JP3039175U - 紙石けん工作セット - Google Patents

紙石けん工作セット

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JP3039175U
JP3039175U JP1996010643U JP1064396U JP3039175U JP 3039175 U JP3039175 U JP 3039175U JP 1996010643 U JP1996010643 U JP 1996010643U JP 1064396 U JP1064396 U JP 1064396U JP 3039175 U JP3039175 U JP 3039175U
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JP
Japan
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paper
soap
liquid
liquid soap
water
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Application number
JP1996010643U
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Inventor
吉郎 高島
Original Assignee
株式会社タカシマ製作所
石垣 昂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実用性のある紙石けんを子供達が手軽に作れ
るようにするためのセットの提供。 【構成】 水溶性の紙11と、その紙11に塗布する液
状の石けんを入れた小容器12と、液状の石けんを紙1
1に塗布するための塗布部材13と、液状の石けんが塗
布された紙11を敷き延べて乾燥させる通気性の乾燥体
14を1組みとした紙石けん工作セット。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は水に溶解可能な紙石けんを手軽に作ることができるようにセットし た紙石けん工作セットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
紙石けんは紙のように薄く作られた石けんとして従来より公知である。しかし 従来のものは製造会社においてそのように作られており、それ以外のものは知ら れていない。そこで考案者は紙石けんを手軽に作ることに着目し、この考案を完 成した。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って本考案の課題は、子供達が手軽に実用性のある紙石けんを作れるように することであり、またそれによって物とその製法、構造等に関する興味を喚起す ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するため本考案は、所要の形状、大きさに裁断された水溶性 の紙11と、その紙11に塗布可能な液状の石けんを入れた小容器12と、液状 の石けんを紙11に塗布するための塗布部材13と、液状の石けんを塗布した紙 11を乾燥のため敷き延べて置く通気性の乾燥体14とによって紙石けん工作セ ットを構成するようにしたものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
この考案の紙石けん工作セットは子供達が紙石けんを作るための組み合わせ物 であり、必要不可欠の物は、液状の石けんと、それを水溶性の紙11に塗布する 塗布部材13及び乾燥体14である。
【0006】 液状の石けんはこの考案のセットを使用して作る紙石けんの主体である。この 石けんとして必要なのは子供達の皮膚や粘膜に触れても障害を起こさないもので あること、弱くても石けんとしての洗浄能力を有すること、及び取扱いの容易性 から液状であること、等である。このような液状石けんは小容器12に詰めてお く。
【0007】 液状石けんは1種類だけでも良いが、何種類かの色や香りの異なるものを用意 し、それらを混合して組み合わせを楽しむことができるようにすると良い。図示 の例の場合も色と香りの異なる液状石けんを入れた小容器12を2個セットに含 めている。
【0008】 紙11は水溶性であることを要する。しかし本考案で使用可能な紙11は、繊 維を漉き上げた古来の紙のままであることを要しない。この紙11は水であとか たなく溶けてしまうものが最良であるが、あとに滓が少々残るものであってもそ れほど問題ではない。そのような紙11は所要の大きさ、例えば1回の使用分の 液状石けんを塗布するのに適した大きさに裁断したものを使用する。
【0009】 この紙11には化粧品用の色素を用いて着色したり、適当な図柄や絵、文字な どを印刷しておいても良い。1セットの中には、このような紙11を、液状石け んの塗布面積に相当する枚数程度配分しておく。
【0010】 塗布部材13は液状石けんを含浸して、紙11の表面に塗布する手段である。 つまり筆や刷毛の類13a、或いはローラ類13bが使用可能であり、どちらか 一方或いは両方がセットを含ませることができる。ローラはスポンジからなるも のが適当である。
【0011】 乾燥体14は液状石けんが塗布された紙11を敷き延べておく板状のものであ る。故に少なくとも紙11を2、3枚或いは、それ以上並べられる大きさである ことが望ましい。また、塗布された液状石けんが吸収されず、また乾燥のため通 気性を保つように網状の構造を有する必要がある。
【0012】 実施例の場合、液状せっけんが塗布された紙11を平面的に敷き延べるために 合成樹脂製の網からなる乾燥体14を基版17にクリップ18で止めたものを用 意している。このような基版17を有する場合、紙11を乾燥体14上に置いて 液状石けんを塗布することができる。
【0013】 さらに、上記の構成に、完成した紙石けんを収める携帯用の小型ケース15を 加え、台紙や箱などの包装体16に詰めあわせることができる。包装体16には このセットによる紙石けんの作り方を説明した説明書を添付し、或いは包装体1 6などに印刷して手順が分かるようにする。
【0014】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、子供達は小容器1 2内の液状石けんを紙11に塗り、乾燥体14上に敷き延べて乾燥させ水石けん を作る過程を楽しむことができ、また完成した紙石けんを使用することもできる のでその物に対する関心が深められるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る紙石けん工作セットの1実施例を
示す全体斜視図。
【図2】使用状態の説明図。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水に溶解可能な紙石けんを作るためのセ
    ットであって、所要の形状、大きさに裁断された水溶性
    の紙11と、その紙11に塗布可能な液状の石けんを入
    れた小容器12と、液状の石けんを紙11に塗布するた
    めの塗布部材13と、液状の石けんを塗布した紙11を
    乾燥のため敷き延べて置く通気性の乾燥体14とを1組
    としたことを特徴とする紙石けん工作セット。
  2. 【請求項2】 小容器12は色や香りの異なる液状石け
    んを入れた複数のものからなる請求項第1項記載の紙石
    けん工作セット。
  3. 【請求項3】 水に溶解可能な紙石けんを作るためのセ
    ットであって、所要の形状、大きさに裁断された水溶性
    の紙11と、その紙11に塗布可能な色や香りの異なる
    石けんを入れた複数の小容器12と、液状の石けんを紙
    11に塗布するための塗布部材13と、液状の石けんを
    塗布した紙11を乾燥のため敷き延べて置く通気性の乾
    燥体14と、完成した紙石けんを収める携帯用の小型ケ
    ース15とを1組として、台紙又は箱などの包装体16
    に詰めあわせたことを特徴とする紙石けん工作セット。
JP1996010643U 1996-09-30 1996-09-30 紙石けん工作セット Expired - Lifetime JP3039175U (ja)

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