JPH025850Y2 - - Google Patents

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JPH025850Y2
JPH025850Y2 JP20067583U JP20067583U JPH025850Y2 JP H025850 Y2 JPH025850 Y2 JP H025850Y2 JP 20067583 U JP20067583 U JP 20067583U JP 20067583 U JP20067583 U JP 20067583U JP H025850 Y2 JPH025850 Y2 JP H025850Y2
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JP
Japan
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screen
foreign matter
pipe
upstream
valve
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JP20067583U
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JPS60108324U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は各種プラント等に設置する管路の異物
除去装置に関するものである。
従来よりプラントの冷却水管等には閉塞事故防
止のため、流入異物を除去する装置が設けられて
いる。一般には管路に金網などを設けたものであ
つて、性能的には異物を100%捕捉できること、
金網部分で完全閉塞をおこす虞れのないことが要
求されるが、現状は何れか一方が或る程度犠牲に
されている。
第1図及び第2図に従来製品の例を示す。第1
図は配管1にスクリーン2を設けたもので、異物
の捕捉は確実であるが、異物によるスクリーンの
閉塞、捕捉された異物の排出等に難があつた。第
2図はスクリーン部での閉塞を防止するため、ス
クリーンを2段にし、その間に流路を設けたもの
であるが、スクリーンを2段にし、その間に流路
を設けたものであるが、これを設けたために、異
物の一部がスクリーンを通過せずに流出するとい
う欠点があつた。なお、異物の排出については、
弁3及び4の操作により運転中に可能となつてい
る。
本考案は従来相反する機能と考えられてきたス
クリーン部での捕捉率を100%に保持することと、
完全閉塞を瞬時に回避することが可能な機構を兼
備した管路の異物除去装置を提供せんとするもの
であり、その構造はスクリーンおよび弁とその駆
動装置よりなり、通水中にスクリーンの洗浄を可
能としたものである。
即ち、本考案は管路を上流側、下流側の2段に
分けるよう夫々スクリーン、洗浄用弁及び異物排
出管を配設し、同スクリーンは管路の中心に対し
て夫々反対側に設置されると共に、管路の中央部
付近で上流側に折り曲げて中央部を仕切る形と
し、かつ洗浄用弁の回転軸の部分まで延長してな
ることを特徴とする管路の異物除去装置に係るも
のである。
以下本考案の実施例を図面について説明する
と、第3図は本考案の1実施例の異物除去装置を
示したもので、1は配管である。2,3,5は
夫々配管1に配設されたスクリーン、洗浄用弁及
び異物排出管で、各々上流側及び下流側に1個宛
設置されている。また異物排出管5には排出弁4
が設けてある。2枚のスクリーン2,2は各断面
において管路の約1/2の面積を占め、管路の中心
に対して夫々反対側に設置されると共に、スクリ
ーン2は管路の中央部付近で上流側に折り曲げて
中央部を仕切る形とし、洗浄用弁の回転軸の部分
まで延長する。また上流側スクリーンと下流側洗
浄用弁との隙間は、スクリーン2のメツシユより
小さくなるよう上流側の仕切スクリーンを下流側
に洗浄用弁形状に合わせて延ばす。
次に作用を説明すると、通常運転時において
は、洗浄用弁の弁体は流れに平行な位置(第3図
の実線の位置)に設定されていて、上流より流入
する異物は、上流側洗浄用弁で二分される流れの
何れかに乗つてスクリーンの懐に入り捕捉され
る。異物がスクリーン内に一定量以上堆積する
と、これを管外に排出する必要があるが、通水中
に実施することが原則であるため、上流側と下流
側の洗浄は交互に行なう。
上流側スクリーン2の洗浄は、上流側排出弁4
を開にし、上流側洗浄用弁3をスクリーンの懐を
閉じる方向に適当な角度作動させ弁体後方に生じ
る渦流を利用する。洗浄終了後は排出弁4を閉に
する。また下流側スクリーンの洗浄も同様で、下
流側洗浄用弁3と排出弁4を作動させて行なう
が、洗浄時に流入する異物がスクリーンを通らず
流出するのを防止するため、上流側洗浄用弁を作
動させ、下流側スクリーンへ直接流入する流路
(上流側スクリーンで構成される懐の部分の反対
側流路)を閉鎖しておく。
また大量の異物が一時に流入し、上流側及び下
流側のスクリーンが同時に閉塞を起こした場合
は、下流側洗浄用弁を閉にすれば、スクリーンを
通過しない流路が上流側を下流側のスクリーン間
に開かれるようになつている。
以上詳細に説明した如く本考案は、管路を上流
側、下流側の2段に分けるようスクリーン、洗浄
用弁及び異物排出管を配設したので、流入異物を
完全に捕捉することが可能である。また従来装置
で危惧されているスクリーンの完全閉塞によるト
ラブルは、下流側洗浄用弁を操作することにより
防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々従来の管路の異物除去
装置の断面図、第3図は本考案の実施例を示す管
路の異物除去装置の断面図である。 図の主要部分の説明、1……管路、2……スク
リーン、3……洗浄用弁、4……排出弁、5……
異物排出管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管路を上流側、下流側の2段に分けるよう夫々
    スクリーン、洗浄用弁及び異物排出管を配設し、
    同スクリーンは管路の中心に対して夫々反対側に
    設置されると共に、管路の中央部付近で上流側に
    折り曲げて中央部を仕切る形とし、かつ洗浄用弁
    の回転軸の部分まで延長してなることを特徴とす
    る管路の異物除去装置。
JP20067583U 1983-12-26 1983-12-26 管路の異物除去装置 Granted JPS60108324U (ja)

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JP20067583U JPS60108324U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 管路の異物除去装置

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JP20067583U JPS60108324U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 管路の異物除去装置

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Publication Number Publication Date
JPS60108324U JPS60108324U (ja) 1985-07-23
JPH025850Y2 true JPH025850Y2 (ja) 1990-02-13

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ID=30761746

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JP20067583U Granted JPS60108324U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 管路の異物除去装置

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JPS60108324U (ja) 1985-07-23

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