JPH0258410A - 信号処理方法とその装置 - Google Patents

信号処理方法とその装置

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JPH0258410A
JPH0258410A JP63208375A JP20837588A JPH0258410A JP H0258410 A JPH0258410 A JP H0258410A JP 63208375 A JP63208375 A JP 63208375A JP 20837588 A JP20837588 A JP 20837588A JP H0258410 A JPH0258410 A JP H0258410A
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JP
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circuit
signal
circuit network
signal processing
exp
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JP63208375A
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Takashi Furuhata
降旗 隆
Hiroaki Takahashi
宏明 高橋
Manabu Katsuki
学 勝木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G5/00Tone control or bandwidth control in amplifiers
    • H03G5/16Automatic control
    • H03G5/24Automatic control in frequency-selective amplifiers
    • H03G5/28Automatic control in frequency-selective amplifiers having semiconductor devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/92Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N5/923Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback using preemphasis of the signal before modulation and deemphasis of the signal after demodulation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、映像信号などの信号を所望の周波数特性を有
する信号に変換する装置に傑わり、特に伝送系における
信号のS/Nと波形ひずみを改善するの(=好適な信号
の処理方法とその装置に関する。
〔従来の技術〕
映像信号を記録再生するビデオテープレコーダやビデオ
ディスクプレーヤなどの記録再生装置、あるいは衛星放
送などの信号伝送媒体においては映像信号を周波数変調
(FM)して伝送(ないしは記録再生)する方法が一般
的に用いられている。
こうした!’M伝送系で受ける信号のS/Hの低下を防
ぐため、あらかじめ変調信号の高域成分を強調する、い
わゆるプリエンファシスを施し、FM信号の復調後に高
域成分を抑圧する、いわゆるデイエンファシスを施す信
号処理方法が従来から一般(=用いられている。
このような信号処理方法(二おいて、信号を忠実に伝送
するためには、上記の信号の高域成分を強調するプリエ
ンファシス回路の伝達関数をG、(s)それとは逆に信
号の高域成分を抑圧するデイエンファシス回路の伝達関
数を02(8)としたとき、周波数と無関数に次式が満
足されなければならない。
G、 (s)X G2(8) W k        
 ・・−・−・・・−・−(1)但し、s−jωであり
、ωは信号の角周波数、kは定数である。
この(1)式が満足されないと、伝送(ないしは記録再
生)された信号に位相ひずみ、振幅ひずみを生じ、再生
された信号がひずんだものとなってしまう。この(1)
式を満足するプリエンファシス回路並びにデイエンファ
シス回路として、それぞれ伝達関数が、 で与えられる回路網が、抵抗とコンデンサで容易かつ経
済的ζ:実現できることから、従来から多用されている
しかし、この従来方法では、上記エン7アシス回路とデ
イエンファシス回路の位相特性(二ついて。
は配慮されていない。
上記二ン7アシス回路の位相特性を改善する方法(二関
しては、特開昭5!S−131814、特開昭53−1
51815 、特公昭61−8652に記載の方法が周
知であるが、これらは上記(1)式を満足させるデイエ
ンファシス方式に関しては、十分な配慮がなされていな
い。
上記(2)式で表せるエンファシス回路を用いて信号の
S/Nを改善する方法(=関して、特開昭59−221
126 、特開昭6O−72791=記載の方法が周知
であるが、これらはいずれもデイエンファシス回路を安
定(=動作させる点(二ついて十分な配慮がなされてい
ない。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上の従来方法では、上式(2)より自明の通1バ二ン
ファシス回路の位相特性の直線性が悪いため例えば矩形
パルス性の信号に対して上記プリエンファシスを施すと
信号の立上り及び立下りの一方向にのみ大きなレベルの
オーバーシュート及ヒアンダーシェートを生じ、これを
変調信号として周波数変調を行うと、周波数偏移量がそ
の分増大してFM信号の占有帯域が増大し、より広帯域
の伝送帯域が必要となる問題がある。上記のビデオチー
ブレコーダやビデオディスクプレーヤなどの記録再生装
置においては、媒体に記録できる信号帯域には自ずと制
限がある。上記従来のプリエンファシス方式では、信号
の高域成分に対して一方向の大きなピーク波形が生ずる
ため、オーバーシェードに対してはFM信号の瞬時周波
数が極度に高くなり上記媒体の帯域制限::よって高い
周波数の信号を十分なレベルで再生することができなく
なり、いわゆる反転現象(映像信号の黒から白へ変化す
る輪郭部で黒い横引きのノイズが発生)を生じ、またア
ンダーシュートに対してはFM信号の瞬時周波数が極度
に低下していわゆるスペクトルの折返しにより画像輪郭
部でビート性のノイズを生じ、再生画質を著しく劣化さ
せる。これを防止するために、エンファシス後の信号の
オーバーシェード波形とアンダーシェード波形を強制的
にクリップ(振幅制限)するように構成するのが一般的
であるが、この波形クリップにより信号の一部が失われ
るため、もはや上記(1)式が成立しなくなり、再生波
形が大きくひずむ問題がある。また、これを防止するた
め:ニエン7アシス量を低下させるかあるいは周波数偏
移量を低下させる方法も一般に用いられる。しかし、波
形ひずみは改善されるものの、当然のことながら、その
分S/Nが劣化する本質的な問題は残る。
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を除き、上記(1
)式を満足させることができ、位相特性の直線性が良好
で、振幅ひずみや位相ひずみを生じないで、かつエン7
アシス量を大きくできて信号のS/Nを改善できるエン
7アシス回路とデイエンファシス回路を提供すること(
二ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、振幅特性が角周
波数ωの関数(1+に−cos(ω’I’))(Kは1
