JPH0257458B2 - - Google Patents
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- JPH0257458B2 JPH0257458B2 JP25001885A JP25001885A JPH0257458B2 JP H0257458 B2 JPH0257458 B2 JP H0257458B2 JP 25001885 A JP25001885 A JP 25001885A JP 25001885 A JP25001885 A JP 25001885A JP H0257458 B2 JPH0257458 B2 JP H0257458B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
- F16D3/22—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts
- F16D3/223—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts
- F16D3/2237—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts where the grooves are composed of radii and adjoining straight lines, i.e. undercut free [UF] type joints
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21K—MAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
- B21K1/00—Making machine elements
- B21K1/76—Making machine elements elements not mentioned in one of the preceding groups
- B21K1/762—Coupling members for conveying mechanical motion, e.g. universal joints
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2250/00—Manufacturing; Assembly
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Forging (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
A 発明の目的
(1) 産業上の利用分野
本発明は、等速ジヨイントの内輪の成形方法に
関し、特に側周面上に周方向に等間隔を置いて中
心線を通る縦断平面に沿う複数条のトルク伝達用
ボールの案内溝が形成され、この案内溝に沿つて
転動するボールの中心の軌跡線が、中心線と平行
な直線部と、この直線部に滑らかに連続する円弧
部とよりなる等速ジヨイントの内輪の鍛造成形方
法に関する。
関し、特に側周面上に周方向に等間隔を置いて中
心線を通る縦断平面に沿う複数条のトルク伝達用
ボールの案内溝が形成され、この案内溝に沿つて
転動するボールの中心の軌跡線が、中心線と平行
な直線部と、この直線部に滑らかに連続する円弧
部とよりなる等速ジヨイントの内輪の鍛造成形方
法に関する。
(2) 従来の技術
先ず、本発明が対象とする等速ジヨイントにつ
いて図面により説明する。
いて図面により説明する。
第1図において、回転軸1の端部に回転軸1と
一体的に回転し得るように取り付けられた等速ジ
ヨイントの外輪2の内周面部には、周方向に等間
隔を置いて外輪2の縦断面に沿つた複数個の案内
溝3が形成されていると共に、回転軸1に対し軸
方向に対向する回転軸4の端部に回転軸4と一体
的に回転し得るように取り付けられた等速ジヨイ
ントの内輪5の外周面部には、各案内溝3に対向
して内輪5の縦断面に沿つた複数個の案内溝6が
形成されており、それぞれ互いに対向する案内溝
3と案内溝6との間には、ボール保持リング8に
より保持されたトルク伝達用ボール7が介装され
ている。そして、外輪2の端縁外周部と回転軸4
の外周部との間には、等速ジヨイントの内部機構
を保護するための防塵ブーツ9が装着されてい
る。かくして、回転軸1の中心線と回転軸4の中
心線とが一直線上にあるときはもとより、互いに
交差した状態においても、回転軸1と回転軸4と
の間で自由にトルク伝達が行われる。
一体的に回転し得るように取り付けられた等速ジ
ヨイントの外輪2の内周面部には、周方向に等間
隔を置いて外輪2の縦断面に沿つた複数個の案内
溝3が形成されていると共に、回転軸1に対し軸
方向に対向する回転軸4の端部に回転軸4と一体
的に回転し得るように取り付けられた等速ジヨイ
ントの内輪5の外周面部には、各案内溝3に対向
して内輪5の縦断面に沿つた複数個の案内溝6が
形成されており、それぞれ互いに対向する案内溝
3と案内溝6との間には、ボール保持リング8に
より保持されたトルク伝達用ボール7が介装され
ている。そして、外輪2の端縁外周部と回転軸4
の外周部との間には、等速ジヨイントの内部機構
を保護するための防塵ブーツ9が装着されてい
る。かくして、回転軸1の中心線と回転軸4の中
心線とが一直線上にあるときはもとより、互いに
交差した状態においても、回転軸1と回転軸4と
の間で自由にトルク伝達が行われる。
第2図及び第3図において、内輪5は、その中
心線Cに対して垂直で軸方向に互いに離隔してい
る第1の端面10及び第2の端面11を有し、各
案内溝6とボール7との接点12,13は、内輪
5の中心線Cに垂直な任意の横断面上において、
内輪5の中心線Cから相互に等距離にあり、各ボ
ール7の中心は円14上にある。内輪5の最外側
周面15は、各案内溝6を挟んで同一円周上にあ
るが、鍛造後、機械加工をして球面状に研摩仕上
げされるため鍛造素材精度は各案内溝6の表面程
には要求されない。
心線Cに対して垂直で軸方向に互いに離隔してい
る第1の端面10及び第2の端面11を有し、各
案内溝6とボール7との接点12,13は、内輪
5の中心線Cに垂直な任意の横断面上において、
内輪5の中心線Cから相互に等距離にあり、各ボ
ール7の中心は円14上にある。内輪5の最外側
周面15は、各案内溝6を挟んで同一円周上にあ
るが、鍛造後、機械加工をして球面状に研摩仕上
