JPH0252141A - 歯車の鍛造成形装置 - Google Patents

歯車の鍛造成形装置

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JPH0252141A
JPH0252141A JP19950188A JP19950188A JPH0252141A JP H0252141 A JPH0252141 A JP H0252141A JP 19950188 A JP19950188 A JP 19950188A JP 19950188 A JP19950188 A JP 19950188A JP H0252141 A JPH0252141 A JP H0252141A
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JP
Japan
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die
lower die
tooth
gear
punch
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Pending
Application number
JP19950188A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Matsumoto
松本 鴻
Natsunojiyou Ishikawa
石川 奈津之丞
Shuichi Yamane
秀一 山根
Yoshiaki Kano
狩野 嘉明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (+)  産業上の利用分野 本発明は、歯筋が非直線状である第1歯を外周に存する
大径部の一端に、該大径部よりも小径であって軸線方向
に沿う歯筋の第2歯を外周に有する小径部が一体に設け
られて成る歯車を、加熱状態にある素材の鍛造により成
形するための歯車の鍛造成形装置に関する。
(2)従来の技術 従来、かかる装置は、たとえば特開昭60−9546号
公報等により公知である。
(3)発明が解決しようとする課題 ところで、上記従来のものでは、固定の下型および上下
移動可能な下パンチ上に素材を載置した状態で上型を上
パンチとともに降下させて素材を上下方向に圧縮し、該
素材を側方に膨出させることにより成形品を得るように
している。而して、その成形品の取り出しにあたっては
、上型および上パンチを上昇せしめることにより上型に
噛合したままの状態で成形品を下型から抜き取り、さら
に上パンチを回動しながら降下させることにより成形品
を上型から離脱させるようにしている。このため、成形
品の離型動作が二段階となりでおり、生産能率向上の点
からは好ましくない。
またノックアウト作動により成形品を上方に押し出して
離型することも考えられるが、型における歯成形部への
成形品の成形圧による固着、ならびに第1歯におけるね
じれ角度斜面のすペリif擦抵抗等の離型阻害要因が多
く、ノックアウトピン単独による離型は困難である。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、−
段階のノックアウト作動により成形品の離型を可能上し
た歯車の鍛造成形装置を提供することを目的とする。
B1発明の構成 (1)課題を解決するための手段 本発明は、歯筋が非直線状である第1歯を外周に有する
大径部の一端に、該大径部よりも小径であって軸線方向
に沿う歯筋の第2歯を外周に有する小径部が一体に設け
られて成る歯車を、加熱状態にある素材の鍛造により成
形するための歯車の鍛造成形装置において、鉛直軸線ま
わりに回動自在にしてダイホルダに支承されるとともに
第1歯成形部が内周に設けられるアウターロアダイと;
ダイホルダに固定されるとともに第2歯成形部が上端部
内周に設けられるインナーロアダイと;上下移動可能に
してインナーロアダイの内方に配置される下パンチと;
