JPH0255044B2 - - Google Patents

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JPH0255044B2
JPH0255044B2 JP57109686A JP10968682A JPH0255044B2 JP H0255044 B2 JPH0255044 B2 JP H0255044B2 JP 57109686 A JP57109686 A JP 57109686A JP 10968682 A JP10968682 A JP 10968682A JP H0255044 B2 JPH0255044 B2 JP H0255044B2
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liquid
polymer
article
polymeric material
porous polymeric
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Baabii Donarudo
Hatsuku Jia
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Unilever NV
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Publication of JPH0255044B2 publication Critical patent/JPH0255044B2/ja
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L13/00Implements for cleaning floors, carpets, furniture, walls, or wall coverings
    • A47L13/10Scrubbing; Scouring; Cleaning; Polishing
    • A47L13/16Cloths; Pads; Sponges
    • A47L13/17Cloths; Pads; Sponges containing cleaning agents
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B1/00Cleaning by methods involving the use of tools
    • B08B1/10Cleaning by methods involving the use of tools characterised by the type of cleaning tool
    • B08B1/14Wipes; Absorbent members, e.g. swabs or sponges
    • B08B1/143Wipes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J9/00Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
    • C08J9/28Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof by elimination of a liquid phase from a macromolecular composition or article, e.g. drying of coagulum
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、家庭用または工業用物品或いは人間
の皮膚等の表面を拭くことによつて該表面に液体
活性物質を供給(分配)したり該表面から液体を
吸いあげるために、或いは泡立て(bubble
bath)組成物、空気清浄剤または香料のような
活性物質を表面と接触させることなく徐々に放出
させるために好適な物品に関する。 種々のウエツトテイツシユおよびウエツトタオ
ルが洗浄等の種々の目的のために市販されてい
る。この種の物品は十分な洗浄効果を与えるため
にかなり多くの液体を含有していなければなら
ず、従つて耐湿性包装が必要となる。例えば、飛
行機内で提供される湿つたタオルのような物品は
耐湿性サツシエ中に個別包装されている。しかし
ながら、このような包装はコスト高となる。さら
に最近、市販されたクレンジング用ウエツトテイ
シユの場合、ロール状の湿つたテイシユに適当な
間隔でミシン目を入れ、このロールを密栓を有す
る耐湿性容器に収容し、その栓を通してテイシユ
を引き出し、引き離し得るように構成されてい
る。これらの容器はかなり複雑な構成を有するた
め、製造コストが高くなる。 物品全体が使用時点まで乾燥状態にあるように
液体が基質上に保護された形態で保有されるなら
ば、耐湿性包装は不要となる。液体を保護する1
つの方法は、液体をマイクロカプセル中に封入し
該カプセルを基質中へ混和或いは基質上に被覆
し、使用時点で圧力を加えることによりカプセル
を崩壊させる方法である。例えばGB1304375
(L′ Ore¨al)を参照されたい。 本発明の目的は、高い液体含有量を有するが使
用時点まで乾燥状態にある物品が得られる方法を
提供することにある。この目的は、圧力を加えた
ときにのみ液体が放出されるように液体を多孔質
重合体物質中に封入させることによつて達成され
得る。さらに、前記多孔質物質を乾燥状態で(す
なわち液体を封入せずに)有する基質はこぼれた
液体を拭き取るための吸収ワイパーとして有用で
ある。 本発明により提供される物品は表面を拭くため
に適し、そして手で押すと水性処理液が該表面に
供給され得る物品である。該物品は表面全体に亘
つて分布したパターンに従つて複数の位置で結合
している上層と下層とから構成され、その間に多
孔質重合体物質が実質的に封入されている。 本発明の第1の物品は表面から液体を吸収する
ために適した物品であつて、水に換算して自重の
少なくとも5倍、好ましくは少なくとも10倍の液
体を吸収および保有し得る乾燥した多孔質重合体
物質を有する基質を含む。 本発明の物品は液体に対して非常に高い吸収力
を有しているので、こぼれた液体を拭き取るため
に有用である。 本発明の第2の物品は液体活性物質を供給する
ために好適であり、その物品は液体活性物質を含
有する多孔質重合体物質を有する基質を含み、該
多孔質重合体物質は、水に換算して自重の少なく
とも5倍、好ましくは少なくとも10倍の液体を保
有することができ、かつ手で押したときにその液
体の少なくとも一部を放出しうる。 “液体の活性物質”という用語は、本発明の物
品によつて有用にかつ有利に供給されうる液体を
指す。 本発明の第2の物品中に含まれるポリマー/液
体組成物は好ましくは少なくとも約90%、さらに
好ましくは少なくとも約95重量%の液体を含む。 ポリマーは、手で押さない限りポリマー中に含
まれる液体が封入されたまま残るようなものであ
る。液体含有ポリマーは98重量%までの液体から
構成されながらも触れたとき実質的に乾燥した感
触を保ち得る。こうして、大量の液体が捕捉され
た状態で含有する物品が製造されうる。ポリマー
中に封入される液体は所望の用途に応じて疎水性
液体でも親水性液体でもよい。本発明の物品は多
くの用途、例えば手および顔の洗浄;洗浄以外の
皮膚トリートメント(例えばにきび治療);幼児
の衛生管理;工業用および家庭用物品の表面(例
えば窓、ペイント工芸品、機械、カーペツト、衣
服、靴等)の洗浄、研磨、消毒または脱臭;空気
の清浄化および香料の放出;および病院の衛生管
理等の用途に使用される。 本発明の物品は、ポリマー中の液体が使用時点
で圧力が加えられることによつて放出されるまで
の取扱いおよび貯蔵中、乾燥状態を維持されう
る。所要により、物品に例えばポリマー中に含有
された液体或いは別の液体を含浸させることによ
つて物品を湿潤させてもよい。 第2の液体を使用する場合、使用時点で押され
てポリマーから流れ出るまで第1の液体と第2の
液体との混合が起きないから第2の液体は必ずし
も第1の液体と相溶性である必要はない。 さらに詳しく後述するように、本発明の物品に