げされるため鍛造素材精度は各案内溝6の表面程
には要求されない。
本発明が対象とする等速ジヨイントの内輪5は
特に縦断面形状に特徴があり、案内溝6に沿つて
転動するボール7の中心の軌跡線17は、第1の
端面10から内輪5の中心線Cに垂直な仮想の変
曲面16までは直線で、変曲面16から第2の端
面11までは、第1の端面10から変曲面16ま
での直線部に滑らかに連続し、第2の端面11に
向かうに従つて漸次中心線Cに近づく半径Rの円
弧を描くように、内輪5の縦断面形状が設定され
ている。
特に縦断面形状に特徴があり、案内溝6に沿つて
転動するボール7の中心の軌跡線17は、第1の
端面10から内輪5の中心線Cに垂直な仮想の変
曲面16までは直線で、変曲面16から第2の端
面11までは、第1の端面10から変曲面16ま
での直線部に滑らかに連続し、第2の端面11に
向かうに従つて漸次中心線Cに近づく半径Rの円
弧を描くように、内輪5の縦断面形状が設定され
ている。
以上のような内輪5の形状は、金型による鍛造
を行つたとしても金型からの離型が容易な形状で
あり、又案内溝6に沿つて転動するボール7の中
心の軌跡線17が直線部と円弧部とよりなるよう
な複合形状の成形体に対しては通常の研摩機によ
る加工が困難であると共に、案内溝6に対する鍛
造後の加工が不要であれば生産性も向上する等の
理由により、従来内輪5を金型による鍛造により
成形することが試みられた。
を行つたとしても金型からの離型が容易な形状で
あり、又案内溝6に沿つて転動するボール7の中
心の軌跡線17が直線部と円弧部とよりなるよう
な複合形状の成形体に対しては通常の研摩機によ
る加工が困難であると共に、案内溝6に対する鍛
造後の加工が不要であれば生産性も向上する等の
理由により、従来内輪5を金型による鍛造により
成形することが試みられた。
第4図には内輪5を形成するための従来の鍛造
工程が示されている。まず第4図aにおいて、鍛
造型は凹型18と凸型19とよりなり、凹型18
は、内輪5の各案内溝6を形成するための突条2
0と、第2の端面11を規定するための底面21
とを有し、各突条20は内輪5の変曲面16(第
3図)に対応する変曲面22より凹型18の開口
端側においては凹型18の中心線に平行な直線状
縦断面形状を有していると共に、変曲面22から
底面21までは直線状縦断面形状に滑らかに連続
し、底面21に向かうに従つて凹型18の中心線
に接近する円弧状縦断面形状を有している。これ
に対し凸型19は凹型18の各突条20と整合す
る軸方向の溝23と鍜圧面23aとを有してい
る。
工程が示されている。まず第4図aにおいて、鍛
造型は凹型18と凸型19とよりなり、凹型18
は、内輪5の各案内溝6を形成するための突条2
0と、第2の端面11を規定するための底面21
とを有し、各突条20は内輪5の変曲面16(第
3図)に対応する変曲面22より凹型18の開口
端側においては凹型18の中心線に平行な直線状
縦断面形状を有していると共に、変曲面22から
底面21までは直線状縦断面形状に滑らかに連続
し、底面21に向かうに従つて凹型18の中心線
に接近する円弧状縦断面形状を有している。これ
に対し凸型19は凹型18の各突条20と整合す
る軸方向の溝23と鍜圧面23aとを有してい
る。
内輪5の成形に当たつては、第4図aに示され
るように丸棒素材25を凹型18内に位置決めし
てから、第4図bに示されるように凸型19を凹
型18内へ圧入すると、丸棒素材25は鍛圧され
て凹型18の形状に沿つて変形する。
るように丸棒素材25を凹型18内に位置決めし
てから、第4図bに示されるように凸型19を凹
型18内へ圧入すると、丸棒素材25は鍛圧され
て凹型18の形状に沿つて変形する。
そして凸型19を凹型18から後退させ、成形
品25′を第4図cに示されるように凹型18内
から離型させて、第1の端面26、第2の端面2
7及び変曲面28を有する成形品25′を得る。
品25′を第4図cに示されるように凹型18内
から離型させて、第1の端面26、第2の端面2
7及び変曲面28を有する成形品25′を得る。
(3) 発明が解決しようとする問題点
以上のような従来の成形方法においては、材料
の変形量が大きく、成形時の鍛圧荷重も大きいの
で、鍛圧時における金型の歪や第4図cの矢印2
9により示される円弧部を中心として鍛圧後の成
形品の弾性戻りによる寸法のばらつきが多く、金
型の精度を高めたとしても成形品の精度の向上に
は限界があつた。特に案内溝6を形成する部分の
材料の伸び率が大きく、金型に対する接触圧力も
高いので、第4図aの矢印24で示された部分を
中心として金型の摩耗が著しく、同一の金型を利
用して多数の内輪5を製造する際には、金型及び
製品の寸法が急速に変化していくと共に、成形品
25′の案内溝部にかじり傷が生じ易くなり、又
成形品25′の熱処理後の寸法の狂いも大きく、
そのままでは等速ジヨイントの内輪として使用す
ることが出来なかつた。
の変形量が大きく、成形時の鍛圧荷重も大きいの
で、鍛圧時における金型の歪や第4図cの矢印2
9により示される円弧部を中心として鍛圧後の成
形品の弾性戻りによる寸法のばらつきが多く、金
型の精度を高めたとしても成形品の精度の向上に
は限界があつた。特に案内溝6を形成する部分の
材料の伸び率が大きく、金型に対する接触圧力も
高いので、第4図aの矢印24で示された部分を
中心として金型の摩耗が著しく、同一の金型を利
用して多数の内輪5を製造する際には、金型及び
製品の寸法が急速に変化していくと共に、成形品
25′の案内溝部にかじり傷が生じ易くなり、又
成形品25′の熱処理後の寸法の狂いも大きく、
そのままでは等速ジヨイントの内輪として使用す
ることが出来なかつた。
又材料の変形抵抗を下げるために、あらかじめ
素材25を加熱した場合には、素材25の温度の
ばらつき、成形品25′の熱歪や収縮による寸法
の変化、金型の軟化や潤滑性能のばらつき等の問
題が生じ、金型や成形品25′の精度維持は一層
困難なものとなつた。
素材25を加熱した場合には、素材25の温度の
ばらつき、成形品25′の熱歪や収縮による寸法
の変化、金型の軟化や潤滑性能のばらつき等の問
題が生じ、金型や成形品25′の精度維持は一層
困難なものとなつた。
そこで、内輪5を成形するための鍛造工程を第
1工程及び第2工程の2工程に分け、第1工程に
おいては第5図に示されるように成形品の側周面
部には第2工程のための一定の厚さのしごき代t
を見込んで、比較的容易に成形される中間成形品
30を鍛圧成形し、第2工程において第1工程に
より得られた中間成形品30に対して鍛造仕上げ