アウターロアダイ、インナーロアダイおよび下パンチと
共働で素材を軸方向に圧縮すべくアウターロアダイ、イ
ンナーロアダイおよび下パンチの上方で上下移動可能に
配置されるアッパーダイと;上下移動可能にして下パン
チの下端に連動、連結されるノックアウトピンと;下パ
ンチの上讐−作動に同期してアウターロアダイを回動せ
しめるべく、上下移動可能にしてノックアウトピンに連
動、連結されるカムスライダおよヒ1Mカムスライダに
嵌合すべくアウターロアダイ側に設けられるカム溝で構
成される同期回動機構と;を備えることを第1の特徴と
する。
また本発明は、上記第1の特徴の構成に加えて、上下移
動可能にしてダイホルダに支承されるとともにノックア
ウトピンに連動、連結されるスクリュウシャフトと、ダ
イホルダに回転自在に支承されるとともにスクリュウシ
ャフトに螺合されるドライブギヤと、該ドライブギヤに
噛合すべくアウターロアダイ側に設けられるドリブンギ
ヤとから成る回動補助機構を備えることを第2の特徴と
する。
(2)作用 上記第1の特徴によれば、アウターロアダイおよびイン
ナーロアダイ上に素材を載置した状態で、アッパーダイ
を降下せしめると、前記素材が軸方向に圧縮されて側方
に塑性流動し、アウターロアダイの第1歯成形部で第1
歯を、またインナーロアダイの第2歯成形部で第2歯を
成形するようにして歯車が鍛造成形される。この成形完
了後に、アッパーダイを上昇せしめ、さらに下パンチを
ノックアウトピンにより上方に押し上げると、成形品に
はアウターロアダイおよびインナーロアダイ上から上方
に離脱する方向の力が作用するが、この下パンチの上昇
作動時すなわちノックアウトピンの上昇作動時には同期
回動機構におけるカムスライダも上昇作動し、カムスラ
イダおよびカム溝によりアウターロアダイが回動駆動さ
れる。これにより成形品の第1歯がアウターロアダイの
第1歯成形部から滑りながら無理なく離脱することにな
る。
また上記第2の特徴によれば、ノックアウトピンの上昇
に連動してスクリュウシャフトが上昇することにより、
ドライブギヤが回転してドリブンギヤずなわらアウター
ロアダイが回動するので、上記第1の特徴における同期
回動機構の回動力に加えて回動補助機構による同動力を
アウターロアダイに作用さゼ・ることかできる。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第1図において、この鍛造成形装置は、固定のダ
イホルダ1に鉛直軸線まわりに回動自在に支承されるア
ウターロアダイ2と、前記ダイホルダlに固定されるイ
ンナーロアダイ3と、上下移動可能にしてインナーロア
ダイ3の内方に配置される下パンチ4と、アウターロア
ダイ2、インナーロアダイ3および下パンチ4の上方で
上下移動可能に配置されるアッパーダイ5と、上下移動
可能にして下パンチ4の下端に連動、連結されるノック
アウトピン6と、下パンチ4の上昇作動に同期してアウ
ターロアダイ2を回動せしめるための同期回動機構7と
、その同期回動機構7に加えてアウターロアダイ2に補
助的な回動力を加えるための回動補助機構8とを備える
第2図において、上記鍛造成形装置による鍛造成形にあ
たっては、先ず第2図(a)で示すような短円柱状ビレ
ット9が準備され、このビレット9を上下から圧縮して
第2図0))で示すように上下に潰された中間素材IO
が形成され、さらにこの中間素材10から第2図(C)
で示すような最終的な素材11が形成される。この素材
11は、大径円盤部11aと小径円盤部11bとが同軸
に連なって成るものであり、大径円盤部11aの端面に
は凹部12が同軸に設けられる。しかも、第2図(a)
から第2図(C)までは、熱間および温間状態での鍛造
により成形される。
素材11は、第2図(d)で示すようにアウターロアダ
イ2およびインナーロアダイ3」−に載置され、この状
態でアッパーダイ5を降下せしめるごとにより、第2図
(e)で示すように、歯筋が非直線状である第1歯とし
てのばす歯14を外周に有する大径部13aの一端に、
