JPH0251371A - 圧電アクチュエータ及び超音波リニアモータ - Google Patents
圧電アクチュエータ及び超音波リニアモータInfo
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- JPH0251371A JPH0251371A JP63201318A JP20131888A JPH0251371A JP H0251371 A JPH0251371 A JP H0251371A JP 63201318 A JP63201318 A JP 63201318A JP 20131888 A JP20131888 A JP 20131888A JP H0251371 A JPH0251371 A JP H0251371A
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Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、電子機器や精密機械用に開発された超音波
リニアモータの駆動源として好適な圧電素子に関ずろ。
リニアモータの駆動源として好適な圧電素子に関ずろ。
[従来の技術]
電子機器や精密機械においては、取付のためのスペース
が少なくてすみかつ厳密な位置決めが可能であるような
アクチュエータが要求される。特に直線的な移動が要求
される場合には、回転型のアクチュエータよりリニアモ
ータの方が、運動方向の変換機構が不要であるからより
好ましい。
が少なくてすみかつ厳密な位置決めが可能であるような
アクチュエータが要求される。特に直線的な移動が要求
される場合には、回転型のアクチュエータよりリニアモ
ータの方が、運動方向の変換機構が不要であるからより
好ましい。
そこで、出願人は、製造において加工精度を上げる必要
がなく長い距離の移動ができ、かつ構成部材の共振状態
を利用した効率のよいリニアモータを発明した(特願昭
63−60713号)。これは、レールに直交する方向
に振動する一対の脚部と、これらの脚部を連結するとと
もにレールに平行な方向に振動する胴部とから走行体を
構成し、これらの脚部と胴部とを適当に位相が異なるよ
うに振動させ、レール上を走行させるようにしたもので
ある。上記脚部及び胴部は、それぞれ周知の積層型圧電
素子である。
がなく長い距離の移動ができ、かつ構成部材の共振状態
を利用した効率のよいリニアモータを発明した(特願昭
63−60713号)。これは、レールに直交する方向
に振動する一対の脚部と、これらの脚部を連結するとと
もにレールに平行な方向に振動する胴部とから走行体を
構成し、これらの脚部と胴部とを適当に位相が異なるよ
うに振動させ、レール上を走行させるようにしたもので
ある。上記脚部及び胴部は、それぞれ周知の積層型圧電
素子である。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、上記のような超音波リニアモータにおいては
、脚部及び胴部を構成する圧電素子として、圧電セラミ
クスを積層したものを用いているが、そのために、これ
らの部材の強度が低く、特に剪断力に対する強度が低い
という不具合があり、実用性に乏しかった。
、脚部及び胴部を構成する圧電素子として、圧電セラミ
クスを積層したものを用いているが、そのために、これ
らの部材の強度が低く、特に剪断力に対する強度が低い
という不具合があり、実用性に乏しかった。
また、圧電素子を形成するセラミクスは、一般に機械的
品質係数(1サイクル中の弾性的損失に対する弾性的に
蓄えられている全エネルギーの比)が低く、エネルギー
効率が悪いという解決すべき課題もあった。
品質係数(1サイクル中の弾性的損失に対する弾性的に
蓄えられている全エネルギーの比)が低く、エネルギー
効率が悪いという解決すべき課題もあった。
[課題を解決するための手段]
上記のような課題を解決するために、この発明は、圧電
素子を、該圧電素子の伸縮方向における両端を拘束した
状態で弾性体からなる筒状体に封止して圧電アクチュエ
ータを構成したもので、また、この圧電アクチュエータ
を駆動源として、複数の脚部とこれを連結する胴部とか
ら超音波リニアモータを構成したものである。
素子を、該圧電素子の伸縮方向における両端を拘束した
状態で弾性体からなる筒状体に封止して圧電アクチュエ
