JPH0256936B2 - - Google Patents

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JPH0256936B2
JPH0256936B2 JP55091425A JP9142580A JPH0256936B2 JP H0256936 B2 JPH0256936 B2 JP H0256936B2 JP 55091425 A JP55091425 A JP 55091425A JP 9142580 A JP9142580 A JP 9142580A JP H0256936 B2 JPH0256936 B2 JP H0256936B2
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JP
Japan
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hectorite
water
parts
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JP55091425A
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Kenji Sato
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Pola Orbis Holdings Inc
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q1/00Make-up preparations; Body powders; Preparations for removing make-up
    • A61Q1/02Preparations containing skin colorants, e.g. pigments
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/02Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
    • A61K8/04Dispersions; Emulsions
    • A61K8/06Emulsions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Veterinary Medicine (AREA)
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  • Dispersion Chemistry (AREA)
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Colloid Chemistry (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は親水性界面活性剤を用いることなく製
造し得る新規な水中油型乳化組成物、特に化粧料
用水中油型乳化組成物の製造法に関するものであ
る。 従来、化粧クリームの如き化粧料用水中油型乳
化組成物は、油分と水相成分とを主要成分とし、
これにその他の粉体類、色素、防腐剤、香料等を
添加することにより提供されている。この種化粧
クリームにおいては、通常、親水性界面活性剤、
例えば脂肪酸石けんや、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル等の非イオン界面活性剤などが乳化
剤として用いられているが、例えば次のような欠
点を有し、必ずしも製品として望ましいものが提
供されているとは云い難い。すなわち、 1 一般に、皮膚刺激が高い。 2 製造条件(温度、撹拌力、冷却速度等)が最
終製品の品質を左右し、常に均一な品質の製品
は得にくい。特に、クリームの硬度などの物理
的特性が、温度変化に強く依存する。 3 経時的に状態変化(分離、離漿等)を起し易
い。 4 ベタツキのある使用感となるため、官能的に
好ましくない場合がある。 等の点が挙げられる。このような親水性界面活性
剤による問題点を解消するため、使用量をできる
だけ少なくしたり、親水性界面活性剤を用いない
方法など種々検討されているが、未だ満足すべき
結果を得るには到つていない。 本発明者は、パラベン類またはアミノ酸類を含
む水相成分とヘクトライトとを少なくとも含有す
る基剤成分を、一定の条件下において、混合、強
力撹拌して得られるコンプレツクス(複合体)が
乳化機能を有し、その機能を応用することによ
り、上記親水性界面活性剤を配合した場合に生ず
る諸々の欠点を解消することを見出した。 すなわち、本発明は油相成分5〜60重量%、パ
ラベン類および/またはアミノ酸類を含む水相成
分40〜90重量%、ヘクトライト0.5〜5重量%か
らなるPH4.0〜10.5に調整された基剤成分を混合
し、次いで油相成分が溶解している温度範囲下で
強力に撹拌し、冷却する水中油型乳化組成物の製
造法に関するものである。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明に適用される油相成分としては、通常の
ものでよく、油脂類、ロウ類、炭化水素、脂肪酸
類、エステル類、アルコール類等各種あるが、具
体的には流動パラフイン、スクワラン、プリスタ
ン、9―メチルノナデカン、オレイルアルコー
ル、オリーブ油、イソプロピルミステート、ミリ
スチン酸オクチルデシル、ワセリン、蜜ロウ、固
型パラフイン、シリコーン油、ラノリン、アーモ
ンド油、2―エチルヘキサン酸トリグリセリド、
テトラメチルペンタデカン等が挙げられる。 水相成分としては水の他グリセリン、プロピレ
ングリコール、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、ポリエチレングリコール、ソルビト
ール、マルチトール、ジグリセリン、乳酸ナトリ
ウム、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、コンド
ロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウ
ム等が水と共に用いられ、その割合としては水
100部に対し1〜20部で用いられる。 水相成分に含まれるパラベン類またはアミノ酸
類のうち、前者のパラベン類としてはメチルパラ
ベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチ
ルパラベン、ベンジルパラベン等が挙げられ、後
者のアミノ酸類としてはロイシン、イソロイシ
ン、バリン、フエニルアラニン、トリプトフア
ン、イプシロンアミノカプロン酸等の水への溶解
度が小さく、化学構造的に割合大きな疎水基を持
ち、疎水基の末端に官能基を有しないものが効果
的である。これらパラベン類もしくはアミノ酸類
は水相成分の水100部に対し0.001〜2.0部の範囲
で溶解して用いられる。 本発明で用いられるヘクトライトとしては、天
然ヘクトライトと合成ヘクトライトとが考えられ
る。ここで、合成ヘクトライトとは、天然ヘクト
ライトと同様な結晶構造を有する粘土鉱物であ
り、市販のものとしては例えばラポナイト(商品
名;Larote Industries Limited社製)を挙げる
ことができる。そして、合成品であり品質のばら
つきが小さく且つ乳化力が強い点から最も好適に
は合成ヘクトライトが用いられる。 本発明に係る乳化組成物において、界面活性剤
に代わるコンプレツクスを生成させるためには、
前記パラベン類、アミノ酸類を0.001〜2.0重量%
を含む水溶液100部に対し、ヘクトライトを1〜
10部の割合で用いること必要である。1部未満で
は得られるエマルジヨンがゲル化しないので、容
易に排液を起こし、安定なエマルジヨンを形成し
ない。10部を超えるとゲル化が優先して起こるた
めに均一な乳化が起こりにくい。本発明者は、良
好なエマルジヨンを得るのに必要なパラベン類と
アミノ酸類の許容量を測定するため、次の評価試
験,に示すように各種パラベン類、各種アミ
ノ酸類の量を変化させて溶解させた水相成分49.5
重量%と流動パラフイン49.5重量%と合成ヘクト
ライト(商品名ラポナイXLG)1.0重量%を混合
した後、80℃にてエースホモゲナイザー(日本精
機)を用いて15000rpmの条件にて10分間撹拌し
て乳化させたところ、上記の範囲を求め得たもの
である。 評価実験 (メチルパラベンまたはブチルパラ
ベン使用時) 油 相 流動パラフイン 49.5重量部 水 相 水 49.5―X重量部 メチルパラベン(ブチルパラベン) X 鉱物粘土 合成ヘクトライト 1.0重量部
【表】 ○:良好 △:乳化不均一 ×:分離
又は離漿
但し、( )内はブチルパラベン使用時

