JPH0628155Y2 - 立体像 - Google Patents

立体像

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JPH0628155Y2
JPH0628155Y2 JP1482690U JP1482690U JPH0628155Y2 JP H0628155 Y2 JPH0628155 Y2 JP H0628155Y2 JP 1482690 U JP1482690 U JP 1482690U JP 1482690 U JP1482690 U JP 1482690U JP H0628155 Y2 JPH0628155 Y2 JP H0628155Y2
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glass fiber
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JP1482690U
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JPH03104396U (ja
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泰彦 森岡
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泰彦 森岡
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は広告宣伝媒体等として用いられる立体像に関す
る。
[従来の技術] 従来この種のもの、例えば店頭に置かれる大形の人形な
どは、予め製作した金型内に合成樹脂材料を充填、固化
して中空に成型されたものが周知である。このようなも
のにおいては、金型を利用して該金型によって合成樹脂
を成型するものであったため、大量に生産する人形等の
立体像においてはコストダウンを図ることができるもの
の、1個ないし数個の立体像を製造する場合にはコスト
アップとなってしまうという問題点があった。また前記
従来技術においては微細なラインなどをあらわすことが
困難であるという問題点もあった。
このような問題点を解決する一手段として、ウレタンを
所定形状に形成しこれに着色を施したものが周知であ
る。
[考案が解決しようとする課題] 前記従来技術のウレタンを用いたものにおいては、少量
生産が可能であるものの、その製作等が困難であり、よ
り製作が容易なものが望まれているという問題点があっ
た。
本考案は、前記問題点を解決して少量生産であってもコ
ストダウンを図れるとともに微細なラインなどを正確に
あらわし、しかも加工が容易であるとともに耐久性に優
れる立体像を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、所定形状に形成された発泡スチロールからな
る像本体の表面側にアルミニウム箔等の保形シートを設
け、この保形シートの表面側にガラス繊維等の保護層を
設け、さらにこの保護層の表面側に着色用塗料層を設け
たものである。
[作用] 前記構成によって発泡スチロールからなる像本体の表面
側に、保形シート,保護層及び着色用塗料層を設けたこ
とによって製作が容易でしかも堅牢な立体像を提供する
ことができる。
[実施例] 次に本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。
第1図は第1実施例を示しており、1は発泡スチロール
材を加工して形成した像本体であり、実施例においては
人形の形状をなしている。尚この像本体1はモータ(図
示せず)により回転する回転台2上に載置されるととも
にこの回転台2上に立設し支柱(図示せず)が前記像本
体1に挿入されている。3は前記像本体1の表面全体に
貼着された保形シートたるアルミニウム箔である。4は
前記アルミニウム箔3の表面に塗布された樹脂溶剤とし
てのスチレン(C−CH=CH)と硬化剤を含
む塗布層であり、このスチレン塗布層4の厚みは略1mm
に形成されている。尚前記スチレンはゲル状で粘度が高
くコートができるものが望ましい。5は前記スチレン塗
布層4の表面に設けられるスチレン5B等樹脂溶剤と硬
化剤とガラス繊維5Aからなる保護層たるガラス繊維層
であり、このガラス繊維層5は略5〜10mmの厚みに形成
される。
尚前記スチレン5Bは比較的粘度の高いものが望まし
い。6は前記がらす繊維層5の表面に設けられ、後述す
る着色用塗料層の下塗りたるプライマー層である。7は
前記プライマー層6の表面に設けられる着色用塗料層で
あり、例えばエナメル塗料が用いられ、該着色用塗料層
7によって、例えば「顔」の部分には肌色が、「衣」の
部分には黒色などが施されている。尚、前述の製造工程
としては、像本体1の表面を滑らかに形成した後アルミ
ニウム箔3を貼着し、これが乾いた後にスチレン塗布層
4を塗布し、そしてスチレン塗布層4が乾いた後にガラ
ス繊維層5を設け、さらにガラス繊維層5が乾いた後に
プライマー層6を塗布し、この後プライマー層6が乾燥
した後に着色用塗料層7を塗布しこれを乾かして製品を
完成するものである。また各工程においてパテ埋め作業
や研摩作業などが必要に応じて行われる。またガラス繊
維層5とプライマー層6間に再度スチレン塗布層を設け
てもよい。
したがって前記実施例においては、像本体1は発泡スチ
ロールから形成されるためにその加工が容易であり、ま
た微細なラインなど複雑な形状を簡単に形成することが
できる。また立体像のほぼ全体を占有する像本体1は発
泡スチロールからなるため軽量化が図られ、運搬あるい
は据え付けなどを簡単に行うことができる。また像本他
の表面にはアルミニウム箔3を設けたことにより、熱な
どを加えることなく像本体1の表面を保形できるととも
