JPH0253541B2 - - Google Patents

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JPH0253541B2
JPH0253541B2 JP5129586A JP5129586A JPH0253541B2 JP H0253541 B2 JPH0253541 B2 JP H0253541B2 JP 5129586 A JP5129586 A JP 5129586A JP 5129586 A JP5129586 A JP 5129586A JP H0253541 B2 JPH0253541 B2 JP H0253541B2
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JP
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liquid
yarn
tube
manifold
thread
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JP5129586A
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Uiriamu Buruu Denisu
Jon Roorensu Kurisutofuaa
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Rieter Scragg Ltd
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Rieter Scragg Ltd
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06BTREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
    • D06B1/00Applying liquids, gases or vapours onto textile materials to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing or impregnating
    • D06B1/10Applying liquids, gases or vapours onto textile materials to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing or impregnating by contact with a member carrying the treating material
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S118/00Coating apparatus
    • Y10S118/19Wire and cord immersion
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/86236Tank with movable or adjustable outlet or overflow pipe

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は繊維機械において糸条に液体を付着さ
せる装置に関する。より詳しくは、多数の糸処理
錘において各糸条に実質的に等しく一定の割合で
液体を付着させるようにした装置に関する。
〔従来の技術〕
糸条に液体を付着させる装置は周知である。こ
のような装置のあるものは、液体リザーバを具備
したアプリケータヘツドを含んでおり、該リザー
バの上面にはスリツトが形成されており、該スリ
ツトを通つて該面上を案内される糸条へ液体が送
られ、該リザーバへは離れた供給源から液体が供
給されるようになつている。
しかしながら、リザーバへ供給される液体の圧
力変動が、糸条の長さ方向に付着される液体流量
の変動として、容易に糸条に伝播される。加え
て、通常行なわれているように、糸条が機械内を
ほぼ垂直な経路に沿つて走行する場合には、上記
の上部案内面の上を通過させるためには糸条の経
路を曲げねばならず、そのために、別な糸ガイド
が必要であり、そのために糸張力の増加を来た
し、糸条を構成しているフイラメントを損傷した
り糸強度を低下させたりする。
他の公知の装置においては、液体供給パイプが
多数の紡糸錘に沿つて水平に延在しており各糸条
に対して溝および各溝の内部に液体出口開口を具
備している。しかしながら、供給パイプへ供給さ
れる液体の量を調整して各出口から一定の且つ等
しい流量となるようにすることは難しい。
上述の欠点を解消するために、西独国特許出願
公開第2045142号明細書には、1つの供給パイプ
と各糸条に対して該パイプの上に設けられた糸ガ
