JPH0255989B2 - - Google Patents
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- JPH0255989B2 JPH0255989B2 JP56126545A JP12654581A JPH0255989B2 JP H0255989 B2 JPH0255989 B2 JP H0255989B2 JP 56126545 A JP56126545 A JP 56126545A JP 12654581 A JP12654581 A JP 12654581A JP H0255989 B2 JPH0255989 B2 JP H0255989B2
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- signal
- ghost
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- video signal
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 230000008030 elimination Effects 0.000 claims description 3
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- 230000004048 modification Effects 0.000 claims description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 claims description 3
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 9
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 8
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/21—Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
- H04N5/211—Ghost signal cancellation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はテレビジヨンゴースト消去方式、特
にテレビジヨン信号と組合せてそのゴースト信号
を消去するための擬似ゴースト信号を発生する方
式に関する。
にテレビジヨン信号と組合せてそのゴースト信号
を消去するための擬似ゴースト信号を発生する方
式に関する。
1981年1月26日付米国特許願第228594号明細書
には、ゴースト信号成分の存在とその対応主信号
に対する時間的位置を決定するゴースト信号検知
方式が記載されている。この方式はゴースト信号
成分を検知するとそのゴーストを各テレビジヨン
フイールドに亘つて追跡を続け、2種類の表示信
号を生成する。その第1はモード信号でゴースト
が検知されたか否かを示し、ゴースト信号が検知
されていなければこの第1の信号が「探査」モー
ドを呈するが、ゴースト信号が発見されるとその
検知器が自動位相制御APCモードにあることを
示すように変り、この間ゴースト信号が追跡され
る。
には、ゴースト信号成分の存在とその対応主信号
に対する時間的位置を決定するゴースト信号検知
方式が記載されている。この方式はゴースト信号
成分を検知するとそのゴーストを各テレビジヨン
フイールドに亘つて追跡を続け、2種類の表示信
号を生成する。その第1はモード信号でゴースト
が検知されたか否かを示し、ゴースト信号が検知
されていなければこの第1の信号が「探査」モー
ドを呈するが、ゴースト信号が発見されるとその
検知器が自動位相制御APCモードにあることを
示すように変り、この間ゴースト信号が追跡され
る。
ゴースト検知器で生成される信号の第2の型は
検知されたゴースト信号成分の時間位置に関する
情報を与えるもので、上記米国特許願に開示され
た実施例ではこの信号が電圧制御発振器で生成さ
れた発振信号である。この発振信号の周波数は、
主信号が遅延線の出力においてそのゴースト信号
成分がその入力に現れるのと同時に現れるように
既知のクロツキングをされた遅延線を駆動するに
要する周波数である。従つてこの発振信号は最初
の表示信号がAPCモードのときゴースト信号成
分の対応する主信号に対する遅延の精確な尺度と
なる。
検知されたゴースト信号成分の時間位置に関する
情報を与えるもので、上記米国特許願に開示され
た実施例ではこの信号が電圧制御発振器で生成さ
れた発振信号である。この発振信号の周波数は、
主信号が遅延線の出力においてそのゴースト信号
成分がその入力に現れるのと同時に現れるように
既知のクロツキングをされた遅延線を駆動するに
要する周波数である。従つてこの発振信号は最初
の表示信号がAPCモードのときゴースト信号成
分の対応する主信号に対する遅延の精確な尺度と
なる。
上述のゴースト信号検知方式のモード信号と発
振表示信号の情報を用いてゴースト信号を消去す
るゴースト消去方式が望ましいが、この発明の原
理によつてこのような方式が提供される。その方
式はゴースト検知器のクロツキングされる遅延線
として同数の段を推奨実施例において含むクロツ
キングされた遅延線を備えている。この遅延線は
ゴースト検知器の発振信号によつて駆動すること
ができ、ゴースト信号が検知されると、ゴースト
信号が遅延線の入力に印加されると同時にその出
力に主信号が現れるように印加ビデオ信号に遅延
を与える。この遅延線の出力の遅延主信号は振幅
比較器およびサンプル・アンド・ホールド回路と
帰還ループを形成する制御増幅器に印加される。
振幅比較器は遅延主信号と遅延線の入力のゴース
ト信号とをその両者がその入力で時間的に一致す
るとき比較し、両信号の振幅および極性の差を表
わす誤差信号を生成する。この誤差信号はサンプ
ル・アンド・ホールド回路に記憶されて制御増幅
器の伝達特性の制御に用いられる。多数のサンプ
リング期間が過ぎると、この誤差信号は与えられ
たゴースト信号に対して定常状態値に達し、これ
によつて制御増幅器は精確な擬似ゴースト信号を
