JPH0257823B2 - - Google Patents

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JPH0257823B2
JPH0257823B2 JP12485886A JP12485886A JPH0257823B2 JP H0257823 B2 JPH0257823 B2 JP H0257823B2 JP 12485886 A JP12485886 A JP 12485886A JP 12485886 A JP12485886 A JP 12485886A JP H0257823 B2 JPH0257823 B2 JP H0257823B2
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Chuki Shimizu
Tamio Yoshida
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Momentive Performance Materials Japan LLC
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Toshiba Silicone Co Ltd
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  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyethers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕 本発明はシーリング材組成物として適した、水
分に触れるとゴム状弾性体へと室温で硬化し得る
組成物に関し、特に耐熱性と耐候性に優れ、接着
性を有し、かつ表面に粘着性の残留することのな
いゴム状硬化物の得られる室温硬化性組成物に関
する。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 加水分解性ケイ素官能性基を有し、主鎖がポリ
エーテルである重合体は公知である(特開昭50−
156599号公報等)。この重合体をベースとした室
温硬化性組成物が、近年建造物の目地部や輸送機
械接合部などのシーリング材として用いられ始め
ている(特開昭52−73998号公報等)。しかしなが
ら、この種の重合体は耐熱性や耐候性に劣るた
め、耐候性の要求される建造物外壁の目地部や、
輸送機械接合部の一部など比較的高温となる個所
の使用には適さないという問題がある。また、こ
の種の重合体は本質的に接着性を有していないた
め、あらかじめ被着面にプライマー処理を施して
からシーリング材を適用する必要がある。更に硬
化物の表面に粘着性が残留するため、シーリング
材に塵埃が付着しやすいという問題がある。 〔発明の目的〕 本発明は、これらの問題点を解決するためのも
のであり、耐熱性と耐候性に優れ、接着性を有
し、かつ表面に粘着性の残留することのない硬化
物の得られる室温硬化性組成物を提供することを
目的とする。 〔発明の構成〕 即ち本発明は、 (A) 一般式; (式中、R1,R2,R3およびR4は2価の炭化水
素基、R5は1価の炭化水素基、Xは加水分解
性基、Aは置換または非置換の2価の芳香族
基、aは1〜3の数を示し、mは10〜500の数、
nは1以上の数を示す。)で表わされ、加水分
解性シリル基で閉塞されたポリーテル
100重量部 (B) 無機質充填材 3〜300重量部 (C) 硬化触媒 0.001〜20重量部 から成ることを特徴とする室温硬化性組成物に関
する。 本発明に用いられる(A)一般式; (式中、R1,R2,R3,R4,R5,X,A,a,m
およびnは前述のとおり。) で表わされるポリエーテルにおいて、R1Oで表わ
されるオキシアルキレン単位はオキシエチレン単
位、オキシプロピレン単位あるいはオキシエチレ
ン単位とオキシプロピレン単位の併用系で好まし
く、原料入手と重合が容易で、高重合度でも液状
を保持し易いことからオキシプロピレン単位が特
に好ましい。オキシアルキレン単位の重合度mは
10〜500の範囲で選ばれ、mが10より小さい場合
は実用的な作業性の得られる粘度以下で十分な伸
び率のゴム状硬化物を得ることが困難になる。逆
にmが500より大きいと本発明の特徴である耐熱
性や耐候性が低下する。 R2の2価の炭化水素基としてはメチレン基、
エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン
基、フエニレン基、シクロヘキシレン基および
【式】で表わされる基などが 例示される。これらの基のうち、原料の入手の容
易さからメチレン基であることが好ましい。 R3およびR4としては、R2と同様のものが例示
されるが、R3は原料の入手の容易さからメチレ
ン基であることが好ましい。また、R4は合成と
原料の入手の容易さからトリメチレン基およびテ
トラメチレン基が好ましく、特にトリメチレン基
が好ましい。 R5の1価の炭化水素基はメチル基、エチル基、
