JPH0252353B2 - - Google Patents

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JPH0252353B2
JPH0252353B2 JP10081581A JP10081581A JPH0252353B2 JP H0252353 B2 JPH0252353 B2 JP H0252353B2 JP 10081581 A JP10081581 A JP 10081581A JP 10081581 A JP10081581 A JP 10081581A JP H0252353 B2 JPH0252353 B2 JP H0252353B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
medium
gas bearing
head
bleed slot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10081581A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS583152A (ja
Inventor
Norio Tagawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP10081581A priority Critical patent/JPS583152A/ja
Publication of JPS583152A publication Critical patent/JPS583152A/ja
Publication of JPH0252353B2 publication Critical patent/JPH0252353B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/16Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads
    • G11B21/20Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier
    • G11B21/21Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier with provision for maintaining desired spacing of head from record carrier, e.g. fluid-dynamic spacing, slider

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気デイスク装置等に用いられている
磁気ヘツドに関するものであり、特に気体軸受の
原理を応用した浮動ヘツドスライダに係わるもの
である。
最近の磁気デイスク装置の大容量高密度化にと
もない、浮動ヘツドの記録媒体(以下、単に媒体
とする)に対する浮揚量の微小化のあゆみは早
く、最新の大容量磁気デイスク装置では約0.35μ
mレベルのサブミクロン領域の浮揚量が実現され
ている。浮動ヘツドスライダにおいては、磁気ヘ
ツドの電磁変換特性の観点からその浮揚量を一定
かつ安全に保持する機能が必要であり、特に最近
の微小浮揚量スライダの場合には重要である。こ
のような磁気デイスク装置用浮動ヘツドは、周知
のごとく、スライダ気体軸受面とその間に存在す
るブリードスロツト部と呼ばれる溝部から構成さ
れており、通常の場合このブリードスロツト部溝
深さはスライダ気体軸受面の軸受特性に影響をお
よぼさないように、大体最小浮揚量の20倍以上程
度の深さに一様に研削加工されている。
第1図は最近の新技術である薄膜ヘツド用の双
胴形スライダの典型的な一例を示す図である。1
は磁気ヘツドブロツクであり、スライダ気体軸受
面2の間に3なるブリードスロツト部がある。こ
のブリードスロツト部の溝深さおよびその溝形状
はきわめて微小浮揚量のスライダ気体軸受面の浮
揚特性に大きな影響をあたえることがこれまで理
論的および実験的に明らかにされている。すなわ
ち、ミクロンオーダの溝深さの違いでスライダ浮
揚量は大きく変化することがあり、ブリードスロ
ツト加工上は十分留意しなければならず、その加
工量は厳密に制御されている。
一方最近磁気デイスク装置の傾向として、14イ
ンチの大容量磁気デイスク装置とは異なり、ワー
ドプロセツサーなどに代表されるオフイスオート
メーシヨン用情報処理機器のフアイル装置として
5 1/4インチや8インチのデイスク径をもつ小形
磁気デイスク装置の開発がさかんである。このよ
うな装置の場合、オフイスオートメーシヨンのシ
ステム設計の観点から、大容量フアイルでデータ
アクセスタイムを早くする必要があり、ロータリ
