JPH025520A - 縦型半導体熱処理装置 - Google Patents

縦型半導体熱処理装置

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JPH025520A
JPH025520A JP63156307A JP15630788A JPH025520A JP H025520 A JPH025520 A JP H025520A JP 63156307 A JP63156307 A JP 63156307A JP 15630788 A JP15630788 A JP 15630788A JP H025520 A JPH025520 A JP H025520A
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JP
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boat
wafer
transfer
wafer boat
wafers
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JP63156307A
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Shinichi Namioka
伸一 波岡
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DEISUKO HAITETSUKU KK
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DEISUKO HAITETSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ボートトランスファーにポートハンドラー
の機能を付加するとともに、ウェーハボートのウェーハ
搬入出方向をボートトランスファーの搬送方向と直交さ
せて、ウェーハボートの搬送を可能とした駅型半導体熱
句、理装置に関する、〔従来の技術〕 半導体基板、たとえば、シリコンウェーハ(以下、ウェ
ーハという)は、ウェーハボートに積載され、ボートロ
ーダによって、反応管内に搬入される。ボートローダに
よって、ウェーハを積載したままウェーハボートを反応
管内に搬入した後、酸素ガス、水素ガスのような所定の
反応ガスが、加熱された反応管内に供給される。そして
、酸化拡散、CvD等所定の熱処理(化学処理も含める
)が、ウェーハに施される。熱処理後、ウェーハポ〜1
・は、ボートローダによって、反応管から搬出される、 第8図、第9図に示すように、ウェーハボート114は
、[三下の円形状端板130 、131を複数、たとえ
ば、6本の連結棒132で連結して4&成される。連結
棒132は、ウェーハの搬入出可能な開口115を形成
するようLこ配設される。また、多数の切込み134が
、fill線方向に−・・定距離離反して各連結棒13
2に設けられる。そして、開口115を介して搬入され
たウェーハ1」、切込み134に積載されて連結林間に
並列に架設され、それによって、ウェーハボート114
に支持される。
縦型半導体熱処理装置として、反応管の上端が開口し、
上端開口からウェーハボートを搬入、搬thする井戸型
ど称するタイプと、反応管の下端が開口し、下端開口か
らウェーハボートを搬入、搬出するベル型ど称するタイ
プとがある。係止手段が、ウェーハボートの上端(井戸
型の場合)、または、下端(ベル型の場合)に設けられ
ている、そして、この係止手段に、ウェー・ハポート支
持手段の係止片が係止されて、ウェーハボート支持手段
がウェーハボートを直立に懸下、または、支えて支持す
る。第8図に示すように、係止下段138は、たとえば
、上下に2段設けられた段付係止部139.140から
構成される。
公知のウェーハボートにおいて、ウェーハボート支持手
段の係止片は、側方かも、ウェーハホトの係1E部13
9,140に挿入されてウェーハボート114を支持す
る。そして、第8図、第9図において矢印で示すように
、ウェーハボート支持手段の支持部の挿入方向は、ウェ
ーハの搬入出方向と同一になっている6 上記のように、公知のウェーハポー)114は円筒形で
あるため、倒したときの転勤を防IIニするよう1、第
10図に示すように、矩形のポートハンドラーと称する
支持基台117 !、’:支持されたまま倒される。こ
こで、ウェーハボート114は開口115を上方にして