イドからなり、各糸ガイドに開口した出口を具備
し、この供給パイプに設けられた圧力調節器を通
つて供給パイプに液体が供給されるようにした装
置が開示されている。堰き形式の調節器は糸ガイ
ドの下流に設置されており供給パイプ内に所定値
の静水圧を生じるよう作用する。
別の配置が英国特許第2079189号明細書に開示
されている。この場合には、高価な流量調節器が
必要とされており、供給タンクへ供給される液体
量がその調節器により調節される。供給タンクは
供給パイプおよび糸ガイドへ液体を供給し、供給
タンクへの流量は出口からの流量により調節され
糸条の走行速度および繊度にマツチさせられる。
これらの装置においては、各糸条へ供給される液
体流量は糸ガイドへ供給される液体の圧力ヘツド
および出口の穴の大きさにより決定される。従つ
て出口の大きさおよびヘツドを機械から機械に亙
り一定として各糸条に等しく液体を付着させるこ
とは困難である。
糸条に液体を付着させる他の装置が米国特許第
1934796号明細書および第2678024号明細書に記載
されている。前者の場合には、各糸ガイドは毛細
管を具備しており、その毛細管を通つて液体がガ
イド面へ流れ、また後者の場合には、各糸条はス
ポンジの頂面の上を通過し、該スポンジの下部は
液体に浸漬されており、液体は毛細管現象により
スポンジを通り吸い上げられる。
米国特許第1522543号明細書に開示されている
他の装置においては、各アプリケータヘツドが液
体供給パイプから垂直に配置された糸ガイドの縁
まで延びており、幅が調節可能な水平なスリツト
を具備している。該スリツトは粗面を具備してお
り該スリツト内で液体が一様に分布するようにし
ている。毛細管現象により液体が移動するような
孔、スポンジまたはスリツトを設けることは供給
パイプへ液体を供給する圧力の変動に対してバツ
フアとして使用し、従つて、前述の装置を用いた
場合に比較して、糸条へ一層均一に液体を付着さ
せることを可能とする。更に、糸条は繊維機械を
通つてその通常の垂直な糸道から曲げられる必要
がない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このようなアプリケータヘツド
を内蔵した多錘建ての繊維機械において、全ての
孔、スポンジが等しい大きさで且つ粗さであるよ
うにして、機械内の各糸条が同流量の液体を受け
るようにすることは困難である。
しかして、本発明の目的は、上述した形式の装
置に付随する欠点を完全に、または、少なくとも
実質的に、解消する糸条に液体を付着させる装置
を提供するとともに液体付着流量の調節が簡単で
はあるが効果的な手段を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明においては、液体用のマニホールドを形
成してる中空体、液体が通過可能に該マニホール
ドに連結され該マニホールドに所定の圧力で液体
を供給するようにした液体供給手段、糸条が接触
走行可能な糸道を形成している糸ガイド、前記マ
ニホールドから該糸ガイドまで延在しその内部に
長さ方向に延びる孔を具備した長い管、および前
記糸ガイド内に形成され前記管の孔と前記糸道と
を連通しており前記管の孔の直径より大きい直径
の連通孔からなり、糸条への流体の流量が前記所
定の圧力の下で前記管に沿う流体の流量により決
定されるようにしたことを特徴とする糸条に液体
を付着させる装置が提供される。
前記長い管の長さは、好ましくは、その長手方
向にのびる孔の直径の少なくとも100倍の長さで
あり、その孔の直径の127倍から217倍の範囲とす
ることができる。
〔作用〕
本発明においては、マニホールドと糸ガイドと
を、マニホールド側の長い管と糸ガイド側の連通
孔とより連通しており、この連通孔の直径を長い
管の内径より大きくし、マニホールドの液体には
液体供給手段により所定の圧力を作用させてい
る。上記の構成により、所定の圧力の下でマニホ
ールドに供給された流体は長い管に沿つて流れ
る。この際に、流体の流量は、液体供給手段によ
り付与された所定圧力、長い管の長さおよび内
径、並びに流体の粘度により一義的に定まり、こ
の所望流量の液体が糸条へ付与される。従つて、
本発明の装置によれば、従来の公知の装置に比較
して、各糸条への液体付与位置における液体の流
量を一定とすることができる。
前記管は前記中空体内に実質的に水平方向に延
在して設けられていてもよく、該中空体の糸ガイ
ドの近傍から前記マニホールドを横切つて延在し
て該マニホールドの反対側の近傍に自由端を有し
ていてもよい。
前記糸ガイドは前記中空体に脱着可能に取り付
けられていてもよく、この場合には、前記管は該
中空体内に形成され糸ガイド内の孔と連通してい
る孔内に設けられていてもよい。該管は前記中空
体内に設けられており、そこからスライドして取
外しでき且つ前記糸ガイドによりそこに保持され
てもよい。好ましくは、前記管は該中空体の外へ