加工を行うことが考えられる。第6図には、第1
工程により得られた第5図に示される中間成形品
30に対して行われる第2工程について示されて
いる。
1工程及び第2工程の2工程に分け、第1工程に
おいては第5図に示されるように成形品の側周面
部には第2工程のための一定の厚さのしごき代t
を見込んで、比較的容易に成形される中間成形品
30を鍛圧成形し、第2工程において第1工程に
より得られた中間成形品30に対して鍛造仕上げ
加工を行うことが考えられる。第6図には、第1
工程により得られた第5図に示される中間成形品
30に対して行われる第2工程について示されて
いる。
第6図aに示されるように中間成形品30を凹
型31の開口部に位置決めし、第6図bのように
凸型32により中間成形品30を凹型31内へ圧
入した後、更に第6図cに示されるように中間成
形品30を最終成形品30′となるまで鍛圧する
と、第6図dに示されるように、第1の端面3
5、第2の端面36、変曲面37及び案内溝39
を有する最終成形品30′が得られる。
型31の開口部に位置決めし、第6図bのように
凸型32により中間成形品30を凹型31内へ圧
入した後、更に第6図cに示されるように中間成
形品30を最終成形品30′となるまで鍛圧する
と、第6図dに示されるように、第1の端面3
5、第2の端面36、変曲面37及び案内溝39
を有する最終成形品30′が得られる。
しかしこの場合、最終成形品30′の第1の端
面35から変曲面37までの部分はしごかれて表
面の精度は向上するが、変曲面を境にして、これ
より上の部分は主としてしごきであり、また下の
部分は主としてしごきと潰しであつて上の部分と
下の部分とでは変形様式、成形度合が異なり、第
6図の場合には下の部分の成形度合の方が大きく
段差を生じる。同様に、図示しないが第1工程で
完成品とほぼ同じ軸方向長さ、円弧長さLを持つ
素材を形成し、第2工程で溝部をしごき成形した
場合には変曲面より下の部分では材料が主として
型に押し付けられるだけでほとんど変形を受けな
いので充分、引き伸ばされず面粗度が向上しな
い。また成形度合も小さく逆の段差を生じる。こ
の様に、直線部と円弧部の複合形状を有する等速
ジヨイント内輪の溝成形に於いては、変曲面での
つなぎの良し悪しが大きな問題となる。特に第6
図bに示されるように、凹型31の変曲面33部
には過度の圧力が加わつて異常摩耗が進行すると
共に、第6図dに示されるように最終成形品3
0′の変曲面37と第2の端面36との間の矢印
38により示された部分においては弾性戻り量が
多い。又成形品の案内溝部については、半径方向
外方へ向かうに従つてしごき方向は半径方向から
周方向へと変化するので、単純に一様なしごき代
tの下でしごいた場合には、半径方向外方ほど溝
のしごき率が大きくなつて周方向の絞りが困難と
なり、金型に対するかじりが生じ易く精度の向上
にも限界がある。また、第2工程において、最外
周部及び第2の端面が型により拘束されると溝の
しごき成形及び円弧部の絞り成形に際し材料の一
方向への自由な流れが阻害され干渉を起こしてう
まく型に倣わない。
面35から変曲面37までの部分はしごかれて表
面の精度は向上するが、変曲面を境にして、これ
より上の部分は主としてしごきであり、また下の
部分は主としてしごきと潰しであつて上の部分と
下の部分とでは変形様式、成形度合が異なり、第
6図の場合には下の部分の成形度合の方が大きく
段差を生じる。同様に、図示しないが第1工程で
完成品とほぼ同じ軸方向長さ、円弧長さLを持つ
素材を形成し、第2工程で溝部をしごき成形した
場合には変曲面より下の部分では材料が主として
型に押し付けられるだけでほとんど変形を受けな
いので充分、引き伸ばされず面粗度が向上しな
い。また成形度合も小さく逆の段差を生じる。こ
の様に、直線部と円弧部の複合形状を有する等速
ジヨイント内輪の溝成形に於いては、変曲面での
つなぎの良し悪しが大きな問題となる。特に第6
図bに示されるように、凹型31の変曲面33部
には過度の圧力が加わつて異常摩耗が進行すると
共に、第6図dに示されるように最終成形品3
0′の変曲面37と第2の端面36との間の矢印
38により示された部分においては弾性戻り量が
多い。又成形品の案内溝部については、半径方向
外方へ向かうに従つてしごき方向は半径方向から
周方向へと変化するので、単純に一様なしごき代
tの下でしごいた場合には、半径方向外方ほど溝
のしごき率が大きくなつて周方向の絞りが困難と
なり、金型に対するかじりが生じ易く精度の向上
にも限界がある。また、第2工程において、最外
周部及び第2の端面が型により拘束されると溝の
しごき成形及び円弧部の絞り成形に際し材料の一
方向への自由な流れが阻害され干渉を起こしてう
まく型に倣わない。
かくして実験の結果、第7図に示されるよう
に、最終成形品30′の各案内溝39においては、
変曲面37を境にして、第1の端面35側の縦断
面直線部にはボールと接触する点軌跡である接触
線40,40′が生じるのに対して第2の端面3
6側の縦断面円弧部には接触線41,41′が生
じ、接触線40と接触線41、及び接触線40′
と接触線41′とはそれぞれ滑らかに連続せず、
等速ジヨイントのボール転動面としては使用出来
ないものとなつてしまう。
に、最終成形品30′の各案内溝39においては、
変曲面37を境にして、第1の端面35側の縦断
面直線部にはボールと接触する点軌跡である接触
線40,40′が生じるのに対して第2の端面3
6側の縦断面円弧部には接触線41,41′が生
じ、接触線40と接触線41、及び接触線40′
と接触線41′とはそれぞれ滑らかに連続せず、
等速ジヨイントのボール転動面としては使用出来
ないものとなつてしまう。
以上のような実情にかんがみ、本発明は鍛造工
程のみにより精度が高く実用に供し得るような等
速ジヨイントの内輪を成形するための方法を得る
ことを主な目的とするものである。
程のみにより精度が高く実用に供し得るような等
速ジヨイントの内輪を成形するための方法を得る
ことを主な目的とするものである。
B 発明の構成
(1) 問題点を解決するための手段
本発明によれば、中心線に対して垂直な第1の
端面と第2の端面とを有し、前記第1の端面と第
2の端面との間の側周面上には、周方向に等間隔
を置いて前記中心線を通る縦断平面に沿う複数条
のトルク伝達用ボールの案内溝が形成され、前記
各案内溝に沿つて転動する前記ボールの中心の軌
跡線は、前記中心線に垂直な任意の横断面上にお
いて前記中心線から互いに等距離にあり、前記第