ポー 1・ハンドラー11フ内に支持されるウェーハ1
20は、ウェーハカセッ+118に、たとえば25枚ず
つ、収納されて搬送さ414、ウェーハトランスフ丁−
122によって、ウェーハカセ−/1・からウェーハポ
ー)114に移送、4れる。図示の例では、6個のつ、
−へカセフ)118から、合計150枚のウェーハ12
0が、つ、−へポート114に積載される。
ウェーハ120の積性後、基部を中心に回動してポー 
トハンドラー117が、ウェーハボート114を収納し
たまま11Y立にされる。つ、〜ハボー)114へのウ
ェーハ120の搬入出方向iX軸方向として、Y軸、Z
輌を第1O図のようし一設定すると、ホトハンドラーの
回動軸線は、Z軸と平行にのびポートハンドラーは、Y
軸に沿って倒れ、かつ直立されるように構成されて(・
島る。
第10図に示す公知の縦型半導体熱処理装とは井戸型で
あるため、ポートハンド’、−−−117は、ウェーハ
ボート114を懸下して支持づ−る、ポートハンドラー
117は2ウエーへポート114の下方の係止部140
に係1にされる。ポートハンドラー117がウェーハボ
ート114を懸下して直ケにされると、第10図におい
て、右方に待機していたポー))ランスフγ〜と称する
搬送手段11flが、ウェーハホト114の上方の係止
部11に係止され、ウェーハポー 1・はポートハンド
ラー117からボートトランスファー116に移換され
る。クー1−ハボート114を懸下した後、ポートハン
スノγ−118は、ウェーハボートを懸下したまま、レ
ール128に沿って、Y方向に動かされる2 図示の構成では、4債の反応管111−1〜111−4
が並設され、それぞれの反応管j、′:専用のボートロ
−ダ112がそれぞれ設(すられている、ウェーハボー
ト114は、ボートトランスファーttSからボートロ
ーダ112に移換され、ボートローダに懸下されて、反
応管111内に搬入される。
所定の熱処理後、ウェーハポー) 114は、ボートロ
ーダ112、ボートトランスファー11Bを経てポート
ハンドラー117に戻される。ポートハンドラー117
は、直立状態でウェーハボート114を受は取り、それ
から、Y軸に沿って水平に倒され、熱処理済のウェーハ
120が、ウェーハトランスファー122によって、ウ
ェーハカセット118に戻される。そして、別のウェー
ハが、ウェーハボートに搬入されて、次の搬送工程が繰
り返される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように、公知の縦型半導体熱処理装置において、
ポートハンドラー117の回動軸線は、Z軸と平行とな
り、ボートハンドラーは、Y軸に沿って水平に倒され、
X軸と平行に直立される。そして、搬送中、ウェーハボ
ート114の開口115は、Y方向に面し、ウェーハボ
ートはY軸に沿って搬送される。つまり、ウェーハボー
ト114の搬送方向、ウェーハボート114のウェーハ
搬入出方向が、いずれもY軸方向にあり、一致する。
このような構成では、ウェーハボー) 114を懸下し
たボートトランスファー11Bが、搬送中、加速、減速
すると、慣性力によって、ウェーハボートの開口115
からウェーハ120が飛び出て脱落する虞れがあり、大
きな搬送速度が得られない。
また、ウェーハボート支持手段は、ボートハンドラー1
17とボートトランスファー11Bという2部材から構
成され、ウェーハボート114は、ポートハンドラー1
17→ポートトランスフアー11B+4ボートローダ1
12の間でそれぞれ移換される。そして、移送時間が比
較的長くかかり、ウェーハの搬送を遅延化させる原因と
なっている。
また、ウェーハボート114の移換作業が、2度(ポー
トハンドラー117峠ボートトランスフアー118→ボ
ートローダ112)も行なわれるため、移換中に、ウェ
ーハボートの落下事故が生じやすい。
更に、ウェーハボートの開口115からのウェーハ12
0の飛び出し防止のために、ボートトランスファー12
8は、スローストップ、スロースタートされる。そのた
め、この点からも、ウェーハボートの搬送が遅延化せざ
るを得ない。
このように、公知の縦型半導体熱処理装置では、大きな
搬送速度が得られないとともに、ウェハの移送に比較的
長い時間を要しているため、効率的な搬送が困難となり
1作業効率を低下させている。
この発明は、ウェーハボートからのウェーハの脱落を防
止して、ウェーハボートの搬送速度を高めるとともに、
ウェーハボートの移換中におけるウェーハポートの落下
を防止した縦型半導体熱処理装置の提供を目的としてい
