JPS5854921Y2 - 植木鉢 - Google Patents
植木鉢Info
- Publication number
- JPS5854921Y2 JPS5854921Y2 JP1981022633U JP2263381U JPS5854921Y2 JP S5854921 Y2 JPS5854921 Y2 JP S5854921Y2 JP 1981022633 U JP1981022633 U JP 1981022633U JP 2263381 U JP2263381 U JP 2263381U JP S5854921 Y2 JPS5854921 Y2 JP S5854921Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- sheet
- pot
- micropores
- flower pot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は硬質、強靭でやや部厚い板紙や紙製ボードの基板
を芯材とし、この両面に無数の微細孔あるプラスチック
薄板又はフィルムのシートを貼着した複層材で主体の胴
部を構成し、底部は前記微細孔を有しないシートの部分
を連続した植木鉢に関す。
を芯材とし、この両面に無数の微細孔あるプラスチック
薄板又はフィルムのシートを貼着した複層材で主体の胴
部を構成し、底部は前記微細孔を有しないシートの部分
を連続した植木鉢に関す。
従来の合成樹脂製の鉢は空気の流通が殆んどなく、また
、暑期は直射日光によって鉢全体と鉢土までが熱くなり
、寒期は鉢全体が冷え、何れにしても草木の根の発育を
妨げるので充分なる栽培に適するとは言えず、四季を通
じて自然の豊かな育成管理が困難である。
、暑期は直射日光によって鉢全体と鉢土までが熱くなり
、寒期は鉢全体が冷え、何れにしても草木の根の発育を
妨げるので充分なる栽培に適するとは言えず、四季を通
じて自然の豊かな育成管理が困難である。
このようなことを防止するために、通気性と含水性のあ
る内鉢と多数の透孔のある外鉢の二個を嵌合した植木鉢
は提案されているが、草木類の栽培や実質的の取扱い面
において不便があることは免れない。
る内鉢と多数の透孔のある外鉢の二個を嵌合した植木鉢
は提案されているが、草木類の栽培や実質的の取扱い面
において不便があることは免れない。
ここにおいて本案は、温湿度や打撃などの緩衝物として
板紙や紙製ボードを芯材として基板とし、かつ、空気を
通ずるために気体は流通するが液体は通さないような微
細孔を穿ったプラスチック薄板又はフィルムのシートを
一体的に貼着又はコーティングした複層材で鉢体を構成
するもので、乾湿度特に乾燥を防ぎ、風通しをよくして
潅水効果を高め、環境による草木の栽培育成を促し、か
つ、軽量で型部れがなく、運搬に利便な植木鉢を安価に
提供し得るもので、前記提案の如く二個の鉢でなす作用
を単体で充分に実施し、取扱いを簡易、便利にしたもの
である。
板紙や紙製ボードを芯材として基板とし、かつ、空気を
通ずるために気体は流通するが液体は通さないような微
細孔を穿ったプラスチック薄板又はフィルムのシートを
一体的に貼着又はコーティングした複層材で鉢体を構成
するもので、乾湿度特に乾燥を防ぎ、風通しをよくして
潅水効果を高め、環境による草木の栽培育成を促し、か
つ、軽量で型部れがなく、運搬に利便な植木鉢を安価に
提供し得るもので、前記提案の如く二個の鉢でなす作用
を単体で充分に実施し、取扱いを簡易、便利にしたもの
である。
次に本案の実施例を図について説明する。
図において同じ符号は同質部分を表示する。
第1図は丸鉢1、第3図は鉤体2 (ボックス)である
。
。
芯材の基板3は硬質強靭でやや部厚い板紙或いはボード
で、該基板3の両面に無数の微細孔5を穿ったプラスチ
ックの薄板又はフィルムのシート4を接着して複層材6
とする。
で、該基板3の両面に無数の微細孔5を穿ったプラスチ
ックの薄板又はフィルムのシート4を接着して複層材6
とする。
接着するには糊着或いはコーティングによって一体的に
し、剥離や損傷のないようにする。
し、剥離や損傷のないようにする。
前記微細孔5は液体は通過しないが気体は通過する程度
のもので、このような有孔シートは発泡剤を混した材料
を採用するか、又は板に空気的、電気的穿孔して作られ
る。
のもので、このような有孔シートは発泡剤を混した材料
を採用するか、又は板に空気的、電気的穿孔して作られ
る。
プラスチック材としては熱可塑性合成樹脂ならば何れで
もよいが、ポバール、ポリスチロール・ポリアクリル、
ポリエチーレンなどが゛適す。
もよいが、ポバール、ポリスチロール・ポリアクリル、
ポリエチーレンなどが゛適す。
第2図に見られるように本体の胴部は前記微細孔5を有
する複層材であるが、底部8は該微細孔を有しないシー
トの部分で一連に作られる。
する複層材であるが、底部8は該微細孔を有しないシー
トの部分で一連に作られる。
がくして得た複層材6を型にあてがい、押圧成形法又は
真空成形法によって鉢体を構成する。
真空成形法によって鉢体を構成する。
型によって多角形、楕円形なども得られる。
この成形特に周縁把部7、底部8、排水孔9、脚部10
などが造形される。
などが造形される。
