JPH0257890A - 直流アーク炉炉底電極の冷却ファンの運転制御方法 - Google Patents
直流アーク炉炉底電極の冷却ファンの運転制御方法Info
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- JPH0257890A JPH0257890A JP63205810A JP20581088A JPH0257890A JP H0257890 A JPH0257890 A JP H0257890A JP 63205810 A JP63205810 A JP 63205810A JP 20581088 A JP20581088 A JP 20581088A JP H0257890 A JPH0257890 A JP H0257890A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C5/00—Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
- C21C5/52—Manufacture of steel in electric furnaces
- C21C5/5229—Manufacture of steel in electric furnaces in a direct current [DC] electric arc furnace
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は直流アーク炉の炉底電極における通電ピンに、
冷却空気を強制的に送気して通電ピンの冷却を行なう冷
却ファンの運転制御方法に関するものである。
冷却空気を強制的に送気して通電ピンの冷却を行なう冷
却ファンの運転制御方法に関するものである。
(従来の技術)
従来から、例えば製鉄用の大容量アーク炉は、電源の供
給が容易で、かつ電圧の制御が容易であることから、交
流式アーク炉が主力になっていた。
給が容易で、かつ電圧の制御が容易であることから、交
流式アーク炉が主力になっていた。
一方、近年では半導体技術の進歩によって電力用半導体
素子も大容量化が可能となり、これに伴ってアーク炉も
交流式アーク炉から直流アーク炉に移行しつつある。こ
の直流アーク炉は、炉用変圧器までの経路、設備は交流
式のものと同様であるが、炉用変圧器で炉用電圧に降圧
した後、サイリスク装置等の整流装置により交流を直流
に変換する。そして、サイリスタ方式の場合には、直流
回路にリアクトルを挿入する。また、直流回路は、炉底
電極に至るまでの二次導体(陽極側)と、カ−ボン電極
からなる可動電極に至るまでの二次導体(陰極側)とか
ら構成される。
素子も大容量化が可能となり、これに伴ってアーク炉も
交流式アーク炉から直流アーク炉に移行しつつある。こ
の直流アーク炉は、炉用変圧器までの経路、設備は交流
式のものと同様であるが、炉用変圧器で炉用電圧に降圧
した後、サイリスク装置等の整流装置により交流を直流
に変換する。そして、サイリスタ方式の場合には、直流
回路にリアクトルを挿入する。また、直流回路は、炉底
電極に至るまでの二次導体(陽極側)と、カ−ボン電極
からなる可動電極に至るまでの二次導体(陰極側)とか
ら構成される。
従来の交流式アーク炉は3本の可動電極により構成され
たが、直流アーク炉の場合は必ずしも3本ではなく、少
なくとも1本の電極を用いればよい。電極の周囲はシン
プルとなるが、炉底電極が必要となる。そして、この炉
底電極は、その寿命および安全性が非常に重要な問題と
なる。
たが、直流アーク炉の場合は必ずしも3本ではなく、少
なくとも1本の電極を用いればよい。電極の周囲はシン
プルとなるが、炉底電極が必要となる。そして、この炉
底電極は、その寿命および安全性が非常に重要な問題と
なる。
さて、直流アーク炉における炉底電極は通常、炉中央部
の炉底耐火物中に、炉の規模に応じて導電材からなる通
電ピンを多数本埋設した・ものを陽極としている。また
、各通電ピンは、通常の丸棒を端末加工して集電板に取
付けて二次導体と接続し、さらに各通電ピンの下端部に
は、冷却ファンにより冷却空気を強制的に送気して通電
ピンの強制空冷を行ない、耐火物中の通電ピンの溶損を
防止するようにしている。勿論、耐火物中の通電ピン上
部の溶鋼と接触する部分は溶けるが、耐火物が有る限り
溶けて固まることの繰返しで、消耗はしない。ただし、
耐火物が消耗してくると、通電ピンもその分だけ減って
くることになる。
の炉底耐火物中に、炉の規模に応じて導電材からなる通
電ピンを多数本埋設した・ものを陽極としている。また
、各通電ピンは、通常の丸棒を端末加工して集電板に取
付けて二次導体と接続し、さらに各通電ピンの下端部に
