JP2001524062A - ガラス板コンベヤ式曲げ装置 - Google Patents

ガラス板コンベヤ式曲げ装置

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JP2001524062A JP50932397A JP50932397A JP2001524062A JP 2001524062 A JP2001524062 A JP 2001524062A JP 50932397 A JP50932397 A JP 50932397A JP 50932397 A JP50932397 A JP 50932397A JP 2001524062 A JP2001524062 A JP 2001524062A
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Abstract

(57)【要約】 上側プレス部材と下側プレス部材間で、熱軟化したガラス板を成形するためのプレス曲げ装置を提供する。プレス曲げ装置内でガラス板を移動するためのコンベヤシステムは凹型成形ローラを含み、曲げ操作を行うために、ガラス板を上側プレス部材と下側プレス部材間に置いたとき、ガラス板はロールに合わせて撓むようになる。下側プレス部材は、連続するプレス曲げリングであり、ガラス板の周縁端上で起こる不適当な垂れを防ぐ。プレスリングの内側に据え付けた凹型形状のロールを用いると、成形したガラス板を最大限に支持し、垂れを防ぐことができる。さらにコンベヤシステムと下側プレス部材をモジュールユニットとして構成し、上側プレス部材をモジュールユニットをして構成することにより、各ガラスモデルに対して、生産モデルチェンジをするためのプレス部材の変更を簡便にすることができ、生産上利益を得ることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】 ガラス板コンベヤ式曲げ装置発明の背景 発明の属する技術分野 本技術は一般的にガラス板のプレス曲げを行う装置に関係し、特に連動式コン ベヤを備えた下側プレス部材により構成する相互に入れ替え可能なサブアセンブ リを用いて提供するプレス曲げ装置に関係する。アーチ形状のコンベヤロールが 、コンベヤロールの外延部が熱軟化したガラス板を支持するプレス曲げリングに 極めて近接するように、連続する周辺プレス曲げリング内に据え付けてある。関連技術の要約 ガラス板コンベヤ及び曲げ装置は、自動車産業や他の類似の用途で用いる曲げ ガラス板の大量生産に利用される。高度な大量生産においては一般に、ガラス板 は生産工程においてロール型コンベヤ上の水平な経路を進む。生産工程中の特有 な操作として、ガラスを軟化点まで加熱する操作やガラスを要求形状に曲げる操 作、そして最後にガラスを徐冷、すなわち焼入れするために曲げガラス板を調整 冷却する操作がある。 加熱炉を通して、ガラス板を軟化点まで加熱する。ガラス板をコンベアによっ て成形工程、すなわち曲げ工程まで進め、そこで所定の型に正確に成形する。ガ ラス板を成形した後、冷却装置に送る。冷却装置では、ガラス板を焼入れ、即ち 徐冷するために、調整しながら冷却する。 熱軟化したガラスを成形するために用いる主な工程には、ロール成形、プレス 曲げ、自然成形がある。ロール成形では、加熱したガラスを、一連の成形ロール の頂部上に、すなわち成形するためにガラスを挟み込む成形ロールの上側部材及 び下側部材間に運ぶ。プレス曲げでは、曲げ装置内のガラスを、補い合う上側及 び下側成形部材間の適当な位置に置く。 その後、適当に配置したガラス板を、下側プレス部材により下側の周縁部に沿っ て係合し、コンベアロールから持ち上げる。そこで補い合うプレス部材の成形表 面に挟み込み、正確に所定の曲げにプレスする。自然成形では、ガラスの重みに よって、自然に、加熱したガラスがフレーム、すなわち一連の曲がった成形ロー ルに一致するように曲げる。 自動車に適用するに当たっては、平らなガラス板を、自動車窓の開口部の形状 及び輪郭により規定される曲面通りに形作らなければならない。他に重要な要求 事項としては、ガラス窓が厳しい光学的な条件を満たすことと、ガラス窓によっ て視界が妨げられるような光学的欠陥及び反射歪みがないことが挙げられる。 ここ数年の間、自動車会社は、車両の全重量削減の手段の1つとして、自動車 の側窓に、今までより薄いガラス板を使用することを条件にしている。薄いガラ スは、ガラスを成形する際や焼入れする際に課題を残している。それは加熱後の ガラスが、熱の保持能力に劣ることや、所定の形状を保持できないことによるも のである。 ガラスの厚みを減らすと熱損失率が大きくなるため、薄いガラス板は、加熱炉 から出て、徐々に冷却成形段階に入って行くと、当初加熱により与えた熱を急速 に放散する。もしガラスの冷却が早すぎると、ガラスは容易にそして適度に曲げ を行うほどには軟化せず、しかもガラス板は焼入れに必要なだけの熱を保持でき ない。もし所要温度を保持するためにガラス板を過熱してしまうと、ガラス板は 、極端に軟化しすぎるため、変形しないように注意深く制御することが必要にな り、しかも規定される精密な誤差範囲におさまらず、所定の形状より曲がりすぎ ることが多くなる。過熱は、熱やけ、ロール歪み、ロールきず、小穴、周縁端曲 がりや他にも様々な問題を生むため、最終的なガラスの表面品質が劣化すること が多い。さらに現在自動車への適用に際して要求されるのは、小 さな、幅が狭い方形のガラスや、方形ではないガラスを曲げることである。 ガラス板を曲げる際に、単一の軸に沿ってガラス板を曲げるのは単純であり、 一般に曲げ軸はコンベヤの軸に直交する軸になる。ガラス板を複雑な形状に曲げ るときは、プレス成形装置を用いて、縦方向及び横方向両方の曲げを行わなけれ ばならない。 ガラス業界では、効率的な方法で、ガラスの劣化を最小限にとどめて、薄いガ ラスを処理できる改善型のガラス曲げ装置が求められている。ガラスを曲げる際 の課題の1つは、ガラスが歪んだり、垂れたりしないように、曲げ装置内にガラ スを配置し、曲げることである。ガラスを所定の形状に曲げた後、ガラスは工程 内の冷却段階(焼入れ)に移行するために、適当に支持することも要求される。 ロール成形ガラスについての工程及び装置に関して、非常に多くの特許が出て いる。その中には、凹型ロールを凸型ロールと組み合わせたアラインド圧力ロー ルを用いることを記載した特許も含まれる。米国特許第3,701,644号、 第3,856,499号、第3,871,855号、第3,891,420号、 第3,929,441号、第3,934,996号、第3,992,181号、 第4,043,783号(フランク)、第3,869,269号(クナップ)は 別々に動いてくるガラス板を、連続して、一様な曲率半径や一様ではない曲率半 径のものを含む単純な或いは複雑な形状に成形できるロール成形装置を記載する 。 米国特許第4,123,246号(ジョンソン他)は、整列し、固定した回転 据え付け成形ロールに代わって、斜めに配列した一連の据え付け円筒型固定コン ベヤロールから、一連のガラス板を徐々に移動することにより成形する方法を示 す。 米国特許第4,218,232号(ウイルヘルム)は、ガラスを成形 する間中、ガラスの下側表面に接して回転しながら連動する隣接した据え付け円 筒型コンベヤロール間を移動するガラス板を、横方向に動作する一連の回転式成 形ロール上で持ち上げることにより、ガラス板を成形する方法を記載する。 先行技術で記載するプレス曲げ装置は、モールド成形部材及び加熱炉からプレ ス曲げ装置まで移動するガラス板の位置を整え、曲げ、運ぶためのコンベヤロー ルからなるいくつかの構成を開示する。米国特許第3,338,695号(リッ ター)は、下側モールドのオープンリング外形の内側に配列した一連の支持ロー ルを有する連続する周辺プレス曲げリングを記載している。オープンリングを、 支持ロールの外側周辺の僅かに下側に配列している。ガラス板を下側モールド及 び上側モールドの連続するリングの間で曲げる前後で、ロールは、加熱したガラ ス板を水平面内に支持する。しかし、ロールは、加熱したガラス板をプレス曲げ 装置内で完全に支持するわけではない。 ガラス板を適度に曲げるために必要な、十分に熱軟化した条件下で、ガラス板 を支持するため方法については、米国特許第3,905,794号(リベルス他 )が、その軸上で回転可能な一般にアーチ形状からなるコンベヤロールの利用を 提唱している。各コンベヤロールは、回転しない内部コア部材及び内部コア部材 の周りをそれに関係して回転するために据え付ける外部スリーブを含む。コンベ ヤロールは、ガラス板の曲げを行う前後、その長さの範囲内で加熱したガラス板 を支持する。ロールは、ガラス板及びコンベヤロール間の摩擦による動作を排除 するために、適当な時間でガラス板から離すことがが可能である。雌の成形リン グは、先端バーを含む複数のセグメントにより形成される。 米国特許第4,047,919号は、セグメント分けした下側成形レールを有 し、しかもガラス板を運ぶために外形ロールを用いたプレス曲 げ装置を記載する。