JPH0258215B2 - - Google Patents
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- JPH0258215B2 JPH0258215B2 JP1199282A JP1199282A JPH0258215B2 JP H0258215 B2 JPH0258215 B2 JP H0258215B2 JP 1199282 A JP1199282 A JP 1199282A JP 1199282 A JP1199282 A JP 1199282A JP H0258215 B2 JPH0258215 B2 JP H0258215B2
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- glassware
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B11/00—Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
- C03B11/14—Pressing laminated glass articles or glass with metal inserts or enclosures, e.g. wires, bubbles, coloured parts
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B35/00—Transporting of glass products during their manufacture, e.g. hot glass lenses, prisms
- C03B35/04—Transporting of hot hollow or semi-hollow glass products
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B9/00—Blowing glass; Production of hollow glass articles
- C03B9/30—Details of blowing glass; Use of materials for the moulds
- C03B9/31—Blowing laminated glass articles or glass with enclosures, e.g. wires, bubbles
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B9/00—Blowing glass; Production of hollow glass articles
- C03B9/30—Details of blowing glass; Use of materials for the moulds
- C03B9/32—Giving special shapes to parts of hollow glass articles
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Geometry (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガラス器、特にタンブラー等のコツプ
の表面の一部に、有色,無色の小さなガラス塊等
の装飾ボタンを固着形成させるためのガラス器の
ボタン付設備に関するものである。
の表面の一部に、有色,無色の小さなガラス塊等
の装飾ボタンを固着形成させるためのガラス器の
ボタン付設備に関するものである。
一般に、ガラス器特にコツプ等の製品の表面
に、主に装飾的な意味からコツプの本体とは異な
る色調(あるいは同じ色調でもよいが)の小さな
ガラスを固着させることは従来よりなされてお
り、広義にはビールジヨツキの把手付けもこの手
法に含まれるといつてよい。
に、主に装飾的な意味からコツプの本体とは異な
る色調(あるいは同じ色調でもよいが)の小さな
ガラスを固着させることは従来よりなされてお
り、広義にはビールジヨツキの把手付けもこの手
法に含まれるといつてよい。
ところで、成形状態にあるガラス器に別のガラ
スを固着させるという手法は、従来熟練した作業
員の作業によるか、あるいは一部の製品(例えば
ビールジヨツキの把手付け)にみられている型利
用の作業によつているのが普通で、特にガラス器
に装飾という狭義の意味での小さなボタン付けを
行なうことは、完全自動化したものは勿論その一
部を自動化したようなものもみられていない。
スを固着させるという手法は、従来熟練した作業
員の作業によるか、あるいは一部の製品(例えば