おいては重合体物質の複数の領域に夫々同種また
は異種の液体を含有させてもよく、またポリマー
の外側に、ポリマーに含有されている液体と同じ
或いは異なる液体を存在させてもよい。 もし必要ならば、1種またはそれ以上の液体を
マイイクロカプセルに封入された形態で存在させ
てもよい。これは相互に非相容性の液体を存在さ
せた場合に特に有利である。 多孔質の重合体物質は、水に換算して自重の少
なくとも5倍、好ましくは少なくとも15倍、さら
に好ましくは少なくとも25倍、特に好ましくは少
くとも40倍の液体を保有することができる。すべ
ての種類の液体が前記した量を自然に吸収できる
とは限らない。或る場合には、液体の導入を助け
るために吸引が必要であろう。しかしながら、本
発明においては液体がポリマーの細孔の内部に捕
捉されたなら、物品を押さない限り液体がポリマ
ー中に残留していることが必須である。勿論、蒸
発により液体が不可避的にゆるやかに損失するこ
とは起り得る。 従つて、多孔質重合体物質は大量の液体を含有
する能力と圧力を加えない限り液体を保有する能
力とを合せ持つことが必須である。液体は重力の
影響下でポリマーから流出する傾向を殆んど或い
は全く示さない。液体は、物質を手で押したり絞
つたりしない限り物質全体にわたつて分布残留さ
れるべきである。液体が絞り出された後は、物質
は本来の形態、すなわち多孔質構造に戻らなくて
もよい。 上記した2つの性質は、比較的大きな空〓が比
較的狭い通路によつてのみ相互連結されている物
質が有していると認められる。物品を絞ると、構
造が部分的に崩壊し、液体が流れ出る。 ポリマーは、好ましくは9c.c./gを超える、よ
り好ましくは15c.c./gを超える細孔容積を有す
る。 ポリマーの乾燥密度は好ましくは0.1g/c.c.未
満であり、より好ましくは0.03〜0.08g/c.c.の範
囲である。この値はその細孔に空気を含有する物
質の密度である。本発明の物品に使用されうるが
乾燥状態で存在し得ないポリマーもある。これら
ポリマーは細孔に液を満たす方法で製造され、も
し必要ならばこの液体を他の液体で交換させても
よいとされているが、それらの細孔は乾燥により
崩壊してしまう。このような物質は本発明の第2
の物品で有用ではあるが、本発明の第1の物品に
使用するためには本質的に不適当である。 本発明での使用に好適な各種のポリマーが文献
に記載されている。多孔質ポリマーの製造方法は
当業界で古典的転相(classical phase
inversion)と称されている方法からγ線のよう
な電離線を利用する核衝撃方法の範囲の任意の方
法であり得、微小孔を有する固体粒子をマトリツ
クス物質中へ合体後その粒子を溶出させる方法お
よび微小孔を有する粒子を焼結させる方法も使用
できる。 所望ならば、本発明の物品に使用される多孔質
重合体物質は離散した或いは凝集したビーズの形
態であり得る。このような多孔質ポリマービーズ
は例えばGB1513939(Ceskoslovenska
Akademie Ved)に開示されており、それらは
所与のポリマーを溶剤中に溶解し次にその溶液を
相容性の担体液体中へ分散させ、この混合物をポ
リマーの多孔質ビーズを沈積させるように凝集
液、例えば水に添加することによつて調製され
る。もし必要ならば、ビーズは成型物を形成する
ようにその後合体させてもよい。 しかしながら、本発明の物品の一部を形成する
多孔質重合体物質は少なくともその初期に均一な
ブロツクまたはシート材料の形態にあることが好
ましい。このような物質は、実質的に一様もしく
は均一な細孔容積を有し、よつて液体を均一な或
いは予測しうる様式で供給または吸収するという
利点を有する。勿論使用前にブロツクまたはシー
ト状の重合体物質は小片へ裁断することができ、
或いは粉末へ粉砕することもできる。液体含有ポ
リマーの場合、許容され得る範囲で多少の液体の
損失を伴うであろう。 本発明の物品に使用するのに好適な一つの均質
多孔質の重合体物質がGB1576228(Akzo)に記
載されている。この特許明細書は、0.5〜100μm
の平均直径を有する微小孔(細孔)がより小さな
直径の通路で連結されている構造の熱可塑性ポリ
マーを開示している。そられのポリマーはエチレ
ン不飽和モノマー、縮合ポリマー、ポリフエニレ
ンオキサイドまたはそれらの混合物の合成熱可塑
性ホモポリマーもしくはコポリマーから構成され
る。前記した構造体は熱可塑性ポリマーを適当な
溶剤中に高温で溶解し、ポリマーを固化させるよ
うにその溶液を冷却し、次いで得られた固体構造
から液体を除去することによつて調製される。こ
れらの物質は一般に70〜80%の細孔容積を有し、
(水に換算して)自重の約5倍の液体を保有し得
る。このAkzoの方法は勿論熱可塑性ポリマー及
び適当な溶剤に容易に溶解しうるポリマーのみに
適用されるが、これらの限定内で本発明の物品に
使用するために非常に適した多孔性高分子物質を
製造することができる。 所要の細孔および通路構造を有する多孔質重合
体物質は、有機質フイルム形成性ポリマーを調節
された条件下で溶液またはエマルジヨン重合させ
る方法で調製される。本発明の特に好ましい実施
態様に従えば、前記ポリマーは内部相が水性であ
りかつ連続相が1種またはそれ以上の重合性モノ
マーからなる高内部相エマルジヨンの重合によつ
て調製されうる。この方法は(水に換算して)自
量の少なくとも10倍の液体を保持しうるポリマー
を提供する。 出発エマルジヨン中の水性内部相の割合が高け
れば高いほど、最終ポリマー中の細孔容積が大き
くなる。こうして水性相は好ましくはエマルジヨ
ンの少なくとも90%、より好ましくは少なくとも
95重量%を占める。 この方法によつて調製された多孔質ポリマーの
サンプルを顕微鏡検査すると、壁に複数個の非常
に小さな孔を有する実質的に球状の薄壁空洞が隣
接の空洞と相互連結していることが観察された。
ポリマーサンプルの電子顕微鏡検査によつて、し
ばしば6個またはそれ以上の孔が空洞中に認めら
れた。液体の吸収能力および保有能力は空〓直径
で示される空洞の寸法およびピンホール数で示さ
れる空洞壁中の孔の数と寸法に関連することが知
見された。一般にピンホールの平均直径は0.5μm
以上、空〓直径はその数値よりも少なくとも20%
大きいことが望ましい。 重合体物質は有利には架橋される。架橋は明ら
かに液体の吸収・保持能力を向上させ、より優れ
た寸法安定性を与える。 高内部相エマルジヨンにおいて、その連続相は
モノマーまたは複数のモノマーを含み、界面活性
剤(乳化剤として)および重合触媒も存在する。
好ましくは、界面活性剤の含有量は全モノマーを
基準にして5〜30重量%であり、触媒の存在量は
全モノマーを基準にして0.005〜10重量%である。 薄壁空洞中に孔が形成される機構は完全に明ら
かではない。しかしながら、その機構は界面活性
剤の配合量および界面活性剤と架橋ポリマーとの
相容性、したがつてポリマー中の架橋度に関連す
ることが実験的に示唆されている。重合前の高内
部相エマルジヨンは3つの主要素、すなわち連続
相中のモノマーおよび界面活性並びに内部相中の
水から成つていると考えられている。連続相は界
面活性剤、モノマーおよび架橋剤の均質溶液から
成り、この場合界面活性剤はモノマー混合物と相
容性である。この段階で外部相中に相互連結する
孔は存在しないと考えられる。重合中に連鎖が生
長するが、界面活性剤は重合可能ではなくまたそ
の構造中に反応性のサイトを有していないので、
重合反応に関与できない。界面活性剤が生長しつ
つある重合体構造ともはや相容性を示さなくなり
かつ水性相に不溶性であるため、界面活性剤分子
は分離してしまう。界面活性剤の性質のために、
界面活性剤の集合した分子はポリマー相の一部と
して残り、多分弱いスポツトを生成し、これが引
続いて架橋ポリマーフイルム中にピンホールを形
成するのである。 多孔質の架橋ポリマーの構造に影響を与える他
の因子は、架橋ポリマーの形成原料である高内部
相エマルジヨンの構造である。この構造は最も容
易に粘度の概念で規定される。第表および第
表は2つの代表的エマルジヨンへの撹拌速度の影
響を示し、かつ異つた撹拌速度で生成されたエマ
