JPH0255555B2 - - Google Patents
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- JPH0255555B2 JPH0255555B2 JP58500838A JP50083883A JPH0255555B2 JP H0255555 B2 JPH0255555 B2 JP H0255555B2 JP 58500838 A JP58500838 A JP 58500838A JP 50083883 A JP50083883 A JP 50083883A JP H0255555 B2 JPH0255555 B2 JP H0255555B2
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- Japan
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- support frame
- rotor support
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- wire rope
- rotating
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B3/00—General-purpose machines or apparatus for producing twisted ropes or cables from component strands of the same or different material
- D07B3/08—General-purpose machines or apparatus for producing twisted ropes or cables from component strands of the same or different material in which the take-up reel rotates about the axis of the rope or cable or in which a guide member rotates about the axis of the rope or cable to guide the rope or cable on the take-up reel in fixed position and the supply reels are fixed in position
- D07B3/10—General-purpose machines or apparatus for producing twisted ropes or cables from component strands of the same or different material in which the take-up reel rotates about the axis of the rope or cable or in which a guide member rotates about the axis of the rope or cable to guide the rope or cable on the take-up reel in fixed position and the supply reels are fixed in position with provision for imparting more than one complete twist to the ropes or cables for each revolution of the take-up reel or of the guide member
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B7/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, rope- or cable-making machines; Auxiliary apparatus associated with such machines
- D07B7/02—Machine details; Auxiliary devices
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2207/00—Rope or cable making machines
- D07B2207/40—Machine components
- D07B2207/409—Drives
Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は撚り線機用の撚り合せ装置、特に被駆
動ロータ支持枠と、該ロータ支持枠の回転軸線及
び長手方向軸線と垂直にロータ支持枠に取付けた
被駆動ドラフト輪とを備え、ワイヤロープ構成材
料をロータ支持枠の長手方向軸線の撚り合せ入口
ステーシヨンに供給し、ワイヤロープをロータ支
持枠内のドラフト輪に案内し、そして該ドラフト
輪のまわりを通過後に長手方向軸線に沿つてロー
タ支持枠から排出させる単層または多層ロープ撚
り線機用の前進補助装置としての予備加撚および
ドラフト装置に関するものである。
動ロータ支持枠と、該ロータ支持枠の回転軸線及
び長手方向軸線と垂直にロータ支持枠に取付けた
被駆動ドラフト輪とを備え、ワイヤロープ構成材
料をロータ支持枠の長手方向軸線の撚り合せ入口
ステーシヨンに供給し、ワイヤロープをロータ支
持枠内のドラフト輪に案内し、そして該ドラフト
輪のまわりを通過後に長手方向軸線に沿つてロー
タ支持枠から排出させる単層または多層ロープ撚
り線機用の前進補助装置としての予備加撚および
ドラフト装置に関するものである。
[背景技術]
従来の単層撚り線機は現在の二層撚り線機に比
較して極めて遅いけれども、最高の撚り合せ品質
の利点を与える。しかし公知の二層撚り線機は実
質上生産率に関してのみ単層撚り線機より優れて
いる。極めて普通の三層撚り線又は16本以上のワ
イヤの多層撚り線は単一工程においてより正確且
つ均一にそして細く製造でき、特に二層撚り作動
におけるより実質的に小さい外径で製造させるこ
とができる。単層撚り作動の経済的運用はワイヤ
の硬化、即ち伝導性の損失に至る過度の引伸しを
回避する。実質的に小さい直径の撚り線の許容誤
差はプラスチツク材料又はゴムによる絶縁時にか
なり小さい外被材の厚さにすることができる。ワ
イヤの数及びワイヤ直径によつて支配される撚り
線の構造に依存して、二層撚り作動における絶縁
材料のコストは単層撚り作動に比較して、実際に
測定された場合において19.5%から最高27.8%ま
で増大する(「ドラートヴエルト」、1977年7月
号、第271頁参照)。
較して極めて遅いけれども、最高の撚り合せ品質
の利点を与える。しかし公知の二層撚り線機は実
質上生産率に関してのみ単層撚り線機より優れて
いる。極めて普通の三層撚り線又は16本以上のワ
イヤの多層撚り線は単一工程においてより正確且
つ均一にそして細く製造でき、特に二層撚り作動
におけるより実質的に小さい外径で製造させるこ
とができる。単層撚り作動の経済的運用はワイヤ
の硬化、即ち伝導性の損失に至る過度の引伸しを
回避する。実質的に小さい直径の撚り線の許容誤
差はプラスチツク材料又はゴムによる絶縁時にか
なり小さい外被材の厚さにすることができる。ワ
イヤの数及びワイヤ直径によつて支配される撚り
線の構造に依存して、二層撚り作動における絶縁
材料のコストは単層撚り作動に比較して、実際に
測定された場合において19.5%から最高27.8%ま
で増大する(「ドラートヴエルト」、1977年7月
号、第271頁参照)。
二層撚り線機における撚り合せ品質は二層撚り
ロータ枠に通す前に、二層撚り回転当り2つのド
ラフトの所望速度により直接撚り線を駆動させる
予備加熱装置が設けられた場合に、特に増大する
ことが知られている。
ロータ枠に通す前に、二層撚り回転当り2つのド
ラフトの所望速度により直接撚り線を駆動させる
予備加熱装置が設けられた場合に、特に増大する
ことが知られている。
この予備加撚装置が同時にドラフト装置として
構成された場合に、その引張り力が単層撚りボビ
ンにおけるすべての制動張力の全抵抗に打ち勝つ
ような作用を行うことができる。巻取るためのみ
に二層撚り線機に案内される撚り線は応力から相
当解放される。
構成された場合に、その引張り力が単層撚りボビ
ンにおけるすべての制動張力の全抵抗に打ち勝つ
ような作用を行うことができる。巻取るためのみ
に二層撚り線機に案内される撚り線は応力から相
当解放される。
従つて、予備加熱およびドラフト装置として多
層撚り高圧ケーブルの製造にとくに適する撚り合
せ装置は、 a 絶縁材料の顕著な節約を達成するために、出
来るだけ均一で且つ細い撚り線を製造するよう
にしなければならず、 b 高速二層撚り製造速度に拘らず、撚り合され
た製品の過度の伸張及び硬化が阻止され、従つ
て例えば高圧ケーブルの導電性の損失が回避さ
れるように材料の経済的な予備加撚を行わねば
ならない。
層撚り高圧ケーブルの製造にとくに適する撚り合
せ装置は、 a 絶縁材料の顕著な節約を達成するために、出
来るだけ均一で且つ細い撚り線を製造するよう
にしなければならず、 b 高速二層撚り製造速度に拘らず、撚り合され
た製品の過度の伸張及び硬化が阻止され、従つ
て例えば高圧ケーブルの導電性の損失が回避さ
れるように材料の経済的な予備加撚を行わねば
ならない。
単層撚り作動で予備加撚された撚り線が二層撚
り線機によつて部分的に中間を撚り合せることな
く、巻取りボビンに案内されるということが主要
点ではない。重要なことは、単層撚りの予備加撚
装置において、ケーブル全体(二重にされた単
層)が引き出されるので、内外ワイヤ層全体に関
して、二重にされ且つ製造されたワイヤやケーブ
ルに要求される正しいワイヤの長さが引き出され
ることにある。二層撚り線機で製造された撚り線
は基本的に均一になつておらず又細くなつていな
いので、予備加撚装置を有していない二層撚り線
機において、該機械の入口で最初の単一ロープ撚
り線に関してのみ適当なワイヤ長さを引き出すこ
とができる。ワイヤの長さは最初は層から層まで
適切に導入され、そして正確に調整されている
が、その後ワイヤの長さは内層が外層に比較して
比較的大きな過度の長さを有するので、もはや次
の二層撚り段階に対しては全く適しない。コアワ
イヤに関する多層ケーブルの外層から内層まで増
大する比較的過度の長さはループを形成する傾向
があり且つケーブル直径の変化又は増大に至る。
り線機によつて部分的に中間を撚り合せることな
く、巻取りボビンに案内されるということが主要
点ではない。重要なことは、単層撚りの予備加撚
装置において、ケーブル全体(二重にされた単
層)が引き出されるので、内外ワイヤ層全体に関
して、二重にされ且つ製造されたワイヤやケーブ
ルに要求される正しいワイヤの長さが引き出され
ることにある。二層撚り線機で製造された撚り線
は基本的に均一になつておらず又細くなつていな
いので、予備加撚装置を有していない二層撚り線
機において、該機械の入口で最初の単一ロープ撚
り線に関してのみ適当なワイヤ長さを引き出すこ
とができる。ワイヤの長さは最初は層から層まで
適切に導入され、そして正確に調整されている
が、その後ワイヤの長さは内層が外層に比較して
比較的大きな過度の長さを有するので、もはや次
の二層撚り段階に対しては全く適しない。コアワ
イヤに関する多層ケーブルの外層から内層まで増
大する比較的過度の長さはループを形成する傾向
があり且つケーブル直径の変化又は増大に至る。
上述した方法は続いてその後に開発された二層
撚り線機の速度が急激に増大されたので、したが
つて現在まで実施されることがなかつた。
撚り線機の速度が急激に増大されたので、したが
つて現在まで実施されることがなかつた。
上記のaで述べた条件のみを満たすために、い
わゆる予備加撚装置が工業的実施においてすでに
使用されている(「ドラートベルト」1977年、第
7巻、第270頁及び第271頁及びエー・シー・オス
マンによる「単層及び二層撚り合せ方法の比較」
の章の第4項乃至第6項参照)。これらの装置は
迅速に運転できるが、それらは実際のドラフト作
用を有することなく単に簡単な牽引輪を有してい
る。従つて撚り線は二層撚り線機の出口から予備
加撚装置を通つて引き出されねばならない。撚り
線の張力は加撚装置を出た後には実質上減じられ
ないが、装置内に追加的に発生され遠心力作用に
