JPH0255279A - 厚手透明肌陶磁器の製造法 - Google Patents

厚手透明肌陶磁器の製造法

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JPH0255279A
JPH0255279A JP20585088A JP20585088A JPH0255279A JP H0255279 A JPH0255279 A JP H0255279A JP 20585088 A JP20585088 A JP 20585088A JP 20585088 A JP20585088 A JP 20585088A JP H0255279 A JPH0255279 A JP H0255279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glaze
parts
base
thick transparent
thickly
Prior art date
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Pending
Application number
JP20585088A
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English (en)
Inventor
Chikako Satou
知佳子 佐藤
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NAGAIZUMI TOUJIKI KK
Original Assignee
NAGAIZUMI TOUJIKI KK
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Publication date
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  • Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は陶磁器の表面をガラス質の透明度の高い厚手透
明肌とする陶磁器の製造技術に関する。
(従来の技術) 従来、ガラス質に近い透明感のある陶磁器製品はあるが
、その透明な層の厚、坂は高々0.5〜1朋程度である
。数朋程の厚手の透明ガラス質のものにしようとすると
、焼成時に多数のクラックが発生し透明感のある製品に
出来なかった。
又、陶磁器表面の絵の色の濃淡(明度・純度)及び立体
感は絵の遠近法による(を図と顔料のa f(1を変え
ることによって作出していた。そのため、濃度を異にし
た多数の釉薬の用意と高い絵付技法と手間を要求さhて
いた。又自然な濃淡の移行と自然な立体感を充分与える
ものとはなっていなかった。
本発明の課題は従来のかかる欠点を解消し、数■程の厚
手の透明肌を可能とし、更に色彩の濃淡表現を少ない釉
薬で可能とし、又濃淡の自然な移行と深みのある濃淡表
現を可能とし、又深みのある自然な立体感の表出を容易
に出来るという厚手透明肌陶磁器の製造法を提供せんと
するものである。3 (,3題を解決するための手段) かかる課題を解決した本発明の要旨は、1)素地方面に
、石灰釉100部に対し50〜90部DガラスりとI!
Inの所要顔料とを混合した油稟を厚くかけ、その後酸
化焼成したことを特徴とする厚手透明肌陶磁器の製造法 2)素地表面に微少な凹凸・段差を成形し、その素地表
面に石灰釉100部に対し50〜90部のガラス粉と所
要顔料とを混合した釉薬をその凹凸・段差を埋めて釉薬
表面が滑らかに曲面となるように厚くかけ、その後酸化
焼成したことを特徴とする厚手透明肌陶磁器の製造法 3)同一色相の輪部分について同一の釉薬を使用し、明
度・純度が低い絵部分程素地表面を深く陥凹させて釉薬
を厚くかげて色の濃淡を表現する請求項2記載の厚手透
明肌陶磁器の製造法4)絵の部分で遠方に視覚させる個
所の素地を深く陥凹させて釉薬を厚くかけることで立体
感を与えるよう?こした請求項2記載の厚手透明肌陶磁
器の製造法にある。
ガラス粉の混入割合は、石灰釉100部に対し65〜9
0部が望ましく、透明感を強く与え従来の陶磁器咀との
差異が明確となる。
顔料は所要の色彩のものが使用され、灰色から種々の色
相のものが使われている。。
素地の状態は成型したままの素焼しないものでも又素焼
したものいずれでもよい。
(実施例) 以下、実施例を図面に基づぎ説明する。
本実1布例はタイルVこ遠近感と段階的濃度変化のある
絵を表現した例である。
素地(1)は天部陶土を原材とした素焼しないものを使
用し、又釉薬(2)としては下記の成分のものを使用し
た。ガラス粉はケイ酸塩ガラスのソーダガラスの粉状物
を石灰釉100部に対し65部、又顔ト1として酸化コ
バルト0.03部と酸化ニッケル0、L部を混入した灰
色の顔料とした。
次に7=+*ljの厚みのタイルの素地(1)表面にク
ロス/ヤノター模様を中央ンこ向かって段階的ンこ深く
なるように陥凹させてい乙。その段差(3)、 (4)
(5)、(6)は0.61!II程で中央の深い所で2
.5朋程の深さに陥凹している。そして、この凹凸模様
の素地(1)表面を二上記釉藁(2)を同じレベルまで
上面が滑らかなモ面となるまで塗布する。従って中央に
向かう程釉薬(2)は厚く塗布する。
その後、酸化焼成炉内に入れ1300°C程の高温で焼
成時間が長すぎない程度の所要時間焼成する。すると釉
薬(2)が溶徹し、その上面が均一になって平準化され
る。この釉薬(2)の熱膨張と素地(11の熱膨張が略
同じ程になるため、厚手の釉薬?こもかかわらずクラツ
クが発生せず、ガラス質の透明肌とすることができる。
又模様は中央虻こ向かう程思くなっていき、中央が奥ま
って感じられ、立体感を表現できるものとなった。
尚、還元炉で焼成すると表面に斑点が出来、美しい透明
肌とすることができない。又ガラス粉が90部を超えて
混入する七タラツクが発生してくる。そのため本発明で
は酸化焼成炉で酸(ヒ完成させ、又ガラス粉の混合比率
を90部以下とした。
(発明の効果) 以上の様に、石灰釉100部1こ対しガラス粉50〜9
0部を混入した釉薬全使用することで、釉薬と素地との
熱膨張率が略同じ程度となって、厚くかけてもクラック
を発′Lせず透明度の高い陶磁型肌とすることができた
。又素地表面に凹凸・設電をつけて抽】の厚みを変える
と、顔料の色の濃淡をその厚みンこよってつけることが
できる。
更に、その・農淡と模様とによって立体感を与えること
ができ、新しい透明肌の陶磁器製品とすることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のタイルを示jモ面図、第2図は第1図
I−I線ンこおける縦断面図である。 (J): (3)。 (4)。 (6): (2): 有限会社永泉陶磁器 戸  島  省  四  部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)素地表面に、石灰釉100部に対し50〜90部の
    ガラス粉と微量の所要顔料とを混合した釉薬を厚くかけ
    、その後酸化焼成したことを特徴とする厚手透明肌陶磁
    器の製造法。 2)素地表面に微少な凹凸・段差を成形し、その素地表
    面に石灰釉100部に対し50〜90部のガラス粉と所
    要顔料とを混合した釉薬をその凹凸・段差を埋めて釉薬
    表面が滑らかに曲面となるように厚くかけ、その後酸化
    焼成したことを特徴とする厚手透明肌陶磁器の製造法。 3)同一色相の絵部分について同一の釉薬を使用し、明
    度・純度が低い絵部分程素地表面を深く陥凹させて釉薬
    を厚くかけて色の濃淡を表現する請求項2記載の厚手透
    明肌陶磁器の製造法。 4)絵の部分で遠方に視覚させる個所の素地を深く陥凹
    させて釉薬を厚くかけることで立体感を与えるようにし
    た請求項2記載の厚手透明肌陶磁器の製造法。
JP20585088A 1988-08-18 1988-08-18 厚手透明肌陶磁器の製造法 Pending JPH0255279A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05148063A (ja) * 1991-12-02 1993-06-15 Inax Corp 建材の加飾方法
JP2007091518A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Inax Corp ガラス調タイルの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05148063A (ja) * 1991-12-02 1993-06-15 Inax Corp 建材の加飾方法
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