JP2000327354A - ガラス板成形強化方法およびガラス板成形強化装置のガラス板支持装置 - Google Patents

ガラス板成形強化方法およびガラス板成形強化装置のガラス板支持装置

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JP2000327354A
JP2000327354A JP11131070A JP13107099A JP2000327354A JP 2000327354 A JP2000327354 A JP 2000327354A JP 11131070 A JP11131070 A JP 11131070A JP 13107099 A JP13107099 A JP 13107099A JP 2000327354 A JP2000327354 A JP 2000327354A
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cooling
glass sheet
molding
ring
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Kenji Maeda
健治 前田
Takaaki Fukai
孝明 深井
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/03Re-forming glass sheets by bending by press-bending between shaping moulds
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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    • C03B35/14Transporting hot glass sheets or ribbons, e.g. by heat-resistant conveyor belts or bands
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス板の成形強化装置において、十分な冷
却効果が得られるとともに、冷却時の支持リングによる
凹凸跡が形成されにくくする。 【解決手段】 成形用リング31でガラス板を支持した
状態でガラス板を成形ゾーンから冷却ゾーンに移送し、
この状態のまま所定時間冷却した後、冷却用支持部36
に切換えてガラス板をこの冷却用支持部36で支持して
冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス板を加熱軟
化して曲げ成形し、これを急冷強化するガラス板成形強
化方法と、ガラス板成形強化装置における成形時および
冷却時にガラス板を支持するガラス板支持装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用強化窓ガラス等の湾曲ガラスを
製造するガラス板成形強化装置は、加熱炉からなる加熱
ゾーンと、成形用モールドを備えた成形ゾーンと、ガラ
ス板を急冷強化する冷却ゾーンとからなり、平板状のガ
ラス板を加熱ゾーンの加熱炉内で加熱して軟化させ、こ
れを成形ゾーンのモールドによりプレス成形して曲げ加
工し、このプレス曲げ成形された湾曲ガラス板に対し冷
却ゾーンで冷却エアを吹き付けてガラス板を急冷強化す
る。
【0003】曲げ形成すべきガラス板は、成形ゾーンで
モールドの下型を構成する成形用リングによりその周縁
部が支持され、モールドによりプレス成形されて、その
後、冷却ゾーンに搬送される。この場合、成形用リング
の内側または外側に櫛歯状の冷却用リングを設けた2重
構造として、冷却時には成形用リングから冷却用リング
に切換えてガラス板を支持することにより、冷却ゾーン
において、ガラス板周縁部に冷却エアが行き渡るように
したガラス板支持装置が知られている(例えば実公平4
−41150号公報および特開昭57−145041号
公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
