JPH0256712B2 - - Google Patents

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JPH0256712B2
JPH0256712B2 JP56110578A JP11057881A JPH0256712B2 JP H0256712 B2 JPH0256712 B2 JP H0256712B2 JP 56110578 A JP56110578 A JP 56110578A JP 11057881 A JP11057881 A JP 11057881A JP H0256712 B2 JPH0256712 B2 JP H0256712B2
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counting
cash register
coin
counting machine
banknote
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Koichi Hashimoto
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Glory Ltd
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Publication of JPH0256712B2 publication Critical patent/JPH0256712B2/ja
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多金種の貨幣を精算する貨幣精算装置
に関し、特に演算処理装置に硬貨選別計数機と紙
幣計数機とを各1台接続し、必要に応じてこれら
硬貨選別計数機および紙幣計数機を1つのキヤツ
シユレジスタに対応させるかまたは1乃至2つの
キヤツシユレジスタにそれぞれ別個に対応させる
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、スーパーマーケツト、デパート等の大規
模小売店舗において売上金の精算を行なう方法と
しては、次に掲げるような、大きくは2通りの方
法が知られている。
(イ) 1台の硬貨選別計数機と1台の紙幣計数機と
をそれぞれ演算処理装置(以下CPUという)
に接続し、これら硬貨選別計数機および紙幣計
数機で各キヤツシユレジスタ毎の売上金を計数
した後この計数データを上記CPUで集計演算
する方法。
(ロ) 特開昭54−44454発明の名称「貨幣精算処理
装置」に記載された方法、すなわち1台の
CPUに対して複数台の硬貨選別計数機および
複数台の紙幣計数機を接続し、これらを並列運
転することにより複数のキヤツシユレジスタの
売上金の精算を同時に多重的に処理する方法。
〔発明が解決しようとする問題点〕
これら(イ)、(ロ)いずれの方法によつても、確かに
所望とする売上金の精算は達成されるものの、上
記(イ)の方法では、1つのキヤツシユレジスタの売
上金を精算し終えるまで次のキヤツシユレジスタ
の売上金精算を開始することができず、多数のキ
ヤツシユレジスタの売上金を集中的に精算処理す
る際には膨大な時間を必要とすることになり、ま
た、上記(ロ)の方法では、このように多数のキヤツ
シユレジスタの売上金を集中的に精算処理する場
合には好適ではあるが、この方法にかかる装置を
実際に構成するとなると、多数の硬貨選別計数機
および紙幣計数機が必要であり、高価なものとな
る。
また前述した小売店舗の規模によつては繁忙時
と閑散時とにおける貨幣精算装置稼働率の差が著
しく、このような小売店舗に上記(ロ)の方法にかか
る多重型の装置を適用しても不経済性だけが目立
つ。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、多
数のキヤツシユレジスタの売上金を集中的に精算
処理する場合に有利であるとともに小売店舗の繁
忙時、閑散時を問わずに常に効率良く集計処理す
ることができ、しかも最低限のコスト負担で賄う
ことができる貨幣精算装置を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では、前記硬貨計数機および紙幣計数機
