JPH025273A - 大径光デイスク用カートリツジケース - Google Patents
大径光デイスク用カートリツジケースInfo
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- JPH025273A JPH025273A JP15492288A JP15492288A JPH025273A JP H025273 A JPH025273 A JP H025273A JP 15492288 A JP15492288 A JP 15492288A JP 15492288 A JP15492288 A JP 15492288A JP H025273 A JPH025273 A JP H025273A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、ポリフェニレンエーテル系樹脂とスチレン系
樹脂とからなる樹脂組成物から形成された大径光ディス
ク用カートリッジケースに関するものでアシ、特に大径
光ディスク用カートリッジケースの平面度の改良に関す
るものである。 (従来の技術) 現在、光ディスクは、基材としてポリメチルメタアクリ
レート(PMM人)、ポリカーゼネート(PO)などの
光透過性シラスナックやガラスなどが用いられ、3.5
インチ、5.25インチ、8インチ及び12インチの4
種類が開発され販売されている。この光ディスクは、表
面からレーザー光を透過させて、記録、読み取シを行う
ものである。従って表面のゴミ、油、傷などが場合によ
っては記録や再生時のエラーの原因となることがある。 その為、一般に表面を保護する為に保護ケースに収納さ
れた形で使用されている。 この光ディスクの保護ケースは、通常「カートリッジケ
ース」と呼ばれており、軽量、成形性、取シ扱い易さ等
の点から、AB8樹脂やpc樹脂などのプラスチックを
用い、射出成形によシ成形した成形品が使用されている
。 (発明が解決しようとする問題点) しかし、5.25インチ以下の光ディスクに用いるカー
トリッジケースは、小径サイズであるが故にケースの平
面性が良く、実用環境下においても変形の度合いが小さ
いが、8インチ以上の大径光ディスクに用いるカートリ
ッジケースは、サイズが太きいためにケース全体の平面
性を良好に維持することか難しく、かつ実用環境下にお
いてもクリープその他の変形の度合いが大きくなるため
、収納している光ディスクとカートリッジケース内面が
接触して光ディスクの表面を傷つけたり、光ディスクド
ライブの内部とカートリッジケース外面が接触して正常
な動作ができないという問題が発生し易かった。それ故
、カートリッジケースの構造設計上大きな制約を受け、
特にカートリッジケース組立時の初期精度を向上させる
と同時に、高温、高湿下で長期に寸法精度を維持するこ
とが大きな課題となっている。 (問題点を解決するための手段) 本発明者らは、大径光ディスクカートリッジケースの上
記の如き問題点を解決すべく鋭意検討を行った結果、メ
ルトフローレートが10以上、熱変形温度が100℃以
上、最大反シ量が±0.8■以下である、ポリフェニレ
ンエーテル系樹脂とスチレン系樹脂とからなる樹脂組成
物を用いることによシ、構造設計上の自由度が大きく、
製品組立時の平面度が良好で、かつ、製品間の/セラツ
キも小さく、更に、高温高湿下においても変形度が小さ
いカートリッジケースが得られることを見出し、本発明
を完成した。 即ち、本発明は、ポリフェニレンエーテル系樹脂とスチ
レン系樹脂とからなシ、かつ、メルトフローレートが1
0以上、熱変形温度が100℃以上、最太反シ量が±0
.8w以下である樹脂組成物を用いることを特徴とする
大径光ディスク用カートリッジケースである。 本発明に用いるポリフェニレンエーテル系樹脂とは、一
般式 (式中、am、 u、、 Rls R41Rf!a R
6は炭素数1〜4のアルキル基、アリール基、ハロゲン
、水2等の一価の残基であシ、R,、R,は同時に水素
ではない。)を繰返し単位とし、構成単位が〔C〕又は
、
樹脂とからなる樹脂組成物から形成された大径光ディス
ク用カートリッジケースに関するものでアシ、特に大径
光ディスク用カートリッジケースの平面度の改良に関す
るものである。 (従来の技術) 現在、光ディスクは、基材としてポリメチルメタアクリ
レート(PMM人)、ポリカーゼネート(PO)などの
光透過性シラスナックやガラスなどが用いられ、3.5
インチ、5.25インチ、8インチ及び12インチの4
種類が開発され販売されている。この光ディスクは、表
面からレーザー光を透過させて、記録、読み取シを行う