造形後、連着部や穴部は合成接着剤などで仕上げ加工す
る。
る。
本案は叙述の如〈実施するもので、第2図に見られるよ
うに実施にあたっては体内に適当な配合肥料と共に鉢土
11を盛り、草木12を植え付ける。
うに実施にあたっては体内に適当な配合肥料と共に鉢土
11を盛り、草木12を植え付ける。
この草木は鉢という限られた容器の中で生活するもので
あるから、栽培には行き届いた管理が必要である。
あるから、栽培には行き届いた管理が必要である。
つまり、■水はけがよく、しかも水もちがよいもの。
■通気性がよく、乾いても鉢土が固まらないもの。
■鉢が外温湿を緩衝して内温湿を常にほぼ一定に保持す
ること。
ること。
■病菌や害虫の発生を防止すること。
などである。本案はかかる目的に適応よる植木鉢であっ
て、プラスチックシート4の微細孔5からの空気aは紙
製基板3の繊維組織内を通り、内部の微細孔5から鉢土
11内に出入するので流通が頗る良く、また、基板3が
微細な隙間による弾性緩衝の役目をして内外の温湿度の
変化をやわらげるので、これらの効果により根腐れを起
こすようなおそれがなく、肥料や砂まじりの鉢土内の換
気によって病虫害の心配もない。
て、プラスチックシート4の微細孔5からの空気aは紙
製基板3の繊維組織内を通り、内部の微細孔5から鉢土
11内に出入するので流通が頗る良く、また、基板3が
微細な隙間による弾性緩衝の役目をして内外の温湿度の
変化をやわらげるので、これらの効果により根腐れを起
こすようなおそれがなく、肥料や砂まじりの鉢土内の換
気によって病虫害の心配もない。
また、本案はビニルポットのように薄くて柔軟性のもの
でなく、やや硬質で丈夫なので破損する心配がなく、軽
量で取扱い易い便があり、芯材基板3の表面に文字や絵
模様などを書くとプラスチックシート4から透視し得る
ので、外観や体裁を美化することができる。
でなく、やや硬質で丈夫なので破損する心配がなく、軽
量で取扱い易い便があり、芯材基板3の表面に文字や絵
模様などを書くとプラスチックシート4から透視し得る
ので、外観や体裁を美化することができる。
第1図は乳鉢の一部を切り欠いて示す斜視図、第2図は
同じ〈実施態様の縦断説明図、第3図は鉤体(ボックス
)の一部を切り欠いた斜視図である。 図中、符合1・・・乳鉢、2・・・鉤体(ボックス)、
3・・・基板(板紙、ボード)、4・・・プラスチック
シート(薄板フィルム)、5・・・微細孔、6・・・3
.4. 5の複層材、7・・・周縁化部、8・・・底部
、9・・・排水孔、10・・・脚部。
同じ〈実施態様の縦断説明図、第3図は鉤体(ボックス
)の一部を切り欠いた斜視図である。 図中、符合1・・・乳鉢、2・・・鉤体(ボックス)、
3・・・基板(板紙、ボード)、4・・・プラスチック
シート(薄板フィルム)、5・・・微細孔、6・・・3
.4. 5の複層材、7・・・周縁化部、8・・・底部
、9・・・排水孔、10・・・脚部。
Claims (1)
- 硬質強靭で部厚い板紙やボードで作られ芯材となる基板
3の両面に、気体は通すが液体は通さない無数の微細孔
を穿ったシート4を一体的に貼着した複層材6で主体の
胴部を構成し、底部8は前記基板を連続し、前記微細孔
を有しない部分のシート4を一連に複層貼着して形威し
、該底部8に排水孔9、脚部10を設けて型で一体的に
形成した植木鉢。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981022633U JPS5854921Y2 (ja) | 1981-02-19 | 1981-02-19 | 植木鉢 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981022633U JPS5854921Y2 (ja) | 1981-02-19 | 1981-02-19 | 植木鉢 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57135253U JPS57135253U (ja) | 1982-08-23 |
JPS5854921Y2 true JPS5854921Y2 (ja) | 1983-12-15 |
Family
ID=29820427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981022633U Expired JPS5854921Y2 (ja) | 1981-02-19 | 1981-02-19 | 植木鉢 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854921Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5016917Y2 (ja) * | 1971-06-14 | 1975-05-26 |
-
1981
- 1981-02-19 JP JP1981022633U patent/JPS5854921Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57135253U (ja) | 1982-08-23 |
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