JPH0257551A - 制振性金属容器 - Google Patents
制振性金属容器Info
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- JPH0257551A JPH0257551A JP20039188A JP20039188A JPH0257551A JP H0257551 A JPH0257551 A JP H0257551A JP 20039188 A JP20039188 A JP 20039188A JP 20039188 A JP20039188 A JP 20039188A JP H0257551 A JPH0257551 A JP H0257551A
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- metal
- vibration damping
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- vibration
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Links
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Landscapes
- Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は機械加工工場において中間製品を収容し運搬す
る金属製の容器に関する。
る金属製の容器に関する。
[従来の技術]
従来、鍛造工場、鋼材切断工場等の機械加工工場で切断
もしくは加工した鋼材片を収容し運搬する容器としては
、鋼材片が比較的重量があることおよび容器の耐久性を
考慮して、鋼板製の容器が用いられることが多い、しか
し、これら鋼板製の容器では、容器に鋼材片を投入する
際に底板や側板に衝突し大きな打撃音が発生し、この騒
音のため作業環境を著しく悪化していた。ちなみに、鋼
板製容器に鋼材片を投入する際の打撃音は110〜12
0フオンに達し、良好な作業環境であるとされる85フ
オン以下には程遠いものである。
もしくは加工した鋼材片を収容し運搬する容器としては
、鋼材片が比較的重量があることおよび容器の耐久性を
考慮して、鋼板製の容器が用いられることが多い、しか
し、これら鋼板製の容器では、容器に鋼材片を投入する
際に底板や側板に衝突し大きな打撃音が発生し、この騒
音のため作業環境を著しく悪化していた。ちなみに、鋼
板製容器に鋼材片を投入する際の打撃音は110〜12
0フオンに達し、良好な作業環境であるとされる85フ
オン以下には程遠いものである。
この騒音・を緩和するため、鋼板製の容器の内面をゴム
板等の弾性材料でライニングする方法が考えられる。し
かし、ゴム板等をライニングした場合、一応騒音を抑制
することは可能であるが、鋼材片が落下する時の衝撃に
対して弱く、耐久力に欠はゴム板が直ぐに破損してしま
うし、また鋼材片が熱間加工品である場合は、鋼材片の
熱でゴム板が焼失してしまうという欠点がある。
板等の弾性材料でライニングする方法が考えられる。し
かし、ゴム板等をライニングした場合、一応騒音を抑制
することは可能であるが、鋼材片が落下する時の衝撃に
対して弱く、耐久力に欠はゴム板が直ぐに破損してしま
うし、また鋼材片が熱間加工品である場合は、鋼材片の
熱でゴム板が焼失してしまうという欠点がある。
構造部材を兼ねる制振合金には、Mn−Cu合金が良く
知られているが、Mn−Cu合金では50〜60℃以上
で制振性能が劣化するほか、容器にするため薄板に加工
した場合に強度的に不十分である。また、合金型制振鋼
板を代表するフェライト系ステンレス鋼では350℃以
上まで性能を保持するものの、歪みに敏感であって加工
後の残留応力の除去が不可欠で、かつ制振のメカニズム
が磁区壁に起因するなめ、400e程度の磁場が印加さ
れると性能がなくなってしまうという性質がある。一方
、複合型制振鋼板は、鋼板/粘弾性樹脂/鋼板で構成さ
れる三層構造をとるが、粘弾性樹脂を使用しているため
、熱に対して弱いという欠点がある。
知られているが、Mn−Cu合金では50〜60℃以上
で制振性能が劣化するほか、容器にするため薄板に加工
した場合に強度的に不十分である。また、合金型制振鋼
板を代表するフェライト系ステンレス鋼では350℃以
上まで性能を保持するものの、歪みに敏感であって加工
後の残留応力の除去が不可欠で、かつ制振のメカニズム
が磁区壁に起因するなめ、400e程度の磁場が印加さ
れると性能がなくなってしまうという性質がある。一方
、複合型制振鋼板は、鋼板/粘弾性樹脂/鋼板で構成さ
れる三層構造をとるが、粘弾性樹脂を使用しているため
、熱に対して弱いという欠点がある。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は機械加工工場において鋼材片を収容する金属製
の容器が極めて大きな騒音を発生するという問題点に鑑
みてなされたもので、安価で簡単な構造で制振性に優れ
騒音の発生を防止した金属容器を提供することを目的と
する。
の容器が極めて大きな騒音を発生するという問題点に鑑