プロピル基などのアルキル基;フエニル基などの
アリール基、β−フエニルエチル基、β−フエニ
ルプロピル基などのアラルキル基等から選ぶこと
ができるが、合成と原料入手の容易さからメチル
基またはフエニル基が好ましく、メチル基が特に
好ましい。 Xの加水分解性基は、アルコキシ基、アルコキ
シアルコキシ基、アシロキシ基、N,N−ジアル
キルアミノ基、N−アルキルアミド基、N,N−
ジアルキルアミノキシ基、ケトオキシム基、アル
ケノキシ基が例示されるが、入手の容易さ、反応
性および加水分解生成物の金属への腐食性のない
ことから、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ
基、イソプロポキシ基、ヘキシルオキシ基などの
炭素数1〜6のアルコキシ基および2−メトキシ
エトキシ基が適していて、加水分解性(組成物の
硬化反応性)の高さなどからメトキシ基およびエ
トキシ基が好ましく、メトキシ基が特に好まし
い。加水分解性基の数aは1〜3の範囲で選ばれ
るが、高伸長率のゴム状硬化物を与える組成物を
得るためには、aが2であることが好ましい。 Aは置換または非置換の2価の芳香族基であ
り、原料の入手が容易なこと、他の原料との相溶
性が良好なこと、および本発明の室温硬化性組成
物の施工作業性が良好で、かつ硬化後十分な伸び
率を有することから、フエニレン基、ビフエニレ
ン基または一般式;−R6−Q−R7−(式中、R6
R7およびQは前述のとおり。)で表わされる基で
あることが好ましい。Aの具体例としては、
【式】 【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】などがあげられる。 又、nは1以上の数であり、1であつても良い
が、本発明の(A)成分であるポリエーテルの分子量
が500〜50000の範囲となるよう選ぶことが好まし
い。本発明の組成物をシーリング材として用いた
場合、分子量が500より小さいと硬化して得られ
る弾性体の伸び率がシーリング材として必要とさ
れるそれに達せず、逆に50000より大きいと粘度
が高くなつて作業性が低下する。 本発明に用いられる(A)のポリーテルは例えば () 一般式; (式中、R1,R2およびmは前述のとおり。) で表わされる分子鎖末端がエポキシ基で閉塞さ
れたポリオキシアルキレン () 一般式; H2N−A−NH2(式中、Aは前述のとおり。) で表わされる芳香族ジアミン化合物、 および () 一般式; (式中、R3,R4,R5,Xおよびaは前述のと
おり。) で表わされるエポキシ基と加水分解性基とを有
する有機ケイ素化合物 とを反応させることにより、合成することができ
る。 ()の代表的な例として、水酸基で両末端が
閉塞されたポリオキシエチレンやポリオキシプロ
ピレンに、エピクロルヒドリンを塩基性触媒等の
存在下に、付加して得られるものがあげられる。 ()成分の具体的な例としては、
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
などがあげられる。 ()成分の具体的な例としては、γ−グリシ
ドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシ
ドキシブチルトリメトキシシラン、γ−グリシド
キシプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシド
キシブチルトリエトキシシラン、メチル(γ−グ
リシドキシプロピル)ジメトキシシラン、メチル
(γ−グリシドキシブチル)ジメトキシシラン、
メチル(γ−グリシドキシプロピル)ジエトキシ
シラン、メチル(γ−グリシドキシブチル)ジエ
トキシシラン、フエニル(γ−グリシドキシプロ
ピル)ジメトキシシラン、フエニル(γ−グリシ
ドキシブチルル)ジメトキシシラン、ジメチル
(γ−グリシドキシプロピル)メトキシシラン、
ジメチル(γ−グリシドキシブチル)メトキシシ
ランおよびこれらのアルコキシ基をアルコキシア
ルコキシ基、アシロキシ基、N,N−ジアルキル
アミノ基、N−アルキルアミド基、N,N−ジア
ルキルアミノキシ基、ケトオキシム基、アルケノ
キシ基などで置き換えた化合物などがあげられ
る。 本発明で用いられる(A)のポリエーテルは、これ
まで説明した()および()のエポキシ基
と、()のアミノ基との反応によつて得られる。 (),()および()の反応は環境温度よ
り高い温度、例えば50〜150℃の条件下で行うこ
とが好ましい。その際、メタノール、エタノー
ル、フエノール、サリチル酸およびトリス(ジメ
チルアミノメチル)フエノールのような化合物を
反応促進剤として用いることが好ましい。メタノ
ールはその好ましいものの1つである。なお、こ
の反応を行う際に溶媒を用いる必要はないが、炭
化水素系、エーテル系、エステル系などの溶媒を
用いてもかまわない。 (),()および()の配合量は、理論的
にはモル比が():():()=n:(n+
1):2である。しかし、実際には()および
()を理論量をやや上回る量使用しても、差し