を1つのキヤツシユレジスタに同時に専有させ、
硬貨および紙幣の金額についてこれらを順次集計
する第1の動作モード、前記硬貨計数機および紙
幣計数機を1乃至2つのキヤツシユレジスタにそ
れぞれ別個に専有させ、前記硬貨および紙幣の金
額についてこれらをそれぞれ並行して集計する第
2の動作モードを前記演算処理装置に対して切替
指定する動作モード切替手段と、前記第1の動作
モードまたは第2の動作モード指定時に精算対象
とする第1のキヤツシユレジスタの番号を前記演
算処理装置に対して登録するための第1のキーボ
ードと、前記第2の動作モード指定時に精算対象
とする前記第1のキヤツシユレジスタまたは他の
第2のキヤツシユレジスタの番号を前記演算処理
装置に対して登録するための第2のキーボードと
を具え、前記硬貨計数機および紙幣計数機を1つ
のキヤツシユレジスタに対応させるかまたは1乃
至2つのキヤツシユレジスタに対応させるかを適
宜切替えて前記精算処理を行なうようにする。
〔作用〕
例えば、上記動作モード切替手段を通じて第1
の動作モードが指定され、上記第1のキーボード
を通じて第1のキヤツシユレジスタが登録された
場合には、上記の硬貨計数機および紙幣計数機が
共にこの第1のキヤツシユレジスタに専有されて
先の(イ)の方法による精算処理が可能な状態とな
る。これは閑散時における処理手法として有効で
ある。
また例えば、上記動作モード切替手段を通じて
第2の動作モードが指定され、上記第1のキーボ
ードを通じて第1のキヤツシユレジスタが、かつ
上記第2のキーボードを通じて第2のキヤツシユ
レジスタがそれぞれ登録された場合には、上記硬
貨計数機は第1のキヤツシユレジスタ(または第
2のキヤツシユレジスタ)に専有され、上記紙幣
計数機は第2のキヤツシユレジスタ(または第1
のキヤツシユレジスタ)に専有されて、先の(ロ)の
方法に準じたかたちでの、これら硬貨計数機およ
び紙幣計数機の並列運転による精算処理が可能な
状態となる。これは、特に繁忙時における処理手
法として有効である。
なお、この第2の動作モードの指定時にあつて
は、上記第1および第2のキーボードを通じて、
上記硬貨計数機および紙幣計数機を共に1つのキ
ヤツシユレジスタ(第1のキヤツシユレジスタ)
のみに専有させることも可能であり、この場合
は、この1つのキヤツシユレジスタに関しての硬
貨計数処理と紙幣計数処理とが同時に可能とな
る。
〔実施例〕
以下、本発明に係る貨幣精算装置について添附
図面の実施例を参照し、詳細に説明する。
第1図はCPUを具えた制御装置1、硬貨選別
計数機2および紙幣計数機3によつて構成される
本発明に係る貨幣精算装置の一例を外観図で示す
ものであり、また第2図は上記制御装置1に配設
されたオペレーシヨンキーパネル11の一例を示
すものである。
第2図において、TK1およびTK2は数値デ
ータを入力するためのテンキー、RN1および
RN2はこの貨幣精算装置に入力される数値デー
タがいずれのキヤツシユレジスタ(図示せず)の
ものであるかを指示するためのレジスタ番号エン
トリーキー、DNK1およびDNK2は各硬貨種類
および各紙幣種類を示す金種キー、MSKは制御
装置1の動作モードを選択するたのモードセレク
トキーである。
なお、上記金種キーDNK1は万、五千、千、
五百の各紙幣金種キーおよび500(新500円硬貨)、
100,50,10,5,1の各硬貨金種キーにより構
成され、金種キーDNK2は100,50,10,5,1
の各硬貨金種キーにより構成されている。
ここで、これら金種キーDNK1およびDNK2
の配設目的を説明する。
金種キーDNK1のうち紙幣金種キーは、紙幣
計数機3(第1図参照)で計数する紙幣がどの金
種であるかを指示するために配設されたものであ
り、上記紙幣計数機3が紙幣の金種も自動的に判
別できるタイプのものであれば紙幣の計数に際し
てこの紙幣金種キーを使用する必要はないが、例
えば上記紙幣計数機を用いないで紙幣の金種及び
金額を入力したい場合、すなわち紙幣枚数が少な
いときにはこの紙幣金種キーを使用して、金種デ
ータおよび金額データ(テンキーTK1または
TK2を併用)を入力する。また金種キーDNK
1およびDNK2の硬貨金種キーは計数する硬貨