は、冷却ファンにより冷却空気を強制的に送気して通電
ピンの強制空冷を行ない、耐火物中の通電ピンの溶損を
防止するようにしている。勿論、耐火物中の通電ピン上
部の溶鋼と接触する部分は溶けるが、耐火物が有る限り
溶けて固まることの繰返しで、消耗はしない。ただし、
耐火物が消耗してくると、通電ピンもその分だけ減って
くることになる。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、このような直流アーク炉において、炉底電極
の寿命は大切なファクタであり、炉底電極はできるだけ
消耗しないようにする対策が必要である。そこで従来で
は、多数本の通電ピンの下端部に、冷却ファンで冷却空
気を強制的に送気して通電ピンの強制空冷を行なうこと
により、炉底電極ができるだけ消耗しないようにしてい
る。
の寿命は大切なファクタであり、炉底電極はできるだけ
消耗しないようにする対策が必要である。そこで従来で
は、多数本の通電ピンの下端部に、冷却ファンで冷却空
気を強制的に送気して通電ピンの強制空冷を行なうこと
により、炉底電極ができるだけ消耗しないようにしてい
る。
しかしながら、従来では冷却ファンは操業とは無関係に
連続運転しており、非通電時など熱負荷が小さい時、炉
底電極を冷やし過ぎることになる。
連続運転しており、非通電時など熱負荷が小さい時、炉
底電極を冷やし過ぎることになる。
次に、熱負荷が大きくなると高温になる。すなわち、炉
底電極の温度変化が大きくなると、炉底耐大物がスポー
リングによって、亀裂、剥離が生じ易くなり、炉底電極
の寿命が短くなってしまう。
底電極の温度変化が大きくなると、炉底耐大物がスポー
リングによって、亀裂、剥離が生じ易くなり、炉底電極
の寿命が短くなってしまう。
以上のように、従来における冷却ファンの運転は、炉底
電極の消耗にとって効果的な運転とはなっていない。
電極の消耗にとって効果的な運転とはなっていない。
本発明は上記のような問題を解決するために成されたも
ので、炉底耐大物の温度変化を小さくし、炉底電極の寿
命を延長することが可能な直流アーク炉炉底電極冷却フ
ァンの運転制御方法を提供することを目的とする。
ので、炉底耐大物の温度変化を小さくし、炉底電極の寿
命を延長することが可能な直流アーク炉炉底電極冷却フ
ァンの運転制御方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段および作用)上記の目的を
達成するために本発明では、直流アーク炉の炉底耐大物
中に、導電材からなる通電ピンを複数本埋設して構成さ
れた炉底電極における各通電ピンに、冷却空気を強制的
に送気して通電ピンの冷却を行なう冷却ファンの運転制
御方法において、炉底電極の温度を検出し、この検出温
度の値が第1の規定値18以上である場合には冷却ファ
ンを運転し、検出温度の値が第1の規定値THよりも小
さい第2の規定値TL以下である場合には冷却ファンの
運転を停止するように運転を行なうことにより、炉底電
極の温度変化が緩やかとなり、結果として炉底電極の寿
命を延ばすことが可能となる。
達成するために本発明では、直流アーク炉の炉底耐大物
中に、導電材からなる通電ピンを複数本埋設して構成さ
れた炉底電極における各通電ピンに、冷却空気を強制的
に送気して通電ピンの冷却を行なう冷却ファンの運転制
御方法において、炉底電極の温度を検出し、この検出温
度の値が第1の規定値18以上である場合には冷却ファ
ンを運転し、検出温度の値が第1の規定値THよりも小
さい第2の規定値TL以下である場合には冷却ファンの
運転を停止するように運転を行なうことにより、炉底電
極の温度変化が緩やかとなり、結果として炉底電極の寿
命を延ばすことが可能となる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は、本発明を適用する直流アーク炉の炉底電極の
構成例を示す断面図である。第1図において、直流アー
ク炉の炉底電極1の一部を構成する、炉中央部の炉底耐
大物(ラミング材等からなる)2の中には、図示のよう
に導電材(鋼製)からなる通電ピン3を多数(n)本埋
設して陽極としている。また、各通電ピン3は鋼製の丸
棒を端末加工してなり、これらを集電板4に取付けて端
子5を介して二次導体6と接続し、図示しない可動電極
(陰極)との間に直流電圧を印加するようにしている。
構成例を示す断面図である。第1図において、直流アー
ク炉の炉底電極1の一部を構成する、炉中央部の炉底耐
大物(ラミング材等からなる)2の中には、図示のよう
に導電材(鋼製)からなる通電ピン3を多数(n)本埋
設して陽極としている。また、各通電ピン3は鋼製の丸
棒を端末加工してなり、これらを集電板4に取付けて端
子5を介して二次導体6と接続し、図示しない可動電極