ものである。従って表面のゴミ、油、傷などが場合によ
っては記録や再生時のエラーの原因となることがある。 その為、一般に表面を保護する為に保護ケースに収納さ
れた形で使用されている。 この光ディスクの保護ケースは、通常「カートリッジケ
ース」と呼ばれており、軽量、成形性、取シ扱い易さ等
の点から、AB8樹脂やpc樹脂などのプラスチックを
用い、射出成形によシ成形した成形品が使用されている
。 (発明が解決しようとする問題点) しかし、5.25インチ以下の光ディスクに用いるカー
トリッジケースは、小径サイズであるが故にケースの平
面性が良く、実用環境下においても変形の度合いが小さ
いが、8インチ以上の大径光ディスクに用いるカートリ
ッジケースは、サイズが太きいためにケース全体の平面
性を良好に維持することか難しく、かつ実用環境下にお
いてもクリープその他の変形の度合いが大きくなるため
、収納している光ディスクとカートリッジケース内面が
接触して光ディスクの表面を傷つけたり、光ディスクド
ライブの内部とカートリッジケース外面が接触して正常
な動作ができないという問題が発生し易かった。それ故
、カートリッジケースの構造設計上大きな制約を受け、
特にカートリッジケース組立時の初期精度を向上させる
と同時に、高温、高湿下で長期に寸法精度を維持するこ
とが大きな課題となっている。 (問題点を解決するための手段) 本発明者らは、大径光ディスクカートリッジケースの上
記の如き問題点を解決すべく鋭意検討を行った結果、メ
ルトフローレートが10以上、熱変形温度が100℃以
上、最大反シ量が±0.8■以下である、ポリフェニレ
ンエーテル系樹脂とスチレン系樹脂とからなる樹脂組成
物を用いることによシ、構造設計上の自由度が大きく、
製品組立時の平面度が良好で、かつ、製品間の/セラツ
キも小さく、更に、高温高湿下においても変形度が小さ
いカートリッジケースが得られることを見出し、本発明
を完成した。 即ち、本発明は、ポリフェニレンエーテル系樹脂とスチ
レン系樹脂とからなシ、かつ、メルトフローレートが1
0以上、熱変形温度が100℃以上、最太反シ量が±0
.8w以下である樹脂組成物を用いることを特徴とする
大径光ディスク用カートリッジケースである。 本発明に用いるポリフェニレンエーテル系樹脂とは、一
般式 (式中、am、 u、、 Rls R41Rf!a R
6は炭素数1〜4のアルキル基、アリール基、ハロゲン
、水2等の一価の残基であシ、R,、R,は同時に水素
ではない。)を繰返し単位とし、構成単位が〔C〕又は
、
〔0〕およびCD〕からなる単独重合体、あるいは共
重合体が使用できる。 ポリフェニレンエーテル樹脂の単独重合体の代表例とし
ては、ポリ(2,6−シメチルー1,4−フェニレン)
エーテル、yteす(2−メfルー6−ニチルー1.4
−7二二レン)エーテル、ポリ(2,6−、jzチル−
1,4−)ユニしン)エーテル、ポリ(2−エチル−6
−nプロピル−1,4−)ユニしン)エーテル、ポリ(
2,6−ジ−nプロピル−1゜4−)ユニしン)エーテ
ル% yteす(2’−メfルー6− nジチル−1,
4−フェニレン)エーテル、−リ(2−エチル−6−イ
ンブロビルー1.4−7二二レン)エーテル、yte1
J(2−,71チル−6−クロ#−1,4−フェニレン
)エーテル、ポリ(2−メチル−6−ヒドロキシエチル
−1,4−フェニレン)エーテル、ytt’1J(2−
メチル−6−クロロエチル−1,4−フェニン/)エー
テル等のホモポリマーが挙げられる。 ポリフェニレンエーテル共重合体は、一般式(ここにR
3+几4.RI+R−は前記と同一の意味を有する。)
で表わされる2、3.6−ドリメチルフエノール等のア
ルキル置換フェノールと1例えば、〇−クレゾール等と
を共重合して得られるポリフェニレンエーテル構造を主
体としてなるポリフェニレンエーテル共重合体を包含す
る。 本発明に使用し得るスチレン系樹脂は、具体的には、次
式: (式中、Rは水素、低級アルキルまたはハロゲンを示し
、2はビニル、水素、塩素および低級アルキルよりなる
群から選択され、pはθ〜5の整数である)で表わされ
る化合物から誘導されるポリマー単位を少なくとも25
重量%有するものである。例えばポリスチレンおよびポ
リクロロスチレン、変性ポリスチレン、例えばゴム変性
ポリスチレンならびにスチレン含有コポリマー、例えば
メチレン−アクリロニトリルコポリマー(8AN)、ス
チレン−ブタジェンコポリマー、スチレン−アクリロニ
トリル−ブタジェンコポリマー(人BS)、ポリα−メ
チルスチレン、エチルビニルベンゼントシビニルベンゼ