さらに、そのプレス曲げ装置は、プレス曲げ領域において補 足的な加熱手段を備えている。コンベヤロールは凹型で、加熱により軟化した曲 げガラス板の曲面を補っている。各ロールの凹型部は、より広い先端部に隣接す る側面部の摩擦による係合を防ぐために、ガラス板の横方向の寸法より短く設計 してある。 米国特許第4,670,036号は、支持台上に据え付けた複数のローラを備 えた連続する成形リングを示す。ローラは、成形リングの内側及び外側両方に位 置しており、ガラス板を支持する。加熱したガラス板は、加熱炉から出て、プレ ス曲げの位置に進むにしたがって、外形ロールに合わせて曲がる。 米国特許第4,872,898号(エンク他)は、可動式プレス曲げ装置を記 載する。レールを、加熱炉及び焼入れを行う冷却装置間にあるプレス曲げ領域内 の生産ラインに直交して敷く。モデルの切り替え時間を最小限にするために、2 つ或いはそれ以上のプレス曲げセクションを、生産ライン上で用いる。1つのプ レス曲げセクションを使用しているとき、第2のプレス曲げ装置は、指定したコ ンベヤロール及び曲げ部材を備えて、ライン外に待機している。モデルの切り替 えを行なうとき、第1のプレスセクションを生産工程から取り除き、第2のプレ スセクションを、損失生産時間を最小にするようにライン内に設置する。 米国特許第5,004,492号は、上下方向の往復運動するために設置する 連続周辺成形レールを備えた別の形態のプレス曲げセクションを示す。そのプレ ス曲げセクションでは、コンベヤロールを、成形レールの外側にあるスタブロー ル及び成形ロールの内側に据え付けた独立の予備ロールに変更する。 米国特許第5,286,271号(ルータ他)は、異なるモールド構成を記載 する。連続するリングがモールドの下側セクションを形成し、 上側真空モールドに係合するまで、ガラスをコンベヤから持ち上げる。一度ガラ ス板を成形すれば、連続するリングを下げ、ガラス板を真空の作用で上側モール ドに保持する。上側モールドは高架レールによって移動し、成形したガラスを次 の工程に進めるため、隣接するコンベヤ上に置く。 米国特許第5,292,356号は、比較的深い曲面があるガラス板のプレス 曲げ装置を記載する。プレスモールド部材を相互に動かすのを簡便にするために 、上側プレスモールド部材を、特殊な構造上に据え付ける。サブプレートが様々 なプレス部材を運ぶようになっている。 他の最近のプレス曲げ装置では、逆の曲げ曲面を有するガラス板を処理するロ ーラを備えたものがあり、米国特許第5,297,669号(ニーエンドロフ) に記載されている。プレス曲げ装置のロールは各ロール端にU形部分を有してお り、連続する成形レールを形成する。U形端を有するロールの課題の1つは、ガ ラスがたわまないように、いかに加熱したガラス板を、その周辺端で支持するか ということである。 連続する周辺プレス曲げリングを、そのリング内に位置する複数の凹型ローラ と組み合わせた特許は、開示されていない。さらに、生産機械及びプレス曲げ装 置の構造を改善することにより、生産効率及びプレス曲げ操作で生産されるガラ スの品質が改善されることが望まれる。発明の要約 本発明により、熱軟化したガラス板を成形するためのプレス曲げ装置を提供す る。プレス曲げ装置は、標準的なガラス曲げ操作で利用することを目的に設計し ている。平坦なガラス板を、加熱し、プレス曲げ装置までコンベヤにて運ぶ。 プレス曲げ装置内のコンベヤシステムは、凹型成形ローラを含み、曲げ操作を 行うためにガラス板を上側及び下側プレス部材間に置き、その ロールに一致するようにガラス板を曲げる。下側プレス部材は、連続するプレス 曲げリングであり、ガラス板の周辺端で板を支持するが、垂れについてだけが課 題となっている。 凹型ローラは、駆動軸上に据え付けてあり、プレス曲げリングの内側に位置し ている。ガラス板がプレス部材間のプレス曲げ位置に出入りするとき、プレス曲 げリングは、凹型ロールの外側周辺下に置かれる。一度ガラス板を上側モールド 及び下側モールド間の適当な位置に置けば、下側モールドのプレス曲げリングが 、コンベヤからガラス板を持ち上げ、上側モールドの成形表面に係合し、加圧す る。ガラス板を成形した後、プレス曲げリングは、凹型部分まで下がり、成形し たガラスはプレス曲げ装置から出て行き、次のガラス板が装置に入ってくる。内 部ロールの凹型形状は、成形したガラス板を最大限に支持し、ガラスが徐冷、す なわち焼入れするための冷却領域に移動するまで撓まないようにする。 生産効率を上げるには、1つのプレス曲げ装置に対して2重の生産ラインを準 備することである。そのように生産ラインを配置することは、側窓にとっては最 適であり、左右両窓を同時に曲げることができる。2重ラインでは、モールド及 び生産機械は、通例の位置から90度回転し、ガラス板を狭い先端部を用いて運 ぶ。2重ライン側窓は、1ラインで構成している、より大きなフロントガラスと リアウインドガラスで利用するシステムと同じ加熱及び冷却システムで処理でき る。 生産機械を90度回転し、凹型内部ローラを用いることにより、ガラスの揺動 についての問題は最小限に抑えられる。縦軸上の曲げを行うガラス板は、横軸の 曲げがロールを横切るガラス板の“揺動”を起こすのとは対照的に、凹型ロール 上を滑らかに動く。生産機械を回転することから得られる他の利点は、ガラスの 曲げに必要な温度を下げることである。一度曲げガラスが曲げ装置を離れ、冷却 セクションに入ると、ブラ ストヘッドチューブがガラスの極めて近い場所に置かれ、それによって、ガラス を冷却するために必要なガス圧を減圧する。 プレス曲げリング内部に凹型、すなわち窪んだ形状のロールを用いると、ガラ ス板の周縁端から1インチ以下で、支持できるようになる。円円筒型ローラを用 いると成形したガラスの周縁端から数インチは支持されず、そしてコンベヤによ って成形したガラスを運んでいるときに、たわむ可能性がある。ロールとして“ ダックアンダー”(duck under)セグメントを用いた場合でも、成形されたガラ スの周縁部が支持されないため、垂れの問題は残る。凹型ロールは、駆動軸に据 え付け、その場所に固定する。 プレス曲げ装置の下側モールドは、下側モールドの設置及び撤去を簡便にする ために、完成したサブアセンブリとなっているベースに据え付ける。下側モール ドは、持ち上げ手段を含んでおり、それによりプレス曲げ装置のフレームからモ ールドを持ち上げる。下側モールドを、フレームから持ち上げるとき、下側モー ルドはプレス曲げ装置のコンベヤと連動し、下側モールド部材及びコンベヤを同 時に取り除く。曲げガラスの各モデルに対して、特定のモールドとコンベヤを、 その時だけのサブアセンブリユニットとして組み合わせ、それから完成したサブ アセンブリユニットとして、生産の必要性に応じてプレス曲げ装置のフレームか ら出入れする。 本発明の目的は、成形したガラスの垂れ及び劣化を最小限にするために改善し たロールコンベヤシステム及びプレス曲げリング構成を提供することにある。 本発明の別の目的は、プレス曲げ装置が1つのユニットとして移動するような 持ち上げ手段及び位置決め手段を提供することである。プレス曲げ装置内の下側 プレス部材サブアセンブリユニットの出入れを含む準 備作業を、別のプレス曲げ装置を用いて生産が行っている間に、ライン外で行う ようにすれば、多重ユニットでの利用も可能である。 本発明の更に別の目的は、2枚のガラス板を一度に成形できるような2重生産 ラインを提供することにある。小さな側窓用ガラス板に対しては、本発明による プレス曲げ装置は、同時に2枚のガラス板を曲げることが可能である。2重ライ ンは、自動車の側窓の左右のガラス板を処理する場合に、特に効果的である。図面の簡単な説明 本発明の他の利点についても同様であるが、上記内容は、以下の詳細な説明及 び添付図面から、当業者には容易に明確になるであろう。 第1図は、ガラス加熱炉とガラス焼入れ部の間に位置し、かつ本発明によるガ ラス板支持及び運搬装置を具体化した曲げ装置の側面図を、一部破断して示す。 第2図は、第1図を実質上、線2−2に沿って取り出し、コンベヤロールと下 側プレス部材の成形レールの間の関係を示す拡大平面図である。 第3図は、第2図を実質上、線3−3に沿って取り出し、コンベヤロールの駆 動部を示す拡大部分平面図であり、部分的に断面を示す。 第4図は、第2図を実質上、線4−4に沿って取り出した立面図で、部分的に 断面を示しており、移動するために引き上げた下側プレス部材を破線にて示す。 第5図は、第2図を実質上、線5−5に沿って取り出し、ロールビーム及びマ ウンティングトラック上のコンベヤロール駆動軸の取り付け部を示す拡大断面図 である。 第6図は、第2図を実質上、線6−6に沿って取り出し、マウンティングトラ ックをロールビームに固定するためのT形ナットを示す拡大断面図である。 第7図は、稼動位置にあるプレス曲げ装置の下側プレス部材の斜視図であり、 コーナーポスト、ロールビーム、そして省略しているが下側部材圧板を備える。 第8図は、成形リング内にある凹型コンベヤロールの拡大平面図であり、部分 的に断面で、一部破断しており、ロールと駆動軸を接続している結合部の詳細を 示す。 