1の端面から前記中心線に垂直な仮想の変曲面ま
では前記中心線と平行な直線で、前記変曲面から
前記第2の端面までは前記直線部と滑らかに接続
し、前記第2の端面に向かうに従つて漸次前記中
心線に接近する円弧形状となるような等速ジヨイ
ントの内輪を成形するための方法であつて、第1
の鍛造工程と第2の鍛造工程とよりなり、前記第
1の鍛造工程においては、第1の端面から変曲面
の位置までは完成品の前記第1の端面から変曲面
までの軸方向の長さより長く、前記変曲面から第
2の端面までは完成品の前記変曲面から前記第2
の端面までの軸方向の長さよりも短くなるように
形成すると共に、その量は第2の工程に於いて、
変曲面より上の成形度合と変曲面より下の成形度
合がうまくバランスする様に設定し第2の工程の
ためのしごき代については、各案内溝部の底部に
おいて最も厚く、各案内溝部の底部から最外周部
に向かうに従つて漸次薄くなるように形成し、前
記第2の鍛造工程においては、前記各最外周部及
び前記第2の端面部に材料の変形に伴う材料の逃
げ空隙を与えた状態で型押し込み鍛造により型成
形を行うことを特徴とする等速ジヨイントの内輪
の成形方法が得られる。
端面と第2の端面とを有し、前記第1の端面と第
2の端面との間の側周面上には、周方向に等間隔
を置いて前記中心線を通る縦断平面に沿う複数条
のトルク伝達用ボールの案内溝が形成され、前記
各案内溝に沿つて転動する前記ボールの中心の軌
跡線は、前記中心線に垂直な任意の横断面上にお
いて前記中心線から互いに等距離にあり、前記第
1の端面から前記中心線に垂直な仮想の変曲面ま
では前記中心線と平行な直線で、前記変曲面から
前記第2の端面までは前記直線部と滑らかに接続
し、前記第2の端面に向かうに従つて漸次前記中
心線に接近する円弧形状となるような等速ジヨイ
ントの内輪を成形するための方法であつて、第1
の鍛造工程と第2の鍛造工程とよりなり、前記第
1の鍛造工程においては、第1の端面から変曲面
の位置までは完成品の前記第1の端面から変曲面
までの軸方向の長さより長く、前記変曲面から第
2の端面までは完成品の前記変曲面から前記第2
の端面までの軸方向の長さよりも短くなるように
形成すると共に、その量は第2の工程に於いて、
変曲面より上の成形度合と変曲面より下の成形度
合がうまくバランスする様に設定し第2の工程の
ためのしごき代については、各案内溝部の底部に
おいて最も厚く、各案内溝部の底部から最外周部
に向かうに従つて漸次薄くなるように形成し、前
記第2の鍛造工程においては、前記各最外周部及
び前記第2の端面部に材料の変形に伴う材料の逃
げ空隙を与えた状態で型押し込み鍛造により型成
形を行うことを特徴とする等速ジヨイントの内輪
の成形方法が得られる。
(2) 作 用
第1の鍛造工程においては、中間成形品を成形
することを目的とするもので、特に高い精度は要
求されない。このため、例えば丸棒素材から従来
の型鍛造により、第1の端面から変曲面の位置ま
では完成品の第1の端面から変曲面までの軸方向
の長さより長く、変曲面から第2の端面までは完
成品の変曲面から第2の端面までの軸方向の長さ
よりも短く、またしごき代については、各案内溝
部の底部において最も厚く、各案内溝部の底部か
ら最外周部に向かうに従つて漸次薄くなつている
形状の内輪の中間成形品が得られる。
することを目的とするもので、特に高い精度は要
求されない。このため、例えば丸棒素材から従来
の型鍛造により、第1の端面から変曲面の位置ま
では完成品の第1の端面から変曲面までの軸方向
の長さより長く、変曲面から第2の端面までは完
成品の変曲面から第2の端面までの軸方向の長さ
よりも短く、またしごき代については、各案内溝
部の底部において最も厚く、各案内溝部の底部か
ら最外周部に向かうに従つて漸次薄くなつている
形状の内輪の中間成形品が得られる。
第2の鍛造工程においては、中間成形品の各案
内溝部の底部において半径方向内方への鍛圧力を
最も多く受け、各案内溝部の底部から最外周部へ
向うに従つて周方向の鍛圧力を受けることによつ
て、材料は軸方向へ伸びると同時に各案内溝部の
底部から最外周部へと流動し、最外周部は凹型の
逃げ空隙に向けて半径方向外方へと押しやられ
る。その結果、各案内溝部の要所や重点的にしご
かれ、材料の流れが阻害されず無理なく型に倣う
こと、またしごき代に変化を持たせたことによつ
て鍛圧荷重が従来の方法に比較して少なくて済む
と共に、案内溝全体がバランス良くしごかれ、精
度が向上する。
内溝部の底部において半径方向内方への鍛圧力を
最も多く受け、各案内溝部の底部から最外周部へ
向うに従つて周方向の鍛圧力を受けることによつ
て、材料は軸方向へ伸びると同時に各案内溝部の
底部から最外周部へと流動し、最外周部は凹型の
逃げ空隙に向けて半径方向外方へと押しやられ
る。その結果、各案内溝部の要所や重点的にしご
かれ、材料の流れが阻害されず無理なく型に倣う
こと、またしごき代に変化を持たせたことによつ
て鍛圧荷重が従来の方法に比較して少なくて済む
と共に、案内溝全体がバランス良くしごかれ、精
度が向上する。
また第2の鍛造工程においては、先ず中間成形
品の縦断面直線部が先にしごかれ、次いで材料が
縦断面円弧部へと流動し第2の端面部は凹型の逃
げ空隙へ向けて押し出される。その結果、鍛造終
了時においては、中間成形品の変曲面から第2の
端面までの間隔は伸長し、完成品の変曲面から第
2の端面までの間隔に達する。この時も第2の端
面部は型により拘束されないので流動が阻害され
ず、無理なく型に倣い精度が向上する。同時に変
曲面より上部と、変曲面より下部の成形度合がバ
ランスし、上部と下部の寸法差の無い、従つて変
曲面でのつなぎの滑らかな製品が得られる。
品の縦断面直線部が先にしごかれ、次いで材料が
縦断面円弧部へと流動し第2の端面部は凹型の逃
げ空隙へ向けて押し出される。その結果、鍛造終
了時においては、中間成形品の変曲面から第2の
端面までの間隔は伸長し、完成品の変曲面から第
2の端面までの間隔に達する。この時も第2の端
面部は型により拘束されないので流動が阻害され
ず、無理なく型に倣い精度が向上する。同時に変
曲面より上部と、変曲面より下部の成形度合がバ
ランスし、上部と下部の寸法差の無い、従つて変
曲面でのつなぎの滑らかな製品が得られる。
(3) 実施例
以下、図面により本発明の一実施例については
説明する。
説明する。
第8図において、先ず第1の鍛造工程により第
8図aに示されるような丸棒素材42aから例え
ば従来の鍛造方法により第8図bに示されるよう
