JPH0252255A - 振動測定装置 - Google Patents
振動測定装置Info
- Publication number
- JPH0252255A JPH0252255A JP20366888A JP20366888A JPH0252255A JP H0252255 A JPH0252255 A JP H0252255A JP 20366888 A JP20366888 A JP 20366888A JP 20366888 A JP20366888 A JP 20366888A JP H0252255 A JPH0252255 A JP H0252255A
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- Japan
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- cantilever
- base
- piezoelectric element
- piezoelectric
- measured
- Prior art date
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- Pending
Links
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 abstract description 3
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 abstract description 3
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 3
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、圧電効果を利用した振動測定装置に関する。
従来の技術
従来、この種の振動測定用として、第5図や第6図に示
すような圧電型振動ピックアップがある。
すような圧電型振動ピックアップがある。
まず、第5図に示すものは、ハウジング1内に設けたベ
ース2上に圧電素子3を質量体4とともにばね5により
取付け、圧電素子3がらの出力を出カケープル6を介し
て取り出すようにしたものである。
ース2上に圧電素子3を質量体4とともにばね5により
取付け、圧電素子3がらの出力を出カケープル6を介し
て取り出すようにしたものである。
また、第6図は特開昭63−18272号公報に示され
るものであり、カバー7により覆われたベース8なる基
体上に半導体基板9に形成したMOS−FETIOを接
合させ、こ(7)MOS−FET 1. Oのゲート酸
化膜11上にゲート電極12を介して圧電体13を接合
させ、この圧電体13」二に慣性質量体14を接合させ
てなる。15はソース領域、16はソース電極、17は
ドレイン領域、18はドレイン電極である。
るものであり、カバー7により覆われたベース8なる基
体上に半導体基板9に形成したMOS−FETIOを接
合させ、こ(7)MOS−FET 1. Oのゲート酸
化膜11上にゲート電極12を介して圧電体13を接合
させ、この圧電体13」二に慣性質量体14を接合させ
てなる。15はソース領域、16はソース電極、17は
ドレイン領域、18はドレイン電極である。
このように従来の圧電型のものは、圧電素子に慣性質量
体を付加し、振動により得られる加速度を慣性質量体に
より増幅した力に変換し、圧電素子によりその応答を電
気的に捉えるというものである。
体を付加し、振動により得られる加速度を慣性質量体に
より増幅した力に変換し、圧電素子によりその応答を電
気的に捉えるというものである。
発明が解決しようとする問題点
何れにしても、大きな慣性質量体を付加しているために
振動ピックアップ自体の質量が大きくなることが避けら
れず、軽量物の振動測定のための、小型・軽量化の支障
となっている。
振動ピックアップ自体の質量が大きくなることが避けら
れず、軽量物の振動測定のための、小型・軽量化の支障
となっている。
問題点を解決するための手段
請求項1記載の発明では、支持部材により支持されたカ
ンチレバー上に圧電素子を特徴する請求項2記載の発明
では、請求項1記載の圧電素子を複数とし、少なくとも
ポーリングが逆となるようにした一対の圧電素子をカン
チレバー両面上に形成する。
ンチレバー上に圧電素子を特徴する請求項2記載の発明
では、請求項1記載の圧電素子を複数とし、少なくとも
ポーリングが逆となるようにした一対の圧電素子をカン
チレバー両面上に形成する。
また、請求項3記載の発明では、請求項1記載の発明に
加え、カンチレバー自由端側の上に軽量の慣性質量体を
設ける。
加え、カンチレバー自由端側の上に軽量の慣性質量体を
設ける。
作用
請求項1記載の発明によれば、振動ピックアップ自体の
