JPH0256327A - シート供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、画像を記録する受像材料等のシートを収容し
収容されたシートを一枚ずつ取出して供給するシート供
給装置に関する。

［従来の技術］ 受像材料に画像を記録する画像記録装置、例えば、熱現
像感光材料へ画像を露光した後に受像材料と重ね合わせ
て加熱し、これによって熱現像感光材料が熱現像される
と共に受像材料に画像が転写されて画像を得る画像記録
装置が知られている。

この種の画像記録装置には、受像材料等のシートを収容
するカセットが配置されている。カセットは一方の面（
シート取出し側の面）の端部が開口する箱型に形成され
ており、さらに、この開口の一端側の両角部にはそれぞ
れ分離爪が配置されている。

このカセット内には所定寸法に切揃えられた複数枚のシ
ートか収容されるようになっており、画像の記録時には
、前記分離爪の近傍に配置された供給ローラによって峡
表層（分離爪に近い側）に位置するシートが移動力を付
与されて移動し、分離爪を乗越えることにより内側に位
置するシートと分離され順次一枚ずつ取出されて、熱現
像転写部あるいは露光部等へ供給されるようになってい
る。

［発明が解決しようとする課題］ ところで従来のシートカセットでは、所定寸法に切揃え
られた複数枚のシートをシート取出し側の面に形成され
た開口を介して内部に装填する際に、シートの端部が前
述の分離爪と必然的に干渉する。このため１分離爪を回
避しながら装填する必要がありシートの装填性か著しく
悪く、また。

シートの先端部を損傷する可能性もあった。

さらに従来のシー１−カセットでは、分離爪と必然的に
干渉するという理由により、ＯＨＰシート等の比較的厚
肉で剛性の高いシートを収容して供給することができな
かった。

本発明は上記事実を考慮し、装填性がよく所定・を法に
切揃えられた複数枚のシートを容易な操作により装填す
ることかでき、さらに、ＯＨＰシート等の比較的厚肉て
剛性の高いシートをも収容し供給することができるシー
ト供給装置を得ることが目的である。

Ｃ課題を解決するための手段］ 本発明に係るシート供給装置は、所定寸法に切揃えられ
た複数枚のシ・−トか本体部内に層状に収容され、この
収容されたシートが順次一枚ずつ取出されて供給可能な
シート供給装置であって、前記本体部に前記シートのう
ち最表層に位置するシートに対向して設けられ前記最表
層に位置するシートから順次取出すことができるシート
取出口と、前記シート取出口に配置されシート取出し時
に前記最表層に位置するシートに係合し他のシートから
分離する分離爪と、前記本体部に対し前記シート取出口
と反対側に設けられ前記分離爪と反対側方向へ開放する
ことによりシートの装填町俺状態となる開閉扉と、を備
えることを特徴としている。

また、前記本体部の前記分離爪の外側に手差しシート収
容部を設けたことを特徴としている。

［作用］ 上記構成のシート供給装置では、開閉扉か本体部に対し
分離爪（シート取出０）と反対側方向へ開放移動してシ
ートの′！Ａ填可能状態となる。このため、所定寸法に
切揃えられた複数枚のシートを収容する際に、シートの
端部か分離爪と干渉することなく容易な操作（単に複数
枚のシートを挿入するのみ）で装填することかできる。

シートの装填後には、開閉扉か本体部に対し分離爪（シ
ート取出口）方向へ閉鎖移動して装填されたシートの保
持状態となり、シートは確実に収容される。

収容されたシートは、最表層（分離爪に近い側ンに位置
するシートか移動力を付与されて移動し１分離爪を乗越
えることにより内側に位置するシートと分離され順次一
枚ずつ取出されて供給される。

一方、ＯＨＰシート等を供給する場合には、本体部の分
離爪の外側に設けられた手差しシート収容部にＯＨＰシ
ートを装填し・同様に供給が可能となる。

［実施例］ 以下に本発明の詳細な説明する。

第４図には本発明に係るシート供給装置か適用された画
像記録装置１０が示されている。

画像記録装置ｌＯは機台１２へ収容されるマガジン１４
ヘロール状の熱現像感光材料１６が収容されている。

この熱現像感光材料１６はその外周から引き出されカッ
タ１８で所定長さに切断された後に露光ドラム２０の外
周へ矢印Ａ方向へと巻き付けられるようになっている。

この露光ドラム２０の外周に対応して露光ヘッド２２か
配置されており、露光ドラム２０を高速で回転させ、巻
き付けられた熱現像感光材料１６へ画像を露光するよう
になっている。

露光後の熱現像感光材料１６は露光ドラム２０の逆転（
矢印Ｂ方向）により、スクレーバ２４で露光ドラム２０
から剥離され、水塗布部２６で画像形成用溶媒としＣの
水が付与された後に、熱現像転写部２８へと送られるよ
うになっている。