な中間成形品42bを得る。以下、第9図及び第
10図に従つて中間成形品42bについて詳細に
説明する。中間成形品42bは、案内溝部43
と、最外周部44と、中心線C′に対して垂直な第
1の端面45及び第2の端面46を有すると共
に、中心線C′に対して垂直な仮想の変曲面47を
有する。第1の端面45から変曲面47までは完
成品の第1の端面から変曲面までの軸方向の長さ
より長く、変曲面47から第2の端面46までの
軸方向の長さは、完成品の変曲面から第2の端
面、即ち基準面48までの間隔Lよりも縮少長さ
lだけ短い。又しごき代t′については、各案内溝
部43の底部において最も厚いしごき代t′maxを
有し、各案内溝部43の底部から最外周部44に
向かうに従つてしごき代t′は漸次薄くなつてい
る。
8図aに示されるような丸棒素材42aから例え
ば従来の鍛造方法により第8図bに示されるよう
な中間成形品42bを得る。以下、第9図及び第
10図に従つて中間成形品42bについて詳細に
説明する。中間成形品42bは、案内溝部43
と、最外周部44と、中心線C′に対して垂直な第
1の端面45及び第2の端面46を有すると共
に、中心線C′に対して垂直な仮想の変曲面47を
有する。第1の端面45から変曲面47までは完
成品の第1の端面から変曲面までの軸方向の長さ
より長く、変曲面47から第2の端面46までの
軸方向の長さは、完成品の変曲面から第2の端
面、即ち基準面48までの間隔Lよりも縮少長さ
lだけ短い。又しごき代t′については、各案内溝
部43の底部において最も厚いしごき代t′maxを
有し、各案内溝部43の底部から最外周部44に
向かうに従つてしごき代t′は漸次薄くなつてい
る。
中間成形品42bに対しては、焼鈍、シヨツト
ブラスト、潤滑処理等の中間処理を行つた後、第
2の鍛造工程により第8図bに示される中間成形
品から第8図cに示される完成品42cを得る。
以下、第2の鍛造工程について詳細に説明する。
ブラスト、潤滑処理等の中間処理を行つた後、第
2の鍛造工程により第8図bに示される中間成形
品から第8図cに示される完成品42cを得る。
以下、第2の鍛造工程について詳細に説明する。
第11図aにおいて、金型は凹型49とパンチ
即ち凸型50とよりなり、凹型49は、中間成形
品42bの案内溝部43をしごくための突条51
と、仮想の変曲面52と、仮想の基準面53とを
有すると共に、その基準面53に対向してノツク
アウト部材55が配設されており、基準面53の
位置には材料の逃げ空隙54が形成されている。
同様にして、第12図に示されるように中間成形
品42bの各最外周部44に対向する凹型49の
各溝底部56にはそれぞれ材料の逃げ空隙57が
形成されている。他方、凸型50の外周部には凹
型49の各突条51と整合する溝58が形成され
ている。
即ち凸型50とよりなり、凹型49は、中間成形
品42bの案内溝部43をしごくための突条51
と、仮想の変曲面52と、仮想の基準面53とを
有すると共に、その基準面53に対向してノツク
アウト部材55が配設されており、基準面53の
位置には材料の逃げ空隙54が形成されている。
同様にして、第12図に示されるように中間成形
品42bの各最外周部44に対向する凹型49の
各溝底部56にはそれぞれ材料の逃げ空隙57が
形成されている。他方、凸型50の外周部には凹
型49の各突条51と整合する溝58が形成され
ている。
第11図aに示されるように中間成形品42b
を凹型49の開口部に位置付けしてから凸型50
により鍛圧すると、まず矢印59で示される凹型
49の開口部において案内溝部43に対するしご
きが開始される。案内溝部43に対するしごきが
進むに従つて、材料は軸方向へ移動すると同時に
最外周部44の方向へと流動し、最外周部44は
逃げ空隙57へ向けて押し出される。かくして最
外周部44は逃げ場を失つて封じ込められるとい
うことがないため、鍛圧荷重は従来方法に比較し
て少なくて済むと共に材料巾に応じてしごき代が
変化しているので、案内溝部43全体がバランス
良くしごかれ、精度が向上する。
を凹型49の開口部に位置付けしてから凸型50
により鍛圧すると、まず矢印59で示される凹型
49の開口部において案内溝部43に対するしご
きが開始される。案内溝部43に対するしごきが
進むに従つて、材料は軸方向へ移動すると同時に
最外周部44の方向へと流動し、最外周部44は
逃げ空隙57へ向けて押し出される。かくして最
外周部44は逃げ場を失つて封じ込められるとい
うことがないため、鍛圧荷重は従来方法に比較し
て少なくて済むと共に材料巾に応じてしごき代が
変化しているので、案内溝部43全体がバランス
良くしごかれ、精度が向上する。
中間成形品42bの押し込みが更に続くと、中
間成形品42bの縦断面円弧部が凹型49の縦断
面円弧部により鍛圧されて、第2の端面46寄り
の材料は、逃げ場を失つて封じ込められるという
ことがなく第11図bに示されるように逃げ空隙
54へ向けて押し出される。このときの第2の端
面46寄りの材料の軸方向の押し出され量は、縮
少長さlとなるようにあらかじめ設定される。か
くして得られた成形品を凹型49から離型して取
り出すと、第8図cに示されるように完成品42
cが得られる。
間成形品42bの縦断面円弧部が凹型49の縦断
面円弧部により鍛圧されて、第2の端面46寄り
の材料は、逃げ場を失つて封じ込められるという
ことがなく第11図bに示されるように逃げ空隙
54へ向けて押し出される。このときの第2の端
面46寄りの材料の軸方向の押し出され量は、縮
少長さlとなるようにあらかじめ設定される。か
くして得られた成形品を凹型49から離型して取
り出すと、第8図cに示されるように完成品42
cが得られる。
この完成品42cにおいては、第1の端面45
から変曲面47までの間隔は目的とする第3図の
内輪5の第1の端面10から変曲面16までの軸
方向の間隔に等しく、又変曲面47から第2の端
面46′までの間隔は内輪5の変曲面16から第
2の端面11までの軸方向の間隔Lに等しい。
から変曲面47までの間隔は目的とする第3図の
内輪5の第1の端面10から変曲面16までの軸
方向の間隔に等しく、又変曲面47から第2の端
面46′までの間隔は内輪5の変曲面16から第
2の端面11までの軸方向の間隔Lに等しい。
第14図は実験により得られたグラフを示す。
同図において、 RCDは、変曲面より上の垂直部でのボール中
心のピツチ円径(第3図において、中心線C上に
中心を持ち、且つ軌跡線17の直線部17aおよ
び中心線C間の距離を半径r1とする円の直径)、