がどの金種であるかを指示するために配設された
ものであり、硬貨選別計数機2(第1図参照)を
用いて通常の硬貨選別計数を行なう際にはこのキ
ーを使用する必要はないが(硬貨選別計数機2は
硬貨金種毎に計数パルスを発生して自動的に硬貨
金種を判別する)、例えば上記硬貨選別計数機2
を用いないで硬貨の金種および金額を入力したい
場合、すなわち硬貨枚数が少ないときや棒金(50
枚単位で包装されている硬貨)を入力するときな
どにはこの硬貨金種キーを使用して金種データお
よび金額データ(テンキーTK1またはTK2を
併用)を入力する。
また、上記モードセレクトキーMSKは、複数
のキヤツシユレジスタの売上金を各キヤツシユレ
ジスタ毎に計数してそれぞれの売上額および総売
上額として集計する際に、 1 硬貨選別計数機2および紙幣計数機3両方の
計数機を1つのキヤツシユレジスタの売上金計
数に専有して使用する動作モード(以下シング
ルモードという)と、 2 硬貨選別計数機2および紙幣計数機3をそれ
ぞれ2つの異なるキヤツシユレジスタに対応さ
せ、該2つのキヤツシユレジスタについて同時
に多重的に売上金の計数を行なう(一方のキヤ
ツシユレジスタについては紙幣の計数を行な
い、他方のキヤツシユレジスタについては硬貨
の計数を行なう)動作モード(以下マルチモー
ドという)とを制御装置1に対して適宜切替指
定するキースイツチであり、例えば1度の押下
でシングルモードを指定し、2度の押下でマル
チモードを指定する(これら指定態様は任意に
設定することができる)。
第3図は制御装置1(第1図参照)の主要部の
構成をブロツク図で示すものであり、該制御装置
1と前記硬貨選別計数機2および紙幣計数機3と
の対応関係も同時に示す。
すなわちこの制御装置1は、キーボードインタ
ーフエイス104を介して加えられるモードセレ
クトキーMSKのモード情報(上述したシングル
モードまたはマルチモードを指定する情報)を
CPU100で判断し、該モード情報がシングル
モードを示すものであつた場合貨幣処理機インタ
ーフエイス102を介して硬貨選別計数機2と紙
幣計数機3とを1つのキヤツシユレジスタについ
て(第2図に一例を示したオペレーシヨンキーパ
ネル11のレジスタ番号エントリーキーRN1お
よびテンキーTK1によつて精算対象とする1つ
のキヤツシユレジスタが登録される)同時に専有
し、またマルチモードを示すものであつた場合同
じく硬貨処理機インターフエース102を介して
硬貨選別計数機2と紙幣計数機3とを2つのキヤ
ツシユレジスタについて(第1のオペレータが上
記オペレーシヨンキーパネル11のレジスタ番号
エントリーキーRN1およびテンキーTK1を用
いて精算対象とする第1のキヤツシユレジスタを
登録し、第2のオペレータが同じくオペレーシヨ
ンキーパネル11のレジスト番号エントリーキー
RN2およびテンキーTK2を用いて精算対象と
する第2のキヤツシユレジスタを登録する)それ
ぞれ別個に専有する。これ以後は従来の貨幣精算
装置と同様、オペレーシヨンキーパネル11によ
る種々指定に応じて(前述の理由により、金種の
指定は必要とされないこともある)硬貨選別計数
機2または紙幣計数機3の計数データがCPU1
00に入力され、CPU100ではこれら入力さ
れた計数データをメモリ101に適宜記憶すると
ともに集計演算を繰り返し、これら集計結果をプ
リンタインターフエイス105を介してプリンタ
13へ、または表示器インターフエイス106を
介して表示器12へ適宜出力して記録印字または
可視表示する。
なお、第3図におけるフロツピーデイスク4は
上記制御装置1(CPU100)によつて集計さ
れたデータをフロツピーインターフエイス103
を介して記憶する着脱自在のメモリであり、この
記憶データは該貨幣精算装置が具えられた小売店
舗の売上金データとして、例えば中央の処理セン
ター(1つの店または会社が複数の小売店舗を有
する場合にはこれら複数の小売店舗の全データを
集計する箇所)の演算処理装置にオフラインで入
力される。またフロツピーデイスク4から制御装
置1にデータ入力することも可能である。なお先
に示した第1図ではこのフロツピーデイスク4の
図示を省略した。
第4図および第5図は、第3図に示した制御装