以下の定数)を有し、位相特性がリニア(即ち、群遅延
特性が平坦)なデイエンファシス回路を構成し、このデ
イエンファシス回路に対して、振幅特性がこのデイエン
ファシス回路の振幅特性の逆関数1 / (1+に−a
og (ωT))を近似的に有し、位相特性がリニアな
プリエンファシス回路を構成すること(二より、上記(
1)式を十分満足させる信号処理装置を実現するよう書
ニした点を第1の特徴とする。
本発明の第2の特徴は、上記プリエンファシス回路を実
現するにあたり、上記関数1/(1+K・oos (ω
T))を等比級数展開し次am(mは整数)で打ち切っ
て得られる次の関数に着目し、1−(K−coll(ω
T))+(K−oos(ωT)ゾ+−−−−−−+(−
1)”・(K−oosCωT))1この関数の振幅特性
を近似的に有し、位相特性がリニアなプリエンファシス
回路を構成するようにしたこと(:ある。
本発明の第3の特徴は、上記プリエンファシス回路の実
現(二あたり、上記関数で特にrn = 5としてそれ
を因数分解して得られる次の関数に着目し。
(1−に−cos(ωT))・(1+(K−cos(ω
T)))この第1項の関数(1−K −oos (ωT
))の振幅特性を近似的に有し、位相特性がリニアな第
1の回路網と、および第2項の関数(1+(K−aos
(ωT)))の振幅特性を近似的に有し、位相特性がI
J =アな第2の回路網を形成し、これら第1および第
2の回路網を縦続接続して上記プリエンファシス回路を
構成するようにしたことにある。
本発明の第4の特徴は、インダクタンスLとキヤパシタ
ンスCでラダー回路網を構成することにより、角周波数
ω(S=jω)に対する双曲線正接関数tanh(ST
)(Tは遅延時間定数)を有するインピーダンス回路Z
とアドミタンス回路Yが実現できることに着目し、この
インピーダンス回路2あるいはアドミタンス回路Yを用
いて、振幅特性が上記関数(1+K・oos (ωT)
)で近似的に与えられ、位相特性がリニアな上記デイエ
ンファシス回路を構成するようにしたことにある。
本発明の第5の特徴は、上記インピーダンス回路2ある
いはアドミタンス回路Yを用いて、振幅特性が余弦関数
(K・oos (ωT))で近似的に与えられ、位相特
性がリニアな回路網をm段形成して、上記の等比級数関
数 1−(K*coa(ωT))+・・−+(−1)”・(
K−oos(ωT))1で近似的に与えられる振幅特性
を有し、位相特性がリニアなプリエンファシス回路を構
成するようにしたことにある。
本発明の第6の特徴は、上記インピーダンス回路2ある
いはアドミタンス回路Yを用いて、振幅特性が上記関数
(1−Keoos(ωT))で近似的に与えられ、位相
特性がIJ エアな上記第1の回路網と、および振幅特
性が上記関数(1+(K−coll(ωT)2)で近似
的に与えられ、位相特性が17 ニアな上記第2の回路
網を形成し、これら第1および第2の回路網を縦続接続
してプリエンファシス回路を構成するようにしたことに
ある。
本発明の第7の特徴は、上記プリエンファシス回路ある
いはデイエンファシス回路をディジタル信号処理手段を
用いて、ディジタルフィルタ(−より構成した点にある
本発明の第8の特徴は、上記プリエンファシス回路に上
記(2)式で表わされる関数G、(g)を有する第2の
プリエンファシス回路を縦続(:接続し、また、上記デ
イエンファシス回路(二上記(2)式で表わされる関数
02(8)を有する第2のデイエンファシス回路な縦続
に接続するように構成した点(=ある。
〔作用〕
上記プリエンファシス回路と上記デイエンファシス回路
とは互いに逆の振幅特性を有し、かついずれも位相特性
がリニアであり、この系の総合伝達特性は、位相特性が
IJ ニアとなり、従って何ら位相ひずみを生じること
はなく、また振幅特性が周波数に関係なく一定となるか
ら、何等振幅ひずみを生じることもなく、従って、波形
ひずみなく極めて忠実に信号を伝送できる。
更に、上記プリエンファシス回路は、入力信号の高域成
分のレベルを強調するよう動作し、かつその位相特性が
リニアなため、入力信号の波形対称性が保持された出力
波形が得られる。更に具体的には、前記した矩形パルス
性の信号に対しては信号の立上り及び立下りの各エツジ
の前後(=、はぼ同等のピークレベルで奇対称にプリシ
ュートとポストシェードを生じる。このように、入力信
号の高域成分は、強調によって信号の立上り及び立下り
の各エツジの前後にプリシェードとボストシュートとし
てほぼ均等ζ二分散されるため、その波高値(尖頭対尖
頭値)は、上記(2)式で示される位相特性がリニアで
ない従来のエンファシス方式と比べて大幅に小さくなり
、従って、FM伝送する場合(=、伝送帯域を狭めるこ
とができ、また上記した過変調による反転現象やスペク
トル折返しによるビート性ノイズの発生を抑えることが
でき、かつエンファシス後の波形を強制的にクリップす
る必要もなくなるため、波形ひずみを生じないよう(二
することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面について詳細(二説明する
第1図は、本発明の一実施例に係るプリエンファシス回
路あるいはデイエンファシス回路を構成するための基本
回路10の一実施例を示す4端子回路網である。同図(
a)において、11はインピーダンス回路z、13は抵
抗R4を示す。同図(b)において、12はアビ42フ
1回路Y、14は抵抗R2を示す、上記インピーダンス
回路Zとアビ42フ1回路Yは、いずれも双曲線正接関
数tanh (S T )を近似的に実現する2端子回
路網であり、基準抵抗をR8とじて5次式で与えられる
これらのZ及びYを近似的に実現する2端子回路網11
及び12は、発明者(二上って開示された文献(特公昭
60−53485 )にも記載されているように、第2
図に示す構成のLCラダー回路網が公知である。参考ま
でに、第2図の(a)と(b)において、上記(3)式
を満足するためのインダクタンスLとキャパシタンスC
の6値は、次式で与えられる。
第2図(a)のインビーダンス2に対しては、第2図(
b)のアドミタンスYに対しては、ただし、nは1以上
の整数である。
第1図(a)の4端子回路網10において、入力電圧V
、に対する出力電圧v2の伝達関数F。(8)は、上記
(3)式を用いて次式で表わされる。
ここで、特にR,WRo とすれば、上式は次のよう(
=簡易化される。
一〇〇B(ωT)・exp(−8T)   ・・・・・
・・・・・・・(7)同様に、第1図(b)の4端子回
路網10の伝達関数Fo(s)は、次式で表わされ、 1+(R2/R0)0.8□h(sr)  ”””(8
)従って、特にR2=Ro  とすれば、この(8)式
は上記(7)式のように簡易化される。この(7)式か
ら明らかなように振幅特性が余弦関数で与えられること
から、上記基本回路10を余弦回路と以下称する。
この(7)式の伝達関数F。(Jl)を有する余弦回路
10で構成する本発明に係わるデイエンファシス回路2
00の一実施例のブロック図を第3図に示す、第5図(
=おいて、21は信号の入力端子、22はデイエンファ
シス回路200aによって信号処理された信号の出力端
子、23は係数器、24は加算器、25は遅延器である
。端子21に入力される信号は上記(7)式の伝達関数
F。(B)を有する余弦回路10で処理されてのち、そ
の出力は係数器25にてに倍(=振幅調整されて加算器
2゛4の一方に供給される。加算器24の他方には、端
子21からの入力信号が遅延器25にて時間Tだけ遅延
された信号が供給される。この加算器24にて、係数器
23からの出力と遅延器25からの出力とが加算されて
、その出力信号は端子22に出力される。
以上の構成により、入力端子21から出力端子22まで
の伝達関数H2(8)は、遅延器25の伝達関数を D(s)=exP (−9’!’)         
