JPH02571B2 - - Google Patents
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- JPH02571B2 JPH02571B2 JP57203304A JP20330482A JPH02571B2 JP H02571 B2 JPH02571 B2 JP H02571B2 JP 57203304 A JP57203304 A JP 57203304A JP 20330482 A JP20330482 A JP 20330482A JP H02571 B2 JPH02571 B2 JP H02571B2
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- JP
- Japan
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- facings
- clutch
- plate
- thickness
- facing
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 4
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
- F16F15/12—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
- F16F15/121—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon using springs as elastic members, e.g. metallic springs
- F16F15/123—Wound springs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、乾式クラツチ装置のクラツチデイ
スクに関する。
スクに関する。
自動車等のエンジンと変速機との間の、動力の
伝達及び遮断を行なう乾式クラツチ装置のクラツ
チデイスクには、エンジンから変速機へトルクを
伝達するための、フライホイールとプレツシヤプ
レートとが両側から圧接されるフエーシングを取
り付けているが、実開昭56−89034号公報により
知られる従来のクラツチデイスクでは、表裏両面
に重なり合つて対をなすフエーシングの組をクラ
ツチプレート外周に多数配置していた。前記フエ
ーシングの組としては、耐久性を確保するため
に、焼結金属、セラメタリツク等の無機質系の硬
度の高い材質のものを用いていた。
伝達及び遮断を行なう乾式クラツチ装置のクラツ
チデイスクには、エンジンから変速機へトルクを
伝達するための、フライホイールとプレツシヤプ
レートとが両側から圧接されるフエーシングを取
り付けているが、実開昭56−89034号公報により
知られる従来のクラツチデイスクでは、表裏両面
に重なり合つて対をなすフエーシングの組をクラ
ツチプレート外周に多数配置していた。前記フエ
ーシングの組としては、耐久性を確保するため
に、焼結金属、セラメタリツク等の無機質系の硬
度の高い材質のものを用いていた。
しかしながら、上記のようなクラツチデイスク
にあつては、すべてのフエーシングの組を同じ材
質で、しかも、厚みが同一となるように構成され
ていた。このため、クラツチ接続時、フライホイ
ール又はプレツシヤプレート又はフエーシングの
各表面に付着した砂等のダストやフエーシングの
摩耗粉等を該フエーシングによつて払拭すること
が難しく、これらダストや摩耗粉等の噛み込みを
生じ易かつた。砂や摩耗粉は硬質であるため、こ
れらがフエーシングの表面とフライホイールの摩
擦面又はプレツシヤプレートの摩擦面との間に侵
入すると、砂および摩耗粉が研摩材の役目をなし
て、フエーシング、フライホイールおよびプレツ
シヤプレートの摩耗を促進させていた。しかも、
フライホイールおよびプレツシヤプレートばかり
でなくフエーシングの材料も硬質であるため、フ
