JPH0258162B2 - - Google Patents

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JPH0258162B2
JPH0258162B2 JP61243695A JP24369586A JPH0258162B2 JP H0258162 B2 JPH0258162 B2 JP H0258162B2 JP 61243695 A JP61243695 A JP 61243695A JP 24369586 A JP24369586 A JP 24369586A JP H0258162 B2 JPH0258162 B2 JP H0258162B2
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Manabu Kobuki
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Seibu Electric and Machinery Co Ltd
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Seibu Electric and Machinery Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数の種類の物品を、行き先別に仕
分けたり、或いは行き先別に且つ品種別、サイズ
別等に仕分ける物品の仕分け装置に関し、特に水
平の循環経路に沿つて回動する回転棚を用いて物
品を仕分ける物品の仕分け装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 物品の仕分けに関する従来の技術としては、特
開昭55−16868号公報、特開昭58−139902号公報、
特開昭59−217502号公報、特開昭61−2612号公
報、特開昭61−55004号公報、特開昭61−81317号
公報、実開昭60−114105号公報に記載のもの等が
知られている。
上記公報の記載について略述すると、特開昭55
−16868号公報には、仕分けシユートと空通函搬
送コンベヤ及び実通函搬送コンベヤ間に、長円形
の軌跡に沿つて循環走行可能なように配置された
トロリーコンベヤと、同トロリーコンベヤに、少
なくとも上記仕分けシユートの数だけ装着され、
キヤスタ構造の車輪を具えた台車と、同台車上に
設置されたバケツトからなるプールバケツト車を
具えてなる物品の仕分け設備が記載されている。
また、特開昭58−139902号公報には、回転棚の
直線移動経路部に、回転方向に直交する方向の荷
収納部列の全長を含み且つ回転方向の複数の荷収
納部列を含む領域から成る入出庫作業部を設け、
この入出庫作業部内に位置する総ての荷収納部の
各々に対応する位置に、入出庫作業対象表示手段
を配設して成る回転棚が記載されている。
また、特開昭59−217502号公報には、倉庫本体
を上下方向に2分し、その下部には、物品を載置
した複数のパレツトを棚部に収納し得る第1収納
庫を、その上部には、物品収納用の収納部が無端
リンクに所定の間隔をへだてて固着され、且つ旋
回走行されて、1個所において検索し得る第2収
納庫を設けた自動倉庫が記載されている。
また、特開昭61−2612号公報には、搬送コンベ
ヤから搬送されてきた荷を一次仕分けコンベヤで
搬送しながら一次仕分けして複数の一次ストレー
ジコンベヤに渡し、一次仕分けされた荷を各一次
ストレージコンベヤ単位で一次側循環コンベヤに
取り出して、上記一次仕分けコンベヤに対して上
下いずれかに並設した二次仕分けコンベヤに渡
し、この二次仕分けコンベヤで搬送しながら二次
仕分けして複数の二次ストレージコンベヤに渡
し、二次仕分けされた荷を各二次ストレージコン
ベヤ単位で二次側循環コンベヤに取り出した後
に、トラツクへの積込み部へ搬送する仕分け方法
が記載されている。
また、特開昭61−55004号公報には、商品が種
類別に収納される複数の収納容器と、これら収納
容器を搬送するコンベヤと、このコンベヤの側方
に設置された複数の荷保管装置と、これら各荷保
管装置に対応して設置されて上記コンベヤ上の収
納容器から各荷保管装置へ取り込むべき上記商品
の数を表示する表示器を備えた仕分け設備が記載
されている。