に、アルミニウム箔3によって微妙な凹凸を損うことは
なく、またスチレン塗布層4の接着性も向上できる。さ
らにガラス繊維層5を設けて、該ガラス繊維層5が保護
層となって立体像の耐久性,強度を向上できる。さらに
前記ガスラ繊維層5の下地材としてスチレン塗布層4が
設けられ、またガラス繊維5A自体はスチレン5Bとの
混合状態で塗布されるものであるため確実にガラス繊維
層5を堅牢に密着できる。
以上のように前記実施例においては、像本体1を発泡ス
チロールで形成したことにより細かい加工が可能とな
り、また像本体1の表面にアルミニウム箔3を設けて像
本体1を保形するとともに細かな凹凸をもあらわすこと
ができる。さらにガラス繊維層5を設けたことにより微
妙な凹凸を損うことはなく耐久性,強度を向上でき、し
かも金属などが不必要であるため少量生産の場合であっ
てもコストダウンを図ることができる。
第2図は第2実施例を示しており、前記第1実施例と同
一部分には同一符号を付しその詳細な説明を省略する。
鳥の頭部をあらわした像本体115は台座12の上部に据え
付けられており、この像本体11の表面にはアルミニウム
箔3が設けられ、さらにこのアルミニウム箔3の表面に
はスチレン塗布層4が設けられるとともに、このスチレ
ン塗布層4の表面にはガラス繊維層5がスチレンととも
に設けられている。そしてプライマー層6が設けられて
いるとともに、このプライマー層6の表面に鳥の「目」
や「嘴」などをあらせす有色の着色用塗料層7が設けら
れている。
以上のように像本体11を発泡スチロールにより形成した
ことによってその加工が容易なために細かな細工が可能
となり、また像本体11の表面にアルミニウム箔3を設け
て保形を図りまたガラス繊維層5を設けたことによっ
て、耐久性,強度を向上して風雨等に強く、又太陽光線
や有毒ガスなどにより化学変化することなく安定した状
態を保つこができる。しかもガラス繊維層5はスチレン
5Bとともに、下地材たるスチレン塗布層4に塗布され
るものであるため両者の密着によりガラス繊維層5が堅
牢に固着され強度を一層向上できる。
尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、例
えば立体像は第3図のように瓶形状のものとしてもよ
く、また人形や動物の形状以外に植物,夢幻的、象徴的
な効果を出すオブジェ,文字,図形,記号,オベリスク
のような柱などあらゆるものに適応するなど種々の変更
が可能である。また前記保形シートはアルミニウム箔が
望ましいがこれに限定されるものではなく、例えば他の
金属箔,繊布あるいは合成樹脂シートでもよい。またガ
ラス繊維層にかえてガーゼのような繊維質のものでスチ
レンとともに保護層を形成してもよい。さらに像本体に
金属,陶器などを嵌め込んで象眼のようにしてもよい。
[考案の効果] 本考案は、所定形状に形成された発泡スチロールからな
る像本体の表面側にアルミニウム箔等の保形シートを介
してガラス繊維等の保護層を設け、さらにこの保護層の
表面側に着色用塗料層を設けたものであり、前記発泡ス
チロールからなる像本体により複雑な形状を簡単に形成
できるとともに、前記保形シートにより発泡スチロール
の形崩れを防止し、また前記保護層によって強度,耐久
性を発揮でき、しかもコストダウンを図ることができる
立体像を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す一部切欠き斜視図、
第2図は本考案の第2実施例を示す一部切欠き斜視図、
第3図は第3実施例の一部切欠き斜視図である。 1,11……像本体 3……アルミニウム箔(保形シート) 5……ガラス繊維層(保護層) 7……着色用塗料層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09F 19/02 D 7028−5G 23/08 7028−5G

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定形状に形成され発泡スチロールからな
    る像本体と、この像本体の表面側に設けられるアルミニ
    ウム箔等の保形シートと、この保形シートの表面側に設
    けられるガラス繊維等の保護層と、この保護層の表面側
    に設けられる着色用塗料層とを具備したことを特徴とす
    る立体像。
JP1482690U 1990-02-16 1990-02-16 立体像 Expired - Lifetime JPH0628155Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1482690U JPH0628155Y2 (ja) 1990-02-16 1990-02-16 立体像

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JP1482690U JPH0628155Y2 (ja) 1990-02-16 1990-02-16 立体像

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03104396U JPH03104396U (ja) 1991-10-29
JPH0628155Y2 true JPH0628155Y2 (ja) 1994-08-03

Family

ID=31518165

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JP1482690U Expired - Lifetime JPH0628155Y2 (ja) 1990-02-16 1990-02-16 立体像

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