ルジヨンの粘度並びに異つた撹拌速度でエマルジ
ヨンから生成された架橋多孔質ポリマーの詳細な
構造を示す。 第表に示した基本的エマルジヨンはスチレン
10ml、ジビニルベンゼン1ml、Span80(商標)2
gおよび過硫酸ナトリウム0.2%を含有する水200
mlを含有していた。第表に示したエマルジヨン
は300mlの水を使用した以外第表と同じもので
あつた。それぞれのエマルジヨンは一般に下記実
施例1の記載に従つて調製した。 エマルジヨンを200rpm撹拌速度で調製した。
すべての成分を混合したのちのエマルジヨンサン
プルを表に示した速度で30分間撹拌し、架橋し
て、多孔質架橋ポリマーサンプルを得た。 粘度は“C”スピンドルルを備えたブルツクフ
イールド粘度計を使用して、表に示されているよ
うに10rpmおよび20rpmで測定した。
【表】
【表】 上記表から、エマルジヨンの粘度が架橋ポリマ
ーの細孔または空洞の寸法および空洞間の孔また
は相互連結通路の寸法と明らかな関連を有するこ
とが認められる。撹拌速度を適当に選ぶことによ
つてエマルジヨンの粘度を適当に設計すれば、架
橋ポリマー中の空洞の寸法がかなり正確に調節さ
れ得ることも明白である。 一般に、球または空洞の寸法対相互連結細孔ま
たはピンホールの寸法の比は7:1のオーダーで
あることに留意されたい。 これらの多孔質ポリマーのエマルジヨン法によ
る調製においては種々のモノマーが使用され得
る。ビニルモノマーが好ましく用いられ、スチレ
ンが特に好ましい。ポリマーを少し架橋したい場
合には、架橋モノマーを出発エマルジヨン中に含
有させる。好ましいポリマーは少量のジビニルベ
ンゼンを含む少し架橋されたポリスチレンであ
る。重合体物質は、種々のアクリレートポリマ
ー、例えばアクリルメタクリレートで架橋されて
いるポリメチルもしくはポリブチルメタクリレー
ト等を使用して調製することもできる。 重合触媒は水相中に存在させることが好まし
く、重合触媒が油相中へ移動した後に重合を開始
することが好ましい。別法として、重合触媒を油
相に直接に導入してもよい。適当な水溶性触媒と
しては、過硫酸カリウムおよび例えばメタ重亜硫
酸ナトリウムと過硫酸アンモニウムの組合せのよ
うな種々のレドツクス系が挙げられる。モノマー
可溶性触媒としては、アゾジビスイソブチロニト
リル(AIBN)、過酸化ベンゾイルおよびジ―2
―エチル―ヘキシル―ペルオキシカーボネートが
挙げられる。重合温度は約30〜90℃までの範囲で
広範囲に変えられうるが、使用した特定の触媒開
始剤と明らかに関連する。 重合されるべき高内部相エマルジヨンの調製に
使用される界面活性剤はかなり臨界的なものであ
る。しかしながら、高内部相エマルジヨンが重合
中に十分な安定性を保持していればエマルジヨン
の長期安定性はそれ程重要なことではない。界面
活性剤に関する公知のHLB値で規定すれば、界
面活性剤が6未満であつて2よりも大きい、好ま
しくは約4のHLB値を有することが望ましい。
HLB値が上記範囲にあるならば、多孔質ポリマ
ーの調製に多数の界面活性剤が使用されうる。特
に好適なものを次に挙げる:非イオン HLB ソルビタンモノオレエート(“Span”(商標)
80) 4.3 グリセロールモノオレエート 3.8 グリセロールモノリシノレエート 約4.0 PEG200ジオレエート 4.6 ポリグリセロールの部分脂肪酸エステル
(Admul(商標)Wol 1403 Food Industries
Limited of Bromborough製、England) ひまし油 5―10EO 3〜6カチオン性 ジステアリルジメチルルアンモニウムクロライ
ド 約5〜6 ジオレイルジメチルアンモニウムクロライド
約5〜6アニオン性 ビス―トリデシルスルホコハク酸(Na塩)
約5〜6両 性 アルキルベンゼンスルホネート/C18アミンオ
キサイド複合体 実験結果から、系中の界面活性剤の量が臨界的
であり、かつ界面活性剤の使用量が不十分な場合
にはその空洞は所望の吸収能力を得るのに十分な
孔を有していないことが明らかである。モノマー
重量での界面活性剤の最適濃度は20%のオーダー
であるが、有用な結果は5〜30%の範囲で得ら
れ、好ましくは15〜25%である。 本発明の物品に使用される多孔質ポリマーを調
製するには、まず油相がモノマーもしくはモノマ
ー混合物と少量の架橋剤から構成される油中水型
高内部相エマルジヨン系を形成する。重合開始剤
または触媒を水相または油相(モノマー)に溶解
させる。高内部相エマルジヨン系は、水性内部相
を、好ましくは乳化剤(界面活性剤)を溶解させ
た油相(モノマー)中へ適度な剪断力で撹拌しな
がらゆつくり添加することによつて調製される。
揮発性のモノマーの損失を最小にするように重合
を行なう容器を密閉し、エマルジヨンを容器中で
熱的に重合するのが有利である。 上記した方法により、空〓に水性液体―すなわ
ち元来のエマルジヨンの内部相を含有するポリマ
ーが得られる。所要ならば、ポリマーを真空状態
にするか、或いはその物質を約30〜60℃で乾燥雰
囲気中に放置して乾燥することによつて液体は容
易に除去されうる。こうして得られた乾燥ポリマ
ーは前述した本発明の第1の物品を形成するため
に使用されうるが、このものは疎水性液体を拭き
取るために非常に有用である。英国特許出願No.
8107658およびヨーロツパ特許出願No.82301199.4
に開示されている1つのポリマーは、疎水性液体
の吸収に非常に有用であり、このような液体をオ
レイン酸に換算して少なくとも7c.c./g吸収する
能力を有する。前記した特許出願明細書の記載内
容は参照により本明細書に包含されるものとす
る。 本発明の第2の物品では、そのポリマーの空〓
中に液体を含有する。高内部相エマルジヨンを出
発材料とする場合、その液体含有ポリマーは次の
3つの方法で調製されうる: (a) 前述したように乾燥ポリマーを調製後、所望
の液体を導入する; (b) 重合された高内部相エマルジヨン中に最初に
存在する液体を所望の液体と交換する; (c) 所望の液体エマルジヨンの内部相として使用
する。 方法(a)を使用する場合、ポリマーが所望の液体
に対して高い吸収能力を有するものであればポリ
マーは当該液体を自然に吸上げるであろう。もし
そうでなければ、真空状態にして液体を導入す
る。 方法(b)は、中間の乾燥段階を経ることなくエマ
ルジヨンの元来の内部相を所望の液体と直接置換
する方法である。所望の液体を導入する前に元来
の内部相中に微量存在する物質、主として界面活
性剤を除去するためにポリマーを洗浄することが
望ましい。低級アルコールのような溶剤での洗浄
が非常に効果的である。所望の液体が洗剤組成物
である場合には、所望の液体を予備的洗浄段階に
使用してもよいが、その場合には室温よりも高い
温度で、例えば50℃で洗浄しなければならない。
液体交換は連続的に真空下で行なわれ得る。 方法(c)は勿論、高内部相エマルジヨンの安定性
を損なわない特定の水性液体に対してのみ適用さ
れる。多くの洗剤組成物のように高―HLB界面
活性剤を含む液体に対しては方法(c)は不適当であ
る。方法(c)が適用される好適な液体は、酸素漂白
剤、特に過酸化水素漂白剤の水性溶液から構成さ
れるものである。 本発明の物品において、ポリマーは基質に担持
されている。基質としては、ポリマーに対して一
体性を与えかつ保護を与える任意の好適な担体物
質が使用され得る。取扱い上、基質は可撓性のシ
ート材料の層、またはスポンジもしくはパツドか
ら構成されるのが有利である。基質が液体を通過
し得るように多孔質であり、また吸収性であるこ
とが有利である。本発明の第1の物品において吸
収性基質を使用すると物品の全体的吸収能力が高
まり、本発明の第2の物品において吸収性基質に
液体を含浸させると、液体がポリマーから絞り出
されて例えば拭こうとする硬い表面上へ分布され
るようになる。また前述したように、吸収性基質
にポリマーに含まれている液体と同じか或いは別
の液体を含浸させてもよい。本発明の好ましい基
質としては繊維質材料からなるシート、特に湿潤
強力紙または織物、編物或いは不織布等が包含さ
れる。 本発明の好ましい実施態様では、ポリマーは基