また、特開昭61−81317号公報には、各店舗ご
とに商品を詰め合わせたトートをスラツトエレベ
ータにランダムな状態で送り込み、該トートをそ
の配送店舗別に多段のソーターコンベヤのいずれ
かに振り分け、該ソーターコンベヤの他端側に接
続されている別のスラツトエレベータにより同一
店舗のトートをまとめて取り込むに際し、配送の
順序に従つた店舗のソーターコンベヤから順次取
り込むようにしたトートの整理システムが記載さ
れている。
また、実開昭60−114105号公報には、取出口と
収納口とに各回転棚に対応して移載台が設けら
れ、上記両移載台の側部に、上下動をするステー
シヨンを有する移載装置が配置される、ととも
に、両移載装置間にコンベヤが配置されて、その
中間部に処理台が設けられた物品収納装置が記載
されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の上記のような物品の仕分
け方法及びその装置には以下のような問題点があ
る。
即ち、特開昭55−16868号公報においては、仕
分けられる物品は段ボール箱単位で解包され、全
数が仕分けられるようになつており、要求される
物品の数量が1箱分に満たない場合の取扱い方法
等については記載されておらず、何等の示唆もな
い。又、仕分けられる物品が、次々とプールバケ
ツト車へ投入されるので、物品の損傷が大きかつ
た。
また、特開昭58−139902号公報においては、入
出庫作業リスト或いは出庫作業リストに従つて入
出庫作業をするため、仕分けミスがしばしば発生
していた。又、仕分けられる物品の供給が台車で
なされており、これら物品を自動的に供給するこ
とについては記載されておらず、何等の示唆もな
い。
また、特開昭59−217502号公報においては、単
位物品と集合物品を選択的に入出庫でき、且つ回
転棚部における単位物品が不足した場合には、直
ちに、平置棚部から補充できるが、物品を行き先
別、品種別等に仕分けることはできなかつた。
また、特開昭61−2612号公報においては、物品
を行き先別等に仕分けることはできるが、設置ス
ペースが大きく、且つ段ボール箱等に収納された
物品をケース単位で取扱えるに過ぎなかつた。即
ち、段ボール箱、プラスチツクコンテナ等に収納
された部品、商品等をピツキングし、1個ずつ仕
分けることはできなかつた。
また、特開昭61−55004号公報においては、収
納容器に収容された物品を指示された数だけピツ
キングし、行き先別に仕分けることはできるが、
設置スペースが大きかつた。又、ピツキング作業
をコンベヤに沿つて広い範囲で行わねばならなか
つた。
また、特開昭61−81317号公報においては、設
置スペースが大きく、且つ物品を行き先別に、1
個のトート毎に順次ピツキングするため、多くの
品種を1個のトートにピツキングする場合には回
転ラツクを頻繁に回転する必要があり、物品を能
率良く迅速に仕分けることはできなかつた。
また、実開昭60−114105号公報においては、処
理台でコンテナ内の物品を取り出し、又はコンテ
ナ内に物品を入れ、処理が終わつたコンテナを再
び回転棚内に収納なし得るが、取り出された物品
を仕分けることについては記載されておらず、何
等の示唆もない。
従つて、本発明の目的は、水平の循環経路に沿
つて回動する回転棚を用いることによつて限られ
たスペースにも適用なし得、且つピツキング作業
及び仕分け作業を能率良く、迅速に行うことので
きる、物品の仕分け装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、複数の種類の物品を仕分ける物品の
仕分け装置において、物品が種類別に収納された
収納容器を搬送する搬送コンベヤと、該搬送コン
ベヤの側方に設置され、回動可能に支持された物
品収納部を具備し、少なくとも上記物品収納部の
一部が仕分けられた物品を収納する仕分け物品収
納部となしてある回転棚と、上記搬送コンベヤ上
の収納容器から各仕分け物品収納部へ取り込むべ
き上記物品の個数を表示する個数表示器と、上記
物品を収納すべき仕分け物品収納部を表示する収
納部表示器とを備えることを特徴とする物品の仕
分け装置を提供することによつて上記の目的を達
成したものである。
(実施例) 以下、本発明の物品の仕分け装置を図面に示す