ータを構成したもので、また、この圧電アクチュエータ
を駆動源として、複数の脚部とこれを連結する胴部とか
ら超音波リニアモータを構成したものである。
[作用]
このように構成された圧電アクチュエータにおいては、
圧電素子が筒状体内に両端を拘束されて封止されている
から、圧m素子は筒状体により機械的に保護されており
、圧電素子には剪断力や疲り応力が作用しない。また、
圧7Tt素子の振動は筒状体に伝達されるが、筒状体を
金属等の機械的品質係数の高い弾性体で製造することに
より、圧電アクチュエータの機械的品質係数も高くなる
。
圧電素子が筒状体内に両端を拘束されて封止されている
から、圧m素子は筒状体により機械的に保護されており
、圧電素子には剪断力や疲り応力が作用しない。また、
圧7Tt素子の振動は筒状体に伝達されるが、筒状体を
金属等の機械的品質係数の高い弾性体で製造することに
より、圧電アクチュエータの機械的品質係数も高くなる
。
この圧電アクチュエータを駆動源として使用した超音波
リニアモータにおいて脚部及び胴部の駆動源にそれぞれ
適当に位相の異なる電流を与え、脚部と胴部を伸縮させ
ると、脚部の先端は胴部の中心に対して同一の向きに回
転する楕円または円の軌跡を描き、しかもその位相が適
当な角度(例えば180度)異なっているようにできる
。そこで、脚部の先端が交互にレールに押し付けられ、
押し付けられた脚部は常に一方に向けて移動しているの
で、走行体はレールに対してその逆方向に移動されるこ
とになる。
リニアモータにおいて脚部及び胴部の駆動源にそれぞれ
適当に位相の異なる電流を与え、脚部と胴部を伸縮させ
ると、脚部の先端は胴部の中心に対して同一の向きに回
転する楕円または円の軌跡を描き、しかもその位相が適
当な角度(例えば180度)異なっているようにできる
。そこで、脚部の先端が交互にレールに押し付けられ、
押し付けられた脚部は常に一方に向けて移動しているの
で、走行体はレールに対してその逆方向に移動されるこ
とになる。
[実施例]
以下、図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
第1図はこの発明の圧電アクチュエータ八を示すもので
、31は円柱状に成形された積層型の圧電素子であり、
周知のように、厚さ方向に分極した圧電セラミクスをそ
の分極方向が互いに対向するように積層して構成してい
る。この圧電素子3!は、金属製の筒状体32の内部に
その両端を拘束された状態で挿入されている。すなわち
、筒状体32の内面両端部には雌ねじ33が形成され、
この端部にそれぞれに栓体34がその雄ねじ35を上記
雌ねじ33に螺合して固定されており、これらの栓体3
4の先端が圧電素子3Iの端部に当接して圧電素子31
を圧縮するようにしている。
、31は円柱状に成形された積層型の圧電素子であり、
周知のように、厚さ方向に分極した圧電セラミクスをそ
の分極方向が互いに対向するように積層して構成してい
る。この圧電素子3!は、金属製の筒状体32の内部に
その両端を拘束された状態で挿入されている。すなわち
、筒状体32の内面両端部には雌ねじ33が形成され、
この端部にそれぞれに栓体34がその雄ねじ35を上記
雌ねじ33に螺合して固定されており、これらの栓体3
4の先端が圧電素子3Iの端部に当接して圧電素子31
を圧縮するようにしている。
上記のように構成した圧電アクチュエータAについて、
筒状体32に挿入しない圧電素子31との特性の比較を
行った。すなわち、筒状体32に圧電素子31を封止し
た後、栓体34を締め付ける圧力(トルクドライバーの
締め付は圧力)を順次高めていき、圧電アクチュエータ
Aの自己共振周波数と、共振時のインピーダンス、及び
機械的品質係数を測定した。
筒状体32に挿入しない圧電素子31との特性の比較を
行った。すなわち、筒状体32に圧電素子31を封止し
た後、栓体34を締め付ける圧力(トルクドライバーの
締め付は圧力)を順次高めていき、圧電アクチュエータ
Aの自己共振周波数と、共振時のインピーダンス、及び
機械的品質係数を測定した。
第2図に示すように、圧電素子3目こ圧縮力が加わるに
従って共振周波数は徐々に上昇し、また共振インピーダ
ンスは一定の圧縮力において極小となる。また、機械的
品質係数は圧縮力とともに増加していき、この値は圧?