発生する。この擬似ゴースト信号はゴースト信号
と同一振幅反対極性で、ゴースト信号と時間的に
一致している。この擬似ゴースト信号を主信号と
組合して、主テレビジヨン信号からゴースト信号
を除去する。
振表示信号の情報を用いてゴースト信号を消去す
るゴースト消去方式が望ましいが、この発明の原
理によつてこのような方式が提供される。その方
式はゴースト検知器のクロツキングされる遅延線
として同数の段を推奨実施例において含むクロツ
キングされた遅延線を備えている。この遅延線は
ゴースト検知器の発振信号によつて駆動すること
ができ、ゴースト信号が検知されると、ゴースト
信号が遅延線の入力に印加されると同時にその出
力に主信号が現れるように印加ビデオ信号に遅延
を与える。この遅延線の出力の遅延主信号は振幅
比較器およびサンプル・アンド・ホールド回路と
帰還ループを形成する制御増幅器に印加される。
振幅比較器は遅延主信号と遅延線の入力のゴース
ト信号とをその両者がその入力で時間的に一致す
るとき比較し、両信号の振幅および極性の差を表
わす誤差信号を生成する。この誤差信号はサンプ
ル・アンド・ホールド回路に記憶されて制御増幅
器の伝達特性の制御に用いられる。多数のサンプ
リング期間が過ぎると、この誤差信号は与えられ
たゴースト信号に対して定常状態値に達し、これ
によつて制御増幅器は精確な擬似ゴースト信号を
発生する。この擬似ゴースト信号はゴースト信号
と同一振幅反対極性で、ゴースト信号と時間的に
一致している。この擬似ゴースト信号を主信号と
組合して、主テレビジヨン信号からゴースト信号
を除去する。
第1図はこの発明のゴースト消去方式を示す。
ビデオ信号は遅延線52、線10ゲート54および
組合せ回路50の各入力に印加される。遅延線5
2はビデオ信号に主ビデオ信号に対するビデオ信
号のゴースト信号成分の遅延に等しい遅延を与
え、この遅延のために主信号成分はその対応ゴー
スト信号成分が遅延線52、線10ゲート54およ
び組合せ回路50の各入力に印加される瞬間にそ
の遅延線の出力に現れる。
ビデオ信号は遅延線52、線10ゲート54および
組合せ回路50の各入力に印加される。遅延線5
2はビデオ信号に主ビデオ信号に対するビデオ信
号のゴースト信号成分の遅延に等しい遅延を与
え、この遅延のために主信号成分はその対応ゴー
スト信号成分が遅延線52、線10ゲート54およ
び組合せ回路50の各入力に印加される瞬間にそ
の遅延線の出力に現れる。
この遅延線出力の遅延信号は制御増幅器46の
入力に印加され、これを通つて振幅比較器42お
よび組合せ回路50の各入力に印加される。組合
せ回路の出力にはゴースト消去ビデオ信号が生成
する。
入力に印加され、これを通つて振幅比較器42お
よび組合せ回路50の各入力に印加される。組合
せ回路の出力にはゴースト消去ビデオ信号が生成
する。
線10ゲート54は各ビデオフイールドの線10期
間中付勢されたときだけ開き、その出力は振幅比
較器42の第2の入力に印加される。振幅比較器
42の出力はサンプル・アンド・ホールド回路4
4の入力に印加され、そのサンプル・アンド・ホ
ールド回路の出力は制御増幅器46の制御入力に
印加される。制御増幅器46、振幅比較器42お
よびサンプル・アンド・ホールド回路44は互い
に結合されて、線10ゲートがビデオ信号を通す間
擬似ゴースト信号の改変に使用し得る帰還ループ
を形成している。
間中付勢されたときだけ開き、その出力は振幅比
較器42の第2の入力に印加される。振幅比較器
42の出力はサンプル・アンド・ホールド回路4
4の入力に印加され、そのサンプル・アンド・ホ
ールド回路の出力は制御増幅器46の制御入力に
印加される。制御増幅器46、振幅比較器42お
よびサンプル・アンド・ホールド回路44は互い
に結合されて、線10ゲートがビデオ信号を通す間
擬似ゴースト信号の改変に使用し得る帰還ループ
を形成している。
この実施例のゴースト消去方式はトレーニング
信号すなわちテレビジヨン信号の線10同期信号を
用いて制御増幅器46の制御信号を発生する。遅
延線52の遅延が正しいとき、遅延された線10
同期信号は制御増幅器を通つて振幅比較器42の
一方の入力に印加され、これと同時に他方の入力
にその線10同期信号のゴーストが印加される。
振幅比較器42はこの2つの信号の極性および振
幅の差を示す誤差信号を発生し、この誤差信号が
サンプル・アンド・ホールド回路44で抽出保持
され、制御増幅器46の制御信号を生成する。
信号すなわちテレビジヨン信号の線10同期信号を
用いて制御増幅器46の制御信号を発生する。遅
延線52の遅延が正しいとき、遅延された線10
同期信号は制御増幅器を通つて振幅比較器42の
一方の入力に印加され、これと同時に他方の入力
にその線10同期信号のゴーストが印加される。
振幅比較器42はこの2つの信号の極性および振
幅の差を示す誤差信号を発生し、この誤差信号が
サンプル・アンド・ホールド回路44で抽出保持
され、制御増幅器46の制御信号を生成する。
比較器42の入力の遅延線10同期信号そのゴ
ースト信号と同一振幅反応極性のとき完全なゴー
スト信号消去が行われる。従つて振幅比較器は2
信号の極性が同じであることを発見すると、制御
増幅器は制御信号によつてその遅延信号を反転さ
せる。また制御増幅器は遅延信号がゴースト信号
より大きいときはその遅延信号を減衰させ、小さ
いときは増幅する。このようにして制御増幅器は
遅延ビデオ信号を必要に応じて反転、増幅または
減衰させて所要の擬似ゴースト信号を生成する。
ースト信号と同一振幅反応極性のとき完全なゴー
スト信号消去が行われる。従つて振幅比較器は2
信号の極性が同じであることを発見すると、制御
増幅器は制御信号によつてその遅延信号を反転さ
せる。また制御増幅器は遅延信号がゴースト信号
より大きいときはその遅延信号を減衰させ、小さ
いときは増幅する。このようにして制御増幅器は
遅延ビデオ信号を必要に応じて反転、増幅または
減衰させて所要の擬似ゴースト信号を生成する。
帰還ループ40の時定数により誤差信号および
制御信号が所要値に安定するまでにそのループが
サンプリングを行うには数テレビジヨンフイール
ドの数個の線10期間を要する。制御信号が安定化
すると組合せ回路50によつて未遅延信号と組合
された遅延信号が未遅延テレビジヨン信号中のゴ