よつて実質上増加させることができる。材料の経
済的な方法における高速作動の予備加撚のため、
撚り線が何回も通過する被駆動ドラフト輪が不可
欠である。公知のオイラー(Euler)ループ法に
よれば、ワイヤロープの張力はドラフト輪上で非
常に急速に減じられねばならないので、ドラフト
輪後のオフランニングケーブル走行における引張
力はオフランニングケーブル走行におけるものよ
りも実質的に小さい。
わゆる予備加撚装置が工業的実施においてすでに
使用されている(「ドラートベルト」1977年、第
7巻、第270頁及び第271頁及びエー・シー・オス
マンによる「単層及び二層撚り合せ方法の比較」
の章の第4項乃至第6項参照)。これらの装置は
迅速に運転できるが、それらは実際のドラフト作
用を有することなく単に簡単な牽引輪を有してい
る。従つて撚り線は二層撚り線機の出口から予備
加撚装置を通つて引き出されねばならない。撚り
線の張力は加撚装置を出た後には実質上減じられ
ないが、装置内に追加的に発生され遠心力作用に
よつて実質上増加させることができる。材料の経
済的な方法における高速作動の予備加撚のため、
撚り線が何回も通過する被駆動ドラフト輪が不可
欠である。公知のオイラー(Euler)ループ法に
よれば、ワイヤロープの張力はドラフト輪上で非
常に急速に減じられねばならないので、ドラフト
輪後のオフランニングケーブル走行における引張
力はオフランニングケーブル走行におけるものよ
りも実質的に小さい。
材料を節約するようにワイヤロープの案内の目
的のため高ロープ撚り回転速度でロープ撚りロー
タ軸と垂直に回転軸に取付けられたドラフト輪の
駆動はいまだに解決されていない問題である。
的のため高ロープ撚り回転速度でロープ撚りロー
タ軸と垂直に回転軸に取付けられたドラフト輪の
駆動はいまだに解決されていない問題である。
高速二層撚り製造速度に関して、従来公知の予
備加撚及びドラフト装置(例えばオーストラリア
国特許第286833号明細書)はドラフト輪の通常の
駆動が機械の回転軸から偏心して取付けられた歯
付きベルトの駆動を介して行われるので、不適当
であることが知られている。従つて歯付きベルト
の駆動体は枠支持体として構成されたレイアツプ
ロータの外側に配置されている。180mmのドラフ
ト輪直径と、対応する支持体の寸法と、4000以上
の回転/分の巻取りロータの回転速度を有する現
在の構造的寸法のため、かかる構成はロータ支持
枠上に収容出来ない遠心力負荷を導く。これはロ
ーラ軸受に全く許容し得ない短い作業寿命を与え
る。
備加撚及びドラフト装置(例えばオーストラリア
国特許第286833号明細書)はドラフト輪の通常の
駆動が機械の回転軸から偏心して取付けられた歯
付きベルトの駆動を介して行われるので、不適当
であることが知られている。従つて歯付きベルト
の駆動体は枠支持体として構成されたレイアツプ
ロータの外側に配置されている。180mmのドラフ
ト輪直径と、対応する支持体の寸法と、4000以上
の回転/分の巻取りロータの回転速度を有する現
在の構造的寸法のため、かかる構成はロータ支持
枠上に収容出来ない遠心力負荷を導く。これはロ
ーラ軸受に全く許容し得ない短い作業寿命を与え
る。
迅速な作動のため、更に他の実質的な困難な問
題が生じる。即ち、回転軸を中心に回転駆動され
るだけでなく、また同時に回転軸と垂直なロータ
支持枠の回転軸を中心に回転駆動されるドラフト
輪は歳差運動を受けるようにその案内枠、即ちロ
ータ支持枠によつて強制されるジヤイロスコープ
である。従つて慣性力の結果として、このように
与えられる歳差運動は強力なジヤイロスコープの
作用、即ちジヤイロ偶力を生ずる。
題が生じる。即ち、回転軸を中心に回転駆動され
るだけでなく、また同時に回転軸と垂直なロータ
支持枠の回転軸を中心に回転駆動されるドラフト
輪は歳差運動を受けるようにその案内枠、即ちロ
ータ支持枠によつて強制されるジヤイロスコープ
である。従つて慣性力の結果として、このように
与えられる歳差運動は強力なジヤイロスコープの
作用、即ちジヤイロ偶力を生ずる。
ジヤイロスコープの軸を中心に行われる回転と
歳差運動の軸を中心に行われる回転が早ければ早
い程、従つて質量慣性モーメントが大きければ大
きい程、ジヤイロスコープ力がより一層顕著とな
り、ジヤイロスコープ力によりジヤイロスコープ
が回転軸の方向の変化に抗する。かくして、ジヤ
イロスコープ力に耐えなければならないならば、
ロータ支持枠上の荷重をより大きくしなければな
らない。
歳差運動の軸を中心に行われる回転が早ければ早
い程、従つて質量慣性モーメントが大きければ大
きい程、ジヤイロスコープ力がより一層顕著とな
り、ジヤイロスコープ力によりジヤイロスコープ
が回転軸の方向の変化に抗する。かくして、ジヤ
イロスコープ力に耐えなければならないならば、
ロータ支持枠上の荷重をより大きくしなければな
らない。
上述した種類の撚り合せ装置の使用において、
ジヤイロスコープ力ならびに遠心力の影響に関連
する困難な問題は所望の高速回転速度、従つて所
望のロープ撚り数の達成を阻止することにある。
ジヤイロスコープ力ならびに遠心力の影響に関連
する困難な問題は所望の高速回転速度、従つて所
望のロープ撚り数の達成を阻止することにある。
[発明の開示]
本発明の目的は単層又は多層撚り線機、特に二
層撚り線機用の前進補助装置のごとき予備加撚及
びドラフト装置として特に使用することができ、
許容し得ない大きさに達するジヤイロスコープ力
及び遠心力の上述した不都合な作用なしで所望の
高回転速度、従つて所望のロープ撚り数を達成さ
せることができる撚り合せ装置を提供することに
ある。ロータ支持枠は可能な最高回転速度及び可
能な最高ロープ撚り数においてもジヤイロスコー
プ力及び遠心力の作用によつて、出来るだけ且つ
少なとも実質的に影響を受けなくすべきである。
従つて、簡単且つコンパクトで、特に信頼でき、
そして長寿命を有する装置が所望されている。特
に、この点に関してドラフト輪の形状及び支持の
問題について考慮されるべきである。
層撚り線機用の前進補助装置のごとき予備加撚及
びドラフト装置として特に使用することができ、
許容し得ない大きさに達するジヤイロスコープ力
及び遠心力の上述した不都合な作用なしで所望の
高回転速度、従つて所望のロープ撚り数を達成さ
せることができる撚り合せ装置を提供することに
ある。ロータ支持枠は可能な最高回転速度及び可
能な最高ロープ撚り数においてもジヤイロスコー
プ力及び遠心力の作用によつて、出来るだけ且つ
少なとも実質的に影響を受けなくすべきである。
従つて、簡単且つコンパクトで、特に信頼でき、
そして長寿命を有する装置が所望されている。特
に、この点に関してドラフト輪の形状及び支持の
問題について考慮されるべきである。
これは特に本発明によれば、反対方向に回転駆
動される回転部材を同軸的にドラフト輪の回転軸
に取付け、そしてドラフト輪及び回転部材、並び
にこれらと共に回転する構成部材の形状、寸法、
質量及び回転速度を逆回転構成部材の質量慣性モ
ーメントと角速度の積とが大きさにおいて少なく
ともほぼ均一であるように選択し、ドラフト輪及
び回転部材を各々その共通回転軸上に連係する中
空軸に取付け、該中空軸をロータ支持枠に向けら
れる遠心力に抗して共通回転軸に回転可能に取付
けて支持させ、ドラフト輪と連係する構成部材の
全質量及びロータ支持枠からの質量の共通中心の
距離の積を回転部材と連係する構成部材の全質量
とロータ支持枠の長手方向軸線からの質量の共通
中心の距離との積に少なくともほぼ等しくさせる
ことによつて達成する。
動される回転部材を同軸的にドラフト輪の回転軸
に取付け、そしてドラフト輪及び回転部材、並び
にこれらと共に回転する構成部材の形状、寸法、
質量及び回転速度を逆回転構成部材の質量慣性モ
ーメントと角速度の積とが大きさにおいて少なく
ともほぼ均一であるように選択し、ドラフト輪及
び回転部材を各々その共通回転軸上に連係する中
空軸に取付け、該中空軸をロータ支持枠に向けら
れる遠心力に抗して共通回転軸に回転可能に取付
けて支持させ、ドラフト輪と連係する構成部材の
全質量及びロータ支持枠からの質量の共通中心の
距離の積を回転部材と連係する構成部材の全質量
とロータ支持枠の長手方向軸線からの質量の共通
中心の距離との積に少なくともほぼ等しくさせる
ことによつて達成する。
本発明によれば、反対方向に回転する回転部材
を含み且つ対応して反対回転の構成部材の大きさ
を配置することにより、合成ジヤイロスコープ力
により、ドラフト輪を含むユニツトによつて発生
されるジヤイロ偶力は回転部材を含む反対回転ユ
ニツトによつて発生されるジヤイロ偶力によつて
補償されるので、上述した強力且つ所望しないジ
ヤイロスコープ力はロータ支持枠上に作用するこ
とができない。本発明によれば、ロータ支持枠に
向つて一側にドラフト輪と回転部材を支持するこ
とにより、回転軸に沿つて両構成部材間に十分な
力束が達成されるので、本発明による全質量の大
きさ及びそれらの重力中心の距離(すべての静止
質量モーメントの合計がゼロに等しい)に関連し
て、上述した不都合な強力な遠心力がもはやロー
タ支持枠上に作用しない。従つてジヤイロスコー
プ力及び遠心力によつて発生される上述した困難
なしに、高速回転数において、特に予備加撚及び
ドラフト装置として使用するために所望の速度に
おいて撚り合せ装置を作動させることができる。
を含み且つ対応して反対回転の構成部材の大きさ
を配置することにより、合成ジヤイロスコープ力
により、ドラフト輪を含むユニツトによつて発生
されるジヤイロ偶力は回転部材を含む反対回転ユ
ニツトによつて発生されるジヤイロ偶力によつて
補償されるので、上述した強力且つ所望しないジ
ヤイロスコープ力はロータ支持枠上に作用するこ
とができない。本発明によれば、ロータ支持枠に
向つて一側にドラフト輪と回転部材を支持するこ
とにより、回転軸に沿つて両構成部材間に十分な
力束が達成されるので、本発明による全質量の大
きさ及びそれらの重力中心の距離(すべての静止
質量モーメントの合計がゼロに等しい)に関連し
て、上述した不都合な強力な遠心力がもはやロー
タ支持枠上に作用しない。従つてジヤイロスコー
プ力及び遠心力によつて発生される上述した困難
なしに、高速回転数において、特に予備加撚及び
ドラフト装置として使用するために所望の速度に
おいて撚り合せ装置を作動させることができる。
極端に高い回転数を有するロータ支持枠及びド
ラフト輪はかくして長期間ににわたつて駆動させ
ることができる。本発明による撚り合せ装置によ
れば連続使用において1分間当り4000mmの撚り線
を製造させることができるので、かかる撚り合せ
装置によれば、撚り線又はワイヤロープの製造に
おける上述した困難を克服させることができる。
ドラフト輪に関してロータ支持枠はもはや発生し
ないか又は僅かな量のみのジヤイロス偶力ならび
に遠心力に向けられる力束の補償のため、ドラフ
トユニツト全体の空間的固着とロープレイロータ
の負荷のためだけに役立つ。ドラフト装置内の2
つの反対回転ユニツトの相互に補償する形状、寸
法、質量及び配置と撚り合せの目的に応じて選択
させることができる。中空軸の外側回転支持体は
半径方向及び軸方向の軸受によつて簡単な方法で
与えられる。本発明による構成によつて、同様に
所望の高速回転速度を達成するのに有利である簡
単且つ非常にコンパクトな全体の構成が与えられ
る。
ラフト輪はかくして長期間ににわたつて駆動させ
ることができる。本発明による撚り合せ装置によ
れば連続使用において1分間当り4000mmの撚り線
を製造させることができるので、かかる撚り合せ
装置によれば、撚り線又はワイヤロープの製造に
おける上述した困難を克服させることができる。
ドラフト輪に関してロータ支持枠はもはや発生し
ないか又は僅かな量のみのジヤイロス偶力ならび
に遠心力に向けられる力束の補償のため、ドラフ
トユニツト全体の空間的固着とロープレイロータ
の負荷のためだけに役立つ。ドラフト装置内の2
つの反対回転ユニツトの相互に補償する形状、寸
法、質量及び配置と撚り合せの目的に応じて選択
させることができる。中空軸の外側回転支持体は
半径方向及び軸方向の軸受によつて簡単な方法で
与えられる。本発明による構成によつて、同様に
所望の高速回転速度を達成するのに有利である簡
単且つ非常にコンパクトな全体の構成が与えられ
る。
ロータ支持枠上に許容し得ない荷重を与えない
で高速回転数を発生させるため、ドラフト輪及び
反対回転の回転部材用の反対駆動の構成はとくに
重要である。補償作用を有する特に満足できる構
成は本発明によれば、ドラフト輪と回転部材がロ