ビールジヨツキの把手付け)にみられている型利
用の作業によつているのが普通で、特にガラス器
に装飾という狭義の意味での小さなボタン付けを
行なうことは、完全自動化したものは勿論その一
部を自動化したようなものもみられていない。
その理由は種々考えられるが、例えば、コツプ
の型に成形された製品が未だかなりの温度(例え
ば300℃前後の状態)にあるうちに、これをボタ
ン付加工位置に搬送し、しかもこれをボタン付に
適した姿勢に保持させながら、ボタンをなすガラ
ス溶融ゴブを表面に落下させてプレス(ボタン形
状を所望の形にする)に対しても安定姿勢を保た
せるという一連の設備のものは、従来より知られ
るガラス器の加工設備には適したものがないばか
りでなく、そのボタン付を行なう際のガラス製品
の搬送、加工位置での停止等が極めて正確に行な
われないと、後述するようにボタンをなすガラス
ゴブの乱を生じさせて、良好な製品が得られない
という問題があるなどのためである。
の型に成形された製品が未だかなりの温度(例え
ば300℃前後の状態)にあるうちに、これをボタ
ン付加工位置に搬送し、しかもこれをボタン付に
適した姿勢に保持させながら、ボタンをなすガラ
ス溶融ゴブを表面に落下させてプレス(ボタン形
状を所望の形にする)に対しても安定姿勢を保た
せるという一連の設備のものは、従来より知られ
るガラス器の加工設備には適したものがないばか
りでなく、そのボタン付を行なう際のガラス製品
の搬送、加工位置での停止等が極めて正確に行な
われないと、後述するようにボタンをなすガラス
ゴブの乱を生じさせて、良好な製品が得られない
という問題があるなどのためである。
本発明者は、このようないくつかの解決課題の
あるボタン付の完全自動化について種々検討を重
ねた結果、主として、次のような搬送機構および
加工処理時のガラス器の保持を一連の動作の中で
行なうことができ、しかも加工処理時のガラス器
の保持姿勢を製品の種類に応じて簡易に変更調整
できる機能を備えたバケツトコンベア機構に特徴
をもつガラス器のボタン付け設備を開発したもの
である。
あるボタン付の完全自動化について種々検討を重
ねた結果、主として、次のような搬送機構および
加工処理時のガラス器の保持を一連の動作の中で
行なうことができ、しかも加工処理時のガラス器
の保持姿勢を製品の種類に応じて簡易に変更調整
できる機能を備えたバケツトコンベア機構に特徴
をもつガラス器のボタン付け設備を開発したもの
である。
すなわち本発明の要旨は、成形後徐冷前のガラ
ス器をバケツトコンベア機構に順次移し換える手
段と、このバケツトコンベア機構により搬送され
るガラス器の表面に小さな溶融ガラスゴブを供給
する装置、およびこのゴブ供給装置に並設されて
ゴブを所期形状にプレス成形するプレス装置と、
プレス成形後のガラス器を前記バケツトコンベア
機構から次工程に搬送させる手段とを備え、前記
バケツトコンベア機構は、搬送停止を繰り返しな
がら回動する多数一連のバケツトが、回動方向に
直角な面内でガイドレールの案内により揺動でき
るように設けられて、この揺動によりバケツト上
に保持するガラス器の姿勢を、移し換え状態から
プレス加工に適した状態に傾動させるよう構成さ
れていることを特徴とするガラス器のボタン付け
設備にある。
ス器をバケツトコンベア機構に順次移し換える手
段と、このバケツトコンベア機構により搬送され
るガラス器の表面に小さな溶融ガラスゴブを供給
する装置、およびこのゴブ供給装置に並設されて
ゴブを所期形状にプレス成形するプレス装置と、
プレス成形後のガラス器を前記バケツトコンベア
機構から次工程に搬送させる手段とを備え、前記
バケツトコンベア機構は、搬送停止を繰り返しな
がら回動する多数一連のバケツトが、回動方向に
直角な面内でガイドレールの案内により揺動でき
るように設けられて、この揺動によりバケツト上
に保持するガラス器の姿勢を、移し換え状態から
プレス加工に適した状態に傾動させるよう構成さ
れていることを特徴とするガラス器のボタン付け
設備にある。
以下本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は本発明を適用したガラス器のボタン付
け設備の概要を示すものであり、図において、1
はターンテーブルであり、既知のガラス器成形装
置によつて成形され、バーンオフされた製品(以
下本実施例ではタンブラーTとして説明する)
を、図示の如く反時計回り方向に回転しながら、
搬送コンベア3上に一列にして連結供給する。2
はターンテーブル1上のタンブラーTを搬送コン
ベア3側に導くガイドである。
け設備の概要を示すものであり、図において、1