  ・”−−(9)として、(7)式、(9)式を用い
て次式で与えられる。
Hz(s)=D (s) + ro(s)・K−(1+
に*oog(ωT )) ・exp (−3’s’ )
 −・αQこの伝達関数H2(s)によって定まる上記
第3図のデイエンファシス回路200aの振@特性を第
4図(二示す、これより、係数器23の係数値Kを1よ
り小さく設定すれば、入力信号の高域を振幅抑圧(ω=
π/Tで最小)するデイエンファシス回路として動作す
ることが明らかである。
次に、上記(10)式の振幅環(1+K @ 008 
(ωT))で表わされるデイエンファシス特性に対して
、逆の振幅特性1/(1+に−c08(ωT))を有す
るプリエンファシス回路100の実現方法について述べ
る。
上記したように、グイエン7アンス回路の係数器23の
係数値には1より小さく設定されるため、次式が成り立
つ。
1K−oos(ωT)l<1   −・−(1υ従って
、上記の逆関数は、次式のよう(二等比級数展開(二よ
って近似できる。
+−−−・−+(−1)’・(K−aos(ω’I’)
)IIl−OJただし、mは1以上の整数である。
ここで、次式の伝達関数H,(a)l二ついて考える。
H抑乳+3.。。、、、)*exp (−”S’l’)
  ゛(至)−例として、m−3の場合(二ついて、こ
の0式に上記@式の近似を用いれば、次式が得られる。
馬(s)=exP(−5ET) −(K * 008 (ω’I’)φexp(−8T)
)睦exp(−28T)+(K−oOB(ωT)−ex
p(−8¥)) ・exp(−ST)(K−oos(ω
T) ・exp (−8T))5・=α→このα4式に
上記(7)式の余弦回路の関数F。(8)を代入すれば
、次式が得られる。
Hl (s)=exp (’ S T )−に1 ・F
O(8) ・8Xp (−28T )+x2−(r。(
s))2−exp(5T)−に5・(F’o(s))’
  ・−asタタシ、K、:++4 、 K2=に2.
 K、=+に’       −@以上の01式で与え
られる伝達関数H,(a)を有するプリエンファシス回
路100aを上記余弦回路1゜を用いて実現した一実施
例のブロック図を第5図に示す、同図において、31は
信号の入力端子、32はプリエンファシスされた信号の
出力端子である。  10a、10b、10oはいずれ
も上記第1図の4端子回路網で構成される余弦回路であ
り、その伝達関数は上記(7)式で与えられる。  3
5,34.35 はいずれも遅延器であり、それぞれ遅
延時間3T。
2T、Tを有し、したがってその伝達関数はそれぞれe
xp (−5ET) 、 exp (−28’l’) 
、 exp (−8T)で与えられる。36,57.3
8はいずれも係数器であり、それぞれ係数値−に、 、
 +に2.−に、を有する。ここで、負の係数値−に1
を有する係数器は例えば、増幅度に工を有する極性反転
回路で構成される。59は加算器である。端子31から
の信号は遅延器33により時間3Tだけ遅延されて加算
器59ζ二供給される。端子31からの信号は余弦回路
10aiユ供給され、その出力は遅延器54により時間
2でだけ遅延され、さらに係数器56で−に1倍(二振
幅調整されてから加算器39に供給される。余弦回路1
0aからの出力はさらに余弦回路10bに供給され、そ
の出力は遅延器35(二て時間Tだけ遅延され、係数器
57にて十に2倍に振幅調整されてから加算器39に供
給される。また余弦回路10bからの出力はさらに余弦
回路10oに供給され、その出力は係数器38(−て−
に3倍に振幅調整されてから加算器39に供給される。
加算器59(二供給された信号は、ここで加算され、そ
の出力は端子32より出力される。なお、上記係数器3
6.37.38の各係数値は、上記(至)式のように定
めればよいが、実際には、上記(至)式は等比級数を1
11 = 5次で打ち切っているため、打ち切り(二よ
る誤差を生ずる。この誤差が小さくなるように上記係数
値に、 、 K2.に5を適宜設定しても良く、これに
よりデイエンファシス特性の逆特性1/(1+に−00
8(ωT))をより一層正確に近似させることができる
。この誤差を小さくする上記係数値の一例は、K=(1
5の場合に、1(、=α5 (、=K) 、 K、=(
13(〉K2) 、 K、=α15(ンに5)で与えら
れる。
次に、m = 5の場合について、上記α4式は因数分
解により、次のように簡易化される。
馬(a)= C(1−に、 ・oos (ωT))・a
xP(−8T))×〔(1+に2・oos2(ω’I’
))・axP(−zST):l−Qηただし、K、 W
K 、 K2=に2         ・・・・・・(
至)このQf′I式で与えられる伝達関数馬(8)を有
するプリエンファシス回路100bの一実施例を示すブ
ロック図を第6図に示す。同図において、41は信号の
入力端子、42はグリエンファシスされた信号の出力端
子である。この第6図のプリエンファシス回路100b
は、第1の回路ブロック51と第2の涜ブロック52と
が縦続接続されて構成されている。第1の回路ブロック
51ζ二おいて、10は上記第1図の4端子回路網で構
成される余弦回路であり、その伝達関数は上記(7)式
で与えられる。
43は遅延時間Tを有する遅延器であlノ、その伝達関
数はexp(−s’r)で与えられる。44は係数値−
に、を有する係数器であり、45は加算器である。端子
41からの入力信号は余弦回路10に供給され、その出
力は係数器44で−に1倍(=振幅調整されてから加算
器45の一方に供給される。端子41からの信号は遅延
器43により時間Tだけ遅延されてから加算器45の他
方(二供給される。
加算器45(=供給された信号は、ここで加算され、そ
の出力は第2の回路ブロック52の入力として供給され
る1以上の第1の回路ブロック51の入力から出力まで
の伝達関数p、(s)は、(7)式を用いて次式で与え
られる。
P+ (’)=exp (□ S T )  Kl ・
Fo(s)=  (1−に、  ・oos  (ωT)
)・exp(−3T)   −Onこの伝達関数P 、
(a)は、上記苗代の伝達関数H,(f()の右辺第1
項と一致する。
次に、第6図の第2の回路ブロック52において、40
は次の(1)式で近似される伝達関数F、(s)を有す
る回路であり、その振幅特性が自乗余弦関数で与えられ
ることから、この回路40を自乗余弦回路と以下称する
F、(s)=+g oos2(ωT)・exp(−2S
T)   −−−eAこの自乗余弦回路40は、図示し
ないが上記第1図の余弦回路10を緩衝増幅器を介して
2段縦続に接続することによっても容易に実現すること
ができるが、それ以外の自乗余弦回路4oの一実施例を
示す4端子回路網を第7図に示す。第7図において、1
1はインピーダンス回路z、12はアドミタンス回路Y
であり、いずれも上記第1図の余弦回路で用いたものと
同じであり、同一符号を付しである。15は抵抗R3を
示す、この4端子回路網40の入力電圧V、に対する出
力電圧v2の伝達関数F、(s)は1次式で表わされる
ここで、特にRS= Ro/2とすれば、上記(3)式
を用いて、上式は次のように簡易化される。
=oos2(ωT)争exp(−28T)・・・・・・
(22) この式は、上記(4)式と一致し、従って上記の自乗余
弦回路40が実現できたことになる。
第6図の第2の回路ブロック52において、46は遅延
時間2Tを有する遅延器であり、その伝達関数はexp
(−29T)で与えられる。47は係数値十に2を有す