第9図は、第8図を実質上、線9−9に沿って取り出したローラの立面図であ り、部分的に断面で示す。 第10図は、第9図を実質上、線10−10に沿って取り出した結合部の断面 図である。本発明の好ましい実施例の説明 図面を参照すると、第1−2図に、自動車へ適用するガラス板を曲げる、プレ ス曲げ装置10が示してある。ガラス板12を曲げる処理装置はガラス12を軟 化点まで加熱するための加熱炉14、プレス曲げ装置10、ガラスを焼入れ、す なわち徐冷するための冷却セクション(図示せず)を含む。 加熱炉14を備えた加熱セクションでは、ガラス板12を、整列したコンベヤ ロール16で加熱炉を通して連続して運びながら、従来通りの制御方法で加熱す る。曲げ温度に加熱したガラス板は、加熱炉14の後端壁にある開口部20を通 って、加熱炉から出て行き、コンベヤロール18を前置することにより、プレス 曲げセクションに移動する。 プレス曲げ装置10は、一般に平行六面体構成の骨組からなり、堅固な箱形構 造を構成するために、縦方向ビーム24と横方向ビーム26により頂部及び底部 が相互に接続されている直立のコーナーポスト22を含む。プレス曲げ装置10 は、前置コンベヤロール18を整列させたコンベヤシステム28を含み、コンベ ヤシステム28は、前置コンベヤロ ール18から受け取るガラス板12を運び、曲げ位置に配置する。プレスコンベ ヤシステム28は、下でさらに十分に説明するように、不利な条件下で起こる歪 みや垂れを起こしやすい温度にある間、曲げ後のガラス板を支持し、運ぶことを 意図する。 上側雄型プレス部材30及び下側雌型プレス部材32は、相対的に互いの方向 に向かったり、離れたりする往復運動をするために、プレス曲げ装置10の骨組 み内に据え付けてある。上側及び下側プレス部材30,32は、平坦なガラス板 を曲げるために、その曲面に同じ互いに向かい合い、補い合う成形表面を与える 。 上側プレス部材30は、モールドエレメント36を支持するためのベース構造 34を含み、モールドエレメント36は、ガラス板12に所定の曲面を与えるた めの下方向の、一般に凸型成形表面38を有する。成形表面38の特定の外形及 び曲面は、ガラス板12に与えるべき特定の曲面及び外形により指定する。上側 モールドエレメントは、連続的な成形表面或いは外形、すなわちリング型構成の 周辺成形レールのどちらかからなる場合もある。 上側モールドエレメントを運んでいるベース構造34は、ネジジャッキ44が ら延びている軸42により、水平ビーム24から吊り下げている上側圧板40に 固定する。ネジジャッキ44は、駆動軸46により、駆動ユニット48に接続し ている。駆動ユニット48を操作することにより、ネジジャッキ44を、上側圧 板40及び上側プレス部材30を上下するために駆動し、それにより上側圧板4 0及び上側プレス部材30を選択した操作位置まで運ぶ。上側プレス部材30は 、生産開始時点で位置を決め、固定位置に保持するか、或いは曲げサイクル中、 停止位置とプレス曲げ位置を上下することもできる。 下側プレス部材32は、複数の近接する据え付けポスト54により一 定間隔おいた位置関係にある多層ベース52に固定されている外形、すなわちリ ング型成形部材50を含む。ポスト54の長さは、成形リング50が所定の位置 にくるように調整してある。成形リング50は、曲げるべきガラス板12の外形 と同じになり、その上面は上側部材成形表面38を補う、一般的に凹型成形表面 56を有する。成形リング50及び曲げコンベヤシステム28とベース52の構 成についての関係は、下でより十分に説明する。 ベース52は、鉛直方向に往復運動するために据え付けてある下側圧板58に て支えている。ガイド手段60が、コーナーポスト22により画定される正確な 鉛直方向に下側圧板58を収めるために、各角に備えてある。下側圧板58は、 付加的な縦方向ビーム24或いは構造の中央に据え付けてある横方向ビーム26 により支持する据え付けフレーム62上に据え付けてある流体アクチュエータに より、鉛直方向の運動を行うために組み付ける。流体アクチュエータ64のピス トンロッド66は、プラットホーム58を上下するために、プラットホーム58 に固定してある。ピストンロッド66は、支えている下側プレス部材32と成形 リング50を押し上げるが、その位置はコンベヤ28のロール68下の下げ位置 と、加熱したガラス板12をロール68から持ち上げ、そして上側プレス部材3 0に接して、所定の曲面にガラス板を成形するために補い合う成形表面38,5 6間でガラス12をプレスするために上げた位置の間にある。曲げが終わった後 、ピストンロッド66は、コンベヤロール68の下まで成形リング50を下げる ために収縮して、曲げガラス板はコンベヤロール68上に載り、コンベヤロール 70上を隣接する冷却セクションへと進む。 スペースドロケータストップ72は文字どおり、プレス部材30,32に対す る所定の位置内にガラス板12を停止させ、進んでくるガラス 板12を正確に配置するために、適当に経路内に配置する。各ストップ72は、 流体アクチュエータ76のピストンロッド74に固定する。アクチュエータ76 は、曲げコンベヤシステム28より上で、しかもロール68上のガラス板12の 動作の経路内のにある上げ位置と、その下にある下げ位置間で、設定時間で順次 、ストップ72を上下する操作が可能である。 各操作段階にあるガラス板12の動作の速度は、ガラス板12を形成していく 操作と同一時間になるように、モータ制御システム(図示せず)により制御する。 3段階にコンベヤ速度を制御するために用いる変速モータは、すべてモータ制御 センターに接続しており、センターでは、モータの速度を変えるために行うあら ゆる調整(すなわち加熱炉コンベヤがガラスの温度を上げるために、速度を落と す)を他のコンベヤセクションの速度に対応して行い、それぞれの速度を適度に 保つ。 プレス曲げ装置10内のコンベヤシステムの場合、ロール68が据え付けてあ る駆動軸78を駆動するために、第3図に示すコンベヤ駆動部80を用いる。駆 動軸78を、駆動軸78の各端及び中央で軸受け82により支持する。変速モー タ84,ギア減速機構86,エンドレスチェーン駆動部88は、3つの前置コン ベヤロール18及び駆動ピニオン92に接続しているピニオン90を駆動するた めに用いており、駆動ピニオン92は短軸94に接続しており、短軸94はタイ ミングベルト機構96において入力ギアを駆動する。第1のタイミングベルト機 構96の出力は、コンベヤ駆動軸78Aの1つを駆動するために用いる。第2の タイミングベルト機構98は、そのときプレス曲げ装置10内の軸78を回転駆 動するために用いる。 下側圧板58上に据え付けてある下側プレス部材32を、第4図及び第7図に より詳細に示す。圧板テーブル100は、下側圧板58に一般 的な手段で接続している。取付版102は、そのとき圧板テーブル102にボル トで固定する。各ラインに対するベースプレート104は、そのとき取付板10 2に固定する。複数の鉛直スペーサ106は、ベースプレート104上のサブプ レート108を支持するために用いており、ベースプレート104は、ベースプ レート104とサブプレート108の1対のアパーチャ110により画定される 持ち上げ手段を作り出す。ポスト54とアクチュエータ76は、サブプレート1 08に据え付けてある。 アパーチャ110は、フォークリフトのフォーク先端部112(第4図に一部 透視して示す)を受け入れ、持ち上げるだけの大きさに作り、プレス曲げ装置1 0からの下側プレス部材32の取り付け、取り外しを簡便に行うために、フォー クリフトを(圧板58から切り離される)下側プレス部材32の持ち上げに用い る。さらに、下側プレス部材32は、取付版102上に据え付けてある1対の端 壁114を含む。端壁114の上縁に形成した丸いくぼみ、すなわち溝は、下側 プレス部材32と曲げコンベヤシステム28を同時に取り付け、取り外しを行っ ている間、コンベヤ駆動軸78を受け入れ、支持する。 曲げコンベヤシステムは28は、プレス曲げ装置のコーナーポスト22に、独 立に据え付けてある。プレス曲げロール68及び下側プレス部材32は、一般的 に特定の曲げガラスのモデルに対して設計し、それ専用に用いる。従って、ロー ル68及び下側プレス部材32を備えた曲げコンベヤシステム28は、プレス曲 げ装置とは独立に据え付けているが、プレス曲げ装置10と同時に取り付け、取 り外しされ、しかも2次生産利用のユニットとして保管する。 曲げコンベヤシステム28は、支持アーム120(図2及び4−7)によりコ ーナーポスト22に固定しているロールビーム118上に据え 付けてある。2つの支持アーム120は、プレス曲げ装置10の両側上のコーナ ーポスト22に溶接する。支持アーム120は、コーナーポスト22と垂直に延 在し、一般に長方形である。2つのロールビーム118は、支持アームの上部表 面に平行に、溶接或いはボルト止めする。ロールビーム118は、曲げプレス装 置10上に固定したままである。ロールビーム118は、ロールビームの長さ分 だけ延在する縦方向の逆T型溝122を含む。 