ータ支持枠に取付けられたベルトプーリを備えた
ベルト駆動によつて、特に歯付きベルト駆動によ
つて回転可能に駆動され、遊星歯車装置はロータ
支持枠のワイヤロープ出口端に配設されているの
で、太陽歯車はロータ支持枠の長手方向軸線を中
心に回転するためワイヤロープを収容する中空駆
動軸上に取付けられ、ベルトプーリとして構成さ
せた反対回転の遊星歯車はドラフト輪と回転部材
の回転軸に対して平行に延伸する共通回転軸に取
付けられ、そして共に回転する構成部材を備えた
遊星歯車は反対回転の構成部材の質量慣性モーメ
ントと角速度との積が大きさにおいて少なくとも
ほぼ均一であるような形状、寸法、質量及び回転
速度において配設され、さらに半径方向及び軸方
向の軸受が使用することができる場合に、ロータ
支持枠に向けられた遠心力に抗して、共通回転軸
に回転可能に取付けて支持されている。太陽歯車
と遊星歯車は互いに噛合するベベルギヤ装置を含
み、ベルトプーリは遊星歯車に取付けられてい
る。遊星歯車装置は作動されるとき、本発明によ
る構成のため、極めて対称的な構成を有し、そし
てドラフト輪および反対回転の回転部材用の反対
駆動運動はさらに他の駆動部材の挿入なしに遊星
歯車を介して発生される。遊星歯車装置の基本的
構成はロータ支持枠に関連して対称的な配置とな
る。遊星歯車及びそれらと共に回転する構成部材
のジヤイロ偶力は補償され、遠心力は関連の力束
のため、共通回転軸によつて吸収され、そしてド
ラフトユニツトに関連して説明した大きさの対応
する選択によつて、全質量及び重力の中心の距離
(すべての静止質量モーメントの合計がゼロに等
しい)は等しい大きさになり、その結果この駆動
配置によればロータ支持枠はジヤイロスコープ力
および遠心力の影響から完全に又はほぼ自由に保
持される。
で高速回転数を発生させるため、ドラフト輪及び
反対回転の回転部材用の反対駆動の構成はとくに
重要である。補償作用を有する特に満足できる構
成は本発明によれば、ドラフト輪と回転部材がロ
ータ支持枠に取付けられたベルトプーリを備えた
ベルト駆動によつて、特に歯付きベルト駆動によ
つて回転可能に駆動され、遊星歯車装置はロータ
支持枠のワイヤロープ出口端に配設されているの
で、太陽歯車はロータ支持枠の長手方向軸線を中
心に回転するためワイヤロープを収容する中空駆
動軸上に取付けられ、ベルトプーリとして構成さ
せた反対回転の遊星歯車はドラフト輪と回転部材
の回転軸に対して平行に延伸する共通回転軸に取
付けられ、そして共に回転する構成部材を備えた
遊星歯車は反対回転の構成部材の質量慣性モーメ
ントと角速度との積が大きさにおいて少なくとも
ほぼ均一であるような形状、寸法、質量及び回転
速度において配設され、さらに半径方向及び軸方
向の軸受が使用することができる場合に、ロータ
支持枠に向けられた遠心力に抗して、共通回転軸
に回転可能に取付けて支持されている。太陽歯車
と遊星歯車は互いに噛合するベベルギヤ装置を含
み、ベルトプーリは遊星歯車に取付けられてい
る。遊星歯車装置は作動されるとき、本発明によ
る構成のため、極めて対称的な構成を有し、そし
てドラフト輪および反対回転の回転部材用の反対
駆動運動はさらに他の駆動部材の挿入なしに遊星
歯車を介して発生される。遊星歯車装置の基本的
構成はロータ支持枠に関連して対称的な配置とな
る。遊星歯車及びそれらと共に回転する構成部材
のジヤイロ偶力は補償され、遠心力は関連の力束
のため、共通回転軸によつて吸収され、そしてド
ラフトユニツトに関連して説明した大きさの対応
する選択によつて、全質量及び重力の中心の距離
(すべての静止質量モーメントの合計がゼロに等
しい)は等しい大きさになり、その結果この駆動
配置によればロータ支持枠はジヤイロスコープ力
および遠心力の影響から完全に又はほぼ自由に保
持される。
一方で簡単なユニツト及び他方でジヤイロ偶
力、特に遠心力に対する所望の補償作用に関する
有利な構成は、本発明のさらに他の好適な実施例
によつて与えられ、ドラフト輪と反対回転の回転
部材はそれぞれ円板状取付けフランジと横方向に
突出する外周環状体とからなり、ドラフト輪の外
周環状体はワイヤロープ用巻取り面(ドラフト工
具)を形成し、回転部材の外周環状体はドラフト
輪の外周環状内に配設されている。従つてドラフ
ト輪と回転部材は出来るだけ相対的に走行し且つ
ともに密接して位置決めされ、それは遠心力に関
連する補償作用を高める。円板状取付けフランジ
に外周環状体を配置することにより、補償作用の
ため特に十分な形状が達成され且つ必要な質量は
かくして実質上最小になる。特に、逆回転の回転
部材の主質量を形成する関連の外周環状体の質量
は可能な最大範囲にまで、遠心力の補償のためと
くに必要であるドラフト輪の外周環状体によつて
取り囲まれている。外周環状および断面形状は一
方で所望の補償作用のため、他方で所望の簡単な
構造のため最適に選択させることができる。逆転
の構成部材の内部重ね合せにより、補償される必
要がある遠心力の減少に至るドラフト装置全体の
短縮が達成される。
力、特に遠心力に対する所望の補償作用に関する
有利な構成は、本発明のさらに他の好適な実施例
によつて与えられ、ドラフト輪と反対回転の回転
部材はそれぞれ円板状取付けフランジと横方向に
突出する外周環状体とからなり、ドラフト輪の外
周環状体はワイヤロープ用巻取り面(ドラフト工
具)を形成し、回転部材の外周環状体はドラフト
輪の外周環状内に配設されている。従つてドラフ
ト輪と回転部材は出来るだけ相対的に走行し且つ
ともに密接して位置決めされ、それは遠心力に関
連する補償作用を高める。円板状取付けフランジ
に外周環状体を配置することにより、補償作用の
ため特に十分な形状が達成され且つ必要な質量は
かくして実質上最小になる。特に、逆回転の回転
部材の主質量を形成する関連の外周環状体の質量
は可能な最大範囲にまで、遠心力の補償のためと
くに必要であるドラフト輪の外周環状体によつて
取り囲まれている。外周環状および断面形状は一
方で所望の補償作用のため、他方で所望の簡単な
構造のため最適に選択させることができる。逆転
の構成部材の内部重ね合せにより、補償される必
要がある遠心力の減少に至るドラフト装置全体の
短縮が達成される。
上述の補償作用及び所望の簡単な配置に鑑みて
特に有利である構成は、本発明のさらに他の特徴
によつて達成され、ドラフト輪と回転部材と、こ
れらの連係環状ベルトプーリはそれぞれの連係中
空軸に固定され、各中空軸はロータ支持枠に向い
合う端部において締付け杆上に半径方向と軸方向
の軸受によつて回転可能に支持され、各締付け杆
は回転軸を形成する共通取付け軸内に同軸的に挿
入、好ましくは螺入されそして各締付け杆は隣接
するロータ支持枠の壁と接続されている。このよ
うな簡単な構成及び簡単に取付け得る構成部材は
簡単な接続手段によりロータ支持枠の壁に固着さ
れ、封入された力束(フオースフラツクス)を形
成するドラフト装置全体の構成部材が作られる。
特に有利である構成は、本発明のさらに他の特徴
によつて達成され、ドラフト輪と回転部材と、こ
れらの連係環状ベルトプーリはそれぞれの連係中
空軸に固定され、各中空軸はロータ支持枠に向い
合う端部において締付け杆上に半径方向と軸方向
の軸受によつて回転可能に支持され、各締付け杆
は回転軸を形成する共通取付け軸内に同軸的に挿
入、好ましくは螺入されそして各締付け杆は隣接
するロータ支持枠の壁と接続されている。このよ
うな簡単な構成及び簡単に取付け得る構成部材は
簡単な接続手段によりロータ支持枠の壁に固着さ
れ、封入された力束(フオースフラツクス)を形
成するドラフト装置全体の構成部材が作られる。
本発明の更に他の特徴による適宜な使用の場合
に中心に適当に回転し得る支持体を達成するため
に、中空軸はロータ支持枠の長手方向軸線に隣接
する端部において取付け軸の中央カラー上に半径
方向又は半径方向と軸方向の軸受によつて取付け
ることができる。
に中心に適当に回転し得る支持体を達成するため
に、中空軸はロータ支持枠の長手方向軸線に隣接
する端部において取付け軸の中央カラー上に半径
方向又は半径方向と軸方向の軸受によつて取付け
ることができる。
そのように形成されたユニツトを取付けるため
に、締付け杆は長手方向に調整可能であるネジ取
付けによりロータ支持枠に適宜に固定されてい
る。
に、締付け杆は長手方向に調整可能であるネジ取
付けによりロータ支持枠に適宜に固定されてい
る。
達成し得る高速回転速度においてワイヤロープ
の案内を容易にするために、ワイヤロープが内壁
に取付けられた複数のワイヤロープ案内ローラに
よつてロータ支持枠に案内されている。所望の高
速回転数及びドラフト数を達成するために、ロー
タ支持枠は回転対称、特に筒状ドラム形中空体と
して構成されている。
の案内を容易にするために、ワイヤロープが内壁
に取付けられた複数のワイヤロープ案内ローラに
よつてロータ支持枠に案内されている。所望の高
速回転数及びドラフト数を達成するために、ロー
タ支持枠は回転対称、特に筒状ドラム形中空体と
して構成されている。
本発明による遊星歯車と駆動装置とにおいてそ
れを共に回転する構成部材の上述した支持体のた
め、共通回転軸上に締付け杆によつて取付けられ
たドラフト輪と回転部材の支持体に関して、本発
明による構造は、同様に対応する利点によつて使
用することができる。
れを共に回転する構成部材の上述した支持体のた
め、共通回転軸上に締付け杆によつて取付けられ
たドラフト輪と回転部材の支持体に関して、本発
明による構造は、同様に対応する利点によつて使
用することができる。
本発明のさらに他の特徴は、不十分なドラフト
又はワイヤロープの切断の考え得る影響によりド
ラフト輪上でのワイヤロープの制御できない動作
が回避されそしてドラフト輪上へのワイヤロープ
の正しく且つより滑らかな案内が達成されるよう
にドラフト装置を構成し改良することを基礎とし
ている。更に、ジヤイロスコープ力及び遠心力の
上述した補償が十分に確実にされる。要するに、
非常に高い回転数及びドラフト数の達成が確実に
保証できる。
又はワイヤロープの切断の考え得る影響によりド
ラフト輪上でのワイヤロープの制御できない動作
が回避されそしてドラフト輪上へのワイヤロープ
の正しく且つより滑らかな案内が達成されるよう
にドラフト装置を構成し改良することを基礎とし
ている。更に、ジヤイロスコープ力及び遠心力の
上述した補償が十分に確実にされる。要するに、
非常に高い回転数及びドラフト数の達成が確実に
保証できる。
これは本発明のさらに他の実施例における第1
段階で達成され、反対の回転方向に駆動される回
転部材を備えた第2ドラフト輪をロータ支持枠上
に該ロータ支持枠の回転軸の長手方向軸線と垂直
に延伸させた他の回転軸に取付け、第2ドラフト
輪と、その回転部材と、その構成部材を回転部材
を有する第1ドラフト輪の対応構成部材と同一方
法において形成し、寸法付けし且つ配設させ、ワ
イヤロープをドラフト輪のまわりに一方から他方
に連続して通過するように案内させ、ドラフト輪
の少なくとも一方の巻取り面にはワイヤロープを
案内するための外周案内溝を備えてある。取付け
面の少なくとも一方の外周案内溝に関連して、第
2ドラフト輪及びドラフト輪上のワイヤロープの
対応する交互の案内は、考え得る最高回転数にお
いても、ドラフト輪上におけるワイヤロープの動
作のより正確な制御となり、従つてドラフト輪上
のワイヤロープの正確且つより滑らかな案内とな
り、その結果不十分なドラフト又はワイヤロープ
の切断が回避される。従つて、回転部材を備えた
第2ドラフト輪からなる構成は第2ドラフト輪と
その回転部材により、第1ドラフト輪の対応する
回転部材と構成部材と同一方法において、ジヤイ
ロスコープ力及び遠心力の完全な補償に通じる。
第1ドラフト輪及びその回転部材に関連する形
状、寸法及び配置に関するすべての特徴が第2ド
ラフト輪及びその回転部材にも同様に適用でき
る。両方のドラフト輪には、その案内を特に安全
に制御するために、ワイヤロープ用外周案内溝を
備えている。
段階で達成され、反対の回転方向に駆動される回
転部材を備えた第2ドラフト輪をロータ支持枠上
に該ロータ支持枠の回転軸の長手方向軸線と垂直
に延伸させた他の回転軸に取付け、第2ドラフト
輪と、その回転部材と、その構成部材を回転部材
を有する第1ドラフト輪の対応構成部材と同一方
法において形成し、寸法付けし且つ配設させ、ワ
イヤロープをドラフト輪のまわりに一方から他方
に連続して通過するように案内させ、ドラフト輪
の少なくとも一方の巻取り面にはワイヤロープを
案内するための外周案内溝を備えてある。取付け