PCRは、変曲面より下の円弧部でのボール中心
のピツチ円径(第3図において、中心線Cと変曲
面16との交点に中心Oを持ち、且つ軌跡線17
の円弧部17bおよび中心O間の距離を半径r2と
する円の直径)、 t′maxは、案内溝底部におけるしごき代、 t′max/Dは、案内溝底部における最大しごき
率、 Cは、実験により定めた係数 をそれぞれ示す。
同図において、 RCDは、変曲面より上の垂直部でのボール中
心のピツチ円径(第3図において、中心線C上に
中心を持ち、且つ軌跡線17の直線部17aおよ
び中心線C間の距離を半径r1とする円の直径)、
PCRは、変曲面より下の円弧部でのボール中心
のピツチ円径(第3図において、中心線Cと変曲
面16との交点に中心Oを持ち、且つ軌跡線17
の円弧部17bおよび中心O間の距離を半径r2と
する円の直径)、 t′maxは、案内溝底部におけるしごき代、 t′max/Dは、案内溝底部における最大しごき
率、 Cは、実験により定めた係数 をそれぞれ示す。
横軸は縮少長さlを弧長さLとしごき率t′ma
x/Dとに関連させた値を表わし、また縦軸は第2
工程における成形荷重P(ton)、円筒度Cy(μ)、
寸法差PCR−PCDの絶対値をそれぞれ表わす。
こゝで、円筒度Cyとは、第3図に示すように案
内溝6の直線部6aと円弧部6bにおいて発生す
る基準面Bからの偏倚量の和、即ち、a+bを表
わす。
x/Dとに関連させた値を表わし、また縦軸は第2
工程における成形荷重P(ton)、円筒度Cy(μ)、
寸法差PCR−PCDの絶対値をそれぞれ表わす。
こゝで、円筒度Cyとは、第3図に示すように案
内溝6の直線部6aと円弧部6bにおいて発生す
る基準面Bからの偏倚量の和、即ち、a+bを表
わす。
前記のような完成品42cを得るためには、縮
少長さlの設定が特に重要である。或る一定のし
ごき代と完成品の円弧長さLに対して縮少長さl
が小さ過ぎると、変曲面より下の部分は上の部分
に比べ成形度合が不足して第14図における|
PCR−PCD|はマイナス方向になり、円弧部6
bの面粗度は向上しない。逆に縮少長さlが大き
過ぎると、変曲面を境にして上の部分より下の部
分の成形度合が大きくなり、円弧部6bの面粗度
は向上するものの、第14図における|PCR−
PCD|はプラスの方向となる。したがつて縮少
長さlの設定が適切でないと上記いずれの場合に
も変曲面に於いて寸法差、即ち段差を生じボール
転動面として実用に供さない。
少長さlの設定が特に重要である。或る一定のし
ごき代と完成品の円弧長さLに対して縮少長さl
が小さ過ぎると、変曲面より下の部分は上の部分
に比べ成形度合が不足して第14図における|
PCR−PCD|はマイナス方向になり、円弧部6
bの面粗度は向上しない。逆に縮少長さlが大き
過ぎると、変曲面を境にして上の部分より下の部
分の成形度合が大きくなり、円弧部6bの面粗度
は向上するものの、第14図における|PCR−
PCD|はプラスの方向となる。したがつて縮少
長さlの設定が適切でないと上記いずれの場合に
も変曲面に於いて寸法差、即ち段差を生じボール
転動面として実用に供さない。
実験の結果、円弧長さLが長いときには縮少長
さlを短くし、一方、円弧長さLが短いときには
長くすると、好結果の得られることが判明した。
さlを短くし、一方、円弧長さLが短いときには
長くすると、好結果の得られることが判明した。
そこで、案内溝6の直線部6a側におけるしご
き成形と、円弧部6b側におけるしごきおよび潰
し成形とをバランスさせるため、縮少長さlを最
大しごき率t′max/Dに比例させ、一方、円弧長さ
Lに反比例させたもので、次式により縮少長さl
を決定した。Cは前記と同様の係数であり、C=
20〜30である。
き成形と、円弧部6b側におけるしごきおよび潰
し成形とをバランスさせるため、縮少長さlを最
大しごき率t′max/Dに比例させ、一方、円弧長さ
Lに反比例させたもので、次式により縮少長さl
を決定した。Cは前記と同様の係数であり、C=
20〜30である。
l=C・1/L・t′max/D
しごき率t′max/Dおよび円弧長さLに対し最適
な縮少長さlが存在し、前記両成形がバランスす
る第14図横軸の値1.0付近が、寸法差が少なく
ボール転動面としての使用範囲Aに該当する。
な縮少長さlが存在し、前記両成形がバランスす
る第14図横軸の値1.0付近が、寸法差が少なく
ボール転動面としての使用範囲Aに該当する。
実験の結果、最大しごき率(t′max/D×100%)
は1.3〜1.5%で充分満足のいく精度のものが得ら
れたが、これに限定されるものではない。
は1.3〜1.5%で充分満足のいく精度のものが得ら
れたが、これに限定されるものではない。
第9図において、点線で示される成形後の案内
溝43′については、材料の流動が無理なく行わ
れて成形されているため、第1の端面45から変
曲面47までの案内溝と変曲面47から第2の端
面46′までの案内溝とが滑らかに連続し、後加
工が必要としない程度に実用的なボール転動面を
形成している。
溝43′については、材料の流動が無理なく行わ
れて成形されているため、第1の端面45から変
曲面47までの案内溝と変曲面47から第2の端
面46′までの案内溝とが滑らかに連続し、後加
工が必要としない程度に実用的なボール転動面を
形成している。
第13図には、第1の鍛造工程及び第2の鍛造
工程を通して第1図の内輪5の軸穴を形成するた
めの過程の一例が示されている。第13図aに示
されるような丸棒素材42aに基づき第1の鍛造
工程において第13図bに示されるように第1の
端面45及び第2の端面46の両端面部にそれぞ
れ凹陥部60,61を鍛圧形成して中間成形品4
2bを得る。続いて第13図cに示されるように
各凹陥部60,61間の肉部を打抜いて貫通孔6
2を形成することにより中間成形品42b′を得て
から、この中間成形品42b′に対して焼鈍、シヨ
ツトブラスト、潤滑処理等の中間処理を施した
後、第2の鍛造工程において第13図dに示され
るように、貫通孔62の内周面を拘束して回転軸
挿入孔63を形成し、第1の端面45及び第2の
端面46′を有する完成品42cを得る。
工程を通して第1図の内輪5の軸穴を形成するた
めの過程の一例が示されている。第13図aに示
されるような丸棒素材42aに基づき第1の鍛造
工程において第13図bに示されるように第1の
端面45及び第2の端面46の両端面部にそれぞ
れ凹陥部60,61を鍛圧形成して中間成形品4
2bを得る。続いて第13図cに示されるように