置1の動作を示すフローチヤートであり、以下こ
れらフローチヤートに基づいて上述したシングル
モードおよびマルチモードにおける各動作例をさ
らに詳述する。
1 シングルモード 第2図に示したモードセレクトキーMSKによ
つてシングルモードが指定された場合、制御装置
1は前記硬貨選別計数機2および紙幣計数機3双
方を1つのキヤツシユレジスタについて同時に専
有し、第4図に示すプログラムに基づいて下記の
シングルモード動作を行なう。すなわち、 〔001〕〔002〕 CPU100はシングルモードが指定さ
れたことを判断し、シングルモードプログ
ラム(第4図―ただし第3図においてプロ
グラムメモリの図示は省略した)を選択し
て待機する。
〔110〕 オペレータによつて精算対象とするキ
ヤツシユレジスタの番号が入力されること
により(レジスタ番号エントリーキーRN
1およびテンキーTK1を使用)、CPU1
00はこれを判断して該入力されたレジス
タ番号を自己のメモリに記憶するとともに
レジスタ番号が登録されたことを示すレジ
スタ番号登録フラグをセツトする。
レジスタ番号が入力されない場合はモー
ド指定の確認に戻る。
〔120〕 CPU100はオペレータによつて上記
精算対象としたキヤツシユレジスタの番号
が再入力されたか否かを判断し、もし再入
力された場合はレジスタ番号再入力フラグ
をセツトする。ただし、このオペレータに
よるレジスタ番号の再入力操作は、以下説
明する1つのキヤツシユレジスタについて
の硬貨および紙幣の計数がすべて終了した
時点で行なわれるものであり、この時点で
レジスタ番号再入力フラグはセツトされな
い。
〔130〕 CPU100はオペレータによつて金種
の指定(金種キーDNK1を使用)が行な
われたか否かを判断し、もし金種が指定さ
れた場合は金種フラグをセツトする。ただ
し、この時点で金種の指定は行なわれない
ものとする。
〔140〕 CPU100は硬貨選別計数機2におけ
る硬貨の計数が一旦スタートした後に停止
(中断)したものか否かを判断し、この硬
貨の計数が中断している場合は硬貨計数中
断フラグをセツトする。ただし、この時点
で上記硬貨選別計数機2はスタートしてい
ないため、上記硬貨計数中断フラグもセツ
トされない。
〔150〕 CPU100は硬貨選別計数機2がスタ
ートしたか否かを判断し、スタートしてい
れば硬貨計数スタートフラグをセツトす
る。ただし、この時点で上記硬貨選別計数
機2はスタートしていないため上記硬貨計
数スタートフラグもセツトされない。
〔151〕 CPU100はバスラインBLおよび貨
幣処理機インターフエイス102を介して
硬貨選別計数機2をスタートさせるととも
に硬貨計数スタートフラグをセツトする。
なお、ここまでのステツプにて明らかなよう
に、オペレータがレジスタ番号を入力することに
より制御装置1は硬貨選別計数機2を自動スター
トさせる。
ここで、オペレータが計数すべき硬貨を硬貨選
別計数機2のホツパーに投入することにより、該
硬貨選別計数機2は自動的に上記投入された硬貨
を金種別に選別するとともに各金種毎に硬貨計数
パルスを発生する。
〔160〕 CPU100は上記硬貨計数パルスが発
生されたか否かを判断し、この計数パルス
が1つ発生される毎に計数フラグを1つセ
ツトする。
〔161〕 CPU100は上記セツトした計数フラ
グに基づき当該金種の硬貨についてバツフ
アメモリ(CPU100に含まれる)の内
容を1つ加算する(計数ルーチン)。
このようにして硬貨の選別計数が終了すると硬
貨選別計数機3は自動的に停止する。
〔140〕 CPU100は上記硬貨選別計数機2が
動作を中断したものと判断して硬貨計数中
断フラグをセツトする。
1つのキヤツシユレジスタについて硬貨の計数
が完了すると次にオペレータはこの同一キヤツシ
ユレジスタについて紙幣の計数を行なうべく操作
を行なう。すなわち計数すべき紙幣の金種をオペ
レーシヨンキーパネル11の金種キーDNK1を
使用して入力する。
〔130〕 CPU100は金種が指定されたことを
判断して金種フラグをセツトする。
〔170〕 CPU100は紙幣計数機3における紙
幣の計数が一旦スタートした後に停止(中
断)したものか否かを判断し、この紙幣の
計数が中断している場合は紙幣計数中断フ