面の少なくとも一方の外周案内溝に関連して、第
2ドラフト輪及びドラフト輪上のワイヤロープの
対応する交互の案内は、考え得る最高回転数にお
いても、ドラフト輪上におけるワイヤロープの動
作のより正確な制御となり、従つてドラフト輪上
のワイヤロープの正確且つより滑らかな案内とな
り、その結果不十分なドラフト又はワイヤロープ
の切断が回避される。従つて、回転部材を備えた
第2ドラフト輪からなる構成は第2ドラフト輪と
その回転部材により、第1ドラフト輪の対応する
回転部材と構成部材と同一方法において、ジヤイ
ロスコープ力及び遠心力の完全な補償に通じる。
第1ドラフト輪及びその回転部材に関連する形
状、寸法及び配置に関するすべての特徴が第2ド
ラフト輪及びその回転部材にも同様に適用でき
る。両方のドラフト輪には、その案内を特に安全
に制御するために、ワイヤロープ用外周案内溝を
備えている。
この実施例はドラフト輪の回転駆動のため、遊
星歯車装置として構成された駆動装置が、上述し
たベルト駆動を除いて使用されるということに基
礎を置いている。この駆動装置に基づいて、回転
駆動運動の信頼し得る伝達が達成され、各ドラフ
ト輪とその回転部材は歯車を備えた駆動装置の遊
星歯車装置に設けた遊星歯車から伝達され、ドラ
フト輪と回転部材に接続された歯車によつて駆動
される。この方法において、駆動ベルト上の遠心
力による応力は完全に除去されそして簡単且つ信
頼し得る駆動接続が達成される。ジヤイロスコー
プ力及び遠心力の補償のため、歯車を備えた駆動
装置の遊星歯車は本発明によつて形成され且つ配
設されている。
星歯車装置として構成された駆動装置が、上述し
たベルト駆動を除いて使用されるということに基
礎を置いている。この駆動装置に基づいて、回転
駆動運動の信頼し得る伝達が達成され、各ドラフ
ト輪とその回転部材は歯車を備えた駆動装置の遊
星歯車装置に設けた遊星歯車から伝達され、ドラ
フト輪と回転部材に接続された歯車によつて駆動
される。この方法において、駆動ベルト上の遠心
力による応力は完全に除去されそして簡単且つ信
頼し得る駆動接続が達成される。ジヤイロスコー
プ力及び遠心力の補償のため、歯車を備えた駆動
装置の遊星歯車は本発明によつて形成され且つ配
設されている。
伝達歯車が本発明によつて種々の回転構成部材
を駆動するために使用される場合に、その回転部
材を備えたドラフト輪とその駆動装置を比較的短
い構造にすることができる。これはロータ支持枠
の出口ステーシヨンに第2ドラフト輪と接続させ
た短いワイヤロープ案内にも備えることができ
る。ロータ支持枠に最大曲率半径を有する最長ワ
イヤロープ案内を設けることができるようにする
ため、本発明の他の実施例においては、伝達歯車
を駆動装置の遊星歯車に備えた歯車と駆動装置に
接続させた第2ドラフト輪とその回転部材に備え
た歯車との間に取付け、それらの逆回転伝達歯車
を遊星歯車の回転スピンドルに対して平行に延伸
する共通回転スピンドル上に遊星歯車の歯車と同
様に取付け、伝達歯車は形状、寸法、質量及び回
転速度において逆回転構成部材の質量慣性モーメ
ントと角束度との積が大きさにおいてほぼ均一で
あるように遊星歯車装置の歯車と同様に配置さ
れ、ロータ支持枠に向けられた遠心力に抗して共
通の回転軸に回転可能に取付けられ且つ支持され
ている。この方法において、伝達歯車及びこれと
共に回転する構成部材のジヤイロ偶力は補償さ
れ、遊星歯車及びこれと共に回転する構成部材の
軸受及び支持体と同様に、伝達歯車に発生された
遠心力は共通の回転軸によつて全部の同様に吸収
され、全質量はそれらの質量中心距離(すべての
静止質量の合計がゼロに等しい)の記載された選
択の形状によつて、等しくなるように寸法付けら
れているので、これらの伝達歯車及びロータ支持
枠はジヤイロスコープ力及び遠心力の作用から完
全に保護される。伝達歯車を使用するこの構成に
おいて、所望の極めて高い回転速度が容易に達成
することができる。同時に、互いの関連歯車は所
望の反対方向の回転を備え、遊歯車を備えた駆動
装置とその回転部材を備えたドラフト輪との間に
は、非常に長い距離が備えられ、その距離には所
望のワイヤロープ案内を達成するために、比較的
大きな曲率半径をもつワイヤロープ案内を備える
ことができる。この構成において、更に、ワイヤ
ロープはその巻取り方向を変えながら、ドラフト
輪のまわりにその一方から他方に通過するように
連続して案内される。かくしてドラフト輪のまわ
りのワイヤロープの案内は8の字形で与えられ
る。
を駆動するために使用される場合に、その回転部
材を備えたドラフト輪とその駆動装置を比較的短
い構造にすることができる。これはロータ支持枠
の出口ステーシヨンに第2ドラフト輪と接続させ
た短いワイヤロープ案内にも備えることができ
る。ロータ支持枠に最大曲率半径を有する最長ワ
イヤロープ案内を設けることができるようにする
ため、本発明の他の実施例においては、伝達歯車
を駆動装置の遊星歯車に備えた歯車と駆動装置に
接続させた第2ドラフト輪とその回転部材に備え
た歯車との間に取付け、それらの逆回転伝達歯車
を遊星歯車の回転スピンドルに対して平行に延伸
する共通回転スピンドル上に遊星歯車の歯車と同
様に取付け、伝達歯車は形状、寸法、質量及び回
転速度において逆回転構成部材の質量慣性モーメ
ントと角束度との積が大きさにおいてほぼ均一で
あるように遊星歯車装置の歯車と同様に配置さ
れ、ロータ支持枠に向けられた遠心力に抗して共
通の回転軸に回転可能に取付けられ且つ支持され
ている。この方法において、伝達歯車及びこれと
共に回転する構成部材のジヤイロ偶力は補償さ
れ、遊星歯車及びこれと共に回転する構成部材の
軸受及び支持体と同様に、伝達歯車に発生された
遠心力は共通の回転軸によつて全部の同様に吸収
され、全質量はそれらの質量中心距離(すべての
静止質量の合計がゼロに等しい)の記載された選
択の形状によつて、等しくなるように寸法付けら
れているので、これらの伝達歯車及びロータ支持
枠はジヤイロスコープ力及び遠心力の作用から完
全に保護される。伝達歯車を使用するこの構成に
おいて、所望の極めて高い回転速度が容易に達成
することができる。同時に、互いの関連歯車は所
望の反対方向の回転を備え、遊歯車を備えた駆動
装置とその回転部材を備えたドラフト輪との間に
は、非常に長い距離が備えられ、その距離には所
望のワイヤロープ案内を達成するために、比較的
大きな曲率半径をもつワイヤロープ案内を備える
ことができる。この構成において、更に、ワイヤ
ロープはその巻取り方向を変えながら、ドラフト
輪のまわりにその一方から他方に通過するように
連続して案内される。かくしてドラフト輪のまわ
りのワイヤロープの案内は8の字形で与えられ
る。
外周案内溝を備えた両ドラフト輪により、該ド
ラフト輪上にワイヤロープの案内を達成するため
に、これらの案内溝はドラフト輪上で軸方向に溝
幅の半分だけ互いに変位させてある。しかし、第
2ドラフト輪の回転軸は回転部材を含んでいる第
1ドラフト輪の回転軸に関連して規定の小角度だ
け傾斜させることができる。
ラフト輪上にワイヤロープの案内を達成するため
に、これらの案内溝はドラフト輪上で軸方向に溝
幅の半分だけ互いに変位させてある。しかし、第
2ドラフト輪の回転軸は回転部材を含んでいる第
1ドラフト輪の回転軸に関連して規定の小角度だ
け傾斜させることができる。
上述の補償作用を使用するとき、本発明による
撚り合せ装置によれば撚り合せ装置用の回転駆動
装置の構造において、高価で且つ面倒な調整装置
を使用することなく、ドラフト工程及びそれに続
く巻取り工程の両方を正確に制御するために確実
に信頼できる回転速度が得られる。
撚り合せ装置によれば撚り合せ装置用の回転駆動
装置の構造において、高価で且つ面倒な調整装置
を使用することなく、ドラフト工程及びそれに続
く巻取り工程の両方を正確に制御するために確実
に信頼できる回転速度が得られる。
本発明による装置がワイヤロープ用の巻取り装
置を備えた予備加撚及びドラフト装置として使用
される場合、該装置はロータ支持枠からのワイヤ
ロープが共通回転軸に沿つて案内される同軸的に
配置された回転ロータ部材と、該回転ロータ部材
によつて軌道にのせられる巻取りドラムとを備
え、ロータ支持枠用の回転駆動と、予備加撚及び
ドラフト装置のドラフト輪用の回転駆動と、巻取
り装置の回転ロータ用の回転駆動は共通主駆動モ
ータから機械的駆動手段による連続接続において
引き出される。従つてこれは個々の駆動装置又は
別個のモータを必要とする構成に関連してワイヤ
ロープ自体に高価で且つ面倒な調整手段なしに、
最も重要な回転駆動の接続構成を与えると共にワ
イヤロープに作用する力及び張力の正確な制御を
与え、その結果全体的にみてそのように形成され
た撚り合せ装置は簡単且つ信頼し得るように構成
されている。
置を備えた予備加撚及びドラフト装置として使用
される場合、該装置はロータ支持枠からのワイヤ
ロープが共通回転軸に沿つて案内される同軸的に
配置された回転ロータ部材と、該回転ロータ部材
によつて軌道にのせられる巻取りドラムとを備
え、ロータ支持枠用の回転駆動と、予備加撚及び
ドラフト装置のドラフト輪用の回転駆動と、巻取
り装置の回転ロータ用の回転駆動は共通主駆動モ
ータから機械的駆動手段による連続接続において
引き出される。従つてこれは個々の駆動装置又は
別個のモータを必要とする構成に関連してワイヤ
ロープ自体に高価で且つ面倒な調整手段なしに、
最も重要な回転駆動の接続構成を与えると共にワ
イヤロープに作用する力及び張力の正確な制御を
与え、その結果全体的にみてそのように形成され
た撚り合せ装置は簡単且つ信頼し得るように構成
されている。
簡単な方法で撚り線の長さを正確に再生し得る
調整可能とするために可変歯車装置、すなわち段
階的に又は無段階に調整し得る歯車機構が主駆動
モータとドラフト輪用の回転駆動との間に遊星歯
車装置が挿入されている。
調整可能とするために可変歯車装置、すなわち段
階的に又は無段階に調整し得る歯車機構が主駆動
モータとドラフト輪用の回転駆動との間に遊星歯
車装置が挿入されている。
以下に本発明の基本的な実施例をまず初めに第
1図及び第2図に関して説明する。
1図及び第2図に関して説明する。
回転対称的に、即ち円筒状に構成したロータ支
持枠1はその長手方向軸線を中心に回転できるよ
うに符号2で示した機枠の両端に取付けられてい
る。ロータ支持枠1はその一端において矢印4で
示した例えば適宜な駆動ベルトにより回転される
駆動輪又は駆動プーリ3によつて長手方向軸線を
中心に回転駆動される。駆動プーリ3はワイヤロ
ープ7を形成するために加撚されるワイヤロープ
構成材料6用の撚り合せ入りロステーシヨン5を
形成する。ワイヤロープ7はロータ支持枠1の中
空支持軸8によつてロータ支持枠1内に案内さ
れ、そしてロータ支持枠1の内部に取付けられた
複数のワイヤロープ案内ローラ9を通して符号1
0で示したドラフト輪に案内される。ドラフト輪
10のまわりに巻付けた後、ワイヤロープ7はロ
ータ支持枠1の内壁に取付けられた別の複数のワ
イヤロープ案内ローラ9を越えてロータ支持枠1
の長手方向軸線に対して後方に案内され、そして
さらに以下に示した方法で支持軸11を通つて導
き出される。支持軸11に向けられたロータ支持
枠1の端部はロータ支持枠1のワイヤロープ出口
端として以下に説明してある。
持枠1はその長手方向軸線を中心に回転できるよ
うに符号2で示した機枠の両端に取付けられてい
る。ロータ支持枠1はその一端において矢印4で
示した例えば適宜な駆動ベルトにより回転される
駆動輪又は駆動プーリ3によつて長手方向軸線を
中心に回転駆動される。駆動プーリ3はワイヤロ
ープ7を形成するために加撚されるワイヤロープ
構成材料6用の撚り合せ入りロステーシヨン5を
形成する。ワイヤロープ7はロータ支持枠1の中
空支持軸8によつてロータ支持枠1内に案内さ
れ、そしてロータ支持枠1の内部に取付けられた
複数のワイヤロープ案内ローラ9を通して符号1
0で示したドラフト輪に案内される。ドラフト輪
10のまわりに巻付けた後、ワイヤロープ7はロ
ータ支持枠1の内壁に取付けられた別の複数のワ
イヤロープ案内ローラ9を越えてロータ支持枠1
の長手方向軸線に対して後方に案内され、そして
さらに以下に示した方法で支持軸11を通つて導
き出される。支持軸11に向けられたロータ支持
枠1の端部はロータ支持枠1のワイヤロープ出口
端として以下に説明してある。
第2図に関連して以下に詳述するように、ドラ
フト輪10はその関連の構成部材とともに共通ス
ピンドル12上に回転可能に取付けられているの
で、ドラフト輪10とともに回転する構成部材は