る。
帽1を解決するための手段〕 この目的を達成するために、この発明の縦型半導体熱処
理装置によれば、ボートトランスファーは、ポートハン
ドラーの機能を兼ねて構成されている。
ボートトランスファーは、たとえば、搬送方向と直交す
る方向に倒れ、かつ、直立されるように回動可能に構成
されている。
また、ウェーハボートのウェーハ搬入出方向とボートト
ランスファーの搬送方向とが、直交するように構成され
ている。
〔作用〕
このような構成では、ボートトランスファーポートハン
ドラー間でのウェーハボートの移換が省略できる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながらこの発明の実施例について詳
細に説明子る。
第1図に示すように、この発明に係る縦塁半導体熱処理
装!110は、4木の反応管11を並設してなり、対応
するボートローダ12が各反応管の脇にそれぞれ配設さ
れている。そして、これらの反応管11毎に、酸化等の
熱処理プロセスが遂行される。
縦型半導体熱処理装置ioは、ウェーハボート14を懸
下、支持して搬送するボートトランスファーIBと、ボ
ートトランスファーに支持されたウェーハボート、ウェ
ーハカセット18間でウェーハ20を移送するウェーハ
トランスファー22とを具備している。
ウェーハトランスファー22は、たとえば、特開昭11
2−130534号に開示された公知の構成とされるウ
ェーハトランスファー22の動作を簡単に述べると、第
1図に示すように、並設したウェーハカセット!8の下
方から昇降アーム24が上昇して、ウェーハカセットか
らウェーハ20を抜き取り、支持する。上昇した昇降ア
ーム24から、ウェーハ20がウェーハ移送部材28に
移される。ウェーハ移送部材2Bは、レール28に沿っ
てスライド可能に構成されており、矢視のようにY方向
にスライドされるスライドされたウェーハ移送部材2B
の下方に、後述するように、ボートトランスファー16
が、ウェーハボート14を懸下、支持したまま水平に寝
かされて待機している。ここで、ウェーハボートの開口
15(第3図参照)は上方(X方向)に向いている。そ
して、別の昇降アームが、ウェーハボートの開口15を
介して上昇し、ウェーハ移送部材26からウェーハ20
を受は取る。それから、昇降アームが下降し、昇降アー
ムが開口15を通過する際、ウェーハ20はウェーハポ
ー)14に移される。
上記のようにして、ウェーハトランスファー22は、ウ
ェーハカセット18からウェーハ20をウェハポート1
4に移送する。なお、熱処理後においては、上記と逆の
工程を経てウェーハ20がウェーハボート!4からウェ
ーハカセット!8に戻される。
第2図、第3図に示すように、ウェーハボート14は、
上下の円形の端板3G、31と、端板間に架設された。
複数、たとえば、6本の連結棒32とを備えて構成され
、多数の切込み34が、軸線方向に一定距離離反して各
連結棒に形成されている。連結棒32は、ウェーハ20
の搬入出可簡な開口15を形成するように、配設される
。ウェーハ20は、開口15を介して搬入され、切込み
34に載せられて、連結林間に並列に架設される。
実施例において、縦型半導体熱処理装置!10は井戸型
に構成され、係止手段38が、ウェーハボートの上の端
板30の上方に設けられている。係止手段38は、半径
方向内方および外方に段付係止部38.40をそれぞれ
持つ段付形状に形成されている。そして、後述するよう
に、内方の段付係止部3Bにボートローダ12が、また
は、外方の段付係止部4oにボートトランスファー18
が係止されて、ウェーハボート14を懸下、支持する。
ここで、ボートトランスファー16は、第3図において
、紙面と直角方向に移動して係止部39,4Gに係止さ
れる。これに対して、ウェーハ20は、紙面の左側から
ウェーハボート14に搬入出される。つまり、ウェーハ
2oの搬入出方向とボートトランスファーIBの移動方
向とは、直交することとなる。
ボートトランスファー1Bは、第4図に示すように、上
下に矩形の端板42,43を持ち、端板は4本の連結棒
44によって連結されている。上の端板42は円形の開
口45を持ち、ウェーハボート14の上端の挿通を許容
する切欠き4Bが、開口に連通して端板42に形成され
ている。下の端板43は、ブラケット4B(第5図参照
)を介して、回転体5oに固着され1回転体は、ケース
5!内のモータによって7回転可能に構成されている。
ホードトランスファー1Bは、ウェーハボート14の上