る係数器であ1バ48は加算器である。
上記第1の回路ブロック51からの出力は上記の自乗余
弦回路40と遅延器46に供給される。自乗余弦回路4
0からの出力は係数器47で十に2倍に振幅調整されて
から加算器48の一方に供給される。加算器48の他方
には、上記遅延器46にて時間2Tだけ遅延された出力
が供給される。加算器48(ユ供給された信号はここで
加算され、その出力は端子42に出力される1以上の第
2の回路ブロック520入力から出力までの伝達関数P
2(s)は、上記ω式を用いて次式で与えられる。
P2(s)=exp(−28’t’)+に2す、(s)
=(1+に2・oos2(ωT))・5xP(−28T
)・・・・・・(25) この伝達関数P2(s)は、上記αη式の伝達関数Ht
 (s)の右辺第2項と一致する。
以上第6図のプリエンファシス回路1oobハ、上記(
至)式の伝達関数P、(B)を有する第1の回路ブロッ
ク51と、上記(23)式の伝達関数P2(s)を有す
る第2の回路ブロック52とが縦続接続されているから
、このプリエンファシス回路100bの総合伝達関数H
,(s)は、次式で与えられる。
H7(s)−Pt (s)・P2(8)=((1−に、
−oos(ωT))−exp(−8T))X((1+に
2@ 0082(ωT ) ) ・exp (−2ST
 ) )・・・・・・(24) この式は、上記αカ式と一致し、従って所望とするプリ
エンファシス回路、即ち上記00式の伝達関数H2(a
)を有するデイエンファシス回路の振幅特性(1+K・
0o11(ωT))に対シテ、逆の振s特性1/(1+
に*oos(ωT))を有するプリエンファシス回路が
実現できたことになる。
なお、この第6図のプリエンファシス回路100bにお
いて、上記係数器44.47の各係数値は、上記(至)
式のように定めればよいが、実際(二は、′上記αη式
(及び(24)式)は等比級数なm==3次で打ち切っ
ているため、打ち切りによる誤差を生ずる。
この誤差が小さくなるように上記係数値に1.に2を設
定しても良く、具体的には例えばに=α5の場合につい
てに、はKに等しく(K1=05)K2はに2より大き
く(に2.a、S )なるように設定すれば、デイエン
ファシス特性の逆特性をより一層正確(:近似させるこ
とができる。
以上第5図および第6図のプリエンファシス回路の振幅
特性を第8図に示す、この第8図のノリエン7アシス特
性は、上記第4図のデイエンファシス特性と丁度逆の特
性になっていることはいうまでもない。
次に、上記第5図および第6図のプリエンファシス回路
の矩形パルス性の入力信号S、に対する応答波形を第9
図(二示す。
同図で(a)は入力信号S1の波形を示し、(b)は出
力信号S。の波形を示す、このよう(=矩形パルス性の
信号に対する応答波形は、信号の立上り及び立下りの各
エツジの前後に、はぼ同等のピークレベルで奇対称にブ
リシェードとポストシェードを生じる。即ち、入力信号
Siの高域成分は、強調(:よってブリシェードとボス
トシュートにほぼ均等に分散されるため、出力信号S0
の尖頭対尖頭値は、上記(2)式で示される従来のエン
ファシス方式と比べて小さくなる。
従って、このように信号処理されて出力される信号S。
を周波数変調して伝送(あるいは記録再生)する場合に
、周波数偏移量を小さく抑えることができるから、その
分FM信号の占有帯域を狭めることができ、伝送帯域の
制約を受は難くできる。
また、過変調を防止できるため、反転現象やスペクトル
折返しによるスプリアスの発生を抑えることができ、か
つ波形の強制的クリップの必要もなくなるため、波形ひ
ずみを生じないようにできる。
以上の本発明に係わる第5図あるいは第6図のプリエン
ファシス回路?=よって、伝送すべき(あるいは記録再
生すべき)信号にプリエンファシスを施してのち、FM
変調して伝送(あるいは記録再生)し、その受信信号(
あるいは再生信号)をFM復調してのち、本発明に係わ
る上記第3図のデイエンファシス回路によってデイエン
ファシスを施して、元の信号を復元するよう1;系を構
成すれば、この伝送系の総合伝達特性は、上記0式と顛
式を用いて次式で与えられる。
Hl(s)XH2(g)−exp (−(1+m)ST
)   −−(25)即ち、この系の総合伝達特性は、
一定の遅延時間(1+m )・Tを有するだけで、位相
特性はIJ ニアとなり、同等位相ひずみを生じること
はなく、また振幅特性は周波数に無関係に一定であるか
ら。
同等振幅ひずみを生じることもなく、従って波形ひずみ
なく極めて忠実に信号を伝送でき、かつ上記にの値に応
じたエンファシス量(:相応して、伝送路で受けるノイ
ズを抑圧してS/Nを改善できることが明らかである。
以上の実施例は、いずれも上記第2図(=示したLC,
9ダ一回路網を用い、いわばアナログ処理回路で構成し
た場合を示したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、ディジタル処理手段を用いたいわゆるディジタル
フィルタで構成するようにしでもよい。
上記第1図の余弦回路1oをディジタルフィルタで構成
した場合のディジタル余弦回路10I)の一実施例を第
10図(=示す。
アナログフィルタをディジタルフィルタに変換する方法
どし、て、次式のいわゆる双線形2変換を用いる方法が
知られている。
ただし、Z=6XP(STo)(T、はディジタル信号
処理系のサンプリングクロック信号の周期)この(26
)式を上記(7)式の伝達関数F。(8)に代入すれば
、次式が得E・れ7:y、。
(ただし、 N=T、/To) 第10図の実施例は、上記(27)式のF。(Z)に等
しい伝達関数を有する。同図において、61は図示しな
いA/D変換器にてサンプリングクロック信号によりア
ナログ信号が変換されて出力されるディジタル信号の入
力端子であり、62はディジタル余弦回路10Dのディ
ジタル信号の出力端子である。
63はディジタル遅延器、64はディジタル加算器であ
る。端子61からの入力信号は遅延器63にて2Nビツ
ト遅延(時間にして2Tだけ遅延)される、この信号遅
延は図示し2ないが上述のサンプリングクロック信号に
より行われる。加算器64にて、この遅延器65からの
出力信号と端子61からの入力信号とがディジタル加算
され、その加算結果が1,72倍されてからその出力デ
ィジタル信号は端子62より出力される。
以上第1oiZのディジタル余弦回路10Dを上記第6
図のアナログ処理形式のプリエンファシス回路に適用し
た場合のディジタル処理式プリエンファシス回路10Ω
0の一実施例を第11図に示す。
同図において、55はfi、 、/ D変換器、56は
D/A変換器である。  10Da、10Db、10D
oはいずれも上記第10図と同じ構成のディジタル余弦
回路である。  43D、46Dはいずれもディジタル
遅延器であり、それぞれNビット(時間にしてT)、2
Nビツト(時間にして2T)遅延する。 44D、47
Dはディジタル係数器であ1ハそれぞれ係数値−に、と
+に2を有する。 45D、48Dはディジタル加算器
である。この第11図の回路ブロック51Dと52Dは
、それぞれ上記第6図の回路ブロック51と52に対応
しており、信号処理が第6図のアナログ処理から第11
図のディジタル処理に変更されているだけで、その基本
的な動作は両者でまったく同じであり、説明は省略する
。なお、第6図の自乗余弦回路40の代わりに、第11
図の実施例では、余弦回路10Dbと10DOを縦続(
二構成して自乗余弦回路を実現しているが、その動作も