第1図において上方に向つてロータ支持枠10の
片側に延伸している。
フト輪10はその関連の構成部材とともに共通ス
ピンドル12上に回転可能に取付けられているの
で、ドラフト輪10とともに回転する構成部材は
第1図において上方に向つてロータ支持枠10の
片側に延伸している。
同じ共通スピンドル12上には、第1図に符号
13で示した回転駆動される回転部材がドラフト
輪10の回転方向と反対方向に回転するように取
付けられている。回転部材とともに回転する構成
部材は第1図において下方に向つて回転軸線の他
側に配置されている。
13で示した回転駆動される回転部材がドラフト
輪10の回転方向と反対方向に回転するように取
付けられている。回転部材とともに回転する構成
部材は第1図において下方に向つて回転軸線の他
側に配置されている。
ベルトプーリ14はドラフト輪10に連結され
そしてベルトプーリ15は回転部材13に連結さ
れている。
そしてベルトプーリ15は回転部材13に連結さ
れている。
ベルトプーリ14を有するドラフト輪10とベ
ルトプーリ15を有する回転部材13とを逆回転
駆動させるために、ロータ支持枠1のワイヤロー
プ出口端に配置させた遊星歯車装置が使用されて
いる。太陽歯車16はロータ支持枠1の支持軸1
1内に配置した中空軸17によつてロータ支持枠
1の長手方向軸線を中心に回転するように取付け
られ、駆動輪18によつて、例えば矢印19によ
つて示されるベルト駆動によつて駆動される。ワ
イヤロープ7は太陽歯車16とその中空軸17を
通つて導き出される。2つの遊星歯車20と21
が太陽歯車16と噛み合い矢印で示した通りかく
して互いに反対方向に回転駆動される。遊星歯車
20と21はベルトプーリとして構成されそして
ドラフト輪10と回転部材13のベルトプーリ1
4及び15とともにベルト、とくに歯付きベルト
22によつて駆動可能に接続されている。遊星歯
車20,21は共通スピンドル23に回転可能に
取付けられている。スピンドル12および23は
符号24で略図的に示した適宜な取付け手段によ
つてロータ支持枠1の壁に回転不能に固定されて
いる。
ルトプーリ15を有する回転部材13とを逆回転
駆動させるために、ロータ支持枠1のワイヤロー
プ出口端に配置させた遊星歯車装置が使用されて
いる。太陽歯車16はロータ支持枠1の支持軸1
1内に配置した中空軸17によつてロータ支持枠
1の長手方向軸線を中心に回転するように取付け
られ、駆動輪18によつて、例えば矢印19によ
つて示されるベルト駆動によつて駆動される。ワ
イヤロープ7は太陽歯車16とその中空軸17を
通つて導き出される。2つの遊星歯車20と21
が太陽歯車16と噛み合い矢印で示した通りかく
して互いに反対方向に回転駆動される。遊星歯車
20と21はベルトプーリとして構成されそして
ドラフト輪10と回転部材13のベルトプーリ1
4及び15とともにベルト、とくに歯付きベルト
22によつて駆動可能に接続されている。遊星歯
車20,21は共通スピンドル23に回転可能に
取付けられている。スピンドル12および23は
符号24で略図的に示した適宜な取付け手段によ
つてロータ支持枠1の壁に回転不能に固定されて
いる。
本発明によれば、ドラフト輪10と回転部材1
3及びそれらと共に回転するそれぞれの構成部材
の形状、寸法、回転質量と回転速度は慣性質量モ
ーメント及び逆回転構成部材の角速度の積が大き
さにおいて少なくともほぼ均一であるように選択
されている。更に、ドラフト輪10と連係する構
成部材の合計質量及びロータ支持枠1の長手方向
軸線からの質量の共通中心の距離の積は回転部材
13と連係する構成部材の合計質量及びロータ支
持枠1の長手方向軸線からの質量の共通中心の距
離の積と少なくともほぼ等しく、そのことは静止
質量モーメントの合計がゼロに等しいことを意味
する。対応する寸法的規則は逆回転構造ユニツト
としてそれらと共に共同して回転する構成部材を
有する遊星歯車20,21に関しても適用でき
る。この実施例において、遊星歯車20,21及
びベルトプーリ14,15、即ちドラフト輪10
及び回転部材13は回転速度が等しく、反対に回
転するように駆動され、その場合に、遊星歯車2
0とベルトプーリ14との間と遊星歯車21とベ
ルトプーリ15との間とに適宜な伝達比を選択さ
せることができる。
3及びそれらと共に回転するそれぞれの構成部材
の形状、寸法、回転質量と回転速度は慣性質量モ
ーメント及び逆回転構成部材の角速度の積が大き
さにおいて少なくともほぼ均一であるように選択
されている。更に、ドラフト輪10と連係する構
成部材の合計質量及びロータ支持枠1の長手方向
軸線からの質量の共通中心の距離の積は回転部材
13と連係する構成部材の合計質量及びロータ支
持枠1の長手方向軸線からの質量の共通中心の距
離の積と少なくともほぼ等しく、そのことは静止
質量モーメントの合計がゼロに等しいことを意味
する。対応する寸法的規則は逆回転構造ユニツト
としてそれらと共に共同して回転する構成部材を
有する遊星歯車20,21に関しても適用でき
る。この実施例において、遊星歯車20,21及
びベルトプーリ14,15、即ちドラフト輪10
及び回転部材13は回転速度が等しく、反対に回
転するように駆動され、その場合に、遊星歯車2
0とベルトプーリ14との間と遊星歯車21とベ
ルトプーリ15との間とに適宜な伝達比を選択さ
せることができる。
第2図にはドラフト装置に関する撚り合せ装置
の一部分の構造的構成を一実施例として示してあ
る。
の一部分の構造的構成を一実施例として示してあ
る。
ドラフト輪10は円板状の取付けフランジ25
と該フランジ25の外周に配設させた外周環状体
26とからなつており、該外周環状体26はその
まわりに巻付けるワイヤロープ7用の巻取り面又
はドラフト環を形成する。取付けフランジ25は
関連のベルトプーリ14と共に適宜なネジ結合2
7によつて中空軸28のフランジと堅固に接続さ
れている。この中空軸28は共通スピンドル12
上の中央部においては該スピンドル12の中央カ
ラー30に配設されたラジアル軸受29によつて
又ロータ支持枠1に隣接する側部においては半径
方向及び軸方向の組合せベアリング31によつて
取付け軸として構成した共通スピンドル12上に
回転可能に取付けられている。該ベアリング31
は第2図に示した通り共通スピンドル12に同軸
的に螺入させた締付け杆32の大きなフランジ付
頭部に対接して配設されている。かくして全回転
構成体、即ち取付フランジ25、外周環体26、
ベルトプーリ14、連係中空軸28は締付け杆3
2に対して軸方向に支持されている。
と該フランジ25の外周に配設させた外周環状体
26とからなつており、該外周環状体26はその
まわりに巻付けるワイヤロープ7用の巻取り面又
はドラフト環を形成する。取付けフランジ25は
関連のベルトプーリ14と共に適宜なネジ結合2
7によつて中空軸28のフランジと堅固に接続さ
れている。この中空軸28は共通スピンドル12
上の中央部においては該スピンドル12の中央カ
ラー30に配設されたラジアル軸受29によつて
又ロータ支持枠1に隣接する側部においては半径
方向及び軸方向の組合せベアリング31によつて
取付け軸として構成した共通スピンドル12上に
回転可能に取付けられている。該ベアリング31
は第2図に示した通り共通スピンドル12に同軸
的に螺入させた締付け杆32の大きなフランジ付
頭部に対接して配設されている。かくして全回転
構成体、即ち取付フランジ25、外周環体26、
ベルトプーリ14、連係中空軸28は締付け杆3
2に対して軸方向に支持されている。
同様に回転部座13は円板状取付けフランジ3
3からなり、その外周には外周環状体34が配設
され、該外周環状体34は第2図に明瞭に示した
通りドラフト輪10の外周環状体26の内側に位
置しているので、回転部材13とドラフト輪10
は共に嵌合している。適宜な接続ネジ35によつ
て、回転部材13の取付けフランジ33とベルト
プーリ15とは中空軸36に堅固に接続されてい
る。該中空軸36はラジアル軸受37によつて共
通スピンドル12上の中央に近い端部に取付けら
れ、該軸受37は共通スピンドル12のカラー3
0上に配置されている。ロータ支持枠1に対面す
る端部において、中空軸36は半径方向と軸方向
の組合せ軸受38上で共通スピンドル12に取付
けられている。軸受38は締付け杆39の大きな
フランジ付き頭部に対接して軸方向に配設され、
締付け杆39は第2図に明瞭に示した通り共通の
スピンドル12に螺入され且つ締付け杆32と同
様に例えばピン40等によつて回転しないように
固定されている。かくして逆回転構成部材、即ち
取付けフランジ33、外周環状体34、ベルトプ
ーリ15、中空軸36は、共通スピンドル12上
に軸方向に締付け杆39によつて回転可能に支持
されている。
3からなり、その外周には外周環状体34が配設
され、該外周環状体34は第2図に明瞭に示した
通りドラフト輪10の外周環状体26の内側に位
置しているので、回転部材13とドラフト輪10
は共に嵌合している。適宜な接続ネジ35によつ
て、回転部材13の取付けフランジ33とベルト
プーリ15とは中空軸36に堅固に接続されてい
る。該中空軸36はラジアル軸受37によつて共
通スピンドル12上の中央に近い端部に取付けら
れ、該軸受37は共通スピンドル12のカラー3
0上に配置されている。ロータ支持枠1に対面す
る端部において、中空軸36は半径方向と軸方向
の組合せ軸受38上で共通スピンドル12に取付
けられている。軸受38は締付け杆39の大きな
フランジ付き頭部に対接して軸方向に配設され、
締付け杆39は第2図に明瞭に示した通り共通の
スピンドル12に螺入され且つ締付け杆32と同
様に例えばピン40等によつて回転しないように
固定されている。かくして逆回転構成部材、即ち
取付けフランジ33、外周環状体34、ベルトプ
ーリ15、中空軸36は、共通スピンドル12上
に軸方向に締付け杆39によつて回転可能に支持
されている。
第2図に示した通り共通スピンドル12は2つ
の締付け杆32と39によつて且つ符号24で示
した調整可能なネジ接続によつてロータ支持枠1
に接続されている。矢印41はドラフト輪10と
その連係の構成部材及び逆転の回転部材13とそ
の回転構成部材の反対の駆動、即ち反対方向の回
転運動を示す。
の締付け杆32と39によつて且つ符号24で示
した調整可能なネジ接続によつてロータ支持枠1
に接続されている。矢印41はドラフト輪10と
その連係の構成部材及び逆転の回転部材13とそ
の回転構成部材の反対の駆動、即ち反対方向の回
転運動を示す。
ドラフト装置について第2図に関して説明した
中空軸上の軸受と半径方向と軸方向の組合せ軸受
と、締付け杆とは共通スピンドル23の遊星歯車
20および21用のベアリング構成体に同様の方
法で使用されている。
中空軸上の軸受と半径方向と軸方向の組合せ軸受
と、締付け杆とは共通スピンドル23の遊星歯車
20および21用のベアリング構成体に同様の方
法で使用されている。
図示の実施例において共に回転する構成部材を
有するドラフト輪10と、共に回転する構成部材
を有する逆回転部材13とは反対方向であるが等
しい回転速度で駆動される。最初に説明したジヤ
イロ偶力の補正を達成するために、逆回転構成部
材の形状、寸法および質量の選択により、種々の
回転速度を使用することができる。第2図はとく
に明瞭に、上述の補正作用を達成するために、特
に回転部材13の外周環状体34の形状、寸法及
びその材料に関する質量がとくに適宜な方法で選
択させることができることを示す。同様にワイヤ
ロープ用のドラフト環又はドラフト工具を形成す
るドラフト輪10の外周環状体26に関する特性
データにも適用できる。第2図は特性データの適
宜な「非対称の」選択により所望の補正作用を達
成させることができることを明瞭に示している。
同様に第2図はドラフト装置全体がその遠心力に
関連して共通スピンドル12を通る封入力速を含
み、その結果生起するすべての遠心力がこの封入
装置内で吸収され且つロータ支持枠1に何の影響
を及ぼすことがないことを明瞭にしている。
有するドラフト輪10と、共に回転する構成部材
を有する逆回転部材13とは反対方向であるが等
しい回転速度で駆動される。最初に説明したジヤ
イロ偶力の補正を達成するために、逆回転構成部
材の形状、寸法および質量の選択により、種々の
回転速度を使用することができる。第2図はとく
に明瞭に、上述の補正作用を達成するために、特
に回転部材13の外周環状体34の形状、寸法及
びその材料に関する質量がとくに適宜な方法で選
択させることができることを示す。同様にワイヤ