ライホイールとフエーシングとの接続およびプレ
ツシヤプレートとフエーシングとの接続がそれぞ
れスムーズに行なわれず、両部材がそれぞれ反発
しあつて、クラツチ接続時のつながり音を発生し
易いという問題があつた。
にあつては、すべてのフエーシングの組を同じ材
質で、しかも、厚みが同一となるように構成され
ていた。このため、クラツチ接続時、フライホイ
ール又はプレツシヤプレート又はフエーシングの
各表面に付着した砂等のダストやフエーシングの
摩耗粉等を該フエーシングによつて払拭すること
が難しく、これらダストや摩耗粉等の噛み込みを
生じ易かつた。砂や摩耗粉は硬質であるため、こ
れらがフエーシングの表面とフライホイールの摩
擦面又はプレツシヤプレートの摩擦面との間に侵
入すると、砂および摩耗粉が研摩材の役目をなし
て、フエーシング、フライホイールおよびプレツ
シヤプレートの摩耗を促進させていた。しかも、
フライホイールおよびプレツシヤプレートばかり
でなくフエーシングの材料も硬質であるため、フ
ライホイールとフエーシングとの接続およびプレ
ツシヤプレートとフエーシングとの接続がそれぞ
れスムーズに行なわれず、両部材がそれぞれ反発
しあつて、クラツチ接続時のつながり音を発生し
易いという問題があつた。
この発明は、このような従来の問題点に着目し
てなされたものであり、多数組のフエーシングの
内の一部の組をなすフエーシング間に弾性体を介
在させて、弾性体を有するフエーシングの組の厚
みを他のフエーシングの組の厚みよりも厚くし
て、この厚みの厚いフエーシングの組で砂や摩耗
粉等を払拭すると共に、クラツチ接続時のシヨツ
クを吸収し、もつて、上記問題を解決することを
目的としている。
てなされたものであり、多数組のフエーシングの
内の一部の組をなすフエーシング間に弾性体を介
在させて、弾性体を有するフエーシングの組の厚
みを他のフエーシングの組の厚みよりも厚くし
て、この厚みの厚いフエーシングの組で砂や摩耗
粉等を払拭すると共に、クラツチ接続時のシヨツ
クを吸収し、もつて、上記問題を解決することを
目的としている。
以下、この発明を図示実施例に基づいて説明す
る。
る。
第１図ないし第３図は、この発明の一実施例を
示す図である。
示す図である。
まず、構成について説明すると、内スプライン
を有するスプラインハブ１に一体成形された外向
きのフランジ１ａの両側面に、それぞれにフリク
シヨンワツシヤ２，３を個別に介してクラツチプ
レート４およびリテーニングプレート５を設け、
クラツチプレート４とリテーニングプレート５と
を、リベツトピン６によつて連結する。クラツチ
プレート４は、リング状をなすリングプレート４
ａと、リベツト４ｄによつてリングプレート４ａ
の外側に固定された２種類のクツシヨニングプレ
ート４ｂ，４ｃとからなり、両種のクツシヨニン
グプレート４ｂ，４ｃは、円周方向に交互にして
それぞれ複数個配設している。
を有するスプラインハブ１に一体成形された外向
きのフランジ１ａの両側面に、それぞれにフリク
シヨンワツシヤ２，３を個別に介してクラツチプ
レート４およびリテーニングプレート５を設け、
クラツチプレート４とリテーニングプレート５と
を、リベツトピン６によつて連結する。クラツチ
プレート４は、リング状をなすリングプレート４
ａと、リベツト４ｄによつてリングプレート４ａ
の外側に固定された２種類のクツシヨニングプレ
ート４ｂ，４ｃとからなり、両種のクツシヨニン
グプレート４ｂ，４ｃは、円周方向に交互にして
それぞれ複数個配設している。
前記各クツシヨニングプレート４ｂ，４ｃに
は、クツシヨニングプレート４ｂ，４ｃの表裏両
面に重なり合つて対をなすフエーシング７ａ，７
ｂの組をそれぞれ取り付ける。すなわち、一方の
クツシヨニングプレート４ｂの表裏両面には、第
２図に示すように、燃結金属、セラメタリツク等
を主成分とする無機系材料で形成された硬質のフ
エーシング７ａを、このフエーシング７ａを保持
するプレート１５とクツシヨニングプレート４ｂ
とをリベツト１６で締付固定する。また、他方の