質によつて完全に包囲されている。従つて、ビー
ズ、固体ブロツク、シートまたはフイルム形態の
ポリマーが基質の内部に封入されている。基質の
少なくとも1つの壁は液体がポリマーへ或いはポ
リマーから流れるように液体に対して透過性でな
ければならず、基質の少なくとも1つの壁は本質
的に透過性の材料から構成されるか、および/ま
たは開口部を有する。 有利には、基質は不織布/プラスチツクフイル
ムラミネートで形成され、その少なくとも1つの
壁には液体が通過しうるように1個またはそれ以
上の孔が設けられている。 有利には、本発明の物品は複数個のセルまたは
区画から構成され、その各々は実際は上記したサ
ツシエである。このタイプの物品は第1の基質層
および第2の基質層を含み、それらが相互に結合
して第1層と第2層の間に複数個の区画が形成さ
れている。区画の少なくともいくつかは多孔質ポ
リマーを含有し、区画の少なくともいくつかは液
体透過性である。 前記区画の少なくともいくつかに1個またはそ
れ以上の細孔が設けられているのが有利である。 使用時ポリマーそれ自体は区画中に残留する
が、液体は基質壁を通して或いは細孔を介して区
画から流出するか或いは区画へ流入することがで
きる。 液体が異つた速度で流れるように各区画に設け
られている孔の数を変えることもできる。こうす
ると、液体が比較的長期間にわたつて一定の割合
で放出されうるので、本発明の第2の物品の場合
に特に有利である。この実施態様では、異つた速
度で放出させるために別々の区画中に別々の液体
を含有するポリマーが使用される。 有利には基質層はヒートシール性物質を含む。
これら2つの層は溶接、例えば熱シーリングまた
は超音波シーリングによつて多孔質ポリマーの周
りに結合されうる。熱可塑性繊維を含む不織布、
および熱可塑性フイルムをラミネートした不織布
が有利に使用できる。 多孔質ポリマーがビーズのようなバラバラの形
態にある場合には、これらを第1の層上へ散在さ
せ、次に第2の層を第1の層へヒートシールす
る。この工程は例えばホツトローラを使用して連
続的に行なつてもよい。 多孔質ポリマーは連続的な形態(ブロツク、シ
ートまたはフイルム)であり得る。ブロツクは最
初シート状へ裁断されるべきである。もしポリマ
ー自体がヒートシール性である場合には、シート
またはフイルムを2層の基質間へ挿入し、全体を
例えばヒートローラーを使用して連続的にヒート
シールする。 多孔質ポリマーがヒートシール性でない場合に
は、ポリマーを最初に小区画の寸法の小片に裁断
し、位置決めを助けるように格子型マスクを使用
して1つの基質層上に配置し、次にポリマー片を
挟むようにして第2の基質層を第1の層へヒート
シールする。 穿孔(perforation)は加工の任意の好適な段
階で行なわれる。もし必要ならば予め穿孔した基
質を使用してもよい。この場合には勿論、穿孔パ
ターンが基質間の結合パターンに整合していなけ
ればならない。また、活性物質/基質複合体を形
成した後で区画に孔を設けてもよい。バツチ式製
造方法においては、穿孔は注射針を用いて行なわ
れ得る。 前記した連続製造方法においては、2つの基質
を結合した後に適当な間隔でピンが設けられてい
るローラー上に複合体を通すことによつて物品の
片側または両側上に孔が設けられる。 孔はできる限り小さいことが望ましいが、孔の
直径は一般に少なくとも0.01mm、好ましくは少な
くとも0.1mmである。孔の直径は好ましくは0.2〜
1.2mm、0.5〜1.0mmが特に好ましい。活性物質が余
り流動性でなく、または前述したように保護され
ているときには比較的大きな孔も好適である。 穴の分布は区画の大きさおよび活性物質の所望
の放出速度に依存する。区画は好ましくは0.5〜
5cm2、より好ましくは1〜3cm2、特に好ましくは
1.5〜2.5cm2の面積を有する。区画は任意の便利な
形状でありうる。製造し易い点から、区画を分離
している結合線は好ましくは直線であり、したが
つて平行四辺形状、たとえば正方形、矩形、長斜
方形(ダイアモンド)等の形状が特に好ましい。 孔の平均分布は有利には5/cm2未満であり、好
ましくは0.5〜3/cm2である。孔の平均分布がこ
の範囲のときには大部分の液体は実用的速度で放
出され得る。勿論、区画内の孔の分布は所望に応
じて規則的でも不規則的でもよい。 ポリマーが液体を含んでいる本発明の第2の物
品の場合、液体は効果を発揮する任意のものであ
り得る。液体は疎水性でも親水性でもよい。この
ような液体の例としては、石けんおよび洗剤組成
物、漂白剤、消毒剤、泡立て浴剤およびシヤワー
用処方物、空気清浄剤、皮膚処理剤、ドライクリ
ーニング溶剤、香料およびその他が挙げられる。 本発明の第2の物品の実施態様の1つにおい
て、液体は反射性家具の表面、たとえば鏡、タイ
ル、ペイント塗布面および家具を実質的に縞模様
がない(streak―free)ように磨くクリーニング
組成物である。 本発明の物品は洗浄すべき表面に直接適用でき
るという利点を有する。本発明の物品を用いて表
面をさつと拭き、乾燥させるだけでよい。追加の
液体や別の布またはテイツシユを必要としない。
従つて、縞模様を形成する不純物による汚染の可
能性がなくなる。 この実施態様において、多孔質ポリマーの空〓
中の液体は45mN/m未満、好ましくは35mN/
m未満の表面張力を有する均一な水性液体組成物
であり、その組成物を表面へ適用後乾燥したとき
に、0.25μmよりも大きなバラバラの小滴もしく
は粒子を実質的に形成することなく乾燥される。
乾燥後0.25μmより大きなバラバラの小滴もしく
は粒子が形成されると、可視光線(0.4〜0.7μm波
長)の散乱が生じ、これが目には縞模様として写
る。液体組成物は0.1μmよりも大きなバラバラの
小滴もしくは粒子を実質的に形成することなく乾
燥されることが好ましい。 本発明の第2の物品において、基質およびポリ
マーの両方が液体組成物によつて浸出し拭いた表
面上に縞模様として残る縞模様形成性不純物を実
質的に含まないことが好ましい。液体組成物を導
入する前にポリマーを完全に洗浄したならば、多
孔質ポリマーが原因で縞模様が形成することはな
いと認められる。 基質によつては本質的に前記した不純物を含ま
ない。しかしながら、多くの紙または不織布はバ
インダを含んでおり、或るものは縞模様の問題を
ひき起こすことがあり得る。結合剤、サイズ剤、
粘土、螢光剤、繊維湿潤剤、乳化剤またはその他
の加工材料が微量ながら紙および不織布中に存在
することがあり、これらもまた縞模様の問題をひ
き起きし得る。従つて、基質は縞模様の問題をひ
き起きすか或いはその原因となる介在物質を除去
するように予備処理されることが望ましい。すな
わち、液体組成物を適用する前に、基質を不純物
を除去しうる溶剤で予備洗浄することが有利であ
る。或る場合には熱したもしくは沸騰した脱イオ
ン水で洗浄することが必要であり、また他の場合
には過剰の液体組成物中に予備浸漬するだけで十
分である。或る種のバインダは紙および不織布中
に存在しても縞模様の問題をひき起こさないの
で、この場合には予備洗浄処理を必要としない。 縞模様を形成することのないクリーニングのた
めの均一な液体組成物は水と1種またはそれ以上
の水混和性溶剤を含有するが、非水溶性溶剤の量
は一般に35重量%を超えるべきではなく、好まし
くは0.1〜15重量%の範囲内である。より多量の
溶剤は安全面で問題であり、或る種の表面、例え
ばプラスチツクスまたはペイント塗布面に損傷を
与える。しかしながら、限定量の溶剤を存在させ
ると組成物の乾燥時間が短縮され油状汚れが容易
に除去されるために有利である。 好適な溶剤の代表例としては、低級脂肪族水混
和性アルコール、例えばエタノール、プロパノー
ル、イソプロパノール、ブタノール等が挙げられ
る。その他のアルコール、例えばテトラヒドロフ
ルフロール等も使用され得る。グリコール類、例
えばエチレン―およびプロピレングリコール、な
らびにグリコールエーテル類、例えばジ―および
トリエチレングリコールや同族のプロピレングリ
コールのモノーおよびジメチル―、プロピル―、
イソプロピル―、ブチル―、イソブチル―エーテ
ル等も使用され得る。好ましい溶剤はC2および
