JP2507278Y2 - ペンキ下地用壁装材 - Google Patents

ペンキ下地用壁装材

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JP2507278Y2
JP2507278Y2 JP1990100646U JP10064690U JP2507278Y2 JP 2507278 Y2 JP2507278 Y2 JP 2507278Y2 JP 1990100646 U JP1990100646 U JP 1990100646U JP 10064690 U JP10064690 U JP 10064690U JP 2507278 Y2 JP2507278 Y2 JP 2507278Y2
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徳涛 後藤
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ジャパンインテリアプランニング株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ペンキ下地用壁装材に関する。
〔従来の技術、及びその問題点〕
従来より、この種のペンキ下地用壁装材としては、第
4図に示すように、紙製基布101上に平織状のビニロン
製寒冷紗102が接着材でもって接着されたもの、あるい
は、ガラス繊維を単に平織したもの(図示略)等が知ら
れている。
しかしながら、かかる従来のペンキ下地用壁装材は、
その構成が極めて簡単で容易に製造することが出来る反
面、単に織物地より形成されたにすぎないものであるか
ら、必然的に無地やストライプ等限られた図柄に限定さ
れるのみならず、非常に平面的で立体感に欠け、極めて
装飾性に乏しいものとなっていた。しかも、特に図柄の
表面強度が不充分なため、ペンキの塗布に伴って不自然
な凹凸を生じやすく、必ずしもこの種の壁装材としては
満足し得ないものであった。
この考案は、従来の問題点に一挙に解決し、バラエテ
イに富んだ多種多様の図柄部を極めて簡単に、しかも、
立体的に形成することが出来るのみならず、表面強度の
大なペンキ下地用壁装材を提供しようとするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕 即ち、この考案は、ガラス繊維製基布1上に接着剤層
2がロータリースクリーン等ののり付機でもって所要の
図柄形状に転写形成され、かつ、該接着剤層2には無機
質材よりなる粉粒体4が緻密に接着されて所要の図柄部
3が形成された構成よりなる。
〔作用〕
接着剤層2をガラス繊維製基布1上にロータリースク
リーン等ののり付機でもって所要の図柄形状に転写形成
するため、非常にバラエテイに富んだ多種多様の図柄形
状に形成することができ、しかも、該接着剤層2には無
機質材よりなる粉粒体4を緻密に接着せしめるため、極
めて立体感のある表面強度の大な図柄部3を形成するこ
とができる。
〔実施例〕
以下に、この考案を図面に示す一実施例について説明
する。
1はガラス繊維製の不織布や織物地よりなる基布、2
は該基布1上に転写形成された花柄状の合成樹脂製接着
剤層で、該接着剤層2はロータリースクリーンによりか
かる花柄のみならず任意の図柄状に転写形成されるもの
とされている。3は上記の接着剤層2に粉粒体4を緻密
に接着して形成された花柄状の図柄部で、該図柄部3を
構成する粉粒体4はガラス、石、あるいは金属などの無
機質材より形成されている。
次に、この考案に係るペンキ下地用壁装材の好適な製
造例を第3図に示す。
即ち、水平配設された等速走行自在なコンベア5上に
所定寸法の基布1をセットせしめ、順次矢印方向に移送
せしめる。そして、接着剤を内蔵した所要の図柄付きロ
ータリースクリーン6でもって所要の図柄を基布1上に
転写して接着剤層2を形成せしめたのち、ホッパー7内
に収容された粉粒体4を接着剤層2上に分散落下せし
め、緻密に接着して図柄部3を形成する。このさい、基
布1上に落下した粉粒体4や、接着剤層2上の過剰粉粒
体4は、コンベア5の帰り走行部でもって落下除去せし
めるとよい。
以下、同様にして順次基布1上に所要図柄形状の接着
剤層2を形成しつつ粉粒体4を接着して図柄部3を形成
する。
上述の如く構成されたペンキ下地用壁装材は、常法に
より、石膏ボードなど所要の下地材に貼着せしめ、その
表面にペンキを塗布することにより使用に供する。この
さい、図柄部3は極めて立体的に顕現するのみならず、
その表面強度は非常に大であって、ペンキの塗布より不
自然な凹凸を生じるおそれは全くない。
なお、上記実施例には、のり付機としてロータリース
クリーン6が示されているが、フレキソ版等よりなる他
ののり付機を採用してもよいこと勿論である。
〔考案の効果〕
この考案によれば以上の次第で、接着剤層2を基布1
上にロータリースクリーン等ののり付機でもって所要の
図柄形状に転写形成するものであるから、非常にバラエ
テイに富んだ多種多様の図柄形状に形成することがで
き、しかも、該接着剤層2には粉粒体4を緻密に接着せ
しめるものであるから、極めて立体感のある表面強度の
大な図柄部3を形成することができ、強度性、並びに装
飾性を一層高めることができるものである。さらに、基
布1はガラス繊維でもって、また、粉粒体4は無機質材
でもって各々形成されているから、極めて不然性の高い
ペンキ下地用壁装材を提供することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第2図は第
1図のA−A線に沿う端面図、第3図は製造例を示す概
略図、第4図は従来例を示す斜視図である。 1……基布、2……接着剤層、3……図柄部、4……粉
粒体。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス繊維製基布1上に接着剤層2がロー
    タリースクリーン等ののり付機でもって所要の図柄形状
    に転写形成され、かつ、該接着剤層2には無機質材より
    なる粉粒体4が緻密に接着されて所要の図柄部3が形成
    されてなるペンキ下地用壁装材。
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