JPH0257518B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0257518B2
JPH0257518B2 JP7908985A JP7908985A JPH0257518B2 JP H0257518 B2 JPH0257518 B2 JP H0257518B2 JP 7908985 A JP7908985 A JP 7908985A JP 7908985 A JP7908985 A JP 7908985A JP H0257518 B2 JPH0257518 B2 JP H0257518B2
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JP
Japan
Prior art keywords
sand
pattern
back side
transparent member
protective film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7908985A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61252199A (ja
Inventor
Tomochika Inoe
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Original Assignee
Individual
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Publication date
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Publication of JPS61252199A publication Critical patent/JPS61252199A/ja
Publication of JPH0257518B2 publication Critical patent/JPH0257518B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、容器、板形物などの透明部材の裏面
に所望色彩、所望形状の砂図柄を砂粒によつて大
形か繊細かを自由にして付着形成し、且つその砂
図柄を崩壊させることなく半恒久的に保持する方
法に関するものである。
(従来の技術) 本発明に類する発明方法は従来ない。
(本発明が解決しようとする問題点) 本発明が解決しようとする問題点の第1は着色
砂によつて透明部材の裏面にどのようにして砂図
柄を形成するかであり、問題点の第2は多量のバ
ツク砂の充填を終わるまでいかにして砂図柄を透
明部材の裏面に付着した状態で保形させて置くか
であり、問題点の第3は砂図柄をいかにして半恒
久的に保持するかである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は前記の問題点を解決したもので、透明
部材の表面に、裏面から透視できる原図柄を表示
し、前記透明部材の裏面において裏向きに透視さ
れる前記原図柄に倣い、湿気を持たせた着色砂を
透明部材裏面に付着して砂図柄を形成し、その砂
図柄の裏面上に乾いた図柄バツクの砂粒を撒き、
該砂粒に湿度を与えて前記砂図柄の保護膜を該図
柄バツクの砂粒によつて構成し、その保護膜の裏
面を含む透明部材の裏面に多量の乾燥した第2の
バツク砂を充填し、該第2のバツク砂に給湿を施
して砂図柄と砂粒により形成した砂図柄保護膜と
第2のバツク砂とを均等の湿度に保持することを
特徴とし、これによつて原図柄と同じ色彩の着色
砂で比較的広面積の範囲に亙る大形図柄から砂粒
を一個並べにした筋情の繊細な図柄までを自由に
着色砂で表現し、その表現された砂図柄を保形出
来るようにするにある。
(実施例) 本発明方法の実施例を次に説明する。
第一工程 第1図に示すように透明な可撓性フイルム1に
図柄2を写し取り、或いは図柄2を画いて現し、
色彩を付した原図柄3を形成する。可撓性フイル
ム1は後記する透明部材4の表面に原図柄3を表
側にして仮貼りを施し、それによつて透明部材4
の裏面に原図柄3を裏向きに透視させるものであ
り、不透明な紙に原図柄3を裏向きにして印刷を
施し、若しくは原図柄3を透明部材4の表面に直
接書き現して裏面から裏向きに透視できるので、
透明部材4の表面、裏面から透視できる原図柄3
を表示する工程に特別限定の必要はない。
第二工程 透明部材4は本実施例において第2図に示すよ
うにガラス若しくは透明樹脂製の円筒形ポツト5
を使用する。この透明部材4の表面には原図柄3
を裏面から裏向きに透視できるように処置してか
らポツト5を倒し、原図柄3に使用したと同種色
に着色した数種の着色砂6に給湿した色砂集団6
aを第3図のように透明部材4の裏面にのせる。
その後は、裏向きに透視される原図柄3に倣
い、細い針金7などで原図柄3の色に合わせなが
ら色砂集団6aから一〜数粒ずつの着色砂5を厚
み方向で重ならないように注意しながら運び、そ
の作業により原図柄3に倣つた文字図形色彩を持
つ砂図柄8を第4図の通りに形成する。着色砂5
は表面が濡らされ、透明部材4の裏面に湿度によ
り付着するのでみだりに崩れない。
第三工程 透明部材4(ポツト5)は倒したままにして、
砂図柄8の裏面(実質的には上面である)に、乾
燥した図柄バツクの砂粒9を第5図のように薄く
満遍無く撒いてから噴霧器10などを使用して砂
粒に給湿を施し、それにより砂図柄8及び透明部
材に付着させて前記砂図柄8の保護膜11を構成