ースト信号を精確に消去する。
制御信号が所要値に安定するまでにそのループが
サンプリングを行うには数テレビジヨンフイール
ドの数個の線10期間を要する。制御信号が安定化
すると組合せ回路50によつて未遅延信号と組合
された遅延信号が未遅延テレビジヨン信号中のゴ
ースト信号を精確に消去する。
テレビジヨンフイールドの残りの線の期間は線
10ゲートが閉じて振幅比較器42に情報を供給し
ない。従つてこのとき誤差信号は生成されず、制
御増幅器に印加された制御信号は線10期間の間で
変化しない。制御増幅器はこのときビデオ情報の
増幅または減衰および反転または非反転を続け、
従つて組合せ回路50に擬似ゴースト信号を供給
してテレビ画像の可視ゴーストの消去を続ける。
10ゲートが閉じて振幅比較器42に情報を供給し
ない。従つてこのとき誤差信号は生成されず、制
御増幅器に印加された制御信号は線10期間の間で
変化しない。制御増幅器はこのときビデオ情報の
増幅または減衰および反転または非反転を続け、
従つて組合せ回路50に擬似ゴースト信号を供給
してテレビ画像の可視ゴーストの消去を続ける。
この発明の原理によつて構成されたゴースト消
去方式のさらに詳細な実施例を第2図に示す。第
2図の各素子で第1図に示されるものは同じ引用
数字を付し、その説明を省略する。遅延線52の
出力は可変利得増幅器80の入力に結合され、そ
の増幅器の出力は反転増幅器84と非反転増幅器
82の各入力に結合されている。増幅器82,8
4の出力はスイツチ86を介して組合せ回路50
に結合されると共に、分圧器30の抵抗32に結
合されている。スイツチ86はゴースト検知器の
供給するAPC信号によつて制御される。遅延線
52の出力はまた2つのエミツタホロワ結合トラ
ンジスタにより差動増幅器6のトランジスタ10
のベースに結合されている。
去方式のさらに詳細な実施例を第2図に示す。第
2図の各素子で第1図に示されるものは同じ引用
数字を付し、その説明を省略する。遅延線52の
出力は可変利得増幅器80の入力に結合され、そ
の増幅器の出力は反転増幅器84と非反転増幅器
82の各入力に結合されている。増幅器82,8
4の出力はスイツチ86を介して組合せ回路50
に結合されると共に、分圧器30の抵抗32に結
合されている。スイツチ86はゴースト検知器の
供給するAPC信号によつて制御される。遅延線
52の出力はまた2つのエミツタホロワ結合トラ
ンジスタにより差動増幅器6のトランジスタ10
のベースに結合されている。
線10ゲート54は線10可能化信号によりビデオ
線10の間付勢される。線10可能化信号はまたエ
ミツタホロワ結合トランジスタ36のベースにも
印加される。このトランジスタ36のエミツタは
差動増幅器6のトランジスタ8のベースに結合さ
れている。基準電圧源38は基準電圧VTを発生
し、基準電圧VREFをダイオード60と抵抗62を
含む分圧器の両端間に印加する。基準電圧VTは
トランジスタ8のベースに印加される。トランジ
スタ8,10のエミツタは互いに結合され、電流
源4を介して基準電位点(大地)に接続されてい
る。トランジスタ8のコレクタは供給電圧(B
+)源に結合され、トランジスタ10のコレクタ
は差動増幅器13のトランジスタ12,14のエ
ミツタ接続点に結合されている。
線10の間付勢される。線10可能化信号はまたエ
ミツタホロワ結合トランジスタ36のベースにも
印加される。このトランジスタ36のエミツタは
差動増幅器6のトランジスタ8のベースに結合さ
れている。基準電圧源38は基準電圧VTを発生
し、基準電圧VREFをダイオード60と抵抗62を
含む分圧器の両端間に印加する。基準電圧VTは
トランジスタ8のベースに印加される。トランジ
スタ8,10のエミツタは互いに結合され、電流
源4を介して基準電位点(大地)に接続されてい
る。トランジスタ8のコレクタは供給電圧(B
+)源に結合され、トランジスタ10のコレクタ
は差動増幅器13のトランジスタ12,14のエ
ミツタ接続点に結合されている。
線10ゲート54の出力は分圧器30の抵抗34
に結合され、抵抗32,34の接続点はエミツタ
ホロワ結合トランジスタによりトランジスタ12
のベースに結合されている。基準電圧VREFは他の
エミツタホロワ結合トランジスタによりトランジ
スタ14のベースに印加される。トランジスタ1
2のコレクタは差動結合トランジスタ18,20
のエミツタ接続点に結合され、トランジスタ14
のコレクタは差動結合トランジスタ22,24の
エミツタ接続点に結合されている。
に結合され、抵抗32,34の接続点はエミツタ
ホロワ結合トランジスタによりトランジスタ12
のベースに結合されている。基準電圧VREFは他の
エミツタホロワ結合トランジスタによりトランジ
スタ14のベースに印加される。トランジスタ1
2のコレクタは差動結合トランジスタ18,20
のエミツタ接続点に結合され、トランジスタ14
のコレクタは差動結合トランジスタ22,24の
エミツタ接続点に結合されている。
トランジスタ18,20,22,24はトラン
ジスタ12,14のコレクタ電流の電流嚮導回路
を形成する。トランジスタ18,24のベースは
線10ゲート54の出力に結合され、トランジスタ
20,22のベースは基準電圧VREFを受けるよう
に結合されている。トランジスタ18,22のコ
レクタは互いに接続されて電流ミラー26に結合
されている。このトランジスタ18,22のコレ
クタ電流は電流ミラートランジスタ28のコレク
タ電流により複製される。トランジスタ20,2
4のコレクタは互いに接続されてトランジスタ2
8のコレクタおよび可変利得増幅器80の制御入
力に結合されている。この可変利得増幅器80の
制御入力と大地との間には濾波コンデンサ16が
結合されている。
ジスタ12,14のコレクタ電流の電流嚮導回路
を形成する。トランジスタ18,24のベースは
線10ゲート54の出力に結合され、トランジスタ
20,22のベースは基準電圧VREFを受けるよう
に結合されている。トランジスタ18,22のコ
レクタは互いに接続されて電流ミラー26に結合
されている。このトランジスタ18,22のコレ
クタ電流は電流ミラートランジスタ28のコレク
タ電流により複製される。トランジスタ20,2
4のコレクタは互いに接続されてトランジスタ2