It素子31自体の機械的品質係数より高い。
従って共振周波数は徐々に上昇し、また共振インピーダ
ンスは一定の圧縮力において極小となる。また、機械的
品質係数は圧縮力とともに増加していき、この値は圧?
It素子31自体の機械的品質係数より高い。
次に、この圧電アクチュエータAを超音波リニアモータ
に応用した実施例について述べる。
に応用した実施例について述べる。
第3図及び第4図において、1.2は脚部、3は胴部で
ある。これらは、それぞれ上述した圧電アクチュエータ
八からなっており、図示しない高周波電源からの電圧に
より、それぞれ長手方向に伸縮する。胴部3の両端には
正六面体状の鉄のブロック4.5が、該ブロック4.5
の面に形成したねじ穴6に既述の栓体34の雄ねじ35
を螺合させて固定されている。これらのブロック4.5
の他面にはそれぞれ脚部1.2が同様の方法で固定され
ており、全体でコ字状の走行体7を構成している。この
走行体7は、架設された鋼鉄製レール8の上面に配置さ
れている。
ある。これらは、それぞれ上述した圧電アクチュエータ
八からなっており、図示しない高周波電源からの電圧に
より、それぞれ長手方向に伸縮する。胴部3の両端には
正六面体状の鉄のブロック4.5が、該ブロック4.5
の面に形成したねじ穴6に既述の栓体34の雄ねじ35
を螺合させて固定されている。これらのブロック4.5
の他面にはそれぞれ脚部1.2が同様の方法で固定され
ており、全体でコ字状の走行体7を構成している。この
走行体7は、架設された鋼鉄製レール8の上面に配置さ
れている。
一方、このレール8の下面には、支持枠9に車軸10を
支持された前後一対の車輪1【が設けられている。すな
わち、胴部3の上面には梁部材12が固定されており、
この梁部材12の両端部と上記支持枠9の中央との間に
は弾性部材(コイルばね)+3が張設され、このコイル
ばね+3により、脚部1.2の下端の栓体34の下面は
レール8の上面に、また車輪11はレール8の下面にそ
れぞれ圧接されている。このコイルばね13は負荷され
る荷重に応じて適当な弾性係数を有するものが選ばれる
。
支持された前後一対の車輪1【が設けられている。すな
わち、胴部3の上面には梁部材12が固定されており、
この梁部材12の両端部と上記支持枠9の中央との間に
は弾性部材(コイルばね)+3が張設され、このコイル
ばね+3により、脚部1.2の下端の栓体34の下面は
レール8の上面に、また車輪11はレール8の下面にそ
れぞれ圧接されている。このコイルばね13は負荷され
る荷重に応じて適当な弾性係数を有するものが選ばれる
。
このように構成された超音波リニアモータにおいて、胴
部3の圧電アクチエエータに付与する電圧を、 Va=Ex・ sinωt とし、脚部1.2には、第1の脚部lに、V b−E
y−sin(ωt+ :(/2g )第2の脚部2に、 V c= E y−sin(ωt+ 1/2π)の電圧
を付与すると、脚部1.2の先端はそれぞれ楕円振動ま
たは円振動をする。そして第1の脚Illと第2の脚部
2の振動は、 X r = −X t 、 Y 、= Y *である
から、位相が180度異なるものである。
部3の圧電アクチエエータに付与する電圧を、 Va=Ex・ sinωt とし、脚部1.2には、第1の脚部lに、V b−E
y−sin(ωt+ :(/2g )第2の脚部2に、 V c= E y−sin(ωt+ 1/2π)の電圧
を付与すると、脚部1.2の先端はそれぞれ楕円振動ま
たは円振動をする。そして第1の脚Illと第2の脚部
2の振動は、 X r = −X t 、 Y 、= Y *である
から、位相が180度異なるものである。
このような場合には、走行体7は一定の方向に移動する
。移動方向を逆転するには、胴部3に加えろ電圧の位相
を Va=Ex・gin(ωt+π) とすればよい。
。移動方向を逆転するには、胴部3に加えろ電圧の位相
を Va=Ex・gin(ωt+π) とすればよい。