コンベヤ駆動軸78を支持する軸受け82は、ロールビーム118に据え付け てある据え付けレール、すなわちトラック124に固定している。据え付けレー ル124は、逆T形溝122内のレール124の位置を調整するために、底面に ボス126を含む。頂面には、軸受け82の据え付けベース130上に対応する ナットを取り付けるための溝128を含む。軸受け82は、ボルト132により レール124に固定している。2つの据え付けレール124は、据え付けボルト 134及びT形ナット136により2つのロールビーム118に固定している。 2つのクロスバー138は、据え付けレール124に据え付けてあるブラケッ ト140に接続している。クロスバー138により、据え付けレール124をロ ールビーム118に据え付けるとき、より堅固に、しかも確実に結合できる。据 え付けレール124をロールビーム118から切り離し、下側プレス部材32と コンベア28を装置10に取り付けたり、取り外したりしているとき、駆動軸7 8は、端壁114の溝116内に固定してある。軸受け82は、端壁114の外 側表面に近接して、コンベヤ28がどの方向にも移動しないようにしており、保 管する場合には下側プレス部材32内に保持される。 第4図に示すように、フォークリフトのフォーク先端部112は、下側プレス 部材32を持ち上げるために、最初にサブプレート108に係 合する。少し垂直に持ち上げた後、先端部112は、下側プレス部材32とコン ベヤ28を同時に持ち上げるために、クロスバー138に係合する。そのとき下 側プレス部材32とコンベヤ28は上述したように、1つのサブアセンブリを形 成し、相互に結合している。 プレス曲げ装置10は、可調ホイール142(図1)上に据え付けてあり、生 産ラインから取り外したプレス曲げ装置10全体は、適当なプレス曲げ装置及び ガラス板12を曲げるための上側プレス部材30及び下側プレス部材32を備え た、同様の装置に置き換えることができる。プレス曲げ装置全体を交換する際、 最低限の駆動部及び制御部材を切り離し、プレス曲げ装置を他のものに置き換え 、駆動部及び制御部材を再度接続し、そして生産ラインの加熱及び冷却ユニット に対して水平に配置することだけは必要となる。実質的な生産時間の減少は、コ ンベヤロールの取り付け及び試験、部材の組み立てを、生産ライン外で行うこと により、避けることができる。 プレス曲げ装置10は、位置を調整したり、水平にしたりするための可調ホイ ール及び水平支持器を含む。米国特許第4,872,898号に記載してある中 心配置及び水平配置するための装置を、ここでは参考にして組み込んでいる。 生産を設備において、生産ラインの横方向に延在するレールは、生産ラインか ら取り外す第1のプレス曲げ装置を移動するために、そして所定の曲げガラスを 生産するためにライン内に設置する第2のプレス曲げ装置を移動するために用い る。プレス曲げ装置が生産ラインから外れれば、下側プレス部材32内のアパー チャ110を利用することができ、フォークリフトを用いて、装置10から下側 プレス部材32及びコンベヤ28を取り外し、装置10内に異なるサブアセンブ リを取り付けることができる。 プレス曲げコンベヤ28、上側プレス部材30、下側プレス部材32の組み立 て、配置、試験には、かなりの時間と労力を要する。一度条件通りの生産を行う ことができれば、一般的に、そのサブアセンブリを完成したアセンブリとして保 持、保管する。限られた曲げガラスモデルだけを生産する場合には、別々のプレ ス曲げ装置10を各モデルに対して保持することもできる。 多種の曲げガラスモデルを生産する場合は、一般に各モデルに対するサブアセ ンブリ(上側プレス部材30及びコンベヤー下側プレス部材アセンブリ28,3 2)のみを保持することが望ましい。サブアセンブリは、ラックに保管し、生産 の必要性に応じてプレス曲げ装置内のフレーム構造内に取り付けることができる 。従って、上側圧板40、下側圧板58、そして関連して配置する駆動装置を有 する2ないし3のフレーム構造(コーナーポスト22、ビーム24,26、ロー ルビーム118)が一般に生産設備内に必要となる。1つのプレス曲げ装置を生 産ライン内で使用している間、次に予定する生産モデルのための上側プレス部材 30及びプレスコンベヤー下側プレス部材28,32を、生産ライン内に挿入す る別のプレス曲げ装置内に取り付けることができる。 上側プレス部材30を交換する際、ベース構造34は、上側圧板40からはず す。ベース構造34は、上側モールドエレメント36の配置を調整するための調 整ポスト144を有するベースプレート146を含む。ベースプレート146は 構造部材であり、上側プレス部材30を持ち上げ、移動するために用いる。プレ ス曲げ装置10から上側プレス部材30を取り除き、異なる上側プレス部材を挿 入する際に、フォークリフト或いは他の持ち上げ手段が用いることができる。 下側プレス部材32及びプレスコンベヤ28は、1つのユニットとしてプレス 曲げ装置10に取り付けたり、取り外したりする。上述したよ うに、下側プレス部材32は、下側圧板58に取り付け、ロール68及び軸78 を含むプレスコンベヤ28は、ロールビーム118に取り付ける。第7図は、あ る操作位置にある下側プレス部材32及びプレスコンベヤ28を、サブアセンブ リとして完全に取り付け、生産操作中にした状態で示す。一度装置10を生産ラ インから取り外して、下側プレス部材32を圧板58から切り離し、コンベヤ2 8の据え付けレール124をロールビーム118から切り離すと、上述したよう に、据え付けレール124をロールビーム118から持ち上げ、軸78を端壁1 14の溝116(図4)が支持するまで、アパーチャ110にフォークリフトの フォーク先端部を入れて下側プレス部材を持ち上げる。下側プレス部材32とコ ンベヤ28は取り外し、サブアセンブリユニットとして保管する。そして適当な サブアセンブリユニットをプレス曲げ装置10に取り付け、生産ライン内のサブ アセンブリを入れ替える。一度上側プレス部材とコンベヤ28を有する下側プレ ス部材32をアセンブリし、試験を行い、生産に適することの確認がとれれば、 引き続き生産を行うに当たり、品質水準を維持することは比較的簡単である。 自動車産業にて行われているジャストインタイム納入システムや、生産停止時 間及び在庫水準を最小限するためのコスト要求に応じるために、自動車ガラス生 産者は、生産のモデルチェンジに際し、効率的で、信頼性が高く、品質水準や費 用対効果の高い手段を確保することが不可欠である。相互に入れ替えが可能なプ レス部材30,32及びコンベヤ28サブアセンブリを備えた2つかそれ以上の プレス曲げ装置を用いることにより、その能力を取得することができる。 プレス曲げ装置10を用いて所望の品質を達成する際に、重要な要因の1つと なるのは、下側プレス部材32の下側リング部材50とコンベヤ28内のロール 68の構成及び関係である。ガラス板12の垂れやそ の他の劣化の問題を克服するのは、0.25から0.118インチ(3mm)或 いはそれ以下である自動車側窓用ガラスの厚さを薄くしていく場合に、さらに困 難にある。 初期のプレス曲げ装置では、下側プレス部材とともに、ガラス板を支持したり 、運搬したりするプレス曲げコンベヤは、ガラス板の移動する経路に対して横方 向に延在する一定の直径の、まっすぐなロールであった。一連のロールを、下側 プレス部材の連続するオープンリング内に配列し、ガラスの経路に対して横方向 に延在する軸上に据え付けていた。ガラス板を曲げた後、ロールは曲げガラス板 の外辺部を支持しなかったため、薄いガラス板を使う際には、垂れの問題が起こ っていた。 その後開発された装置は、たわみロールを使って、プレス曲げ後にその上に載 せたガラス板に与えた曲面を受け止めるようになっており、さらには、アーチ形 に曲がった中間セクションを有するロールを、曲げ前のガラス板を支持する平面 と共通の面に配列し、そしてガラス板に与えた曲面を補い合う支持表面を画定す るために下方にピボット止めし、下側プレス部材から曲げガラス板を受け取って いた。このような後続のロール構成においては、下側プレス部材は、リング形構 造からなり、少なくとも端から端まで所定の外形パターンに配列した複数のセグ メントの一部に含まれるリング形成形ロールを利用する。成形レールセグメント の隣接端は、プレス曲げサイクル中の下側プレス部材を上下する間に、隣接ロー ル間を成形レールが通れるだけ、十分に離して配置する。 不規則な外形や複雑な形状のガラス板を利用する自動車が出てきたために、横 方向に延在するロールが斜めに、すなわち鋭角に成形レールを横切る可能性ある という別の問題が起こった。結果的に、従来のまっすぐなロールを通す成形ロー ルに必要とした空間、すなわち隙間は、熱軟化した、支持をしない薄いガラスが 、その隙間に垂れ、許容できない形 状になることが起こりうる程、大きくなった。 セグメント分けした成形ローラによって起こるガラスの垂れの問題のために、 ロールシステムが開発された。ロールシステムは、ガラス板の周辺を途切れなく 支持する連続外形成形ロールを用いている。