ロープ用のドラフト環又はドラフト工具を形成す
るドラフト輪10の外周環状体26に関する特性
データにも適用できる。第2図は特性データの適
宜な「非対称の」選択により所望の補正作用を達
成させることができることを明瞭に示している。
同様に第2図はドラフト装置全体がその遠心力に
関連して共通スピンドル12を通る封入力速を含
み、その結果生起するすべての遠心力がこの封入
装置内で吸収され且つロータ支持枠1に何の影響
を及ぼすことがないことを明瞭にしている。
本発明の更に他の実施例を第3図乃至第5図に
関連して説明する。
関連して説明する。
第3図乃至第5図に関する以下の説明において
は、本発明の構成を説明するに必要である撚り合
せ装置の構成部材のみを説明する。特に回転部材
とともにドラフト輪に関する構造的構成は第1図
及び第2図に関して説明したものと同じである。
は、本発明の構成を説明するに必要である撚り合
せ装置の構成部材のみを説明する。特に回転部材
とともにドラフト輪に関する構造的構成は第1図
及び第2図に関して説明したものと同じである。
回転対称的に、即ち円筒状に構成されたロータ
支持枠1aは長手方向軸線を中心に回転できるよ
うに両端において符号2で示す適宜な機枠内に取
付けられている。ロータ支持枠1aは一端におい
て駆動輪又は駆動プーリ3により例えば矢印4で
示したような適宜のベルト駆動によつて長手方向
軸線を中心に回転される。また駆動プーリ3はワ
イヤロープ7に撚り合わされるワイヤロープ撚り
糸6の撚り合せ入ロステーシヨン5を形成する。
ワイヤロープ7はロータ支持枠1aの中空支持軸
8を通つてロータ支持枠1a内に取付けられた複
数のワイヤロープ案内ローラ9によつて符号10
aおよび10bで示したドラフト輪に案内され
る。ワイヤロープ7はまずワイヤロープ案内ロー
ラ9に最も近い第1ドラフト輪10a,10b上
を走行しそして次に2つのドラフト輪10a,1
0bの一方又は他方のまわりを交互に何度も案内
される。第4図に示した通り、ワイヤロープ7は
その巻取り方向を変えながらドラフト輪10aお
よび10bのまわりに連続して案内され、ドラフ
ト輪の1方から他方に変えられるので、第4図に
略示した通り、8の字形の形状の通路が与えられ
る。両ドラフト輪10a及び10bのまわりを通
過させた後、ワイヤロープ7はロータ支持枠1a
の内壁に取付けられた他の複数の案内ローラ9に
よつて案内され、次いで以下に説明さえる方法に
おいて、支持軸11を通つて導き出される。
支持枠1aは長手方向軸線を中心に回転できるよ
うに両端において符号2で示す適宜な機枠内に取
付けられている。ロータ支持枠1aは一端におい
て駆動輪又は駆動プーリ3により例えば矢印4で
示したような適宜のベルト駆動によつて長手方向
軸線を中心に回転される。また駆動プーリ3はワ
イヤロープ7に撚り合わされるワイヤロープ撚り
糸6の撚り合せ入ロステーシヨン5を形成する。
ワイヤロープ7はロータ支持枠1aの中空支持軸
8を通つてロータ支持枠1a内に取付けられた複
数のワイヤロープ案内ローラ9によつて符号10
aおよび10bで示したドラフト輪に案内され
る。ワイヤロープ7はまずワイヤロープ案内ロー
ラ9に最も近い第1ドラフト輪10a,10b上
を走行しそして次に2つのドラフト輪10a,1
0bの一方又は他方のまわりを交互に何度も案内
される。第4図に示した通り、ワイヤロープ7は
その巻取り方向を変えながらドラフト輪10aお
よび10bのまわりに連続して案内され、ドラフ
ト輪の1方から他方に変えられるので、第4図に
略示した通り、8の字形の形状の通路が与えられ
る。両ドラフト輪10a及び10bのまわりを通
過させた後、ワイヤロープ7はロータ支持枠1a
の内壁に取付けられた他の複数の案内ローラ9に
よつて案内され、次いで以下に説明さえる方法に
おいて、支持軸11を通つて導き出される。
支持軸11に向けられたロータ支持枠1aの端
部は以下ではロータ支持枠1のワイヤロープ出口
端と呼ばれている。
部は以下ではロータ支持枠1のワイヤロープ出口
端と呼ばれている。
第1図及び第2図に関連してすでに説明したよ
うに、関連構成部材を有するドラフト輪10a及
び10bはそれぞれ共通スピンドル12aおよび
12bに回転可能に取付けられているので、それ
らと共に回転する構成部材はロータ支持枠1aの
一側に(第3図において上方に)延伸している。
うに、関連構成部材を有するドラフト輪10a及
び10bはそれぞれ共通スピンドル12aおよび
12bに回転可能に取付けられているので、それ
らと共に回転する構成部材はロータ支持枠1aの
一側に(第3図において上方に)延伸している。
各ドラフト輪10a,10bと連係する同一の
共通スピンドル12a及び12b上には、逆回転
駆動の回転部材がドラフト輪10a及び10bの
回転方向と反対の回転を行なうように回転可能に
取付けられており、これらの回転部材は第3図に
符号13a及び13bで示してある。回転部材1
3a及び13bと共に回転する構成部材は、第3
図では下方に、スピンドル12a及び12bの他
側に配置されている。
共通スピンドル12a及び12b上には、逆回転
駆動の回転部材がドラフト輪10a及び10bの
回転方向と反対の回転を行なうように回転可能に
取付けられており、これらの回転部材は第3図に
符号13a及び13bで示してある。回転部材1
3a及び13bと共に回転する構成部材は、第3
図では下方に、スピンドル12a及び12bの他
側に配置されている。
2つのドラフト輪10a及び10bは歯車14
a及び14bに接続されている。各回転部材13
a及び13bは同様に歯車15a及び15bにそ
れぞれ接続されている。
a及び14bに接続されている。各回転部材13
a及び13bは同様に歯車15a及び15bにそ
れぞれ接続されている。
一方におけるドラフト輪10aと10b及び他
方における回転部材13aと13bのそれぞれの
連係歯車14aと14b及び15aと15bとの
反対の回転駆動のために、ロータ支持枠1aのワ
イヤロープ出口端に配置させた遊星歯車が使用さ
れる。その太陽歯車16はロータ支持枠1aの支
持軸11内に配置された中空軸17によつてロー
タ支持枠1aの長手方向軸線を中心に回転できる
ように取付けられ且つ適宜な駆動プーリ18を介
して、例えば矢印19によつて示した駆動ベルト
によつて駆動される。ワイヤロープ7は太陽歯車
16及びその中空軸17を通して外側に案内され
る。ベベルギヤとして構成された太陽歯車16
は、同様にベベルギヤとして構成され、互いに反
対方向に回転する2個の遊星歯車20及び21と
噛合する。該遊星歯車20,21はそれぞれ歯車
20a及び21aに接続されている。遊星歯車2
0,21の歯車20a,21aと回転部材13b
及び第2ドラフト輪10bの歯車14b,15b
との間に伝達歯車20b又は21bがそれぞれ挿
入されている。かくして、一方でドラフト輪と連
係する歯車20a,20b,14b,14a及び
他方で回転部材と連係する歯車21a,21b,
15b及び15aは第3図に歯車上に示した矢印
で示すように互いに反対の方向に駆動される。遊
星歯車20及び21はそれらの歯車20a,21
a並びに伝達歯車20b,21bと共にそれぞれ
の共通スピンドル23a又は23bに取付けられ
ている。スピンドル12a,12b,23a及び
23bは、符号24で略図的に示した通り適宜な
固着部材によつてロータ支持枠の壁に回転不能に
固定されている。
方における回転部材13aと13bのそれぞれの
連係歯車14aと14b及び15aと15bとの
反対の回転駆動のために、ロータ支持枠1aのワ
イヤロープ出口端に配置させた遊星歯車が使用さ
れる。その太陽歯車16はロータ支持枠1aの支
持軸11内に配置された中空軸17によつてロー
タ支持枠1aの長手方向軸線を中心に回転できる
ように取付けられ且つ適宜な駆動プーリ18を介
して、例えば矢印19によつて示した駆動ベルト
によつて駆動される。ワイヤロープ7は太陽歯車
16及びその中空軸17を通して外側に案内され
る。ベベルギヤとして構成された太陽歯車16
は、同様にベベルギヤとして構成され、互いに反
対方向に回転する2個の遊星歯車20及び21と
噛合する。該遊星歯車20,21はそれぞれ歯車
20a及び21aに接続されている。遊星歯車2
0,21の歯車20a,21aと回転部材13b
及び第2ドラフト輪10bの歯車14b,15b
との間に伝達歯車20b又は21bがそれぞれ挿
入されている。かくして、一方でドラフト輪と連
係する歯車20a,20b,14b,14a及び
他方で回転部材と連係する歯車21a,21b,
15b及び15aは第3図に歯車上に示した矢印
で示すように互いに反対の方向に駆動される。遊
星歯車20及び21はそれらの歯車20a,21
a並びに伝達歯車20b,21bと共にそれぞれ
の共通スピンドル23a又は23bに取付けられ
ている。スピンドル12a,12b,23a及び
23bは、符号24で略図的に示した通り適宜な
固着部材によつてロータ支持枠の壁に回転不能に
固定されている。
第1図及び第2図に関連して説明したように、
ドラフト輪10a,10b並びに回転部材13
a,13b及びそれらと共に回転する構成部材の
形状、寸法、質量及び回転速度は逆回転するユニ
ツトの慣性質量モーメントと角速度の積が少なく
ともほぼ均一であるように選択されている。更
に、ドラフト輪10a,10bと連係する構成部
材の全質量とロータ支持枠1aの長手方向軸線か
らの共通質量中心の距離との積は回転部材13
a,13b及びそれらと連係する構成部材の全質
量とロータ支持枠1aの長手方向軸線からの共通
質量中心の距離との積に少なくともほぼ等しくな
つており、それは静止質量モーメントの合計がゼ
ロに等しいことを意味する。対応する寸法的規則
は歯車20a,21aを備えた遊星歯車20及び
21と逆回転の回転部材としてそれらと共に回転
する構成部材に関して適用し得る。同様に、対応
する寸法的規則は伝達歯車20b,21b及びこ
れらと共に回転する構成部材に関して適用でき
る。図示の実施例において、歯車20a,21a
を備えた遊星歯車20と21、伝達歯車20bと
21b、ドラフト輪14bと14a、回転部材1
3bと13aは等しいが逆の回転速度で駆動され
る。適宜な逓昇又は逓降歯車装置は特定の使用型
式に依存して、本発明による寸法的規則を維持し
ながら選択することができる。上記に詳述した寸
法的規則を固守することが重要である。
ドラフト輪10a,10b並びに回転部材13
a,13b及びそれらと共に回転する構成部材の
形状、寸法、質量及び回転速度は逆回転するユニ
ツトの慣性質量モーメントと角速度の積が少なく
ともほぼ均一であるように選択されている。更
に、ドラフト輪10a,10bと連係する構成部
材の全質量とロータ支持枠1aの長手方向軸線か
らの共通質量中心の距離との積は回転部材13
a,13b及びそれらと連係する構成部材の全質
量とロータ支持枠1aの長手方向軸線からの共通
質量中心の距離との積に少なくともほぼ等しくな
つており、それは静止質量モーメントの合計がゼ
ロに等しいことを意味する。対応する寸法的規則
は歯車20a,21aを備えた遊星歯車20及び
21と逆回転の回転部材としてそれらと共に回転
する構成部材に関して適用し得る。同様に、対応
する寸法的規則は伝達歯車20b,21b及びこ
れらと共に回転する構成部材に関して適用でき
る。図示の実施例において、歯車20a,21a
を備えた遊星歯車20と21、伝達歯車20bと
21b、ドラフト輪14bと14a、回転部材1
3bと13aは等しいが逆の回転速度で駆動され
る。適宜な逓昇又は逓降歯車装置は特定の使用型
式に依存して、本発明による寸法的規則を維持し
ながら選択することができる。上記に詳述した寸
法的規則を固守することが重要である。
ドラフト輪10a及び10bの少なくとも一方
の巻取り面は図を簡単にするために詳しくは図示
していないが、ワイヤロープ7を案内するための
外周案内溝を備えている。これらは、特定の使用
状態においてドラフト輪の巻取り面上の公知の同
中心且つ隣接配置の外周溝である。ドラフト輪の
巻取り面上のワイヤーロープのとくに正確な案内
はかかる外周案内溝を2つのドラフト輪10a及
び10bの巻取り面に設けることによつて達成す
ることができる。この方法においてワイヤロープ
のとくに満足のできる案内を達成するために、ド
ラフト輪10a及び10b上の外周案内溝は軸方
向に、好ましくは溝幅の半分だけ互いに変位する
ように形成することが望ましい。しかしながら第
2ドラフト輪10aのスピンドル12bは第1ド
ラフト輪10aのスピンドル12aに関連して規