切換え可能な成形用リングと冷却用リングからなる2重
構造のガラス板支持装置を用いる場合、プレス成形後に
成形ゾーンで成形用リングから冷却用リングに切換えて
ガラス板を支持してこれを冷却ゾーンに搬送していたた
め、成形後の高温のガラス板を櫛歯状の冷却用リングで
支持することになり、ガラス板の周縁部に櫛歯の凹凸の
跡が形成されやすいという問題があった。さらに、2重
構造のガラス板支持装置は、その切換え機構が複雑にな
ることから、次の不具合を有する。まず、複雑な機構に
ともなう重量の増加のために、冷却ゾーンへ搬送した際
の冷却ゾーンでの位置決め精度が低下する。すなわち、
冷却ゾーンの正確な位置にガラス板支持装置を位置決め
するためには、高精度のストップ機能が求められる。と
ころが、ガラス板支持装置の重量が増加すると、搬送に
よる移動の慣性により急停止ができないため、高精度の
ストップ機能が得られない。冷却ゾーンにおけるガラス
板支持装置の位置精度が低いと、均一なガラス板の急冷
ができないため、ガラス板の強度低下を招く。
【0005】また、ガラス板の厚みが小さくなると、冷
却ゾーンにおける冷却エアをガラス板に吹き付ける吹き
口とガラス板との間の距離を小さくする必要がある。こ
れは、ガラス板の急冷強化処理は、ガラス板の表面と内
部とに温度差を与えることにより、ガラス板に残留応力
を形成させる処理であることに起因する。そして、ガラ
ス板の厚みが小さくなると、この温度差を与えにくくな
る。そこで、ガラス板の表面と内部とにできるだけ温度
差を与えるために、吹き口とガラス板との間の距離を小
さくする必要がある。
【0006】これに対し、2重構造のガラス板支持装置
は、成形用リングと冷却用リングの切換えをしなければ
ならないことから、ガラス板の厚み方向の寸法が増大す
る。その結果、2重構造のガラス板支持装置を冷却ゾー
ンに搬入させるためにはある程度大きな間隔の搬入間口
を確保する必要がある。そのため、ガラス板の厚みが小
さい場合、2重構造のガラス板支持装置では十分な強化
処理が行えない。
【0007】本発明は上記従来技術を考慮したものであ
って、ガラス板の成形強化装置において、十分な冷却効
果が得られるとともに、冷却時の支持リングによる凹凸
跡が形成されにくいガラス板支持方法および支持装置の
提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、加熱炉で加熱されたガラス板を曲げ成
形する成形ゾーンと、曲げ成形されたガラス板を急冷強
化する冷却ゾーンとを備え、成形時にガラス板を支持す
る成形用リング部と冷却時にガラス板を支持する冷却用
支持部とを切換え可能に備えたガラス板支持装置とを有
するガラス板成形強化装置を用い、加熱炉で加熱された
ガラス板の周縁をガラス板支持装置で支持してガラス板
を曲げ成形した後に、ガラス板を前記成形ゾーンから前
記冷却ゾーンへ移送してガラス板を急冷強化するガラス
板成形強化方法において、前記成形用リング部でガラス
板を支持した状態でこのガラス板を成形ゾーンから冷却
ゾーンに移送し、この状態のまま所定時間冷却した後、
前記成形用リング部から冷却用支持部に切換えてガラス
板をこの冷却用支持部で支持して冷却することを特徴と
するガラス板成形強化装置のガラス板支持方法を提供す
る。
【0009】この構成によれば、成形時にはガラス板の
周縁の全周に沿って接触する成形用リング部によりガラ
ス板を支持してプレス成形し、プレス成形後に成形用リ
ング部でガラス板を支持したまま、これを冷却ゾーンに
搬送し、所定時間冷却してある程度ガラス板が固化した
後、例えば櫛歯状リング等の接触支持面積が小さく冷却
エアがガラス板周縁部に十分に行き渡る冷却用支持部に
切換えてガラス板を支持するため、接触面積を小さくし
ても冷却用支持部の支持面の跡が形成されず、ガラス板
周縁部が凹凸のない均一な形状に保たれるとともに大き
な冷却効果が得られる。
【0010】本発明ではさらに、曲げ成形時にガラス板
を支持する成形用リング部と、冷却時にガラス板を支持
する冷却用支持部とを切換え可能としたガラス板成形強
化装置のガラス板支持装置において、前記冷却用支持部
