JPH0253735B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0253735B2
JPH0253735B2 JP1636286A JP1636286A JPH0253735B2 JP H0253735 B2 JPH0253735 B2 JP H0253735B2 JP 1636286 A JP1636286 A JP 1636286A JP 1636286 A JP1636286 A JP 1636286A JP H0253735 B2 JPH0253735 B2 JP H0253735B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
communication
underground tank
oil extraction
rubber body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1636286A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62174625A (ja
Inventor
Sozaburo Maeshiba
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Kiki Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Showa Kiki Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Kiki Kogyo Co Ltd filed Critical Showa Kiki Kogyo Co Ltd
Priority to JP1636286A priority Critical patent/JPS62174625A/ja
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  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は、ガソリンスタンドの地下タンク連
通パイプ漏洩検査方法に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、ガソリンスタンドにおける地下タンク連
通パイプの漏洩検査方法としては、特願昭58−
10999(特開昭59−136633号)等に本出願人が開示
している方法がある。すなわち、地下タンクの連
通パイプを閉塞し、同タンク中のエアを抜いて減
圧し、減圧状態の低下の有無を検査するものであ
り、連通パイプの閉塞は閉塞用風船体をパイプ中
に挿入し、風船体を膨大せしめて行うように構成
したものであつた。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 しかし、従来の方法では、地下タンクの連通パ
イプのうちで、油取出パイプ中のみは別途検査し
なければならなかつた。なぜなら、油取出パイプ
の下端開口端は、地下タンクの油中に浸漬されて
いるため、地下タンク中とは遮断されており、タ
ンク中を減圧状態としても、油取出パイプ中は減
圧されない。従つて、地下タンクの連通パイプを
閉塞してタンク中を減圧しても油取出パイプ中は
減圧とは無関係であり、圧力低下の影響を受けな
いため、検査の対象としえなかつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この発明では、油取出パイプのチヤツキ弁部分
に、遮断ゴム体を装着し、他の地下タンク連通パ
イプの地上開口端にも遮断ゴム体を装着し、各パ
イプをそれぞれのゴム体にて閉塞し、しかも油取
出パイプのチヤツキ弁部分の遮断ゴム体と、他の
連通パイプのいづれかの遮断ゴム体との間に、バ
イパス連通管を介設し、同連通管の両端はそれぞ
れ油取出パイプ中と、他の連通パイプ中とに連通
開口せしめ、更にいづれかの遮断ゴム体を介して
真空ポンプにて地下タンク中を減圧して、地下タ
ンク及び油取出パイプ並びに各種パイプのそれぞ
れの油漏洩の有無を検査してなるガソリンスタン
ドの地下タンク連通パイプ漏洩検査方法を提供せ
んとする。
(ホ) 作用・効果 この発明によれば、油取出パイプのチヤツキ弁
部分及び、他の地下タンク連通パイプの地上開口
端にそれぞれ遮断ゴム体を装着して各パイプを閉
塞し、しかもバイパス連通管でチヤツキ弁のある
油取出パイプと他の連通パイプとが連通されてい
るので、いづれかの遮断ゴム体に挿貫した減圧パ
イプにて地下タンク中を減圧すると、減圧状態
は、地下タンクと共に、他の地下中タンク連通パ
イプ中並びに、バイパス連通管を介して油取出パ
イプ中に及び、かかる減圧状態の低下の有無を検
査することにより漏洩の有無の検査が行えるもの
であり、従来、同時に検査できなかつた油取出パ
イプ中の漏洩の有無の検査も行える効果がある。
(ヘ) 実施例 この発明の実施例を図面にもとづき詳説すれ
ば、Sはガソリンスタンドを示し、地下には地下
タンク1が埋設され、同タンク1からは各種の連
通パイプと、油取出パイプ3が出ている。
すなわち、地上の計量機2には、油取出パイプ
3が連通されており、また、他の各種連通パイプ
としては、通気パイプ4、注油パイプ5、油面計
装着用パイプ6等が設けられており、これらのパ
イプは地上に突出している。
油取出パイプ3の中途には、地上において、チ
ヤツキ弁7が介設されており、同チヤツキ弁7の
部分及び他の各種連通パイプとしての通気パイプ
4、注油パイプ5、油面計装着用パイプ6の各開
口端部分には、それぞれ遮断ゴム体Mが装着され
ている。
そして、各パイプは、この遮断ゴム体Mによつ
て地上開口部分が閉塞されていることになる。
なお、油取出パイプ3は下端開口部が地下タン
ク1に液相部L中に浸漬状態であり、他のパイプ
は気相部Aに開口した状態になつているため、油
取出パイプ3は下端開口部が地下タンク1の気相
部Aと遮断されていることになる。
また、チヤツキ弁7部分の遮断ゴム体M−1
と、他のパイプのうちのいづれかの遮断ゴム体例
えば油面計装着用パイプ6の遮断ゴム体M−2と
の間には、バイパス連通管8が介設されている。
すなわち、このバイパス連通管8は両端が油取
出パイプ3中と、油面計装着用パイプ6中とにそ
れぞれ開口しており、バイパス連通管8を介して
油取出パイプ3と油面計装着用パイプ6とは連通
状態となつている。
ここで、遮断ゴム体Mについて述べれば次の通