定の小角度に設定させることができる。もちろ
ん、歯車14a,14b及び20b並びに15
a,15b及び21bの歯車比は対応して配置さ
れている。
の巻取り面は図を簡単にするために詳しくは図示
していないが、ワイヤロープ7を案内するための
外周案内溝を備えている。これらは、特定の使用
状態においてドラフト輪の巻取り面上の公知の同
中心且つ隣接配置の外周溝である。ドラフト輪の
巻取り面上のワイヤーロープのとくに正確な案内
はかかる外周案内溝を2つのドラフト輪10a及
び10bの巻取り面に設けることによつて達成す
ることができる。この方法においてワイヤロープ
のとくに満足のできる案内を達成するために、ド
ラフト輪10a及び10b上の外周案内溝は軸方
向に、好ましくは溝幅の半分だけ互いに変位する
ように形成することが望ましい。しかしながら第
2ドラフト輪10aのスピンドル12bは第1ド
ラフト輪10aのスピンドル12aに関連して規
定の小角度に設定させることができる。もちろ
ん、歯車14a,14b及び20b並びに15
a,15b及び21bの歯車比は対応して配置さ
れている。
第5図に本発明によるさらに他の構成を全体的
に示したものである。第5図は第3図に関連して
説明したロータ支持枠1aを備えた予備加撚およ
びドラフト装置を符号Vで示している。この予備
加撚およびドラフト装置Vは巻取り装置Wの上流
に配置されている。この巻取り装置はいわゆる二
層巻取り機として公知の方法において構成されて
いる。装置Vから出たワイヤロープ7は巻取り装
置Wに同軸的に案内されている。巻取り装置は同
軸的に配置された回転ロータ42と、ロータ内に
自由に懸架される方法で取付けられている巻取り
ドラム43と、連係するワイヤロープ案内配線装
置とを含んでいる。ワイヤロープ案内配線装置は
詳細に示しておらずそして公知の方法で構成され
ている。ワイヤロープ7は巻取りドラム43のワ
イヤロープ案内配線装置(図示せず)を経由して
巻取り装置Wの長手方向軸線に沿つてロータ42
に公知の方法で案内される。かくして、いわゆる
一層撚り機の形において予備加撚及びドラフト装
置Vが二層巻取り機と連係する。それぞれの回転
速度はこの全体的な配置により規定された方法で
互いに調整されている。
に示したものである。第5図は第3図に関連して
説明したロータ支持枠1aを備えた予備加撚およ
びドラフト装置を符号Vで示している。この予備
加撚およびドラフト装置Vは巻取り装置Wの上流
に配置されている。この巻取り装置はいわゆる二
層巻取り機として公知の方法において構成されて
いる。装置Vから出たワイヤロープ7は巻取り装
置Wに同軸的に案内されている。巻取り装置は同
軸的に配置された回転ロータ42と、ロータ内に
自由に懸架される方法で取付けられている巻取り
ドラム43と、連係するワイヤロープ案内配線装
置とを含んでいる。ワイヤロープ案内配線装置は
詳細に示しておらずそして公知の方法で構成され
ている。ワイヤロープ7は巻取りドラム43のワ
イヤロープ案内配線装置(図示せず)を経由して
巻取り装置Wの長手方向軸線に沿つてロータ42
に公知の方法で案内される。かくして、いわゆる
一層撚り機の形において予備加撚及びドラフト装
置Vが二層巻取り機と連係する。それぞれの回転
速度はこの全体的な配置により規定された方法で
互いに調整されている。
本発明によれば、ロータ支持枠1a用の回転駆
動と、ロータ支持枠1a内の駆動輪、即ち予備加
撚及びドラフト装置V内の駆動プーリ18を備え
た遊星歯車用の回転駆動と、巻取り装置Wのロー
タ42用の回転駆動とは符号44で示した共通主
駆動モータにより連続連結方法における機械的作
動によつて引きだされる。かくして、軸45を介
して主駆動モータ44はベルトプーリ46を駆動
し、該ベルトプーリ46はベルト4を介してロー
タ支持枠1a用の駆動プーリ3を作動させる。調
整可能な歯車機構47を介して、さらに駆動軸4
8と駆動プーリ49並びに駆動ベルト19と駆動
プーリ18によつて、ロータ支持枠1aのドラフ
ト輪用の遊星歯車は主駆動モータ44の軸45と
接続されている。調整可能な歯車機構47として
適当なモータを有する差動歯車を設けることがで
きる。最後に、主駆動モータ44のさらに他の軸
50と符号51で示した適宜なベルト駆動とを介
して、ロータ42は同じく主駆動モータ44と接
続されている。更に、主駆動モータ44の軸50
からベルト駆動52を介してロータ42及び巻取
りドラム43用の駆動は、第5図に略図したごと
く、ワイヤロープ案内配線装置により導き出され
る。
動と、ロータ支持枠1a内の駆動輪、即ち予備加
撚及びドラフト装置V内の駆動プーリ18を備え
た遊星歯車用の回転駆動と、巻取り装置Wのロー
タ42用の回転駆動とは符号44で示した共通主
駆動モータにより連続連結方法における機械的作
動によつて引きだされる。かくして、軸45を介
して主駆動モータ44はベルトプーリ46を駆動
し、該ベルトプーリ46はベルト4を介してロー
タ支持枠1a用の駆動プーリ3を作動させる。調
整可能な歯車機構47を介して、さらに駆動軸4
8と駆動プーリ49並びに駆動ベルト19と駆動
プーリ18によつて、ロータ支持枠1aのドラフ
ト輪用の遊星歯車は主駆動モータ44の軸45と
接続されている。調整可能な歯車機構47として
適当なモータを有する差動歯車を設けることがで
きる。最後に、主駆動モータ44のさらに他の軸
50と符号51で示した適宜なベルト駆動とを介
して、ロータ42は同じく主駆動モータ44と接
続されている。更に、主駆動モータ44の軸50
からベルト駆動52を介してロータ42及び巻取
りドラム43用の駆動は、第5図に略図したごと
く、ワイヤロープ案内配線装置により導き出され
る。
上述した構成はまた第1図及び第2図による加
撚装置により予備加撚及びドラフト装置Vとして
実現させることもできる。
撚装置により予備加撚及びドラフト装置Vとして
実現させることもできる。
第1図はロータ支持枠を断面図で示す本発明に
よる撚り合せ装置を出来るだけ簡略的に示した側
面図、第2図はそのドラフト輪と逆回転の回転部
材とを有する第1図による撚り合せ装置のドラフ
ト装置を示す縦断面図、第3図は断面で示したロ
ータ支持枠とそれらの駆動機構を備えた2つのド
ラフト輪とを有する本発明の更に他の実施例によ
る撚り合せ装置を出来るだけ簡略的にして示した
側面図、第4図は第3図の実施例におけるドラフ
ト輪の巻取り面上のワイヤロープ案内の配列を示
す簡略的斜視図、第5図は第3図による実施例と
して示した予備加撚及びドラフト装置と、予備加
撚及びドラフト装置が例として単撚り装置として
示した巻上げ装置と、二重撚り装置として示した
巻上げ装置とを有する撚り合せ装置全体を示す全
ての簡略側面図である。 1,1a…ロータ支持枠、3…駆動プーリ、5
…撚り合せ位置入ロステーシヨン、6…ワイヤロ
ープ構成材料、7…ワイヤロープ、10,10
a,10b…ドラフト輪、12,12a,12b
…共通スピンドル、13,13a,13b…回転
部材、14…ベルトプーリ、14a,14b…歯
車、15…ベルトプーリ、15a,15b…歯
車、16…太陽歯車、20,21…遊星歯車、2
2…歯付きベルト、23…共通スピンドル、28
…中空輪。
よる撚り合せ装置を出来るだけ簡略的に示した側
面図、第2図はそのドラフト輪と逆回転の回転部
材とを有する第1図による撚り合せ装置のドラフ
ト装置を示す縦断面図、第3図は断面で示したロ
ータ支持枠とそれらの駆動機構を備えた2つのド
ラフト輪とを有する本発明の更に他の実施例によ
る撚り合せ装置を出来るだけ簡略的にして示した
側面図、第4図は第3図の実施例におけるドラフ
ト輪の巻取り面上のワイヤロープ案内の配列を示
す簡略的斜視図、第5図は第3図による実施例と
して示した予備加撚及びドラフト装置と、予備加
撚及びドラフト装置が例として単撚り装置として
示した巻上げ装置と、二重撚り装置として示した
巻上げ装置とを有する撚り合せ装置全体を示す全
ての簡略側面図である。 1,1a…ロータ支持枠、3…駆動プーリ、5
…撚り合せ位置入ロステーシヨン、6…ワイヤロ
ープ構成材料、7…ワイヤロープ、10,10
a,10b…ドラフト輪、12,12a,12b
…共通スピンドル、13,13a,13b…回転
部材、14…ベルトプーリ、14a,14b…歯
車、15…ベルトプーリ、15a,15b…歯
車、16…太陽歯車、20,21…遊星歯車、2
2…歯付きベルト、23…共通スピンドル、28
…中空輪。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被駆動ロータ支持枠1と、該ロータ支持枠の
回転軸線及び長手方向軸線と垂直にロータ支持枠
に取付けた被駆動ドラフト輪10とを備え、ワイ
ヤーロープ構成部材をロータ支持枠の長手方向軸
線の撚り合せ入口ステーシヨン5に供給し、ワイ
ヤーロープをロータ支持枠内のドラフト輪に案内
し、該ドラフト輪のまわりを通過後に長手方向軸
線に沿つてロータ支持枠から排出させる撚り線機
用の撚り合せ装置において、反対方向に駆動され
る回転部材13を同軸的にドラフト輪10の回転
スピンドル12上に回転可能に取付け、ドラフト
輪10と回転部材13及びこれらと共に回転する
構成部材の形状、寸法、質量及び回転速度を逆回
転構成部材の質量慣性モーメントと角速度の積が
大きさにおいて少なくともほぼ均一であるように
選択し、ドラフト輪10及び回転部材13を中空
軸28,36によつてスピンドル12上に取付
け、中空軸28,36をさらにロータ支持枠1に
向けられる遠心力に抗して共通スピンドル12に
回転可能に取付け、ドラフト輪10とその構成部
材の全質量とロータ支持枠1の長手方向軸線から
の質量の共通中心の距離との積を回転部材13と
その構成部材の全質量とロータ支持枠1の長手方
向軸線からの質量の共通中心の距離との積に少な
くともほぼ等しくしたことを特徴とする撚り線機
用撚り合せ装置。 2 ドラフト輪10と回転部材13とをロータ支
持枠1の対向する側に配置させたベルトプーリ1
4,15を備えたベルト駆動、特に歯付きベルト
駆動によつて回転可能に駆動させ、遊星歯車機構
をロータ枠1のワイヤロープ出口端に配設し、太
陽歯車16をロータ支持枠1の長手方向軸線を中
心に回転させるためワイヤロープ7を収容する中
空駆動軸17上に取付け、ベルトプーリとして構
成した反対回転の遊星歯車20,21を反対回転
構成部材の質量慣性モーメントと角速度との積が
大きさにおいて少なくともほぼ均一であるような
形状、寸法、質量及び回転速度で配設し且つロー
タ支持枠1に向けられた遠心力に抗して共通スピ
ンドル23に回転可能に取付けたことを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の撚り合せ装置。 3 ドラフト輪10と反対回転の回転部材13と
をそれぞれ円板状の取付けフランジ25,33及
び横方向に突出する外周環状体26,34から構
成し、ドラフト輪10の外周環状体26にはワイ
ヤロープ用巻取り面を形成し、回転部材13の外
周環状体34をドラフト輪10の外周環状体26
内に配設したことを特徴とする特許請求の範囲第
1項又は第2項に記載の撚り合せ装置。 4 ドラフト輪10と回転部材13及びこれらに
連係している環状ベルトプーリ14,15をそれ
ぞれの中空軸28,36に固定し、各中空軸をロ
ータ支持枠の対向する端部において半径方向及び
軸線方向の軸受31,38によつて締付け杆3
2,39上に回転可能に支持し、各締付け杆3
2,39を回転軸を形成する共通スピンドル12
内に同軸的に螺入させ、各締付け杆32,39を
隣接するロータ支持枠の壁に接続させたことを特
徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項のいず
れか1項に記載の撚り合せ装置。 5 中空軸28,36をロータ支持枠1の長手方
向軸線に隣接する端部において共通スピンドル1
2の中央カラー30で半径方向又は半径方向と軸
線方向の軸受29,37によつて支持させたこと
を特徴とする特許請求の範囲第4項記載の撚り合
せ装置。 6 締付け杆32,39をロータ支持枠1の壁に
長手方向に調整可能であるネジ接続24によつて
固定させたことを特徴とする特許請求の範囲第4
項又は第5項に記載の撚り合せ装置。 7 ワイヤロープ7をロータ支持枠1内でその内
壁に取付けた複数のワイヤロープ案内ローラ9に
よつて案内させることを特徴とする特許請求の範
囲第1項乃至第6項のいずれか1項に記載の撚り
合せ装置。 8 ロータ支持枠1を回転対称的に且つ筒状のド
ラム形中空体として構成したことを特徴とする特
