JPH0251374B2 - - Google Patents

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JPH0251374B2
JPH0251374B2 JP13228584A JP13228584A JPH0251374B2 JP H0251374 B2 JPH0251374 B2 JP H0251374B2 JP 13228584 A JP13228584 A JP 13228584A JP 13228584 A JP13228584 A JP 13228584A JP H0251374 B2 JPH0251374 B2 JP H0251374B2
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JP
Japan
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rubber hose
mold
curved
jig
manufacturing
Prior art date
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JP13228584A
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English (en)
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JPS6111204A (ja
Inventor
Takashi Taguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、2次元乃至3次元的に曲つた曲管ゴ
ムホース製品の形状・寸法検査乃至曲管ゴムホー
ス製品の端部の仕上げ切断加工をするための治具
の製造方法に係る。
そしてこの治具を必要とするホースは、自動車
用等に用いられるホースであつて、特にマンドレ
ルを用いて加硫成形された曲管ゴムホース製品で
ある。
〔従来技術〕
従来、この種の曲管ゴムホースの端部の仕上げ
切断加工乃至曲管ゴムホースの形状と寸法とを検
査するための治具の製造方法は、曲管ゴムホース
製品の図面に従つて、第9図に示すように、前記
ホース製品の図面の直線部、曲部毎に木材にて各
種各様の多数個の木型片21を製作し、これ等を
所定の曲げ角に合わせて積木し、組立ることによ
り、所望の曲管ゴムホースが上部から曲管ゴムホ
ースの外周の下側略半分を嵌め込み可能に凹溝2
2を形成した曲管ゴムホース用木製治具20の製
造方法が公知である。
しかしながら、前記従来の曲管ゴムホース用木
製治具20の製造方法は以下に説明する如き欠点
を有していた。
即ち、従来の木製治具20の製造方法によれ
ば、木型片21多数個を木材から1ケ毎に加工す
ると共に、それ等を積木して、所望の凹溝22を
形成するべく組立る必要があつた。又、製品図面
に従い形成した凹溝22は、曲部において曲管ゴ
ムホース製品と実質的に嵌合し難いものであり、
凹溝22の内面を肉盛り乃至切削加工を施す凹溝
22の修正加工が必要であつた。即ちマンドレル
に未加硫のゴム類筒状体を挿入配置せしめて加硫
成形した曲管ゴムホース製品は、成形時ゴムの配
合、ホースの構造等により、特にホースの曲部に
おいて、彎曲内周側は厚肉になり、彎曲外周側は
薄肉に形成され、各種ホース特有の偏肉及び偏平
を生じるからである。
このため、曲管ゴムホース用治具として精度に
劣る欠点を有している。又木型片21の加工に熟
練を要し且つ木型片20の加工とその組立と、組
立後の凹溝22の修正加工に多くの時間と労力を
要し、曲管ゴムホース用の木製治具20の製造納
期が長期になると共に、木製治具20のコストが
高価になる欠点を有していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明はかかる事情に鑑み発明されたものであ
つて、 曲管ゴムホース製品の寸法と形状等の検査乃至
曲管ゴムホースの端部の仕上げ切断加工するため
の治具として、短い納期で製造でき、しかも精度
に優れ且つ安価な曲管ゴムホース用治具の製造方
法を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
寸法精度に優れた曲管ゴムホース製品を得るた
めに使用される曲管ゴムホース用治具の製造方法
であつて、所望の外径の金属製丸棒を前記曲管ゴ
ムホース製品を製造する際に用いられる曲りマン
ドレルと同一形状に曲げ加工して芯体を形成する
工程と、 前記曲管ゴムホース製品を製造する際に用いら
れる未加硫ゴムホースと同一形状の未加硫ゴムホ
ースを前記芯体の外周上に挿入装着した後、これ
等を加硫缶に投入して前記芯体の外周面上に加硫
成形された曲りゴムホースを密着した元型を形成
する工程と、 前記元型の外周表面の略半分が露出するよう
に、前記元型の断面形状の下側の略半分を前記元