熱現像転写部２８には、加熱ドラム３４と無端圧接ベル
ト３６か配置されている。また、加熱ドラム３４内には
ハロゲンランプ３８が配置されており、このハロゲンラ
ンプ３８によって加熱ドラム３４の外周は約９０°Ｃに
加熱されている。

無端圧接ベルト３６は、テンションローラ３７．３９，
４１．４３に巻掛けられており、さらにその無端状外側
か加熱ドラム３４の外周に圧接されている。

木が塗布された熱現像感光材料１６は、加熱トラム３４
と無端圧接ベルト３６との間へ供給され加熱トラム３４
のほぼ２／３周に渡って挟持搬送されて熱現像されるよ
うになっている。

無端圧接ベルト３６のテンションローラ３７への巻掛は
部分近傍には、重ね合わせローラ４６カ）配置されてい
る。

一方、熱現像転写部２８の下方には、シート供給装置と
してのシートカセット３０か配置室されており、所定寸
法に切り揃えられた複数枚の受像材料３２が収容されて
いる。

第１図乃至第３図に示す如くシートカセット３０は、−
・方の面（第１図紙面手前側、第３図左方側）か開口し
箱型に形成された本体部６０を備えている。

本体部６０の開口側には、開閉扉６２か取付けられてい
る。開閉扉６２はその下端部が軸６４によって本体部６
０の側板６６のド端部に回転可能に支持されており、本
体部６０内（開口）を開放する状態と閉鎖する状態との
間で開閉移動できるようになっている。

開閉扉６２と本体部６０の開口との間には、開閉扉６２
と同様に軸６４によって保持板６８が支持されている。

開閉扉６２の側部からは保持板６８方向へ腕部６３か延
出されており、さらに腕部６３には孔６５が形成されて
いる。この腕部６３に対応する保持板６８の側＃Ａ部に
は、凸部６９か突出形成されており、孔６５内に嵌り込
む構成となっている。、凸部６９は孔６５内でのみ移動
可濠となっており、このため保持板６８は開閉扉６２に
対し相対移動できるようになっているが、その移動範囲
は凸部６９か孔６５内で移動できる範囲に制限されてい
る。

保持板６８の中央部と開閉扉６２との間には、圧縮スプ
リング７２が配置されており、常に保持板６８を開閉扉
６２から離間する方向へ付勢している。このため、通常
は保持板６８の凸部６９は孔６５の一端部（保持板６８
側）に押圧された状態となり（換言すれば、連結された
状態となり）保持板６８は開閉扉６２と共に回転移動す
るようになっており、また、圧縮スプリング７２の付勢
力に抗することによって保持板６８は開閉扉６２に対し
相対移動できるようになっている。この場合、保持板６
８と開閉ｆｉ６２との相対移動範囲は、凸部６９が孔６
５内で移動できる範囲に制限されているため、保持板６
８と開閉扉６２が所定量以上離間しないようになってい
る。

第３図に示す如く、保持板６８は下端部かコ字状にｈ（
曲して形成された保持部７０となっており、所定長さに
切り揃えられた複数枚の受像材料３２か層状に装填され
るようになっている。この受像材料３２の装填は、開閉
扉６２が本体部６０内（開口）を開放する状態となった
場合に打部となっている。

また、受像材料３２の装填後に開閉扉６２か本体部６０
内（開口）を閉鎖する状態となった場合には、保持板６
８へ装填された複数枚の受像材料３２の最表層（開閉扉
６２と反対側）に位置するものか本体部６０の前面板７
４（開閉扉６２と反対側の面）に当接し、ざらに圧縮ス
プリング７２の付勢力によって常に受像材料３２を前面
板７４へ押圧するので（常に保持板６８を開閉扉６２か
ら離間する方向へ付勢しているので）、受像材料３２が
本体部６０内でがたつくことなく確実に収容されるよう
になっている。

開閉扉６２の上端部にはビン７６が外側（本体部６０の
側板６６方向）へ突出して固着されている。また、本体
部６０の側板６６の上端部には、案内溝７８が形成され
ており、さらに、ビン７６に対応する係止爪８０が回転
可能に取付けられている。また、係止爪８０には捩りコ
イルスプリング８１か取付けられており、常に係止爪８
０を案内溝７８方向へ付勢している。

開閉扉６２が本体部６０内（開口）を閉鎖する方向へ移
動する際には、ビン７６が案内溝７８に沿って移動し、
ざらにこのビン７６か捩りコイルスプリング８１の付勢
力に抗して係止爪８０を押し退けた後に係合して開閉扉
６２を保持するようになっている。したがって、開閉扉
６２の閉鎖後には不用意にこれか開放しないようになっ
ている。