C3脂肪族アルコールであり、特にエタノールお
よびイソプロパノールが好ましい。セロソルブお
よびカルビトールも本発明で有用な溶剤である。 縞模様を形成することのないクリーニングのた
めの液体組成物は、拭きとられる表面を適当に濡
らすために45mN/m未満、好ましくは35mN/
m未満の表面張力を有することが有利であること
に留意されたい。表面張力の低減は(水に対する
値は70mN/mより上である)、液体中へ界面活
性剤を、好ましくは1.5重量%を超えない濃度で
含有させることによつて簡便に達成される。表面
張力の低減という観点からはより高い濃度の界面
活性剤は必要とせず、高濃度の界面活性剤が存在
すると縞模様の形成や過剰の泡立ちの問題が生ず
るので好ましくない。界面活性剤の濃度は0.009
〜1重量%が好ましく、0.02〜0.2重量%が特に
好ましい。 原則的には任意のアニオン性、非イオン性、カ
チオン性、両イオン性または両性界面活性剤が使
用され得るが、低起泡性の非イオン性界面活性剤
が特に好ましい。一般に非イオン性界面活性剤
は、C8〜C201級または2級の分枝鎖または直鎖モ
ノアルコール、C8〜C18モノ―またはジアルキル
フエノール、C8〜C20脂肪酸アミドのような疎水
性部分およびアルキレンオキサイド単位からなる
親水性部分から構成される。これらの非イオン性
界面活性剤は例えば2〜30モルのアルキレンオキ
サイドを含む上記疎水性部分のアルコキシル化生
成物である。アルキレンオキサイドとしては、エ
チレン―、プロピレン―およびブチレンオキサイ
ドおよびそれらの混合物が使用される。 これらの非イオン性界面活性剤の代表例として
は、C9〜C111級直鎖アルコールと5〜9モルのエ
チレンオキサイドとの縮合物、C12〜C151級直鎖
アルコールと6〜12モルのエチレンオキサイドま
たは7〜9モルのエチレン―およびプロピレンオ
キサイドの混合物との縮合物、C11〜C152級アル
コールと3〜15モルのエチレンオキサイドとの縮
合物、およびC10〜C18脂肪酸ジエタノールアミド
がある。高級アルキルジ(低級アルキルまたは低
級置換アルキル)アミンオキサイドのような3級
アミンオキサイド、例えばばラウリルジ(ヒドロ
キシメチル)アミンオキサイドも好適である。他
の例はN Schickの教科書“Nonionic
Surfactants”,M Dekker Inc,New York,
1967に記載されているので参照されたい。種々の
非イオン性界面活性剤の混合物も使用され得る。 最適な洗浄力のためには、より短いアルキル鎖
長の非イオン性界面活性剤が好ましく、特にアル
コキシ化度が比較的低い界面活性剤が好ましい。
よつて、アルコキシル化C9〜C11アルコールが対
応するアルコキシル化C12〜C15アルコールよりも
好ましく、C9〜C11アルコールと5モルのエチレ
ンオキサイドとの縮合物は同じアルコールと8モ
ルのエチレンオキサイドとの縮合物よりも好まし
い。 縞模様を形成することなく良好な結果を与える
非イオン性界面活性剤は、C16〜C20アルコールと
15〜20モルのエチレンオキサイドとの縮合物から
構成される。タローアルコールと18モルのエチレ
ンオキサイドとの縮合物が特に有効である。 アニオン性界面活性剤を存在させてもよいが、
一般にこれらは非イオン性界面活性剤よりも起泡
性に富んでいるのでより少量、好ましくは0.15重
量%を超えない濃度で使用される。泡は乾燥する
と斑点として残るので不利である。好ましいアニ
オン性界面活性剤はアルキルエーテルサルフエー
トであり、特にC10〜C18脂肪族アルコールと1〜
8モルのエチレンオキサイドとの硫酸化縮合物で
ある。2級アルカンスルホネート、アルキルベン
ゼンスルホネート、石けん、ジアルキルスルホス
クシネート、1級および2級アルキルサルフエー
ト、および当業者に公知のその他の多くのアニオ
ン性界面活性剤も使用可能な成分である。 縞模様を形成することのないクリーニングのた
めの液体組成物は、表面へ適用後に0.25μmより
も大きな、好ましくは0.1μmよりも大きなバラバ
ラの小滴もしくは粒子を実質的に形成せずに乾燥
されるものであることに留意されたい。このよう
な小滴もしくは粒子が形成されると、可視光線が
散乱し、表面に縞模様が形成される。乾燥後縞模
様が形成される問題は、液体組成物中にフイルム
形成性成分、好ましくは有機質フイルム形成性ポ
リマーを含ませることによつて回避される。 液体組成物中のフイルム形成性ポリマーは有利
には少なくとも部分的にエステル化された樹脂で
あつて、樹脂は部分的に天然資源から誘導された
ものであつても完全に合成材料から誘導されたも
のであつてもよい。部分的に天然資源から誘導さ
れる樹脂の例としては、ロジンと不飽和ジカルボ
ン酸または無水物との部分エステル化付加物が挙
げられる。完全な合成樹脂の例としては、不飽和
ジカルボン酸または無水物とカルボキシ基を有し
ないモノ―不飽和の脂肪族、脂環族または芳香族
モノマーとの共重合生成物の部分エステル化誘導
体が挙げられる。通常これらのコポリマーはモノ
マーおよびジカルボン酸または無水物を等モル割
合で含有するが、ジカルボン酸または無水物のモ
ル数よりも高モル比でモノマーを含有するコポリ
マーも、使用する水性溶剤系中に可溶性であるな
らば使用できる。好適なコポリマーの代表例は、
エチレン、スチレンおよびビニルメチルエーテル
とマレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコ
ン酸、アコニツト酸等およびそれらの無水物との
コポリマーである。好ましいのはスチレン/無水
マレイン酸コポリマーである。 部分的に天然のまたは完全合成の樹脂は、適当
な水酸基含有化合物で少なくとも部分的にエステ
ル化される。この適当な化合物の例としてはメタ
ノール、エタノール、プロパノール、イソプロパ
ノール、ブタノール、イソブタノール、エチルヘ
キサノールおよびデカノールのような脂肪族アル
コール、エチレングリコールのブチルエーテルの
ようなグリコールエーテル、エチレングリコー
ル、グリセロール、エリスリトール、マンニトー
ル、ソルビトール、ポリエチレングリコールおよ
びポリプロピレングリコールのようなポリオール
類、ならびに前述した非イオン性界面活性剤があ
る。好適なエステル化剤およびエステル化度は主
として、水性または水性/溶剤系における少なく
とも部分的にエステル化された樹脂の溶解度によ
つて選択される。 少なくとも部分的にエステル化された樹脂にお
いて、エステル化度は好ましくは樹脂の遊離カル
ボン酸基の5〜95%、より好ましくは10〜80%、
特に好ましくは20〜75%が水酸基含有化合物でエ
ステル化される値である。エステル化が完全に行
なわれてもよい。 部分エステル化された樹脂の好ましい例として
は、スチレン/無水マレイン酸の部分エステル化
コポリマー、例えばScripset(商標)550
(Monsanto製、USA);ロジン/無水マレイン酸
の部分エステル化付加物、例えばSR91
(Schenectady Chemicals製、USA);改質ポリ
エステル樹脂、例えばShanco(商標)334
(Shanco Plastics製);およびブタノールで部分
エステル化されたポリビニルメチルエーテル/無
水マレイン酸コポリマー、例えばGantrez(商標)
ES425(GAF Corporation製、USA)が挙げられ
る。 部分エステル化樹脂の混合物も、部分エステル
化および完全エステル化または非エステル化樹脂
の混合物も使用され得る。従つて、Scripset 550
とSR91、Scripset550とShanco334、およびSR91
とShanco334との混合物およびScripset550と
SMA2000A(非エステル化スチレン/無水マレイ
ン酸コポリマー、Arco Chemical Co.製 USA)
との混合物が使用されうる。 使用される樹脂の分子量は数千から数百までの
範囲であり得る。部分エステル化樹脂は中性また
はアルカリ性水性媒体中での溶解性を得るために
十分に高い酸価を有すべきである。もし必要なら
ば、部分エステル化樹脂は加水分解後中和または
アルカリ性にして、通常の使用においては縞模様