は、前記成形用リング部のガラス板支持面に対し突出お
よび退避可能な複数のピンからなることを特徴とするガ
ラス板成形強化装置のガラス板支持装置を提供する。
【0011】この構成によれば、冷却時に複数のピンに
よりガラス板を支持するため、支持点の面積が小さくな
り、冷却エアがガラス板周縁部に十分に流通して冷却効
果が高められる。また、装置が小型軽量化し、交換やメ
ンテナンス時の移動が容易にできる。また、従来の2重
のリング構造に比べ構造が小型で簡素化するため、冷却
ゾーンでのガラス板の上下両面側に設けた冷却エア吹き
口間の間隔を小さくすることができ、冷却効率が高めら
れる。また、小型軽量化により、ガラス板の曲げ形状に
対応して吹き口に対し最適な位置にガラス板を位置合せ
する場合の位置決め制御がしやすくなり、精度よく位置
合せを行って効率のよい冷却を行うことができる。
【0012】好ましい構成例では、前記ピンを前記成形
用リング部に対し上下にスライド可能に装着するととも
に、このピンをスライド動作させるための駆動レバーを
前記成形用リング部に枢着し、この駆動レバーを回動さ
せるための操作ワイヤを備えたことを特徴としている。
【0013】この構成によれば、操作ワイヤを引張るこ
とにより、駆動レバーを回転させ、この駆動レバーの回
転端部に係合するピンを上下動作させることができ、簡
単なリンク機構による構成で各ピンを成形用リングの上
面に対し出し入れすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。図1は、本発明が適用される
炉外成形型のガラス板成形強化装置の要部構成図であ
る。
【0015】このガラス板成形強化装置1は、加熱ゾー
ン2と、この加熱ゾーン2の端部出口の外側に設けられ
た成形ゾーン3と、この成形ゾーン3の両側に設けられ
た第1冷却ゾーン4および第2冷却ゾーン5と、後述の
ガラス板支持リングを移送するためのレール6とにより
構成される。加熱ゾーン2は、加熱炉7と搬送ローラ8
とからなる。成形ゾーン3は、モールド10と搬送ロー
ラ9とからなる。第1冷却ゾーン4は、上吹き口11と
下吹き口12と2次冷却部13とからなる。第2冷却ゾ
ーン5は、上吹き口(図示しない)と下吹き口14と2
次冷却部15とからなる。成形ゾーン3の搬送ローラ9
は、支持リングを昇降させるために、分割されて隙間9
aが形成されている。
【0016】成形すべきガラス板16は、加熱ゾーン2
で、搬送ローラ8により加熱炉7内を矢印Aのように搬
送され所定の曲げ成形温度(約600〜700℃)まで
加熱される。加熱されて軟化したガラス板16は、搬送
ローラ9で成形ゾーン3に移送され、支持リング(図示
しない)上に受け渡されてモ−ルド10が下降し、この
モールド10と支持リングとに挟持されてプレス成形さ
れる。支持リングはレール6に沿って矢印Bのように移
動可能である。プレス成形後、モールド10が上昇し、
曲げ成形されたガラス板を搭載した支持リングは、レー
ル6に沿って第1冷却ゾーン4で上吹き口11および下
吹き口12から冷却エアを吹き付けられて急冷強化され
る。その後さらに2次冷却部13に移送されて常温まで
冷却され、検査工程を経て出荷される。
【0017】第2冷却ゾーン5は第1冷却ゾーン4と同
様に作用するもので、連続的に搬送されてくるガラス板
16を第1冷却ゾーン4と第2冷却ゾーン5とに交互に
振り分けて冷却することで、装置自体の生産効率を向上
させるものである。
【0018】図2は、成形ゾーン3での支持リングの構
成配置図である。モールド10は上下に移動可能であ
り、成形時にこのモールド成形面の形状に合せた湾曲形
状の支持リング21がモールド10の下方に配置され
る。この支持リング21は例えばほぼ矩形の枠状であ
り、曲げ成形されたガラス板の周縁部を支持する。
【0019】成形ゾーン3と第1冷却ゾーン4と(第2
冷却ゾーン5と)に隣接して配設された2本のレール6
は、移送プレート17を吊下げて支持する。この移送プ
レート17は、図示しない駆動機構により、レール6に
沿って矢印B(図1)のように摺動する。移送プレート
17にはリンク機構18を介して支持台19が取付けら