端、下端を懸下、または、支えることによって、ウェー
ハボートを格納し、支持するように構成されている。こ
こで、ウェーハボート14の上端は、上の端板42の上
方に適宜の手段によって取付けられたプロテクター52
(第4図参照)上に、積載、支持される。ウェーハボー
ト14は8006C程度に降温されて反応管11から搬
出されるとはいえかなりの高温であるため、プロテクタ
ー52は、耐熱性にすぐれた材料、たとえば、テフロン
から作られ、端板42に類似した開口付形状に形成され
ている。
ウェーハボート保持機構5Bが、ボートトランスファー
IBの下の端板43に装着されている。第4図第6図に
示すように、このウェーハボート保持機構5Bは4個の
ローラ58を備えて構成されている、各ローラ5Bは1
円錐台形付の円柱形状に形成され、ローラ側面にウェー
ハボートの下の端板31が接触するような距離だけ交互
に離反して配列されている。そして、端板31がローラ
側面に接触してウェーハポー)14の下端がウェーハボ
ート保持機構5Bに保持され、ウェーハボートの振れが
防止される。
実施例のように、ローラ58の先端を円錐台形とした構
成では、円錐台形面がガイド面として機能し、保持機構
58に対するウェーハボート14の芯出しが容易に行な
える。なお、ローラ側面に接触させる代りに、円錐台形
而上に乗せて、ウェーハポー)14の下端を保持しても
よい。
なお、実施例では、4個のローラ58を等角的に配設し
ているが、ローラは3個以上であれば足りる。また、ロ
ーラ58を必ずしも等角的に配設する必要はない。
ウェーハボート14は、以下のようにして、ボートトラ
ンスファー1Bに支持される。まず、ウェーハボート1
4は、ボートトランスファーの切欠き46を介して開口
45に挿通され、芯出しされる。それから、ウェーハボ
ート14を下降させると、ウェーハボートの下端は、第
4図、第6図に示すように4個のローラ58間に配設さ
れる。そして、ウェーハボートの下端は対向するローラ
の周面に接触して、動きが規制され、ウェーハボート下
端の振れが防止される。それから、ウェーハボート14
が更に下降されると、第3図に示すように、ウェハポー
トの段付係止部40が、ボートトランスファー16の端
板42上のプロテクター52に係止されて、ウェーハボ
ート14は懸下される。このように、懸下され、かつ、
下端の動きを規制されることにより、ウェーハボート1
4は、振れを生じることなく確実に懸下、支持される。
それから、ケース51内のモータが起動され、回転体5
0が回転して、ボートトランスファー1BをZ方向に水
平に倒す(第5図参照)、ボートトランスファー16内
のウェーハボート14は、開口15を上方(X方向)に
向けて倒され、この開口を介して、ウェーハ20が、ウ
ェーハトランスファー22によって搬入される。
つまり、ウェーハ20の収納された6(1mのウェーハ
カセット18が、第1図に示すように、手前に並置され
ており、ウェーハカセット1日の下方から上昇した昇降
アーム24が、ウェーハカセットからウェーハ20を抜
取り、支持する。そして、上昇した昇降アーム24から
、ウェーハ20がウェーハ移送部材2Bに移され、ウェ
ーハを支持したウェーハ移送部材は、ボートトランスフ
ァー16内のウェーハボート14の上方に至るまで、レ
ール28に沿ってX方向にスライドする。別の昇降アー
ムが、ウェーハボートの開口15を介して上昇し、ウェ
ーハ移送部材2Bからウェーハ20を受は取った後、下
降する。
そして、昇降アームが開口15を通過する際、ウェーハ
20はウェーハポー)14に移される。
上記のようにして、ウェーハ20が6個のウェーハカセ
ット18からウェーハボート14に順次移された後、ケ
ース51内のモータが起動され、回転体5゜を回転して
、ボートトランスファー1Bが直立にされる。ウェーハ
20を収納して直立されたウェーハボート14において
、ウェーハの搬入出方向は−Z力方向向いており、ボー
トトランスファー16の搬送方向と直交する。それから
、ボートトランスファー1Bは、ウェーハボート14を
懸下して、第1図において、X方向に搬送される、ウェ
ーハボート14をO、ボートトランスファー18を×と
すれば、このときのボートトランスファー18の動きは
、第7図(A)のように図示される。
ボートローダ12は懸下シャフト13の先端にフランジ
13a(第3図参照)を持ち、このフランジがボートト
ランスファー18の進路上に待機している、ボートトラ
ンスファー16の搬送速度は、ボートローダ12に接近