支えない。 反応させる手順としては、(),()および
()を同時に加えて反応させても良いが、先ず
()およびその当量を下回る量で、かつ前記分
子量範囲のポリエーテルを得るのに適した量の
()を反応させて鎖長延長を行つた後、必要量
かそれをやや上回る量の()を加えて反応させ
た方が重合度を制御しやすく、また確実に分子鎖
末端に加水分解性基を導入することができる。 本発明の(B)成分は、本発明の組成物に適度な非
流動性や補強性を付与するための成分である。こ
れらの(B)成分としては、煙霧質シリカ、沈澱シリ
カ、粉砕シリカ、ケイソウ土、炭酸カルシウム、
酸化チタン、アルミナ、水酸化アルミニウム、酸
化鉄、タルク、クレーなどが例示される。このよ
うな(B)成分の使用量は、(A)成分100重量部に対し
て3〜300重量部、好ましくは5〜200重量部の範
囲である。(B)成分の量が3重量部より少ないと非
流動性や補強性が得られず、300重量部より多い
と組成物の粘度が高くなつて作業性が低下する。 本発明で使用される(C)の硬化触媒としては、オ
クチル酸スズなどのカルボン酸スズ;ジブチルス
ズジラウレート、ジブチルスズジマレエート、ジ
ブチルスズフタレート等の有機スズカルボン酸
塩;有機スズ酸化物およびそのエステルとの反応
物;テトラブチルチタネートのような有機チタン
酸エステル;アミン類;アミン塩;4級アンモニ
ウム塩;グアニジン化合物等が例示される。これ
らの硬化触媒は(A)成分100重量部に対して0.001〜
20重量部の範囲で使用することが好ましい。(C)成
分の量がこれより少ないと硬化速度が遅過ぎて使
用に適さなくなり、逆にこれより多くても無意味
であるばかりでなく、滲出や析出の恐れがあり好
ましくない。 本発明の組成物は本質的に接着性を有している
ため、接着性を付与するために通常用いられるシ
ランカツプリング剤を用いる必要はないが、接着
性をさらに増強するためにそれらを用いたり、或
いは1包装形態で長時間の保存を可能とすること
を目的としてそれらを含めた加水分解性シランを
添加しても良い。これら加水分解性シランとして
は、 H2N(CH23Si(OCH33, H2N(CH23Si(OCH2CH33, H2N(CH23NH(CH23Si(OCH33 CH2=CHSi(OCH2CH33, (CH32Si(OCH32, CH3Si(OCH33, CH3Si(OCH2CH33, Si(OCH2CH34 などが例示される。 1包装形で長期間の保存安定性を得るためには
また、メタノールやエタノールのような1価の第
1級アルコールを添加することも有効である。 また、本発明の組成物には水添ヒマシ油のよう
なチクソトロピツク性付与剤やジオクチルフタレ
ート、ブチルベンジルフタレート、塩素化パラフ
インのような可塑剤を用いることもできる。 本発明の組成物は、前述のような1包装形で用
いることができるほか、例えば(A)成分と(B)成分と
から成る成分と、(C)成分との2成分に分けて保存
しておき、使用前に両者を混合する2包装形とす
ることもできる。 〔発明の効果〕 本発明の組成物は、耐熱性や耐候性に優れ、接
着性を有し、また表面粘着性の残留がないため塵
埃の付着による汚損が発生せず、建造物外壁目地
部のような耐候性の要求される個所や、輸送機械
接合部の一部など比較的高温となる個所のシーリ
ング材として好適である。 〔実施例〕 以下本発明を実施例により説明する。なお、合
成例、実施例及び比較例中、部はすべて重量、%
は重量%を示す。 合成例 1 平均重合度15、分子量が約1000、25℃における
粘度が270cStのグリシジル基両末端閉塞ポリオキ
シプロピレン10エポキシ当量に対し、
【式】を6モル およびポリオキシプロピレンの10%に相当する量
のメタノールを加え、窒素雰囲気下にて60℃で加
熱撹拌を開始した。加熱撹拌開始から4時間間隔
で一部を抜き取り、電位差滴定法を用いて試料中
のエポキシ基と第1級アミンとの総量を定量、
NMRによるエポキシドメチレンのプロトンによ
るピーク((テトラメチルシランを基準として
2.67ppm)の観察および25℃における粘度を測定
を行つた。加熱撹拌開始から16時間後においてエ
ポキシ基と第1級アミンとの適定量はほぼ理論量
だけ減少すると同時にエポキシドメチレンのプロ
トンによるピークが消失し、加熱撹拌開始前には
100cStであつた粘度が1800cStに達したため、 を2.2モル加え、同条件にて加熱撹拌を続行した。
上記のシランを添加してから4時間間隔で一部を
抜き取り、電位差滴定法を用いて試料中のエポキ
シ基と第1級アミンとの総量を定量およびNMR
によるエポキシドメチレンのプロトンによるピー
クを観察したところ、シラン添加から12時間後に
おいてそれらはいずれもほぼ消失したため、加熱
撹拌を終了し、メタノールを留去して25℃におけ
る粘度が19000cSt、同温度における比重が1.01、
GPCにより測定された数平均分子量が6500の淡
黄色の粘稠な液体(次式で表わされる加水分解性
シリル基で分子鎖末端が閉塞されたポリーテル、