りである。
すなわち、同ゴム体Mは、円柱状のケース本体
9の中途部外周に凹部10を形成し、同凹部10
を覆う状態にケース本体9の外周に膨張ゴムケー
ス11がカバーリングされており、ケース本体9
の上面より凹部10にわたつては、通気路12が
形成されており、通気路12の上端の通気口から
は加圧空気が送気自在に構成されており、加圧空
気の送気により膨張ゴムケース11が膨張してパ
イプの上端開口端の内壁に圧着してパイプ上端開
口端を閉塞する。
なお、チヤツキ弁7に部分装着する遮断ゴム体
Mにおいては、膨張ゴムケース11の下半部を規
制枠ケース13に覆つており、上下距離の小さい
チヤツキ弁7部分においても確実に膨張ゴムケー
ス11がパイプ内壁に圧着しうるようにしてい
る。
14は、膨張ゴムケース11の上下端縁部を、
ケース本体9の外周の鍔体15に圧着固定するた
めの締付フランジであり、ケース本体9に螺着自
在に構成されている。
16はバイパス連通管8を連通接続させるため
に、ケース本体9に上下挿貫したブツシユであ
り、17は同ブツシユ16を利用して、各種パイ
プ及び地下タンク内の空気を抜く為に設けた防爆
型の真空ポンプである。
18は、バイパス連通管8に連通して設けた減
圧測定器、19は同測定器18と並設した記録計
であり、これらの減圧測定器及び記録計はバイパ
ス連通管8以外にも、他のパイプの遮断ゴム体M
に連通して配設してもよい。
この発明は、以上のように構成されているもの
であり、通常の地下タンク1の使用状態において
は、チヤツキ弁7は油取出パイプ3と計量機2に
のみ連通状態になつており、他のパイプ4,5,
6等は上端開口部において、それぞれ通気管や注
油バブルや油面計等が連設されて、それぞれの機
能を果している。
そして、漏洩の有無の検査を行うに際しては、
通気管や、注油バルブが油面計等を除去し、各パ
イプにそれぞれ遮断ゴム体Mを装着すると共に、
通気路12より圧力空気を送気して膨張ゴムケー
ス11を膨張してパイプ内壁に圧着して、パイプ
上端開口部を閉塞すると共に、バイパス連通管8
が連通接続されて減圧測定器18、記録計19が
設けられ、遮断ゴム体Mから地下タンク1内の圧
力を真空ポンプ17で減圧していき、一定減圧状
態としその低下の有無を検査する。
この際、地下タンク1内の減圧状態は、地下タ
ンク1内の気相部Aと連通した通気パイプ4、注
油パイプ5、及び油面計装着用パイプ6中にも及
び、更には、バイパス連通管8を介して液相部L
に下端開口部を浸漬した油取出パイプ3中にも減
圧は及び、地下タンク1とこれに連設したすべて
のパイプ中の漏洩の有無の検査が可能となるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法の状態を示す全体説明図
第2図、第3図は、本発明方法に使用する遮断ゴ
ム体の断面説明図。第4図は、要部を示す拡大断
面図。 S:ガソリンスタンド、M:遮断ゴム体、A:
気相部、L:液相部、1:地下タンク、2:計量
機、3:油取出パイプ、4:通気パイプ、5:注
油パイプ、6:油面計装着用パイプ、7:チヤツ
キ弁、8:バイパス連通管、9:ケース本体、1
0:凹部、11:膨張ゴムケース、12:通気
路、13:規制枠ケース、14:締付フランジ、
15:鍔体、16:ブツシユ、17:真空ポン
プ、18:減圧測定器、19:記録計。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 油取出パイプ3のチヤツキ弁7部分に、遮断
    ゴム体M−1を装着し、他の地下タンク連通パイ
    プ4,5,6の地上開口端にも遮断ゴム体Mを装
    着し、各パイプをそれぞれのゴム体にて閉塞し、
    しかも油取出パイプ3のチヤツキ弁7部分の遮断
    ゴム体M−1と、他の連通パイプのいづれかの遮
    断ゴム体Mとの間に、バイパス連通管8を介設
    し、同連通管の両端はそれぞれ油取出パイプ3中
    と、他の連通パイプ中とに連通開口せしめ、更に
    いづれかの遮断ゴム体を介して真空ポンプ17に
    て地下タンク1中を減圧して、地下タンク1及び
    油取出パイプ3並びに各種パイプの減圧状態の変
    化をみてそれぞれの油漏洩の有無を検査すること
    を特徴としてなるガソリンスタンドの地下タンク
    連通パイプ漏洩検査方法。
JP1636286A 1986-01-27 1986-01-27 ガソリンスタンドの地下タンク連通パイプ漏洩検査方法 Granted JPS62174625A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1636286A JPS62174625A (ja) 1986-01-27 1986-01-27 ガソリンスタンドの地下タンク連通パイプ漏洩検査方法

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JP1636286A JPS62174625A (ja) 1986-01-27 1986-01-27 ガソリンスタンドの地下タンク連通パイプ漏洩検査方法

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JPS62174625A JPS62174625A (ja) 1987-07-31
JPH0253735B2 true JPH0253735B2 (ja) 1990-11-19

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JP1636286A Granted JPS62174625A (ja) 1986-01-27 1986-01-27 ガソリンスタンドの地下タンク連通パイプ漏洩検査方法

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CN104180959B (zh) * 2014-09-17 2016-12-07 江西洪都航空工业集团有限责任公司 一种飞机油箱测压装置
CN109632203A (zh) * 2018-11-16 2019-04-16 嘉兴学院 一种高精度气密性检漏装置及方法

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JPS62174625A (ja) 1987-07-31

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