両者でまったく同じである。端子53からのアナログ信
号はA // D変換器55にてディジタル信号に変換
され、その出力は回路ブロック51Dと52Dにより縦
続にディジタル処理される0回路ブロック52Dからの
出力ディジタル信号は、D/人変換器56にてアナログ
信号に変換されて端子54に出力される。
なお、以上第6図及び第11図において、上記回路ブロ
ック51と52、及び51Dと52Dは縦続接続されて
いれば良く、その接続順序は逆であっても良く得られる
効果はまったく同じである。
同様にして、上記第3図のアナログ処理形式のデイエン
ファシス回路(二上記第10図のディジタル余弦回路1
0Dを適用した場合のディジタル処理式デイエンファシ
ス回路200bの一実施例を第12図に示す、同図にお
いて、28はA/D変換器、2PはD/A変換器、23
Dは係数値Kを有するディジタル係数器、24Dはディ
ジタル加算器、25DはNビット(時間にしてT)遅延
するディジタル遅延器である。この第12図の回路ブロ
ック20Dは、上記第3図の回路ブロック200aと基
本的な動作はまったく同じであり、説明は省略する。端
子26からのアナログ信号はA/D変換器28さ−てデ
ィジタル信号に変換され、その出力は上記回路ブロック
20Dにてディジタル処理される。(ロ)路ブロック2
00からの出力ディジタル信号は、D/A変換器291
−rJアナログ信号にvO,換されて端子27に出力さ
れる。
次(=、上記(26)式を上記α4式に代入すると、次
式が得られる。
Hl(Z)==−に; +に’、 I Z−’ −に;
 6 Z−” +にデz−5N−に2−Z  +に、 
−Z  −Ko−Z−”  、−(2B)ただし、K’
、、=に’/8 、 K’、 =に2/4 。
K′2= x/2+sxs/s 詠、 = 1+Ky2
−(29)この(28)式の伝達関数H1(Z)を有す
るプリエンファシス回路100dの他の実施例を第13
図に示す。
同図1=おいて、73はA/Di換器、74はD/A変
換器、75,76.77はいずれもディジタル加算器、
78.79,80.81はそれぞれ係数値−K。、 +
に、 。
−、; 、 +に′、を有するディジタル係数器、82
はディジタル加算器、70a、70b、70o、70d
、70e。
70fはいずれもNビット遅延(時間にしてで遅延)す
るディジタル遅延器である。端子71からのアナログ信
号はAI−”D変換器73でディジタル信号に変換され
、その出力は遅延器70a〜70fEより逐次Nビット
ずつ、最大6Nビツト遅延される。加算器75)二てA
/D変換器75からの出力と遅延器70fからの出力が
加算される。加算器76で遅延器70aと70eからの
出力が加算され、また加算器77では遅延器70bと7
0dからの出力が加算される。加算器75からの出力は
係数器78にて−に′。倍に振幅調整され、加算器76
からの出力は係数器79にて+に′1倍に、加算器77
からの出力は係数器80にて−に′2倍j;、また遅延
器70aからの出力は係数器81にて+4倍に振幅調整
される0以上の係数器78〜81からの各出力は加算器
82で全て加算され、この加算器82からの出力ディジ
タル信号はD/A変換器74にてアナログ信号に変換さ
れてから端子72に出力される。上記係数器78〜81
の各係数値は、上記(29)式のように設定されるが、
実際には、この場合も等比級数なm=3次で打ち切った
ことによる誤差を生ずるため、この誤差が小さくなるよ
うに上記係数値x;−に;を設定しても良く、これによ
りデイエンファシス特性の逆特性をより一層正確に近似
させることができ、波形ひずみをより小さくすることが
できる。具体的には、−例としてに=α5の場合(=、
 KO−α019.に’、=α075.に2=α506
 、 K、=1.15のように設定される。
以上述べたよう(二、本発明の特徴は、上記(至)式の
基本関数に着目し、この(2)式を等比級数展開により
上記04式あるいはα力式、 (24)式のように近似
することによって、上記Qd式のデイエンファシス回路
の基本関数H2(B)に対して逆振幅特性を有し位相特
性がリニアなプリエンファシス回路の基本関数H1(s
)を実現し、これにより上記(25)式の総合伝達特性
を得て高忠実な信号の伝送を実現している点にある。こ
の基本的な考え方を維持した本発明に係わるプリエンフ
ァシス回路とデイエンファシス回路の他の実施例を第1
4図に示す。
ここで、上記第3図(あるいは第12図)の実施例で実
現される上記α1式のデイエンファシス回路の基本関数
H2(8)と、上記第6図(あるいは第11図)の実施
例で実現される上記C17)式のプリエンファシス回路
の基本関数H1(s)を、上記(25)式に代入すると
次の関係式が得られる。
H′、(+1)X H2(s)= @xp (4S T
 )     ・” ” (50)ただし、 n、(a)−(1−に、・oos (ωT)) ・ex
P (−3T )H′2(s)=((1+に2・oos
2(ωT))・exp(−23T):)x((1+に@
cos(ωT)) ・exp(−s’r))m=5  
                 ・・・・・・・・
・(31)である。
即ち、上記の基本関数H+(s)とH2(8)を用いる
代わ1月;、上記(50式で定義される新しい基本関数
H1(s)とH’2 (s)を用いても、高忠実に信号
伝送できる条件(6の式が成立する。この新しい第1の
基本関数H′、(s)は上記第8図と同様に高域で振幅
強調するプリエンファシス特性を有し、また新しい第2
の基本関数H’2(8)は上記第4図と同様に高域で振
幅抑圧するディエンファシス特性を有する。
第14図において、(a)は上記関数H′、(s)を実
現するプリエンファシス回路100eの他の実施例を示
すブロック図であり、(b)は上記関数H’2(8)を
実現するデイエンファシス回路200Cの他の実施例な
示すブロック図である。
上記(31)式のH’、(g)は、上記α9式のP+ 
(s)と一致する( Hl(s)−P 、(s) )こ
とから上記第14図(、a)のプリエンファシス回路は
、上記第6図の回路ブロック51とまったく同じ構成で
実現でき、従って同一符号で示しである。また、上記(
30式のH2(8)は、上記01式のH2(8)と上記
(π)式のP2(11)との積と一致する( H;(s
)= H2(8)・P2(s))ことから、上記第14
図(b)のデイエンファシス回路は、上記第3図の回路
の縦続接続(その接続順序は逆でもよい)で構成でき、
従ってこれらと同一符号で示しである。この第14図の
実施例はアナログ処理の場合を示しているが、上記第1
1図、第12図の実施例と同様にして、上記第14図の
実施例の各回路プロッ回路ブロック51D、20D、 
52Dをそれぞれ用いることにより、第14図とまった
く同じ作用、効果の得られるディジタル処理方式のプリ
エンファシス回路とデイエンファシス回路を構成できる
以上述べたように、本発明においては、プリエンファシ
ス回路とデイエンファシス回路をいずれもアナログ処理
とディジタル処理の両方で実現できるが、本発明によれ
ば、上記第3図あるいは第14図の(b)の実施例に示
したよう(二、デイエンファシス回路の方を特1ニアナ
ログ処理方式で比較的簡単な構成で実現でき、これ(−
より最も動作の安定した系を構成できる効果が得られる
即ち、上記のプリエンファシス回路とディエ/7アシス
回路に映像信号を供給した場合を考えると、これらプリ
