JPH0254765A - 薄膜形成装置 - Google Patents

薄膜形成装置

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JPH0254765A
JPH0254765A JP20703288A JP20703288A JPH0254765A JP H0254765 A JPH0254765 A JP H0254765A JP 20703288 A JP20703288 A JP 20703288A JP 20703288 A JP20703288 A JP 20703288A JP H0254765 A JPH0254765 A JP H0254765A
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JP
Japan
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substrate
thin film
holding
substrates
pallet
Prior art date
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Application number
JP20703288A
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JPH0823068B2 (ja
Inventor
Shigeaki Furukawa
惠昭 古川
Tetsuya Akiyama
哲也 秋山
Takeo Ota
太田 威夫
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はスパッタ蒸着法等を用いて、光ディスクや磁気
ディスク等を生産するyt膜形成装置に関する。
従来の技術 第3図は従来の薄膜形成装置を示す透視図である。同図
において、チャンバ20の中にはスパッタ用のターゲラ
)21a、21bが装置されている。ターゲット21a
、:21bからスパックされた材料は、回転するパレッ
ト22に保持されている基板23 (23a、23b、
23c)に付着して薄膜が形成される。また、第4図(
a)、 (b)はパレット22に基板23が保持されて
いる状態を拡大した側面図、及びこの側面の断面を表し
た断面図である。同図において、パレット30には基板
31が装置されており、この基板31を装着し、保持し
ながら基板31自身が回転できるように案内溝32が設
けられている。このような構成で、パレット30が回転
すると、基板31はパレ7)30の回転軸24を中心に
公転し、しかも案内溝32に装着されているのでこの案
内溝32に沿って自転する。
従来このような装置で基板に均一な膜厚の薄膜が形成さ
れていた。
発明が解決しようとする課題 前記の薄膜形成装置において、第4図によると基板31
がパレット30の案内溝32の内面33(特に接触部3
4a、34b、34c)で接しながら基板外周部と内面
がこすれて回転することになる。
また、パレット30は普通、金属材料でできており、か
つパレット30に付着した薄膜が剥離しにくくするため
にサンドブラスト処理されている。
さらに、基板31が樹脂材料であるときは、基板31の
外周部が内面33とこすれて削れたりキズが多(発生す
る。基板31がこすれるとこの部分から多くの削りクズ
(以下ダストという)が発生し、このダストが基板31
に付着したり、あるいは飛散したりしたものが、基板3
1の内周表面に付着するようになる。このため、形成さ
れた薄膜中にはダストが混入し欠陥の多い膜が発生し、
良質な膜の形成が困難であった。
そこで、本発明は従来の装置がもつ以上のような課題を
解決し、実現容易な具体的構成を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するための本発明の技術的手段は以下
のようになる。すなわち、薄膜化しようとする材料を蒸
発させる蒸発手段と、この蒸発手段から蒸発する材料が
付着する基板を保持しながら回転する保持部材とを備え
ており、この保持部材には前記基板を遊挿かつ転動可能
に保持する保持手段があり、少なくとも、前記保持手段
の基板と接触する部分の表面粗さをRmax  1μm
以下にした構成としている。
作用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、保持手段の基板と接触する部分の表面粗さを
Rmax 1μm以下にすることで、基板と保持手段が
、保持部材の回転によってこすれても、基板の削れは発
生しなくなる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、添付図面に基づいて
説明する。第1図(a)及び(b)は本発明の実施例を
示す斜視図及び部分拡大断面の斜視図である。同図にお
いて、スパッタターゲラl−1(la。
lb)より蒸発した材料は回転するパレット2に保持さ
れた基板3 (3a、3b、3e、3d)に付着して薄
膜が形成される。パレット2には基板3を保持しながら
、基板3自身が回転できるように基板3の厚さよりも若
干広くした案内溝4が設けられている。基板3を案内溝
4に装着し、パレット2が回転すると、基板3は案内溝
4に沿って転動することになる。ここで、案内溝4の内
径は基板3の外径よりも大きいので、パレット2が1回
転すると基板3は1回転以上自転することになる。つま
り、パレット2の回転と基板3の自転の位相を変えるこ
とによって、薄膜の膜厚均一性を得ている。ところが、
基板3が案内溝4を転動すると、基板3の外周部が案内
溝4の内面5とこすれることになるが、本実施例では内
面5の表面粗さをR+*ax  1μm以下にしている
ので、もはや基板3の外周部にキズやダストが発生しな
くなる。
しかるに、本実施例では、基板3と案内溝4がこすれて
も、内面6の表面粗さをRs+axlIIm以下にする
ことで、こすれによる基1反のキズやダストの発生を防
止できる。その結果、ダストが飛散して、基板3の表面
に付着することを防止できるので、異物混入の無い良質
な薄膜形成ができる。
なお、パレット2の案内溝4以外の表面は、基板3と接
触しないので、サンドブラストで加工しても良い。パレ
ット2には、スパッタされた材料が薄膜となって付着す
る。この膜は堆積すると、ついにパレット2の表面より
剥離してしまい、基板3の表面に付着して良質な基板へ
の膜形成を妨げる。そこで、パレット2の表面の膜を、
剥離してくる直前で除去する。いわゆるパレット2の再
生をする。しかし、パレット2の表面をサンドブラスト
すると、パレット2の表面積が増えるので、膜の剥離が
発生しにくくなり、その結果、パレット2の温性回数を
減少させることができる。また、本実施例では、案内溝
4をバレント2に直接加工して設けているが、第2図に
示すように、パレット10と案内溝11を加工した保持
部材12を別にした構成にしても良い。この場合、パレ
ット全体を交換せずに一枚のパレットで、保持部材12
のみを基板に適合することで、容易に様々な径、厚みの
基板の薄膜形成ができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、基板を保持しながらこれ
自身が回転する保持部材に、基板を遊挿かつ転動可能に
保持できる保持手段を設け、保持手段の基板と接触する
部分の表面粗さをRmax1μm以下としたので、基板
にキズやダストを発生しないで、異物の混入が無く、か
つ、均一な膜厚の薄膜を形成することができ、その工業
的価値は高い。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例における薄膜形成
装置の透視図及び部分拡大図、第3図及び第4図は従来
の薄膜形成装置の斜視図及び部分拡大図である。 1・・・・・・スパッタターゲット、2・・・・・・パ
レット、3 (3a、3b、3c)・・・・・・基板、
4・・・・・・案内溝、5・・・・・・内面。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名園 1ス1b−一一尺バ・ノベ76ン−ウE+、1.2−バ
し、外 ++−fH=1 2−一−イ敦埒a打 5−−一丙面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)薄膜化しようとする材料を蒸発させる蒸発手段と
    、この蒸発手段から蒸発する材料が付着する基板を保持
    しながら回転する保持部材とを備え、この保持部材には
    前記基板を遊挿、かつ転動可能に保持する保持手段があ
    り、前記保持手段の基板と接触する部分の表面粗さをR
    max1μm以下にした薄膜形成装置。
  2. (2)保持部材のうち、基板と保持手段とが接触する保
    持手段以外の表面粗さをRmax4μm以上にした、請
    求項(1)記載の薄膜形成装置。
  3. (3)保持部材のうち、基板と保持手段とが接触する保
    持手段以外の表面をサンドブラストで加工した、請求項
    (2)記載の薄膜形成装置。
JP63207032A 1988-08-19 1988-08-19 薄膜形成装置 Expired - Lifetime JPH0823068B2 (ja)

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US5443416A (en) * 1993-09-09 1995-08-22 Cybeq Systems Incorporated Rotary union for coupling fluids in a wafer polishing apparatus
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