一実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図で、こ
の図面において、1は回動可能に支持された物品
収納部12を備えた回転棚単体11を適宜間隔で
複数段積層した回転棚、2は物品収納部12の回
動経路の所望箇所に定めた出庫位置で、上記物品
収納部12から収納容器9を取り出す出庫装置、
3は物品収納部12の回動経路の所望箇所に定め
た入庫位置で、上記物品収納部12へ収納容器9
を供給する入庫装置、4は出庫装置2により出庫
された収納容器9を回転棚1の収納作業部13近
傍を経て、入庫装置まで搬送し得るようになした
搬送コンベヤ、5は収納容器9から取り出すべき
物品の個数を表示する個数表示器、6は取り出さ
れた物品を収納すべき仕分け物品収納部12aを
表示する収納部表示器である。
実施例における各部について詳述すると、上記
回転棚1における夫々の回転棚単体11は、長円
状の走行レール上に多数(例えば120個)の物品
収納部12を走行可能に支持すると共に、走行レ
ールに沿つて駆動歯輪と遊転歯輪との間に駆動チ
エーンを掛張して、この駆動チエーンに物品収納
部12を等間隔で固定し、駆動歯輪をモータによ
り駆動することにより、他の段の回転棚単体11
とは無関係に回動させ得るようになしてあり、こ
の回転棚単体11を複数段(9段)積層して回転
棚1となしてある。又、本実施例においては、物
品収納部12(第1図では部分的に図示されてい
る)を、仕分けられた物品を収納する仕分け物品
収納部12aと仕分けられる前の物品を収納する
保管物品収納部12bとに分けており、最下段の
回転棚単体11に設けられた物品収納部12を仕
分け物品収納部12aとし、残りの物品収納部1
2を保管物品収納部12bとしてある。又、最下
段の回転棚単体11の直線移動経路部には、仕分
けられた物品を仕分け物品収納部12aに収納す
るための収納作業部13が設けられている。尚、
少なくとも1段の回転棚単体11に支持された物
品収納部12の全部又は一部を仕分け物品収納部
12aとなせば良い。
また、出庫装置2は、回転棚1の一方の反転経
路部に対向して配設され、出庫用プツシヤによつ
て取り出された収納容器9を上下方向に移動する
昇降テーブル21を具備している また、入庫装置3は、回転棚1の他方の反転経
路部に対向して配設され、収納容器9を上下方向
に移動する昇降テーブル31を具備し、所望の位
置まで上昇した収納容器9は入庫用プツシヤによ
つて物品収納部12に収納されるようになしてあ
る。尚、出庫装置2及び入庫装置3は上下方向に
循環回動するトレーコンベヤ等であつても良い。
又、出庫装置2及び入庫装置3は回転棚1の直線
移動経路部に対向して配設されても良い。
また、搬送コンベヤ4は、出庫装置2と入庫装
置3との間を継ぐようにC字型に配設されてお
り、搬送コンベヤ4の中間部に設けられたピツキ
ング部41が、回転棚1の側方に沿つて、上記回
転棚1の収納作業部13と所定の間隔を隔てて配
設されている。
また、個数表示器5は、在庫管理CPU、駆動
制御装置等を含む図外の制御装置8の仕分け指令
に基づいて取り出すべき物品の個数をデイジタル
表示する個数表示ランプ51を具備しており、仕
分け指令がある場合には、個数表示ランプ51に
その個数が表示される。
また、収納部表示器6は、収納作業部13の近
傍に3個配設されており、取り出された物品を何
れの仕分け物品収納部12aに収納すべきかを表
示するためのもので、物品の取り込みが完了した
ときに、このことを入力するための完了釦として
の機能も有する照光式押釦スイツチとして構成し
てあり、該当ゾーンにおける上記個数表示器5の
個数表示ランプ51の点灯に対応してその何れか
1つが点灯する。尚、収納部表示器6にはこのよ
うな完了釦機能を付与せずに、完了釦を別個に設
けても良く、しかもその場合完了釦は1箇所に統
合しても良い。
また、図外の制御装置8が、回転棚1、出庫装
置2、入庫装置3、搬送コンベヤ4等を制御する
ために設けられている。
尚、本実施例では、収納作業部13の近傍に作
業テーブル14を設けてある。
また、71は空の収納容器9を搬送するための
空容器搬送コンベヤ、72は外部から物品を入庫
するための入庫コンベヤ、73は外部へ物品を出
庫するための出庫コンベヤである。
次に、第1図に示す物品の仕分け装置を用いて