エンファシス回路とデイエンファシス回路をディジタル
処理回路で構成すると、図示していないが信号処理のた
めの上述サンプリングクロック信号を映像信号の同期信
号(=同期して生成する必要があり、従って映像信号の
同期信号を安定して分離できなければならない、プリエ
ンファシス回路に入力される映像信号より同期信号を安
定して分離することは容易であ1バ従ってこのプリエン
ファシス回路をディジタル処理回路で構成することは動
作の安定性の面でまったく問題はなく、ディジタル処理
により高精度の所望の特性が得られる効果がある。しか
し、このプリエンファシス回路(=よってプリエンファ
シスが施すれた映像信号は、上記第9図(:も示したよ
うに立上り及び立下りのエツジの前後(二鋭く大きなレ
ベルのピーク波形をもつため、このようなプリエンファ
シスの施された映像信号より同期信号を識別して安定に
分離するのは一般に困難である。しかし、このプリエン
ファシスされた映像信号を入力とするデイエンファシス
回路を上記第3図あるいは第14図(b)の実施例のよ
うにアナログ処理回路で構成すれば、同期信号の識別1
分離は不要となり、それに伴なう動作安定性の問題はな
くなり、高忠実かつ安定な系が構成できる効果が得られ
る。
以上の本発明によるプリエンファシス回路によってプリ
エンファシスが施された波形は上記第9図に示したよう
(二、信号の高域強調によってブリシェードとポストシ
ェードに均等に分散されて信号の尖頭対尖頭値が、上記
(2)式で示される従来のエン7アシス方式より小さく
なる。これをいいかえれば、伝送路の帯域などの条件:
二よって定まる高域強調された信号の尖頭対尖頭値を一
定のもとで考えれば、本発明の方法によれば従来方式よ
りエンファシス量を更:二増加させることが可能となり
、その分S/Nを改善できる効果が得られる。
このエンファシス量を増加させる方法として、上記係数
にの値を大きく設定する方法が最も容易であるが、上記
(2)式の伝達関数G + (s)とG2(s)を有す
る従来から公知の第15図の一実施例に示すプリエンフ
ァシス回$90aトfイエ/ファシス回路90bを上記
本発明のプリエンファシス回路、デイエンファシス回路
と併用するよう(=シても良い。
更1:具体的(=は、第15図において、91.92は
コンデンサ、95〜96は抵抗であり、この第15図(
a)のプリエンファシス回路90aを、上記第5図、あ
るいは第6図、あるいは第11図、あるいは第13図、
あるいは第14図(a)の実施例に示した本発明のプリ
エンファシス回路と縦続(二接続してプリエンファシス
基を構成し、また、上記第15図(b)のデイエンファ
シス回路90bを、上記第3図、あるいは第12図、あ
るいは第14図(b)の実施例に示した本発明のデイエ
ンファシス回路と縦続(二接続してデイエンファシス系
を構成する。
以上の構成(=よれば、上記(2)式の時定数T、とT
2(第15図のコンデンサ91 、92と抵抗93〜9
6の値によって定まる)を比較的大きな値に設定すれば
、一方の伝達関数G、(s)の7’+)エン7アシス回
路を主として信号の低域強調のために用いることができ
、他方の伝達関数H,(s+)あるいはH’、(8)の
プリエンファシス回路を主として信号の高域強調のため
に用いることができ、従って広い周波数範囲に渡ってエ
ン7アシス量を増やすことができ波形ひずみなく S/
Nを改善することができる。
なお、上記第15図の実施例で実現される上記(28)
式の伝達関数はm=3の場合を示したが、この(28)
式は、任意の整数mを用いて、一般に次のように表わさ
れる。
(ただし、k、は定数)        ・・・・・・
(32)また、この(32)式に上記(26)式を代入
すれば5次式が得られる。
+exP((2m−1)ST))     ”−・(犯
)即ち、上記(52)式は本発明に係わるディジタル処
理方式プリエンファシス回路の一般的な伝達関数を示し
、また上記(33)式はアナログ処理方式プリエンファ
シス回路の一般的な伝達関数を示し、いずれも上記第1
3図と同様に一般に遅延時間Tを有する遅延器を2m段
縦続接続して構成することにより実現でき、本発明の範
ちゅうに含まれるものである。
本発明においては、上記(25)式あるいは(30式を
満足させるように、上記プリエンファシス回路とデイエ
ンファシス回路の各係数値に、に、、に2゜K、、Ko
、に’、 、に′2.に’、、に、を設定することによ
り波形ひずみを最小にすることを主旨とするものである
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばプ
リエンファシス回路の所定のプリエンファシス量(二対
して、デイエンファシス回路のデイエンファシス量を可
変にして、具体的には上記第3図(あるいは第12図)
の係数器23(あるいは23D)の係数値Kを可変にし
、あるいは上記第14図(b)の実施例では係数器23
の係数値にと係数器47の係数値に2の少なくとも一方
を可変にすることlこより、系全体の周波数特性を波形
ひずみなく可変にすることができ、これlこより、上記
デイエンファシス回路8周波′#!1.特性の調整手段
として回路規W1.を増やすことなく経済的Iこ活用で
きる効果が得られ、この場合も本発明の主旨にそうもの
である。
なお、上記第3図、第6図1 !14図の実施例では、
上記第1図の実施例1こ示した余弦回路を用いて構成し
た場合を示したが、本発明はこnfこ限定されるもので
はない。
上記(31)式に示した本発明に保わるプリエンファシ
ス特性の基本関数比(s) (=P、(s))を実現す
る他の実施例を第16図に示す。同図において、301
は信号の入力端子、502は回路ブロック1001fご
てプリエンファシスが施された信号の出力端子。
305 、504はそれぞれ+Vcc 、 −Vccの
電源電圧の供給端子である。Q、〜Q3はトランジスタ
、310は遅延時間Tを有する遅延器、511〜319
は抵抗。
320はコンデンサである。ここで抵抗511の値はi
!I延器310の特性インピーダンスRLと等しい値I
こ設定され、この抵抗311はトランジスタQtのコレ
クタ負荷抵抗として接続されると共に、上記遅延器31
0の終端抵抗ξして遅延器310の出力側に接続される
。遅延器310の入力端はトランジスタQ。
のコレクタに接続される。またトランジスタQ、/:も
のエミッタlこはそれぞれ抵抗516と514が接続さ
れ、かつこの両トランジスタ(/Jエミッタは抵抗31
2を介して接続される。トランジスタQ、のベース(工
接地され、トランジスタQ、のベースζこは端子301
からの入力信号がコンデンサ520を介して供給すれる
。トランジスタQ、のコレクタからの出力はトランジス
タQsfこで反転増幅されてのちQsのコレクタより端
子3021こ出力される。以上で構成される上記回路ブ
ロック100fの伝達関数は上記(31)式のH((S
)(あるいは上記(19)式のP、(s))で近似的に
与えられる。このプリエンファシス特性を有する伝達関
数HI′(s) (= R(s) )の係数値に、は、
抵抗512と313の値をそれぞれRa 、 Rbとす
ると、次式で近似的に与えられる。
次lこ上記(10)式に示した本発明lこ係わるデイエ
ンファシス特性の基本関数Ht(s)を実現する他の実
施例を第17図に示す。1司図1こおいて、401は信
号の入力端子、402は回路ブロック200dlごてデ
イエンファシスが施された信号の出力端子、405゜4
04はそnぞれ+Vcc 、 −Vcc UJ 11.
