JPH025779Y2 - - Google Patents

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JPH025779Y2
JPH025779Y2 JP19759786U JP19759786U JPH025779Y2 JP H025779 Y2 JPH025779 Y2 JP H025779Y2 JP 19759786 U JP19759786 U JP 19759786U JP 19759786 U JP19759786 U JP 19759786U JP H025779 Y2 JPH025779 Y2 JP H025779Y2
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JP
Japan
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pipes
handle
pillow
crutch
short
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JP19759786U
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JPS63102436U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は二本の主体パイプの間に跨つて装着さ
れるハンドルの高さ位置を調節自在とした松葉杖
に関するものである。
[従来の技術] 従来この種の松葉杖は、例えば第4図に示すよ
うに上方に向つて二股状に拡開する左右一対をな
す主体パイプ101,101の下端がねじ止め1
02等により脚パイプ103に連結され、主体パ
イプ101,101の上端には枕104が固定的
に装着される。また主体パイプ101,101の
内側面に複数の受孔105が列設され、この受孔
105に、ハンドル106の両端に突出させた短
杆107を係止させて構成される。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、このような構成からなる松葉杖にお
いて、ハンドルの高さ位置を変えるには、先ず主
体パイプ101,101と脚パイプ103を連結
しているねじ102を取外して第4図鎖線のよう
な左右の主体パイプ101,101を拡開し、次
いでハンドル106を外して高さ位置を変えた後
再び主体パイプ101,101と脚パイプ103
とをねじ止めして連結するものである。このよう
に、従来の松葉杖は、主体パイプ101,101
と脚パイプ103との連結を外さなければハンド
ル106の高さ位置を変えることができず非常に
面倒で煩わしいものであつた。
それゆえに、本考案の目的は、ハンドルの高さ
位置を簡単かつ容易に変えることができる松葉杖
を提供することである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、前記問題点を解決するものであつ
て、本考案の構成を実施例に対応する第1図〜第
3図を用いて説明する。脚パイプ1と、下端が脚
パイプ1に固定され、上方に向つて二股状に拡開
する左右一対の主体パイプ4,4と、該主体パイ
プ4,4の上端に装着される枕8と、該主体パイ
プ4,4の間に跨つて装着されるハンドル11と
を有する松葉杖において、主体パイプ4,4は外
方向への拡開弾性を備えさせると共に、内側面に
軸方向に適当間隔を置いて複数の受孔7を形成
し、前記枕8は下面に下端が開口した二本の短管
9,9を備え、前記ハンドル11は主体パイプ
4,4の受孔7に嵌め合わせる短杆9,9を両端
に備え、該ハンドル11の両端の短杆9,9を主
体パイプ4,4の受孔7に取外し自在に嵌め合わ
せて支持させると共に、前記枕8の短管9,9を
拡開弾性に抗して主体パイプ4,4の上端に着脱
自在に嵌合させる。
という技術的手段を講じている。
[作用] 枕8を上方へ引き上げて短管9,9を主体パイ
プ4,4から抜取り、次いでハンドル11の短杆
9,9を受孔7から外して該ハンドル11を外
す。そして、任意の高さ位置にハンドル11を取
付けた後、主体パイプ4,4の上端に枕8の短管
9,9を嵌合することにより、ハンドル11の高
さ位置を簡単かつ容易に変えることができる。
[実施例] 以下本考案の一実施例を図面について説明す
る。第1図は松葉杖の斜視図を示し、1は所要長
さの直管よりなる脚パイプである。脚パイプ1
は、その上半部に横孔2が等間隔に貫通列設され
ており、下端には滑り止め並びに衝撃緩和のため
のゴムチツプ3が取着されている。
4,4は上方に向つて二股状に拡開する主体パ
イプであり、該主体パイプ4,4は、下端が前記
脚パイプ1にそれぞれ連結固定される。その固定
は脚パイプ1の横孔2を貫通するボルト5,5と
蝶ナツト6,6の締付けにより行われる。また、
主体パイプ4,4は外方向への拡開弾性を備える
ように曲げ加工されるとともに、その内側面に軸
方向に適当間隔を置いて複数の受孔7が穿設され
ている。
8は主体パイプ4,4の上端に着脱可能に装着
される枕であり、第2図に示したようにその下面
に、下端が開口した二本の短管9,9を固設して
ある。これら短管9,9の管端部には合成樹脂又
は硬質ゴム等の環部材10,10が装着されてい
る。
11は前記主体パイプ4,4の間に跨つて装着
されるハンドルであり、第3図に示すように両端
に前記受孔7に嵌合させる短杆12,12が突出
形成されている。このハンドル11の取付けは、
短杆12,12を主体パイプ4,4の夫々内側面
に列設された受孔7に嵌合させ、この状態で主体
パイプ4,4の上端間隔を拡開弾性に抗して狭め
て、枕8の短管9,9を主体パイプ4,4の上端
に嵌合させることにより達せられる。
本考案の松葉杖は上記のような構成であり、ハ
ンドル11の高さ位置を変更するには、先ず枕8
を上方へ引上げて短管9,9を主体パイプ4,4
から一旦外し、ハンドル11の短杆12,12を
受孔7から外して所望高さの受孔7に嵌め変えた
後、再び主体パイプ4,4の上端に枕8の短管
9,9を嵌合させることによつて簡単かつ容易に
行い得る。
[考案の効果] 以上に述べたように、本考案の松葉杖は、主体
パイプ4,4から枕8を外すだけの簡単な操作で
ハンドル11の高さ位置を自由に変えることがで
きる。そして、枕8の着脱は下面の短管9,9を
主体パイプ4,4に対して嵌脱するだけでよく、
したがつて、従来の松葉杖のように脚パイプと主
体パイプとを連結するボルトの取外し又は締着な
どの面倒な手数やわずらわしさをすべて解消する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例に係わるもので、第1図
は全体の斜視図、第2図は枕の斜視図、第3図は
ハンドルの斜視図、第4図は従来技術を説明する
ための松葉杖の斜視図である。 1……脚パイプ、4,4……主体パイプ、7…
…受孔、8……枕、9,9……短管、11……ハ
ンドル、12,12……短杆。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 脚パイプと、下端が脚パイプに固定され、上方
    に向つて二股状に拡開する左右一対の主体パイプ
    と、該主体パイプの上端に装着される枕と、該主
    体パイプの間に跨つて装着されるハンドルとを有
    する松葉杖において、 前記主体パイプは、外方向の拡開弾性を備えさ
    せると共に、内側面に軸方向に適当間隔を置いて
    複数の受孔を形成し、 前記枕は、下面に下端が開口した二本の短管を
    備え、 前記ハンドルは、主体パイプの受孔に嵌め合わ
    せる短杆を両端に備え、 該ハンドルの両端の短杆を主体パイプの受孔に
    取外し自在に嵌め合わせて支持させると共に、前
    記枕の短管を拡開弾性に抗して主体パイプの上端
    に着脱自在に嵌合するようにしたことを特徴とす
    る松葉杖。
JP19759786U 1986-12-23 1986-12-23 Expired JPH025779Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19759786U JPH025779Y2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23

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JP19759786U JPH025779Y2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63102436U JPS63102436U (ja) 1988-07-04
JPH025779Y2 true JPH025779Y2 (ja) 1990-02-13

Family

ID=31157488

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JP19759786U Expired JPH025779Y2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23

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JPS63102436U (ja) 1988-07-04

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