P−1)を得た。 合成例 2 平均重合度32、分子量が約2000、25℃における
粘度が550cStのグリシジル基両末端閉塞ポリオキ
シプロピレン10エポキシ当量に対し、
【式】を6モルお よびポリオキシプロピレンの10%に相当する量の
メタノールを加え、窒素雰囲気下にて60℃で加熱
撹拌を開始した。加熱撹拌開始から4時間間隔で
一部を抜き取り、電位差滴定法を用いて試料中の
エポキシ基と第1級アミンとの総量の定量、
NMRによるエポキシドメチレンのプロトンによ
るピークの観察および25℃における粘度の測定を
行つた。加熱撹拌開始から16時間後においてエポ
キシ基と第1級アミンとの適定量はほぼ理論量だ
け減少すると同時にエポキシドメチレンのプロト
ンによるピークが消失し、加熱撹拌開始前には
250cStであつた粘度が4200cStに達したため、 を2.2モル加え、同条件にて加熱撹拌を続行した。
上記のシランを添加してから4時間間隔で一部を
抜き取り、電位差滴定法を用いて試料中のエポキ
シ基と第1級アミンとの総量の定量およびNMR
によるエポキシドメチレンのプロトンによるピー
クを観察したところ、シラン添加から12時間後に
おいてそれらはいずれもほぼ消失したため、加熱
撹拌を終了し、メタノールを留去して25℃におけ
る粘度が31000cSt、同温度における比重が1.01、
GPCにより測定された数平均分子量が11000の淡
黄色の粘稠な液体(次式で表わされる加水分解性
シリル基で分子鎖末端が閉塞されたポリエーテ
ル、P−2)を得た。 合成例 3 平均重合度50、分子量約3000、25℃における粘
度が970cStのグリシジル基両末端閉塞ポリオキシ
プロピレン6エポキシ当量に対し、
【式】を4モルおよびポリオキ シプロピレンの10%に相当する量のメタノールを
加え、窒素雰囲気下にて60℃で加熱撹拌を開始し
た。加熱撹拌開始から4時間間隔で一部を抜き取
り、電位差滴定法を用いて試料中のエポキシ基と
第1級アミンとの総量を定量、NMRによるエポ
キシドメチレンのプロトンによるピークの観察お
よび25℃における粘度の測定をおこなつた。加熱
撹拌開始から18時間後においてエポキシ基と第1
級アミンとの滴定量はほぼ理論量だけ減少すると
同時にエポキシドメチレンのプロトンによるピー
クが消失し、加熱撹拌開始には400cStであつた粘
度が5200cStに達したため、 を2.2モル加え同条件にて加熱撹拌を続行した。
上記のシランを添加してから4時間間隔で一部を
抜き取り、電位差滴定法を用いて試料中のエポキ
シ基と第1級アミンとの総量の定量およびNMR
によるエポキシドメチレンのプロトンによるピー
クを観察したところ、シラン添加から12時間後に
おいてそれらはいずれもほぼ消失したため、加熱
撹拌を終了し、メタノールを留去して25℃におけ
る粘度が25000cSt、同温度における比重が1.01、
GPCにより測定された数平均分子量が9500の淡
黄色の粘稠な液体(次式で表わされる加水分解性
シリル基で分子鎖末端が閉塞されたポリエーテ
ル、P−3)を得た。 合成例 4 合成例2で用いたものと同じグリシジル基末端
閉塞ポリオキシプロピレン10エポキシ当量に対
し、合成例2で用いたものと同じジアミノジフエ
ニルエーテルを6モルおよびポリオキシプロピレ
ンの1%に相当する量のメタノールを加え、窒素
雰囲気下にて、80℃で16時間加熱撹拌を行つた。 次いで、 を2.2モル加え、同条件にて加熱撹拌を16時間行
つて、淡黄色の粘稠な液体(次式で表わされる加
水分解性シリル基で分子鎖末端が閉塞されたポリ
エーテル、P−4)を得た。 合成例 5 合成例3で用いたものと同じグリシジル基末端
閉塞ポリオキシプロピレン6エポキシ当量に対
し、
【式】を4モルお よびポリオキシプロピレンの2%に相当する量の
トリス(ジメチルアミノメチル)フエノールを加
え、窒素雰囲気下にて、60℃で16時間加熱撹拌を
行つた。 次いで、 を2.2モル加え、同条件にて加熱撹拌を16時間行
つて、淡黄色の粘稠な液体(次式で表わされる加
水分解性シリル基で分子鎖末端が閉塞されたポリ
エーテル、P−5)を得た。 実施例 1〜5 合成例1〜5で得た加水分解性シリル基で分子
鎖末端が閉塞されたポリーテル(P−1〜5)
100部に対して、第1表に示す充填材、無機顔料
およびチクソトロピツク性付与剤を添加して三本
ロールで均一に分散させた後、やはり第1表に示
す有機スズ化合物を加えて混合し、試料−1〜5
を得た。これら試料を約2mm厚のシート状に硬化
させて常温で14日間養生した後JIS2号ダンベルに
打ち抜き、指触による表面状態の観察と引張り試
験を行つた。次いで同様にして得られたダンベル
状試料片を150℃乾燥器中およびウエザーメータ
中に設置し、第1表に示す期間の劣化条件(加熱
および紫外線照射)を与えた後、試料片の状態観
察と引張り試験を行つた。これらの結果も第1表
に示す。 比較例 1 分子量約8000、末端基として
【式】を有するポリ オキシプロピレン100部に対して、第1表に示す
充填材、無機顔料およびチクソトロピツク性付与
剤を添加して三本ロールで均一に分散させた後、