を形成しないクリーニング組成物中にアルカリ金
属、アンモニウム或いは置換アンモニウム塩とし
て、または適当なアミンの塩またはそれらの混合
物として存在させてもよい。 縞模様を形成しないクリーニング組成物中のフ
イルム形成性樹脂の濃度は好ましくは0.001〜5
重量%、さらに好ましくは0.005〜1重量%であ
る。それよりも高い濃度では、樹脂単独で組成物
の表面張力が45mN/mの限定値以下に低減する
であろう。 しかしながら、界面活性剤、好ましくは非イオ
ン性界面活性剤または非イオン性とアニオン性界
面活性剤とフイルム形成性樹脂の両方を使用する
ことが好ましい。この場合、界面活性剤対樹脂の
重量比は好ましくは15:1〜1:2、さらに好ま
しくは10:1〜1:1の範囲である。 縞模様を形成しない液体組成物は水を通常大量
に含有する。最も好ましい系においては少なくと
も80%、好ましくは少なくとも90%の水を含有す
る。非水性溶剤を含まない系においては水を好ま
しくは少なくとも95%含有し、99%以上の水を含
有してもよい。縞模様を形成し得る不純物が介入
する可能性を最小にするために脱イオン水を使用
することが一般に好ましい。カルシウム感応性の
活性成分、例えば或る種のアニオン性界面活性剤
(特に石けんおよびアルキルベンゼンスルホネー
ト)が存在する場合には、このことは特に重要で
ある。したがつて、大部分の可溶性ビルダーは存
在させても縞模様の形成の問題をひき起こさない
が、一般に液体組成物中に該ビルダーを含ませる
必要はない。他方、或る種の活性成分によつて
は、水中の硬度不純物によつて実際上乾燥後縞模
様の形成が抑制される。或る種の非イオン性界面
活性剤を単独で例えば脱イオン水中で使用した場
合、乾燥時に小滴のミストが形成されるため縞模
様が形成されるが、脱イオン水の代りに硬水を使
用した場合乾燥後縞模様は認められない。 縞模様を形成することのないクリーニングのた
めの液体組成物は、上記した各種の成分に加え
て、必要ならば任意成分、例えば保存剤、着色
剤、香料および可塑剤を含有することができる。
勿論これらの物質を含有させても組成物は縞模様
を形成することなく乾燥されなければならない。 本発明の第2の物品の好ましい実施態様によれ
ば、ポリマー中に含有される液体は漂白剤、特に
酸素漂白剤、特定的には過酸化水素系の漂白組成
物である。 本発明を例示のみの目的で、添付図面を参照し
ながらさらに詳細に記載する。 第1図および第2図に示した第1の物品1は下
層2および上層3を含み、それぞれが不織布また
は湿潤強力紙の単一層から構成されている。2つ
の層は端領域4に沿つてかつ第1図に点線で示さ
れている格子パターン5に従つてヒートシールさ
れて、約1.3×1.3cmの複数個の小区画6を形成し
ている。その小区画の各々に1cm×1cm平方の多
孔質重合体物質7が収容されており、この重合体
物質は乾燥していても液体を担持していてもよ
い。明確にするために、物品1の厚さはその表面
積に対比して大きく誇張して示されている。 第3図および第4図に示した第2の物品8は下
層9および上層10を含み、それぞれが不織布ま
たは湿潤強力紙の層11から構成され、その片側
の上にポリエチレンの薄いフイルム12がラミネ
ートされている。下層9および上層10はポリエ
チレン―フイルム面12が対面するように配置さ
れている。2つの層のポリエチレン層12は端領
域13に沿つてかつ第3図に点線で示されている
格子パターン14に従つてヒートシールされて、
約1.3×1.3cmの複数個の小区画15を形成してい
る。その小区画の各々に液体を担持している1cm
×1cm平方の多孔質重合体物質16が収容されて
いる。上層10中に孔が設けられている。各区画
中の孔の数は、物品を手で押した場合に例えば区
画15aの内容物が区画15bの内容物よりも相
当に早く放出されるように調整してもよい。明確
にするために、孔17の寸法および物品8の厚さ
はその表面積に対比して大きく誇張して示されて
いる。 本発明を以下の非限定的実施例によつてさらに
詳細に説明する。 実施例 1〜32 多孔質ポリマーの調製 実施例 1 スチレン10ml、エチルビニルベンゼン0.25mlを
含有する市販のジビニルベンゼン0.5ml、および
乳化剤(ソルビタンモノオレエート“Span”(商
標)80)をプラスチツクビーカー中で15℃で混合
した。撹拌機を取付けたのちに、モノマーの揮発
を防止するために保護フイルムをビーカー上にか
ぶせた。撹拌速度を約300rpmに調節し、過硫酸
カリウム0.7gを蒸溜水350ml中に溶解した溶液
を、溶液の全量が350mlになるまでビーカー中へ
滴下させた。このようにして、濃厚なクリーム状
の白色の安定なエマルジヨンが得られ、このエマ
ルジヨンを密閉したプラスチツク容器中で50℃で
3日間重合した。得られたポリマーは96.6重量%
の水を含有していたが、手で触れた感じでは僅か
に湿つているだけであり、押したり絞ると水が流
れ出た。上記ポリマーを小塊へ切断し、25〜30℃
の乾燥雰囲気中で乾燥した。その乾燥されたポリ
マーは半可撓性構造であり、相互連結した空〓を
有していた。ポリマーは0.037g/c.c.の乾燥密度
および27c.c./gの細孔容積を有していた。 このポリマーの試料をオレイン酸中に入れたと
ころ、約10分間で自重の少なくとも30倍の酸が吸
収されることが判明した。また、該ポリマーをオ
レイン酸と水との混合物中に入れた場合、オレイ
ン酸のみを効果的に吸収した。 実施例 2 スチレン10ml、ジビニルベンゼン0.25mlおよび
“Span”(商標)80 2gをプラスチツクビーカー
中で25℃で混合した。蒸溜水中の0.2%過硫酸カ
リウム溶液300mlをモノマー相へ添加し、実施例
1の記載の手順に従つて60℃で8時間重合を行つ
た。得られたポリマーは96.2重量%の水を含有し
ていた。乾燥されたポリマー試料を、20℃で
0.870〜0.890の密度および25℃で178cpの粘度を
有する重質液体パラフイン中に入れると、そのポ
リマーは自重の約20倍のパラフインを吸収した。
ポリマーは0.044g/c.c.の乾燥密度および22c.c./
gの細孔容積を有していた。 実施例 3 スチレン8.5ml、モノオクチルイタコネート1.0
ml、ジビニルベンゼン0.5ml、ジ―2―エチルヘ
キシルパーオキシジカーボネート(開始剤とし
て)0.2ml、およびノニルフエノール/1.5EO
(Antarox(商標)C0210)2gを15℃で混合し
た。蒸溜水200mlをモノマー相へ添加し、重合を
実施例1に記載の手順に従つて50℃で24時間行つ
た。得られたポリマーは94.9重量%の水を含有し
ていた。乾燥されたポリマー試料をオレイン酸中
に入れると、そのポリマーは自重の約15倍のオレ
イン酸を吸収した。ポリマーは0.061g/c.c.の乾
燥密度および16c.c./gの細孔容積を有していた。 実施例 4 スチレン5ml、ブチルメタクリレート5ml、ア
リルメタクリレート(架橋剤として)0.25mlおよ
びSpan80 2gをプラスチツクビーカー中で20℃
で混合した。0.2%過硫酸カリウム溶液300mlをモ
ノマー相へ添加し、実施例1に記載の手順に従つ
て重合を行つた。乾燥されたポリマーを香水中に
入れると、そのポリマーは自重の約50倍の香水を
吸収し、その後非常にゆるやかに香水を放出し
た。乾燥ポリマーは可撓性構造を有していた。 実施例 5 スチレン10ml、ジビニルベンゼン(50%エチル
ビニルベンゼン)1ml、Span80 2gを混合し
た。蒸溜水中の0.2%過硫酸ナトリウム溶液450ml
をモノマー相へ添加し、こうして得られた内部相
97.8%を含有するエマルジヨンを実施例1に記載
の手順に従つて重合した。乾燥されたポリマー試
料をオレイン酸中に入れると、そのポリマーは自
重の約40倍のオレイン酸を吸収した。ソツクスレ
ー抽出器を使用してメタノールで可溶性不純物を
除去した後のポリマーは自重の約43倍のオレイン
酸を吸収した。ポリマーは0.025c.c./gの乾燥密
度を有していた。 実施例 6 実施例1の一般的手順に従つて、次の成分から
