JP3985080B2 - 図画用シート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、在来の画用紙やカンバスに代わる図画用シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、絵画を色鉛筆や木炭、クレヨン、水彩絵の具によって描くときは画用紙が用いられ、油絵の具によって描くときはカンバスが用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
画用紙は、色鉛筆や木炭、クレヨンのように乾燥した筆記具のみならず、水彩絵の具のように湿潤した筆記具を用いる場合にも使用される。このため画用紙には、水彩絵の具の水分を吸収するに必要な厚みと、吸湿しても平板な当初の形状を保つに必要な耐水形状安定性が求められる一方、筆記具の着色微粒子を固着させるに必要な微細な表面凹凸が求められる。このような特性が求められるので、その厚みは一般の事務用紙や印刷用紙などよりも4〜5倍も厚く、硬く重く、折り曲げ難く、その表面は粗くザラザラになっている。一方カンパスは、油絵の具が塗着し易いように太手の糸条をもって織成されており、その糸条には接着性に富んでいて油絵の具が馴染み易い木綿繊維が主として使用されている。
【0004】
しかし画用紙は、表面が粗くザラザラしているとは言え、カンバスほどには多孔質ではなく、油絵の具を厚く塗着することが出来ないので油絵には使用されない。一方カンバスは、その表面が目粗な織目で構成されており、塗着した水彩絵の具や色鉛筆の塗膜によっては織目を隠蔽することが出来ないので、水彩画やスケッチには使用されない。
【0005】
そして油絵は、油絵の具を厚く塗着し盛り上げて立体的に描かれるが、カンバスや油絵の具等の画材が高価で扱い難く、高度の熟練を要するので手軽に描くことは出来ない。これに対し水彩画やスケッチは、画用紙や色鉛筆、木炭、クレヨン、水彩絵の具等の画材が比較的安価で扱い難く、然程の熟練を要しないので手軽に描くことは出来るが、仕上がりが平面的で油絵のように立体的に描くことは出来ない。
【0006】
【発明の目的】
そこで本発明は、色鉛筆、木炭、クレヨン、水彩絵の具、油絵の具(以下、これらを着色料と総称する。)の何れを使用しても描くことが出来、特にクレヨンを使用しても油絵のように立体感があり、ソフトで落着きのある絵画を描くことが出来、柔軟可撓で巻き上げることが出来、而も、軽く安く扱い易い図画用シートを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る図画用シートは、紙、不織布、織物、皮革、プラスチックフイルム等のシート状物を基材11とし、その表面に接着剤12を塗布し、その接着剤の塗布面に粒径が500μm以下の顆粒13を散布接着して構成され、その顆粒13による表面凹凸を有することを第1の特徴とする。
【0008】
本発明に係る図画用シートの第2の特徴は、上記第1の特徴に加えて、顆粒13がプラスチック粉末であることにある。
【0009】
本発明に係る図画用シートの第3の特徴は、上記第1の特徴に加えて、顆粒13が、パルプ繊維と無機質微粉末とバインダー樹脂を素材とするものであることにある。
【0010】
本発明に係る図画用シートの第4の特徴は、上記第1、第2および第3の何れかの特徴に加えて、顆粒13の粒径が200μm以下であることにある。
【0011】
本発明に係る図画用シートの第5の特徴は、上記第1、第2、第3および第4の何れかの特徴に加えて、基材11が樹脂皮膜14によって被覆されていることにある。
【0012】
本発明に係る図画用シートの第6の特徴は、上記第1、第2、第3、第4および第5の何れかの特徴に加えて、表面凹凸を形成している顆粒13の表面が樹脂皮膜15によって被覆されていることにある。
【0013】
【発明の実施の形態】