やはり第1表に示す有機スズ化合物を加えて混合
し、試料−6を得た。試料−6を用いて実施例1
〜5と同様の試験を行つた。その結果も第1表に
示す。 実施例 6〜10 実施例1〜5で調製したものと同じ試料−1〜
5を用いて、第1図に示す剪断接着試験体を作成
した。作成した試験体を常温で28日間養生した
後、引張試験を行つた。その結果を第2表に示
す。 比較例 2 比較例1で調製したものと同じ試料−6を用い
て、第1図に示す剪断接着試験体を作成した。こ
の試験体を用いて実施例6〜10と同様の試験を行
つた。その結果も第2表に示す。
【表】
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は剪断接着試験に供した試験体の斜視図
を示す。尚、図中の単位はmmである。 1……試料、2……被着体(ガラス、アルミ又
は塩ビ鋼板)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A) 一般式; (式中、R1,R2,R3およびR4は2価の炭化水
    素基、R5は1価の炭化水素基、Xは加水分解
    性基、Aは置換または非置換の2価の芳香族
    基、aは1〜3の数を示し、mは10〜500の数、
    nは1以上の数を示す。)で表わされ、加水分
    解性シリル基で閉塞されたポリエーテル
    100重量部 (B) 無機質充填材 3〜300重量部 (C) 硬化触媒 0.001〜20重量部 から成ることを特徴とする室温硬化性組成物。 2 オキシアルキレン単位R1Oがオキシチレン単
    位、オキシプロピレン単位或いはオキシエチレン
    単位とオキシプロピレン単位の併用系である、特
    許請求の範囲第1項記載の組成物。 3 オキシアルキレン単位R1Oがオキシプロピレ
    ン単位である、特許請求の範囲第1項記載の組成
    物。 4 Aが置換または非置換のフエニレン基、ビフ
    エニレン基、または一般式;−R6−Q−R7−(式
    中、R6,R7は置換または非置換のフエニレン基、
    Qはアルキレン基、−O−,S−,−SO2−または
    −CO−を示す。)で表わされる2価の芳香族基で
    ある、特許請求の範囲第1項記載の組成物。 5 Xが炭素数1〜6のアルコキシ基である、特
    許請求の範囲第1項記載の組成物。 6 aが2である、特許請求の範囲第1項記載の
    組成物。
JP12485886A 1986-05-30 1986-05-30 室温硬化性組成物 Granted JPS62283149A (ja)

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KR1019870003054A KR900008464B1 (ko) 1986-05-30 1987-03-31 폴리에테르의 제조방법 및 폴리에테르를 이용한 실온 경화성 조성물
US07/053,247 US4786667A (en) 1986-05-30 1987-05-22 Polyether end-blocked with hydrolyzable silyl groups, method of manufacturing and room temperature curable composition using the polyether
US07/236,826 US4933415A (en) 1986-05-30 1988-08-26 Polyether end-blocked with hydrolyzable silyl groups, method of manufacturing and room temperature curable composition using the polyether

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JP12485886A JPS62283149A (ja) 1986-05-30 1986-05-30 室温硬化性組成物

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JPH0257823B2 true JPH0257823B2 (ja) 1990-12-06

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JP12485886A Granted JPS62283149A (ja) 1986-05-30 1986-05-30 室温硬化性組成物

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JP (1) JPS62283149A (ja)

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JPS62283149A (ja) 1987-12-09

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