JPH025775A - 圧縮機の潤滑油供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分骨】

この発明は、圧ｍ機、例えば措置形の回転式圧縮機等の
潤、滑油供給装置に関するものである。

【従来の技術】

第３図及び第４図は、例えば、特開昭５５−９１７９２
号公報に示された従来の空ＷＪａＪＩ等の冷媒ガスを圧
縮する圧縮機の潤滑油供給装置である。 図において１は密閉容器、３は圧縮要素で電動要素２と
一体に連結されて密閉容器１内に収納されている。吸入
孔（図示せず）より吸入された冷媒ガス（被圧縮ガス）
は圧縮室においてクランク軸４及びローリノグビストン
５の連動によって圧縮され、吐出弁（図示せず）を介し
て吐出マフラー７内に吐出される。さらにこの吐出ガス
は密閉容器１内に吐出されるが、その一部は吐出ガスパ
イプ１３を経て潤滑油１１内へ導かれろ。この潤滑油１
１ば前記圧縮要素３や電動要素２の駆動部分を潤滑する
ためのものであり、密閉容器１の底部にｉめられている
。前記一部の吐出ガスは、潤滑油１１内で開放されてい
る給油管１２の一端内に、噴出される。この噴出により
前記潤滑油１１は給油管内に吸引され、クランク軸４を
支持している端軸受８のボス部に圧入された油溜容器９
に、前記吐出ガスとともに導かれる。これによってクラ
ンク軸４等の駆動部分を潤滑するようになっていた。 次に給油管１２と吐出ガスパイプ１３の組付について説
明する。給油管１２は金属製であり、管端よりわずかの
距離のところで切欠き部１５が設けられており、吐出ガ
スパイプ１３を切欠き部１５の位置より奥まで挿入後、
給油管１２の管端から切欠き部１５まてをカンノる。こ
のカシメ部１４により、給油′ｇ１２と吐出がスバイブ
１３は連結され互いに支持される。また、給油管１２と
吐出ガスパイプ１３の連結支持されたもの（以下パイプ
部という）は、クラック軸４付近から密閉容器１内壁の
円周方向、そしてクラック軸４中心方向へと曲がって複
雑な形状を有しており、密閉容器１との隙間もわずかで
ある。

【発明が解決しようとする課題】 従来の圧縮機のｆｊＪ滑油供給装置は以上のように構成
されており、パイプ部が複雑な形状を有しているにもか
かわらず、パイプ部の加工精度を要求しなければならず
、またパイプ部が密閉容器と接し運転時騒音となるなど
の問題があった。この発明は前記のような問題点を解消
するためになされたもので、パイプ部の加工精度を上げ
ることができるとともに、部品数を減らすことにより組
立工程を減らしパイプ加工を容易にてきる回転形圧縮機
のｎｍ油供給装置を得ることを目的とする。

【課題を解決するための手段】

この発明に係る圧縮機の潤滑油供給装置は、被圧縮ガス
を圧縮する圧ｗＪ要素と、この圧縮要素を駆動する電動
要素と、両要素を収納し両要素の駆動部分を潤滑する潤
滑油を底部に溜めた密閉容器と、前記圧縮要素の圧縮室
により圧縮され密閉容器内へ吐出される吐出ガスの一部
を潤滑油内に導く細径の吐出ガスパイプと、この吐出ガ
スパイプの端部を覆うように一端が連結され他端が前記
両要素の駆動部分へ接続された太径の給油パイプと、密
閉容器内にＸたされｔコ吐出ガスを密閉容器外に吐出す
る吐出管とを備えた圧縮機において、前記吐出ガスパイ
プと給油パイプは途中で径が変化する連続した一本の一
部化パイプとして形成され、この変化部に吸引口を設け
た圧縮機の潤滑油給油装置である。

【作　　用】

この発明における圧縮機の潤滑油供給装置は、給油管と
吐出ガスパイプとが一体化され部品数が減す組立工程が
少なくなる。また、予め一体化バイブを製作してお（こ
とになるので加工精度が向上され、給油管と吐出ガスパ
イプの連結作業が不要なため密閉容器との隙間のばらつ
きも減少する。 【実施例］ 以下、この発明の一実施例を第１図及び第２図において
説明する。図において吐出ガスパイプ１０ａと給油管１
０とは一体化された一部バイブとして形成される。従っ
て、この一体化バイブ１よ給油管１０側から見ると途中
より内径が変化し小さくなって吐出ガスパイプ１０ａに
なっている。この変化部１０ｂには吸引口１０ｃが設け
られている。圧縮された冷媒ガス（吐出ガス）が吐出ガ
スパイプ１０ａより給油管１０に噴出されろことにより
、潤滑油１１が前記変化部１０ｂにある吸引口１０ｃよ
り吸引され給油管１０内を導かれろ。 そして、クランク軸４を支持している端軸受８のボス部
８ａに圧入された油溜容器９に、潤滑油１１が前記吐出
ガスとともに導かれることにより、クランク軸４等駆動
部分に存在する摺動部が潤滑されろ。 次にこの発明の実施例の作用について説明すると、吐出
ガスパイプ１０ａと給油管１０とは一部化パイプとして
製作するので、圧縮機の組立の際に両者の連結作業をす
る必要がな（加工精度も向上し、密閉容器１との隙間の
ばらつきも減少する。 従って、また、部品数の減少により組立工程を少なくす
ることができろ。 【発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、給油管と吐出ガスパ
イプを一本の一部化パイプとして形成したので、精度の
高く、部品点数が少なく、組立工程の少ない圧！’、ｌ
ｉｉ機の潤滑油供給装置が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の係る圧縮機の潤滑油供給装置の一実
施例を示すだめの回転圧縮機の断面正面図、第２図は第
１図の部分断面側面図、第３図は従来の回転式圧縮機の
部分断面側面図、第４図は第３図の断面正面図である。 １　密閉８盟、４　クランク軸、１０　給油管、１０ａ
　　吐出ガスパイプ、１０ｂ　　変化部、１０Ｃ−吸引
口、１１　潤滑油。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被圧縮ガスを圧縮する圧縮要素と、この圧縮要素を駆動
   する電動要素と、両要素を収納し両要素の駆動部分を潤
   滑する潤滑油を底部に溜めた密閉容器と、前記圧縮要素
   の圧縮室により圧縮され密閉容器内へ吐出される吐出ガ
   スの一部を潤滑油内に導く細径の吐出ガスパイプと、こ
   の吐出ガスパイプの端部を覆うように一端が連結され他
   端が前記両要素の駆動部分へ接続された太径の給油パイ
   プと、密閉容器内に満たされた吐出ガスを密閉容器外に
   吐出する吐出管とを備えた圧縮機において、前記吐出ガ
   スパイプと給油パイプは途中で径が変化する連続した一
   本の一体化パイプとして形成され、この変化部に吸引口
   を設けた圧縮機の潤滑油供給装置。