ンのコポリマーなどを包含する。 本発明に好適なスチレン系樹脂は、ビム変性耐衝撃性ス
チレン樹脂、例えば天然または合成ゴムで変性されたポ
リスチレンである。尚、ここで言うザム変性耐衝撃性ス
チレン樹脂とは、ゴムにスチレンをグラフト重合したも
の及び単にゴムと、ポリスチレンを機械的に混練したも
のを包含する。 変性用合成ゴムは、例えばポリブタジエ/、ポリイソプ
レン、ジエンと他のコモノマー、例えばスチレン、アク
リロニトリル、アクリル酸エステルなどとよシなシ、A
−B−AおよびA−B型(Aはビニル芳香族、例えばス
チレン、Bはジエン、例えばブタジェン)のブロックコ
ポリマーを含むtム状コポリマーならびにエチレンープ
四ピレンージェンターポリマー(BPDM)ゴムなどで
ある。ポリスチレンをブタジェンゴムで変性するのがも
つとも好適である。 本発明でいうメルトフローレートとは%JISK−72
10に従う試験法によるもので、試験条件は250℃/
10Kfでの値である。本発明においては、樹脂組成物
のメルトフローレートが10以上であることが必要であ
り、12〜35が好ましい。メルトフローレートが10
未満の場合、成形後の残留歪が大きく、初期のケースの
反シ量を0.8−以下に抑えることが困難である。 本発明でいう熱変形温度とは、A8TM −D 648
に従う試験法によるもので、条件は18.6h/−での
値である。本発明においては、樹脂組成物の熱変形温度
が100℃以上であることが必要であシ、110℃以上
が好ましい。熱変形温度が100℃未満では、クリープ
歪が大きく、高温高湿下で使用中に反り量が0.8 m
をこえてしまい、実用に耐えなく力ってしまう。 本発明のカートリッジケースの成形は、ポリスエニレン
系樹脂75〜15重量%、スチレン系樹脂25〜85重
量%を用い、一般の射出成形機を用いて、一般の成形条
件の範囲内で、ケースの最大反り量の範囲内で実現でき
る。最大及多量が±0.81以上では、収納ディスクが
カートリッジケースに接触し、効果を発揮することがで
きない。 本発明でいうカートリッジケースの平面度とは、第1図
のように、カートリッジケース2を測定支持台3上(4
点支持)にのせ、定盤4上を電子式マイクロメータ1を
すべらせることによって測定する。12インチ光ディス
クカートリッジケースは、一般的に第2図のように開口
部5,6及び検出部7を有しておシ、第1図の測定を行
う場合は、第3図に示すように、ア点を基準として、イ
、つ、二点を主に測定する。カートリッジケース全面の
内、イ、つ、二点の反シが大きく、中でもつ点の反シが
大きい。光ディスク用カートリッジケースの反υが問題
となるのは、光ディスク用カートリッジがドライブにロ
ーディングされている時で、通常、第1図と同様に、カ
ートリッジケースは横置き状態となる。この状態で動作
する時、ケースの例えばつ部が大きく変形していると、
ケース内面と光ディスクが接触したシ、ケースとドライ
ブの機械部が接触してしまいトラブルが発生する。 更に、ローディング当初はケースの反シが小さくても、
ドライブ中で連続作動している間に、ドライブ内部の温
度が上昇し、ケースの変形を大きくしてしまう。カート
リッジケースの反シの許容範囲は、使用するドライブ装
置との組み合せKよって多少異なるが、一般的に±1m
程度である。更に、光ディスクを使用する環境は、12
インチ元ディスクの場合、特に通常の空調された部屋、
即ち25℃、50〜60%RH下で使用される為、ドラ
イブ装置の連続動作中の温度は高々40℃程度である。 従って、本発明者らは、12インチ光ディスクの平面度
の評価法として、長期寸法安定性を評価する条4オは、
40℃、80%R)Iの環境を用いた。 (発明の効果) 本発明の大径光ディスク用カートリッジケースは、構造
設計上の自由度が大きく、組立時の平面度が良好で、か
つ、製品のバラツキも小さく、さらに、高温高湿下にお
いても変形度が小さい等の効果を有する。 (実施例) 以下、実施例によシ本発明を詳述する。 実施例 第1表に示す物性値を有する樹脂組成物AC(旭化成工
業■製、ザイロン■X0610 (300Hの変性グレ
ード))%B(旭化成工業■製、ザイロン×0613
(300Hの変性グレード)〕を用いて、12インチ光
ディスクカートリッジケースを成形し、12インチ光デ
ィスクを収納して各々5ケースずつ組み込み、第3図に
示すつ部の反シ量を、初期値並びに、40%、80%R
H条件下に横置き放置して随時25℃環境下に取シ出し
て測定した値を第4図及び第5図に示す(ケースは各々
横置き状態比較例 メルトフローレート100 (25℃、xoKy)、熱
