JPH025676Y2 - - Google Patents

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JPH025676Y2
JPH025676Y2 JP1980094208U JP9420880U JPH025676Y2 JP H025676 Y2 JPH025676 Y2 JP H025676Y2 JP 1980094208 U JP1980094208 U JP 1980094208U JP 9420880 U JP9420880 U JP 9420880U JP H025676 Y2 JPH025676 Y2 JP H025676Y2
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carrier signal
circuit
inverter device
pwm
voltage
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  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、トランジスタインバータ装置の制御
回路、特にPWMトランジスタインバータ装置の
制御回路に関する。
周知な様に、トランジスタインバータ装置は所
望の電圧、周波数の出力電流を得ることができ、
交流モータの速度制御等に広く用いられている。
PWMトランジスタインバータ装置は、次の様
にしてその出力電流の電圧制御を行なうトランジ
スタインバータ装置である。
第1図には、PWMトランジスタインバータ装
置の原理図が示され、装置は、直流電源10とス
イツチ12とを有しており、端子AB間に装置の
出力電圧V0(平均値としてとらえている)が現れ
る。スイツチ12は図示されていない制御回路に
よつてオンオフ制御されており、スイツチ12が
オンされている時間の長さによつて出力電圧V0
の値を所望の値に制御することができる。
第2図には第1図装置の出力電圧の様子が示さ
れており、図においてEは直流電源10の出力電
圧を示し、τ1,τ2はスイツチ12がオンとなつて
いる時間を示し、それらの周期は一定であり、τ1
<τ2となつている。第2図から明らかな様に、ス
イツチ12がオンしている時間が長い程、出力電
圧V0が高くなる。
以上の説明において、スイツチ12をトランジ
スタに置き換えたのが、PWMトランジスタイン
バータ装置であり、従来において、このトランジ
スタのオンオフ制御を行なう制御装置は以下の様
に構成されていた。
第3図には、従来のPWMトランジスタインバ
ータ装置のブロツク図が示されている。
図において装置には比較回路14が設けられて
おり、その出力信号100は第1図の場合ではス
イツチ12のオンオフを制御する制御信号とな
る。この比較回路14の比較入力には、キヤリア
信号出力回路を構成するキヤリア信号発生回路1
6と電圧指令出力回路18とからそれぞれキヤリ
ア信号102と電圧指令104とが供給されてい
る。尚、キヤリア信号102は所定周波数の鋸歯
状波信号または三角波信号が用いられているが、
ここでは両者に本考案では差異がない為、鋸歯状
波信号のキヤリア信号102とする。
第3図従来例は以上の構成から成り、以下その
作用を説明する。
第4図には第3図従来例の各部波形図が示され
ており、第4図Aには比較回路14の比較入力に
供給されるキヤリア信号102と電圧指令104
a,104bの波形が示されている。又、第4図
B,Cにはそれぞれ、電圧指令104a,104
bが供給された場合に比較回路14から出力され
る制御信号100a,100bの波形が示されて
いる。
第4図から明らかな様に電圧指令104の値が
大きい程、制御信号100がオンしている時間が
長くなる。したがつて、電圧指令104の値を所
望の値に設定することによりPWMトランジスタ
インバータ装置の出力電圧(第1図においては
V0)を決定することができる。
しかし、以上説明した第3図従来例には以下に
述べる様に、PWMトランジスタインバータ装置
の主回路トランジスタの破壊を生ずるおそれがあ
るという欠点があつた。
電圧指令104の値が極めて大きくなり、キヤ
リア信号102の最大値とほぼ同一の値となる
と、主回路トランジスタがほぼ連続導通状態とな
り主回路トランジスタの接合部の温度が上昇し、
この時にキヤリア信号102の周期でスイツチン
グが行なわれるので主回路トランジスタに電流が
集中して主回路トランジスタが破壊される。
又、以上の場合において、主回路トランジスタ
が正常なスイツチングを行なわず、導通と半導通
とを繰り返すことがあるが、この場合にも主回路
トランジスタが破壊される。