型の軸方向に沿つて粘土材料で埋設し、前記元型
の外周表面の略半分が粘土材料で形成された粘土
表面より突出して露出した形状の雄型を粘土材料
を用いて形成する工程と、 前記雄型の外周側部を囲うように型枠を配置
し、前記型枠内に液状のウレタン樹脂材料を注入
した後、前記ウレタン樹脂材料を固化させ、しか
る後前記雄型の粘土表面より露出した前記元型の
部分に対応した断面半円形の溝を有するウレタン
樹脂製雌型を形成する工程と、 前記ウレタン樹脂製雌型を用いて所望の曲りゴ
ムホース用治具にするために前記ウレタン樹脂製
雌型に当板を取付ける工程とを順次経てなること
を特徴とする曲管ゴムホース用治具の製造方法を
構成したものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図に従つて説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る曲管ゴムホース
用治具の斜視図であり、先ず第3図乃至第4図に
示すように、所望の曲管ゴムホース製品を製造す
る如く、所望長さと所望外径とを有する金属製丸
棒1をCNC曲げ加工機を用いて曲げ加工せしめ
て芯体2を形成し、しかる後、第5図に示すよう
に、前記芯体2の外周上に曲管ゴムホース製品を
製造する際に用いられる未加硫ゴムホースと同一
形状の未加硫ゴムホース3を挿入装着した後、こ
れ等を加硫缶に投入して熱と時間を加えて一体加
硫せしめた元型10を形成した。
次に、第6図に示すように、前記元型10の外
周表面の略半分が露出するように、元型10の断
面形状の下側の略半分と上側の略半分とを分ける
母線3aを元型10に元型10の軸方向に沿つ
て、元型10の径に対して対称位置にそれぞれ印
をつけ、この母線3a下の元型10の断面形状の
下側の略半分を粘土材料4を用いて埋設し、元型
10の外周表面の略半分が粘土材料4で形成され
た粘土表面4bより突出して露出した形状の雄型
100を形成した。次に第7図に示すように、雄
型100の外周側部を箱状の木製の型枠5を立上
げて囲い、型枠5内の空部に、イソシアネートを
主成分とするウレタン材料に硬化剤を混練した粘
性液体状のウレタン樹脂材料を充填し、一定時
間、常温下あるいは加熱温度雰囲気下に放置し
て、ウレタン樹脂材料を固化させた。その結果、
JIS−A硬さ65〜90のウレタンゴム製雌型6が形
成され、該ウレタンゴム製雌型6は型枠5及び雄
型100から分離され第8図に示すように、断面
略半円の溝部6aを有するウレタンゴム製雌型に
成形できた。
しかる後、ウレタン樹脂製雌型に当板を取付け
る工程として、第1図に示すように、ウレタンゴ
ム製雌型6の裏面に木製の補強板7が当接して固
着されると共に、ウレタン製雌型6を、ホース類
筒体3の両端により形成された溝部6aの両端段
部6b,6bの内側近辺で、所望の曲りゴムホー
ス製品の基準長さに対して許容(−)公差になる
位置でそれぞれその箇所における溝部6aと直角
をなす面で切断し、しかる後この切断面と同一形
状であり且つ前記(−)公差に等しい肉厚の第1
の当板8,8をそれぞれの切断面に当接し、接着
剤でウレタンゴム製雌型6に固着し、次に第1の
当板8,8の表面に前記所望の曲りゴムホース製
品の基準長さに対して許容(+)公差の肉厚の第
2の当板9,9をそれぞれ当接し、接着剤にて固
着し、曲管ゴムホース用治具の製造方法を構成し
た。
なお、望ましくは第1の当板8と第2の当板9
とは色違いになされる。即ち、この製造方法の曲
管ゴムホース用治具は、曲管ゴムホース製品の形
状と長さ寸法等を検査するための治具として使用
される。又補強板7はウレタンゴム製雌型6が可
撓性を有するため、曲管ゴムホース用治具の剛性
を高めるためにウレタンゴム製雌型6を補強する
ようになしたものである。
次に本発明の他の実施例を説明する。第2図は
本発明の他の実施例に係る曲管ゴムホース用治具
の斜視図であり、以下、上述に説明した一実施例
の図面と同一箇所は同一符号を付し、相違点につ
いてのみ説明する。
この実施例ではウレタン樹脂製雌型6に当板を
取付ける工程として、上例の如く形成されたウレ
タンゴム製雌型6の両端部を元型100の加硫成
形された曲りゴムホース3の両端面より形成され
た溝部6aの両端段部溝部6b,6bの内側近辺
で、それぞれの箇所における溝部6aと直角をな
す面で一定肉厚に切断すると共に、該切断した切
断面と同一断面形状且つ切断した一定肉厚に等し
い肉厚の樹脂板で製した第1の当板81,81を
前記切断面に当接して、接着剤にて固着し、さら
に前記当板81,81の外側に、図示されていな
いナイフの肉厚に略等しい間隔を隔てて第2の当
板91,91を補強板7から立直して設けた曲管
ゴムホース用治具の製造方法である。この製造方
法の曲管ゴムホース用治具は、曲管ゴムホース製
品を治具に設けた溝部6aに嵌め込んだ後、前記
間隔に沿つてナイフを挿入し、曲管ゴムホース製
品の端部を所望長さになるように切断加工するた