れる。この支持台19は、図示しない昇降ピストンによ
りリンク機構18を介して、矢印Eのように、上下移動
可能である。この支持台19にブラケット24を介して
支持リング21が取付けられる。これにより、支持リン
グ21を、搬送ローラ9の分割隙間9a(図1)を通し
てローラ上面より下降させることができ、搬送ローラ9
上のガラス板(図示しない)を受け渡しすることができ
る。
【0020】この支持リング21は、成形時にモールド
10の下型となってガラス板の周縁部を支持する成形用
リングとして機能するとともに、冷却時にガラス板を支
持する櫛歯状のリング(図示しない)あるいは後述の突
き上げピン等の冷却用支持部材を備えた、成形時と冷却
時の支持部の切換えが可能な構造である。
【0021】このような構成のガラス板成形強化装置に
おいて、成形用リングとしての支持リング21上にガラ
ス板を支持してモールド10によりプレス成形し、その
後、このプレス成形したガラス板を成形用リング上に支
持したまま、レール6に沿って第1冷却ゾーン4に搬送
し、ここでガラス板がある程度固化する短い時間(例え
ば0.5〜2sec)だけガラス板を成形用リング上に
保持して冷却エアを吹き付けて1次急冷する。この短時
間の1次急冷の後、支持リング21の支持部を成形用リ
ングから冷却用のリングあるいはピン等の支持面の接触
面積が小さい冷却用支持部(図示しない)に切換えてガ
ラス板を効率よく冷却する(2次急冷)。
【0022】図3(A)(B)は、本発明の実施の形態
に係るガラス板支持装置(支持リング)の構成例を示す
全体斜視図および部分詳細図である。この実施の形態を
第1実施形態と呼ぶ。この支持リング21は、曲げ成形
すべきガラス板の形状に対応した成形用リング31とそ
の内側に設けた複数の冷却用突出ピン機構32とからな
り、全体が枠材33上に搭載支持されブラケット34を
介して例えば前述のレール6等からなる搬送手段に連結
される。成形用リング31は、その上面がガラス板の支
持面31aとなり、内周に沿って傾斜面31bが形成さ
れ、その下側の垂直な内壁面31cに突出ピン機構32
が取付けられる。この突出ピン機構32は、成形用リン
グ31の内壁面31cに固定されたガイド片35と、こ
のガイド片35を挿通する突き上げピン36と、この突
き上げピン36の下端部に固着された台37と、この台
37に係合してこれを上下駆動するための駆動レバー3
9とからなる。駆動レバー39は、そのほぼ中央部で軸
38により成形用リング31に枢着される。駆動レバー
39の先端部には、長孔が形成され、この長孔内を移動
可能な連結ピン(図示しない)が台37側に設けられ、
駆動レバー39先端の回転動作を台37の上下動作に変
換する。この駆動レバー39の反対側の端部39aには
操作ワイヤ40が固定される。
【0023】このような構成の支持リング21におい
て、操作ワイヤ40を矢印Cのように移動動作させる
と、駆動レバー39が軸38廻りに回転して、台37と
ともに突き上げピン36が矢印Dのように上下動作す
る。ピン36の長さを適当に形成することにより、成形
時にはピン36の上端面を成形リング31のガラス板支
持面31aより下方に引っ込めた位置に保持し、冷却時
に操作ワイヤ40を引張ってピン36の上端面を成形リ
ング31のガラス板支持面31aより上方に突出させる
ことができる。このようにして、成形時と冷却時とで、
ガラス板の支持部を成形リング31かあるいは突出ピン
機構32の突き上げピン36のいずれかに切換えること
ができる。
【0024】この支持リング21を用いたガラス板の成
形強化処理について、以下に説明する。図1、図2を用
いた先の説明のとおり、加熱炉7で曲げ成形温度まで加
熱されたガラス板16は、成形ゾーン3に搬送される。
成形ゾーン3において、搬送ローラ9の分割隙間9aに
待機している支持リング21によりガラス板16の周縁
を支持し、モールド10と支持リング21の成形リング
31とで挟持してガラス板16を曲げ成形する。
【0025】曲げ成形されたガラス板16は、成形用リ
ング31で支持された状態で第1冷却ゾーン4に搬送さ
れる。そして、成形用リング31でガラス板16の周縁