米国特許第5,004,492号で は、分離個別ロールにより、成形レール内外のガラス板を支持し、運搬する。内 部及び外部ロール間の成形レールの下には、ある特別な軸構成と駆動装置を備え ている。 米国特許第5,292,356号及び第5,297,669号では、別のロー ルを記載している。凹型コンベヤロールは、加熱炉の出口側からプレス曲げエリ アの中まで進むにしたがって、曲面が大きくなり、上側プレス部材と下側プレス 部材の間で曲げる前に、ガラス板を逐次事前成形する。さらにプレスロールは、 ロールの各端にU形部分を含んでおり、レールが下げ位置にあるとき、下側プレ ス部材の成形レールの下を通過する。米国特許第5,292,356号の第3図 は、上記ロールのU形部分(“ダックアンダー”ロール)及びガラス板曲がった 縁に沿って支持がないために、起こる可能性がある曲げの問題を示す。 本発明では、前置コンベヤロール18は環状型で、内側の中空な固定コア部材 148と外側の可撓性を有する積載用回転可能スリーブ150からなる。そのよ うな環状型コンベヤロールは、米国特許第3,05,794号に記載してあり、 ここでも参照して組み込んでいる。第7図に示すように、本発明の前置コンベヤ ロール18は、2つの環状部分152を含む。曲率が徐々に大きくなる環状ロー ル18は、ガラス板12を事前成形するために、プレス曲げ装置10の先頭部分 で用いることがある。後置環状ロール70は、同様の構成であり、曲げ部材をプ レス曲げ装置10から曲げガラスを冷却するための冷却装置内に運ぶために形成 する。 コア部材148は、ステンレス鋼管或いは他の類似の管材料により形成する。 一方の端で、コンベヤロール18のコア部材148は回転可能スリーブ150を 超えて延在させ、構造的骨組みの据え付けレール124上に適当な据え付け手段 156により、回転しないように、固定する。コア部材148の他端は、回転可 能留め輪158により反対側の据え付けレール124上に固定する。外側スリー ブ150もまた、結合部材160により、回転可能留め輪158に取り付ける。 上記のように、駆動ピニオン90が回転することにより、コンベヤロール18の 外側スリーブ150は、制御状態で回転する。 プレス曲げ装置10のコンベヤ28は据え付けレール124間で回転可能な平 行軸78を含む。軸78上に据え付けた一連のロール168は、下側プレス部材 32のリング型成形レール50内部に配置してある。各コンベヤロール68は、 アルミニウムのような、適当な材料から形成する。ロール68は、内部アパーチ ャ162(図8)を形成するためにくり貫いてあるので、軸78上で支持すべき ロール168の重量は減少し、さらに下側プレス部材32及びコンベヤ28を組 み合わせて入れ替える際に持ち上げるべき重量も減少する。 第8図に示すように、ロール68は砂時計形状であり、ロール68の両端部分 は、高さhになる。ロール68は、端部分164からロール68の中心方向にか けて徐々に断面が小さくなるようになっており、曲面、すなわち正面図中の表面 166を支持する典型的な凹型を与え、熱軟化した曲げガラス12の曲面を補っ ている。支持表面は、曲げガラス12を巧みに支持し、プレス曲げ装置10から の運搬中にガラス板が所定の形状から垂れてしまうことを防ぐ。 ロール68の端部分164の高hは、リング成形レール50の厚さより大きく なければならない。そのような関係があるので、成形レール5 0は連続リングとして形成でき、さらにガラス板がプレス曲げ装置10を出入す るときに、ガラス板12の経路上から取り除くことができる。垂れは、第8図に 示す、ガラス板12の外側端と端部分164の外側端の間の距離dを最小にする ことにより、減少、或いは排除することができる。成形レール50は、dを最小 にするために、端部分164にできるだけ近接させて据え付ける。 セグメント分けしたリング成形レールを利用する先行技術のプレス曲げ装置は 、リング内に隙間があり、その隙間で熱軟化したガラスが垂れを起こしていた。 先行技術の連続リングプレス曲げ装置はまた、ロールがガラス板の周辺で所定の 支持を行うことができないために、垂れを起こす問題もあった。例えば、上記し た連続リングを備えたダックアンダーコンベヤロールの距離dは、本発明によれ ば約1インチかそれ以下であるところを、約5インチある。さらに、砂時計形状 のロール68を利用すると、ロール68が回転するとき、支持表面166を連続 的に支持することができる。 ロール68は、第8図に示すように、適当な材料168で覆ってあり、曲げガ ラス12の表面を保護している。材料168は耐熱性があり、しかも曲げガラス 板12の表面にきずを残さないように柔らかくなければならない。適当な材料は 、米国商標KEVLARのもとに販売されている。 ロール68上の材料168は、ロール68の各端で、保持機構により、保持し てある。第8図に示す保持機構は、ロール68の各端の保持溝172内に位置す るOリング170である。 第9−10図は、ロール68を軸78に固定するために用いる装置を示す。穴 はロール68の片端に位置する軸78内の場所に、ドリルで開ける。保持キー1 74は、軸穴に挿入する。ロール68は、ロール68 を軸78上の位置に滑り込ませるときにキー174を受け取るためのアパーチャ を、表面端176内に含む。ボルト穴は、締め付けボルトを挿入するために、表 面端176にドリルで開け、締め付けボルトによりロール68を、軸78上の所 定の位置に保持し、固定する。 図中に示すガラス曲げ装置10は、2つのリング型成形部材50とリング部材 50の外縁内に据え付けた2組のコンベヤロール68を有する2重ライン構成で ある。各軸78は、2つのコンベヤロール68、各リング部材50の1つを含む 。プレス曲げ装置は、一度に一枚のガラス板を曲げるためには1ラインとして、 コンベヤシステム28上を平行に運びながら、2枚のガラス板を曲げるためには 2重ラインとして、準備する。制御システムへのマイナーチェンジにより、処理 中のガラス板12を検知し、2つの位置停止器72を制御することが簡便になる 。プレス曲げ装置10の2重ライン生産能力は、プレス曲げ装置のコストをあま り上げずに、柔軟な生産対応を可能にする。 特許法の規定に従って、本発明はその好ましい実施例を表すと考えられること の中で記述している。しかし本発明は、その精神及び観点から外れることなく、 明確に例示及び記述したものとは別の方法でも実施できることは認めていただき たい。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成9年4月24日(1997.4.24) 【補正内容】 定間隔おいた位置関係にある多層ベース52に固定されている外形、すなわちリ ング型成形部材50を含む。ポスト54の長さは、成形リング50が所定の位置 にくるように調整してある。成形リング50は、曲げるべきガラス板12の外形 と同じになり、その上面は上側部材成形表面38を補う、一般的に凹型成形表面 56を有する。成形リング50及び曲げコンベヤシステム28とベース52の構 成についての関係は、下でより十分に説明する。 ベース52は、鉛直方向に往復運動するために据え付けてある下側圧板58に て支えている。ガイド手段60が、コーナーポスト22により画定される正確な 鉛直方向に下側圧板58を収めるために、各角に備えてある。下側圧板58は、 付加的な縦方向ビーム24或いは構造の中央に据え付けてある横方向ビーム26 により支持する据え付けフレーム62上に据え付けてある流体アクチュエータに より、鉛直方向の運動を行うために組み付ける。流体アクチュエータ64のピス トンロッド66は、プラットホーム58を上下するために、プラットホーム58 に固定してある。ピストンロッド66は、支えている下側プレス部材32と成形 リング50を押し上げるが、その位置はコンベヤ28のロール68下の下げた位 置と、加熱したガラス板12をロール68から持ち上げ、そして上側プレス部材 30に接して、所定の曲面にガラス板を成形するために補い合う成形表面38, 56間でガラス12をプレスするために上げた位置の間にある。曲げが終わった 後、ピストンロッド66は、コンベヤロール68の下まで成形リング50を下げ るために収縮して、曲げガラス板はコンベヤロール68上に載り、コンベヤロー ル70上を隣接する冷却セクションへと進む。別の方法では、従来技術において 周知にように、シャトルリングを用いて、コンベヤロール68の下に下がってし まう前に成形リング50から曲げガラス板を受け取り、その後シャトルリ ングが曲げガラス板を隣接する冷却セクションに運ぶ。 スペースドロケータストップ72は文字どおり、プレス部材30,32に対す る所定の位置内にガラス板12を停止させ、進んでくるガラス請求の範囲 1.