、空気の洩れ込
み量が変動したと判断する。
計算結果は、CRTやプリンター等の表示器
に表示して、運転員の指標とする。表示に際し
ては、第2図a,bに示すように、たとえば円
グラフで表示することができる。
物質収支等についても同様に行うことができ
る。
(流動層高さおよび開口比について) さて、本発明の要旨について、以下に詳説す
る。
前述のように、流動層高さおよび分散板の開口
比については、運転上重要な要素であるにもかか
わらず、実測は不可能であり、また従来も勘に頼
ることが多かつた。
しかるに、損失圧力P(=P1−P2)と流動用空
気量Qとから判断できることを本発明者らは知見
した。逆に、後になつて考えると、損失圧力P
(=P1−P2)とは、分散板2の開口状態と流動砂
とによる圧力損失要因を示していること、またこ
の圧力損失量は、流動用空気量Qにより変化する
ことから、分散板2の開口状態および流動砂を求
める上で、きわめて合理的であることも発見し
た。
具体的に、本発明の運転管理方法を第3図を参
照しながら説明すると、いま流動砂高さが一定で
あるとしてP〜Qの関係がX1およびX2曲線のよ
うに変化したとする。これら曲線の勾配が異なる
のは、分散板の開口比(設計値、初期値に対す
る)が変化したためである。X1線のように勾配
が大であれば、開口比が小さい、つまり詰り気味
であり、逆にX2のように小であれば、開口が損
耗して開孔気味であることを示している。かかる
曲線の勾配は、流動層高さが変化しない短時間の
うちに、Qを変化させてPを測定すれば容易に求
めることができる。
一方、勾配は同じであるにもかかわらず、X3
線のように圧力大小方向にシフトしたとすれば、
流動砂(高さ)が変化したものであると判断す
る。
また、図中Y点の測測定だけでは、分散板の開
口比と流動砂との2つの変数があるので、どの要
素によつてその値を示したのか判断できない。こ
れに対して、本発明では、曲線の勾配とそのシフ
ト量とによつて判断するものであるから、影響を
与える要素を個別に推定できる。
なお、同図におけるゾーンZは、最適な運転範
囲を示す。また、流動用空気温度によつて若干の
影響を受けるので、それによる補正を行うとよい
が、本発明において、行うことを必須とするもの
でもない。
また、Pは一般的に次記式で与えられると考え
てよい。
P=k1×H+k2×(1/D)2 ただし、 k1、k2:定数 H:流動砂高さ(量) D:分散板開口面積 〔実施例〕 以下実施例を示し、本発明の効果を明らかにす
る。
(比較例) 従来、勘に頼ついた下においては、運転状況が
悪化したとき、流動焼却炉の運転を停止し、温度
が低下するまで丸一日以上待つて、焼却炉の内部
を点検して、分散板の開口状態および流動砂高さ
を判断していた。極端な場合、一週間程度毎、焼
却炉の停止および点検を必要としていた。
(実施例) 本発明を適用した後は、1年以上、分散板の開
口状態および流動砂高さの点検のための停止を必
要とせず、実質的に連続運転が可能になつた。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、分散板の開口状
態および流動砂高さを確実にかつ的確に求めるこ
とができ、適切な運転管理を行うことができると
ともに、連続運転が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は流動焼却炉の運転管理態様を示す概要
図、第2図は熱収支計算結果の表示例グラフで、
(a)は現状、(b)は設計(所望)値を示す、第3図は
流動空気流量と真のプレナム室圧力との相関図で
ある。 1……流動焼却炉、2……分散板、3……プレ
ナム室、Ai……流動用空気、Oi……補助燃料、
S……スラツジ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 焼却炉内への供給空気量、該空気温度、プレ
    ナム室圧P1およびフリーボード部の圧力P2を実
    測データとして取り込み、プレナム室への供給空
    気量Qと、プレナム室圧P1からフリーボード部
    の圧力P2を減算した値として与えられる損失圧
    力Pとの関係に関し、前記Qを変えたときのPの
    変化曲線の勾配に基いて分散板の開口状態を、前
    記曲線の圧力大小方向のレベルから流動砂高さを
    それぞれ求めて運転管理を行うことを特徴とする
    流動焼却炉の運転管理方法。
JP14503384A 1984-07-12 1984-07-12 流動焼却炉の運転管理方法 Granted JPS6124911A (ja)

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JP14503384A JPS6124911A (ja) 1984-07-12 1984-07-12 流動焼却炉の運転管理方法

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JPS6124911A JPS6124911A (ja) 1986-02-03
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