ラグをセツトする。ただし、この時点で上
記紙幣計数機3はスタートしていないた
め、上記紙幣計数中断フラグもセツトされ
ない。
ここでオペレータは計数すべき金種の紙幣を紙
幣計数機3に装填し、該紙幣計数機3のスタート
ボタン(図示せず)をオンにして上記紙幣の計数
をスタートさせる。
なお、この紙幣計数機3についても制御装置1
で自動的にスタートさせることができる。すなわ
ち上記紙幣計数機3への紙幣の装填はオペレータ
による金種指定以前に完了させておき、オペレー
タが該金種指定を行なつた時点(プログラム
〔130〕)でCPU100がこれを判断して紙幣計数
機3へスタート信号を送るようにする。
また、この実施例では紙幣計数機3を用いて単
一の金種の紙幣枚数を計数するよう説明するが、
紙幣計数機3に代えて適宜な紙幣選別計数機を制
御装置1に接続し、一括装填された混合金種の紙
幣を金種別に自動的に選別計数させるようにして
もよい。なおこの場合、制御装置1は前述した硬
貨計数に係るプログラムと同一プログラムに基づ
いて紙幣計数を行なう。
さて、紙幣計数機3はスタートすることによつ
て前記装填された紙幣を1枚計数する毎に紙幣計
数パルスを発生する。
〔180〕 CPU100は上記紙幣計数パルスが発
生されたか否かを判断し、この計数パルス
が1つ発生される毎に計数フラグを1つセ
ツトする。
〔181〕 CPU100は上記セツトした計数フラ
グに基づき当該金種の紙幣についてバツフ
アメモリの内容を1つ加算する(計数ルー
チン)。
このようにして当該金種の紙幣の計数が終了す
ると、紙幣計数機3は自動的に停止する。
〔170〕 CPU100は上記紙幣計数機3が動作
を中断したものと判断して紙幣計数中断フ
ラグをセツトする。
〔171〕 CPU100はオペレータが金種キー
DNK1で先に指定した金種情報を解除す
る。すなわち先にセツトした金種フラグを
リセツトにする。
〔172〕 CPU100は〔170〕で行なつて紙幣
計数中断の判断を解除する。すなわちセツ
トした紙幣計数中断フラグをリセツトす
る。
これら〔171〕、〔172〕によりCPU100は次
に入力される金種の紙幣を計数するために待機す
る。
紙幣の計数については、上述した各動作を所定
の金種分だけ繰り返し行なう。
かくして1つのキヤツシユレジスタについての
硬貨および紙幣の精算処理が完了すると、オペレ
ータはレジスタ番号エントリーキーRN1および
テンキーTK1によつて再度当該キヤツシユレジ
スタのレジスタ番号を入力する。
〔120〕 CPU100は上記レジスタ番号が再入
力されたことを判断してレジスタ番号再入
力フラグをセツトするとともに、該再入力
されたレジスタ番号を記憶して先に入力さ
れたレジスタ番号と一致するか否かを判定
する。
〔121〕 上述したレジスタ番号が一致していた
場合、CPU100は前記バツフアメモリ
に記憶した硬貨および紙幣の精算データを
メモリ101に記憶されている当該キヤツ
シユレジスタの合計データ、キヤツシユレ
ジスタ別の合計データ、金種別の合計デー
タ、総合計データ等へ加算するとともにこ
れら加算した種々合計データをプリンタ1
3および表示器12に与えて適宜に記録印
字および可視表示する。
〔122〕 CPU100は先に行なつた〔110〕の
レジスタ番号登録判断、〔120〕のレジスタ
番号再入力判断および〔140〕の硬貨計数
中断判断、すなわちこの時点で保留してい
る判断内容をすべて解除(レジスタ番号登
録フラグ、レジスタ番号再入力フラグおよ
び硬貨計数中断フラグをリセツト)する。
以上によつて1つのキヤツシユレジスタについ
ての精算処理をすべて終了する。
なお上述した制御装置1の動作フローにおい
て、CPU100は上記フラグをセツト(または
リセツト)しておくことにより自己の判断動作速
度を高めているが、周囲装置の情報によつて的確
な判断ができさえすれば必ずしも上記フラグを採
用する必要はない。
2 マルチモード 第2図に示したモードセレクトキーMSKによ
つてマルチモードが指定された場合、制御装置1
は前記硬貨選別計数機2と紙幣計数機3とを精算
対象とする2つのキヤツシユレジスタについてそ
れぞれ別個に専有し、第5図に示すプログラムに
基づいて下記のマルチモード動作を行なう。すな