ポリマーを調製した: α―メチルスチレン 10ml ジビニルベンゼン 1ml Span(商標)80 2g 水(0.1%過硫酸ナトリウム含有) 200ml 得られたポリマーは90重量%より多くの水を含
有していた。 実施例 7 実施例1の一般的手順に従つて、次の成分から
ポリマーを調製した: スチレン 5ml α―メチルスチレン 5ml ジビニルベンゼン 1ml Span(商標)80 2g 水(0.1%過硫酸ナトリウム含有) 300ml 得られたポリマーは95重量%より多くの水を含
有していた。 実施例 8 実施例1の一般的手順に従つて、次の成分から
ポリマーを調製した: Vinyl versatate(商標)(ビニルアセテートの
高級エステル、Shell製) 10ml ジビニルベンゼン 1ml Span(商標)80 2g 水(0.1%過硫酸ナトリウム含有) 200ml 得られたポリマーは90重量%より多くの水を含
有していた。 実施例 9 実施例1の一般的手順に従つて、次の成分から
ポリマーを調製した: スチレン 5ml Vinyl versatate(商標) 1ml ジビニルベンゼン 1ml Span(商標)80 2g 水(0.1%過硫酸ナトリウム含有) 200ml 得られたポリマーは90重量%より多くの水を含
有していた。 実施例 10 実施例1の一般的手順に従つて、次の成分から
ポリマーを調製した: スチレン 5ml 2―エチルヘキシルアクリレート 5ml ジビニルベンゼン 1ml Span(商標)80 2g 水(0.1%過硫酸ナトリウム含有)200ml 得られたポリマーは90重量%より多くの水を含
有していた。 実施例 11〜32 実施例1の一般的手順に従つて、第表に示し
た成分からポリマーを調製した。 外部相に使用した物質 A スチレン B ブチルスチレン C ブチルメタクリレート D エチルメタクリレート E 約50%ジビニルベンゼン+50%エチルビニル
ベンゼン F アリルメタクリレート G N―オクタデシルコハク酸 H ソルビタンモノオレエート(Span(商標)
80) J ビス―(2―ヒドロキシエチル)オクタデシ
ルアミン K アルキルベンゼンスルホン酸(Dob102)お
よびジメチル硬化タローアミンオキサイド
(Arromox(商標)DMHTD) L ポリグリセロールの部分脂肪酸エステル
(Admul(商標)Wol1403) N ベンジルパーオキサイド 内部相に使用した物質 O 水 P グリセロール Q 過硫酸ナトリウム R 過硫酸カリウム S 2,2―アゾビス―(2―アミデノプロパ
ン)塩酸塩
【表】
【表】
【表】 * メタノール/水で先浄後の乾燥密度
実施例 33 多孔質重合体物質の薄いフイルムの調製 (蒸溜)スチレン30ml、(蒸溜)ジビニルベン
ゼン3ml、Span80 6g、および過硫酸ナトリウ
ム1.8gを含有する蒸溜水900mlを使用し、実施例
1の手順に従つてエマルジヨンを調製した。エマ
ルジヨンは300rpmの撹拌速度で調製し、重合開
始前さらに30分間この速度で撹拌し続けた。 重合は18cm×18cm×0.16cmの薄いポリマーフイ
ルムが得られるように行なわれた。2枚のガラス
板の表面を疎水性にし、0.16cm厚さのネオプレン
ゴムのストリツプを一方のガラス板の端の周りに
張りつけ、18cm×18cmの正方形の凹部を形成し
た。その凹部にエマルジヨンを充填し、第2のガ
ラス板を第1のガラス板の上に置き、2枚のガラ
ス板をクリツプ止めした。こうした得られたアセ
ンブリを50℃の湯浴中に24時間置いた。こうして
重合された物質はシートとして容易に取出され、
このシートはメスおよび直定規を用いて1cm×1
cmの正方形へ容易に切断され得た。 実施例 34および35 疎水性液体を吸収するための物品の製造 実施例 34 実施例33と同様にして調製された重合体物質の
シートを25〜30℃の乾燥雰囲気中で乾燥した。ポ
リマーは0.037g/c.c.の乾燥密度および27c.c./g
細孔容積を有していた。 シートをポリプロピレン/ビスコース不織布
(“Novalene”(商標)US15)の2枚のシート間
に置き、シートの端をヒートシールしてサツシエ
を形成した。 このようにして形成された物品を、大量のオレ
イン酸を拭くために使用した。吸収されたオレイ
ン酸の量はポリマー重量の約30倍であつた。 実施例 35 第1図および第2図に示す構造を有する物品を
疎水性液体を拭くための製品として製造した。基
質となる上層および下層はれぞれポリプロピレ
ン/ビスコース不織布から構成され、その端に沿
つてかつ格子パターンに従つてヒートシールし
た。物品のサイズは30cm×30cmであり、各区画の
サイズは1.3cm×1.3cmであつた。それぞれの区画
には、実施例33と同様にして調製し実施例34の条
件で乾燥したポリマーを1cm×1cmの正方形に裁
断したものが収容されていた。 その物品を大量のオレイン酸を拭くために使用
した。吸収されたオレイン酸の量はポリマー重量
の約30倍であつた。 実施例 36〜49 :クリーニング物品の製造 実施例 36 次のようにして液体クリーニング組成物を調製
した: 重量% 非イオン性界面活性剤:C12〜C151級直鎖アル
コールと7モルのエチレンオキサイドとの縮合
物 10 部分エステル化樹脂:ナトリウム塩に中和され
た、スチレン―無水マレイン酸コポリマーの部
分エステル(平均分子量10000;理論酸価190)
2 脱イオン水、香料 100まで 次いでこの組成物を脱イオン水を用いて100倍
に希釈した。 ポリマーは実施例2と同様にして調製し、25〜
30℃の乾燥雰囲気中で乾燥した。乾燥ポリマーを
ソツクスレー抽出器を用いてエタノールで数回洗
浄し、25〜30℃の乾燥雰囲気中で再び乾燥した。
次に真空下で乾燥ポリマーに上記液体組成物を充
填した。液体組成物の含有量は96重量%であつ
た。 液体クリーニング組成物を含有する重合体物質
は固体ブロツクであり、手の感触は僅かに湿つて
いた。押したり絞つたりすると液体が流れ出た。 実施例 37 次のようにしてクリーニング組成物を調製し
た: 非イオン性界面活性剤:C9〜C151級直鎖アルコ
ールと5モルのエチレンオキサイドとの縮合物
(Dobanol91−5,Shell製) 0.095 部分エステル化樹脂:ナトリウム塩に中和され
た、スチレン―無水マレイン酸コポリマーの部
分エステル(平均分子量10000;理論酸価190)
(Scripset550,Monsanto製) 0.01 脱イオン水 100まで 実施例33と同様にして薄いポリマーフイルムを
調製し、メスおよび直定規を使用して1cm×1cm
の正方形へ裁断した。正方形のフイルムをメタノ
ールで6時間ソツクスレー抽出し、30℃のオーブ
ン中で乾燥し、適当な容器中で30分間真空吸引し
た。容器を切り離し、ポンプを止め、上記のクリ
ーニング組成物を吸入させた。この手順を15分後
に繰返した。正方形のポリマーにクリーニング組
成物を充填させるには約1時間を要した。 こうして得られたポリマーは95%よりも多くの
液体を含有しているが、手の感触は僅かに湿つて
いた。押したり絞つたりすると液体が流れ出た。 実施例 38〜49 実施例37の手順を繰返した。但し、下記組成物
を脱イオン水中で使用した。実施例 組成物 38 実施例37のような非イオン性界面活性剤
(0.095%)、ブタノールで部分エステル
化したビニルメチルエーテル/無水マレ
イン酸コポリマー(Gantrez ES425,
GAF Corporation製)(0.01%) 39 獸脂アルコール(C18)18EO(0.1%) 40 C13〜C15オキソアルコール20EO
(Synperonic(商標)20、ICI製)(0.1%) 41 ノニルフエノール18EO(0.1%) 42 ノニルフエノール30EO(0.1%) 43 C12〜C14アルキルエーテル(3EO)
ESB70,Albright&Wilson製)(0.1%) 44 C10〜C12線状アルキルベンゼンスルホネ
ート(Dobs(商標)102,Shell製)(0.06
%) 45 C10〜C12線状アルキルベンゼンスルホネ
ート(0.12%)、C12〜C15アルキルエー
テルサルフエート(Dobanol(商標)25,
Shell製)(0.03%) 46 ジ(2―エチルヘキシル)スルホコハク
