JPH0256508A - 多波長光検出器 - Google Patents

多波長光検出器

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JPH0256508A
JPH0256508A JP63207229A JP20722988A JPH0256508A JP H0256508 A JPH0256508 A JP H0256508A JP 63207229 A JP63207229 A JP 63207229A JP 20722988 A JP20722988 A JP 20722988A JP H0256508 A JPH0256508 A JP H0256508A
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JP
Japan
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light
layer
guide layer
light guide
selective absorption
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Pending
Application number
JP63207229A
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English (en)
Inventor
Sotomitsu Ikeda
外充 池田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、波長多![光通信用の波長選択性のある光検
出器に関するものである。
[従来の技術] 従来、波長多重光通信用の光検出器は、多重光を高性能
な光分波器を通して分波した後それぞわの波長光を別々
の光検出器で検知するという機能を有しているにすぎな
かった。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来例では、分波器と複数の検出器
、及び自由空間または先導波路などから構成されるため
、小型化することか難しいという欠点があった。
本発明は光分波器を用いずに波長多重光を検出できる新
規な多波長光検出器を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、光検出器内部に先導波層を設け、その
先導波層−トに回折格子を形成し、透過光の一部を回折
させて選択吸収層により光を検知することにより、波長
多重光を分離検出するモノリシックな検出器を可能にし
た。
選択吸収層は波長選択を行なう光吸収層であり、検出す
る波長に対応するエネルギーギャップをもたせることに
より、そのエネルギーに対応する波長より小さい短波長
光を吸収させることができ、その結果所望の波長光が検
知できるものである。
以下本発明を図面により詳しく説明する。
第1図は本発明の多波長検出路の一例を示すものであり
、[1]、[11]、[m]の3つの領域から成り、そ
れぞれにおいて波長λ1.^2゜λ3の3つの信号光を
検出するものである。2つの波長信号光を検出するので
あわば、2つの領域でよく、検出する波長の数に応して
設定すればよい。すなわち、[I]、  [11]、、
  [III]それぞれが優れた特定波長を検出する光
検出器であり、さらに検出する波長釘対応した特定のエ
ネルギーギャップをそれぞれの検出器に与え所望の数置
列に形成することにより、容易に所望の数の波長を検出
することができるのである。
本発明の検出器は化合物半導体から成っているものであ
り、−射的光検出器と共通する構造の他、多波長光の検
出を可能とするために特徴的な構造として回折格子が形
成されている先導波層及び量子井戸構造から成る選択吸
収層を有している。基本的構造としては第1図に示すよ
うに基板7−F部クラッド層6−先導波層5−上部クラ
ッド層4−選択吸収層3 (31,32,:Ll)−ク
ラッド層2 (21,22,23)−キャップ層1から
構成されている。本発明の検出器は第1図に示した構造
に限らず、先導波層及び選択吸収層が機能する構造をイ
「シているものであれば良く、各々の検出器が並列に並
んでいるものであっても良い。又AffiGaAs系の
他にもGaAsSb系、InGaAs系におし)ても実
施することができる。
」、【板17としてはn”−GaAs等、下部クラッド
層6としてはn”−Al1 o、 、Ga、5八S等、
光導波層5としては i−A l o4Gaa6八S等
、」二部クラッド層4としてはn+−八’ Q、 S’
l”0.7.へS等、選択吸収層3 (:ll、 32
゜33)としてはMQW又はSQW等でGaΔS井戸。
等、クラッド層2 (21,22,2:])としては1
)1−八20 !+ ’do、 SへS等、キャップ層
1  (11,12,13)としてはピーGaAs等を
用いることかできる。又電極としてはト述の構造におい
て電極8にp型、電極9にn型のA u ′It棒を用
いればよい。
光導波上には回折格子が形成されているが、該回折格子
のピッチ1は検出したい波長人、゛〜λ。
をもつ各々の光が有効に選択吸収層に回折される(m≧
2+ nerr :等価屈折率)の関係式により設定す
ることかできる。
選択吸収層は量子井戸構造を有するものであるか、井戸
と障壁はそれらの結晶をGa、□AnXAsとすると井
戸では混晶比x=O〜0.45.障壁では井戸の混晶比
よりも大きい混晶比の結晶を層材として、積層構造を形
成すればよい。第1図における[I]、  [11]、
[III]領域はそれぞれλλ2.λ3に対応したエネ
ルギーギャップを打する必要があるため、それぞれの井
戸幅を適当に設定しなければならないが、この方法とし
てはクローニッヒ・ベニ−模型として求めることができ
る。!1ti−井戸構造としてはMQM、SQWのどち
らでもよいが、井戸の数が多い方が変換効率は高くなる
。又適当な井戸幅は障壁の混晶比、層厚により変わるた
め適宜、目的とする波長に応じて設定する。層厚として
は数人〜数百人程度である。
尚その他の各層の厚みは通常下部クラッド層61〜l0
−9L部クラッド層41〜1Oul、クラッド層21〜
10騨、キャップ層l 0.1〜1μ、程度でよく、こ
の他の構造においても適宜、先導波層、選択吸収層が有
効に機能するように設定すればよい。
又該先導波層は上記結晶から成り、又、回折格子が適当
に形成されているので、低損失、高屈折率の特性を有す
るものであり、このため、特定波長を分離検出する光検
出器を複数直列に形成しても専波光の伝搬損失が小さい
ため効率よく信号光を光吸収層に回折することができる
ものである。
この結果光検出器を複数直列に形成することにより容易
に優れた多重波長光検出を行なうことが可能となる。尚
該先導波層は規格化周波数がπ/2以ドで、基本モード
のみが伝搬するように厚み、混晶比が決めである。なお
、規格化周波数Vは、先導波層の厚さd、屈折率n1.