(陰極)との間に直流電圧を印加するようにしている。
さらに、各通電ピン3の下端部には、図示しない冷却フ
ァンにより送気管7を介して冷却空気を強制的に送気し
て空気出口9から排気することにより、通電ピン3を強
制空冷して炉底耐火物2中の通電ピン3の溶損を防止す
るようにしている。さらにまた、各通電ピン3の内部に
はそれぞれ温度検出器10を挿入して設け(図では1本
の通電ピン3についてのみ図示)、当該通電ピン3の温
度、すなわち炉底電極1の温度を抽出するようにしてい
る。なお第1図において、11は直流アーク炉の炉床を
構成する耐火物(れんが等からなる) 12は炉底鉄板
、13は絶縁物、14は固定具、15は溶鋼をそれぞれ
示すものである。
ァンにより送気管7を介して冷却空気を強制的に送気し
て空気出口9から排気することにより、通電ピン3を強
制空冷して炉底耐火物2中の通電ピン3の溶損を防止す
るようにしている。さらにまた、各通電ピン3の内部に
はそれぞれ温度検出器10を挿入して設け(図では1本
の通電ピン3についてのみ図示)、当該通電ピン3の温
度、すなわち炉底電極1の温度を抽出するようにしてい
る。なお第1図において、11は直流アーク炉の炉床を
構成する耐火物(れんが等からなる) 12は炉底鉄板
、13は絶縁物、14は固定具、15は溶鋼をそれぞれ
示すものである。
第2図は、本発明の方法を適用した冷却ファンの運転制
御システムの構成例を示す機能ブロック図である。本運
転制御システムは図示のように、温度検出手段16と、
温度判定手段17と、電動機制御手段18とからなって
おり、例えばコンピュータにより実現することができる
。す、なわち、温度検出手段16は、各温度検出器10
で抽出された各通電ピン3の検出温度TI、T2.・・
・Tnを入力とし、これらの検出温度の中の最大のもの
をT ll1aXとして出力するものである。また、温
度判定手段17は、温度検出手段16からの検出温度の
値T tsaxと、予め設定された第1の規定値THお
よび第2の規定値TLとの大小関係を比較判定するもの
である。ここで、炉底電極1の管理温度限界を例えば4
00℃とまた場合、第1の規定値T Hとしては例えば
300℃に、また第2の規定値TLとしては第1の規定
値THよりも小さい例えば250℃にそれぞれ設定して
いる。さらに、電動機制御手段18は、温度判定手段1
7での比較判定結果に基づいて、冷却ファン19を駆動
するための電動機20へ運転指令または運転停止指令を
出力するものである。すなわち、検出温度の値Tll1
axが第1の規定値T□以上である時には運転指令を、
また検出温度の値T l1aXが第2の規定値TL以下
である時には運転停止指令を出力するものである。
御システムの構成例を示す機能ブロック図である。本運
転制御システムは図示のように、温度検出手段16と、
温度判定手段17と、電動機制御手段18とからなって
おり、例えばコンピュータにより実現することができる
。す、なわち、温度検出手段16は、各温度検出器10
で抽出された各通電ピン3の検出温度TI、T2.・・
・Tnを入力とし、これらの検出温度の中の最大のもの
をT ll1aXとして出力するものである。また、温
度判定手段17は、温度検出手段16からの検出温度の
値T tsaxと、予め設定された第1の規定値THお
よび第2の規定値TLとの大小関係を比較判定するもの
である。ここで、炉底電極1の管理温度限界を例えば4
00℃とまた場合、第1の規定値T Hとしては例えば
300℃に、また第2の規定値TLとしては第1の規定
値THよりも小さい例えば250℃にそれぞれ設定して
いる。さらに、電動機制御手段18は、温度判定手段1
7での比較判定結果に基づいて、冷却ファン19を駆動
するための電動機20へ運転指令または運転停止指令を
出力するものである。すなわち、検出温度の値Tll1
axが第1の規定値T□以上である時には運転指令を、
また検出温度の値T l1aXが第2の規定値TL以下
である時には運転停止指令を出力するものである。
次に、以上の構成に基づく冷却ファンの運転制御方法に
ついて、第3図および第4図を用いて説明する。
ついて、第3図および第4図を用いて説明する。
いま、直流アーク炉の操業を開始すると、炉内に収納さ
れたスクラップが、図示しない可動電極とスクラップと
の間に発生するアークにより、時間の経過と共に溶解さ
れて溶鋼15が得られる。
れたスクラップが、図示しない可動電極とスクラップと
の間に発生するアークにより、時間の経過と共に溶解さ
れて溶鋼15が得られる。
そして、直流アーク炉1の操業を開始した時点では、炉
底電極1の温度はそれ程高くないが、操業の進行に伴っ
て炉底電極1の温度は上昇していく。