変形温度90℃のABS樹脂(脂化成製、商品名;スタ
イラックIM−10)及び、熱変形温度130℃のPC
樹脂(三菱化成製、商品名; N0VARBX 702
0A )のzm類を用いる以外は実施例と同様に12イ
ンチ光ディスク用カートリッジケースを成形し、各々5
ケースずつ測定を行った。その結果を第6図及び第7図
に示す。これらの図よυ、ABS樹脂はクリープが大き
く、又、PC樹脂は反シ量の・々ラツキが大きいことが
わかる。 第 1 表 カートリッジは非常に良好な平面性を有することがわか
る。
重合体が使用できる。 ポリフェニレンエーテル樹脂の単独重合体の代表例とし
ては、ポリ(2,6−シメチルー1,4−フェニレン)
エーテル、yteす(2−メfルー6−ニチルー1.4
−7二二レン)エーテル、ポリ(2,6−、jzチル−
1,4−)ユニしン)エーテル、ポリ(2−エチル−6
−nプロピル−1,4−)ユニしン)エーテル、ポリ(
2,6−ジ−nプロピル−1゜4−)ユニしン)エーテ
ル% yteす(2’−メfルー6− nジチル−1,
4−フェニレン)エーテル、−リ(2−エチル−6−イ
ンブロビルー1.4−7二二レン)エーテル、yte1
J(2−,71チル−6−クロ#−1,4−フェニレン
)エーテル、ポリ(2−メチル−6−ヒドロキシエチル
−1,4−フェニレン)エーテル、ytt’1J(2−
メチル−6−クロロエチル−1,4−フェニン/)エー
テル等のホモポリマーが挙げられる。 ポリフェニレンエーテル共重合体は、一般式(ここにR
3+几4.RI+R−は前記と同一の意味を有する。)
で表わされる2、3.6−ドリメチルフエノール等のア
ルキル置換フェノールと1例えば、〇−クレゾール等と
を共重合して得られるポリフェニレンエーテル構造を主
体としてなるポリフェニレンエーテル共重合体を包含す
る。 本発明に使用し得るスチレン系樹脂は、具体的には、次
式: (式中、Rは水素、低級アルキルまたはハロゲンを示し
、2はビニル、水素、塩素および低級アルキルよりなる
群から選択され、pはθ〜5の整数である)で表わされ
る化合物から誘導されるポリマー単位を少なくとも25
重量%有するものである。例えばポリスチレンおよびポ
リクロロスチレン、変性ポリスチレン、例えばゴム変性
ポリスチレンならびにスチレン含有コポリマー、例えば
メチレン−アクリロニトリルコポリマー(8AN)、ス
チレン−ブタジェンコポリマー、スチレン−アクリロニ
トリル−ブタジェンコポリマー(人BS)、ポリα−メ
チルスチレン、エチルビニルベンゼントシビニルベンゼ
ンのコポリマーなどを包含する。 本発明に好適なスチレン系樹脂は、ビム変性耐衝撃性ス
チレン樹脂、例えば天然または合成ゴムで変性されたポ
リスチレンである。尚、ここで言うザム変性耐衝撃性ス
チレン樹脂とは、ゴムにスチレンをグラフト重合したも
の及び単にゴムと、ポリスチレンを機械的に混練したも
のを包含する。 変性用合成ゴムは、例えばポリブタジエ/、ポリイソプ
レン、ジエンと他のコモノマー、例えばスチレン、アク
リロニトリル、アクリル酸エステルなどとよシなシ、A
−B−AおよびA−B型(Aはビニル芳香族、例えばス
チレン、Bはジエン、例えばブタジェン)のブロックコ
ポリマーを含むtム状コポリマーならびにエチレンープ
四ピレンージェンターポリマー(BPDM)ゴムなどで
ある。ポリスチレンをブタジェンゴムで変性するのがも
つとも好適である。 本発明でいうメルトフローレートとは%JISK−72
10に従う試験法によるもので、試験条件は250℃/
10Kfでの値である。本発明においては、樹脂組成物
のメルトフローレートが10以上であることが必要であ
り、12〜35が好ましい。メルトフローレートが10
未満の場合、成形後の残留歪が大きく、初期のケースの
反シ量を0.8−以下に抑えることが困難である。 本発明でいう熱変形温度とは、A8TM −D 648
に従う試験法によるもので、条件は18.6h/−での
値である。本発明においては、樹脂組成物の熱変形温度
が100℃以上であることが必要であシ、110℃以上
が好ましい。熱変形温度が100℃未満では、クリープ
歪が大きく、高温高湿下で使用中に反り量が0.8 m
をこえてしまい、実用に耐えなく力ってしまう。 本発明のカートリッジケースの成形は、ポリスエニレン
系樹脂75〜15重量%、スチレン系樹脂25〜85重
量%を用い、一般の射出成形機を用いて、一般の成形条
件の範囲内で、ケースの最大反り量の範囲内で実現でき
る。最大及多量が±0.81以上では、収納ディスクが
カートリッジケースに接触し、効果を発揮することがで