はターンテーブルであり、既知のガラス器成形装
置によつて成形され、バーンオフされた製品(以
下本実施例ではタンブラーTとして説明する)
を、図示の如く反時計回り方向に回転しながら、
搬送コンベア3上に一列にして連結供給する。2
はターンテーブル1上のタンブラーTを搬送コン
ベア3側に導くガイドである。
このターンテーブル1上から搬送コンベア3に
送られるタンブラーTの姿勢は通常のものと同様
に倒立の状態でよい。
送られるタンブラーTの姿勢は通常のものと同様
に倒立の状態でよい。
搬送コンベア3で矢印方向(図の右方向)に送
られるタンブラーTが位置Aに至ると、該搬送コ
ンベア3に近接して設けられたラインアツプ装置
4の作動により、前記タンブラーTは2ケづつ所
定の送り方向についての間隔をもつように揃えら
れ、前記搬送コンベア3に対して並設されたバケ
ツトコンベア機構5に図の矢印に示す如く2個づ
つ移し換えされる。この移し換えはタンブラーT
を倒立状態のまま行なえばよく、従つて既知のロ
ーダ装置あるいは移送面をなす台上をシリンダ駆
動装置等を用いたプツシヤーで滑らせるような既
知の押し出し装置を適用すればよい。
られるタンブラーTが位置Aに至ると、該搬送コ
ンベア3に近接して設けられたラインアツプ装置
4の作動により、前記タンブラーTは2ケづつ所
定の送り方向についての間隔をもつように揃えら
れ、前記搬送コンベア3に対して並設されたバケ
ツトコンベア機構5に図の矢印に示す如く2個づ
つ移し換えされる。この移し換えはタンブラーT
を倒立状態のまま行なえばよく、従つて既知のロ
ーダ装置あるいは移送面をなす台上をシリンダ駆
動装置等を用いたプツシヤーで滑らせるような既
知の押し出し装置を適用すればよい。
前記移し換え機構によりバケツトコンベア5に
B位置で移し換えられたタンブラーTは、倒立の
状態からボタン付加工処理に適した姿勢に傾動さ
せられながら、加工処理位置(C,D位置)に搬
送される。このバケツトコンベア機構5の構成並
らびに作動について後述する。そしてタンブラー
TにはC位置において、ゴブ供給装置6から、2
ケそれぞれのタンブラーTの表面に小さなゴブが
供給され、次いでこれら2ケのタンブラーTはD
位置に間欠的に搬送されて停止され、プレス装置
7により所定のボタン形状にプレス成形される。
B位置で移し換えられたタンブラーTは、倒立の
状態からボタン付加工処理に適した姿勢に傾動さ
せられながら、加工処理位置(C,D位置)に搬
送される。このバケツトコンベア機構5の構成並
らびに作動について後述する。そしてタンブラー
TにはC位置において、ゴブ供給装置6から、2
ケそれぞれのタンブラーTの表面に小さなゴブが
供給され、次いでこれら2ケのタンブラーTはD
位置に間欠的に搬送されて停止され、プレス装置
7により所定のボタン形状にプレス成形される。
このようにしてプレスされたタンブラーTは、
あたかもボタンが付けられたようになる。
あたかもボタンが付けられたようになる。
プレス後、タンブラーTはバケツトコンベア機
構5により搬送されて、再び倒立の状態に傾動が
戻されながらEの位置まで送られ、図示しないア
ンローダ装置により前述した搬送コンベア3に戻
し移し換えされる。
構5により搬送されて、再び倒立の状態に傾動が
戻されながらEの位置まで送られ、図示しないア
ンローダ装置により前述した搬送コンベア3に戻
し移し換えされる。
なお、このタンブラーTが戻し移し換えされる
搬送コンベア3上には、タンブラーTの倒れを防
ぐためのキヤツチングデバイス8を設けるように
してもよい。
搬送コンベア3上には、タンブラーTの倒れを防
ぐためのキヤツチングデバイス8を設けるように
してもよい。
搬送コンベア3に戻されたタンブラーTは、本
実施例では、ターンテーブル9を介して次工程の
加工処理装置10のラインに送られるようになつ
ている。
実施例では、ターンテーブル9を介して次工程の
加工処理装置10のラインに送られるようになつ
ている。
第2図は、前記第1図のC位置でバケツトコン
ベア機構のバケツト上に保持されたタンブラーT
の表面に、ボタンのためのガラス溶融ゴブを供給
するための機構を示しており、12はガラスゴブ
フイーダ、13は上下動により所定量の溶融ガラ
スゴブを押し出すプランジヤ、14はシヤーリン
グメカニズム、15はゴブをタンブラーT表面に
導くゴブデリバリー、16は溶融ガラスである。
なおタンブラーT表面に落下供給されるゴブの供
給位置は、本発明の実施に際してはそれが正確に
なされることがボタン形状の安定の上で重要であ
り、したがつて、タンブラー表面に接触してその
ゴブ供給位置に開口を持つフアネル(第4図イの
符号20参照)を使用するようにすることが歩留り