アクチユエイタやステツプモータで駆動される従
来の可動ヘツドのみでなく、マルチトラツク薄膜
ヘツドアレイを塔載した固定ヘツドが有効であ
る。
第2図はブリードスロツト部の溝深さを一様に
深くした場合の薄膜ヘツドの一例を示す図であ
る。このような薄膜ヘツドではマルチトラツク固
定ヘツドのため、ヘツド自体の幅がきわめて広く
なり、スライダ気体軸受面は場面によつてはトラ
ツクの数だけあり、その間に存在するブリードス
ロツト部の数もそれに対応して多い。この実装構
造をもつヘツドの場合、電磁変換特性ならびにス
ライダ浮揚特性とを合わせ考慮した時、安定した
微小浮揚量を得るという観点からは欠点が存在す
る。すなわちスライダ全体が、第1図に示した双
胴形スライダと異なりかなり幅広となるため、ス
ライダ気体軸受面の浮揚量が媒体内周側と媒体外
周側とで異なつてくるということである。これは
スライダ気体軸受面においてその媒体内周側と媒
体外周側とで媒体走行速度が異なるため、発生す
る浮揚力がアンバランスとなるが、他方押圧力は
スライダ中心で負荷しているため、スライダがロ
ール方向に傾いて浮揚するからである。。特に最
近の小型磁気デイスク装置の場合には媒体径が小
さいため、媒体走行速度のおそい低速領域で使わ
れる。そのためスライダの浮揚量増加が媒体走行
速度に対してほぼ線形になる領域となつている。
従つて媒体走行速度の違いによるスライダ浮揚量
の違いは他の装置に比較して顕著なものとなる。
他方スライダの浮揚量は高密度記録を可能とする
ため、0.25〜0.30μmレベルの超サブミクロン領
域にあるため、微妙な浮揚量の変動が磁気記録特
性に大きな影響をおよぼす。従つて固定ヘツドの
形でマルチトラツク薄膜ヘツドアレイを実装塔載
するような幅広のスライダの場合にもスライダは
ロール方向に傾いて浮揚せず、媒体内周側と媒体
外周側とでスライダ空気流出端で一様な微小浮揚
量が得られ、かつ安定に浮上するスライダ形状を
検討する必要がある。
本発明の目的は、マルチトラツク薄膜ヘツドア
レイを塔載するスライダの如く、上記幅のきわめ
て広い浮動ヘツドスライダーにおいてもそのスラ
イダ空気流出端全領域にわたる浮揚量を一定に保
つことができるスライダ形状を提供することにあ
る。
本発明の浮動ヘツドスライダはスライダ気体軸
受面の間に存在するブリードスロツト部の溝深さ
を媒体内周側から媒体外周側へ行く方向に階段状
に深くしていくことにより上記目的を達成するよ
うにしたものである。
本発明の浮動ヘツドスライダーによれば、媒体
内周側と媒体外周側との媒体走行速度の違いによ
る圧力分布、およびそれらを積分したものとして
の浮揚力の幅方向のアンバランスを、媒体内周側
のブリードスロツト部溝深さを浅くし、ブリード
スロツト部に気体軸受面的な効果をもたせること
により除去することが可能となる。従つてブリー
ドスロツト部溝深さをスライダ気体軸受面の浮揚
特性に影響をおよぼさないように深くかつ同一と
した場合におこるようなスライダロール方向の傾
きをなくすことができ、幅のきわめて広いスライ
ダにおいても容易にスライダ空気流出端での浮揚
量を一定にすることができる。
以下図面を用いて本発明につき詳細に説明す
る。
第3図は本発明の一実施例を示したものであ
る。本実施例は同図に示したごとくスライダ気体
軸受面2bの間に存在するブリードスロツト部3
bの溝深さを媒体内周側から媒体外周側へ行くに
つれて階段状に変化させ、従来と異なりブリード
スロツト部にも気体軸受面的な効果を発生させる
ことを特徴とするものである。すなわち媒体内周
側のブリードスロツト部溝深さを最も浅くし、媒
体走行速度のます媒体外周側に行くにつれてブリ
ードスロツト部溝深さを深くしていく構造であ
る。周知のごとく、第2図に示した従来の設計法
による構成の場合、スライダの幅が広い時には媒
体内周側と媒体外周側とでは媒体走行速度が異な
るため、スライダに発生する圧力分布は幅方向に
非対称な形となる。従つてスライダはロール方向
に傾いて浮揚することになる。他方本実施例のス
ライダ構成の場合、媒体内周側でブリードスロツ
ト部が浅くなつているから、スライダ気体軸受面
との相互干渉でブリードスロツト部においても圧
力が発生することになる。そして媒体外周側に行
くにつれて、溝深さが深くなつていくから、スラ
イダ気体軸受面とブリードスロツト部との相互干
渉効果が小さくなつていく、最外周側領域ではブ
リードスロツト部はスライダ気体軸受面の浮揚特
性に影響をおよぼさない程度に十分深く加工され
ているから、そこでは気体軸受効果が発生せず、
浮揚力はスライダ気体軸受面のみで発生すること
になる。従つてスライダ幅方向の媒体走行速度の
違いによる浮揚力のアンバランス、すなわちスラ
イダ浮揚量のロール方向の傾きが、ブリードスロ
ツト部溝深さを微妙に変化させることにより得ら
れる浮揚力の変化により緩和される。またこの事