向けて弾性的に付勢されている。好ましくは密封
部材が糸ガイドとその内部の前記孔との間に設け
られている。前記糸道は糸道に沿つて間隔を開け
た多数の糸接触点を有しており、前記糸ガイドは
液体流れチヤンネルを有しており、隣接する一つ
の糸接触点から隣の糸接触点へ液体を向かわせる
ように作用してもよい。
前記液体供給手段は堰き部材を具備した供給タ
ンクを含んでいてもよく、該堰き部材は前記マニ
ホールドの上方に一定の供給圧またはヘツドを形
成するように作用する。好ましくは該堰き部材の
マニホールドの上方の高さ、従つて上記ヘツド
は、調節可能である。前記堰き部材は前記供給タ
ンク内に屹立しその基板壁を貫通して液体リザー
バタンク内に延在する管からなつていてもよい。
ポンプが設けられていて、該リザーバタンクから
前記供給タンクへ液体を汲上げるようにしてもよ
い。前記糸ガイドの下方にトレイが設けられ液体
リターンパイプが該トレイを前記リザーバタンク
に連通していてもよい。
本発明は更に上述したような糸条に液体を付着
させる装置を具備しており、繊維機械に沿つて間
隔を開けて送給される多数の糸条に液体を付着さ
せる繊維機械をも提供する。好ましくは該装置は
該機械に沿つて延在する共通のマニホールドを具
備した共通の中空体を有している。単一のタン
ク、ポンプ、リザーバタンクが該繊維機械に設け
られ、前記共通なマニホールドおよび多数の糸ガ
イドの各々に前述の設定圧力で液体を供給する。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して本発明を詳細に説明
する。
第1図を参照して、糸条12に付着される液体
11のリザーバ10が示されている。ポンプ13
はリザーバ10から粗いフルター14および細か
いフイルター15を経てヘツドタンク16の頂部
へ液体11を汲上げるようになつている。
ヘツドタンク16はリザーバ10の上方に設置
されており、堰き管17がヘツドタンク16の基
板18を貫通している。
液体供給管19はヘツドタンク16の底からマ
ニホールド20へ延在している。
マニホールド20の上方の堰き管17の頂部の
高さはプーリ22に結合されたノブ21を回転さ
せることにより調節される。無端状のコード23
がプーリ22および他のプーリ24の回りに掛け
渡され、該コード23の一部が堰き管17の底部
に取着されている。
別の態様として、堰き管17にラツクを取り付
け前記プーリ22をラツクと噛合しているピニオ
ンで置換えたり、他の高さ調節機構を用いたりす
ることができる。
機台の長手方向に隣接して多数の糸処理錘を具
備した繊維機械においては、マニホールド20が
機台の長手方向に延在するようにして上述のよう
な装置を設けてもよい。マニホールド20は糸条
13の全てにより引取られる液体11の量に比較
して比較的大きな断面積となつているので、マニ
ホールド20に沿う液体11の流量は非常に少な
く、それに沿う圧力損失は小さく無視できる程度
である。その結果、マニホールド20上方の堰き
管17の頂部の高さは各糸条処理錘の液体11の
静水圧ヘツドと看做すことができ、ノブ21に、
またはその近傍に、静水圧ヘツドを示す目盛を設
けてもよい。ポンプ13ににより分配される液体
流量が糸条12により引取られる液体流量より大
きい限り、ヘツドタンク16内の液体レベルは維
持され、該ヘツドタンク16に過度に流入した液
体は堰き管17を通りオーバーフローしリザーバ
10に戻入する。
トレイ25がマニホールド20およびアプリケ
ータヘツド27の下方を機台に沿つて延在してお
り、糸条12に引取られなかつた液体を受け取
る。このようにして受け取られた液体はパイプ2
6から粗いフイルター14を経てリザーバ10に
戻される。
第2図には、上述の装置の他の実施例が示され
ており、対応する部品には同一符号を付して示し
ている。
この実施例においては、堰き管17は一定位置
に固定されており、その長手方向に延在する長い
スロツト41を具備している。第2の同軸状に配
置された管42が堰き管17の上で回動可能であ
り且つ螺旋状に配置された多数の孔43を有して
いる。ノブ21が管42に取着されており、ノブ
21を回転させることにより孔43の選定された
1つまたはそれ以上がスロツトと整合し、それに
より堰きを所定の高さとする。
繊維機械の各糸条処理錘にはアプリケータヘツ
ド27が設けられており、第1実施例のアプリケ
ータヘツドを第3図に詳細に示している(なお、
第3図では第1図と左右が逆になつている)。マ
ニホールド20は複合体28として形成されてお
り、更にトレイ25を形成している。各糸条処理
錘において複合体28に着脱可能に糸ガイド29
が取り付けられており、該糸ガイド29上をフイ
ードローラ30から巻取手段(図示せず)へ糸条
12が送給される。糸ガイド29を貫通して孔3
1が延在しており、糸条12は孔31の一端を横
切つて通過し、孔31の他端は複合体28内に形
