JP2006167702A - 塗装用治具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 自動車のヘッドライトカバーなどへのメークアップ用塗料を塗装する場合、脱脂清浄から塗料の計量、防汚対策等を簡素化した初心者でも簡単に施工をすることができる塗装用治具の提案。
【解決手段】 塗装用治具本体の両端部に配設したメラミンフォームにメークアップ用塗料をヘッドライトカバーの片側一面分に相当する約2ccずつをそれぞれ両方に予め滲み込ませて、さらに本体中央部にアルコール、コンパウンドなどの脱脂清浄材を同様にメラミンフォームに予め滲み込ませて、それぞれをキャップなどで封印しておく。
この塗装用治具を用いて、ヘッドライトカバーの脱脂清浄後に塗装用治具の一方の封印したキャップを取り外して、塗料の滲み込んだメラミンフォーム部分をヘッドライトカバーの塗装面に軽く押し当てて満遍なく引き伸ばすだけで、手などを汚さずまた適量の塗料が滲出することで初心者でも簡単に塗装ができるヘッドライトカバーのメークアップ塗装用治具が提供される。
【選択図】 図2
【解決手段】 塗装用治具本体の両端部に配設したメラミンフォームにメークアップ用塗料をヘッドライトカバーの片側一面分に相当する約2ccずつをそれぞれ両方に予め滲み込ませて、さらに本体中央部にアルコール、コンパウンドなどの脱脂清浄材を同様にメラミンフォームに予め滲み込ませて、それぞれをキャップなどで封印しておく。
この塗装用治具を用いて、ヘッドライトカバーの脱脂清浄後に塗装用治具の一方の封印したキャップを取り外して、塗料の滲み込んだメラミンフォーム部分をヘッドライトカバーの塗装面に軽く押し当てて満遍なく引き伸ばすだけで、手などを汚さずまた適量の塗料が滲出することで初心者でも簡単に塗装ができるヘッドライトカバーのメークアップ塗装用治具が提供される。
【選択図】 図2
Description
本発明は、配設したメラミンフォームに塗料を予め滲み込ませ、メークアップのために自動車のヘッドライトカバーなどの小面積へ塗装をする際に用いるもので、塗料を改めて計量する必要はなく塗装に必要な一定量が既に含浸されており、また塗装に際しても治具によるために手を汚すこともなく、簡便に薄い平滑な塗膜を塗装することができる塗装用治具を提案するものである。
従来、自動車のヘッドライトカバーにメークアップのための塗装をする場合は、昼間では塗装した着色感が判明するが、点灯時にはヘッドライトの明度や照度に変化が生じないことが法規上も必要で、そのためには塗装した塗膜はヘッドライトを隠蔽しない特性を持った塗料を用いて、厚みを持たせずに薄く引き伸ばして塗装する必要があった。
このようにヘッドライトカバーなどにメークアップする塗料は、通常の塗料とは異なり隠蔽されない透け色を用いて、なおかつムラが出ないように塗装する必要があることから、塗装用具も従来の塗料に使うような筆やローラーではなく、カット綿やスポンジなどのように一定の幅を持って塗料を引き延ばせる材質を用いている。
従来、塗装にあたっては、前述のような塗料とその塗料を滲み込ませたカット綿やスポンジを手につまんで引き伸ばしながら塗布するようにしているために、力の入れ具合によって染み出した塗料が手に付着して汚れることが多々あることから、ビニール手袋などの着用を薦めており、従来の商品にも付帯していた。
通常では自動車のヘッドライトカバーは片側で約2cc程度の塗料を使用するが、カット綿やスポンジに滲み込ませた塗料が少ない場合はかすれてムラが生じ、また多すぎるとダレや手に付着する恐れがあるなどで、カット綿やスポンジに滲み込ませる塗料の量が仕上がり具合を左右することがあった。
前述したように自動車のヘッドライトカバーなどへのメークアップ用塗料は、セルフレベリング性、嗜好にあわせた豊富な透け色、耐候性など優れた材料が開発されており、また塗装方法もカット綿やスポンジで引き伸ばすだけという簡便性がありながら、初心者には最適な塗装用治具がなかったために、持ち合わせた本来の塗料の性能を十分発揮できず満足する仕上がりが得られないことがあり、初心者でも失敗の無い簡便な塗装用治具の開発が課題とされていた。
本発明は、上記したような課題を解消するために、検討と検証を繰り返して創案されたもので、塗装用治具本体とその両端部に配設したメラミンフォームにライトカラーのメークアップ用塗料をそれぞれ約2ccずつ予め滲み込ませて、乾燥防止のためにキャップで封印しておく。
さらに、自動車のヘッドライトカバーなどへのメークアップ用塗料を塗装する場合は、ライトカバーの表層の汚れや油分を清浄することが必須であり、この塗装用治具本体にはこの脱脂清浄用のアルコール、コンパウンドも塗装用治具本体の中央部に配設されたメラミンフォームに予め滲み込ませて封印しておく。
前述のヘッドライトカバーの脱脂清浄が終了後に、塗装用治具の一方の封印したキャップを取り外して、塗料の滲み込んだメラミンフォーム部分をヘッドライトカバーの塗装面に軽く押し当てて満遍なく引き伸ばすことで、初心者でも手などを汚さずまた塗料の量も測ることなく塗装が出来る。
片側のヘッドライトが終了したらキャップを元に締め戻し、もう一方の封印したキャップを取り除いて残る一方のヘッドライトを同じ要領で塗装すれば完了する。なお、それぞれで片側ずつのヘッドライトカバーを塗装することで、左右の色の濃度が統一され、また色違いを滲み込ませておくことにより、色分けをしたり2色塗りをしたりすることも可能となる。
上記した本発明の具体的な実施形態を添付図面に従って説明すると以下のとおりである。
すなわち、図1は本発明の塗装用治具本体の全体図で、上下に所定のライトカバーメークアップ用の塗料を滲み込ませ、また中央部には脱脂清浄用のアルコールやコンパウンドを滲み込ませたメラミンフォームがあり、それぞれがキャップなどで封印されている。
すなわち、図1は本発明の塗装用治具本体の全体図で、上下に所定のライトカバーメークアップ用の塗料を滲み込ませ、また中央部には脱脂清浄用のアルコールやコンパウンドを滲み込ませたメラミンフォームがあり、それぞれがキャップなどで封印されている。