底電極1の温度はそれ程高くないが、操業の進行に伴っ
て炉底電極1の温度は上昇していく。
一方、炉底耐火物2に埋設された各通電ピン3に設けた
温度検出器10により、当該通電ピン3の温度、すなわ
ち炉底電極1の温度がそれぞれ抽出されて温度検出手段
16に出力される。すると、温度検出手段16では、各
温度検出器10で抽−出された各通電ピン3の検出温度
T、、T2.・・・Tnの中の最大のものを検出し、こ
れがT a+axとして温度判定手段17に出力される
。次に、温度判定手段17では、温度検出手段16で検
出された温度値T maxと、予め設定された第1の規
定値THとの大小関係が比較判定され、その結果が電動
機制御手段18に出力される。すると、電動機制御手段
18では、温度判定手段17での比較判定結果に基づい
て、電動機20へ運転指令または運転停止指令が出力さ
れる。
温度検出器10により、当該通電ピン3の温度、すなわ
ち炉底電極1の温度がそれぞれ抽出されて温度検出手段
16に出力される。すると、温度検出手段16では、各
温度検出器10で抽−出された各通電ピン3の検出温度
T、、T2.・・・Tnの中の最大のものを検出し、こ
れがT a+axとして温度判定手段17に出力される
。次に、温度判定手段17では、温度検出手段16で検
出された温度値T maxと、予め設定された第1の規
定値THとの大小関係が比較判定され、その結果が電動
機制御手段18に出力される。すると、電動機制御手段
18では、温度判定手段17での比較判定結果に基づい
て、電動機20へ運転指令または運転停止指令が出力さ
れる。
すなわち、検出温度値Tl1a−Xが第1の規定値TH
(例えば300℃)以上である時、例えば320℃であ
る時には、電動機20に運転指令を与えて冷却ファン1
9の運転が行なわれる。これにより、炉底電極1の各通
電ピン3の下端部には、送気管7を通して冷却空気8が
送気され、通電ピン3の冷却が行なわれる。また上記に
おいて、検出温度値T o+axが第1の規定値TH(
例えば300℃)未満である時には、温度検出手段16
で検出された温度値T maxと、予め設定された第2
の規定値TLとの大小関係が比較判定され、その結果が
電動機制御手段18に出力される。すなわち、検出温度
値T ll1axが第2の規定値TL (例えば250
℃)以下である時、例えば230 ”Cである時には、
電動機20に運転停止指令を与えて冷却ファン19の運
転が停止される。これにより、炉底電極lの各通電ピン
3の下端部には、送気管7を通して冷却空気8が送気さ
れなくなり、通電ピン3の冷却が行なわれない。さらに
、上記において、検出温度値T maXが第2の規定値
TL (例えば250℃)以上である時、例えば27
0’Cである時には、電動機20に対して運転指令が継
続して与えられ、冷却ファン19が運転されて、通電ピ
ン3の冷却が、検出温度値T laXが第2の規定値T
L (例えば250℃)以下となるまで行なわれる。
(例えば300℃)以上である時、例えば320℃であ
る時には、電動機20に運転指令を与えて冷却ファン1
9の運転が行なわれる。これにより、炉底電極1の各通
電ピン3の下端部には、送気管7を通して冷却空気8が
送気され、通電ピン3の冷却が行なわれる。また上記に
おいて、検出温度値T o+axが第1の規定値TH(
例えば300℃)未満である時には、温度検出手段16
で検出された温度値T maxと、予め設定された第2
の規定値TLとの大小関係が比較判定され、その結果が
電動機制御手段18に出力される。すなわち、検出温度
値T ll1axが第2の規定値TL (例えば250
℃)以下である時、例えば230 ”Cである時には、
電動機20に運転停止指令を与えて冷却ファン19の運
転が停止される。これにより、炉底電極lの各通電ピン
3の下端部には、送気管7を通して冷却空気8が送気さ
れなくなり、通電ピン3の冷却が行なわれない。さらに
、上記において、検出温度値T maXが第2の規定値
TL (例えば250℃)以上である時、例えば27
0’Cである時には、電動機20に対して運転指令が継
続して与えられ、冷却ファン19が運転されて、通電ピ
ン3の冷却が、検出温度値T laXが第2の規定値T
L (例えば250℃)以下となるまで行なわれる。
このように、検出温度値Tl1laxが第1の規定値T
H(例えば300℃)以上となると冷却ファン19の運
転が行なわれ、−旦冷却フアン19の運転が行なわれる
と、検出温度値T ll1axが第2の規定値TL (
例えば250℃)以下となるまでの間は、その運転が継
続して行なわれる。また、検出温度値T waxが第2
の規定値TL (例えば250℃)以下となると冷却フ
ァン19の運転が停止され、−旦冷却フアン19の運転