を支持したまま、上吹き口11および下吹き口12から
ガラス板16に冷却エアを吹付け、1次急冷を行う。短
時間の1次急冷の後、突き上げピン36を上方に突出さ
せ、ガラス板16を突き上げピン36で支持する。
【0026】この際、ガラス板16は全周を支持されな
い(突き上げピンの配された箇所のみ支持される)。そ
のため、ガラス板16が高温状態にあると、ガラス板の
形状変形が生じる。しかし、ガラス板16は成形用リン
グ31に周縁が支持された状態で1次急冷されているの
で、ガラス板16の形状はある程度固まっており、形状
変形が抑えられている。
【0027】突き上げピン36により支持されたガラス
板16は、2次急冷により、1次急冷時に急冷強化処理
不足であったガラス板16の周縁部が急冷される。こう
して、ガラス板の周縁にも十分な強化処理を施したガラ
ス板を得ることができる。
【0028】図4(A)(B)は、本発明の別の実施の
形態に係る支持リングの構成を示す要部斜視図および切
換え機構の分解図である。この実施形態(第2実施形態
と呼ぶ)は、成形用リング41の外側に櫛歯状の冷却用
リング42を設けた2重リング構造であって、操作ワイ
ヤ51により成形用リング41と冷却用リング42とを
切換えるための切換え機構43を備えている。この冷却
用リング42は、ガラス板周縁の全周に沿って設けても
よいし、あるいは部分的に設けてもよい。
【0029】切換え機構43は、成形用リング41の外
側に突出するボス44と、このボス44を挿通する軸4
6が固定された操作レバー45と、ボス44を挿通した
軸46の先端に装着される駆動レバー47とからなる。
軸46の先端は駆動レバー47の端部の孔47aを挿通
して適当な手段でこの駆動レバー47に固定される。駆
動レバー47の他端部には孔47bが形成され、この孔
47bを挿通して駆動ピン48が装着され冷却用リング
42の長孔49内に係止する。成形用リング41の内側
の操作レバー45には、操作ワイヤ51がガイド片50
を通して結合される。
【0030】上記構成において、操作ワイヤ51を引張
ることにより、操作レバー45の軸46が回転し、駆動
レバー47を回動させて駆動ピン48を介して冷却用リ
ング42を上下動作させることができる。
【0031】図5(A)(B)は、本発明のさらに別の
実施の形態に係る支持リング構造を示す要部斜視図およ
びその切換え機構の分解図である。この実施形態(第3
実施形態と呼ぶ)は、成形用リング52とその外側に設
けた操作ワイヤ57により切換え操作される冷却用突出
ピン機構53とからなる。突出ピン機構53は、成形用
リング52に沿って適当な間隔で複数ヵ所に設けられ
る。各突出ピン機構53は、成形用リング52にほぼ半
分埋設された円筒状ガイド54と、このガイド54に上
下移動可能に装着された突き上げピン55と、この突き
上げピン55を上下駆動するためのく字状に屈曲した駆
動レバー61とを備える。ピン55の下端にはスプリン
グ受け67が一体に固着される。このスプリング受け6
7と円筒状ガイド54の上端部内面側との間にスプリン
グ66が装着される。このスプリング66は、ピン55
を下方向(成形用リング52の上面より引込める方向)
に付勢する。
【0032】ガイド54には支持片56が固着され、こ
の支持片56にボス59が固着される。このボス59に
駆動レバー61がその中央部の孔61aを通して軸60
により回転可能に装着される。駆動レバー61の上側端
部は軸65を介してワイヤプラケット58に取付けられ
る。駆動レバー61の下側の端部は軸63を介して、ピ
ン55の下端のスプリング受け67に装着される。
【0033】操作ワイヤ57は支持片56の端部の孔5
6aを通してワイヤブラケット58に結合される。ワイ
ヤブラケット58には、一定または適当な間隔で設けた
隣接する突出ピン機構(図示しない)に連結された操作
ワイヤ68がさらに接続される。
【0034】上記構成において、操作ワイヤ57を引張
ることにより、ワイヤブラケット58を介して駆動レバ
ー61が軸60廻りに回動し、その下端部の軸63を介
して突き上げピン55をスプリング66に抗して押上げ
る。これにより、突き上げピン55の先端が成形用リン