質量が、カンチレバー材料と支持部材材料とによりほぼ
決定されることになり、質量体の重量を伴わないため、
軽量のものとなり、特に、全体を膜構造にて作成すれば
超軽量化も可能なものである。
質量が、カンチレバー材料と支持部材材料とによりほぼ
決定されることになり、質量体の重量を伴わないため、
軽量のものとなり、特に、全体を膜構造にて作成すれば
超軽量化も可能なものである。
請求項2記載の発明によれば、外囲温度の変化があって
も、ポーリングが逆の一対の圧電素子からの出力電圧で
相殺でき、影響を回避できる。
も、ポーリングが逆の一対の圧電素子からの出力電圧で
相殺でき、影響を回避できる。
また、請求項3記載の発明によれば、カンチレバーの自
由端上に軽量の慣性質量体が存在することにより、ピッ
クアップとして大きな重量増を伴うことなく、検出感度
がより高いものとなる。
由端上に軽量の慣性質量体が存在することにより、ピッ
クアップとして大きな重量増を伴うことなく、検出感度
がより高いものとなる。
実施例
請求項1記載の発明の一実施例を第1図に基づいて説明
する。まず、被測定物(図示せず)に取付けられて支持
部材となるベース20が設けられている。このベース2
0は第1図(b)に示すように中央部に凹部20aを有
するものであり、このようなベース20上にはカンチレ
バー21が取付けられている。このカンチレバー21は
シリコン層を前記ベース2o上に積層し、凹部20 a
上の位置にて賂コ字状のスリット21aをエツチング形
成することにより、一端が自由端21bとされて上下に
振動し得る片持ち梁構造のカンチレバー部21cを形成
したものである(両側のスリットのみにより両持ち梁構
造のカンチレバ一部としてもよい)。このようなカンチ
レバ一部21c上には圧電素子22が圧電膜コーティン
グにより形成されている。このような圧電素子22から
は電極用リード線23が引出されている(二のリード線
23もエツチングにより形成することは可能である)。
する。まず、被測定物(図示せず)に取付けられて支持
部材となるベース20が設けられている。このベース2
0は第1図(b)に示すように中央部に凹部20aを有
するものであり、このようなベース20上にはカンチレ
バー21が取付けられている。このカンチレバー21は
シリコン層を前記ベース2o上に積層し、凹部20 a
上の位置にて賂コ字状のスリット21aをエツチング形
成することにより、一端が自由端21bとされて上下に
振動し得る片持ち梁構造のカンチレバー部21cを形成
したものである(両側のスリットのみにより両持ち梁構
造のカンチレバ一部としてもよい)。このようなカンチ
レバ一部21c上には圧電素子22が圧電膜コーティン
グにより形成されている。このような圧電素子22から
は電極用リード線23が引出されている(二のリード線
23もエツチングにより形成することは可能である)。
このような構成において、被測定物に振動が加わった場
合、ベース20により支持されているカンチレバー21
のカンチレバーQIS21cに加速度が得られ、その応
答が圧電素子22により電気的に捉えられ、振動状態が
測定される。
合、ベース20により支持されているカンチレバー21
のカンチレバーQIS21cに加速度が得られ、その応
答が圧電素子22により電気的に捉えられ、振動状態が
測定される。
ここに、本実施例によれば、振動ピックアップ自体の質
量が、ベース20の材料とカンチレバー21用のシリコ
ン層とによりほぼ決定されることになり、ベース20を
も膜構造として作成すれば、極めて軽量のものとなる。
量が、ベース20の材料とカンチレバー21用のシリコ
ン層とによりほぼ決定されることになり、ベース20を
も膜構造として作成すれば、極めて軽量のものとなる。
これにより、軽量物の振動測定時に従来の振動ピックア
ップのような質量付加といった問題を生じない。また、
超小型のものも作成可能であり、スペース的な制約をも
受けにくいものでもある。
ップのような質量付加といった問題を生じない。また、
超小型のものも作成可能であり、スペース的な制約をも
受けにくいものでもある。
つづいて、請求項2記載の発明の一実施例を第2図によ
り説明する。本実施例は、カンチレバー部21cの片面
」−に設けた圧電素子22の他に他面上にも圧電素子2
4を設けたものである。即ち、カンチレバ一部21cの
両面に圧電膜をコーティングし、一対の圧電素子22.
24を設けたものであり、これらの圧電素子22.24
はポーリングが逆となるように設定されている。本実施
例によれば、外囲温度の影響を、両面の圧電素子22゜
24から得られる電圧により相殺することができる。
り説明する。本実施例は、カンチレバー部21cの片面
」−に設けた圧電素子22の他に他面上にも圧電素子2
4を設けたものである。即ち、カンチレバ一部21cの
両面に圧電膜をコーティングし、一対の圧電素子22.