源電圧の供給端子であるo Q4〜Q6はトランジスタ
、410は遅延時間Tを有する遅延器、411〜419
は抵抗、420はコンデンサである。抵抗411の値は
遅延器410の特性インピーダンスRx、と等しい値に
設定され、()抵抗411はトランジスタらのコレクタ
負荷抵抗上して接続されると共に、上記遅延器410の
終端抵抗さして遅延器410の出力側に接続される。
遅延器410の入力端はトランジスタqのコレクタfこ
接続される。トランジスタqとQ、のエミッタlこはそ
れぞれ抵抗413と414が接続される。端子401か
らの入力信号はコンデンサ420を介してトランジスタ
Q4とQ5のペースlこ供給される0 トランジスタQ
sのコレクタからの出力はトランジスタQsにて反転増
幅されてのちQ、のコレクタより端子402に出力され
る。
以上で構成される上記回路ブロック200 dの伝達関
数は、上記(10)式の)fz(s)で近似される。
このデイエンファシス特性を有する伝達関数出(8)の
係数値には、抵抗416と414の値をそれぞれRe、
Rdとすると次式で近似的lこ与えられる。
次に、上記(23)式1こ示した本発明1こ係わるデイ
エンファシス特性の基本関数Pt(s)は、次のようl
こ変形できる。
R(s)=Ka H(1+Kb−cos(2ωTυ・e
xp (−2S T ) −(56)ただし、 Ka= 1 + K、/2 Kb = Kt/ 2 (1+ん/2)この式は、上記
(10)式の基本関数Ht(s)において、Tの代わり
に2Tを、Kの代わりにKbを代入した式と一致する。
このこと力)ら、この基本関数P! <s)は上記第1
7図と同様の構成で実現でき、具体的には、第17図の
回路ブロン・り200efこおいて、上記遅延器410
の代わりに遅延時間2T%有する遅延器410′を用い
、 を満たすようζこ抵抗415 、!: 414の値を設
定すればよい、っ 以上のことから、上記第3図の回路ブロック200aの
代わりfこ第17図の回路ブロック200dを用い、ま
た上記第6因の回路ブロック51の代わりlこ鷹16図
の回路フロック100fを用い、あるいはま記第6図の
回路ブロック52の代わりlこ第17図の回路ブロック
200e’)用い、また上記第14図の回路フロック1
00eの代わりに第16図の回路ブロック100fを用
い、また上記第14図の回路ブロック200aの代わり
fこ第17囚の回路ブロック200dを用い、あるいは
上記第14図の回路ブロック52の代わりに第17図の
回路ブロック200 e f用いても良く、これらいず
れの場合においても得られる効果は同じであり、本発明
のはんちゆうに含まれる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明Iこよれば、伝送すべきない
しは記録再生すべき信号を位相特性がI7 エアで所望
の振幅特性を有する信号に変換し、特に信号の中域ない
しは高域を振幅強調する位相特性リニアのプリエンファ
シス回路上、その振幅特性と逆の特性を有し力)つ位相
特性がリニアで広い周波数範囲に渡って上記プリエンフ
ァシス回路と十分に整合させることのできるデイエンフ
ァシス回路とを比較的簡単な構成で実現することができ
る。
また、これらをディジタル回路fこよって構成すること
も容易で、信号処理の精度や安定度を高めることができ
、回路の集積化の容易となる。また、これをFM伝送系
に適用すれば、伝送帯域を広げずに周波数偏移tを大き
くとることができ、かつ過変調防止のための波形クリッ
プの手段も不要となり、波形ひずみなくS/N8改善で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる余弦回路の一実施例を示す結線
図、第2図は本発明において使用されるインピーダンス
回路2及びアドミタンス回路Yの具体例を示す結崖図、
$6図は該余弦回路で揖底した本発明のデイエンファシ
ス回路の一実施例を示すブロック図、第4図は該デイエ
/7アシス回路の振幅特性を示す特性図、第5図は該余
弦回路で構成した本発明のプリエンファシス回路の一実
施例を示すブロック図、第6図は本発明のプリエンファ
シス回路の他の実施例を示すブロック図、第7図は本発
明に係わる自乗余弦回路の一実施例を示す結線図、第8
図は該プリエンファシス回路の振幅特性を示す特性図、
第9図は該プリエンファシス回路の応答波形を示す波形
図、第10図は該余弦回路の他の実施例を示すブロック
図、第11図は本発明のプリエンファシス回路の他の実
施例を示すブロック図、第12図は本発明のデイエンフ
ァシス回路の他の実施例を示すブロック図、第15図は
本発明のプリエンファシス回路の他の実施例を示すブロ
ック図、第14図は本発明のプリエンファシス回路及び
デイエンファシス回路の他の実施例を示すブロック図、
第15図は本発明のエンファシスM路と共fご用いる他
のエンファシス回路の一実施例を示す結線図、第16図
は本発明に係るプリエンファシス回路の他の実施例を示
す結線図、第17図は本発明に係るデイエンファシス回
路の他の実施例を示す結線図である。 11・・・インピーダンス回路 12・・・アドミタンス回路 10、10D・・・余弦回路 40・・・自乗余弦回路
23、56.57.5B、 44.47. 44D 、
 47D、  25D 。 78、79.80.81・・・係数器 25、35.54.55.45.46.63.45D、
 46D、 25D。 70a、 70b、 70c、 70d 、 70e、
 70f、 310 、410・・・遅延器 24、59.45.48.64.45D、 48D、 
24D、 75.76゜77.82・・・加算器 55、28.75・・・A/D変換器 56、29.74・・・D/A変換器 代理人 弁理士 小 川 勝 男 第 10 第3図 第2図 系47 丁 −一酬ω 蔦8図 jPlq図 Fa(1) −−」 第13[2I 第15図

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.入力信号を所定の周波数特性を有する信号に変換し
    、それを元の周波数特性にもどすように再変換する信号
    処理方法であって、 ωを入力信号の角周波数、Sを複素角周波数(S=jω
    )、Tを時間の単位を有する定数、Kを1以下の定数、
    mを整数とし、所定の周波数帯域内にて、入力信号を exp(−mST)/(1+K・cos(ωT))なる
    関数で近似される第1の伝達関数で信号処理する手段(
    100a,100b,100c,100d)と、その出
    力を (1+K・cos(ωT))・exp(−ST)なる関
    数で近似される第2の伝達関数で縦続的に信号処理する
    手段(200a,200b,200d)とで構成したこ
    とを特徴とする信号処理方法。
  2. 2.上記第1の伝達関数を等比級数展開した■(−1)
    ^i.K_1・(cos(ωT)・exp(−ST))
    ^i・exp(−(m−i)ST) (ただし、K_iは定数) なる関数で近似される伝達関数で信号処理する手段(1
    00a)を含む請求項1記載の信号処理方法。
  3. 3.上記第1の伝達関数を等比級数展開してm=3次で
    打ち切り、それを因数分解した 〔(1−K_1・cos(ωT))・exp(−ST)
    〕×〔(1+K_2・cos^2(ωT))・exp(
    −2ST)〕(ただし、K_1,K_2は定数) なる関数で近似される伝達関数で信号処理する手段(1
    00b,100c)を含む請求項1記載の信号処理方法
  4. 4.上記第1の伝達関数を等比級数展開した■(−1)