8のコレクタおよび可変利得増幅器80の制御入
力に結合されている。この可変利得増幅器80の
制御入力と大地との間には濾波コンデンサ16が
結合されている。
電流ミラートランジスタ27,28のエミツタ
はそれぞれエミツタ抵抗を介して共にダイオード
72の陰極およびトランジスタ76のベースに結
合されている。ダイオード72の陽極はトランジ
スタ76のエミツタとB+電源に結合されて電流
ミラーを形成し、トランジスタ76のコレクタは
抵抗74を介して接地されている。この電流ミラ
ーが電流を導通しているときは抵抗74の両端間
に極性反転キー信号と称する出力信号が生じ、こ
の信号がD型フリツプフロツプ78のクロツク入
力Cに印加される。フリツプフロツプ78のデー
タ入力Dは線10ゲート54の出力に結合され、Q
出力は反転増幅器84の可能化信号として、出
力は非反転増幅器82の可能化信号として印加さ
れるように結合されている。
はそれぞれエミツタ抵抗を介して共にダイオード
72の陰極およびトランジスタ76のベースに結
合されている。ダイオード72の陽極はトランジ
スタ76のエミツタとB+電源に結合されて電流
ミラーを形成し、トランジスタ76のコレクタは
抵抗74を介して接地されている。この電流ミラ
ーが電流を導通しているときは抵抗74の両端間
に極性反転キー信号と称する出力信号が生じ、こ
の信号がD型フリツプフロツプ78のクロツク入
力Cに印加される。フリツプフロツプ78のデー
タ入力Dは線10ゲート54の出力に結合され、Q
出力は反転増幅器84の可能化信号として、出
力は非反転増幅器82の可能化信号として印加さ
れるように結合されている。
第2図のゴースト消去方式は上記米国特許願の
ゴースト検知方式と関連して有利に動作させるこ
ともできる。両方式を一緒に働らかせると、ゴー
スト検知方式が遅延線52のクロツク信号とスイ
ツチ86のAPC制御信号を供給する。ゴースト
検知器がゴースト信号を探査しているとき、
APC信号がスイツチ86を開放に保ち、組合せ
回路50に擬似信号が印加されるのを完全に防
ぐ。ゴースト信号が発見されると、APC信号が
スイツチ86を閉じる。
ゴースト検知方式と関連して有利に動作させるこ
ともできる。両方式を一緒に働らかせると、ゴー
スト検知方式が遅延線52のクロツク信号とスイ
ツチ86のAPC制御信号を供給する。ゴースト
検知器がゴースト信号を探査しているとき、
APC信号がスイツチ86を開放に保ち、組合せ
回路50に擬似信号が印加されるのを完全に防
ぐ。ゴースト信号が発見されると、APC信号が
スイツチ86を閉じる。
検知器がゴーストを検知すると、遅延線52
が、主信号がその遅延線の出力に現れるのと同時
にそのゴーストがその入力に印加されるような遅
延を設定するような割合でクロツキングされる。
この状態における代表的波形を第3図に示す。第
3図aは線10同期パルス100とそれに付随する
ゴースト信号102を示す。同様にビデオ信号の
線11を同期パルス104とそれに付随するゴー
スト信号106を示す。第3図cは第3図aの入
力信号が遅延線52に印加されたときのその遅延
線の出力信号を示す。適正な遅延を設定すると、
遅延された線10同期パルス110がゴースト信号
102と時間的に一致する。この遅延線の出力も
また遅延されたゴースト信号112と遅延された
線11同期パルス114を含んでいる。
が、主信号がその遅延線の出力に現れるのと同時
にそのゴーストがその入力に印加されるような遅
延を設定するような割合でクロツキングされる。
この状態における代表的波形を第3図に示す。第
3図aは線10同期パルス100とそれに付随する
ゴースト信号102を示す。同様にビデオ信号の
線11を同期パルス104とそれに付随するゴー
スト信号106を示す。第3図cは第3図aの入
力信号が遅延線52に印加されたときのその遅延
線の出力信号を示す。適正な遅延を設定すると、
遅延された線10同期パルス110がゴースト信号
102と時間的に一致する。この遅延線の出力も
また遅延されたゴースト信号112と遅延された
線11同期パルス114を含んでいる。
各ビデオフイールドの線10の間、第3図bの線
10可能化信号108が線10ゲート54に印加され
てそのゲートを開くと共に、トランジスタ36の
ベースに印加される。トランジスタ36は線10可
能化信号により遮断され、基準電圧VTだけが分
圧器60,62により差動増幅器トランジスタ8
に印加される。遅延された線10同期パルス110
は遅延線52から2つのエミツタホロワ結合トラ
ンジスタによりトランジスタ10のベースに印加
される。そのエミツタホロワ結合トランジスタは
遅延ビデオ信号をトランジスタ10のベースに、
遅延同期パルス110の振幅が電圧レベルVTを
超え、線10期間のゴーストパルスがその電圧レベ
ルVTより低くなるようなレベルで遅延ビデオ信
号を供給する。トランジスタ10のベースの遅延
線10同期パルスが基準レベルVTを超えるため、
トランジスタ10が導通して電流ミラー70の上
端のB+電源と電流源4との間に電流を流す。
10可能化信号108が線10ゲート54に印加され
てそのゲートを開くと共に、トランジスタ36の
ベースに印加される。トランジスタ36は線10可
能化信号により遮断され、基準電圧VTだけが分
圧器60,62により差動増幅器トランジスタ8
に印加される。遅延された線10同期パルス110
は遅延線52から2つのエミツタホロワ結合トラ
ンジスタによりトランジスタ10のベースに印加
される。そのエミツタホロワ結合トランジスタは
遅延ビデオ信号をトランジスタ10のベースに、
遅延同期パルス110の振幅が電圧レベルVTを
超え、線10期間のゴーストパルスがその電圧レベ
ルVTより低くなるようなレベルで遅延ビデオ信
号を供給する。トランジスタ10のベースの遅延
線10同期パルスが基準レベルVTを超えるため、
トランジスタ10が導通して電流ミラー70の上
端のB+電源と電流源4との間に電流を流す。
トランジスタ10が第2図の積重ね差動増幅器
と電流ミラーに電流を流し始めると、ダイオード
72を通る電流がトランジスタ76により複製さ
れ、これによつて第3図dにパルス116で示す
極性反転キー信号を抵抗74の両端面に生ずる。
極性反転キー信号は極性反転用フリツプフロツプ