軸線方向に沿う歯筋を有する第2@とじてのドグ歯15
を有する小径部13bが一体に設けられて成るドグ歯付
はす面歯車13が成形されることになる。
再び第1図において、固定のダイセットプレート16上
にはダイプレート17が固定され、該ダイプレー)17
上にはダイホルダ1が固定される。
このダイホルダ1は、それぞれ基本的に筒状に形成され
た上ホルダ部18、中ホルダ部19および下ホルダ部2
0が同軸に積重ねて相互に固着されて成り、下ホルダ部
20がグイプレート17 、hに固着される。
第3図を併せて参照して、ダイプレート17内には水平
面内で略十字状の作動室21が形成されており、この作
動室21の上端は、下ホルダ部20と、該下ホルダ部2
0内でグイプレート17J:に固定される支持筒22と
で閉塞される。前記作動室21内には略十字状に形成さ
れた昇降板23が上下移動可能に収納されており、この
昇降板23の中央下面には、ダイセットプレート16の
中央を上下に貫通する駆動ビン24の上端が当接される
。該駆動ビン24は、図示しない油圧シリンダ等の駆動
源に連結されるものであり、駆動ビン24を昇降作動せ
しめることにより昇降板23が作動室21内で昇降駆動
される。
インナーロアダイ3は基本的に円筒状に形成されており
、支持筒22上に固定される。すなわち支持筒22は有
底円筒状に形成されるものであり、閉塞端を下方にして
グイプレートエフ土に立設された支持筒22の上端にイ
ンナーロアダイ3が同軸に固定される。またアウターロ
アダイ2も基本的に円筒状に形成されており、このアウ
ターロアダイ2は鉛直軸線まわりに回動可能にしてイン
ナーロアダイ3上に同軸に支承される。さらにアウター
ロアダイ2はインナーロアダイ3上で回動可能に支承さ
れた支持リング25に固定され、さらに該支持リング2
5は、上ホルダ部18、中ホルダ部19およびインナー
ロアダイ3により回動自在に支承された支持リング26
に固定される。
アウターロアダイ2の内面には、ドグ歯付はす面歯車1
3のはす歯14を形成するための第1歯成形部としての
ばす歯成形部2日が設けられる。
またインナーロアダイ3の上端内面にはドグ歯付はす面
歯車13のドグ@15を形成するための第217r成形
部としてのドグ歯成形部29が設けられる。しかもアウ
ターロアダイ2および支持リング25の下面にははす歯
成形部2日に通しるガス逃げ溝32が周方向複数位置に
設けられ、インナーロアダイ3の上部内面にはドグ歯成
形部2つに通じるガス逃げ満33が周方向複数位置に設
けられる。
第4図を併せて参照して、インナーロアダイ3および下
ホルダ部20間に支持筒22を囲繞するリング状の回動
部材60がアウターロアダイ2の回動軸線と同一軸線ま
わりの回動可能に配置される。しかも回動部材60には
、その周方向に間隔をあけた複数位置に、周方向に長く
延びる長孔61が穿設されており、それらの長孔61に
はインナーロアダイ3および下ホルダ部20間の間隔を
保持する円筒状のスペーサ62が挿通され、インナーロ
アダイ3および下ホルダ部20間を固定的に連結するボ
ルト63が該スペーサ62を通って下ホルダ部20に螺
合される。而して前記長孔61は、回動部材60の回動
作動にスペーサ62が邪魔になることがないように形成
されている。
下パンチ4はインナーロアダイ3および支持筒22内で
上下に移動可能に配置されており、この下パンチ4およ
びインナーロアダイ3間には下パンチ4を下方に(=1
勢するばね31が縮設される。
しかも下パンチ4は、その下端が支持筒22の閉塞端に
当接することにより下限位置を規制されるものであり、
その下限位置で下パンチ4の上端は前記トゲ歯成形部2
9よりも下方位置にある。
ノックアウトピン6は、支持筒22の閉塞端中央を上下
移動可能に貫通して配置されており、このノックアウト
ピン6の上端は下パンチ4の下面に同軸に当接され、下
端は昇降板23の中央上面に当接される。したがって昇
降板23が駆動ビン24により昇降駆動されるのに応じ