このような超音波リニアモータにおいては、胴部3の中
央に負荷を付与するのが妥当であると考えられ、その場
合、胴部3は撓み変形し、脚部1゜2は外側に広がるよ
うに変形し、いずれもこれらの部材に剪断応力がかかる
。しかし、この発明の超音波リニアモータにおいては、
脚部1,2及び胴部3がそれぞれ筒状体32で補強され
た構成であるから、これらの部材に剪断やねじりなどの
応力がかかったときでも、内部のセラミクス圧電素子3
1にはこれらの応力が作用しない。従って、圧電アクチ
ュエータAをそのまま構造部材として用いても、圧電素
子31が破損するなどの事故が防止される。
央に負荷を付与するのが妥当であると考えられ、その場
合、胴部3は撓み変形し、脚部1゜2は外側に広がるよ
うに変形し、いずれもこれらの部材に剪断応力がかかる
。しかし、この発明の超音波リニアモータにおいては、
脚部1,2及び胴部3がそれぞれ筒状体32で補強され
た構成であるから、これらの部材に剪断やねじりなどの
応力がかかったときでも、内部のセラミクス圧電素子3
1にはこれらの応力が作用しない。従って、圧電アクチ
ュエータAをそのまま構造部材として用いても、圧電素
子31が破損するなどの事故が防止される。
また、上述したように、この発明の圧電アクチュエータ
Aは、筒状体32に封止していない圧電素子3によりら
機械的品質係数が高いから、振動サイクル当たりのエネ
ルギーの損失が少な(、従って、これを使用した超音波
モータもエネルギー効率が高い。
Aは、筒状体32に封止していない圧電素子3によりら
機械的品質係数が高いから、振動サイクル当たりのエネ
ルギーの損失が少な(、従って、これを使用した超音波
モータもエネルギー効率が高い。
なお、上記実施例においては、弾性部材!3を配したこ
とによって、例えばレール8が傾斜し、あるいは垂直に
なっていても使用でき、さらにはレール8の下面をも走
行させることができる。しかし、通常のようにレール8
の上面を走行させるには、リニアモータ自体の自重によ
り脚部1.2がレール8に付勢されるから、この場合に
はりニアモータ自体が付勢手段であり、特別な部材を必
要としない。
とによって、例えばレール8が傾斜し、あるいは垂直に
なっていても使用でき、さらにはレール8の下面をも走
行させることができる。しかし、通常のようにレール8
の上面を走行させるには、リニアモータ自体の自重によ
り脚部1.2がレール8に付勢されるから、この場合に
はりニアモータ自体が付勢手段であり、特別な部材を必
要としない。
第5図及び第6図はこの発明の超音波リニアモータの他
の実施例を示すもので、21.22は互いに平行な脚部
、23はこれらの脚部21.22の一端を連結する胴部
であり、弾性材料を各部の断面がほぼ正方形でかつ全体
がコ字状となるように成形して走行体24を構成してい
る。この寸法は適宜設計されるが、例示のものはアルミ
ニウムを材質とし、胸部12mm口X6211111L
、脚部12講−口X 24 amLとしている。走行体
24の材質は、この他、ジュラルミン、鉄、真鍮あるい
はステンレス鋼などの金属材料、アルミナ、ガラスある
いは炭化珪素などの無機材料、ポリイミド系樹脂あるい
はナイロンなどの有機材料などが使用できる。
の実施例を示すもので、21.22は互いに平行な脚部
、23はこれらの脚部21.22の一端を連結する胴部
であり、弾性材料を各部の断面がほぼ正方形でかつ全体
がコ字状となるように成形して走行体24を構成してい
る。この寸法は適宜設計されるが、例示のものはアルミ
ニウムを材質とし、胸部12mm口X6211111L
、脚部12講−口X 24 amLとしている。走行体
24の材質は、この他、ジュラルミン、鉄、真鍮あるい
はステンレス鋼などの金属材料、アルミナ、ガラスある
いは炭化珪素などの無機材料、ポリイミド系樹脂あるい
はナイロンなどの有機材料などが使用できる。
この走行体24の角の部分は、1ll1部21.22及