するにつれて徐々にダウンし、懸下シャフト13が、ボ
ートトランスファーIB内のウェーハボート14の切欠
き47に挿通された後、ボートトランスファーは停止さ
れ、懸下シャフトのフランジ13aは段付係止部33の
直下に位置される。
そして、懸下シャフト13が上昇すると、フランジ13
aは段付係止部39に接触する0段付係止部40がプロ
テクター52から離反して、フランジ13aが段付係止
部38に係止されるように、懸下シャフト13はなおも
僅かに上昇する。それから、第7図(B)に示すように
、ボートトランスファー1Bが−Y方向に移動して逃げ
ると、ウェーハボート14は懸下シャフト13に懸下さ
れて、ボートトランスファーからボートローダ12に移
換される。
ウェーハボート14を懸下したボートローダ12は、対
応する反応管11−1の上方まで回動され、その後、下
降されて、ウェーハボートが反応管内に搬入される(第
7図(C)参照)、そして、酸素ガス、水素ガスのよう
な所定の反応ガスが供給されて、所定の熱処理プロセス
、たとえば、酸化プロセスがウェーハボート上のウェー
ハ20に施される。
酸化プロセスの終了後、ボートローダ12によって、ウ
ェーハボート14が反応管11−1から搬出されボート
トランスファーIBの進路上に移動される(第7図(D
)参照)、そして、ウェーハボート14の段付係止部4
0がボートトランスファー18のプロテクター52の僅
か上方に位置するまで、ボートローダ12は、ウェーハ
ボート14を降下させる。それから、ウェーハボートの
段付係止部40がプロテクター52上に位置するまで、
ボートトランスファー18が、Y方向に搬送される。そ
して、ボートローダ12が降下して、ウェーハボート1
4はプロテクター52ニy1aさレル(第7図(E)参
照)*’>z−”ポート14がプロテクター52に積載
された後も、ボートローダ12を降下させて、懸下シャ
フトのフランジ13aをウェーハボートの段付係止部3
9から離反させる。それから、ボートトランスファー1
6を−Y方向に搬送させると、ウェーハボート14は、
ボートローダ12からボートトランスファー 1Bに移
換される。ウェーハボー)+4を受は取った?訃も、ボ
ートトランスファー16は、−Y方向に移動し、ウェー
ハトランスファー22までウェーハボートを搬送する(
第7図(F)参照)、そして、ポートトランスファ−1
8はZ方向に水平に倒され、熱処理済のウェーハ2+1
.ウェーハトランスファー22によって、ウェーハカセ
ット18に戻される。
上記のように、ボートトランスファー1Bは、Y方向、
または、−Y方向に搬送されている。そしてボートトラ
ンスファー内のウェーハボートの開口15が、もし、Y
方向、または、−Y方向に面していれば、ボートトラン
スファー16の加速、減速による慣性力によって、ウェ
ーハ20がウェーハボートから飛出して脱落しやすい、
しかし、ボートトランスファー16の搬送中、ウェーハ
ボートの開口15は2−Z方向に面している。つまり、
ウェー/1ポート14のウェーハ搬入出方向とボートト
ランスファー1Bの搬送方向とが直交している。このよ
うにウェーハボート14のウェーハ搬入出方向とボート
トランスファー1Bの搬送方向とが直交する構成では、
ボートトランスファーが急激な加速、減速を行なって大
きな慣性力が生じても、ウェーハボートからのウェーハ
20の飛出し、脱落は、ウェハポートの連結棒32によ
って防止される。そのため、ボートトランスファー1B
の搬送速度を比較的大きくすることが可能となり、搬送
時間が短縮される。
また、この発明では、ポートトランスフ、 −18が回
動可能に構成され、ウェー/1ポート14を懸下、支持
したまま、倒されたボートトランスファー−とウェーハ
カセット18との間で、ウェー/\20を移送している
。つまり、ボートトランスファー1Bが従来の構成にお
けるポートハンドラー(第10図の参照符合117参照
)の機能を兼ね、ポートハンドラーが省略できる。つま
り、従来の構成において2工程のウェーハ移送作業(ウ
ェー八カセット180ボートハンドラー117 Mボー
トトランスファー16)が、l工程(ウェー八カセット
18峠ボートトランスファー1B)となる、このように
、ウェハ移送作業が、2工程から1工程に短縮されるた
め、ウェーハ移送時間が大幅に削減される。またウェー
ハポー)14の移換作業が、ボートトランスファーte
Hボートローダ12の1工程となるためウェーハボート
移換時のウェーハボートの落下事故が減少する。