24を設けたものであり、これらの圧電素子22.24
はポーリングが逆となるように設定されている。本実施
例によれば、外囲温度の影響を、両面の圧電素子22゜
24から得られる電圧により相殺することができる。
また、請求項3記載の発明の一実施例を第3図により説
明する。本実施例は、カンチレバー21の自由端21b
側上に慣性質量体25を取付けたものである。この慣性
質量体25はmgオーダの軽量名ものである。軽量とい
えども、このような慣性質量体25が自由端21− b
側に存在するので、カンチレバ一部21c、圧電素子2
2による検出感度が向上することになる。
明する。本実施例は、カンチレバー21の自由端21b
側上に慣性質量体25を取付けたものである。この慣性
質量体25はmgオーダの軽量名ものである。軽量とい
えども、このような慣性質量体25が自由端21− b
側に存在するので、カンチレバ一部21c、圧電素子2
2による検出感度が向上することになる。
ところで、前述した実施例に例示されるような本実施例
による振動ピックアップ26を、第4図に示すように被
測定物のカバー27のx、y、z方向の各内面に接着固
定して用いれば、3次元の振動を同時に検出することが
できる。
による振動ピックアップ26を、第4図に示すように被
測定物のカバー27のx、y、z方向の各内面に接着固
定して用いれば、3次元の振動を同時に検出することが
できる。
発明の効果
本発明は、上述したように、請求項1記載の発明では、
支持部材により支持されたカンチレバー上に圧電素子を
形成したので、振動ピックアップ自体の質量が、カンチ
レバー材料と支持部材材料とによりほぼ決定されること
になり、質量体の大きな重量を伴わないため、軽量のも
のとなり、特に、全体を膜構造にて作成すれば超軽量化
も可能なものとなり、軽量物の振動測定に活用でき、ま
た、請求項2記載の発明では、請求項1記載の圧電素子
を複数とし、少なくともポーリングが逆となるようにし
た一対をカンチレバー両面上に形成したので、外囲温度
の変化があっても、ポーリングが逆の一対の圧電素子か
らの出力電圧で相殺して、温度変化による影響を回避で
き、更に、請求項3記載の発明では、請求項1記載の発
明に加え、カンチレバー自由端側の上に軽量の慣性質量
体を設けたので、ピックアップとして大きな重量増を伴
うことなく、検出感度をより向上させることができる。
支持部材により支持されたカンチレバー上に圧電素子を
形成したので、振動ピックアップ自体の質量が、カンチ
レバー材料と支持部材材料とによりほぼ決定されること
になり、質量体の大きな重量を伴わないため、軽量のも
のとなり、特に、全体を膜構造にて作成すれば超軽量化
も可能なものとなり、軽量物の振動測定に活用でき、ま
た、請求項2記載の発明では、請求項1記載の圧電素子
を複数とし、少なくともポーリングが逆となるようにし
た一対をカンチレバー両面上に形成したので、外囲温度
の変化があっても、ポーリングが逆の一対の圧電素子か
らの出力電圧で相殺して、温度変化による影響を回避で
き、更に、請求項3記載の発明では、請求項1記載の発
明に加え、カンチレバー自由端側の上に軽量の慣性質量
体を設けたので、ピックアップとして大きな重量増を伴
うことなく、検出感度をより向上させることができる。
第1図は請求項1記載の発明の一実施例を示す平面図及
び正面図、第2図は請求項2記載の発明の一実施例を示
す正面図、第3図は請求項3記載の発明の一実施例を示
す正面図、第4図は実装例を示す斜視図、第5図は従来
例を示す断面図、第6図は異なる従来例を示す断面図で
ある。 20・・・支持部材、21・・・カンチレバー、21b
・・・自由端、22・・圧電素子、24・・・圧電素子
、25・・・慣性質量体 7n −篤 14 凱
び正面図、第2図は請求項2記載の発明の一実施例を示
す正面図、第3図は請求項3記載の発明の一実施例を示
す正面図、第4図は実装例を示す斜視図、第5図は従来
例を示す断面図、第6図は異なる従来例を示す断面図で
ある。 20・・・支持部材、21・・・カンチレバー、21b
・・・自由端、22・・圧電素子、24・・・圧電素子
、25・・・慣性質量体 7n −篤 14 凱
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、カンチレバーと、このカンチレバーを支持する支持
部材と、前記カンチレバー上に形成された圧電素子とか
らなることを特徴とする振動測定装置。 2、少なくともポーリングが逆となるようにした一対の
圧電素子をカンチレバー両面上に形成したことを特徴と
する請求項1記載の振動測定装置。 3、カンチレバー自由端側の上に軽量の慣性質量体を有
することを特徴とする請求項1記載の振動測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20366888A JPH0252255A (ja) | 1988-08-16 | 1988-08-16 | 振動測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20366888A JPH0252255A (ja) | 1988-08-16 | 1988-08-16 | 振動測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0252255A true JPH0252255A (ja) | 1990-02-21 |
Family
ID=16477876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20366888A Pending JPH0252255A (ja) | 1988-08-16 | 1988-08-16 | 振動測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0252255A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130069483A1 (en) * | 2011-09-19 | 2013-03-21 | Chief Land Electronic Co., Ltd. | Transducer and transducer module |
-
1988
- 1988-08-16 JP JP20366888A patent/JPH0252255A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130069483A1 (en) * | 2011-09-19 | 2013-03-21 | Chief Land Electronic Co., Ltd. | Transducer and transducer module |
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