グ52の上面より突出してガラス板をこのピン55の上
面で支持することができる。
【0035】上記第1実施形態を図1、図2で説明した
ガラス板成形強化装置で用いた例は、冷却ゾーンでガラ
ス板を成形リングにより支持した状態で、1次急冷した
例である。本発明のガラス板支持装置(第1〜3実施形
態)は、冷却ゾーンへ搬送するまでの間に冷却用支持部
材でガラス板を支持するように用いることもできる。こ
の場合、ガラス板の支持箇所がガラス板の全周を連続支
持できないため、ガラス板の形状変形が懸念される。そ
こで、この形状変形を相殺するように、あらかじめ成形
ゾーンでのガラス板の曲げ成形を行うこともできる。
【0036】上記の形状変形を加味した曲げ成形をせず
にガラス板の曲げ成形ができる点に鑑みると、本発明の
ガラス板支持装置は、1次急冷の後に冷却用支持部材で
ガラス板を支持するように使用することが好ましい。な
お、ここであげた形状変形を加味した曲げ成形は、成形
ゾーンでのガラス板の曲げ成形後のガラス板の中央部の
自重による落ち込み変形を除く、冷却用支持部材でのガ
ラス板の支持による形状変形した曲げ成形を意味する。
したがって、ガラス板の曲げ成形において通常行われる
ガラス板の中央部の自重による落ち込み変形を加味した
曲げ成形は、1次急冷の有無に拘らず、必要に応じて行
われる。
【0037】逆に、本発明におけるガラス板の急冷強化
時には、従来の切換え可能な成形用リングと冷却用リン
グとからなる2重構造のガラス板支持装置を用いること
もできる。すなわち、ガラス板支持装置により曲げ成形
されたガラス板を冷却ゾーンに搬送した後に、成形用リ
ングでガラス板を支持した状態でガラス板を1次急冷す
ることにより、ガラス板の形状はある程度固まる。その
後に、例えば櫛歯状の冷却リングを上昇させてガラス板
を冷却リングで支持すると、冷却リングによるガラス板
の支持部分の形状がある程度固まっていることから、櫛
歯の凹凸跡の形成を防止できる。
【0038】一方で、ガラス板の厚みが小さい(例えば
2.0〜3.5mm程度の大きさ)場合を考慮すると、
本発明におけるガラス板の急冷強化時には、上記第1〜
3実施形態で具体例として説明される本発明のガラス板
支持装置を用いることが好ましい。すなわち、従来の切
換え可能な成形用リングと冷却用リングとからなる2重
構造のガラス板支持装置は、成形用リングと冷却用リン
グとの切換え機構の複雑さから、ガラス板の厚み方向の
寸法が大きくなる。そのため、ガラス板支持装置がガラ
ス板を支持したまま冷却ゾーンに搬入されるための間口
を大きくする必要がある。その結果、冷却ゾーンにおけ
る上吹き口と下吹き口との間の距離が大きくなり、吹き
口とガラス板との間の距離が大きくなる。したがって、
ガラス板の厚みが小さい場合にはガラス板の強化処理が
不十分となる。
【0039】これに対し、上記第1〜3実施形態で具体
例として説明される本発明のガラス板支持装置は、成形
リングと冷却用支持部との切換え機構が簡素化されてお
り、このガラス板支持装置のガラス板の厚み方向の寸法
を小さくできる。したがって、ガラス板の厚みが小さい
場合にも、冷却ゾーンにおける上吹き口と下吹き口との
間の距離を小さくでき、吹き口とガラス板との距離を小
さくできる。こうして、本発明のガラス板支持装置は、
ガラス板の厚みが小さい場合であってもガラス板の十分
な強化処理が実現できるので、好ましい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、成形
時にはガラス板の周縁の全周に沿って接触する成形用リ
ングによりガラス板を支持してプレス成形し、プレス成
形後に成形用リングでガラス板を支持したまま、これを
冷却ゾーンに搬送し、所定時間冷却してある程度ガラス
板が固化した後、例えば櫛歯状リングあるいは突出ピン
等の接触支持面積が小さく冷却エアがガラス板周縁部に
十分に行き渡る冷却用支持部に切換えてガラス板を支持
するため、接触面積を小さくしても冷却用支持部の支持
面の跡が形成されず、ガラス板周縁部が凹凸のない均一
な形状に保たれるとともに大きな冷却効果が得られる。