わち、 〔001〕〔002〕 CPU100はマルチモードが指定され
たことを判断し、マルチモードプログラム
(第5図)を選択して待機する。
〔200〕 第1のオペレータによつて精算対象と
する第1のキヤツシユレジスタの番号が入
力されることにより(レジスタ番号エント
リーキーRN1およびテンキーTK1を使
用)、CPU100はこれを判断して該入力
された第1のレジスタ番号を自己のメモリ
に記憶するとともに第1のレジスタ番号が
登録されたことを示す第1レジスタ番号登
録フラグをセツトする。これによりCPU
100および紙幣計数機3は上記第1のオ
ペレータに対して待機する。
以後、第1のオペレータはオペレーシヨンキー
パネル11の金種キーDNK1を用いて任意の金
種を指定し、上記第1のキヤツシユレジスタにつ
いて紙幣の計数を開始する。
ただしステツプ〔210〕以降における制御装置
1(CPU100)の動作は前述したシングルモ
ードの紙幣計数に係る動作と同様であり、この詳
細な説明は省略する。
〔250〕 第2のオペレータによつて精算対象と
する第2のキヤツシユレジスタの番号が入
力されることにより(レジスタ番号エント
リーキーRN2およびテンキーTK2を使
用)、CPU100はこれを判断して該入力
された第2のレジスタ番号を自己のメモリ
に記憶するとともに第2のレジスタ番号が
登録されたことを示す第2レジスタ番号登
録フラグをセツトする。これにより硬貨選
別計数機3がスタートし、該硬貨選別計数
機2およびCPU100は上記第2のオペ
レータに対して待機する。
以後、第2のオペレータは上記第2のキヤツシ
ユレジスタの硬貨を硬貨選別計数機2のホツパー
に投入して硬貨の選別計数を開始する。
ただしステツプ〔260〕以降における制御装置
1(CPU100)の動作は前述したシングルモ
ードの硬貨計数に係る動作と同様であり、この詳
細な説明は省略する。
このマルチモードにおいては、第1および第2
の2名のオペレータ(1名でも可能である)によ
り、上記紙幣計数と硬貨計数とを第1および第2
の2つのキヤツシユレジスタについて同時に並行
して行なうことができるため、多数のキヤツシユ
レジスタの売上金を集中的に精算処理する場合に
有効である。
また上記精算処理に対して時間的余裕がある場
合、あるいは小売店舗の閑散時にあつて各キヤツ
シユレジスタの売上金が少ない場合等には前述し
たシングルモードが有効である。
なお、マルチモードにおけるこれまでの説明に
おいて、制御装置1は硬貨選別計数機2と紙幣計
数機3とを第1および第2の2つのキヤツシユレ
ジスタについてそれぞれ別個に専有するものとし
たが、制御装置1にこれら硬貨餞別計数機2と紙
幣計数機3とを1つのキヤツシユレジスタについ
て別個に専有させるようにしてもよい。すなわち
この場合、第1および第2の2名のオペレータ
(または1名のオペレータ)は前記レジスタ番号
エントリーキーRN1およびRN2と前記テンキ
ーTK1およびTK2とによつて同一のレジスタ
番号を入力する(第5図におけるステツプ〔200〕
および〔250〕参照)。これにより、1つのキヤツ
シユレジスタについて紙幣計数と硬貨計数とを同
時に進行させることができ、1つのキヤツシユレ
ジスタに対する精算処理速度が著しく向上する。
また、本発明に係る貨幣精算装置の他の実施例
として上述したマルチモードの機能だけを搭載す
ることによつても十分有益な効果を得ることがで
きる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る貨幣精算装
置によれば、多数のキヤツシユレジスタの売上金
を集中的に精算処理する場合に有利であるととも
に小売店舗の繁忙時、閑散時を問わずに常に効率
良く集計処理することができる。
また、この貨幣精算装置は、CPUを具えた制
御装置、効果選別計数機および紙幣計数機が各1
台という必要最小限の装置および計数機で構成す
ることができ、経済的にも有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る貨幣精算装置の外観を示
す図、第2図は本発明に係る貨幣精算装置の制御
装置に配設されるオペレーシヨンキーパネルの一
例を示す図、第3図は上記制御装置の基本構成を