基材11は、それに接着剤12を塗布して顆粒13を全面均一に散布接着することが出来るなら、紙、不織布、織物、天然皮革、合成皮革、プラスチックフイルムの何れであってもよく、それにはガラス繊維不織布や金属箔のように無機質のものも使用することが出来る。基材11に不織布や織物等の布帛を使用する場合、その繊維素材の種類は特に問われない。基材11に極薄い紙や不織布を使用する場合、或いは、極柔軟可撓な織物や編物を使用する場合、樹脂溶液や樹脂エマルジョン(14)を塗布或いは含浸させて形状安定性を付与して使用すればよい。接着剤12には、耐水性と耐油性を兼ねそなえた樹脂、例えば、アクリル樹脂エマルジョンを用いる。顆粒13として使用するプラスチック粉末には、通常可塑剤と混練して射出成形に使用したりペーストゾルに調製して使用される塩ビパウダーレジン等の樹脂粉末を、可塑剤と混練することなく樹脂粉末のまま転用してもよいし、プラスチック製品の裁断加工時に生じる鋸屑も使用することが出来、又、プラスチック製品の廃棄物を粉砕して顆粒状に再生して使用することも出来る。
【0014】
本案図画用シートでは、顆粒13による微細な表面凹凸が形成されており、着色料が顆粒間の凹部に押し込まれるように塗着するので、油絵の具を使用する場合はカンバスと同様に使用することが出来るのは勿論のこと、クレヨンやクレパスのように粘着性を有する乾式の着色料16を用いる場合も油絵の具を使用した場合のように盛り上げて塗着することが出来る。そして粘着性の少ない水彩絵の具を稍々多めに塗着しても顆粒間の凹部に溜まり、その表面凹凸を構成する顆粒13に堰止められて周囲に滲み出すことがなく、形際を鮮鋭に描くことが出来る。また、色鉛筆で線書きする場合、表面凹凸を形成して隣合う数個の顆粒13の頂部にまたがって着色料16が塗着するので、筆跡は、それら数個の顆粒13の頂部に塗着した着色料16によって点描された筆先よりも稍々太めの帯状の線となって朧に現われるので、画面がソフトに仕上がる。勿論、油絵の具や水彩絵の具、クレヨン、クレパスなどの粘着性を帯びた着色料を使用する場合でも、本案図画用シートの表面を軽く撫でるように筆記具を走らせると、着色料16が顆粒13の頂部にだけ塗着し、顆粒間の凹部には塗着しないので、画面が点描されたように朧でソフトになる。
【0015】
そのように画面が朧でソフトに仕上がるようにするには、顆粒13の粒径を50〜200μm、好ましくは100μm前後にして顆粒間に微細な凹部が出来て筆記具の筆先が顆粒間の凹部(谷底)に入り込んで着色料16が直接塗着しないようにするとよい。そのようにすると、粘着性の少ない水彩絵の具を稍々多めに塗着しても周囲に滲み出すことがなく、薄めの水彩絵の具によって淡く穏やかな水彩画を形際鮮鋭に描くことが出来ることにもなる。そして色鉛筆やクレヨン、クレパスなどの乾式着色料を使用する場合、それらの乾式着色料が顆粒間の凹部に押し込まれるように塗着しているだけなので、書き損じたときは練りゴムや粘着剤を画面に圧着して拭い取るようにして消すことも出来る。
【0016】
また、その顆粒間の凹部が埋め尽くされるまで何回も重ねて着色料を塗着することが出来るので、異色の着色料を重ねて塗着する場合には、色鉛筆やクレヨン、クレパスなどの乾式着色料を使用する場合でも、先に塗着した着色料16aの色彩が後から重ねて塗着した着色料16bの色彩の中に微かに現われて混じり合った混合色を表現することも出来るようになる。そして顆粒間の凹部に入り込んだ着色料16は、画面を軽く擦った程度では脱落しないので、石墨やチョークのように粘着性が殆どない着色料を使用して絵画を描き、透明塗料17を塗布して仕上げることも可能となり、従って、顔料粉末や染料粉末その他の色粉も着色料として使用することが出来、そのような従来使用されていなかった着色料を使用して絵画の表現力をアップすることも可能となる。
【0017】