めの治具として用いられる。
〔作用効果〕
次に作用効果について説明する。本発明は上述
の如き曲管ゴムホース用治具の製造方法であるか
ら、元型10が所望の曲管ゴムホース製品を製造
する如く成形されるので、曲管ゴムホース用治具
の溝部6aが、曲管ゴムホース製品の成形時に生
じる偏肉及び偏平等の問題点を解決して形成され
る。
従つて、精度の優れた曲管ゴムホース用治具が
製造できると共に、従来の木製治具の製造方法の
ように、木型片の組立後に凹溝の修正加工を施す
修正加工が不要となる。又雄型100は元型10
に対して紙粘土材料4を現物合わせにて施行する
ものであるから、木型片を加工したり、それを組
立たりする高度の熟練技能を必要としない。又ウ
レタン材料は注型性に優れ、且つ、雄型100成
形後直ちに注入できると共に、脱型性に優れたも
のである。
従つて、本発明によれば、曲管ゴムホースの形
状と寸法等を検査乃至曲管ゴムホースの端部の仕
上げ切断加工するための治具として、精度の優れ
た曲管ゴムホース用治具を短い納期でしかも安価
に製造する方法を提供することができる。
そして、複数個の曲管ゴムホース用治具を必要
とする場合、雄型100を繰り返し転用できるの
で、治具製作納期はさらに短縮できると共に、そ
の製造コストもさらに低減でき、工業的利用価値
は大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る曲管ゴムホー
ス用治具の斜視図であり、第2図は本発明の他の
実施例に係る曲管ゴムホース用治具の斜視図であ
り、第3図乃至第8図は本発明を説明する斜視図
であり、第9図は従来例に係る斜視図である。 1……金属製丸棒、2……芯体、3……ゴムホ
ース類筒体、3a……母線、4……粘土材料、4
a……外周、5……型枠、6……ウレタンゴム製
雌型、6a……溝部、6b……段部、7……補強
板、8……第1の当板、9……第2の当板、10
……元型、20……雄型。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 寸法精度に優れた曲管ゴムホース製品を得る
    ために使用される曲管ゴムホース用治具の製造方
    法であつて、 所望の外径の金属製丸棒を前記曲管ゴムホース
    製品を製造する際に用いられる曲りマンドレルと
    同一形状に曲げ加工して芯体を形成する工程と、 前記曲管ゴムホース製品を製造する際に用いら
    れる未加硫ゴムホースと同一形状の未加硫ゴムホ
    ースを前記芯体の外周上に挿入装着した後、これ
    等を加硫缶に投入して前記芯体の外周面上に加硫
    成形された曲りゴムホースを密着した元型を形成
    する工程と、 前記元型の外周表面の略半分が露出するよう
    に、前記元型の断面形状の下側の略半分を前記元
    型の軸方向に沿つて粘土材料で埋設し、前記元型
    の外周表面の略半分が粘土材料で形成された粘土
    表面より突出して露出した形状の雄型を粘土材料
    を用いて形成する工程と、 前記雄型の外周側部を囲うように型枠を配置
    し、前記型枠内に液状のウレタン樹脂材料を注入
    した後、前記ウレタン樹脂材料を固化し、しかる
    後前記雄型の粘土表面より露出した前記元型の部
    分に対応した断面半円形の溝を有するウレタン樹
    脂製雌型を形成する工程と、 前記ウレタン樹脂製雌型を用いて所望の曲りゴ
    ムホース用治具にするために前記ウレタン樹脂製
    雌型に当板を取付ける工程とを順次経てなること
    を特徴とする曲管ゴムホース用治具の製造方法。
JP13228584A 1984-06-27 1984-06-27 曲管ゴムホ−ス用治具の製造方法 Granted JPS6111204A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04186273A (ja) * 1990-11-20 1992-07-03 Shizuo Yasutake 音楽の和音コード盤及び音楽の和音コード盤シート
WO2006043316A1 (ja) * 2004-10-20 2006-04-27 Hayakawa Seisakusho Co., Ltd. 樹脂チューブの高速曲げ方法とこの方法に用いる三次元曲げ型
JP2007223043A (ja) * 2004-10-20 2007-09-06 Hayakawa Seisakusho:Kk 樹脂チューブの高速曲げ方法とこの方法に用いる3次元曲げ型

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US8456088B2 (en) 2009-10-22 2013-06-04 Osram Sylvania Inc. PAR lamp

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