各凹陥部60,61間の肉部を打抜いて貫通孔6
2を形成することにより中間成形品42b′を得て
から、この中間成形品42b′に対して焼鈍、シヨ
ツトブラスト、潤滑処理等の中間処理を施した
後、第2の鍛造工程において第13図dに示され
るように、貫通孔62の内周面を拘束して回転軸
挿入孔63を形成し、第1の端面45及び第2の
端面46′を有する完成品42cを得る。
C 発明の効果
以上のように本発明によれば、第1の鍛造工程
において中間成形品を成形し、第2の鍛造工程に
おいて完成品を成形するようにしたので、各工程
における鍛圧荷重は単一の工程により完成品を得
ようとする場合に比較して小さな鍛圧荷重で済む
と共に、第2の鍛造工程において無理なく精度の
高い完成品を得ることができる。そして、第1の
鍛造工程においては、第1の端面から変曲面の位
置までは完成品の第1の端面から変曲面までの軸
方向の長さより長く、変曲面から第2の端面まで
は完成品の変曲面から第2の端面までの軸方向の
長さよりも短くなるように中間成形品を成形する
ので、第2の鍛造工程における変曲面から上の部
分と、変曲面から下の部分との成形度合をバラン
スさせることができ、精度と面粗度の向上はもち
ろん、変曲面における上・下の寸法差のない、つ
なぎの滑らかな案内溝が得られる。
において中間成形品を成形し、第2の鍛造工程に
おいて完成品を成形するようにしたので、各工程
における鍛圧荷重は単一の工程により完成品を得
ようとする場合に比較して小さな鍛圧荷重で済む
と共に、第2の鍛造工程において無理なく精度の
高い完成品を得ることができる。そして、第1の
鍛造工程においては、第1の端面から変曲面の位
置までは完成品の第1の端面から変曲面までの軸
方向の長さより長く、変曲面から第2の端面まで
は完成品の変曲面から第2の端面までの軸方向の
長さよりも短くなるように中間成形品を成形する
ので、第2の鍛造工程における変曲面から上の部
分と、変曲面から下の部分との成形度合をバラン
スさせることができ、精度と面粗度の向上はもち
ろん、変曲面における上・下の寸法差のない、つ
なぎの滑らかな案内溝が得られる。
又第2の工程のためのしごき代について、中間
成形品の各案内溝部の底部において最も厚く、各
案内溝部の底部から最外周部に向かうに従つて漸
次薄くなるようにしたので、第2の鍛圧工程にお
ける材料の流動性向を有効に利用し、かつ材料の
巾に応じてバランス良く各案内溝部をしごき、無
理なく精度の高い案内溝を形成することができ
る。
成形品の各案内溝部の底部において最も厚く、各
案内溝部の底部から最外周部に向かうに従つて漸
次薄くなるようにしたので、第2の鍛圧工程にお
ける材料の流動性向を有効に利用し、かつ材料の
巾に応じてバランス良く各案内溝部をしごき、無
理なく精度の高い案内溝を形成することができ
る。
更に第2の鍛造工程において、各最外周部及び
第2の端面部に材料の変形に伴う材料の逃げ空隙
を設けるようにしたので、変形して押し出されよ
うとする材料を封じ込め自由な流れを阻害させる
ことなく無理のない鍛造を行うことができる。そ
して、鍛圧荷重は比較的小さくて済むと共に、完
成品の弾性戻りが少なく、滑らかに連続した精度
の高い案内溝を形成することができ、金型の摩耗
を少なくすることができる。
第2の端面部に材料の変形に伴う材料の逃げ空隙
を設けるようにしたので、変形して押し出されよ
うとする材料を封じ込め自由な流れを阻害させる
ことなく無理のない鍛造を行うことができる。そ
して、鍛圧荷重は比較的小さくて済むと共に、完
成品の弾性戻りが少なく、滑らかに連続した精度
の高い案内溝を形成することができ、金型の摩耗
を少なくすることができる。
第1図は等速ジヨイントの一例を示す縦断面
図、第2図は第1図の等速ジヨイントの内輪の鍛
造素材の横断面図、第3図は第2図の内輪の要部
縦断面図、第4図は従来の内輪の鍛造工程を示
し、第4図aは鍛圧直前の状態を示す金型及び素
材の縦断面図、第4図bは鍛圧終了時の金型及び
成形品の縦断面図、第4図cは金型から取り出し
た成形品の縦断面図、第5図は均等しごき代を与
えた場合の中間成形品の要部横断面図、第6図は
第5図の中間成形品から完成品を得るための鍛造
工程を示し、第6図aは鍛圧直前の状態を示す金
型及び中間成形品の要部縦断面図、第6図bは鍛
圧工程中の状態を示す金型及び中間成形品の要部
縦断面図、第6図cは鍛圧終了時の金型及び完成
品の要部縦断面図、第6図dは金型から取り出し
た完成品の縦断面図、第7図は第6図の工程によ
り得られた完成品の案内溝部の不連続性を説明す
るための側面図、第8図は本発明の一実施例に基
づく等速ジヨイントの内輪の外形の成形過程を示
し、第8図aは素材の縦断面図、第8図bは中間
成形品の縦断面図、第8図cは完成品の縦断面
図、第9図は中間成形品のしごき代を説明するた
めの要部横断面図、第10図は中間成形品の要部
縦断面図、第11図は本発明の一実施例に基づく
第2の鍛造工程を示し、第11図aは鍛圧直前の
状態を示す金型及び中間成形品の要部縦断面図、
第11図bは鍛圧終了時の状態を示す金型及び完
成品の要部縦断面図、第12図は鍛圧工程中の金
型及び中間成形品の要部横断面図、第13図は本
発明の一実施例に基づく鍛圧工程を通して内輪の
軸孔を形成する場合の一例を示し、第13図aは
素材の縦断面図、第13図bは第1の鍛造工程に
おいて中間成形品の軸方向の両端面部に凹陥部を
形成したときの要部縦断面図、第13図cは両凹
陥部間の肉部を打ち抜いた状態を示す要部縦断面
図、第13図dは第2の鍛造工程により得られた
完成品の要部縦断面図、第14図は実験結果によ
るグラフである。 7…トルク伝達用ボール、43…案内溝部、4
3′…案内溝、44…最外周部、45…第1の端
面、46,46′…第2の端面、47…変曲面、
54,57…逃げ空隙、C′…中心線、t′…しごき
代。
図、第2図は第1図の等速ジヨイントの内輪の鍛
造素材の横断面図、第3図は第2図の内輪の要部
縦断面図、第4図は従来の内輪の鍛造工程を示
し、第4図aは鍛圧直前の状態を示す金型及び素
材の縦断面図、第4図bは鍛圧終了時の金型及び
成形品の縦断面図、第4図cは金型から取り出し
た成形品の縦断面図、第5図は均等しごき代を与
えた場合の中間成形品の要部横断面図、第6図は
第5図の中間成形品から完成品を得るための鍛造
工程を示し、第6図aは鍛圧直前の状態を示す金
型及び中間成形品の要部縦断面図、第6図bは鍛
圧工程中の状態を示す金型及び中間成形品の要部
縦断面図、第6図cは鍛圧終了時の金型及び完成