本体部６０の上端部には、シート取出口としての取出口
６１か形成されている。また、本体部６０の前面板７４
の上側両端部には、矩形状の開口８２がそれぞれ形成さ
れており、この開口８２の角部にはそれぞれ分離爪８４
が配置されている。

分離爪８４は、本体部６０内に収容された受像材料３２
の最上層に位置するものに係合するようになっており、
分離爪８４の近傍（開口８２部分）に配６された供給ロ
ーラ４４（第４図参照）によって移動力を付与されて移
動する最表層に位置する受像材料３２が、この分離爪８
４を乗越えることにより下層に位置する受像材料３２と
分離され、取出口６１から順次一枚ずつ取出されるよう
になっている。

本体部６０の前面板７４の前方側（換言すれば分離爪８
４の外側）には、外板８６が固着されている。外板８６
は前面板７４とほぼ１ｍｍの隙間をおいて固着されこの
対向間隙か手差しシート収容部８８となっており、ＯＨ
Ｐシートを収容することかできるようになっている。こ
の場合にも。

手差しシート収容部８８内に収容されたＯＨＰシートは
、前述の供給ローラ４４によって移動力を付与されて取
出されるようになっている。

なお、このシートカセット３０は、機台１２に配設され
た図示しないガイドレールに保持されたまま画像記録装
置１０の装置前方へ引き出されるようになっている。

シートカセット３０から取出された受像材料３２または
０ｆ（Ｐシートは、熱現像転写部２８へ送られるように
なっている。

熱現像転写部２８へ送られた受像材料３２またはＯＨＰ
シートは、重ね合わせローラ４６によって熱現像感光材
料１６と重ね合わされて加熱トラム３４と無端圧接ベル
ト３６との間へ供給されるようになっている。

熱現像感光材料１６は熱現像転写部２８において受像材
料３２（またはＯＨＰシート）と重ね合わせせた状態で
加熱されると、熱現像されると共に画像が受像材料３２
へ転写されて、受像材料３２（またはＯＨＰシート）に
画像が得られるようになっている。

無端圧接ベルト３６のテンションローラ４３への巻掛は
部分近傍には剥離部４８が配置されており、送り込まれ
た熱現像感光材料１６と受像材料３２（またはＯＨＰシ
ート）とを分離するようになっている０分離された熱現
像感光材料１６は、搬送ローラ５０によって廃棄感光材
料収容箱５６へ送り込まれるようになっている。

−力、剥離部４８において熱現像感光材料１６から分離
された受像材料３２（またはＯＨＰシート）は、乾燥装
置５２で乾燥された後に機台１２の頂部に形成される取
出トレイ５４に、へ送り出されるようになっている。

次に本実施例の作用を説明する。

マガジン１４から引き出された熱現像感光材料１６かカ
ッタ１８で切断された後に露光ドラム２０の外周へ巻き
付けられると、露光トラム２０は高速で第４図矢印Ａ方
向へ回転し、露光ヘッド２２により画像が露光される。

露光後の熱現像感光材料１６は、露光ドラム２０の逆転
（矢印Ｂ方向）によりスクレーバ２４で剥離され、水塗
布部２６で水塗布されて熱現像転写部２８へと送られる
。

一方シートカセット３０では、分離爪８４の近傍（開口
８２部分）に配置された供給ローラ４４によって最表層
（分離爪８４に近い側）に位置する受像材料３２か移動
力を付与されて移動し、さらにこの受像材料３２が分離
爪８４を乗越えることにより内側に位置する受像材料３
２と分離され、取出口６１から順次一枚ずつ取出されて
熱現像転写部２８へ供給される。

熱現像転写部２８では、加熱ドラム３４の近傍に配置さ
れた重ね合わせローラ４６によって熱現像感光材料１６
と受像材料３２とが重ね合わされ密着される。さらに、
重ね合わされた熱現像感光材料１６と受像材料３２は、
加熱ドラム３４と無端圧接ベルト３６（テンションロー
ラ３７への巻掛は部分）との１ｍへ供給される。

熱現像転写部２８へ送られた熱現像感光材料１６と受像
材料３２とは、密着された状態のままでハロゲンランプ
３８によって約９０℃に加熱された加熱ドラム３４と無
端圧接ベルト３６との間で加熱ドラム３４のほぼ２／３
周に渡って挟持搬送されて熱現像されると共に、熱現像
感光材料１６に露光された画像が受像材料３２へ転写さ
れる。

転写後の熱現像感光材料１６と受像材料３２は剥離部４
８へ送られ゛〔互いに分離される。分離された熱現像感
光材料１６は、搬送ローラ５０によって廃棄感光材料収
容箱５６へ送り込まれる。