向上の面で実用上望ましい。
ベア機構のバケツト上に保持されたタンブラーT
の表面に、ボタンのためのガラス溶融ゴブを供給
するための機構を示しており、12はガラスゴブ
フイーダ、13は上下動により所定量の溶融ガラ
スゴブを押し出すプランジヤ、14はシヤーリン
グメカニズム、15はゴブをタンブラーT表面に
導くゴブデリバリー、16は溶融ガラスである。
なおタンブラーT表面に落下供給されるゴブの供
給位置は、本発明の実施に際してはそれが正確に
なされることがボタン形状の安定の上で重要であ
り、したがつて、タンブラー表面に接触してその
ゴブ供給位置に開口を持つフアネル(第4図イの
符号20参照)を使用するようにすることが歩留り
向上の面で実用上望ましい。
また第3図は、前記第1図のD位置でタンブラ
ーTの表面に供給されているゴブをプレスするた
めのプレス装置7を示しており、その構成は既知
のプレス装置と同様のものであるが、本発明では
プレス型17のタンブラーへの押圧力を大きくで
きず、また加工製品の形状によつてプレスのため
の型17のストローク下死点位置も変化するため
に、ハンドル18の操作によつてこれを上下方向
について微調整できるようにしている。
ーTの表面に供給されているゴブをプレスするた
めのプレス装置7を示しており、その構成は既知
のプレス装置と同様のものであるが、本発明では
プレス型17のタンブラーへの押圧力を大きくで
きず、また加工製品の形状によつてプレスのため
の型17のストローク下死点位置も変化するため
に、ハンドル18の操作によつてこれを上下方向
について微調整できるようにしている。
以上の大略説明した設備によりタンブラーTの
表面に小さなゴブのプレスによるボタン付けがな
されるのであり、第4図イ,ロおよび第5図はタ
ンブラーTの表面に小さなゴブがボタン付けされ
る状態を示している。
表面に小さなゴブのプレスによるボタン付けがな
されるのであり、第4図イ,ロおよび第5図はタ
ンブラーTの表面に小さなゴブがボタン付けされ
る状態を示している。
すなわち、タンブラーTの表面に小さな溶融ガ
ラスゴブ19を供給すると(第4図イ参照)、こ
れがプレス直前にはゴブ自身の流動性によりタン
ブラーT表面上で偏平な状態となる(第4図ロ参
照)。
ラスゴブ19を供給すると(第4図イ参照)、こ
れがプレス直前にはゴブ自身の流動性によりタン
ブラーT表面上で偏平な状態となる(第4図ロ参
照)。
この状態のゴブ19をプレスして第5図に示す
形状のボタン19′に成形し、その後冷却して加
工は終了されることになる。
形状のボタン19′に成形し、その後冷却して加
工は終了されることになる。
なお、出願人の試験によれば、タンブラーTの
温度約300℃程度の状態で、供給されるゴブ19約
15g程度を約730℃とし、プレス力を10〜12Kgで
行なつたところ、タンブラーの変形は殆どみられ
ず良好な結果が得られたが、ボタンのためのゴブ
ガラスの熱膨張係数がタンブラーのガラスの熱膨
張係数とあまり異なる場合には歪、ハネの発生を
招くことがあつた。
温度約300℃程度の状態で、供給されるゴブ19約
15g程度を約730℃とし、プレス力を10〜12Kgで
行なつたところ、タンブラーの変形は殆どみられ
ず良好な結果が得られたが、ボタンのためのゴブ
ガラスの熱膨張係数がタンブラーのガラスの熱膨
張係数とあまり異なる場合には歪、ハネの発生を
招くことがあつた。
次ぎに本発明の特徴的構成部分をなすバケツト
コンベア機構並らびにバケツトの構成につき詳細
に説明する。
コンベア機構並らびにバケツトの構成につき詳細
に説明する。
第6図〜第8図はバケツトコンベア機構5を示
すものであり、それぞれ第6図はその正面図、第
7図は平面図、第8図は側面図である。
すものであり、それぞれ第6図はその正面図、第
7図は平面図、第8図は側面図である。
このバケツトコンベア機構5の基本的構成は、
枠体21によつて支持され、かつインデツクスユ
ニツト22により間欠的に回動する無端回動型の
コンベアチエーン23が設けられ、このコンベア
チエーン23には回動方向に一定の間隔をおいて
多数のバケツト24,24…が組付けられ、更に
このバケツト24,24…を回動方向に直角な面
内で揺動可能とすると共に、この揺動を案内する
2本のガイドレール25,26が設けられている
ことにある。
枠体21によつて支持され、かつインデツクスユ
ニツト22により間欠的に回動する無端回動型の
コンベアチエーン23が設けられ、このコンベア
チエーン23には回動方向に一定の間隔をおいて
多数のバケツト24,24…が組付けられ、更に
このバケツト24,24…を回動方向に直角な面
内で揺動可能とすると共に、この揺動を案内する