実施する物品の仕分け態様について説明する。
上記回転棚1は、120個の物品収納部12を具
備する回転棚単体11を9段積層してなり、最下
段の回転棚単体11に支持された120個の物品収
納部12が仕分けられた物品を収納する仕分け物
品収納部12aに割り当てられており、各仕分け
物品収納部12aに空の収納容器9(例えば、プ
ラスチツクコンテナ、段ボール箱等)が格納され
ている。複数の種類の物品を行き先方面別に、例
えば40方面に仕分けるとし、1方面当り3個の仕
分け物品収納部12aを割り当てる。又、下から
2段目から9段目の回転棚単体11に支持された
120個×8段=960個の保管物品収納部12bに
は、複数の種類の物品が収納されている。
本実施例の物品の仕分け装置は、回転棚1の在
庫管理に必要なデータ処理を行うとともに、物品
の格納位置を記憶し、与えられたデータと指令に
基づいて、回転棚1、出庫装置2、入庫装置3、
搬送コンベヤ4等を操作するための信号の送受を
行なう在庫管理CPUと、その信号に応じて各回
転棚単体11に対し回転方向、停止位置等の、又
出庫装置2、入庫装置3の停止位置等の駆動制御
を行なう駆動制御装置とをインターフエイス回路
を介して接続してあるので、物品の仕分け要求を
バツチ単位(40方面分)でまとめてインプツトす
る場合の物品の仕分け態様について詳述すると、
在庫管理CPUはインプツトされた仕分け要求、
即ち、行き先方面別の仕分け品目、仕分け数量等
の情報に基づき、先ずA品種の物品を収納した収
納容器9Aを、この収納容器9Aを格納した保管
物品収納部12bを支持した回転棚単体11を回
動し、出庫装置2及び搬送コンベヤ4を経て、ピ
ツキング部41まで出庫する。同時に最下段の回
転棚単体11が回動し、A品種の物品を必要とす
る方面が割り当てられている仕分け物品収納部1
2aが収納作業部13で順番に停止する。収納容
器9Aと最下段の回転棚単体11が停止すると、
制御装置8からの指令に基づいて個数表示器5と
3個のうちの何れかの収納部表示器6とが点灯す
る。従つて、作業員は点灯している個数表示ラン
プ51に表示された個数だけ収納容器9Aから物
品を取り出し、点灯している収納部表示器6に対
応する物品収納部12aに格納された収納容器9
を作業テーブル14に引き出して収納する。収納
完了後、収納部表示器(照光式押釦スイツチ)6
を押圧することにより個数表示器5と収納部表示
器6との表示がクリアーされ、次に仕分けされる
べき物品が表示されるので、これら仕分け作業を
順次繰り返し、収納作業部13内に停止中の物品
収納部12aへの物品の仕分が終わると、最下段
の回転棚単体11が3個の物品収納部12aの分
だけ回動し、再び個数表示器5と収納部表示器6
とが点灯するので、作業員は順次表示に従つて、
例えばa方面に5個、c方面に7個、e方面に12
個の如く投入し、40方面のうち必要な方面の全て
に物品を仕分ける。もし、40方面によつて必要と
されるA品種の物品の合計が多いときには、複数
の保管物品収納部12bから複数の収納容器9A
が出庫される。最下段の回転棚単体11が1周回
動し、A品種の物品が40方面に仕分けられた後に
A品種の物品が収納容器9A内に残存している場
合には、搬送コンベヤ4、入庫装置3を経て保管
物品収納部12bに再入庫される。
次にB品種の物品が保管物品収納部12bから
出庫され、A品種の物品と同様に仕分けられ、仕
分け物品収納部12aに収納され、以下、C,
D,E,…と順次、夫々の品種の物品について仕
分けする。尚、仕分けられる順番は大きい品種の
物品から順次小さい品種の物品とすると、収納容
器9への物品の納まりが良くなる。
また、各方面当りに3個の仕分け物品収納部1
2aを割り当ててあるが、もし、ある方面用に割
り当てられた3個の収納容器9が満杯になつた場
合には、満杯となつた収納容器9を搬送コンベヤ
4上に載置し、搬送コンベヤ4、入庫装置3を経
て保管物品収納部12bに仮置し、代りに空容器
搬送コンベヤ71によつてピツキング部41まで
搬送されて来ている空の収納容器9を格納し、仕
分け作業を続行することができる。
尚、ある方面用に割り当てられた3個の収納容
器9に対して仕分けられた物品を収納するとき、
先ず1個の収納容器9に物品を収納し、この収納
容器9が満杯になつたら次の収納容器9へと作業