て下パンチ4も昇降駆動される。
同期回動機構7は、アウターロアダイ2の周方向に間隔
をあけた複数位置たとえば等間隔をあけた4個所に配設
されるものであり、昇降板23に立設されるカムスライ
ダ34と、該カムスライダ34の上端部を嵌合すべく回
動部材60に設けられるカム溝35とから成る。カムス
ライダ34は矩形の棒状に形成されるものであり、その
下端が昇降板23の上面に嵌合される。しかも昇降板2
3の上面に嵌合した状態にあるカムスライダ34の下部
に係合する係合板36が昇降板23に固着され、それに
よりカムスライダ34の下端が昇降板23に固定される
各カムスライダ34は、ダイホルダ1における下ホルダ
部20および支持筒22の下部を上下移動自在に貫通ず
る。一方、カム溝35は、カムスライダ34に対する回
動部材60の制限された範囲での回動を可能とすべく、
周方向に長くして該回動部材60の内面に設けられる。
しかもカムスライダ34の上面には、回動部材60の周
方向−方に向かうにつれて上方に傾斜した押圧カム面3
7が設けられ、カム溝35の上面には前記押圧カム面3
7に対応した受圧カム面38が設けられる。
これらのカム面37.38の1頃斜角αは、はず歯14
を成形するためのばす歯成形部28におけるねじれ角に
対応して設定されるものであり、下パンチ4の上昇に同
期したカムスライダ34の上昇に伴って回動部材60を
回動駆動するように形成される。
また回動部材60の外面には成る角度範囲にわたって中
間ギヤ64が設けられており、この中間ギヤ64は支持
リング26の内面に刻設されたドリブンギヤ42に噛合
される。したがって回動部材60の回動動作が中間ギヤ
64およびドリブンギヤ42を介して支持リング26お
よびアウターロアダイ2に伝達されることになる。
ダイホルダlにおける下ホルダ部20には、各係合板3
6に当接可能な衝撃緩衝用シリンダ39が、作動室21
に臨んで配設されており、昇降板23の上昇時には係合
板36が対応する11撃緩衝用シリンダ39に当接し、
下ホルダ部20および支持筒22に昇降板23が衝撃的
に当たることが回避される。
回動補助機構8は、上下移動可能にしてダイホルダ1に
支承されるとともにノックアウトピン6に連動、連結さ
れるスクリュウシャフト40と、ダイホルダ1に回転自
在に支承されるとともにスクリュウシャフト40に螺合
されるドライブギャ41と、前記中間ギヤ64を介して
ドライブギヤ41に噛合すべく支持リング26に設けら
れるドリブンギヤ42とから成り、アウターロアダイ2
の周方向に等間隔をあけた2個所に配設される。
ダイホルダlにおける上ホルダ部18には、閉塞端を上
方位置とした有底円筒状のスリーブ43が上下方向に延
びる軸線を有して固定され、下ホルダ部20には、閉塞
端を下方位置とした有底円筒状のスリーブ44が前記ス
リーブ43と軸線を同一にして固定される。これらのス
リーブ43゜44間には、円筒部材45と、相対回動不
能にして該円筒部材45を囲繞するドライブギヤ41と
がそれらの軸線まわりに回転自在に支承される。
またスクリュウシャフト40は、両スリーブ43゜44
をそれらの軸方向移動自在に貫通し、スクリュウシャフ
ト40の中間部外面に刻設された雄ねじ部40aが、前
記円筒部材45の内面に刻設された雌ねじ部45aに螺
合される。さらにドライブギヤ41が回動部材60の中
間ギヤ64に噛合される。かかる回動補助機構8による
と、スクリュウシャフト40の軸方向移動に応じてドラ
イブギヤ41が回動駆動され、そのドライブギヤ41の
回動が中間ギヤ64を介してドリブンギヤ42に伝達さ
れ、支持リング26すなわちアウターロアダイ2が回動
駆動される。
スクリュウシャフト40の下部には、横断面を非円形と
した保合部40bが設けられており、この保合部40b
がスリーブ44の閉塞端を軸方向移動自在に貫通するこ
とによりスクリュウシャフト400回転作動が阻止され
る。またスクリュウシャフト40の下端は、作動室21
内に突入しており、昇降板23の上面に当接可能である