許請求の範囲第1項乃至第7項のいずれか1項に
記載の撚り合せ装置。 9 反対の回転方向に駆動される回転部材13b
を備えた第2ドラフト輪10bをロータ支持枠1
上でロータ支持枠1aの回転軸線及び長手方向軸
線と垂直に延伸するさらに他の共通スピンドル1
2bに取付け、第2ドラフト輪10bと回転部材
13b及びそれらの構成部材をその回転部材13
aを有する第1ドラフト輪10aの対応構成部材
と同一方法で成形し、寸法付けし且つ配設させ、
ワイヤロープ7をドラフト輪10a,10bのま
わりに且つ一方から他方に連続して通過させるよ
うに案内し、ドラフト輪1の少なくとも1方(1
0a又は10b)の巻取り面にはワイヤロープを
案内するための外周案内溝を備えたことを特徴と
する特許請求の範囲第1項乃至第8項のいずれか
1項に記載の撚り合せ装置。 10 ロータ支持枠1のワイヤロープ出口端に遊
星歯車機構として構成した駆動装置を備え、各ド
ラフト輪10a,10b及びその回転部材13
a,13bを歯車20a,21aを有する遊星歯
車20,21からその歯車20a,21aを連結
させた歯車14a,14b,15a,15bによ
つて回転駆動させることを特徴とする特許請求の
範囲第9項記載の撚り合せ装置。 11 駆動装置の遊星歯車20,21に備えた歯
車20a,21aと駆動装置及びその回転部材1
3bに接続させた第2ドラフト輪10bの歯車1
4b,15bとの間に伝達用の歯車20b,21
bを取付け、これらの逆回転の伝達歯車20b,
21bを遊星歯車20,21の歯車20a,21
aと同様に遊星歯車20,21の共通スピンドル
23aに対して平行に延伸する共通スピンドル2
3b上に取付け、伝達歯車20b,21bを形
状、寸法、質量及び回転速度において遊星歯車機
構に備えた歯車と同様にし、逆回転構成部材の質
量慣性モーメントと角速度との積を大きさにおい
てほぼ均一にし、且つロータ支持枠1aに向けら
れた遠心力に抗して共通スピンドル23bに回転
可能に取付けて支持させ、ワイヤロープ7をその
巻取り方向を変化しながらドラフト輪10a,1
0bのまわりに且つその一方から他方に通過させ
るように連続的に案内させたことを特徴とする特
許請求の範囲第10項に記載の撚り合せ装置。 12 ドラフト輪10a,10b上の外周環状体
に備えた案内溝を好しくは溝幅の半分だけ軸線方
向に互いに変位させたことを特徴とする特許請求
の範囲第9項乃至第11項のいずれか1項に記載
の撚り合せ装置。 13 第2ドラフト10bの共通スピンドル12
bを第1ドラフト輪10aの共通スピンドルに対
して規定の小角度において傾斜させたことを特徴
とする特許請求の範囲第9項乃至第11項のいず
れか1項に記載の撚り合せ装置。 14 ロータ支持枠1からのワイヤロープ7が共
通の回転軸に沿つて案内されるように同軸的に配
設させた回転ロータ42と、該回転ロータによつ
て軌道にのせられる巻取りドラム43とからなる
ワイヤロープ用の巻取り装置を備え、ロータ支持
枠1a用の回転駆動体と、予備加撚及びドラフト
装置のドラフト輪用の回転駆動体と、巻取り装置
Wのロータ40用の回転駆動体とを機械的接続手
段によつて共通主駆動モータ44から駆動される
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第1
3項のいずれか1項に記載の撚り合せ装置。 15 主駆動モータ44とロータ支持枠内のドラ
フト輪用の回転駆動体との間に歯車機構47を設
けたことを特徴とする特許請求の範囲第14項記
載の装置。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3209169.9 | 1982-03-13 | ||
DE19823209169 DE3209169A1 (de) | 1982-03-13 | 1982-03-13 | Verseileinrichtung fuer verseilmaschinen, insbesondere vorverdrall- und abzugeinrichtung |
DE3226572.7 | 1982-07-16 | ||
DE19823226572 DE3226572A1 (de) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | Verseileinrichtung fuer verseilmaschinen, insbesondere vorverdrall- und abzugseinrichtung |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59500378A JPS59500378A (ja) | 1984-03-08 |
JPH0255555B2 true JPH0255555B2 (ja) | 1990-11-27 |
Family
ID=25800299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58500838A Granted JPS59500378A (ja) | 1982-03-13 | 1983-03-09 | 撚り線機用の撚り合せ装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4549394A (ja) |
EP (1) | EP0088993B1 (ja) |
JP (1) | JPS59500378A (ja) |
AU (1) | AU556418B2 (ja) |
DD (1) | DD208834A5 (ja) |
SU (1) | SU1209038A3 (ja) |
WO (1) | WO1983003268A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61124692A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-12 | 神鋼鋼線工業株式会社 | ワイヤロ−プの撚り調整方法およびその装置 |
DE3808112A1 (de) * | 1988-03-15 | 1989-09-21 | Sevastopol Priborostroit Inst | Einrichtung zur schraubenfoermigen zufuehrung von langerzeugnissen in eine verseilmaschine |
US5540041A (en) * | 1994-09-13 | 1996-07-30 | Southwire Company | Method of and apparatus for stress relieving multistranded cable |
ES2169631B1 (es) * | 1999-04-16 | 2003-11-01 | Ohg Di Lesmo S P A | Cabrestante rotativo para retorcer cabos. |
US7665290B2 (en) * | 2002-11-25 | 2010-02-23 | Bridgestone Corporation | Twister, method for producing twisted wire, ply, and pneumatic tire |
CN102653928A (zh) * | 2011-12-31 | 2012-09-05 | 江苏兴达钢帘线股份有限公司 | 一种捻股机平板过捻装置 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE500739A (ja) * | 1948-02-12 | |||
LU35928A1 (ja) * | 1957-03-30 | |||
FR87005E (fr) * | 1963-04-12 | 1966-05-27 | Geoffroy Delore | Procédé pour transmettre un mouvement de rotation de l'une à l'autre des extrémités d'un élément filiforme, et machines à câbler pour la mise en oeuvre de ce procédé |
AT286833B (de) * | 1966-02-15 | 1970-12-28 | E Vornbaeumen & Co Maschf | Verfahren zur herstellung von spannungsfreien seilen oder litzen und schnellverseilmaschine zur durchfuehrung des verfahrens |
US3388541A (en) * | 1966-03-04 | 1968-06-18 | Albert A. Biagini | Method and apparatus for stranding wires, or the like |
US3396522A (en) * | 1967-01-30 | 1968-08-13 | Albert A. Biagini | Stranding machine |
US3413793A (en) * | 1966-04-29 | 1968-12-03 | Western Electric Co | Sheave capstan assembly for cable takeup apparatus |
GB1263914A (en) * | 1968-05-28 | 1972-02-16 | British Insulated Callenders | Improvements in or relating to a method of and apparatus for twisting together a plurality of elongated flexible elements |
US4385486A (en) * | 1979-10-22 | 1983-05-31 | Tokusen Kogyo Kabushiki Kaisha | Apparatus for manufacturing open cord |
US4473995A (en) * | 1983-02-01 | 1984-10-02 | Southwire Company | Concentric compressed double twist stranded cable |
-
1983
- 1983-03-09 EP EP83102286A patent/EP0088993B1/de not_active Expired
- 1983-03-09 US US06/557,137 patent/US4549394A/en not_active Expired - Fee Related
- 1983-03-09 WO PCT/EP1983/000070 patent/WO1983003268A1/en unknown
- 1983-03-09 AU AU12286/83A patent/AU556418B2/en not_active Ceased
- 1983-03-09 JP JP58500838A patent/JPS59500378A/ja active Granted
- 1983-03-14 DD DD83248794A patent/DD208834A5/de not_active IP Right Cessation
- 1983-11-11 SU SU833661202A patent/SU1209038A3/ru active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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EP0088993B1 (de) | 1985-05-29 |
DD208834A5 (de) | 1984-04-11 |
AU1228683A (en) | 1983-10-24 |
WO1983003268A1 (en) | 1983-09-29 |
SU1209038A3 (ru) | 1986-01-30 |
EP0088993A1 (de) | 1983-09-21 |
AU556418B2 (en) | 1986-10-30 |
US4549394A (en) | 1985-10-29 |
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