表―1の結果の如く、パラベン類の場合は、ア
ルコール部がメチル、エチル、プロピル……と炭
素鎖長が長いエステルになるに従い、その必要量
が低下している傾向にあることが判明した。これ
は、この順序で水への溶解度が小さくなり、ラポ
ナイトの吸着が進み易くなると共に、疎水基の増
加に伴なう界面活性能の増大によるものと考えら
れる。 評価実験 (ロイシン使用時) 油 相 流動パラフイン 49.5重量部 水 相 水 49.5―X重量部 ロイシン X 粘土鉱物 合成ヘクトライト 1.0重量部
【表】 ○:良好 △:乳化不均一 ×:分離
又は離漿
同様に、本発明者はヘクトライトの水相成分に
対する割合を求めるについては、次の評価実験
に示すようにパラベン類、アミノ酸類を各々0.01
重量%、0.05重量%、0.1重量%、0.5重量%、1
重量%、2重量%の割合で溶解させた水相成分と
油相成分(流動パラフイン)とを1:1(重量比)
にし、これに合成ヘクトライト(商品名ラポナイ
トXLG)の量を変化させて混合した後、80℃に
てユースホモゲナイザー(日本精機)を用いて
15000rpmの条件にて10分間撹拌して乳化させた
ところ、上記の範囲を求め得たものである。 評価実験 (メチルパラベン0.5重量%の場合) 油相組成 流動パラフイン 100重量% 水相組成 メチルパラベン 0.5重量% 水 99.5 粘土鉱物 合成ヘクトライト
〔ワセリン 5.0 流動パラフイン 20.0 蜜ロウ 3.0 固型パラフイン 2.0 オリーブ油 5.0〕
B〔プロピレングリコール 10.0 メチルパラベン1%含有水溶液 58.5〕 C〔合成ヘクトライト(商品名ラポナイトXLG)
1.5〕 D〔香 料 適 量〕 Aを80℃前後にて均一に約10分間溶解し、予め
調製しておいたBを添加した後、Cをこれに加え
て混合し(このときのPHが7.6であつた)、次いで
温度80℃を保ち、10000rpmの撹拌力にて10分間
強力に撹拌し、得られるエマルジヨンを放冷し、
Dを加えて目的とする水中油型乳化組成物を得
た。 実施例 2 A〔シリコーン油 3.0 スクワラン 10.0 イソプロピルミリステート 5.0 ラノリン 2.0 B〔ソルビトール 10.0 ロイシン0.5%含有水溶液 68.5 C〔合成ヘクトライト(実施例1に同じ) 1.5 D〔香 料 適量〕 Aを80℃前後にて均一に約10分間溶解し、予め
調製しておいたBを添加した後、Cをこれに加え
て混合し(このときのPHが7.8であつた)、次いで
温度80℃を保ち、10000rpmの撹拌力にて10分間
強力に撹拌し、得られるエマルジヨンを放冷し、
Dを加えて目的とする水中油型乳化組成物を得
た。 実施例 3 A〔オリーブ油 5.0 アーモンド油 5.0 ワリセン 5.0 流動パラフイン 10.0〕 B〔グリセリン 10.0 フエニルアラニン・イソロイシン混合0.1%含
有水溶液 63.5〕 C〔合成ヘクトライト(実施例1に同じ) 1.5 D〔香 料 適量〕 Aを80℃前後にて均一に約10分間溶解し、予め
調製しておいたBを添加した後、Cをこれに加え
て混合し(このときのPHが8.0であつた)、次いで
温度80℃を保ち、10000rpmの撹拌力にて10分間
強力に撹拌し、得られるエマルジヨンを放冷し、
Dを加えて目的とする水中油型乳化組成物を得
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 油相成分5〜60重量%、パラベン類および/
    またはアミノ酸類を含む水相成分40〜90重量%、
    ヘクトライト0.5〜5重量%からなるPH4.0〜10.5
    に調整された基剤成分を混合し、次いで油相成分
    が溶解している温度範囲下で強力に撹拌し、冷却
    する水中油型乳化組成物の製造法。
JP9142580A 1980-07-04 1980-07-04 Preparation of emulsified composition Granted JPS5716812A (en)

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JPS5716812A JPS5716812A (en) 1982-01-28
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