クツシヨニングプレート４ｃは、第３図に示すよ
うに、半径方向外側の一部を折り出して二股状に
形成し、このクツシヨニングプレート４ｃ自体に
表裏面方向に向かう弾性を発揮させると共に、二
股部分のそれぞれ外側に、アスベスト、繊維フア
イバー等を主成分とする有機系材料で形成された
軟質のフエーシング７ｂをリベツト１７でそれぞ
れ締付固定する。したがつて、クツシヨニングプ
レート４ｃ自体が弾性体を構成し、このクツシヨ
ニングプレート４ｃの弾性によつてフエーシング
７ｂの組を表裏両側に保持して、該フエーシング
７ｂの組の厚みT1を、クラツチ非接続時（つま
りクラツチペダル踏み込み時）他のフエーシング
７ａの組の厚みT2よりも厚くし、かつ、クラツ
チ接続時クラツチ接続圧力によりこのクツシヨニ
ングプレート４ｃが圧縮されてフエーシング７ｂ
の組の厚みT1が他のフエーシング７ａの組の厚
みと同一となるようにする。
は、クツシヨニングプレート４ｂ，４ｃの表裏両
面に重なり合つて対をなすフエーシング７ａ，７
ｂの組をそれぞれ取り付ける。すなわち、一方の
クツシヨニングプレート４ｂの表裏両面には、第
２図に示すように、燃結金属、セラメタリツク等
を主成分とする無機系材料で形成された硬質のフ
エーシング７ａを、このフエーシング７ａを保持
するプレート１５とクツシヨニングプレート４ｂ
とをリベツト１６で締付固定する。また、他方の
クツシヨニングプレート４ｃは、第３図に示すよ
うに、半径方向外側の一部を折り出して二股状に
形成し、このクツシヨニングプレート４ｃ自体に
表裏面方向に向かう弾性を発揮させると共に、二
股部分のそれぞれ外側に、アスベスト、繊維フア
イバー等を主成分とする有機系材料で形成された
軟質のフエーシング７ｂをリベツト１７でそれぞ
れ締付固定する。したがつて、クツシヨニングプ
レート４ｃ自体が弾性体を構成し、このクツシヨ
ニングプレート４ｃの弾性によつてフエーシング
７ｂの組を表裏両側に保持して、該フエーシング
７ｂの組の厚みT1を、クラツチ非接続時（つま
りクラツチペダル踏み込み時）他のフエーシング
７ａの組の厚みT2よりも厚くし、かつ、クラツ
チ接続時クラツチ接続圧力によりこのクツシヨニ
ングプレート４ｃが圧縮されてフエーシング７ｂ
の組の厚みT1が他のフエーシング７ａの組の厚
みと同一となるようにする。
第１図において、スプラインハブ１のフランジ
１ａ、クラツチプレート４、リテーニングプレー
ト５の等周上６個所に、それぞれスプリング配置
用穴１ｂ，４ｅ，５ａを各設け、穴１ｂ，４ｅ，
５ａの組を６個形成し、この穴の組内に、荷重特
性の異なる２種類のスプリング９ａ，９ｂを交互
にして各配置する。これらのスプリング９ａ，９
ｂは、スプラインハブ１に対してクラツチプレー
ト４およびリテーニングプレート５が相対回転し
たときに圧縮されるが、相対回転の当初は、スプ
ラインハブ１、クラツチプレート４およびリテー
ニングプレート５に常時両端が圧接する、ばね定
数の低い第１のスプリング９ａが圧縮され、相対
回転が所定角度以上となつたときに、ばね定数の
高い第２のスプリング９ｂが圧縮される。したが
つて、このクラツチデイスクは、２段階のクツシ
ヨン機構を有する。
１ａ、クラツチプレート４、リテーニングプレー
ト５の等周上６個所に、それぞれスプリング配置
用穴１ｂ，４ｅ，５ａを各設け、穴１ｂ，４ｅ，
５ａの組を６個形成し、この穴の組内に、荷重特
性の異なる２種類のスプリング９ａ，９ｂを交互
にして各配置する。これらのスプリング９ａ，９
ｂは、スプラインハブ１に対してクラツチプレー
ト４およびリテーニングプレート５が相対回転し
たときに圧縮されるが、相対回転の当初は、スプ
ラインハブ１、クラツチプレート４およびリテー
ニングプレート５に常時両端が圧接する、ばね定
数の低い第１のスプリング９ａが圧縮され、相対
回転が所定角度以上となつたときに、ばね定数の
高い第２のスプリング９ｂが圧縮される。したが
つて、このクラツチデイスクは、２段階のクツシ
ヨン機構を有する。
つぎに、作用を説明する。