成された孔32に連通している。孔32内には管
33が設けられており、該管33は、例えば、長
さが65mmであり、0.51mmから0.3mmの間の内径を
有している。管33はその一端部に取着され、ま
たは、一体的に形成された脹らんだ部分を具備し
ており、スプリング34により複合体28の外側
へ付勢されているが、糸ガイド29により複合体
28内に保持されている。Oリング35が複合体
28と糸ガイド29の間で孔31,32の回りに
設けられており、その間から液体が漏洩したり、
管33へバイパスすることを防止している。管3
3は所望により傾斜していてもよいが、管33は
マニホールド20を横切つて実質的に水平方向に
延在しており、糸ガイド29から離れた端部には
自由な開口端を具備している。供給管19を通つ
てマニホールド20に供給された液体11は管3
3および各孔32,31を通過して各走行糸条1
2に取り上げられる。マニホールド20上方の堰
き管17の頂部高さを調節することによりマニホ
ールド20内の液体11の圧力および管33に沿
う液体の流量を制御する。このようにして、糸条
12に取り上げられる(付着される)液体の流量
は注意深く調整される。このような液体流量およ
び付着量は管33の長さおよび直径、液体の粘度
並びに静水圧に依存している。実際的な静水圧に
おける所望の流量を与える寸法は、ここに述べる
ようにして容易に達成でき且つ正確に制御でき
る。毛細管流れの条件に依存しないので、管の寸
法の精度は毛細管流れに依存している公知の装置
ほど重要ではない。加えて、管33は寸法の小さ
な毛細管流れを用いた装置に比べて詰りを生じ難
い。
第4図および第5図を参照して、ここには第1
図および第3図に示した糸ガイド29が示されて
いる。なお、第4図および第5図に図示されてい
ない部品は第1図から第3図に示した実施例と同
様にできる。糸ガイド29は溝38を有してお
り、該溝38は糸条12の糸道を形成し、該糸条
12に沿つて2つの糸接触点39,40が間隔を
開けて位置している。糸ガイド29内の孔31は
溝38の底に開口している。図示のように糸条1
2が下方へ走行している場合には、上記開口位置
は上部糸接触点39の直ぐ上方であり、孔31か
ら供給される液体の殆ど全てが糸条12に付着す
るようにしている。上部接触点39で糸条12に
取り上げられなかつた液体は溝38の壁面に案内
されて下部接触点40へ至り、そこで糸条12に
付着する。このようにして、もしあつたとして
も、ほんの僅かの液体だけが糸条12を逃れるに
過ぎず、管33の大きさを計算する際に用いた所
望の流量の液体と実際に糸条12に付着される液
体の量とが可成り正確に相関関係がある状態とな
る。特に管33の自由端36が如何なる形の供給
パイプや他の装置に連結されていないために、糸
ガイド29を複合体28から外し、管33をマニ
ホールド20から直線状にスライドさせて簡単に
取外すことができる。管33は他の管と迅速に交
換でき、従つて機械の停止時間を最小とでき、そ
して取外した管は後の使用のためにゆつくりと容
易に清掃することができる。
もし糸条12が下向きに走行する場合には、孔
31は上部接触点39の直ぐ下方、接触点または
接触点の直ぐ上方に開口させることができ、接触
点で糸に付着しなかつた液体を下方の糸接触点4
0へ流下させそこで糸条に付着させる。
第6図には第3図および第5図に示したものと
は別のアプリケータヘツド27が示されており、
対応する部品には同一の符号が付られている。こ
れら2つの場合に複合体28の設計が相違してい
る点を除いて、これら2つの実施例の間の相違は
3つの糸接触点39,40,44を形成している
ことにある。開孔31から供給され糸接触点3
9,40で糸条12に引き取られなかつた液体は
第3の糸接触点44へ案内され、そこで糸条12
に付着される。所望により3以上の糸接触点を設
けてもよく、開孔31は上部または中間の糸接触
点の近傍に開口している。更にガイド45が設け
られ、仮に糸条12がうつかりと変位した場合に
も糸条12を溝38内へ戻し糸接触点39,4
0,44に接触させるように作用する。これによ
り、もし仮にあつたとしてもほんの僅かの間だけ
走行糸条12が正しい量の液体を受けられないに
過ぎなくする。
第7図には種々の糸繊度および引取り速度に必
要な静水圧ヘツド並びに種々の液体粘度を示す線
図が示されている。必要な静水圧ヘツド、すなわ
ち第1図に示した実施例ではマニホールド20上
方の堰き管17の頂部高さ、また第2図に示した
実施例ではマニホールド20の上方のスロツトに
整合した孔43の高さ、は例示されているように
破線により決定され、何れかの特定の繊度(例え
ば、170デシテツクス)、糸条の引き取り加工速度
(例えば、700m/分)、油剤濃度(例えば、3%)
および油剤粘度(例えば、25℃で18.6μおよび
8.9μ)に対して適切な油剤流量とする。図示した
例は管33の長さが65mmで内径が0.51mmの場合に