アッパーダイ5は、凹部12に対応する突部5aを下端
に有しながら素材11の上面にほぼ対応した形状を下面
に有して基本的に円柱状に形成されており、グイプレー
ト46を介して可動グイプレート47に固設されたホル
ダ48に、該アッパーダイ5の上端部が固定される。可
動グイプレート47は、図示しない昇降駆動手段に連結
されており、昇降可能である。またホルダ48には、ア
ッパーダイ5を同軸に囲繞する円筒状に形成されたスト
リッパー49が、上下相対移動可能に保持される。すな
わちホルダ48にはアッパーダイ5を同軸に囲繞して下
方に開口する円形有底の保持穴50が穿設されており、
ストリッパー49の上端で半径方向外方に張出して設け
られた案内鍔49aが保持穴50に摺動可能に嵌合され
、ホルダ48の下面には保持穴50の下端開口部で内方
側に張出すリング状の規制板51が固着される。したが
ってストリッパー49は保持穴50内で移動し得る範囲
でアッパーダイ5に対して上下に相対移動可能である。
しかもホルダ48とストリンパ−49の上端との間には
シリンダ52が介設されており、ストリンパ−49は該
シリンダ52により下方に向けて弾発付勢される。
またアッパーダイ5の下部外面には軸方向に延びる歯筋
の歯部53が設けられ、ストリッパー48の下部内面に
は該歯部53に噛合する歯部54が設けられる。
ダイプレート46には、回動補助機構8に対応する位置
で上下に延びる軸線を有して基本的に円筒状に形成され
た保持筒56が固着されており、回動補助機構8におけ
るスクリュウシャフト40の上端に下端を当接可能な押
圧ロッド55が、制限された範囲での上下相対移動を可
能として保持筒56により保持される。すなわち押圧ロ
ッド55の上端部は保持筒56に摺動可能に嵌合されて
おり、保持筒56内で上方に臨んで設けられた規制段部
56aに当接し得る規制鍔部55aが押圧ロッド55の
上端に設けられ、規制鍔部55aがグイプレート46お
よび規制段部56aに当接する範囲で押圧ロンド55が
ダイプレート46に対して上下に相対移動可能である。
しかも押圧ロッド55の上端とグイプレート46との間
にはシリンダ57が介設されており、該シリンダ57に
より押圧ロッド55は下方に向けて弾発付勢される。
次にこの実施例の作用について説明すると、先ず可動ダ
イセットプレート47を上昇させた状態で、加熱された
状態にある素材11をアウターロアダイ2およびインナ
ーロアダイ3上にiiする。
このとき、昇降板23は最下限位置にあり、スクリュウ
シャフト40は最上方位置にあり、カムスライダ34は
第1図で示すようにカム溝35における受圧カム面38
の上方位置側に在る。
次いで可動ダイセットプレート47を降下せしめると、
押圧ロッド55の下端が先ずスクリュウシャフト40の
上端に当接し、可動ダイセットプレート47が降下する
につれてスクリュウシャフト40が押圧ロッド55によ
り押し下げられる。
このスクリュウシャフト40の軸線方向下方への移動に
よりドライブギヤ41および中間ギヤ64を介して回動
部材60が回動駆動され、カム溝35の受圧カム面38
がカムスライダ34の押圧カム面37に近接するように
回動部材60が回動する。
スクリュウシャツ)40の下端が昇降板23の上面に当
接すると、可動ダイプレート47の降下に応じて押圧ロ
ッド55はシリンダ57を収縮させながらグイプレート
46に対して上方に相対移動し、また前記受圧カム面3
8がその下部位置でカムスライダ34の押圧カム面37
に当接する。
この状態で可動グイセットプレート47がさらに降下す
ると、素材11がアッパーダイ5と、アウターロアダイ
2、インナーロアダイ3および下パンチ4との間で軸方
向に圧縮されることにより塑性流動する。この際、素材
11にはその下端に小径円盤部11bが設けられるとと
もに上面に四部12が設けられ、アッパーダイ5の下端
が素材11の上面にほぼ対応した形状を有するので、最
終的な製品形状に対応して配置されているアウターロア
ダイ2、インナーロアダイ3および下パンチ4により形