その透明塗料17や水彩絵の具16を固着し易くするには、多孔質で吸湿性のある顆粒13、特に、炭酸カルシウムやタルク、珪藻土などの吸湿性微粉末、および、酢酸ビニル樹脂エマルジョン、エチレン酢酸ビニル樹脂エマルジョン、アクリル樹脂エマルジョンなど乳化剤を含んだバインダーに、微粉末間を連結するパルプ繊維を混合して造粒した顆粒13を使用するとよい。顆粒13に塩ビパウダーレジンその他のプラスチック粉末を用いた図画用シートは、顆粒13の表面が非多孔質で吸湿性が少なく、着色料の内部吸収が少なく、油絵の具を使用する場合に好都合である。
【0018】
顆粒13の接着性を高め基材11からの脱落を抑えるには、基材11に散布接着した顆粒層に塗料をオーバーコートし、その樹脂皮膜15で顆粒13の表面を被覆するとよい。
【0019】
【発明の効果】
上記の通り本発明(請求項1)によると、色鉛筆、木炭、クレヨン、クレパス、水彩絵の具、油絵の具の何れの着色料を使用してもソフトで落着きのある絵画を描くことが出来、従来の画用紙やカンバスのように着色料によって使い分ける必要がなく、着色料16a・16bを重ね塗りすることが出来、また、顔料粉末や染料粉末その他の色粉も着色料として使用することが出来るので絵画の表現力をアップすることが出来る。図画用シートは、顆粒13の粒径を散布接着して積層した分だけ従来の画用紙よりも分厚くなるとしても、顆粒13は基材11から個々別々に突き出ていて隣合う顆粒間が直接接着されていないので、顆粒13を散布接着する前の基材11と同様に可撓で手軽に巻き上げることが出来る。そして極薄い紙や不織布も基材11に使用することが出来るので、図画用シートが安価に得られる。
【0020】
本発明(請求項2)によると、顆粒13が非多孔質非吸湿性のプラスチック粉末なので、水彩絵の具や油絵の具のような湿式着色料を使用する場合でも顆粒13に吸収されにくく、絵筆が走りやすく書きやすい図画用シートが得られる。
【0021】
本発明(請求項3)によると、顆粒13が無機質微粉末を固めて出来たものであってもパルプ繊維によって微粉末間が繋がれていて割れ難く剥脱し難く、パルプ繊維や無機質微粉末が着色料16によく馴染むので、書きやすい図画用シートが得られる。
【0022】
本発明(請求項4)によると、顆粒13が粒径200μm以下の微粉末なので、尖鋭に削った鉛筆を使用しても鉛筆の先が顆粒間の凹部(谷底)に直接入り込まず、筆跡は顆粒13の頂部に塗着した点状の着色料16の集合として稍々太めの帯状の線となって朧に現われ、水彩絵の具を薄めて稍々多めに塗着しても顆粒13に抑えられて周囲に滲み出すことがなく、形際が鮮鋭な絵画を描くことが出来る。
【0023】
本発明(請求項5)によると、基材の表面が付与した樹脂皮膜14に補強されているので、極薄洋紙や柔軟可撓な薄手の布帛も基材に使用することが出来、軽く可撓な図画用シートが得られる。
【0024】
本発明(請求項6)によると、顆粒の表面が樹脂皮膜15で被覆されているので、鉛筆のように硬質着色料を使用する場合でも顆粒13が剥脱することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る図画用シートの拡大断面図である。
11 基材
12 接着剤
13 顆粒
14 樹脂皮膜
15 樹脂皮膜
16 着色料
17 透明塗料
Claims (4)
- 紙、不織布、織物、皮革の何れかのシート状物を基材(11)とし、その表面に接着剤(12)を塗布し、その接着剤の塗布面に粒径が500μm以下の顆粒(13)を散布接着して構成され、その顆粒による表面凹凸を有し、
その顆粒(13)がパルプ繊維と無機質微粉末とバインダー樹脂を素材とするものであることを特徴とする図画用シート。 - 前掲請求項1に記載の顆粒(13)の粒径が200μm以下であることを特徴とする前掲請求項1に記載の図画用シート。
- 前掲請求項1に記載の基材(11)が樹脂皮膜(14)によって被覆されていることを特徴とする前掲請求項1に記載の図画用シート。
- 前掲請求項1に記載の表面凹凸を形成している顆粒(13)の表面が樹脂皮膜(15)によって被覆されていることを特徴とする前掲請求項1に記載の図画用シート。
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