78をクロツキングして、ゴースト信号102の
極性に従つてそのフリツプフロツプをセツトまた
はリセツトする。第3図の例ではゴーストパルス
102が第3図aの基準レベルVREFに対して正で
あるから、極性反転用フリツプフロツプ78セツ
トされ、そのQ出力が高レベル、出力が低レベ
ルになる。これらの出力信号は反転増幅器84を
付勢し非反転増幅器82を除勢するため、両増幅
器の出力接続点の信号は第3図eに示すように遅
延線の出力信号に対して反転され、分圧器30の
抵抗32に印加される。
と電流ミラーに電流を流し始めると、ダイオード
72を通る電流がトランジスタ76により複製さ
れ、これによつて第3図dにパルス116で示す
極性反転キー信号を抵抗74の両端面に生ずる。
極性反転キー信号は極性反転用フリツプフロツプ
78をクロツキングして、ゴースト信号102の
極性に従つてそのフリツプフロツプをセツトまた
はリセツトする。第3図の例ではゴーストパルス
102が第3図aの基準レベルVREFに対して正で
あるから、極性反転用フリツプフロツプ78セツ
トされ、そのQ出力が高レベル、出力が低レベ
ルになる。これらの出力信号は反転増幅器84を
付勢し非反転増幅器82を除勢するため、両増幅
器の出力接続点の信号は第3図eに示すように遅
延線の出力信号に対して反転され、分圧器30の
抵抗32に印加される。
第3図aのゴースト信号期間T1〜T2中線10ゲ
ート54はゴースト信号102をその出力に通
す。このゴースト信号102は分圧器30の抵抗
34に印加される。この分圧器30の抵抗の値が
相等しければその分圧器の中点の電圧は反転遅延
同期パルス120のレベルとゴースト信号102
のレベルとの中央の値になる。第3図の例ではこ
のレベルが第3図eの破線VDで示すようにVREF
より低い。VDがVREFより低いため、トランジス
タ12は差動増幅器14のトランジスタ14より
導通し難くなり、従つてトランジスタ14のコレ
クタ電流がトランジスタ12のそれより大きくな
る。
ート54はゴースト信号102をその出力に通
す。このゴースト信号102は分圧器30の抵抗
34に印加される。この分圧器30の抵抗の値が
相等しければその分圧器の中点の電圧は反転遅延
同期パルス120のレベルとゴースト信号102
のレベルとの中央の値になる。第3図の例ではこ
のレベルが第3図eの破線VDで示すようにVREF
より低い。VDがVREFより低いため、トランジス
タ12は差動増幅器14のトランジスタ14より
導通し難くなり、従つてトランジスタ14のコレ
クタ電流がトランジスタ12のそれより大きくな
る。
第3図aのゴーストパルス102はまた電流嚮
導回路21に印加される。ゴーストパルス102
のレベルVgが基準レベルVREFより高いから、ト
ランジスタ18,24はトランジスタ20,22
よりよく導通し、従つてトランジスタ14のコレ
クタ電流は最初トランジスタ24によつて流さ
れ、それより小さいトランジスタ12の電流が最
初トランジスタ18によつて流されてトランジス
タ28のコレクタ電流として複製される。トラン
ジスタ24の導通電流はトランジスタ28の供給
電流より大きいため、濾波コンデンサ16が第3
図fに示すようにレベルV16からそれより低いレ
ベルV16′に放電され、この濾波コンデンサ16に
蓄積された制御信号の低下により可変利得増幅器
がそれを通る遅延信号を減衰させる。
導回路21に印加される。ゴーストパルス102
のレベルVgが基準レベルVREFより高いから、ト
ランジスタ18,24はトランジスタ20,22
よりよく導通し、従つてトランジスタ14のコレ
クタ電流は最初トランジスタ24によつて流さ
れ、それより小さいトランジスタ12の電流が最
初トランジスタ18によつて流されてトランジス
タ28のコレクタ電流として複製される。トラン
ジスタ24の導通電流はトランジスタ28の供給
電流より大きいため、濾波コンデンサ16が第3
図fに示すようにレベルV16からそれより低いレ
ベルV16′に放電され、この濾波コンデンサ16に
蓄積された制御信号の低下により可変利得増幅器
がそれを通る遅延信号を減衰させる。
期間T1〜T2の終端でトランジスタ10のベー
スの遅延同期パルス110が基準レベルVTより
低くなり、差動増幅器6がトランジスタ10の遮
断状態に切換わる。依つて縦続接続された差動増
幅器と電流ミラーの動作は停止し、電圧レベル
V16′が濾波コンデンサ16に蓄積される。前述の
ようにその線期間の残部の遅延ゴーストパルスは
VTに対し振幅が不充分でトランジスタ10を導
通させることができない。線10期間の終端で第3
図bの可能化信号108が高レベルになり、トラ
ンジスタ36を導通させる。これによつてトラン
ジスタ8のベースに正の信号が印加されて、次の
線10期間までトランジスタ8を導通、トランジス
タ10を非導通に維持する。
スの遅延同期パルス110が基準レベルVTより
低くなり、差動増幅器6がトランジスタ10の遮
断状態に切換わる。依つて縦続接続された差動増
幅器と電流ミラーの動作は停止し、電圧レベル
V16′が濾波コンデンサ16に蓄積される。前述の
ようにその線期間の残部の遅延ゴーストパルスは
VTに対し振幅が不充分でトランジスタ10を導
通させることができない。線10期間の終端で第3
図bの可能化信号108が高レベルになり、トラ
ンジスタ36を導通させる。これによつてトラン
ジスタ8のベースに正の信号が印加されて、次の
線10期間までトランジスタ8を導通、トランジス
タ10を非導通に維持する。
次の線10期間(すなわち1フイールド後)中反
転増幅器84は第3図gのような反転遅延波形を
分圧器30に印加する。遅延同期パルス130の
振幅は可変利得増幅器80による信号減衰のため
前の線10同期パルス120より振幅が小さくなつ
ている。こ遅延同期パルス130が再び分圧器3
0によりゴースト信号の振幅と比較され、第3図
gに示す電圧レベルVDがトランジスタ12に印
加される。するとレベルVREFとVDとの差が前の
線10期間より小さくなるため、トランジスタ14
のコレクタ電流がトランジスタ12のコレクタ電
流を超える量が前より小さくなる。このコレクタ
電流は電流嚮導回路21と電流ミラー回路26に
より再び嚮導され、濾波コンデンサ16を第3図
hに示すように旧レベルV16′から新レベルV16″ま