が停止されると、検出温度値T maxが第1の規定値
TH(例えば300℃)以上となるまでの間は、その運
転が継続して停止されることになる。
H(例えば300℃)以上となると冷却ファン19の運
転が行なわれ、−旦冷却フアン19の運転が行なわれる
と、検出温度値T ll1axが第2の規定値TL (
例えば250℃)以下となるまでの間は、その運転が継
続して行なわれる。また、検出温度値T waxが第2
の規定値TL (例えば250℃)以下となると冷却フ
ァン19の運転が停止され、−旦冷却フアン19の運転
が停止されると、検出温度値T maxが第1の規定値
TH(例えば300℃)以上となるまでの間は、その運
転が継続して停止されることになる。
上述したように本実施例では、直流アーク炉の炉底耐火
物2中に、導電材からなる通電ピン3を多数本埋設して
構成された炉底電極1における各通電ピン3に、冷却空
気8を強制的に送気して通電ピン3の冷却を行なう冷却
ファン19の運転制御を行なうに際して、各通電ピン3
の内部に温度検出器10を設けて炉底電極1の温度を検
出し、この検出温度の最大値T laXが第1の規定値
18以上である場合には冷却ファン19を運転し、また
検出温度の最大値T l1axが第1の規定値THより
も小さい第2の規定値TL以下である場合には冷却ファ
ン19の運転を停止するように、運転を行なうようにし
たものである。
物2中に、導電材からなる通電ピン3を多数本埋設して
構成された炉底電極1における各通電ピン3に、冷却空
気8を強制的に送気して通電ピン3の冷却を行なう冷却
ファン19の運転制御を行なうに際して、各通電ピン3
の内部に温度検出器10を設けて炉底電極1の温度を検
出し、この検出温度の最大値T laXが第1の規定値
18以上である場合には冷却ファン19を運転し、また
検出温度の最大値T l1axが第1の規定値THより
も小さい第2の規定値TL以下である場合には冷却ファ
ン19の運転を停止するように、運転を行なうようにし
たものである。
従って、コンピュータによる炉底電極1の温度管理を行
ない、炉底電極1の消耗にとって効果的な冷却ファン1
9の運転を行なうことができるため、冷却ファン19が
従来のように必要以上に運転されるようなことがない。
ない、炉底電極1の消耗にとって効果的な冷却ファン1
9の運転を行なうことができるため、冷却ファン19が
従来のように必要以上に運転されるようなことがない。
これにより、炉底電極1の温度変化が緩やかとなり、結
果として炉底電極1の寿命を延長することが可能となる
。第5図は、炉底電極の寿命の一例を、従来の場合と本
例の場合とを比較して示したものである。第5図におい
て、Aが従来の実績寿命を、Bが本例の期待寿命をそれ
ぞれ示している。図から明らかなように、本例の場合に
は、従来に比べて約1.4〜1.5倍程度の長寿命化を
期待することができる。
果として炉底電極1の寿命を延長することが可能となる
。第5図は、炉底電極の寿命の一例を、従来の場合と本
例の場合とを比較して示したものである。第5図におい
て、Aが従来の実績寿命を、Bが本例の期待寿命をそれ
ぞれ示している。図から明らかなように、本例の場合に
は、従来に比べて約1.4〜1.5倍程度の長寿命化を
期待することができる。
(発明の効果)
以上説明したように本発明によれば、炉底電極の温度を
検出し、この検出温度の値が第1の規定値18以上であ
る場合には冷却ファンを運転し、検出温度の値が第1の
規定値THよりも小さい第2の規定値TL以下である場
合には冷却ファンの運転を停止するようにしたので、炉
底耐火物の温度変化を小さくし、炉底電極の寿命を延長
することが可能な直流アーク炉炉底電極冷却ファンの運
転制御方法が提供できる。
検出し、この検出温度の値が第1の規定値18以上であ
る場合には冷却ファンを運転し、検出温度の値が第1の
規定値THよりも小さい第2の規定値TL以下である場
合には冷却ファンの運転を停止するようにしたので、炉
底耐火物の温度変化を小さくし、炉底電極の寿命を延長
することが可能な直流アーク炉炉底電極冷却ファンの運
転制御方法が提供できる。
第1図は本発明を適用する直流アーク炉の炉底電極の構
成例を示す断面図、第2図は本発明の方法を適用した冷
却ファンの運転制御システムの一実施例を示す機能ブロ
ック図、第3図および第4図は同実施例における作用を
説明するための図、第5図は同実施例における効果を説
明するための図である。 1・・・炉底電極、2・・・炉底耐火物、3・・・通電
ピン、4・・・集電板、5・・・端子、6・・・二次導
体、7・・・送気管、8・・・冷却空気、9・・・空気
出口、10・・・温度検出器、11・・・耐火物、15
・・・溶鋼。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図