クラッド層の屈折率n2とすると、■=7r恵、rππ
ボッ1[7で表わλ される。
本検出器の作成方法としては通常の方法が適用できる。
すなわちGaAs基板7Lに光導波層5までエピタキシ
ャル成膜後、二九束干渉露光法により回折格子を作り、
その後、埋込み導波路のためにフォトリソ及びエツチン
グにより矩形導波路5を形成し、次にilG成長を行な
いキャップ層lまで成膜することにより行なうことがで
き、素r−分離は旧1珪により先導波層り部まで切り込
み、電極を形成1−ればよい。選択吸収層のjit (
−井r1構造は混晶比を;b制御しながらそれぞれの領
域において別々に気相エピタキシャル成長又は分子線エ
ピタキシャル成長を行ないIFe成すればよい。つまり
、それぞれの領域をマスキングして順次4it−r−井
戸層の成長を行なう。
[作 川] 第1図に示す本発明の検出器においてイ1¥号尤かファ
イバー100から該検出器に入る。入射しだ信号光は光
導波層4を通過し外部に出射しファイバー200に入る
が、信号光は先導波層4を通過する際、光導波層トに形
成されている回折格子により選択吸収層方向に回折され
、先導波層4Fの回折路Y−で回折された光はそれぞれ
の波長^^2.λ3のエネルギーに対応するエネルギー
ギャップをもつ選択吸収層31.32.33で選択的に
吸収される。光導波層上に形成された回折格子のピッチ
はえ、〜λ3の各々の光に対して有効に選択吸収層3に
回折するよう形成されており、選択吸収層:11.32
.33において順次、λ31人、+λ2.λ1+λ2+
λ3の信号光をそれぞれ吸収することになる。λ1.λ
2.λ3の信号光は[1]、[n]、[m]での検出電
流を減算演算して求めることができる。
[実施例] 第1図に示した構造を有するAffiGaAs系からな
る検出器を作製した。すなわちn”−GaAs基板7」
二に、n+−八(L 0.5Gao、 5へSド部クラ
ッド層6(1,51u)。
i−^Q o4Gao6As光導波層5 (0,1p)
 、 n”−^2゜、、 Gao 、、As上部クラッ
ド層4 (1,0uり 、 1−GaAs井戸のMQW
 (井戸30個)層3 (31,:12.33)(約0
.1 p) 、 P”−Δflo 5Ga、) 、、A
s層2 [2+、 22゜23)  (1,2pg) 
、 P”−Ga八へキヤ・ンブ層1(I+。
12、 I:])  (0,3Bm) 、  P”+’
!電極Au8 、  n を電極Δu9から形成された
光検出器である。
本検出器は0.Jan帯の信号光λ、 =7110nn
 。
人、 =II00+un 、 λ、、 =l120nm
を検出するよう[1]、  [11]、  [III]
の領域の吸収層の:1七r井戸は、井戸が混晶比×=0
.障壁x = 0.:lで、それぞれ井戸幅30人、4
0人、50人とした。尚回折格子のピッチは2286人
とした。
このものを作動させたところ[I]、[n]。
[IU]それぞれからλ1.λ1+λ2.λ1+λ2+
λ3の信号光が検出された。
[発明の効果] 以−に説明したように、先導波層に設けた回折格子によ
り回折された光を波長選択性のあるfil子井戸構造の
選択吸収層により検出することにより、多重光を容易に
分離検出することが可能である。
又本発明の検出器はAjlGaAs系で、0.7−0.
8−帯の波長多重光伝送に用いられるばかりでなく、用
いる材料系によっては、1.2−1.5μ帯の波長に対
しても選択的に検出することができる。
つまり、GaAsSb系、 1nGaAs系においても
、選択吸収層の111子井戸構造を最適化することによ
り、効率よく多j[波長光を検出でき、S重波長光通信
用としても非常に有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の多重波長光検出器のうち3波長分離検
出する光検出器であり、(a)は縦断面図、(b)は横
断面図、(C)は平面IX+である。 1:キャップ層(11,12,13)、2:クラッド層
(21,22,23)、3:選択吸収層(量r−井戸層
)(31,:I2.3:])、4:クラッド層、 5:先導波層、 6:クラッド層、 7:基板、 8:p側電極、 9:n側電極、 100 、200  :ファイバー 特許出願人  キャノン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)化合物半導体からなる光検出器において、検出器内
    部に低損失、高屈折率の光導波層をもち、前記光導波層
    上には回折格子が掲載されており、多波長の信号光を回
    折させて、特定の波長に対応するエネルギーギャップを
    有する量子井戸構造からなる選択吸収層により特定の光
    を吸収検出する光検出器。 2)請求項1記載の光検出器が複数直列に形成されてい
    ることを特徴とする多波長光検出器。
JP63207229A 1988-08-23 1988-08-23 多波長光検出器 Pending JPH0256508A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0496348A2 (en) * 1991-01-22 1992-07-29 Canon Kabushiki Kaisha Multi-wavelength light detecting apparatuses having serially arranged grating directional couplers
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