一方、′Ａ＃部４８において熱現像感光材料１６から分
離された受像材料３２は、乾燥装置５２を経て取出トレ
イ５４へと取り出される。

ここで、画像記録処理の進行に伴なってシートカセット
３０内の受像材料３２を補充する際には、係止爪８０を
捩りコイルスプリング８１の付勢力に抗して回転させて
開閉扉６２のビン７６との係合を解除し、開閉扉６２を
本体部６０に対し取出口６１（分離爪８４）・と反対側
方向へ開放移動させる。これによって、本体部６０内が
開放し受像材料３２の装填可能状態となる。その後に受
像材料３２を保持板６８の保持部７０へ装填する。

この場合、シートカセット３０は、機台１２に配設され
たガイトレール上をスライドさせることにより画像記録
装置１０の装置前方へ引き出されるようになっているた
め、この状態で受像材料３２を装填することかでき作業
性か向上されている。

受像材料３２の装填後には、開閉扉６２を本体部６０の
前面板７４方向へ閉鎖移動することにより、装填された
受像材料３２の保持状態となる。

この場合、開閉扉６２のビン７６が案内＠７８に沿って
移動し、ざらにこのビン７６か捩りコイルスプリング８
１の付勢力に抗して係止爪８０を押し退けた後にこのビ
ン７６か係止爪８０に係止されて開閉扉６２を保持する
。したがって、開閉扉６２の閉鎖後には不用意にこれが
開放することかない。

また、開閉扉６２か本体ｆ！Ｂ６０内（開口）を閉鎖す
る状ｊｓとなった場合には、保持板６８へ装填された複
数枚の受像材料３２の最表層（開閉扉６２と反対側）に
位置するものが本体部６０の前面板７４に当接し、さら
に圧縮スプリング７２の付勢力によって常に受像材料３
２を前面板７４へ押圧するので（常に保持板６８を開閉
扉６２から離間する方向へ付勢しているのて）、受像材
料３２か本体部６０内でかたつくことなく確実に収容さ
れる。

このように、開閉扉６２を本体部６０の取出１］６１（
分離爪８４）と反対側方向へ開放移動させることによっ
て、本体部６０内を開放状態とすることができるので、
所定寸法に切揃えられた複数枚の受像材料３２を収容す
る際に、受像材料３２の端部が分離爪８４と干渉するこ
となく容易な操作（単に複数枚の受像材料３２を挿入す
るのみ）で装填することかできる。また２受像材料３２
の先端部を損傷することもない。

一方、ＯＨＰシートを使用したい場合には１本体部６０
の分離爪側に設けられた手差しシート収容部８８にＯＨ
Ｐシートを収容することができる。この場合には、手差
しシート収容部８８は分離爪８４の外側に設けられてい
るため、収容されたＯＨＰシートは供給ローラ４４によ
って移動力を付与され分離爪８４と干渉することなく移
動する。したがって、従来のシートカセットでは分離爪
と必然的に干渉するという理由により、ＯＨＰシート等
の比較的厚肉で剛性の高いシートを収容して供給するこ
とができなかったか、このシートカセット３０において
は確実にＯＨＰシートを収容して供給することかできる
。

［発明の効果］ 以北説明した如く本発明に係るシート供給袋とは、装填
性がよく所定寸法に切揃えられた複数枚のシートを容易
な操作により装填することができ１さらに、ＯＨＰシー
ト等の比較的厚肉で剛性の高いシートをも収容し供給す
ることができるという優れた効果を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るシートカセットの開閉扉が開放し
た状態を示す斜視図、第２図はシートカセットの開閉扉
が閉鎖した状態を示す斜視図、第３図はシートカセット
の断面図、第４図はシートカセットか適用された画像記
録装置の概略構成図である。 ３０・・・シートカセット。 ３２・・・受像材料、 ４４　・ ６０　・ ６　ｌ　・ ６２　・ ６８　・ ７４　・ ８４　・ ８６　・ ８８　・ 供給ローラ、 本体部。 取出口、 開閉扉、 保持板、 前面板、 分離爪、 外板、 手差しシート収容部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）所定寸法に切揃えられた複数枚のシートが本体部
   内に層状に収容され、この収容されたシートが順次一枚
   ずつ取出されて供給可能なシート供給装置であって、前
   記本体部に前記シートのうち最表層に位置するシートに
   対向して設けられ前記最表層に位置するシートから順次
   取出すことができるシート取出口と、前記シート取出口
   に配置されシート取出し時に前記最表層に位置するシー
   トに係合し他のシートから分離する分離爪と、前記本体
   部に対し前記シート取出口と反対側に設けられ前記分離
   爪と反対側方向へ開放することによりシートの装填可能
   状態となる開閉扉と、を備えることを特徴とするシート
   供給装置。（２）前記本体部の前記分離爪の外側に手差
   しシート収容部を設けたことを特徴とする請求項（１）
   記載のシート供給装置。