酸ナトリウム(0.12%)、C11〜C15 2
級アルコール12EO(0.09%)、エタノー
ル(0.13%) 47 獸脂アルコール18EO(0.1%)、イソプロ
パノール(10.0%)、アンモニア(35%
溶液)PH10まで 48 C12〜C15アルキルエーテルサルフエート
3EO(0.1%)、C9〜C11線状1級アルコー
ル5EO(0.03%)、実施例37のような部分
エステル化樹脂(0.01%)、イソプロパ
ノール(10.0%)、アンモニア(35%溶
液)PH10まで 49 50%ココナツト/50%オレイン酸のアン
モニウム石けん(0.005%)、実施例37の
ような部分エステル化樹脂(0.1%) 各実施例の正方形ポリマーは95%より多くの液
体を含有しているが、手の感触は僅かに湿つてい
た。押したり絞つたりすると液体が流れ出た。 実施例 50〜64 クリーニング物品の製造 実施例 50 実施例33の手順に従つて7cm×7cmの薄いポリ
マーフイルムを調製し、ポリマー中の水分を実施
例37に記載の方法により実施例37のクリーニング
組成物に置換した。 こうして調製された液体クリーニング組成物含
有ポリマーのシートを、予め沸騰脱イオン水で洗
浄し、冷い脱イオン水ですすいだ後乾燥したポリ
プロピレン/ビスコース不織布(“Novalene”
(商標)US15)の7.6cm×7.6cmの2枚のシート間
に置いた。シートの端をヒートシールしてサツシ
エを形成した。 前記サツシエを次の手順に従つてきれいな黒色
光沢のセラミツクタイルを拭くために使用した。
先ずサツシエをタイル表面に置き、適当な量の液
体が表面に流れ出るようにサツシエを表面に対し
て押しつけた。次にサツシエを用いて流れ出た液
体を表面上にひろげた。タイルを自然乾燥させる
と、タイル表面は輝き、縞模様も形成されなかつ
た。 実施例 51 実施例50と同様にしてクリーニング組成物を含
む薄いポリマーフイルムを調製し、それを7.6cm
×7.6cmの2枚のシート間に置いた。各シートは
不織布(“Storalene”(商標)610:60;綿リンタ
ー40%、ビスコース55%およびポリアミド5%か
ら成る)の上にポリエチレンフイルムを押出しコ
ートした構成を有していた。不織布は、縞模様を
形成する不純物を除去するように実施例50に記載
のようにして予め洗浄されていた。2枚のシート
はそのポリエチレン層が対面するようにして配置
し、シートの端をシートシールしてサツシエを形
成した。直径0.8mmの注射針を使用して、そのサ
ツシエの上面に複数個の孔を設けた。 前記サツシエを実施例50と同じきれいな黒色光
沢のセラミツクタイルを拭くために使用したとこ
ろ、液体が孔を通してタイル表面へ流れ出た。タ
イルは輝いたままで、自然乾燥も縞模様は認めら
れなかつた。 実施例 52 第1図および第2図に示した構造を有する物品
はクリーニング製品として使用される。基質の上
層および下層はそれぞれ予め沸騰脱イオン水中で
洗浄したポリプロピレン/ビスコース不織布
(“Novalene”(商標US15))から構成されてい
た。物品の寸法は30cm×30cmであり、各小区画の
寸法は1.3cm×1.3cmであつた。各小区画には実施
例37で調製した液体クリーニング組成物含有ポリ
マーを1cm×1cmの正方形に裁断したものが収容
されていた。 前記物品を実施例50と同じきれいな黒色光沢の
セラミツクタイルを拭くために使用したところ、
タイルの表面は輝いたままで、自然乾燥後も縞模
様は認められなかつた。 実施例 53 第3図および第4図に示した構造を有する物品
はクリーニング製品として使用される。基質の上
層および下層はそれぞれ、不織布(Tampella
(商標)K286ブルー、ビスコース80%および木材
パルプ20%から成る不織布、基礎重量50g/m2
の上に2〜30μm厚さのポリエチレン
(Alkathene(商標)7、ICI製)層を押出しコー
トしたものであり、沸騰脱イオン水中で予め洗浄
した。物品の寸法は30cm×30cmであり、各小区画
の寸法は1.3cm×1.3cmであつた。各小区画には実
施例37で調製した液体クリーニング組成物含有ポ
リマーを1cm×1cmの正方形に裁断したものが収
容されていた。基質には2〜4孔/cm2で穿孔され
ていた。 前記物品を実施例50と同じきれいな黒色光沢の
セラミツクタイルを拭くために使用したところ、
タイルの表面は輝いたままで、自然乾燥後も縞模
様は認められなかつた。物品を手で押すと、ポリ
マー中に含有されていた液体の60%が物品から容
易に流れ出、残部はポリマーおよび基質中に保持
されていた。 実施例 54〜65 実施例38〜49で調製した正方形のポリマーを用
いて実施例53を繰返し、同様の結果を得た。ポリ
マー中に含有されていた液体の約60%が流れ出、
黒色タイルテストにおいても縞模様は認められな
かつた。 実施例 66 繊維織物上の汚れ漂白のための物品の製造 次の物質を使用して実施例1の手順に従つてポ
リマーを調製した: スチレン 10ml ジビニルベンゼン 1ml Span80 28g 水(25%過酸化水素、0.2%過硫酸カリウム)
300ml 得られた過酸化水素含有ポリマーの小片を実施
例34に記載のようにしてサツシエに収容した。そ
のサツシエを繊維織物上の汚れ除去材として使用
した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の物品の等角図であり、
第2図は第1図の―線に沿つた断面図であ
り、第3図は本発明の第2の物品の等角図であ
り、第4図は第3図の―線に沿つた断面図で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表面を拭くために適し、そして手で押すと水
    性処理液が該表面に供給され得る物品であつて、
    該物品は表面全体に亘つて分布したパターンに従
    つて複数の位置で結合している上層と下層とから
    構成され、その間に連結した細孔を有する多孔質
    重合体物質を実質的に封入している可撓性液体透
    過性封入体であり、該多孔質重合体物質は重力に
    よる排出に抵抗して重合体1g当り少なくとも5
    mlの水性液体を安定して保有することができ、か
    くして触れた時に実質的に湿つた感触を示すこと
    なくその内部に液体を分散して保有することがで
    き、しかも手で押すと保有されている液体の少な
    くとも一部分を放出することができるものである
    ことを特徴とする物品。 2 多孔質重合体物質が水性内部相を有する高内
    部相エマルジヨンの重合により得られる生成物で
    ある、特許請求の範囲第1項に記載の物品。 3 多孔質重合体物質がエマルジヨンの少なくと
    も90重量%を占める水性内部相を有する高内部相
    エマルジヨンの重合により得られる生成物であ
    る、特許請求の範囲第2項に記載の物品。 4 多孔質重合体物質がビニルポリマーである特
    許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか一項に記
    載の物品。 5 多孔質重合体物質がスチレンポリマーである
    特許請求の範囲第4項に記載の物品。 6 多孔質重合体物質が45mN/mよりも小さい
    表面張力を有する均一な水性液体組成物を含有
    し、この組成物は表面へ施用し乾燥するとき
    0.25μmよりも大きな不連続性の小滴もしくは粒
    子を形成することなしに実質的に乾燥するもので
    ある、特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれか
    一項に記載の物品。 7 多孔質重合体物質が界面活性剤を含む水性液
    体を含有する、特許請求の範囲第1項〜第6項の
    いずれか一項に記載の物品。 8 多孔質重合体物質が部分的にエステル化され
    た樹脂を含む水性液体を含有する、特許請求の範
    囲第1項〜第7項のいずれか一項に記載の物品。
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