2本のガイドレール25,26が設けられている
ことにある。
すなわちこのバケツトコンベア機構5は、一連
のコンベアチエーン23が一定の送り・停止を繰
り返しながら間欠回動することによつて、多数の
バケツト24,24…を回動させ、しかもこの回
動を行ないながらバケツト24,24…には、前
記第1図で示したタンブラーTの搬送コンベア3
からの移し換えによる保持と、再び搬送コンベア
3に戻すことが行なわせ、かつこれらの間でバケ
ツト24のガイドレール25,26に案内された
揺動を行なつて、タンブラーTを倒立状態からボ
タン付け加工処理に適した状態に傾動させるよう
にしているのである。
のコンベアチエーン23が一定の送り・停止を繰
り返しながら間欠回動することによつて、多数の
バケツト24,24…を回動させ、しかもこの回
動を行ないながらバケツト24,24…には、前
記第1図で示したタンブラーTの搬送コンベア3
からの移し換えによる保持と、再び搬送コンベア
3に戻すことが行なわせ、かつこれらの間でバケ
ツト24のガイドレール25,26に案内された
揺動を行なつて、タンブラーTを倒立状態からボ
タン付け加工処理に適した状態に傾動させるよう
にしているのである。
本実施例では、第6図のの範囲がタンブラー
Tをボタン付け加工処理する範囲、Gがタンブラ
ーTを倒立の状態で移し換えし、また加工処理後
単に回動する範囲、H,H′がこれら、G→I、
又はI→Gの間でバケツト24を揺動させる範囲
となつており、後述するように、2本のガイドレ
ール25,26によつてバケツトを支持し、その
揺動を案内するために、GおよびIの範囲ではこ
れらガイドレール25,26は平行な状態でコン
ベアチエーンの軌道に沿設され、H,H′の範囲
ではバケツト24を揺動させるのに適した所謂緩
和曲線の状態をなしている。
Tをボタン付け加工処理する範囲、Gがタンブラ
ーTを倒立の状態で移し換えし、また加工処理後
単に回動する範囲、H,H′がこれら、G→I、
又はI→Gの間でバケツト24を揺動させる範囲
となつており、後述するように、2本のガイドレ
ール25,26によつてバケツトを支持し、その
揺動を案内するために、GおよびIの範囲ではこ
れらガイドレール25,26は平行な状態でコン
ベアチエーンの軌道に沿設され、H,H′の範囲
ではバケツト24を揺動させるのに適した所謂緩
和曲線の状態をなしている。
バケツト24の構成は、第9図イ,ロに示す如
く、コンベアチエーン23の駒に一定間隔毎に固
着された基台27と、この基台27に対しコンベ
ア回動方向に対しては直角をなす面内で揺動可能
に支持される揺動台28と、この揺動台28上に
固着されて、タンブラーTを保持する受け台29
とを備えており、前記揺動台28には、前記2本
のガイドレール25,26それぞれ転がり接触す
るコロ30,31が組付けられている。
く、コンベアチエーン23の駒に一定間隔毎に固
着された基台27と、この基台27に対しコンベ
ア回動方向に対しては直角をなす面内で揺動可能
に支持される揺動台28と、この揺動台28上に
固着されて、タンブラーTを保持する受け台29
とを備えており、前記揺動台28には、前記2本
のガイドレール25,26それぞれ転がり接触す
るコロ30,31が組付けられている。
なお、前記受け台29は、倒立状態のタンブラ
ーTを支持する平面状の底板部29aと、タンブ
ラーTの筒状側面との一母線を水平にした状態で
これを支え保持するための谷状の側面部29b,
29bとを持つており、本実施例ではこの側面部
29a,29bには断熱シート(アスベスト,カ
ーボン等)32が固着されている。なお第9図は
バケツト24が第6図のIの範囲の姿勢をなして
いる状態を示している。
ーTを支持する平面状の底板部29aと、タンブ
ラーTの筒状側面との一母線を水平にした状態で
これを支え保持するための谷状の側面部29b,
29bとを持つており、本実施例ではこの側面部
29a,29bには断熱シート(アスベスト,カ
ーボン等)32が固着されている。なお第9図は
バケツト24が第6図のIの範囲の姿勢をなして
いる状態を示している。
以上の構成をなすバケツトコンベア機構5によ
つて、バケツト24,24…が順次所定の間欠で
回動されると、これに同期してB位置で2ケづつ
のタンブラーTが搬送コンベアより移し換えら
れ、タンブラーTは第10図イの状態に受け台2
9の底板部29aで支えられる。このとき、バケ
ツト24はコロ31を介してガイドレール26に
よつて支えられ、もう一組のコロ30およびガイ
ドレール25によつて揺動が規制されている。
つて、バケツト24,24…が順次所定の間欠で
回動されると、これに同期してB位置で2ケづつ