成例を示す断面図、第2図は本発明の方法を適用した冷
却ファンの運転制御システムの一実施例を示す機能ブロ
ック図、第3図および第4図は同実施例における作用を
説明するための図、第5図は同実施例における効果を説
明するための図である。 1・・・炉底電極、2・・・炉底耐火物、3・・・通電
ピン、4・・・集電板、5・・・端子、6・・・二次導
体、7・・・送気管、8・・・冷却空気、9・・・空気
出口、10・・・温度検出器、11・・・耐火物、15
・・・溶鋼。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 直流アーク炉の炉底耐火物中に、導電材からなる通電ピ
ンを複数本埋設して構成された炉底電極における各通電
ピンに、冷却空気を強制的に送気して通電ピンの冷却を
行なう冷却ファンの運転制御方法において、 前記炉底電極の温度を検出し、 前記検出温度の値が第1の規定値T_H以上である場合
には前記冷却ファンを運転し、 前記検出温度の値が前記第1の規定値T_Hよりも小さ
い第2の規定値T_L以下である場合には前記冷却ファ
ンの運転を停止する ようにしたことを特徴とする直流アーク炉炉底電極冷却
ファンの運転制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63205810A JPH0257890A (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | 直流アーク炉炉底電極の冷却ファンの運転制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63205810A JPH0257890A (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | 直流アーク炉炉底電極の冷却ファンの運転制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0257890A true JPH0257890A (ja) | 1990-02-27 |
Family
ID=16513072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63205810A Pending JPH0257890A (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | 直流アーク炉炉底電極の冷却ファンの運転制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0257890A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5126798A (en) * | 1991-09-30 | 1992-06-30 | Eastman Kodak Company | Cleaning assembly for an electrostatographic reproduction apparatus |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61268977A (ja) * | 1985-04-29 | 1986-11-28 | エムア−エン・グ−テホツフヌングスヒユツテ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフトウング | 直流ア−ク炉の運転方法および装置 |
-
1988
- 1988-08-19 JP JP63205810A patent/JPH0257890A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61268977A (ja) * | 1985-04-29 | 1986-11-28 | エムア−エン・グ−テホツフヌングスヒユツテ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフトウング | 直流ア−ク炉の運転方法および装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5126798A (en) * | 1991-09-30 | 1992-06-30 | Eastman Kodak Company | Cleaning assembly for an electrostatographic reproduction apparatus |
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