することが好ましいが、3個の収納容器9に対し
てランダムに物品を収納しても良い。
以上の如くして要求のあつた全ての品種につい
ての仕分け作業が完了した後、最下段の回転棚単
体11に支持された仕分け物品収納部12aに格
納された収納容器9と、保管物品収納部12bに
仮置された仕分けられた物品を収納した収納容器
9とは、出庫装置2、搬送コンベヤ4、出庫コン
ベヤ73とによつて順次出庫される。
尚、本実施態様においては、ある方面に対して
3個の仕分け物品収納部12aが割り当てられて
いるが、夫々の方面に対して仕分けられる物品の
量に応じて1個以上の仕分け物品収納部12aが
在庫管理CPUによつて割り当てられるようにな
しても良い。
また、各仕分け物品収納部12aに仕分けられ
る物品は、収納容器9を用いず、直接仕分け物品
収納部12aへ収納されるようになしても良い。
また、もし仕分け物品収納部12aに格納され
た収納容器9が満杯になれば、最下段の回転棚単
体11を回動して出庫装置2を経て出庫しても良
い。
次に、本発明の物品の仕分け装置の別の実施例
と、この実施例の装置を用いた別の物品の仕分け
態様について説明する。
第2図及び第3図はそれぞれ本発明の物品の仕
分け装置の別の実施例を示す平面図及び断面図
で、この実施例は、第1図に示す実施例と次の点
が相違しているが、その他の点では同様に構成さ
れている。
即ち、最下段及び下から2段目の回転棚単体1
1に設けられた物品収納部12を仕分け物品収納
部12aとし、残りの物品収納部12を保管物品
収納部12bとしてある。
また、回転棚1の収納作業部13を複数ゾーン
(例えば2ゾーン)に分割し、各ゾーンα,βに
対応して停止する収納容器9の停止位置毎に、収
納容器9から取り出すべき物品の個数を表示する
個数表示器5と、取り出された物品を収納すべき
仕分け物品収納部12aを表示する収納部表示器
6とを備えている。
上記実施例における各部について詳述すると、
上記個数表示器5は、制御装置8の仕分け指令に
基づいて取り出すべき物品の個数をデイジタル表
示する個数表示ランプ51と、物品を取り出す必
要があることを作業員に知らせるための取り出し
表示ランプ52とを具備しており、仕分け指令が
ある場合には、個数表示ランプ51にその個数が
表示されると共に、取り出し表示ランプ52が点
滅し作業員に知らせるようになしてある。尚、個
数表示ランプ51を各ゾーンα,β毎に1個又は
1箇所に統合しても良い。
また、収納部表示器6は、各ゾーンα,βに対
応して夫々6個毎配設されており、取り出された
物品を何れの仕分け物品収納部12aに収納すべ
きかを表示するためのもので、物品の取り込みが
完了したときに、このことを入力するための完了
釦としての機能も有する照光式押釦スイツチとし
て構成してあり、該当ゾーンにおける上記個数表
示器5の取り出しや表示ランプ52の点滅に対応
してその何れか1つが点灯する。尚、収納部表示
器6にはこのような完了釦機能を付与せずに、完
了釦を別個に設けても良く、しかもその場合完了
釦はゾーン毎に1箇所に統合しても良い。
また、搬送コンベヤ4は、上記各ゾーンα,β
毎に対応して複数個の収納容器9を搬送又は停止
し得るように、ピツキング部41に互いに独立し
て搬送可能な2個のベルトコンベヤ42を直列に
配設してある。即ち、2個のベルトコンベヤ42
は、それぞれα,βに対応位置させてあり、各ズ
ーンα,β毎に対応して設けられたこれらのベル
トコンベヤ42の長さ内に納まる複数個(例えば
3個)の収納容器9を搬送単位(団体)とし、該
搬送単位毎に独立して搬送及び停止するようにな
してある。そして、各ベルトコンベヤ42それぞ
れの搬出側には、斯る搬送単位の先頭部を検出す
る検出器43を付設してあり、各ベルトコンベヤ
42は、制御装置8からの仕分け指令があつた場
合には、そこに付設された検出器43で該ベルト
コンベヤ上の上記搬送単位の先頭部が検出された
時に該搬送単位を停止し、ピツキング指令がない
場合又はピツキングが完了した場合には搬送を継
続するか又は起動して下流側のコンベヤに搬送単
位を搬出する。
尚、上記搬送単位は、ゾーンの大きさ、収納容
器9の大きさ等を考慮して、ゾーンに入り得る個
数の収納容器9の範囲内で種々選択可能である。
次に、上述の構成からなる実施例の物品の仕分