きない。 本発明でいうカートリッジケースの平面度とは、第1図
のように、カートリッジケース2を測定支持台3上(4
点支持)にのせ、定盤4上を電子式マイクロメータ1を
すべらせることによって測定する。12インチ光ディス
クカートリッジケースは、一般的に第2図のように開口
部5,6及び検出部7を有しておシ、第1図の測定を行
う場合は、第3図に示すように、ア点を基準として、イ
、つ、二点を主に測定する。カートリッジケース全面の
内、イ、つ、二点の反シが大きく、中でもつ点の反シが
大きい。光ディスク用カートリッジケースの反υが問題
となるのは、光ディスク用カートリッジがドライブにロ
ーディングされている時で、通常、第1図と同様に、カ
ートリッジケースは横置き状態となる。この状態で動作
する時、ケースの例えばつ部が大きく変形していると、
ケース内面と光ディスクが接触したシ、ケースとドライ
ブの機械部が接触してしまいトラブルが発生する。 更に、ローディング当初はケースの反シが小さくても、
ドライブ中で連続作動している間に、ドライブ内部の温
度が上昇し、ケースの変形を大きくしてしまう。カート
リッジケースの反シの許容範囲は、使用するドライブ装
置との組み合せKよって多少異なるが、一般的に±1m
程度である。更に、光ディスクを使用する環境は、12
インチ元ディスクの場合、特に通常の空調された部屋、
即ち25℃、50〜60%RH下で使用される為、ドラ
イブ装置の連続動作中の温度は高々40℃程度である。 従って、本発明者らは、12インチ光ディスクの平面度
の評価法として、長期寸法安定性を評価する条4オは、
40℃、80%R)Iの環境を用いた。 (発明の効果) 本発明の大径光ディスク用カートリッジケースは、構造
設計上の自由度が大きく、組立時の平面度が良好で、か
つ、製品のバラツキも小さく、さらに、高温高湿下にお
いても変形度が小さい等の効果を有する。 (実施例) 以下、実施例によシ本発明を詳述する。 実施例 第1表に示す物性値を有する樹脂組成物AC(旭化成工
業■製、ザイロン■X0610 (300Hの変性グレ
ード))%B(旭化成工業■製、ザイロン×0613
(300Hの変性グレード)〕を用いて、12インチ光
ディスクカートリッジケースを成形し、12インチ光デ
ィスクを収納して各々5ケースずつ組み込み、第3図に
示すつ部の反シ量を、初期値並びに、40%、80%R
H条件下に横置き放置して随時25℃環境下に取シ出し
て測定した値を第4図及び第5図に示す(ケースは各々
横置き状態比較例 メルトフローレート100 (25℃、xoKy)、熱
変形温度90℃のABS樹脂(脂化成製、商品名;スタ
イラックIM−10)及び、熱変形温度130℃のPC
樹脂(三菱化成製、商品名; N0VARBX 702
0A )のzm類を用いる以外は実施例と同様に12イ
ンチ光ディスク用カートリッジケースを成形し、各々5
ケースずつ測定を行った。その結果を第6図及び第7図
に示す。これらの図よυ、ABS樹脂はクリープが大き
く、又、PC樹脂は反シ量の・々ラツキが大きいことが
わかる。 第 1 表 カートリッジは非常に良好な平面性を有することがわか
る。
第1図は光ディスク用カートリッジケースの平面度測定
法を説明するだめの正面図、第2図は12インチ光ディ
スク用カートリッジケースの平面図、第3図は第2図に
示すカートリッジケースの平面度の測定点を説明するた
めの平面図、第4図及び第5図は本発明実施例に用いた
カートリッジケースの平面度の測定結果を示すグラフ
第6図及び第7図は比較例に用いたカー) IJツジケ
ースの平面度の測定結果を示すグラフである。 図中;1は電子式マイクロメータ、2はカートリッジケ
ース、3はカートリッジケースの支持台(4点支持)、
4は定盤、5はレーザーヘッドのだめの開口部、6は光
ディスクチャッキングのための開口部、7はインデック
ス検出部、アは平面度測定のための基準点、イ、つ、工
は測定点を示す。 第1図 第 2 図 特許出願人 旭化成工業株式会社 第 図 (W <h−Q)
法を説明するだめの正面図、第2図は12インチ光ディ
スク用カートリッジケースの平面図、第3図は第2図に
示すカートリッジケースの平面度の測定点を説明するた
めの平面図、第4図及び第5図は本発明実施例に用いた
カートリッジケースの平面度の測定結果を示すグラフ
第6図及び第7図は比較例に用いたカー) IJツジケ
ースの平面度の測定結果を示すグラフである。 図中;1は電子式マイクロメータ、2はカートリッジケ
ース、3はカートリッジケースの支持台(4点支持)、
4は定盤、5はレーザーヘッドのだめの開口部、6は光