クラツチデイスクがクラツチ装置に組み込まれ
た状態では、スプラインハブ１は変速機の入力軸
にスプライン結合されている。いま、クラツチペ
ダルをもどして、クラツチ装置のプレツシヤプレ
ートをクラツチデイスク側に移動させると、弾性
体を介在させたフエーシング７ｂの組の厚みT1
が他のフエーシング７ａの組の厚みT2よりも大
であるため、まず、厚みの厚いフエーシング７ｂ
の組（大厚フエーシング組）がプレツシヤプレー
トとフライホイール側とに押圧し、まず、この大
厚フエーシング組がフライホイール及びプレツシ
ヤプレートの摩擦面に摺接する。この場合、隣り
合う大厚フエーシング組間の隙間は十分に大きい
ため、該大厚フエーシング組の縁部で、フライホ
イールおよびプレツシヤプレートの各摩擦面に付
着した砂、摩耗粉等をかきわけて摩擦面を効果的
に払拭することができる。しかも、対をなす大厚
フエーシング７ｂの各組には、それ自体が弾性体
を兼ねるクツシヨニングプレート４ｃを介在させ
て、プレツシヤプレート側押圧力の増加に伴なつ
てこのクツシヨニングプレート４ｃの一部が押圧
方向に弾性変形し得るように構成しているため、
フライホイールおよびプレツシヤプレートの接続
を滑らかに行なうことができる。さらに、大厚フ
エーシング７ｂは軟質系摩擦材で形成しているた
め、このフエーシング７ｂの縁部でかきわけて摩
擦面から払拭することができなかつた砂、摩耗粉
等を、該フエーシング７ｂの摺接面で取り込むこ
とができ、摩擦面から砂、摩耗粉等を確実に排除
することができる。
た状態では、スプラインハブ１は変速機の入力軸
にスプライン結合されている。いま、クラツチペ
ダルをもどして、クラツチ装置のプレツシヤプレ
ートをクラツチデイスク側に移動させると、弾性
体を介在させたフエーシング７ｂの組の厚みT1
が他のフエーシング７ａの組の厚みT2よりも大
であるため、まず、厚みの厚いフエーシング７ｂ
の組（大厚フエーシング組）がプレツシヤプレー
トとフライホイール側とに押圧し、まず、この大
厚フエーシング組がフライホイール及びプレツシ
ヤプレートの摩擦面に摺接する。この場合、隣り
合う大厚フエーシング組間の隙間は十分に大きい
ため、該大厚フエーシング組の縁部で、フライホ
イールおよびプレツシヤプレートの各摩擦面に付
着した砂、摩耗粉等をかきわけて摩擦面を効果的
に払拭することができる。しかも、対をなす大厚
フエーシング７ｂの各組には、それ自体が弾性体
を兼ねるクツシヨニングプレート４ｃを介在させ
て、プレツシヤプレート側押圧力の増加に伴なつ
てこのクツシヨニングプレート４ｃの一部が押圧
方向に弾性変形し得るように構成しているため、
フライホイールおよびプレツシヤプレートの接続
を滑らかに行なうことができる。さらに、大厚フ
エーシング７ｂは軟質系摩擦材で形成しているた
め、このフエーシング７ｂの縁部でかきわけて摩
擦面から払拭することができなかつた砂、摩耗粉
等を、該フエーシング７ｂの摺接面で取り込むこ
とができ、摩擦面から砂、摩耗粉等を確実に排除
することができる。
さらに、プレツシヤプレート側の押圧力が強く
なり、クツシヨニングプレート４ｃの二股部分が
撓んで大厚フエーシング７ｂの組の厚みT1が、
他の厚みの薄いフエーシング７ａの組（小厚フエ
ーシング組）の厚みT2と同一となつたところで、
この小厚フエーシング組が、プレツシヤプレート
の押圧力によつてフライホイール及びプレツシヤ
プレートの摩擦面に圧接される。これにより、フ
ライホイールの摩擦面には両フエーシング７ａ，
７ｂが圧接し、この圧接により生じる摩擦力によ
つて、エンジンの出力軸と一体にクラツチデイス
クが回転する。しかも、小厚フエーシング７ａは
硬質系摩擦材で形成されているため、大きなトル
クの伝達にも十分に耐えることができると共に、
大厚フエーシング組で緩衝されたトルクで小厚フ
エーシング組の接続が行なわれるからクラツチ接
続時の接続圧力差を小さくすることができ、クラ
ツチのつながり音の発生を抑制することができ
る。さらに、クラツチデイスクを介して動力伝達