実は気体潤滑的には媒体内周側から媒体外周側に
行くにつれてスライダ気体軸受面幅を細くするこ
とにより媒体走行速度のスライダ幅方向の相違を
見かけ上なくしていることと等価と考えられる。
スライダ幅方向の媒体走行速度の影響をなくす
ことのできるブリードスロツト部溝深さの定量的
な変化については、ヘツド幅、スライダ気体軸受
面の数などに依存し、それぞれの場合により異な
り、非常にち密なスライダ浮揚特性シミユレーシ
ヨンを有限要素法などを使つて行ない、決めるこ
とができる。また必要とされる溝深さの微妙な変
化はフオトリソグラフイ技術によるイオンエツチ
ングなどを使えばブリードスロツト部溝深さを加
工量はエツチング時間、プレート電圧などにより
ミクロンオーダ以上の制御が可能となるため、比
較的容易に行なうことができ、問題はない。
以上本発明につき詳細に説明したように、本発
明の浮動ヘツドスライダはスライダ気体軸受面の
間に存在するブリードスロツト部の溝深さを媒体
内周側から媒体外周側へ行くにつれて可変にする
という簡単な形状の改良により幅広のスライダに
おいてもスライダ空気流出端の浮揚量が一様で安
定な浮動ヘツドスライダを提供することができる
ものである。
なお本発明の思想を逸脱しない範囲内でどのよ
うな変形を行つても差支えなく、例えばスライダ
気体軸受面の形状、および数はそれぞれの場合で
異つても良く、またヘツド形態も薄膜ヘツドでな
くコンベンシヨナルなフエライトヘツドでも良
く、上記実施例の説明が本発明の範囲を何ら限定
するものでないことは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の薄膜ヘツド用の双胴形スライ
ダ、第2図はブリードスロツト部の溝深さを一様
に深くした時のマルチトラツク薄膜ヘツドアレイ
塔載の幅広浮動ヘツドスライダ、そして第3図は
ブリードスロツト部の溝深さを可変とした、マル
チトラツク薄膜ヘツドアレイ塔載の本発明の実施
例を示す幅広浮動ヘツドスライダである。 図において、1,1a,1b……ヘツドブロツ
ク、2,2a,2b……スライダ気体軸受面、
3,3a,3b……ブリードスロツト部、4,4
a,4b……薄膜ヘツドトランスデユーサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数個のスライダ気体軸受面とその間に存在
    するブリードスロツト部なる溝部から構成される
    浮動ヘツドスライダにおいて、そのブリードスロ
    ツト溝部の溝深さを変化させ、かつスライダ上の
    媒体内周側から媒体外周側に行く方向に溝深さを
    深くしていつたことを特徴とする浮動ヘツドスラ
    イダ。
JP10081581A 1981-06-29 1981-06-29 浮動ヘツドスライダ Granted JPS583152A (ja)

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JP10081581A JPS583152A (ja) 1981-06-29 1981-06-29 浮動ヘツドスライダ

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JP10081581A JPS583152A (ja) 1981-06-29 1981-06-29 浮動ヘツドスライダ

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JPS583152A JPS583152A (ja) 1983-01-08
JPH0252353B2 true JPH0252353B2 (ja) 1990-11-13

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JP10081581A Granted JPS583152A (ja) 1981-06-29 1981-06-29 浮動ヘツドスライダ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0855943A (ja) * 1994-08-10 1996-02-27 Hounetsukino O S:Kk 電子機器用放熱器とその製造法

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JPH066277Y2 (ja) * 1986-06-13 1994-02-16 日本精工株式会社 スピンドル

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JPS583152A (ja) 1983-01-08

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