熱軟化したガラス板をプレス曲げするための装置であって、 フレームと ガラスを曲げるために前記フレーム上に据え付けたベンディングモールドであ って、前記ベンディングモールドが、ガラス板の周縁外形に一致する連続する周 辺成形レールを有する、一般に水平面に位置する下側プレス部材を含む、該ベン ディングモールドと、 前記成形レールを、第1のガラス板を受け取るために下げた位置と、前記第1 のガラス板を成形するために上げた位置と、曲げ後に前記第1のガラス板を移動 し、第2のガラス板を受け取るための前記下げた位置とに置くために、選択的に 下側プレス部材を上下するための前記フレーム上に据え付けた駆動手段と、 前記ガラス板を、前記フレームの加熱部側端から、前記下側プレス部材が下げ た位置から、上げた位置まで上がった曲げ領域を通って、所定の、一般的に水平 な経路に沿って移動するために、前記フレーム上に据え付けたコンベヤであって 、前記コンベヤが、前記下側プレス部材の前記成形レール下の経路を横断して延 在する、前記曲げ領域内にある、複数の回転可能に据え付けてある、平行で、水 平な軸を含む、該コンベヤと、 各コンベヤロールを前記成形レールの前記周縁外形内に配置するように前記水 平な軸の1つに固定した、縦方向に回転可能な複数のコンベヤロールであって、 前記複数のコンベヤロールを前記軸から放射状に延在する対向端部分を有し、前 記成形レールの側面に対向させるために極めて近接に配置し、また前記複数のコ ンベヤロールが、曲げ後の前記ガラス板を受け取り、前記曲げガラス板の曲面を 保持するように、曲げ後の前記ガラス板の前記曲面を補う、一般的に言う、凹型 支持表面を与える ために、前記端部分から徐々に断面積が減少しつつ、一様な直径を有する、該コ ンベヤロールと、前記成形レールが、経路に沿って前記ガラス板を進めるために 前記下げた位置にあるとき、前記コンベヤロールの支持表面より下に位置し、前 記成形レールが、前記ガラス板を成形するために前記上げた位置にあるとき、前 記コンベヤロールより上に位置する前記成形レールとを有することを特徴とする 熱軟化したガラス板をプレス曲げするための装置。 2.前記コンベヤが、前記曲げ領域に入いる前に前記ガラス板を事前成形するた めに、前記フレームの前記加熱部側端に据え付けた、複数の、装置構成に依拠し た前置ロールを含むことを特徴とする請求項1に記載のプレス曲げ装置。 3.前記コンベヤが、前記曲げ領域に出入りするガラス板を同時に運ぶために、 前記水平な軸と前置ロールに接続してあるコンベヤ駆動部を含むことを特徴とす る請求項2に記載のプレス曲げ装置。 4.前記コンベヤ駆動部が、複数の水平な軸を駆動するためのタイミングベルト を含むことを特徴とする請求項3に記載のプレス曲げ装置。 5.2枚のガラス板を同時に曲げるために、前記フレーム上に据え付けた第2の ベンディングモールドと、前記第2のベンディングモールドの成形レールの周縁 外形内に配置した第2の複数のコンベヤロールを含むことを特徴とする請求項1 に記載のプレス曲げ装置。 6.前記第2のベンディングモールドと前記第1のベンディングモールドが、前 記フレーム上で、互いに一定間隔に離れて、前記ガラスの前記経路に対して横向 きの関係に配置してあり、前記第1の複数のコンベヤロールからなるコンベヤロ ールと前記第2の複数のコンベヤロールからなるコンベヤロールが、前記2枚の ガラス板を平行して処理するために、水平な軸に据え付けてあることを特徴とす る請求項5に記載のプレス曲 げ装置。 7.前記コンベヤロールの中央部が、中空であることを特徴とする請求項1に記 載のプレス曲げ装置。 8.前記コンベヤロールを、ガラス板と係合させるために、柔らかく、耐熱性の ある材料で覆っていることを特徴とする請求項1に記載のプレス曲げ装置。 9.前記コンベヤ上に据え付けた位置決め停止部であって、前記位置決め停止部 が、前記曲げ領域内の前記ガラス板を適当な位置に置くために前記位置決め停止 部を上下するための駆動手段を備えた、該位置決め停止部を含むことを特徴とす る請求項1に記載のプレス曲げ装置。 10.前記コンベヤの操作を制御し、順次実行するための制御部と、前記位置決 め停止部と、前記ベンディングモールドのための前記駆動手段を含むことを特徴 とする請求項9に記載のプレス曲げ装置。 11.熱軟化したガラス板をプレス曲げするための装置であって、 フレームと ガラス板を曲げるために前記フレーム上に据え付けたベンディングモールドで あって、前記ベンディングモールドが、水平面に向かい合わせて配置した、補い 合う成形表面を有する下側プレス部材と上側プレス部材を含む、該ベンディング モールドと、ガラス板の周縁外形に一致する連続する周辺成形レールを有する前 記下側プレス部材と、 前記成形レールを、第1のガラス板を受け取るために下げた位置と、前記下側 プレス部材と前記上側プレス部材間で前記第1のガラス板を成形するために上げ た位置と、曲げ後に前記第1のガラス板を移動し、第2のガラス板を受け取るた めの前記下げた位置とに置くために、選択的に下側プレス部材を上下するための 前記フレーム上に据え付けた駆動手段と、 前記ガラス板を、前記フレームの加熱部側端から、前記下側プレス部材と前記 上側プレス部材間にある曲げ領域を通して、前記フレームの冷却部側端まで、所 定の、一般的に水平な経路に沿って移動するために、前記フレーム上に据え付け たコンベヤであって、前記コンベヤが、前記下側プレス部材の前記成形レール下 の経路を横断して延在する、前記曲げ領域内にある、複数の回転可能に据え付け てある、平行で、水平な軸を含む、該コンベヤと、 各コンベヤロールを前記成形レールの前記周縁外形内に配置するように前記水 平な軸の1つに固定した、縦方向に回転可能な複数のコンベヤロールであって、 前記複数のコンベヤロールを前記軸から放射状に延在する対向端部分を有し、前 記成形レールの側面に対向させるために極めて近接に配置し、また前記複数のコ ンベヤロールが、曲げ後の前記ガラス板を受け取り、前記フレームの前記冷却部 側端への経路に沿って移動するときに前記曲げガラス板の曲面を保持するように 、曲げ後の前記ガラス板の前記曲面を補う、一般的に言う、凹型支持表面を与え るために、前記端部分から徐々に断面積が減少しつつ、一様な直径を有する、該 コンベヤロールと、前記成形レールが、経路に沿って前記ガラス板を進めるため に前記下げた位置にあるとき、前記コンベヤロールの支持表面より下に位置し、 前記成形レールが、前記下側プレス部材と前記上側部材間で前記ガラス板を成形 するために前記上げた位置にあるとき、前記コンベヤロールより上に位置する前 記成形レールとを有することを特徴とする熱軟化したガラス板をプレス曲げする ための装置。 12.前記上側プレス部材を選択的に上下するために、前記フレーム上に据え付 けた第2の駆動手段を含むことを特徴とする請求項11に記載のプレス曲げ装置 。 13.熱軟化したガラス板を曲げるために、ガラス板を加熱するための 加熱炉とガラス板を焼入れ、すなわち徐冷するための冷却セクションの間の直線 上配列内に据え付けたプレス曲げ装置であって、 前記フレームを、前記直線状配列内において操作位置から横向きに出し入れす るための手段を含む移動フレームであって、前記移動フレームが、前記フレーム 内で往復運動するために据え付けた上側圧板と下側圧板を含む、該移動フレーム と、 ガラス板を曲げるためのベンディングモールドであって、前記ベンディングモ ールドが、ガラス板を曲げるための補い合う成形表面を有する、上側及び下側に 水平に配置した対向するプレス部材を含む、該ベンディングモールドと、 前記フレームの前記下側圧板上に前記下側プレス部材を一時的に据え付けるた めに、前記下側プレス部材に固定する下側ベースと、前記フレームの前記上側圧 板に前記上側プレス部材を一時的に据え付けるために、前記上側プレス部材に固 定する上側ベースと、 前記下側プレス部材を、第1のガラス板を受け取るための下げた位置と、前記 第1のガラス板を前記下側及び前記上側プレス部材間で成形するための上げた位 置と、曲げ後に前記第1のガラス板を移動し、第2のガラス板を受け取るための 前記下げた位置とに置くために、前記下側圧板と前記下側プレス部材が選択的に 上下するように、前記フレーム上に据え付けた駆動手段と、 前記ベンディングモールドの下側プレス部材の周りに位置し、前記フレームと 独立に据え付けたコンベヤであって、前記コンベヤが、前記ガラス板を前記フレ ームの加熱部側端から、前記下側及び前記上側プレス部材間の曲げ領域を通して 、前記フレームの冷却部側端まで、所定の、一般には水平な経路に沿って動かし 、また前記コンベヤが、前記経路を横断して延在する、前記曲げ領域内にある、 複数の回転可能に据え付け てある、平行で、水平な軸を含む、該コンベヤと、 前記フレームをライン外の位置に移動し、前記上側ベースを前記フレーム内の 前記上側圧板から切り離すとき、前記フレームから前記上側プレス部材を選択的 に取り付けたり、取り外したりするために、前記上側ベース上に形成する上側持 ち上げ手段と、 前記下側ベース上に形成した下側持ち上げ手段と、前記コンベヤ上に形成した 補い合う持ち上げ手段と、前記フレームがライン外の位置に移動するとき、前記 フレームから前記下側プレス部材と前記コンベヤを選択的に、しかも同時に取り 付けたり、取り外したりするために、前記下側ベースと前記コンベヤの間に形成 する結合手段とを有することを特徴とするプレス曲げ装置。 14.