ディスクチャッキングのための開口部、7はインデック
ス検出部、アは平面度測定のための基準点、イ、つ、工
は測定点を示す。 第1図 第 2 図 特許出願人 旭化成工業株式会社 第 図 (W <h−Q)
Claims (1)
- ポリフエニレンエーテル系樹脂とスチレン系樹脂とから
なり、かつ、メルトフローレートが10以上、熱変形温
度が100℃以上、最大反り量が±0.8mm以下であ
る樹脂組成物を用いることを特徴とする大径光ディスク
用カートリッジケース
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15492288A JPH025273A (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | 大径光デイスク用カートリツジケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15492288A JPH025273A (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | 大径光デイスク用カートリツジケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH025273A true JPH025273A (ja) | 1990-01-10 |
Family
ID=15594883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15492288A Pending JPH025273A (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | 大径光デイスク用カートリツジケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH025273A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0458558A2 (en) * | 1990-05-21 | 1991-11-27 | Hitachi Maxell Ltd. | A data recording cartridge and a flexible magnetic recording medium and a method of manufacturing the same |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6213901A (ja) * | 1985-07-10 | 1987-01-22 | 三菱重工業株式会社 | 高速流動床ボイラの主蒸気圧力制御方法 |
JPS6273475A (ja) * | 1985-09-25 | 1987-04-04 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 光デイスク装置 |
JPS6254577B2 (ja) * | 1984-08-13 | 1987-11-16 | Nippon Steel Corp |
-
1988
- 1988-06-24 JP JP15492288A patent/JPH025273A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6254577B2 (ja) * | 1984-08-13 | 1987-11-16 | Nippon Steel Corp | |
JPS6213901A (ja) * | 1985-07-10 | 1987-01-22 | 三菱重工業株式会社 | 高速流動床ボイラの主蒸気圧力制御方法 |
JPS6273475A (ja) * | 1985-09-25 | 1987-04-04 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 光デイスク装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0458558A2 (en) * | 1990-05-21 | 1991-11-27 | Hitachi Maxell Ltd. | A data recording cartridge and a flexible magnetic recording medium and a method of manufacturing the same |
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