け装置を用いて実施する別の仕分け態様について
第1図に示す装置を用いた実施態様と相違してい
る点について説明する。
先ず、物品の仕分け指令があつた場合、ゾーン
α,βに入り得る範囲内で、例えばA品種の物品
を収納した収納容器9Aを2個、B品種の物品を
収納した収納容器9Bを1個、C品種の物品を収
納した収納容器9Cを3個、ピツキング部41ま
で出庫する。このとき、収納容器9A,9A,9
Bがゾーンαに対応する搬送単位を形成し、収納
容器9C,9C,9Cがゾーンβに対応する搬送
単位を形成する。従つて、ゾーンαに対応する検
出器43αが当該搬送単位の先頭部を検出するこ
とにより、ベルトコンベヤ42αが停止して搬送
単位がゾーンαに対応して停止する。同様にし
て、次の搬送単位がゾーンβに対応して停止す
る。ベルトコンベヤ42α,42βが停止する
と、夫々のゾーンの個数表示器5と収納部表示器
6とが制御装置8からの指令に基づいて各1個点
灯する。従つて、作業員は、点滅している取り出
し表示ランプ52に対応する物品を個数表示ラン
プ51に表示された個数だけ収納容器9から取り
出し、点灯している収納部表示器6に対応する物
品収納部12aに収納した後、収納部表示器(照
光式押釦スイツチ)6を押圧することにより個数
表示器5と収納部表示器6との表示がクリアーさ
れ、次に仕分けされるべき物品が表示されるの
で、これら仕分け作業を順次繰り返し、収納容器
9A,9A,9Bからゾーンα内に停止中の物品
収納部12aに収納すべき全ての物品を仕分け、
且つ収納容器9C,9C,9Cからゾーンβ内に
停止中の物品収納部12aに収納すべき全ての物
品を仕分け終わると、最下段と下から2段目の回
転棚単体11が1ゾーン分回動し、再び個数表示
器5と収納部表示器6とが点灯するので、作業員
は順次表示に従つて仕分け作業を繰り返せば良
い。最下段と下から2段目の回転棚単体11が1
周回動するとベルトコンベヤ42α,42βが起
動し、収納容器9は保管物品収納部12bに入庫
されると同時に、D品種の物品、E品種の物品、
…を収納した収納容器9D,9E,…が出庫され
る。
以上、本発明の物品の仕分け装置の実施例及び
この実施例の装置を用いた物品の仕分け態様につ
いて説明したが、これらに制限されるものではな
い。例えば、仕分けられる前の物品は回転棚1に
格納されてなくても良い。
(発明の効果) 叙上の如く、本発明の物品の仕分け装置は、回
動可能に支持された物品収納部に仕分けられた物
品を収納するようになしてあるため、限られたス
ペースにおいても物品の仕分けを能率良く且つ迅
速に行うことができるものであり、仕分け作業リ
ストが不要であること等と相俟ち、その産業上の
利用価値が高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の物品の仕分け装置の一実施例
を示す斜視図、第2図及び第3図はそれぞれ別の
実施例を示す平面図及び断面図である。 1:回転棚、12:物品収納部、12a:仕分
け物品収納部、4:搬送コンベヤ、5:個数表示
器、6:収納部表示器、9:収納容器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の種類の物品を仕分ける物品の仕分け装
    置において、物品が種類別に収納された収納容器
    を搬送する搬送コンベヤと、該搬送コンベヤの側
    方に設置され、回動可能に支持された物品収納部
    を具備し、少なくとも上記物品収納部の一部が仕
    分けられた物品を収納する仕分け物品収納部とな
    してある回転棚と、上記搬送コンベヤ上の収納容
    器から各仕分け物品収納部へ取り込むべき上記物
    品の個数を表示する個数表示器と、上記物品を収
    納すべき仕分け物品収納部を表示する収納部表示
    器とを備えることを特徴とする物品の仕分け装
    置。 2 搬送コンベヤが、収納容器を複数個単位で搬
    送し得るようになしてある、特許請求の範囲第1
    項記載の物品の仕分け装置。
JP61243695A 1986-10-13 1986-10-13 物品の仕分け装置 Granted JPS6397510A (ja)

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