適切であり標準的なパイプ流れ公式h=
128μQL/πD4により与えられる。上記の式でh
は静水圧ヘツド、μは液体の粘度、Qは流量、L
は管の長さそしてDは管の開孔の内径である。同
様の線図が他の長さおよび/または直径の管を用
いた場合に描かれる。第7図の線図から読み取ら
れる静水圧ヘツドに従いノブ21を調節すること
により各糸条12への必要な油剤の流量が簡単に
しかも効率良く達成される。装置を通しての液体
圧力の変動は最小とされ、液体圧力のフラツキは
管33を用いることにより糸ガイド28から隔離
される。
〔発明の効果〕
糸条に油剤等の液体を付着させる本発明の装置
は、従前の公知の装置に比較して、各糸条への液
体(油剤)付与位置における液体(油剤)流量を
一定とできる。
本発明の装置においては液体(油剤)の流量の
計量が、比較的小寸法の比較的短い管またはスリ
ツトにおいて生じる毛細管現象による抵抗という
よりも、内径が小さ過ぎない長い管により発生さ
れる液体(油剤)の流れに対する抵抗により制御
される。従来装置においては一様な流れとするた
めに細かい孔またはスリツトを非常に正確に一定
の位置に製作しなければならず、しかも本発明の
管と異なりこのような細かい孔やスリツトは細か
な屑により簡単に詰つたのに対して、本発明の場
合に管の寸法は適度に重要ではない。
本発明は更に、従来ローラ接触型油剤付与方式
を採用していた繊維機械などにおいての油剤付与
に非常に効果的である。このような場合に、従来
は玉揚げに際して糸条を付与装置から外して玉揚
げの間の糸張力の低下により糸条がローラに巻付
くことを防止さねばならなかつた。これに対して
本発明の装置ではこのようなことは生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の概略側面図、第2図は第
2実施例の概略側面図、第3図は第1図のアプリ
ケータヘツドを拡大した断面側面図、第4図およ
び第5図は第1図および第3図の糸ガイドを更に
拡大した正面図および側面図、第6図は第2図の
アプリケータヘツドを拡大した断面図、第7図は
種々の糸繊度および引取り速度に必要な静水圧ヘ
ツド並びに種々の液体粘度を示す線図である。 10……リザーバ、11……液体、12……糸
条、13……ポンプ、16……ヘツドタンク、1
7……堰き管、19……液体供給管、20……マ
ニホールド、27……アプリケータヘツド、29
……糸ガイド、31,32……孔、33……管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 液体用のマニホールドを形成している中空
    体、液体が通過可能に該マニホールドに連結され
    該マニホールドに所定の圧力で液体を供給するよ
    うにした液体供給手段、糸条が接触走行可能な糸
    道を形成している糸ガイド、前記マニホールドか
    ら該糸ガイドまで延在しその内部に長さ方向に延
    びる孔を具備した長い管、および前記糸ガイド内
    に形成され前記管の孔と前記糸道とを連通してお
    り前記管の孔の直径より大き直径の連通孔からな
    り、糸条への流体の流量が前記所定の圧力の下で
    前記管に沿う流体の流量により決定されるように
    したことを特徴とする糸条に液体を付着させる装
    置。
JP61051295A 1985-03-08 1986-03-08 糸条に液体を付着させる装置 Granted JPS61239075A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8506070A GB8506070D0 (en) 1985-03-08 1985-03-08 Applying liquids to yarns
GB8506070 1985-03-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61239075A JPS61239075A (ja) 1986-10-24
JPH0253541B2 true JPH0253541B2 (ja) 1990-11-19

Family

ID=10575680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61051295A Granted JPS61239075A (ja) 1985-03-08 1986-03-08 糸条に液体を付着させる装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4719771A (ja)
EP (1) EP0196774B1 (ja)
JP (1) JPS61239075A (ja)
DE (1) DE3661084D1 (ja)
GB (1) GB8506070D0 (ja)

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