成される空間を埋めるべく素材2がスムーズに塑性流動
し、はす歯成形部28によりはす歯14が成形されると
ともにドグ歯成形部29によりドグ歯15が成形される
しかもはす歯成形部28に通じるガス逃げ溝32がアウ
ターロアダイ2の下面に設けられるとともに、ドグ歯成
形部29に通じるガス逃げ溝33がインナーロアダイ3
の上部内面に設けられるので、ガスを有効に逃がすこと
ができ、はす歯14およびドグ歯15に欠肉が生じるこ
とはない。
さらにストリンパ−49はアッパーダイ5に対して上下
に相対移動可能であるので、第5図で示すようにはす歯
14の頂部でばり部14aを上方に逃がすことができ、
前記成形圧による座屈が生じることを防止することがで
きる。
このようにしてドグ歯付はす両歯車13が鍛造成形され
るが、その成形完了後の取り出しにあたっては、先ず可
動グイプレート47すなわちアッパーダイ5を上昇せし
め、次いで駆動ビン24により昇降板23を上昇作動せ
しめる。それによりノックアウトピン6が上昇し、その
ノックアウトピン6により下パンチ4が上方に押動され
る。このとき、同期回動機構7ではノックアウトピン6
の上昇作動に同期してカムスライダ34が上昇し、カム
スライダ34上面の押圧カム面37とカム溝35の受圧
カム面38との摺接により回動部材60が回動駆動され
、さらにアウターロアダイ2が回動駆動される。また回
動補助機構8では、スフIJ 、zウシナフト40が昇
降板23により上方に押圧されるので、ドライブギヤ4
1が回動駆動され、そのドライブギヤ4Iに噛合してい
る中間ギヤ64により回動部材60が回動駆動される。
したがってアウターロアダイ2は同期回動機構7の回動
力に回動補助機構8による回動力が加わって回動する。
この結果、上方に向けて押上げられるドグ歯付はす両歯
車13のはず歯14と、アウターロアダイ2のはず歯成
形部28とが円滑に慴動し、ドグ歯付はす両歯車13を
円滑に取り出すことができる。
このようにしてノックアウトピン6の上方への一段階の
上昇作動によりドグ歯付はす両歯車13を円滑に取り出
すことができ、安定した品質を得ることかできるととも
に生産性が向上する。
C1発明の効果。
以上のように本発明の第1の特徴に従う装置は、鉛直軸
線まわりに回動自在にしてダイホルダに支承されるとと
もに第1@成形部が内周に設けられるアウターロアダイ
と;ダイホルダに固定されるとともに第2歯成形部が上
端部内周に設けられるインナーロアダイと;上下移動可
能にしてインナーロアダイの内方に配置される下パンチ
と;アウターロアダイ、インナーロアダイおよび下パン
チと共働で素材を軸方向に圧縮ずべくアウターロアダイ
、インナーロアダイおよび下パンチの上方で上下移動可
能に配置されるアッパーダイと;上下移動可能にして下
パンチの下端に連動、連結されるノックアウトピンと:
下パンチの上昇作動に同期してアウターロアダイを回動
せしめるべく、上下移動可能にしてノックアウトピンに
連動、連結されるカムスライダおよび該カムスライダに
嵌合すべくアウターロアダイ側に設けられるカム溝で構
成される同期回動機構と;を備えるので、歯車の成形完
了後に、アッパーダイを上昇−Vしめ、さらに下パンチ
をノックアウトピンにより上方に押し上げると、同期回
動機構におけるカムスライダも上界作動し、カムスライ
ダおよびカム溝によりアウターロアダイが回動駆動され
、成形品の第1歯がアウターロアダイの第1歯成形部と
円滑に摺動しながら無理なく離脱することになり、ノッ
クアウトピンの一段階の上昇作動により成形品を円滑に
取り出すことが可能となり、生産性の向上および品質の
安定化を図ることができる。
また本発明の第2の特徴に従う装置は、E記第1の特徴
の構成に加えて、上下移動可能にしてダイホルダに支承
されるとともにノックアウトピンに連動、連結されるス
クリュウシャフトと、ダイホルダに回転自在に支承され
るとともにスクリュウシャフトに螺合されるドライブギ
ヤと、該ドライブギヤに噛合すべくアウターロアダイ側