前記下側プレス部材上に形成する前記下側持ち上げ手段が、持ち上げ装置 を受け入れるための持ち上げ用アパーチャを画定するために、平行に一定間隔だ け離した関係にある前記下側ベース上に据え付けた板を含むことを特徴とする請 求項13に記載のプレス曲げ装置。 15.前記コンベヤ上に形成した前記補い合う持ち上げ手段が、前記フレームの 加熱部側端の前記ガラス板の前記経路に横向きに位置する第1の横棒と、前記フ レームの冷却部側端の前記ガラス板の前記経路に横向きに位置する第2の横棒と を含むことを特徴とする請求項13に記載のプレス曲げ装置。 16.前記結合手段が、前記下側プレス部材の反対側に前記下側ベースに垂直に 延在する1対の平行な壁と、前記コンベヤの水平な軸に垂直に配置し、しかも前 記コンベヤの水平な軸を受け入れるために前記壁の上端に形成した溝を有する前 記壁とを含むことを特徴とする請求項13に記載のプレス曲げ装置。 17.前記コンベヤが、前記フレーム上に据え付けた1対のロールビー ムと、前記ロールビームに一時的に接続する1対の据え付けレールであって、前 記据え付けレールが、前記コンベヤの水平な軸端を各々支持する、該据え付けレ ールを含むことを特徴とする請求項13に記載のプレス曲げ装置。 18.熱軟化したガラス板を曲げるために、ガラス板を加熱するための加熱炉と ガラス板を焼入れ、すなわち徐冷するための冷却セクションの間の直線上配列内 に据え付けたプレス曲げ装置であって、 前記フレームを、前記直線状配列内において操作位置から横向きに出し入れす るための手段を含む移動フレームであって、前記移動フレームが、前記フレーム 内で往復運動するために据え付けた上側圧板と下側圧板を含む、該移動フレーム と、 ガラス板を曲げるために前記フレーム上に据え付けたベンディングモールドと 、補い合う成形表面を有する、水平に配置した対向する下側及び上側プレス部材 と、前記ガラス板の周縁外形に一致する連続する周辺成形レールを有する前記下 側プレス部材と、 前記フレームの前記下側圧板上に前記下側プレス部材を一時的に据え付けるた めに、前記下側プレス部材に固定する下側ベースと、前記フレームの前記上側圧 板に前記上側プレス部材を一時的に据え付けるために、前記上側プレス部材に固 定する上側ベースと、 前記成形レールを、第1のガラス板を受け取るための下げた位置と、前記第1 のガラス板を前記下側及び前記上側プレス部材間で成形するための上げた位置と 、曲げ後に前記第1のガラス板を移動し、第2のガラス板を受け取るための前記 下げた位置とに置くために、前記下側圧板と前記下側プレス部材が選択的に上下 するように、前記フレーム上に据え付けた駆動手段と、 前記ベンディングモールドの下側プレス部材の周りに位置し、前記フ レームと独立に据え付けたコンベヤであって、前記コンベヤが、前記ガラス板を 前記フレームの加熱部側端から、前記下側及び前記上側プレス部材間の曲げ領域 を通して、前記フレームの冷却部側端まで、所定の、一般には水平な経路に沿っ て動かし、また前記コンベヤが、前記下側プレス部材の前記成形レール下にある 前記経路を横断して延在する、前記曲げ領域内にある、複数の回転可能に据え付 けてある、平行で、水平な軸を含む、該コンベヤと、 各コンベヤロールを前記成形レールの前記周縁外形内に配置するように前記水 平な軸の1つに固定した、縦方向に回転可能な複数のコンベヤロールであって、 前記コンベヤロールを前記軸から放射状に延在する対向端部分を有し、前記成形 レールの側面に対向させるために極めて近接に配置し、また前記コンベヤロール が、曲げ後の前記ガラス板を受け取り、前記フレームの前記冷却部側端への経路 に沿って移動するときに前記曲げガラス板の曲面を保持するように、曲げ後の前 記ガラス板の前記曲面を補う、一般的に言う、凹型支持表面を与えるために、前 記端部分から徐々に断面積が減少しつつ、一様な直径を有する、該コンベヤロー ルと、前記成形レールが、経路に沿って前記ガラス板を進めるために前記下げた 位置にあるとき、前記コンベヤロールの支持表面より下に位置し、前記成形レー ルが、前記下側プレス部材と前記上側部材間で前記ガラス板を成形するために前 記上げた位置にあるとき、前記コンベヤロールより上に位置する前記成形レール と 前記フレームをライン外の位置に移動し、前記上側ベースを前記フレーム内の 前記上側圧板から切り離すとき、前記フレームから前記上側プレス部材を選択的 に取り付けたり、取り外したりするために、前記上側ベース上に形成する上側持 ち上げ手段と、 前記下側ベース上に形成した下側持ち上げ手段と、前記コンベヤ上に 形成した補い合う持ち上げ手段と、前記フレームがライン外の位置に移動すると き、前記フレームから前記下側プレス部材と前記コンベヤを選択的に、しかも同 時に取り付けたり、取り外したりするために、前記下側ベースと前記コンベヤの 間に形成する結合手段とを有することを特徴とする熱軟化したガラス板をプレス 曲げするための装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AM,AT,AU,B B,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ,DE ,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,IL, IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,L R,LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,UZ,VN (72)発明者 デュー、バンス アメリカ合衆国オハイオ州43612・トリ ド・ウエストウェイ 4342

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.熱軟化したガラス板をプレス曲げするための装置であって、 フレームと ガラス板を曲げるために前記フレーム上に据え付けたベンディングモールドで あって、前記ベンディングモールドが、水平面に向かい合わせて配置した、補い 合う成形表面を有する下側プレス部材と上側プレス部材を含む、該ベンディング モールドと、ガラス板の周縁外形に一致する連続する周辺成形レールを有する前 記下側プレス部材と、 前記成形レールを、第1のガラス板を受け取るために下げた位置と、前記下側 プレス部材と前記上側プレス部材間で前記第1のガラス板を成形するために上げ た位置と、曲げ後に前記第1のガラス板を移動し、第2のガラス板を受け取るた めの前記下げた位置とに置くために、選択的に下側プレス部材を上下するための 前記フレーム上に据え付けた駆動手段と、 前記ガラス板を、前記フレームの加熱部側端から、前記下側プレス部材と前記 上側プレス部材間にある曲げ領域を通して、前記フレームの冷却部側端まで、所 定の、一般的に水平な経路に沿って移動するために、前記フレーム上に据え付け たコンベヤであって、前記コンベヤが、前記下側プレス部材の前記成形レール下 の経路を横断して延在する、前記曲げ領域内にある、複数の回転可能に据え付け てある、平行で、水平な軸を含む、該コンベヤと、 各コンベヤロールを前記成形レールの前記周縁外形内に配置するように前記水 平な軸の1つに固定した、縦方向に回転可能な複数のコンベヤロールであって、 前記複数のコンベヤロールを前記軸から放射状に延在する対向端部分を有し、前 記成形レールの側面に対向させるために極めて近接に配置し、また前記複数のコ ンベヤロールが、曲げ後の前記ガラ ス板を受け取り、前記フレームの前記冷却部側端への経路に沿って移動するとき に前記曲げガラス板の曲面を保持するように、曲げ後の前記ガラス板の前記曲面 を補う、一般的に言う、凹型支持表面を与えるために、前記端部分から徐々に断 面積が減少しつつ、一様な直径を有する、該コンベヤロールと、前記成形レール が、経路に沿って前記ガラス板を進めるために前記下げた位置にあるとき、前記 コンベヤロールの支持表面より下に位置し、前記成形レールが、前記下側プレス 部材と前記上側部材間で前記ガラス板を成形するために前記上げた位置にあると き、前記コンベヤロールより上に位置する前記成形レールとを有することを特徴 とする熱軟化したガラス板をプレス曲げするための装置。 2.前記上側プレス部材を選択的に上下するために、前記フレーム上に据え付け た第2の駆動手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のプレス曲げ装置。 3.前記コンベヤが、前記曲げ領域に入いる前に前記ガラス板を事前成形するた めに、前記フレームの前記加熱部側端に据え付けた、複数の、装置構成に依拠し た前置ロールを含むことを特徴とする請求項1に記載のプレス曲げ装置。 4.前記コンベヤが、前記曲げ領域に出入りするガラス板を同時に運ぶために、 前記水平な軸と前置ロールに接続してあるコンベヤ駆動部を含むことを特徴とす る請求項3に記載のプレス曲げ装置。 5.前記コンベヤ駆動部が、複数の水平な軸を駆動するためのタイミングベルト を含むことを特徴とする請求項4に記載のプレス曲げ装置。 