みてなされたもので、安価で簡単な構造で制振性に優れ
騒音の発生を防止した金属容器を提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段]
本発明者等は、構造部材が材質や形状によりそれぞれ固
有の振動数で振動するが構造部材に一体性がなければ同
期的に振動しないことに着目し、この構造部材を幾つか
の板材に分割して制振板として接合することにより、こ
の接合部において振動エネルギーをr!J擦エネルギー
として吸収して制振効果を発揮し得ることを見出だして
本発明を完成した。
有の振動数で振動するが構造部材に一体性がなければ同
期的に振動しないことに着目し、この構造部材を幾つか
の板材に分割して制振板として接合することにより、こ
の接合部において振動エネルギーをr!J擦エネルギー
として吸収して制振効果を発揮し得ることを見出だして
本発明を完成した。
本発明の制振性金属容器は、金属板を構造部材として形
成された金属製容器と、前記金属板とほぼ同一厚さから
なる金属板であって該金属製容器の内側または外側に重
ね合わされた制振板と、前記構造部材と前記制振板とを
接合する接合部材とからなることを要旨とする。
成された金属製容器と、前記金属板とほぼ同一厚さから
なる金属板であって該金属製容器の内側または外側に重
ね合わされた制振板と、前記構造部材と前記制振板とを
接合する接合部材とからなることを要旨とする。
本発明に用いられる金属板としては、フェライト系ステ
ンレス鋼、普通鋼、銅、アルミなどが使用できる。構造
部材として用いられる金属板と制振板として用いられる
金属板はほぼ同じ厚さを有する。構造部材と制振板との
接合面を粗面に加工すると制振性がさらに増加される。
ンレス鋼、普通鋼、銅、アルミなどが使用できる。構造
部材として用いられる金属板と制振板として用いられる
金属板はほぼ同じ厚さを有する。構造部材と制振板との
接合面を粗面に加工すると制振性がさらに増加される。
また、構造部材と制振板の間に複数の中板を挟持して接
合することにより、制振性がさらに優れたものとなる。
合することにより、制振性がさらに優れたものとなる。
接合部材としてはボルトまたはリベットを用いることが
できる。接合部材としてのリベットは100cm”当た
り5〜12本のリベットを用いることが望ましい、さら
に、リベットの面積比は、金属板の面積の1〜2%程度
のリベットの径が望ましい。
できる。接合部材としてのリベットは100cm”当た
り5〜12本のリベットを用いることが望ましい、さら
に、リベットの面積比は、金属板の面積の1〜2%程度
のリベットの径が望ましい。
[作用コ
接合部材にて接合された金属板からなる構造部材および
制振板は外部からの機械的な衝撃によりそれぞれ固有の
振動周波数で振動する。しかし、構造部材および制振板
には一体性がないので同期的に振動せず、構造部材と制
振板の接触面では振動にずれが発生するので、接触面に
おいて一方の金属板の振動が他方の金属板によって制止
され、摩擦エネルギーとして消耗され、制振効果が発揮
される。
制振板は外部からの機械的な衝撃によりそれぞれ固有の
振動周波数で振動する。しかし、構造部材および制振板
には一体性がないので同期的に振動せず、構造部材と制
振板の接触面では振動にずれが発生するので、接触面に
おいて一方の金属板の振動が他方の金属板によって制止
され、摩擦エネルギーとして消耗され、制振効果が発揮
される。
接合される金属板は少なくとも2枚であればよい、すな
わち、はぼ同じ厚さの2枚の金属板をリベットで接合し
たものでも良く、あるいは2枚の厚い金属板の間に多数
の薄い板を挟んでリベットで接合したものでもよい、後
者の2枚の厚い金属板の間に多数の薄い金属板を挟む場
合、2枚の厚い板の厚みの和は全厚の60%以上が望ま
しい。
わち、はぼ同じ厚さの2枚の金属板をリベットで接合し
たものでも良く、あるいは2枚の厚い金属板の間に多数
の薄い板を挟んでリベットで接合したものでもよい、後
者の2枚の厚い金属板の間に多数の薄い金属板を挟む場
合、2枚の厚い板の厚みの和は全厚の60%以上が望ま
しい。
60%以下であると強度的に弱くなるからである。
[実施例]
本発明の好適な一実施例について以下図面に従って説明
する。
する。
第1図は本発明の一実施例の一部を切断した斜視図であ
る。金属容器10は上面が開放された箱形の容器であっ
て、材質SS41板厚3 、’2 mmの金属板を構造
部材として形成されている。容器10の底面および側面
の外側には容器を構成する金属板と同じ材質で同じ厚さ
の金属板からなる制振板12が重ね合わされ、接合部材
であるリベット14にて接合されている。容器10の四
隅部上端にはフック16が取り付けられている。
る。金属容器10は上面が開放された箱形の容器であっ
て、材質SS41板厚3 、’2 mmの金属板を構造
部材として形成されている。容器10の底面および側面
の外側には容器を構成する金属板と同じ材質で同じ厚さ
の金属板からなる制振板12が重ね合わされ、接合部材
であるリベット14にて接合されている。容器10の四
隅部上端にはフック16が取り付けられている。
本実施例の金属容器10の中へ鋼材片を投入し打撃音に