に設けられるドリブンギヤとから成る回動補助機構を備
えるので、同期回動機構に加えて回動補助機構による回
動力をアウターロアダイに作用させることができ、アウ
ターロアダイを円滑に回動せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は縦
断側面図であって第3図の1−1線断面図、第2図は鍛
造成形過程を示す断面図、第3図は第1図の■−■線断
面図、第4図は第1図の■■線断面図、第5図は第2図
のV−V線断面図である。 1・・・ダイホルダ、2・・・アウターロアダイ、3・
・・インナーロアダイ、4・・・下パンチ、5・・・ア
ノバーダイ、6・・・ノンクアウトピン、7・・・同期
回動機構、8・・・回動補助機構、11・・・素材、L
3・・・ドグ歯付はす歯歯車、13a・・・大径部、1
3b・・・小径部、14・・・第1歯としてのはず歯、
15・・・第2歯としてのドグ歯、28・・・第1歯成
形部としてのはず歯成形部、29・・・第2歯成形部と
してのドグ歯成形部、34・・・カムスライダ、35・
・・カム溝、40・・・スクリュウシャフト、41・・
・ドライブギヤ、42・・・ドリブンギヤ 特 許 出 願 人 本田技研工業株式会社 代 理 人 弁 理 士 落   合       健 同 1)  中   隆   秀 第3図 第4図 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)歯筋が非直線状である第1歯を外周に有する大径
    部の一端に、該大径部よりも小径であって軸線方向に沿
    う歯筋の第2歯を外周に有する小径部が一体に設けられ
    て成る歯車を、加熱状態にある素材の鍛造により成形す
    るための歯車の鍛造成形装置において、鉛直軸線まわり
    に回動自在にしてダイホルダに支承されるとともに第1
    歯成形部が内周に設けられるアウターロアダイと;ダイ
    ホルダに固定されるとともに第2歯成形部が上端部内周
    に設けられるインナーロアダイと;上下移動可能にして
    インナーロアダイの内方に配置される下パンチと;アウ
    ターロアダイ、インナーロアダイおよび下パンチと共働
    で素材を軸方向に圧縮すべくアウターロアダイ、インナ
    ーロアダイおよび下パンチの上方で上下移動可能に配置
    されるアッパーダイと;上下移動可能にして下パンチの
    下端に連動、連結されるノックアウトピンと;下パンチ
    の上昇作動に同期してアウターロアダイを回動せしめる
    べく、上下移動可能にしてノックアウトピンに連動、連
    結されるカムスライダおよび該カムスライダに嵌合すべ
    くアウターロアダイ側に設けられるカム溝で構成される
    同期回動機構と;を備えることを特徴とする歯車の鍛造
    成形装置。
  2. (2)上下移動可能にしてダイホルダに支承されるとと
    もにノックアウトピンに連動、連結されるスクリュウシ
    ャフトと、ダイホルダに回転自在に支承されるとともに
    スクリュウシャフトに螺合されるドライブギヤと、該ド
    ライブギヤに噛合すべくアウターロアダイ側に設けられ
    るドリブンギヤとから成る回動補助機構を備えることを
    特徴とする第(1)項記載の歯車の鍛造成形装置。
JP19950188A 1988-08-10 1988-08-10 歯車の鍛造成形装置 Pending JPH0252141A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0891824A1 (en) * 1996-11-11 1999-01-20 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Hot forging device for bevel gear

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