のタンブラーTが搬送コンベアより移し換えら
れ、タンブラーTは第10図イの状態に受け台2
9の底板部29aで支えられる。このとき、バケ
ツト24はコロ31を介してガイドレール26に
よつて支えられ、もう一組のコロ30およびガイ
ドレール25によつて揺動が規制されている。
この状態から、ガイドレール25,26の緩和
曲線部(第6図のHの範囲)を経てバケツト24
は第10図ロに示す状態に揺動移行され、ボタン
付けの加工処理位置に至り、タンブラーTは断熱
シート32を介して受け台29の側面部29bに
よつて支えられ、そのタンブラーTの表面の最上
部に位置する母線を水平となすように保持され
る。このときバケツト24は、前記第10図イの
場合とは反対に、コロ30およびガイドレール2
5の組で支えられ、他の組コロ31およびガイド
レール26によつて揺動規制されている。
曲線部(第6図のHの範囲)を経てバケツト24
は第10図ロに示す状態に揺動移行され、ボタン
付けの加工処理位置に至り、タンブラーTは断熱
シート32を介して受け台29の側面部29bに
よつて支えられ、そのタンブラーTの表面の最上
部に位置する母線を水平となすように保持され
る。このときバケツト24は、前記第10図イの
場合とは反対に、コロ30およびガイドレール2
5の組で支えられ、他の組コロ31およびガイド
レール26によつて揺動規制されている。
この状態で、所期のボタン付け作業が第2図お
よび第3図に示した状態で行なわれ、この後、バ
ケツト24は再びガイドレール25,26の緩和
曲線(第6図H′の範囲)を経て第10図イの状
態に戻され、E位置からタンブラーTは搬送コン
ベア3に戻される。
よび第3図に示した状態で行なわれ、この後、バ
ケツト24は再びガイドレール25,26の緩和
曲線(第6図H′の範囲)を経て第10図イの状
態に戻され、E位置からタンブラーTは搬送コン
ベア3に戻される。
なお、以上の工程において、バケツト24の揺
動は加工するガラス器の形状等に応じてその一母
線を水平状態とするその揺動量が一定でないか
ら、ガイドレール25,26特にIの範囲でのガ
イドレール25,26の位置を上下・左右方向に
位置調整できるようにしておくことがよく、この
ためガイドレールはG,H,H′,Iの範囲でそ
れぞれ独立的なものとすると共に、特にH,
H′の緩和曲線の範囲では、位置調整時にレール
のねじれも招くことが考えられるため、これを比
較的剛性の低い棒状材をもつて構成することが望
ましい。
動は加工するガラス器の形状等に応じてその一母
線を水平状態とするその揺動量が一定でないか
ら、ガイドレール25,26特にIの範囲でのガ
イドレール25,26の位置を上下・左右方向に
位置調整できるようにしておくことがよく、この
ためガイドレールはG,H,H′,Iの範囲でそ
れぞれ独立的なものとすると共に、特にH,
H′の緩和曲線の範囲では、位置調整時にレール
のねじれも招くことが考えられるため、これを比
較的剛性の低い棒状材をもつて構成することが望
ましい。
このようなバケツトコンベア機構を含むガラス
器のボタン付け設備は、ガラス器の表面に同種な
いし色ガラス等の異種ガラスをボタン付けすちる
加工を、完全に自動化付して行なうことができる
ため、製品の大量生産を行なう場合に有効であ
り、その有用性は極めて大なるものである。
器のボタン付け設備は、ガラス器の表面に同種な
いし色ガラス等の異種ガラスをボタン付けすちる
加工を、完全に自動化付して行なうことができる
ため、製品の大量生産を行なう場合に有効であ
り、その有用性は極めて大なるものである。
図面は本発明一実施例を示すものであり、第1
図は全体設備の配置を示す概略図、第2図はボタ
ン付けのため小さなゴブを供給する状態を説明す
る図、第3図は供給されたゴブをプレスする装置
を示す図、第4図イ,ロはゴブ供給時の状態を示
す図、第5図はプレス後の状態を示す図、第6図
はバケツトコンベア機構の正面図、第7図は同一
部の詳細を示す平面図、第8図は同側面図、第9
図イ,ロはそれぞれバケツトの拡大した説明図、
第10図イはタンブラー移し換え位置のバケツト
を示す図、第10図ロは同タンブラーのプレス加
工位置のバケツトを示す図である。 1…ターンテーブル、2…ガイド、3…搬送コ
ンベア、4…ラインアツプ装置、5…バケツトコ
ンベア機構、6…ゴブ供給装置、7…プレス装
置、8…キヤツチングデバイス、9…ターンテー
ブル、10…加工処理装置、12…ガラスゴブフ
イーダ、13…プランジヤ、14…シヤーリング
メカニズム、15…ゴブテリバリー、16…溶融
ガラス、17…プレス型、18…ハンドル、19
…溶融ガラスゴブ、20…フアネル、21…枠
体、22…インテツクスユニツト、23…コンベ