よる音響を測定したところ、100〜90フオン程度で
あって、騒音の低下はゴム板を裏面にライニングした場
合と同程度の約10フオンの低下がみちれ、本発明の効
果が確認できた。
よる音響を測定したところ、100〜90フオン程度で
あって、騒音の低下はゴム板を裏面にライニングした場
合と同程度の約10フオンの低下がみちれ、本発明の効
果が確認できた。
なお、本実施例においては金属製の箱形の容器について
説明したが、本発明はバイブレータの付いたホッパー形
の鋼材装入装置あるいはシュート形の鋼材投入樋などに
も応用することができる。
説明したが、本発明はバイブレータの付いたホッパー形
の鋼材装入装置あるいはシュート形の鋼材投入樋などに
も応用することができる。
[発明の効果]
本発明の割振性金属容器は、金属板を構造部材として形
成された金属製容器と、前記金属板とほぼ同一厚さから
なる金属板であって該金属製容器の内側または外側に重
ね合わされた制振板と、前記構造部材と前記制振板とを
接合する接合部材とからなることを特徴とするものであ
って、接合された構造部材と制振板には相互に一体性が
ないので、鋼材片の投入による衝撃によって同期的に振
動せず、金属板と金属板の接触面では振動にずれが発生
する。そのため接触面において一方金属板の振動が他方
の金属板によって制止され、串擦エネルギーとして消耗
され、制振効果が発揮されるので、騒音の発生を低減す
ることができ優れた作業環境を作り出すことができると
いう効果がある。
成された金属製容器と、前記金属板とほぼ同一厚さから
なる金属板であって該金属製容器の内側または外側に重
ね合わされた制振板と、前記構造部材と前記制振板とを
接合する接合部材とからなることを特徴とするものであ
って、接合された構造部材と制振板には相互に一体性が
ないので、鋼材片の投入による衝撃によって同期的に振
動せず、金属板と金属板の接触面では振動にずれが発生
する。そのため接触面において一方金属板の振動が他方
の金属板によって制止され、串擦エネルギーとして消耗
され、制振効果が発揮されるので、騒音の発生を低減す
ることができ優れた作業環境を作り出すことができると
いう効果がある。
第1図は本発明の一実施例の一部を切断した斜視図であ
る。 10・・・金属容器、 ・制振板、 ・リベット
る。 10・・・金属容器、 ・制振板、 ・リベット
Claims (1)
- (1)金属板を構造部材として形成された金属製容器と
、前記金属板とほぼ同一厚さからなる金属板であって該
金属製容器の内側または外側に重ね合わされた制振板と
、前記構造部材と前記制振板とを接合する接合部材とか
らなることを特徴とする制振性金属容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20039188A JPH0257551A (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | 制振性金属容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20039188A JPH0257551A (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | 制振性金属容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0257551A true JPH0257551A (ja) | 1990-02-27 |
Family
ID=16423549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20039188A Pending JPH0257551A (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | 制振性金属容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0257551A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6404135B1 (en) | 1999-02-24 | 2002-06-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Electron-beam apparatus and image forming apparatus |
-
1988
- 1988-08-11 JP JP20039188A patent/JPH0257551A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6404135B1 (en) | 1999-02-24 | 2002-06-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Electron-beam apparatus and image forming apparatus |
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