上記のように、図示の縦型半導体熱処理装置lOによれ
ば、ボートトランスファー1Bの搬送速度が比較的大き
く設定でき、搬送時間が短縮されるとともに、ウェーハ
移送作業が短縮されてウェーハ移送作業が削減される。
そのため、縦型半導体熱処理装gllOの作業効率が改
善され、縦型半導体熱処理装置のウェーハ処理偉力が高
められる。
また、ホードトランスファー1Bが、ポートノーンドラ
−の機能を兼ね、ポートハンドラーが省略されるため、
縦型半導体熱処理装置10が構成的に簡単化できる。
第7図に戻って説明を続けると、新たなウェーハ20が
、空のウェーハボート14に、ウェーハトランスファー
22によって搬入される。そして、ウェーハ2Gの積載
されたウェーハポー)14を懸下、支持してボートトラ
ンスファー1Bは、直立にされ。
Y方向に移動し、ボートローダ12まで搬送される酸化
プロセスの遂行中、次のサイクルが開始される。つまり
、別のウェーハボート+4が、空のボートトランスファ
ー18内でプロテクター52上に懸下され、ボートトラ
ンスファーとともに水平に倒される。そして、別のウェ
ーハ20を収納して予め準備されたウェーハカセット1
8から、ウェーハトランスファー22によって、ウェー
ハがウェーハボート14に移換される。
それから、上記と同様にして、反応管11−3,1l−
4に、ウェーハ20は、ウェーハボート14に積載され
て、搬入される。そして、所定の熱処理プロセスが、ウ
ェーハ20に順次族される。
ボートローダ12、ボートトランスファー16、ウェー
ハトランスファー22は、所定のプログラムに従って動
作し、その動作は制御パネル80を操作して適当に制御
される。
ボートトランスファー1Bを直立にしたまま、ウェーハ
ポー1−14へのウェーハ20の搬入用を行なってもよ
い、しかし、実施例のように、ウェーハボート14への
ウェーハ20の搬入用の際、ウェーハボートを支持する
ボートトランスファー1Gが水平に倒され、搬送すると
き、直立にされる構成では、ウェーハ移送部材の昇降ア
ーム24を昇降させることによって、ウェーハが移送さ
れる。そのため、ウェーハトランスファー22の構成が
簡単化されるとともに、ウェーハ20の搬入用が、迅速
、容易に行なえる。
また、ボートトランスファーIBを反応管11(11−
1〜1l−4)の並設方向と同一方向に倒してもよいし
かし、実施例に示すように、ボートトランスファー16
が奥行方向に倒れ、ウェーハトランスファー22も奥行
方向に配列された構成では、横方向の全長が短縮できる
利点がある。特に、この構成では、モニターテレビもウ
ェーハトランスファー22と並べて奥行方向に配列でき
るため、効率的な配列が可能となり、据付は面積が減少
する。
上述した実施例は、この発明を説明するためのものであ
り、この発明を同等限定するものでなくこの発明の技術
範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明に
包含されることはいうまでもない。
たとえば、実施例では、ウェーハボートのウェーハ搬入
出方向とボートトランスファーの搬送方向とが直交して
いる。しかし、慣性力に起因するウェーハの飛出しを防
止できれば足り、ウェーハ搬入出方向と搬送方向とが厳
格に直交せず、若干ずれていても、「直交」という概念
に包含されるまた、ボートトランスファーは、水平に倒
されているが、ウェーハの搬入用のしやすさは考慮して
、若干傾斜させた場合も「水平」の概念に含まれる。
更に、ボートトランスファーは、ウェーハボートを懸下
し、直立に搬送されているが、寝かせたまま、ボートト
ランスファーを搬送してもよい。
実施例において、この発明の縦型半導体熱処理装置は、
上端の開口した井戸型に構成されているしかし、下端の
開口したベル型の縦型半導体熱処理装置にもこの発明が
応用できることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
上記のように、この発明に係る縦型半導体熱処理装置に
よれば、従来の構成におけるポートハンドラーの機能を
ボートトランスファーが有し、ウェーハカセット、ボー
トトランスファー間でのウェーハの直接的な移送が可能
となる。そのため、ウェーハの移送時間が短縮される。
また、ウェーハボートが、ボートトランスファー、ポー
トロ−ダ間でのみ移換されることとなり、ウェーハボー
トの落下事故が減少する。
また、ウェーハボートへのウェーハの搬入出の際、ウェ
ーハボートを支持するボートトランスファーが水平に倒