    ^m^+^1・K_i・〔exp(−iST)+exp
    (−(2m−i)ST)〕(ただし、K_iは定数) なる関数で近似される伝達関数で信号処理する手段(1
    00d)を含む請求項1記載の信号処理方法。
  5. 5.入力信号を所定の周波数特性を有する信号に変換し
    、それを元の周波数特性にもどすように再変換する信号
    処理方法であって、 ωを入力信号の角周波数、Sを複素角周波数(S=jω
    )、Tを時間の単位を有する定数、K,K_1,K_2
    を定数とし、所定の周波数帯域内にて、入力信号を (1−K・cos(ωT))・exp(−ST)なる関
    数で近似される第1の伝達関数で信号処理する手段(1
    00e,100f)と、 その出力を 〔(1+K_2・cos^2(ωT))・exp(−2
    ST)〕×〔(1+K_1・cos(ωT))・exp
    (−ST)〕なる関数で近似される第2の伝達関数で縦
    続的に信号処理する手段(200c)とで構成したこと
    を特徴とする信号処理方法。
  6. 6.入力信号を所定の周波数特性を有する信号に変換し
    、それを元の周波数特性にもどすように再変換する信号
    処理システムにおいて、 ωを入力信号の角周波数、Sを複素角周波数(S=jω
    )、Tを時間の単位を有する定数、Kを1以下の定数、
    mを整数とし、所定の周波数帯域内にて、 Exp(−mST)/(1+K・cos(ωT))なる
    関数で近似される伝達関数を有する第1の回路網(10
    0a,100b,100c,100d)と、(1+K・
    cos(ωT))・exp(−ST)なる関数で近似さ
    れる伝達関数を有する第2の回路網 (200a,200b,200d)とを備え、上記第1
    の回路網からの出力を上記第2の回路網へ縦続的に供給
    するように構成したことを特徴とする信号処理装置。
  7. 7.上記第1の回路網は、 ■(−1)^i・K_1・(cos(ωT)・exp(
    −ST))^i・exp(−(m−i)ST) なる関数で近似される伝達関数を有し、その振幅特性が 1/(1+K・cos(ωT))を近似するように上記
    各係数K_1の値を調整する手段(36,37,38)
    を含む請求項6記載の信号処理装置。
  8. 8.上記第1の回路網は、 〔(1−K_1・cos(ωT))・exp(−ST)
    〕×〔(1+K_2・cos^2(ωT))・exp(
    −2ST)〕なる関数で近似される伝達関数を有し、そ
    の振幅特性が 1/(1+K・cos(ωT))を近似するように上記
    各係数K_1とK_2の値を調整する手段(44,47
    ,44D,47D,312,414を含む請求項6記載
    の信号処理装置。
  9. 9.上記第1の回路網は、 (1−K_1・cos(ωT))・exp(−ST)な
    る関数で近似される伝達関数を有する第3の回路網(5
    1,51D,100fと、 (1+K_2・cos^2(ωT))・exp(−2S
    T)なる関数で近似される伝達関数を有する第4の回路
    網(52,52D,200eとで構成され、 上記第3の回路網からの出力を上記第4の回路網へ、又
    は上記第4の回路網からの出力を上記第5の回路網へ縦
    続的に供給するように構成したことを特徴とする請求項
    6又は8記載の信号処理装置。
  10. 10.上記第1の回路網は、 複数個のインダクタンス(L)とキャパシタンス(C)
    のラダー回路網で形成されるインピーダンス回路(Z)
    あるいはアドミタンス回路(Y)と抵抗(R)との直列
    接続で構成される余弦関数cos(ωT)の振幅特性を
    有する余弦回路(10)を含み、入力信号を所定時間T
    だけ遅延した信号と、上記入力信号を上記余弦回路(1
    0)に通して得た信号との加算比を調整するように構成
    したことを特徴とする請求項6,7,8又は9記載の信
    号処理装置。
  11. 11.上記第1の回路網は、 複数個のインダクタンス(L)とキャパシタンス(C)
    のラダー回路網で形成されるインピーダンス回路(Z)
    とアドミタンス回路(Y)との直列接続で構成される自
    乗余弦関数cos^2(ωT)の振幅特性を有する自乗
    余弦回路(40)を含み、 入力信号を所定時間2Tだけ遅延した信号と、上記入力
    信号を上記自乗余弦回路(40)に通して得た信号との
    加算比を調整するように構成したことを特徴とする請求
    項8又は9記載の信号処理装置。
  12. 12.上記第1の回路網は、 遅延時間Tを有する遅延器を2m段縦続接続した遅延回
    路(70a,70b,70c,70d,70e,70f
    )を含み、 入力信号を該遅延回路によって2mTだけ遅延した第2
    m段目の該遅延器(70f)の出力と上記入力信号とを
    加算した第1番目の出力と、第1段目(1は1以上m−
    1以下の整数)の該遅延器(70a,70b)の出力と
    第(2m−1)段目の該遅延器(70e,70d)の出
    力とを加算した第(1+1)番目の出力と、 第m段目の該遅延器(70c)からの第(m+1)番目
    の出力との加算比を調整するように構成したことを特徴
    とする請求項6又は7記載の信号処理装置。
  13. 13.入力信号を所定の周波数特性を有する信号に変換
    し、それを元の周波数特性にもどすように再変換する信
    号処理システムにおいて、 ωを入力信号の角周波数、Sを複素角周波数(S=jω
    )、Tを時間の単位を有する定数、K_1,K_2,K
    を1以下の定数とし、所定の周波数帯域内にて、 (1−K_1・cos(ωT))・exp(−ST)な
    る関数で近似される伝達関数を有する第1の回路網(1
    00e,100f)と、 〔(1+K_2・cos^2(ωT))・ exp(−
    2ST)〕×〔(1+K・cos(ωT))・exp(
    −ST)〕なる関数で近似される伝達関数を有する第2
    の回路網(200c)とを備え、 上記第1の回路網からの出力を上記第2の回路網へ縦続
    的に供給するように構成したことを特徴とする信号処理
    装置。 14,上記第2の回路網は、 (1+K・cos(ωT))・exp(−ST)なる関
    数で近似される伝達関数を有する第3の回路網(200
    a,200d)と、 (1+K_2・cos^2(ωT))・exp(−2S
    T)なる関数で近似される伝達関数を有する第4の回路
    網(52,200e)とで構成され、 上記第3の回路網からの出力を上記第4の回路網へ、又
    は上記第4の回路網からの出力を上記第3の回路網へ縦
    続的に供給するようにしたことを特徴とする請求項15
    記載の信号処理装置。 15,上記第1の回路網に、 T_1,T_2(T_1>T_2)を時間の単位を有す
    る定数として、 (1+ST_1)/(1+ST_2)なる関数で近似さ
    れる伝達関数を有する第5の回路網(90a)を縦続的
    に接続する手段と、 上記第2の回路網に、 (1+ST_2)/(1+ST_1)なる関数で近似さ
    れる伝達関数を有する第6の回路網(90b)を縦続的
    に接続する手段を含む請求項6又は13記載の信号処理
    装置。
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