【0041】この場合、冷却用支持部として、成形用リ
ングのガラス板支持面に対し突出および退避可能な複数
のピンで構成すれば、冷却時に複数のピンによりガラス
板を支持するため、支持点の面積が小さくなり、冷却エ
アがガラス板周縁部に十分に流通して冷却効果が高めら
れる。また、装置が小型軽量化し、交換やメンテナンス
時の移動が容易にできる。また、従来の2重のリング構
造に比べ構造が小型で簡素化するため、冷却ゾーンでの
ガラス板の上下両面側に設けた冷却エア吹き口間の間隔
を小さくすることができ、冷却効率が高められる。ま
た、小型軽量化により、ガラス板の曲げ形状に対応して
吹き口に対し最適な位置にガラス板を位置合せする場合
の位置決め制御がしやすくなり、精度よく位置合せを行
って効率のよい冷却を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されるガラス板成形強化装置の
斜視図。
【図2】 図1の装置の成形ゾーン部分の構成図。
【図3】 本発明の実施の形態に係るガラス板支持装置
の構成説明図。
【図4】 本発明の別の実施の形態に係るガラス板支持
装置の構成説明図。
【図5】 本発明の別の実施の形態に係るガラス板支持
装置の構成説明図。
【符号の説明】
1:ガラス板成形強化装置、2:加熱ゾーン、3:成形
ゾーン、4:第1冷却ゾーン、5:第2冷却ゾーン、
6:レール、7:加熱炉、8,9:搬送ローラ、10:
モールド、11:上吹き口、12:下吹き口、13:2
次冷却部、14:下吹き口、15:2次冷却部、16:
ガラス板、17:移送プレート、18:リンク機構、1
9:支持台、21:支持リング、24:ブラケット、3
0:支持リング、31:成形用リング、32:冷却用突
出ピン機構、33:枠材、34:ブラケット、36:ピ
ン、39:駆動レバー、40:操作ワイヤ、41:成形
用リング、42:冷却用リング、43:切換え機構、5
1:操作ワイヤ、52:成形用リング、53:冷却用突
出ピン機構、55:ピン、61:駆動レバー、57,6
8:操作レバー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱炉で加熱されたガラス板を曲げ成形す
    る成形ゾーンと、 曲げ成形されたガラス板を急冷強化する冷却ゾーンとを
    備え、 成形時にガラス板を支持する成形用リング部と冷却時に
    ガラス板を支持する冷却用支持部とを切換え可能に備え
    たガラス板支持装置とを有するガラス板成形強化装置を
    用い、 加熱炉で加熱されたガラス板の周縁をガラス板支持装置
    で支持してガラス板を曲げ成形した後に、ガラス板を前
    記成形ゾーンから前記冷却ゾーンへ移送してガラス板を
    急冷強化するガラス板成形強化方法において、 前記成形用リング部でガラス板を支持した状態でこのガ
    ラス板を成形ゾーンから冷却ゾーンに移送し、この状態
    のまま所定時間冷却した後、前記成形用リング部から冷
    却用支持部に切換えてガラス板をこの冷却用支持部で支
    持して冷却することを特徴とするガラス板成形強化方
    法。
  2. 【請求項2】曲げ成形時にガラス板を支持する成形用リ
    ング部と、冷却時にガラス板を支持する冷却用支持部と
    を切換え可能としたガラス板成形強化装置のガラス板支
    持装置において、 前記冷却用支持部は、前記成形用リング部のガラス板支
    持面に対し突出および退避可能な複数のピンからなるこ
    とを特徴とするガラス板成形強化装置のガラス板支持装
    置。
  3. 【請求項3】前記ピンを前記成形用リング部に対し上下
    にスライド可能に装着するとともに、このピンをスライ
    ド動作させるための駆動レバーを前記成形用リング部に
    枢着し、この駆動レバーを回動させるための操作ワイヤ
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載のガラス板成
    形強化装置のガラス板支持装置。
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