され、搬送するとき直立にされる構成では、ウェーハの
搬入出が迅速、容易に行なえる。特に、ボートトランス
ファーが奥行方向に倒れ、ウェーハトランスファーも奥
行方向に配列された構成では、横方向の全長が短縮でき
、効率的な配列が可能となって、据付は面積が減少する
ウェーハボートのウェーハ搬入出方向とボートトランス
ファーの搬送方向とが、直交している。
そのため、ボートトランスファーの加速、減速によって
大きな慣性力が生じても、ウェーハがウェーハボートか
ら飛出し脱落する虞れがない、従って、ボートトランス
ファーの搬送速度を大きくすることができ、搬送時間が
短縮されて、作業効率が改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に係る縦型半導体熱処理
装置の概略全体図、 第2図、第3図は、ウェーハボートの概略斜視図および
側面図、 第4図は、ウェーハボート、プロテクターの装着前での
直立状態のボートトランスファーの斜視図、 第5図は、ウェーハボート、プロテクターの装着された
水平状態のボートトランスファーの斜視図。 第6図は、ウェーハボート、プロテクターの装着された
ボートトランスファーの一部破断の正面図、 第7図(A)〜(F)は、ウェーハボート、ボートトラ
ンスファーの動きを概略的に示す動作図、第8図、第9
図は、ウェーハポートの斜視図および平面図、 第10図は、公知の縦型半導体熱処理装置の概略全体図
である。 10:縦型半導体熱処理装置、 11(11−1〜1l
−4):反応管、12:ボートローダ、13:懸下シャ
フト、13a:懸下シャフトのフランジ、14=ウェー
/Xポート15:ウェーハボートの開口、16:ボート
トランスファー、18二ウエー八カセツト、20:ウェ
ーハ22:ウェーハトランスファー、24:昇降アーム
26:ウェーハ移送部材、38:ウェーハボートの係止
手段、 39,40:段付係止部、50:ボートトラン
スファーの回転体、52:プロテクター、56:ウェー
ハボート保持機構、58:ウェーハボート保持機構のロ
ーラ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ウェーハボートにウェーハを搬入出するウェーハ
    トランスファーと、 ウェーハボートを支持し、搬送するボートトランスファ
    ーと、 ウェーハとともにウェーハボートを反応管内に搬入出す
    るボートローダと、 を具備し、 ウェーハトランスファーは、ボートトランスファーに支
    持されたウェーハボートにウェーハを搬入出し、 ボートトランスファーは、ウェーハトランスファー、ボ
    ートローダ間を往復動して、ウェーハボートを搬送する
    縦型半導体熱処理装置。
  2. (2)ボートトランスファーは、ウェーハボートを支持
    したまま、回動可能に構成され、 ウェーハボートへのウェーハの搬入出の際、ボートトラ
    ンスファーは倒され、ウェーハボートの開放端を上方に
    向けて、ウェーハボートを水平に支持し、 ボートトランスファーは、ウェーハボートを直立に支持
    して搬送する請求項1記載の縦型半導体熱処理装置。
  3. (3)ボートトランスファーの搬送方向とウェーハボー
    トのウェーハ搬入出方向とが直交するように、ボートト
    ランスファーは、ウェーハボートを支持し、搬送する請
    求項2記載の縦型半導体熱処理装置。
  4. (4)ボートトランスファーは、搬送方向と直交する方
    向に直立、水平と回動するように構成された請求項3記
    載の縦型半導体熱処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03290946A (ja) * 1990-03-30 1991-12-20 Tokyo Electron Ltd 処理装置および処理方法およびレジスト処理装置
JPH0416653A (ja) * 1990-05-11 1992-01-21 Takenaka Komuten Co Ltd プレキャスト鉄筋コンクリート構造体
US9670351B2 (en) 2009-12-29 2017-06-06 Saint-Gobain Performance Plastics Corporation Flexible tubing material and method of forming the material

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