で僅かに放電する。従つて可変利得増幅器80に
より与えられる減衰量は増大する。
転増幅器84は第3図gのような反転遅延波形を
分圧器30に印加する。遅延同期パルス130の
振幅は可変利得増幅器80による信号減衰のため
前の線10同期パルス120より振幅が小さくなつ
ている。こ遅延同期パルス130が再び分圧器3
0によりゴースト信号の振幅と比較され、第3図
gに示す電圧レベルVDがトランジスタ12に印
加される。するとレベルVREFとVDとの差が前の
線10期間より小さくなるため、トランジスタ14
のコレクタ電流がトランジスタ12のコレクタ電
流を超える量が前より小さくなる。このコレクタ
電流は電流嚮導回路21と電流ミラー回路26に
より再び嚮導され、濾波コンデンサ16を第3図
hに示すように旧レベルV16′から新レベルV16″ま
で僅かに放電する。従つて可変利得増幅器80に
より与えられる減衰量は増大する。
次の線10期間(すなわち第3フイード)中分圧
器30には第3図iの波形が印加される。この例
ではその系の時定数が制御信号レベルV16″によつ
て遅延信号に所要の減衰が与えられるように定め
られていると仮定する。遅延同期パルス140が
ゴースト信号102と同一振幅反対極性のため、
反転増幅器84の出力は適正な擬似ゴースト信号
である。分圧レベルVDは基準レベルVREFに等し
く、従つてトランジスタ12,14のコレクタ電
流は相等しい。トランジスタ28のコレクタ電流
はトランジスタ24のコレクタ電流に等しく、濾
波コンデンサ16は正味の充放電がなくレベル
V16″まで充電が続けられる。第3図iの擬似ゴー
スト信号140はスイツチ86を通り、未遅延の
主ビデオ信号のゴースト信号102と組合され、
これによつて主信号からゴースト信号102が消
去される。
器30には第3図iの波形が印加される。この例
ではその系の時定数が制御信号レベルV16″によつ
て遅延信号に所要の減衰が与えられるように定め
られていると仮定する。遅延同期パルス140が
ゴースト信号102と同一振幅反対極性のため、
反転増幅器84の出力は適正な擬似ゴースト信号
である。分圧レベルVDは基準レベルVREFに等し
く、従つてトランジスタ12,14のコレクタ電
流は相等しい。トランジスタ28のコレクタ電流
はトランジスタ24のコレクタ電流に等しく、濾
波コンデンサ16は正味の充放電がなくレベル
V16″まで充電が続けられる。第3図iの擬似ゴー
スト信号140はスイツチ86を通り、未遅延の
主ビデオ信号のゴースト信号102と組合され、
これによつて主信号からゴースト信号102が消
去される。
各線10期間相互間において走査期間中ビデオ信
号は画像情報を含んでいるが、この情報は連続し
て遅延線52に印加され、可変利得増幅器80に
より減衰され、反転増幅器84により反転されて
擬似ゴースト信号を発生する。この擬似ゴースト
信号を組合せ回路50で未遅延の信号と組合せて
テレビ画像かゴースト画像を消去する。
号は画像情報を含んでいるが、この情報は連続し
て遅延線52に印加され、可変利得増幅器80に
より減衰され、反転増幅器84により反転されて
擬似ゴースト信号を発生する。この擬似ゴースト
信号を組合せ回路50で未遅延の信号と組合せて
テレビ画像かゴースト画像を消去する。
第3図aのゴースト信号102の振幅および極
性が変つて第4図aの新ゴースト信号152が生
ずると仮定する。また例示のためその新ゴースト
信号152の主信号100に対する遅延は前のゴ
ースト信号と同じで、遅延線52の遅延はどちら
のゴースト信号に対しても正しいと仮定する。
性が変つて第4図aの新ゴースト信号152が生
ずると仮定する。また例示のためその新ゴースト
信号152の主信号100に対する遅延は前のゴ
ースト信号と同じで、遅延線52の遅延はどちら
のゴースト信号に対しても正しいと仮定する。
新ゴースト信号152を含む第4図aの線10信
号は遅延線で遅延され、可変利得増幅器80で減
衰され、反転増幅器84により反転されて第4図
cに示す出力信号を生じる。この遅延減衰反転同
期パルス140は組合せ回路で一致するゴースト
信号152と相殺するには振幅極性共不適正であ
ることが判る。この遅延同期パルスもまたトラン
ジスタ10を導通させ、電流が電流ミラー回路7
0を流れて第4図dに示すような極性反転キー信
号114を生成する。この極性反転キー信号11
4極性反転用フリツプフロツプ78をD入力のゴ
ースト信号の状態にクロツキングする。ゴースト
信号152はレベルVREFに対して負であるから、
フリツプフロツプはリセツト状態にクロツキング
され、Q出力信号が低レベル、出力信号が高レ
ベルになり、これによつて反転増幅器84が除勢
され、非反転増幅器82が付勢される。このとき
分圧器30の抵抗32に印加される信号は第4図
eの波形で示すように反転されず、分圧器はゴー
スト信号152のレベルVgを遅延同期パルス1
52のレベルと比較して、第4図eに示すように
抵抗32,34の接続点にレベルVDを生成する。
VDのレベルがレベルVREFより小さければ、トラ
ンジスタ14のコレクタ電流はトランジスタ12
のコレクタ電流より大きくなる。
号は遅延線で遅延され、可変利得増幅器80で減
衰され、反転増幅器84により反転されて第4図
cに示す出力信号を生じる。この遅延減衰反転同
期パルス140は組合せ回路で一致するゴースト
信号152と相殺するには振幅極性共不適正であ
ることが判る。この遅延同期パルスもまたトラン
ジスタ10を導通させ、電流が電流ミラー回路7
0を流れて第4図dに示すような極性反転キー信
号114を生成する。この極性反転キー信号11
4極性反転用フリツプフロツプ78をD入力のゴ
ースト信号の状態にクロツキングする。ゴースト
信号152はレベルVREFに対して負であるから、
フリツプフロツプはリセツト状態にクロツキング
され、Q出力信号が低レベル、出力信号が高レ
ベルになり、これによつて反転増幅器84が除勢
され、非反転増幅器82が付勢される。このとき
分圧器30の抵抗32に印加される信号は第4図
eの波形で示すように反転されず、分圧器はゴー
スト信号152のレベルVgを遅延同期パルス1
52のレベルと比較して、第4図eに示すように
抵抗32,34の接続点にレベルVDを生成する。