6.2枚のガラス板を同時に曲げるために、前記フレーム上に据え付けた第2の ベンディングモールドと、前記第2のベンディングモールドの成形レールの周縁 外形内に配置した第2の複数のコンベヤロールを含むことを特徴とする請求項1 に記載のプレス曲げ装置。 7.前記第2のベンディングモールドと前記第1のベンディングモールドが、前 記フレーム上で、互いに一定間隔に離れて、前記ガラスの前記経路に対して横向 きの関係に配置してあり、前記第1の複数のコンベヤロールからなるコンベヤロ ールと前記第2の複数のコンベヤロールからなるコンベヤロールが、前記2枚の ガラス板を平行して処理するために、水平な軸に据え付けてあることを特徴とす る請求項6に記載のプレス曲げ装置。 8.前記コンベヤロールの中央部が、中空であることを特徴とする請求項1に記 載のプレス曲げ装置。 9.前記コンベヤロールを、ガラス板と係合させるために、柔らかく、耐熱性の ある材料で覆っていることを特徴とする請求項1に記載のプレス曲げ装置。 10.前記コンベヤ上に据え付けた位置決め停止部であって、前記位置決め停止 部が、前記曲げ領域内の前記ガラス板を適当な位置に置くために前記位置決め停 止部を上下するための駆動手段を備えた、該位置決め停止部を含むことを特徴と する請求項1に記載のプレス曲げ装置。 11.前記コンベヤの操作を制御し、順次実行するための制御部と、前記位置決 め停止部と、前記ベンディングモールドのための前記駆動手段を含むことを特徴 とする請求項10に記載のプレス曲げ装置。 12.熱軟化したガラス板を曲げるために、ガラス板を加熱するための加熱炉と ガラス板を焼入れ、すなわち徐冷するための冷却セクションの間の直線上配列内 に据え付けたプレス曲げ装置であって、 前記フレームを、前記直線状配列内において操作位置から横向きに出し入れす るための手段を含む移動フレームであって、前記移動フレームが、前記フレーム 内で往復運動するために据え付けた上側圧板と下側圧板を含む、該移動フレーム と、 ガラス板を曲げるためのベンディングモールドであって、前記ベンディングモ ールドが、ガラス板を曲げるための補い合う成形表面を有する、上側及び下側に 水平に配置した対向するプレス部材を含む、該ベンディングモールドと、 前記フレームの前記下側圧板上に前記下側プレス部材を一時的に据え付けるた めに、前記下側プレス部材に固定する下側ベースと、前記フレームの前記上側圧 板に前記上側プレス部材を一時的に据え付けるために、前記上側プレス部材に固 定する上側ベースと、 前記下側プレス部材を、第1のガラス板を受け取るための下げた位置と、前記 第1のガラス板を前記下側及び前記上側プレス部材間で成形するための上げた位 置と、曲げ後に前記第1のガラス板を移動し、第2のガラス板を受け取るための 前記下げた位置とに置くために、前記下側圧板と前記下側プレス部材が選択的に 上下するように、前記フレーム上に据え付けた駆動手段と、 前記ベンディングモールドの下側プレス部材の周りに位置し、前記フレームと 独立に据え付けたコンベヤであって、前記コンベヤが、前記ガラス板を前記フレ ームの加熱部側端から、前記下側及び前記上側プレス部材間の曲げ領域を通して 、前記フレームの冷却部側端まで、所定の、一般には水平な経路に沿って動かし 、また前記コンベヤが、前記経路を横断して延在する、前記曲げ領域内にある、 複数の回転可能に据え付けてある、平行で、水平な軸を含む、該コンベヤと、 前記フレームをライン外の位置に移動し、前記上側ベースを前記フレーム内の 前記上側圧板から切り離すとき、前記フレームから前記上側プレス部材を選択的 に取り付けたり、取り外したりするために、前記上側ベース上に形成する上側持 ち上げ手段と、 前記下側ベース上に形成した下側持ち上げ手段と、前記コンベヤ上に 形成した補い合う持ち上げ手段と、前記フレームがライン外の位置に移動すると き、前記フレームから前記下側プレス部材と前記コンベヤを選択的に、しかも同 時に取り付けたり、取り外したりするために、前記下側ベースと前記コンベヤの 間に形成する結合手段とを有することを特徴とするプレス曲げ装置。 13.前記下側プレス部材上に形成する前記下側持ち上げ手段が、持ち上げ装置 を受け入れるための持ち上げ用アパーチャを画定するために、平行に一定間隔だ け離した関係にある前記下側ベース上に据え付けた板を含むことを特徴とする請 求項12に記載のプレス曲げ装置。 14.前記コンベヤ上に形成した前記補い合う持ち上げ手段が、前記フレームの 加熱部側端の前記ガラス板の前記経路に横向きに位置する第1の横棒と、前記フ レームの冷却部側端の前記ガラス板の前記経路に横向きに位置する第2の横棒と を含むことを特徴とする請求項12に記載のプレス曲げ装置。 15.前記結合手段が、前記下側プレス部材の反対側に前記下側ベースに垂直に 延在する1対の平行な壁と、前記コンベヤの水平な軸に垂直に配置し、しかも前 記コンベヤの水平な軸を受け入れるために前記壁の上端に形成した溝を有する前 記壁とを含むことを特徴とする請求項12に記載のプレス曲げ装置。 16.前記コンベヤが、前記フレーム上に据え付けた1対のロールビームと、前 記ロールビームに一時的に接続する1対の据え付けレールであって、前記据え付 けレールが、前記コンベヤの水平な軸端を各々支持する、該据え付けレールを含 むことを特徴とする請求項12に記載のプレス曲げ装置。 17.熱軟化したガラス板を曲げるために、ガラス板を加熱するための加熱炉と ガラス板を焼入れ、すなわち徐冷するための冷却セクションの 間の直線上配列内に据え付けたプレス曲げ装置であって、 前記フレームを、前記直線状配列内において操作位置から横向きに出し入れす るための手段を含む移動フレームであって、前記移動フレームが、前記フレーム 内で往復運動するために据え付けた上側圧板と下側圧板を含む、該移動フレーム と、 ガラス板を曲げるために前記フレーム上に据え付けたベンディングモールドと 、補い合う成形表面を有する、水平に配置した対向する下側及び上側プレス部材 と、前記ガラス板の周縁外形に一致する連続する周辺成形レールを有する前記下 側プレス部材と、 前記フレームの前記下側圧板上に前記下側プレス部材を一時的に据え付けるた めに、前記下側プレス部材に固定する下側ベースと、前記フレームの前記上側圧 板に前記上側プレス部材を一時的に据え付けるために、前記上側プレス部材に固 定する上側ベースと、 前記成形レールを、第1のガラス板を受け取るための下げた位置と、前記第1 のガラス板を前記下側及び前記上側プレス部材間で成形するための上げた位置と 、曲げ後に前記第1のガラス板を移動し、第2のガラス板を受け取るための前記 下げた位置とに置くために、前記下側圧板と前記下側プレス部材が選択的に上下 するように、前記フレーム上に据え付けた駆動手段と、 前記ベンディングモールドの下側プレス部材の周りに位置し、前記フレームと 独立に据え付けたコンベヤであって、前記コンベヤが、前記ガラス板を前記フレ ームの加熱部側端から、前記下側及び前記上側プレス部材間の曲げ領域を通して 、前記フレームの冷却部側端まで、所定の、一般には水平な経路に沿って動かし 、また前記コンベヤが、前記下側プレス部材の前記成形レール下にある前記経路 を横断して延在する、前記曲げ領域内にある、複数の回転可能に据え付けてある 、平行で、水平な 軸を含む、該コンベヤと、 各コンベヤロールを前記成形レールの前記周縁外形内に配置するように前記水 平な軸の1つに固定した、縦方向に回転可能な複数のコンベヤロールであって、 前記コンベヤロールを前記軸から放射状に延在する対向端部分を有し、前記成形 レールの側面に対向させるために極めて近接に配置し、また前記コンベヤロール が、曲げ後の前記ガラス板を受け取り、前記フレームの前記冷却部側端への経路 に沿って移動するときに前記曲げガラス板の曲面を保持するように、曲げ後の前 記ガラス板の前記曲面を補う、一般的に言う、凹型支持表面を与えるために、前 記端部分から徐々に断面積が減少しつつ、一様な直径を有する、該コンベヤロー ルと、前記成形レールが、経路に沿って前記ガラス板を進めるために前記下げた 位置にあるとき、前記コンベヤロールの支持表面より下に位置し、前記成形レー ルが、前記下側プレス部材と前記上側部材間で前記ガラス板を成形するために前 記上げた位置にあるとき、前記コンベヤロールより上に位置する前記成形レール と 前記フレームをライン外の位置に移動し、前記上側ベースを前記フレーム内の 前記上側圧板から切り離すとき、前記フレームから前記上側プレス部材を選択的 に取り付けたり、取り外したりするために、前記上側ベース上に形成する上側持 ち上げ手段と、 前記下側ベース上に形成した下側持ち上げ手段と、前記コンベヤ上に形成した補 い合う持ち上げ手段と、前記フレームがライン外の位置に移動するとき、前記フ レームから前記下側プレス部材と前記コンベヤを選択的に、しかも同時に取り付 けたり、取り外したりするために、前記下側ベースと前記コンベヤの間に形成す る結合手段とを有することを特徴とする熱軟化したガラス板をプレス曲げするた めの装置。
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