する。砂図柄8は保護膜11に覆われて移動した
り崩れたりしなくなるから、ここでポツト5を静
かに立て第6図のように中心部に円筒形のバツク
板12を入れる。
第四工程 砂粒9と同じ色彩の乾燥した第2のバツク砂1
3を多量に用意し、透明部材4の裏面(ポツト5
の内面)と円筒形のバツク板12との間に該第2
のバツク砂13をサラサラと充填し、その充填の
途中若しくは充填が終わつてから砂図柄8及び保
護膜11を傷付けないようにして棒などで突き、
充填密度を緊密にする。(第7図) 第五工程 円筒形のバツク板12の内部でポツト5の底に
含水性をもつ小塊の煉瓦、その他の保水性材料1
4を第7図のように詰め、水を静かに注ぐ。
保水性材料14に注がれた水は第2のバツク砂
13に徐々に浸透し、それにより該第2のバツク
砂13は保護膜11及び砂図柄8と均等に湿め
り、且つ軽度に固まる。
以上ですべての工程が完了する。円筒形のバツ
ク板12の内周には植物の鉢物15を入れて保水
性材料14のもつ水分により育成する。
円筒形のバツク板12使用しないときは保護膜
11の裏面でポツト5の内空に第2のバツク砂1
3を充填し、且つ軽度に搗き固め、さらに給水し
て湿気を帯ばせる。
本発明はポツト、平板等、どのような形状の透
明部分にでも施すことができるもので、平板など
の場合は保護膜11を構成したあと、第2のバツ
ク砂13を充填するに適した処理をする。
(本発明の作用及び効果) 本発明方法において、透明部材の表面に裏面か
ら透視できる原図柄を表示するのは、透明部材の
裏面に原図を裏向きに表示し、原図柄の文字、図
形、色彩等を倣つた砂図の形成作業を容易にする
ためである。また砂図柄を形成する着色砂を湿ら
せて置くのは、透明部材の裏面への運びとか付着
を容易にすめためである。砂図柄の裏打ちになる
保護膜を構成する図柄バツクの砂に乾燥させたも
のを使用するのは、砂図柄に手などを接触させな
いで薄く撒くためであり、その砂に吸湿するの
は、湿つた保護膜を構成して砂図柄の崩れを防ぐ
ためである。保護膜の裏面に乾燥した第2のバツ
ク砂を充填するものも、砂図柄、保護膜を共に崩
壊させないで、形成した砂図柄を最後まで保持す
るにあり、第2のバツク砂に充填後給湿するの
は、砂図柄、保護膜などを同じ湿度にして砂図柄
に保存性を与えるためである。
本発明は前記のプロセスの総合により極く優美
な砂図柄を裏面に現した透明部材を造り出し得る
効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明方法を図解するもので、第1
図は原図柄を例示した平面図、第2図はポツトの
斜視図、第3図は砂図柄の形成準備の状態を示し
た透明部材の一部の平面図、第4図は砂図柄の形
成完了状態を示した同平面図、第5図は保護膜の
構成過程を示した平面図、第6図はバツク板の挿
入を示した縦断面図、第7図は第2のバツク砂の
充填を示した縦断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 透明部材の表面に、裏面から透視できる原図
    柄を表示し、前記透明部材の裏面において裏向き
    に透視される前記原図柄に倣い、湿気を持たせた
    着色砂を該部材の裏面に付着して砂図柄を形成
    し、その砂図柄の裏面上に乾いた図柄バツクの砂
    粒を撒き、該砂粒に湿度を与えて前記砂図柄の保
    護膜を該図柄バツクの砂粒によつて構成し、その
    保護膜の裏面を含む透明部材の裏面に乾燥した多
    量の第2のバツク砂を充填し、該第2のバツク砂
    に給湿を施して砂図柄と砂粒により形成した砂図
    柄保護膜と第2のバツク砂とを均等な湿度に保持
    することを特徴とする砂図柄形成保持方法。
JP7908985A 1985-04-13 1985-04-13 砂図柄形成保持方法 Granted JPS61252199A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7908985A JPS61252199A (ja) 1985-04-13 1985-04-13 砂図柄形成保持方法

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JP7908985A JPS61252199A (ja) 1985-04-13 1985-04-13 砂図柄形成保持方法

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Publication Number Publication Date
JPS61252199A JPS61252199A (ja) 1986-11-10
JPH0257518B2 true JPH0257518B2 (ja) 1990-12-05

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ID=13680152

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JP7908985A Granted JPS61252199A (ja) 1985-04-13 1985-04-13 砂図柄形成保持方法

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JPS61252199A (ja) 1986-11-10

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