VDのレベルがレベルVREFより小さければ、トラ
ンジスタ14のコレクタ電流はトランジスタ12
のコレクタ電流より大きくなる。
ゴースト信号152はまた電流嚮導トランジス
タ18,24に印加される。ゴースト信号レベル
VgがVREFより低いため、トランジスタ20,2
2が導通し、トランジスタ18,24が遮断され
る。するとトランジスタ14のコレクタ電流が比
較的大きくなつてトランジスタ22により電流ミ
ラー回路26に導かれ、トランジスタ28のコレ
クタ電流として複製される。またトランジスタ1
2のコレクタ電流は比較的小さく、トランジスタ
20によつて導かれる。このトランジスタ28の
比較的大きい電流とトランジスタ20の比較的小
さい電流との正味効果が濾波コンデンサ16の充
電電流になり、そのコンデンサ16は第4図fの
ように旧レベルV16″から新レベルV16″に充電され
る。この信号レベルの上昇により可変利得増幅器
80の与える減衰量が低下する。
タ18,24に印加される。ゴースト信号レベル
VgがVREFより低いため、トランジスタ20,2
2が導通し、トランジスタ18,24が遮断され
る。するとトランジスタ14のコレクタ電流が比
較的大きくなつてトランジスタ22により電流ミ
ラー回路26に導かれ、トランジスタ28のコレ
クタ電流として複製される。またトランジスタ1
2のコレクタ電流は比較的小さく、トランジスタ
20によつて導かれる。このトランジスタ28の
比較的大きい電流とトランジスタ20の比較的小
さい電流との正味効果が濾波コンデンサ16の充
電電流になり、そのコンデンサ16は第4図fの
ように旧レベルV16″から新レベルV16″に充電され
る。この信号レベルの上昇により可変利得増幅器
80の与える減衰量が低下する。
この例では制御信号レベルV16″が所要の擬似ゴ
ースト信号を得るのに充分であるから、次の線10
期間中にビデオ信号が遅延され、減衰され、非反
転増幅器82を通つて第4図gに示すような擬似
ゴースト波形を生ずる。ゴースト信号振幅Vgと
遅延同期パルス180の振幅の差はVDで、これ
は基準レベルVREFに等しい。この系では差動増幅
器13が平衡されるため、濾波コンデンサ16の
電圧レベルV16″が変えない。擬似ゴースト信号1
80の振幅および極性は未遅延ビデオ信号中のゴ
ースト信号152の相殺に適していることが判
る。上述のようにビデオ信号の走査期間中にゴー
スト消去が連続して行われる。
ースト信号を得るのに充分であるから、次の線10
期間中にビデオ信号が遅延され、減衰され、非反
転増幅器82を通つて第4図gに示すような擬似
ゴースト波形を生ずる。ゴースト信号振幅Vgと
遅延同期パルス180の振幅の差はVDで、これ
は基準レベルVREFに等しい。この系では差動増幅
器13が平衡されるため、濾波コンデンサ16の
電圧レベルV16″が変えない。擬似ゴースト信号1
80の振幅および極性は未遅延ビデオ信号中のゴ
ースト信号152の相殺に適していることが判
る。上述のようにビデオ信号の走査期間中にゴー
スト消去が連続して行われる。
第1図はこの発明の原理によつて構成されたテ
レビジヨンゴースト消去方式のブロツク図、第2
図はこの発明のゴースト消去方式の詳細実施例の
部分ブロツク回路図、第3図および第4図は第2
図の方式の動作の説明に用いる波形図である。 42……振幅比較器、44……サンプル・アン
ド・ホールド回路、46……振幅極性改変手段、
50……組合せ回路、52……遅延線、54……
ビデオ信号通過手段。
レビジヨンゴースト消去方式のブロツク図、第2
図はこの発明のゴースト消去方式の詳細実施例の
部分ブロツク回路図、第3図および第4図は第2
図の方式の動作の説明に用いる波形図である。 42……振幅比較器、44……サンプル・アン
ド・ホールド回路、46……振幅極性改変手段、
50……組合せ回路、52……遅延線、54……
ビデオ信号通過手段。
Claims (1)
- 1 トレーニング信号として用いられる成分を含
み、ゴースト信号で汚染され得るビデオ信号の信
号源を含むテレビ受像機において、出力を有し、
上記ビデオ信号に応動してゴースト信号が存在す
るとき上記トレーニング信号のゴーストを含む上
記ビデオ信号の一部を通す手段と、上記ビデオ信
号を受入れるように結合された入力と遅延ビデオ
信号を発生する出力を有し、ゴースト信号が存在
するとき上記トレーニング信号に対するそのトレ
ーニング信号のゴースト信号の遅延に実質的に等
しい遅延を呈する遅延線と、上記遅延線の出力に
結合された入力と上記トレーニング信号を含む改
変された遅延ビデオ信号を発生する出力を有し、
制御信号に応動して上記遅延ビデオ信号の振幅お
よび(または)極性を可制御的に改変し、上記改
変された遅延ビデオ信号を生成する手段と、第1
の入力が上記ビデオ信号の一部を通す手段の出力
に結合され、第2の入力が上記遅延ビデオ信号改
変手段の出力に結合され、出力に上記トレーニン
グ信号のゴースト信号と上記改変された遅延トレ
ーニング信号との振幅および極性差を表わす誤差
信号を発生する振幅比較器と、入力が上記振幅比
較器の出力に結合され、出力が上記改変手段に結
合され、上記誤差信号をサンプリングして上記改
変手段に上記トレーニング信号の上記ゴースト信
号と実質的に振幅相等しく極性相反する改変され
た遅延トレーニング信号を発生させる制御信号を
発生するサンプル・アンド・ホールド回路と、第
1の入力が上記ビデオ信号源に結合され、第2の
入力が上記改変手段の出力に結合され、上記ビデ
オ信号を上記改変された遅延ビデオ信号と組合せ
てゴースト消去を行つたビデオ信号を生成する信
号組合せ回路とを含むテレビジヨンゴースト消去
方式。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8026515 | 1980-08-14 | ||
US06/228,593 US4359760A (en) | 1980-08-14 | 1981-01-26 | Television ghost cancellation system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5755674A JPS5755674A (en) | 1982-04-02 |