中に入力されるトルク変動は、スプラインハブ１
のフランジ１ａと、クラツチプレート４およびリ
テーニングプレート５との間の相対回転によるス
プリング９ａ，９ｂのばね力によつて吸収され
る。
なり、クツシヨニングプレート４ｃの二股部分が
撓んで大厚フエーシング７ｂの組の厚みT1が、
他の厚みの薄いフエーシング７ａの組（小厚フエ
ーシング組）の厚みT2と同一となつたところで、
この小厚フエーシング組が、プレツシヤプレート
の押圧力によつてフライホイール及びプレツシヤ
プレートの摩擦面に圧接される。これにより、フ
ライホイールの摩擦面には両フエーシング７ａ，
７ｂが圧接し、この圧接により生じる摩擦力によ
つて、エンジンの出力軸と一体にクラツチデイス
クが回転する。しかも、小厚フエーシング７ａは
硬質系摩擦材で形成されているため、大きなトル
クの伝達にも十分に耐えることができると共に、
大厚フエーシング組で緩衝されたトルクで小厚フ
エーシング組の接続が行なわれるからクラツチ接
続時の接続圧力差を小さくすることができ、クラ
ツチのつながり音の発生を抑制することができ
る。さらに、クラツチデイスクを介して動力伝達
中に入力されるトルク変動は、スプラインハブ１
のフランジ１ａと、クラツチプレート４およびリ
テーニングプレート５との間の相対回転によるス
プリング９ａ，９ｂのばね力によつて吸収され
る。
なお、本実施例ではクツシヨニングプレート自
身が弾性体を構成しているが、弾性体は耐熱性の
ゴム等で別体に設けても同様の効果を得ることが
できる。
身が弾性体を構成しているが、弾性体は耐熱性の
ゴム等で別体に設けても同様の効果を得ることが
できる。
以上説明してきたように、この発明では、表裏
両面に重なり合つて対をなすフエーシングの組を
クラツチプレート外側に多数配置し、前記多数組
のフエーシングの内の一部の組をなすフエーシン
グ間に、クラツチ非持続時このフエーシングの組
の厚みを他のフエーシングの組の厚みより大にす
るように保持し、かつ、クラツチ接続時クラツチ
接続圧力により圧縮されて該フエーシングの組が
他のフエーシングの組と同一厚みになる弾性体を
介在させるようにした。このため、厚みの大なる
フエーシングでフライホイールまたはプレツシヤ
プレートの各摩擦面に付着された砂、摩耗粉等を
効果的にかきわけて排除することができる。した
がつて、フライホイールおよびプレツシヤプレー
トの各摩擦面の摩耗を抑制することができ、これ
らの耐久性を大幅に向上させることができる。し
かも、クラツチ接続時には、フエーシング間に弾
性体を介在させたフエーシングの組が弾性的に圧
接し、この圧接力がある程度大きくなつたところ
で、他のフエーシングの組が剛結されるため、ク
ラツチ接続を軟らかく、かつ、円滑に行なうこと
ができるという効果が得られる。
両面に重なり合つて対をなすフエーシングの組を
クラツチプレート外側に多数配置し、前記多数組
のフエーシングの内の一部の組をなすフエーシン
グ間に、クラツチ非持続時このフエーシングの組
の厚みを他のフエーシングの組の厚みより大にす
るように保持し、かつ、クラツチ接続時クラツチ
接続圧力により圧縮されて該フエーシングの組が
他のフエーシングの組と同一厚みになる弾性体を
介在させるようにした。このため、厚みの大なる
フエーシングでフライホイールまたはプレツシヤ
プレートの各摩擦面に付着された砂、摩耗粉等を
効果的にかきわけて排除することができる。した
がつて、フライホイールおよびプレツシヤプレー
トの各摩擦面の摩耗を抑制することができ、これ
らの耐久性を大幅に向上させることができる。し
かも、クラツチ接続時には、フエーシング間に弾
性体を介在させたフエーシングの組が弾性的に圧
接し、この圧接力がある程度大きくなつたところ
で、他のフエーシングの組が剛結されるため、ク
ラツチ接続を軟らかく、かつ、円滑に行なうこと
ができるという効果が得られる。
第１図は、この発明の一実施例を示す一部を断
面した説明図、第２図は、第１図の−線断面
図、第３図は、第１図の−線断面図である。 １……スプラインハブ、４……クラツチプレー