品の要部縦断面図、第6図dは金型から取り出し
た完成品の縦断面図、第7図は第6図の工程によ
り得られた完成品の案内溝部の不連続性を説明す
るための側面図、第8図は本発明の一実施例に基
づく等速ジヨイントの内輪の外形の成形過程を示
し、第8図aは素材の縦断面図、第8図bは中間
成形品の縦断面図、第8図cは完成品の縦断面
図、第9図は中間成形品のしごき代を説明するた
めの要部横断面図、第10図は中間成形品の要部
縦断面図、第11図は本発明の一実施例に基づく
第2の鍛造工程を示し、第11図aは鍛圧直前の
状態を示す金型及び中間成形品の要部縦断面図、
第11図bは鍛圧終了時の状態を示す金型及び完
成品の要部縦断面図、第12図は鍛圧工程中の金
型及び中間成形品の要部横断面図、第13図は本
発明の一実施例に基づく鍛圧工程を通して内輪の
軸孔を形成する場合の一例を示し、第13図aは
素材の縦断面図、第13図bは第1の鍛造工程に
おいて中間成形品の軸方向の両端面部に凹陥部を
形成したときの要部縦断面図、第13図cは両凹
陥部間の肉部を打ち抜いた状態を示す要部縦断面
図、第13図dは第2の鍛造工程により得られた
完成品の要部縦断面図、第14図は実験結果によ
るグラフである。 7…トルク伝達用ボール、43…案内溝部、4
3′…案内溝、44…最外周部、45…第1の端
面、46,46′…第2の端面、47…変曲面、
54,57…逃げ空隙、C′…中心線、t′…しごき
代。
Claims (1)
- 1 中心線C′に対して垂直な第1の端面45と第
2の端面46′とを有し、前記第1の端面45と
第2の端面46′との間の側周面上には、周方向
に等間隔を置いて前記中心線C′を通る縦断平面に
沿う複数条のトルク伝達用ボール7の案内溝4
3′が形成され、前記各案内溝43′に沿つて転動
する前記ボール7の中心の軌跡線は、前記中心線
C′に垂直な任意の横断面上において前記中心線
C′から互いに等距離にあり、前記第1の端面45
から前記中心線C′に垂直な仮想の変曲面47まで
は前記中心線C′と平行な直線で、前記変曲面47
から前記第2の端面46′までは前記直線部と滑
らかに接続し、前記第2の端面46′に向かうに
従つて漸次前記中心線C′に接近する円弧形状とな
るような等速ジヨイントの内輪を成形するための
方法であつて、第1の鍛造工程と第2の鍛造工程
とよりなり、前記第1の鍛造工程においては、第
1の端面45から変曲面47の位置までは完成品
の前記第1の端面45から変曲面47までの軸方
向の長さより長く前記変曲面47から第2の端面
46までは完成品の前記変曲面47から前記第2
の端面46′までの軸方向の長さよりも短くなる
ように形成すると共に、第2の工程のためのしご
き代t′については、各案内溝部43の底部におい
て最も厚く、各案内溝部43の底部から最外周部
44に向かうに従つて漸次薄くなるように形成
し、前記第2の鍛造工程においては、前記各最外
周部44及び前記第2の端面46部に材料の変形
に伴う材料の逃げ空隙54,57を与えた状態で
型押し込み鍛造により型成形を行うことを特徴と
する等速ジヨイントの内輪の成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25001885A JPS62110831A (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 等速ジヨイントの内輪の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25001885A JPS62110831A (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 等速ジヨイントの内輪の成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62110831A JPS62110831A (ja) | 1987-05-21 |
JPH0257458B2 true JPH0257458B2 (ja) | 1990-12-05 |
Family
ID=17201620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25001885A Granted JPS62110831A (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 等速ジヨイントの内輪の成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62110831A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03155428A (ja) * | 1989-11-13 | 1991-07-03 | Honda Motor Co Ltd | 等速ジョイント用内輪の製造方法 |
JP2001334342A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-04 | Honda Motor Co Ltd | 等速ジョイント内輪およびその鍛造金型装置 |
JP4137359B2 (ja) * | 2000-09-13 | 2008-08-20 | Ntn株式会社 | 等速自在継手の内輪の製造方法 |
JP2002130315A (ja) * | 2000-10-20 | 2002-05-09 | Ntn Corp | 等速ジョイント内輪の製造方法 |
JP2017018984A (ja) * | 2015-07-10 | 2017-01-26 | Ntn株式会社 | 等速自在継手の内側継手部材の鍛造方法 |
CN105817492B (zh) * | 2016-05-27 | 2018-12-21 | 台州钻煌汽车零部件有限公司 | 一种冷挤压生产无合模线星形套的模具及其加工方法 |
CN117444137B (zh) * | 2023-12-25 | 2024-07-02 | 宁波凯敏盛机械有限公司 | 正反槽星形套精锻流水线的加工方法 |
-
1985
- 1985-11-08 JP JP25001885A patent/JPS62110831A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62110831A (ja) | 1987-05-21 |
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