示すブロツク図、第4図および第5図は上記制御
装置(特にCPU)の動作を示すフローチヤート
である。 1……制御装置、2……硬貨選別計数機、3…
…紙幣計数機、4……フロツピーデイスク、11
……オペレーシヨンキーパネル、12……表示
器、13……プリンタ、100……CPU、10
1……メモリ、102……貨幣処理機インターフ
エイス、103……フロツピーインターフエイ
ス、104……キーボードインターフエイス、1
05……プリンタインターフエイス、106……
表示器インターフエイス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 各キヤツシユレジスタの売上金のうち硬貨を
    計数する硬貨計数機と、前記売上金のうち紙幣を
    計数する紙幣計数機と、これら硬貨計数機および
    紙幣計数機による計数データを集計演算する演算
    処理装置とを具え、前記各キヤツシユレジスタ毎
    にその売上金金額を精算処理する貨幣精算装置に
    おいて、 前記硬貨計数機および紙幣計数機を1つのキヤ
    ツシユレジスタに同時に専有させ、前記硬貨およ
    び紙幣の金額についてこれらを順次集計する第1
    の動作モード、前記硬貨計数機および紙幣計数機
    を1乃至2つのキヤツシユレジスタにそれぞれ別
    個に専有させ、前記硬貨および紙幣の金額につい
    てこれらをそれぞれ並行して集計する第2の動作
    モードを前記演算処理装置に対して切替指定する
    動作モード切替手段と、 前記第1の動作モードまたは第2の動作モード
    指定時に精算対象とする第1のキヤツシユレジス
    タの番号を前記演算処理に対して登録するための
    第1のキーボードと、 前記第2の動作モード指定時に精算対象とする
    前記第1のキヤツシユレジスタまたは他の第2の
    キヤツシユレジスタの番号を前記演算処理装置に
    対して登録するための第2のキーボードとを具
    え、 前記硬貨計数機および紙幣計数機を1つのキヤ
    ツシユレジスタに対応させるかまたは1乃至2つ
    のキヤツシユレジスタに対応させるかを適宜切替
    えて前記精算処理を行なうようにしたことを特徴
    とする貨幣精算装置。 2 各キヤツシユレジスタの売上金のうち硬貨を
    計数する硬貨計数機と、前記売上金のうち紙幣を
    計数する紙幣計数機と、これら硬貨計数機および
    紙幣計数機による計数データを集計演算する演算
    処理装置とを具え、前記各キヤツシユレジスタ毎
    にその売上金金額を精算処理する貨幣精算装置に
    おいて、 前記硬貨計数機および紙幣計数機を1乃至2つ
    のキヤツシユレジスタにそれぞれ別個に専有させ
    るとともに、 前記硬貨計数機に対応し、精算対象とする第1
    のキヤツシユレジスタの番号を前記演算処理装置
    に対して登録するための第1のキーボードと、 前記紙幣計数機に対応し、精算対象とする前記
    第1のキヤツシユレジスタまたは他の第2のキヤ
    ツシユレジスタの番号を前記演算処理装置に対し
    て登録するための第2のキーボードとを設け、 1乃至2つのキヤツシユレジスタ毎に、前記硬
    貨および紙幣の金額についてこれらをそれぞれ並
    行して精算処理するようにしたことを特徴とする
    貨幣精算装置。
JP56110578A 1981-07-15 1981-07-15 貨幣精算装置 Granted JPS5812085A (ja)

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JPH0632131U (ja) * 1992-10-02 1994-04-26 株式会社ニフコ 自動車の窓ガラス用周縁モール

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JPS55129885A (en) * 1979-03-29 1980-10-08 Laurel Bank Machine Co Adjustment system

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