ト、４ａ……プレート、４ｂ，４ｃ……クツシヨ
ニングプレート、７ａ，７ｂ……フエーシング、
T1……厚みの大きなフエーシングの組の厚み、
T2……厚みの小さなフエーシングの組の厚み。
面した説明図、第２図は、第１図の−線断面
図、第３図は、第１図の−線断面図である。 １……スプラインハブ、４……クラツチプレー
ト、４ａ……プレート、４ｂ，４ｃ……クツシヨ
ニングプレート、７ａ，７ｂ……フエーシング、
T1……厚みの大きなフエーシングの組の厚み、
T2……厚みの小さなフエーシングの組の厚み。
Claims (1)
- １ 表裏両面に重なり合つて対をなすフエーシン
グの組をクラツチプレート外側に多数配置し、前
記多数組のフエーシングの内の一部の組をなすフ
エーシング間に、クラツチ非接続時このフエーシ
ングの組の厚みを他のフエーシングの組の厚みよ
り大にするように保持し、かつ、クラツチ接続時
クラツチ接続圧力により圧縮されて該フエーシン
グの組が他のフエーシングの組と同一厚みになる
弾性体を介在させたことを特徴とするクラツチデ
イスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20330482A JPS5993522A (ja) | 1982-11-19 | 1982-11-19 | クラツチデイスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20330482A JPS5993522A (ja) | 1982-11-19 | 1982-11-19 | クラツチデイスク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5993522A JPS5993522A (ja) | 1984-05-30 |
| JPH02571B2 true JPH02571B2 (ja) | 1990-01-08 |
Family
ID=16471812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20330482A Granted JPS5993522A (ja) | 1982-11-19 | 1982-11-19 | クラツチデイスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5993522A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6132822U (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-27 | 株式会社 大金製作所 | クラツチデイスクのフエ−シング構造 |
| JP2580706Y2 (ja) * | 1986-11-04 | 1998-09-17 | 株式会社ダイナックス | 湿式摩擦板 |
| JPS63297832A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-05 | Daikin R M Kk | 厚みが異なるセグメント式摩擦板 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5224691U (ja) * | 1975-08-12 | 1977-02-21 |
-
1982
- 1982-11-19 JP JP20330482A patent/JPS5993522A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5224691U (ja) * | 1975-08-12 | 1977-02-21 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5993522A (ja) | 1984-05-30 |
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