アチエーン、24…バケツト、25,26…ガイ
ドレール、27…基台、28…揺動台、29…受
台、29a…底板部、29b…側面部、30,3
1…コロ、32…断熱シート。
図は全体設備の配置を示す概略図、第2図はボタ
ン付けのため小さなゴブを供給する状態を説明す
る図、第3図は供給されたゴブをプレスする装置
を示す図、第4図イ,ロはゴブ供給時の状態を示
す図、第5図はプレス後の状態を示す図、第6図
はバケツトコンベア機構の正面図、第7図は同一
部の詳細を示す平面図、第8図は同側面図、第9
図イ,ロはそれぞれバケツトの拡大した説明図、
第10図イはタンブラー移し換え位置のバケツト
を示す図、第10図ロは同タンブラーのプレス加
工位置のバケツトを示す図である。 1…ターンテーブル、2…ガイド、3…搬送コ
ンベア、4…ラインアツプ装置、5…バケツトコ
ンベア機構、6…ゴブ供給装置、7…プレス装
置、8…キヤツチングデバイス、9…ターンテー
ブル、10…加工処理装置、12…ガラスゴブフ
イーダ、13…プランジヤ、14…シヤーリング
メカニズム、15…ゴブテリバリー、16…溶融
ガラス、17…プレス型、18…ハンドル、19
…溶融ガラスゴブ、20…フアネル、21…枠
体、22…インテツクスユニツト、23…コンベ
アチエーン、24…バケツト、25,26…ガイ
ドレール、27…基台、28…揺動台、29…受
台、29a…底板部、29b…側面部、30,3
1…コロ、32…断熱シート。
Claims (1)
- 1 成形後徐冷前のガラス器をバケツトコンベア
機構に順次移し換える手段と、このバケツトコン
ベア機構により搬送されるガラス器の表面に小さ
な溶融ガラスゴブを供給する装置、およびこのゴ
ブ供給装置に並設されてゴブを所期形状にプレス
成形するプレス装置と、プレス成形後のガラス器
を前記バケツトコンベア機構から次工程に搬送さ
せる手段とを備え、前記バケツトコンベア機構
は、搬送,停止を繰り返しながら回動する多数一
連のバケツトが、回動方向に直角な面内でガイド
レールの案内により揺動できるように設けられ
て、この揺動によりバケツト上に保持するガラス
器の姿勢を、移し換え状態からプレス加工に適し
た状態に傾動させるよう構成されていることを特
徴とするガラス器のボタン付け設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1199282A JPS58130126A (ja) | 1982-01-28 | 1982-01-28 | ガラス器のボタン付け設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1199282A JPS58130126A (ja) | 1982-01-28 | 1982-01-28 | ガラス器のボタン付け設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58130126A JPS58130126A (ja) | 1983-08-03 |
JPH0258215B2 true JPH0258215B2 (ja) | 1990-12-07 |
Family
ID=11793073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1199282A Granted JPS58130126A (ja) | 1982-01-28 | 1982-01-28 | ガラス器のボタン付け設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58130126A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5597414B2 (ja) * | 2009-03-05 | 2014-10-01 | 株式会社冨士機 | バケットエレベータ |
JP5853427B2 (ja) * | 2011-06-09 | 2016-02-09 | 旭硝子株式会社 | ガラスの成形方法、一体化ガラス |
CN102531374B (zh) * | 2012-02-24 | 2013-12-04 | 江苏秀强玻璃工艺股份有限公司 | 玻璃翻片机及工作方法 |
-
1982
- 1982-01-28 JP JP1199282A patent/JPS58130126A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58130126A (ja) | 1983-08-03 |
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