JPH0255989B2 true JPH0255989B2 (ja) | 1990-11-28 |
Family
ID=26276556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56126545A Granted JPS5755674A (en) | 1980-08-14 | 1981-08-11 | Television ghost erasing system |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4359760A (ja) |
JP (1) | JPS5755674A (ja) |
AT (1) | AT382751B (ja) |
AU (1) | AU545231B2 (ja) |
DE (1) | DE3132253C2 (ja) |
ES (1) | ES504628A0 (ja) |
FI (1) | FI73562C (ja) |
FR (1) | FR2488760B1 (ja) |
GB (1) | GB2082423B (ja) |
IT (1) | IT1137829B (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4364092A (en) * | 1980-08-14 | 1982-12-14 | Rca Corporation | Television signal ghost detector |
US4393397A (en) * | 1981-10-05 | 1983-07-12 | Rca Corporation | Television ghost signal detector with color burst phase delay control |
US4542408A (en) * | 1983-08-31 | 1985-09-17 | Rca Corporation | Digital deghosting system |
JPH0625018B2 (ja) * | 1987-04-17 | 1994-04-06 | 株式会社イナックス | 網状補強体入りセメント製品の製造法 |
JPS63260878A (ja) * | 1987-04-17 | 1988-10-27 | 株式会社イナックス | セメント製品の製造方法 |
JPH0363548U (ja) * | 1989-10-17 | 1991-06-20 | ||
US5260972A (en) * | 1990-03-13 | 1993-11-09 | At&T Bell Laboratories | Technique for determining signal dispersion characteristics in communications systems |
US6697610B1 (en) | 2000-06-15 | 2004-02-24 | Zenith Electronics Corporation | Smart antenna for RF receivers |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1429802A (en) * | 1972-03-16 | 1976-03-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Ghost signal cancellation system |
US4053932A (en) * | 1974-06-10 | 1977-10-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Ghost signal eliminating system |
JPS5120714U (ja) * | 1974-08-01 | 1976-02-16 | ||
JPS5134618A (en) * | 1974-09-19 | 1976-03-24 | Hitachi Ltd | Terebijonjushinki no goosutoshingoyokuatsusochi |
US3956585A (en) * | 1974-12-23 | 1976-05-11 | General Electric Company | Bucket-brigade ghost canceller |
NL7606934A (nl) * | 1976-06-25 | 1977-12-28 | Philips Nv | Echo-onderdrukkingsschakeling. |
US4128848A (en) * | 1976-10-22 | 1978-12-05 | Hitachi, Ltd. | Automatic ghost-suppression system |
DE2647929C3 (de) * | 1976-10-22 | 1979-10-31 | Hitachi, Ltd., Tokio | Automatischer Geisterbild-Unterdriicker |
JPS55142071U (ja) * | 1979-03-29 | 1980-10-11 | ||
US4371266A (en) * | 1980-08-14 | 1983-02-01 | Rca Corporation | Television ghost detector system |
US4364092A (en) * | 1980-08-14 | 1982-12-14 | Rca Corporation | Television signal ghost detector |
-
1981
- 1981-01-26 US US06/228,593 patent/US4359760A/en not_active Expired - Lifetime
- 1981-08-06 IT IT23417/81A patent/IT1137829B/it active
- 1981-08-06 GB GB8124011A patent/GB2082423B/en not_active Expired
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