本考案は上記従来の課題に鑑み為されたもので
あり、その目的は、PWMトランジスタインバー
タ装置の主回路トランジスタの破壊が生じない制
御装置を提供することにある。
上記目的を達成する為に本考案は、所定周期の
キヤリア信号を出力するキヤリア信号出力回路
と、電圧指令を出力する電圧指令出力回路と、キ
ヤリア信号と電圧指令とを比較してキヤリア信号
に同期したオンオフ制御信号をPWMトランジス
タインバータ装置に供給しPWMトランジスタイ
ンバータ装置の出力電圧制御を行なうトランジス
タインバータ装置において、キヤリア信号出力回
路はキヤリア信号を発生するキヤリア信号発生回
路と、キヤリア信号発生回路からのキヤリア信号
を所定クランプ電圧にクランプさせるクランプ回
路と、を有し、電圧指令がクランプ電圧以上とな
つたときにPWMトランジスタインバータ装置の
主回路トランジスタを強制的に連続導通状態にす
ることを特徴とする。
以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例を
説明する。
第5図には本考案の好適な実施例が示されてお
り、本実施例において特徴的な事は、キヤリア信
号出力回路にキヤリア信号発生回路16のキヤリ
ア信号102を所定の電圧値にてクランプさせる
クランプ回路20が設けられている事である。尚
図においてクランプ回路20の出力信号が106
にて表わされている。
第5図実施例が以上の様に構成されているの
で、その各部の信号波形は、電圧指令104の値
が大きくなつた場合、第6図に示す様になる。
すなわち、電圧指令104の値がクランプ回路
20のクランプ電圧以上となつたときにはPWM
トランジスタインバータ装置の主回路トランジス
タが強制的に連続導通状態となるので、クランプ
回路20のクランプ電圧を所定値に設定すること
により、主回路トランジスタの接合部が過度に温
度上昇することがなく、かつこの時に主回路トラ
ンジスタのスイツチングが行なわれないので主回
路トランジスタに電流が集中することがなく、主
回路トランジスタの破壊が生じない。
以上説明した様に、本考案には、PWMトラン
ジスタインバータ装置の主回路トランジスタに破
壊が生じないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はPWMトランジスタインバータ装置の
原理説明図、第2図は第1図装置の動作説明図、
第3図は、従来のPWMトランジスタインバータ
装置の制御回路を示すブロツク図、第4図は、第
3図従来装置の各部波形図、第5図は本考案の好
適な実施例を示すブロツク図、第6図は第5図実
施例の各部波形図であり、各図中同一部材には同
一符号を付し、14は比較回路、16はキヤリア
信号発生回路、18は電圧指令出力回路、20は
クランプ回路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定周期のキヤリア信号を出力するキヤリア信
    号出力回路と、電圧指令を出力する電圧指令出力
    回路と、キヤリア信号と電圧指令とを比較してキ
    ヤリア信号に同期したオンオフ制御信号をPWM
    トランジスタインバータ装置に供給しPWMトラ
    ンジスタインバータ装置の出力電圧制御を行なう
    PWMトランジスタインバータ装置の制御回路に
    おいて、キヤリア信号出力回路は、キヤリア信号
    を発生するキヤリア信号発生回路と、キヤリア信
    号発生回路からのキヤリア信号を所定クランプ電
    圧にクランプさせるクランプ回路と、を有し、電
    圧指令がクランプ電圧以上となつたときにPWM
    トランジスタインバータ装置の主回路トランジス
    タを強制的に連続導通状態にすることを特徴とす
    るPWMトランジスタインバータ装置の制御回
    路。
JP1980094208U 1980-07-04 1980-07-04 Expired JPH025676Y2 (ja)

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JPS5718895U JPS5718895U (ja) 1982-01-30
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JPS5056529A (ja) * 1973-09-20 1975-05-17

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JPS5056529A (ja) * 1973-09-20 1975-05-17

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