図2は、一端部のライトカバーメークアップ用塗料を滲み込ませ封印されたキャップを取り除き、ヘッドライトカバーへ塗装が出来る状態になったところの図であり、もう一方の端部も同様となる。
図3は、キャップを取り外し固定された四角いメラミンフォーム部分を上から見た図である。メラミンフォームの形状は四角くなっているが、この角部を利用することでヘッドライトカバーの細部にまで塗り残し無く塗装が出来る。
しかし、メラミンフォームの形状は図5に例を示すように四角にこだわらず円形、楕円形、角形、多角形及びこれらの複合形でもよく、また厚さはそれぞれ5mmから10mm程度、面積は4cm2から16cm2程度、つまり一辺が2cmから4cm程度が適当で都合が良いが、例えばドラックのヘッドライトカバーなどのように面積の広いものを対象とする場合などには、塗料の必要量に応じて厚く面積も大きくすれば良い。
なお、メラミンフォームは塗料を適度に滲み込ませて、毛羽立ちが無くある程度の弾性があれば材料を特定するものでなく、別の種類のスポンジやフェルト、発泡ゴム、不織布、紙などでも良い。
またさらに、メラミンフォームは塗装用治具本体に固定せずに例えば両面テープやクリップなどで塗装に際して差し支えないように留めて、取り外して交換できる方法であれば、塗料を新たに滲み込ませることで再利用が出来る。
図4は治具の中央にアルコール、コンパウンドなど脱脂清浄用として必要な材料を滲み込ませ取り付けたメラミンフォームの勘合部を取り外したところで、塗料、脱脂清浄材までが一体となったこの塗装用治具だけで、ヘッドライトカバーの塗装に必要な材料が完備することとなる。
本発明の塗装用治具によれば、ヘッドライトカバーにドレスアップをする作業を業者に依頼することなく、初心者でも簡便に手際よく塗装することを可能とし、気軽にオシャレを楽しむことができるようになる。
1 塗装用治具中央部
2 封印キャップ
3 塗装用メラミンフォーム
4 脱脂清浄用メラミンフォーム
2 封印キャップ
3 塗装用メラミンフォーム
4 脱脂清浄用メラミンフォーム
Claims (5)
- 塗料を対象物に塗装する治具において、塗装用治具本体の端部に固定されたメラミンフォームに予め一定量の塗料を滲み込ませて乾燥防止のためキャップで封印し、キャップを取り外せば含浸された塗料をメラミンフォームによって塗装することができることを特徴とした塗装用治具。
- 前述のキャップで封印したメラミンフォームは、塗装用治具本体の両端部にそれぞれ配設することで、同色または色違いの塗料を使い分けることが出来ることを特徴とした請求項1に記載の塗装用治具。
- 前述の両端部に配設されたメラミンフォームの形状は四角形にすることを特徴とした請求項1および請求項2に記載の塗装用治具。
- 前述の塗装用治具本体の中央には、さらなる勘合部を設けて脱脂清浄用のアルコールやコンパウンド、またはそれらの複合材などを滲み込ませた同質のメラミンフォームを配設し、封印していることを特徴とした請求項1および請求項2、請求項3に記載の塗装用治具。
- 前述の治具は、自動車のヘッドライトカバーなどの小面積を塗装する際に用いることを特徴とした請求項1および請求項2、請求項3、請求項4に記載の塗装用治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004382520A JP2006167702A (ja) | 2004-12-15 | 2004-12-15 | 塗装用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004382520A JP2006167702A (ja) | 2004-12-15 | 2004-12-15 | 塗装用治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006167702A true JP2006167702A (ja) | 2006-06-29 |
Family
ID=36669005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004382520A Pending JP2006167702A (ja) | 2004-12-15 | 2004-12-15 | 塗装用治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006167702A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012021142A1 (en) * | 2010-08-09 | 2012-02-16 | Illinois Tool Works Inc. | Material and applicator for pinhole and small defect repair |
-
2004
- 2004-12-15 JP JP2004382520A patent/JP2006167702A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2012021142A1 (en) * | 2010-08-09 | 2012-02-16 | Illinois Tool Works Inc. | Material and applicator for pinhole and small defect repair |
US9884460B2 (en) | 2010-08-09 | 2018-02-06 | Illinois Tool Works Inc. | Material and applicator for pinhole and small defect repair |
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