び胴部23に対して45度の角度をなすように面取りさ
れており、その取付部25にはねじ穴25ah(lrS
成され、駆動源(圧電アクチュエータ)26.27が栓
体34の雄ねじ35を上記ねじ穴25aに螺合させて取
り付けられている。こめ駆動源26.27は既述した圧
電アクチュエータAであり、内部の圧電素子31の寸法
が5mm口Xl81+111L、筒状体32の寸法が1
1m+mφX30II+a+Lである。
び胴部23に対して45度の角度をなすように面取りさ
れており、その取付部25にはねじ穴25ah(lrS
成され、駆動源(圧電アクチュエータ)26.27が栓
体34の雄ねじ35を上記ねじ穴25aに螺合させて取
り付けられている。こめ駆動源26.27は既述した圧
電アクチュエータAであり、内部の圧電素子31の寸法
が5mm口Xl81+111L、筒状体32の寸法が1
1m+mφX30II+a+Lである。
このような超音波リニアモータにおいて、第1の圧電ア
クチュエータ26(第1図において左側)に付与する電
圧を、 Va−E 畳sinωt とし、第2の圧電アクチュエータ27にはV b= E
−gin(ωt −L/2tr )の電圧を付与する。
クチュエータ26(第1図において左側)に付与する電
圧を、 Va−E 畳sinωt とし、第2の圧電アクチュエータ27にはV b= E
−gin(ωt −L/2tr )の電圧を付与する。
すると、各端部は圧電アクチュエータ2G、27によっ
て次のような振動を受ける。第1の脚部21においては
、 X += A −5in(cc+ t+ rr /2)
Y 、= B 11stn(ωを十π)一方、第2の脚
部22においては、 X*=AIIsinωt Y *= B −5in(ωt+ w /2)のように
振動する。
て次のような振動を受ける。第1の脚部21においては
、 X += A −5in(cc+ t+ rr /2)
Y 、= B 11stn(ωを十π)一方、第2の脚
部22においては、 X*=AIIsinωt Y *= B −5in(ωt+ w /2)のように
振動する。
すなわち、脚部21.22の下端は楕円振動または円振
動(A=Hのとき)をし、第1の脚ff121と第2の
脚部22の振動は、位相が90度異心るものであるから
、一定の方向に走行する。
動(A=Hのとき)をし、第1の脚ff121と第2の
脚部22の振動は、位相が90度異心るものであるから
、一定の方向に走行する。
上記の例は、圧電アクチュエータAを単なる振動子とし
て使用するもので、先の実施例のように構造部材として
使用するものではないが、圧電アクチュエータへの耐用
性が高いこと、機械的品質係数が高いのでエネルギー効
率が良いことなどの利点を有するものである。
て使用するもので、先の実施例のように構造部材として
使用するものではないが、圧電アクチュエータへの耐用
性が高いこと、機械的品質係数が高いのでエネルギー効
率が良いことなどの利点を有するものである。
[発明の効果]
以上詳述したように、第1の請求項記載の発明は、圧電
素子を、該圧電素子の伸縮方向における両端を拘束した
状態で弾性体からなる筒状体に封止して圧電アクチュエ
ータを構成したことにより、圧電素子が剪断や捩りの応
力から保護されるので、圧電アクチュエータを直接荷重
がかかる構造部材に適用することが可能となるとともに
、筒状体に金属などの機械的品質係数の高いものを用い
ることにより、全体として機械的品質係数の高い圧電ア
クチュエータを提供することができ、駆動の際のエネル
ギー効率を高めることができるものである。
素子を、該圧電素子の伸縮方向における両端を拘束した
状態で弾性体からなる筒状体に封止して圧電アクチュエ
ータを構成したことにより、圧電素子が剪断や捩りの応
力から保護されるので、圧電アクチュエータを直接荷重
がかかる構造部材に適用することが可能となるとともに
、筒状体に金属などの機械的品質係数の高いものを用い
ることにより、全体として機械的品質係数の高い圧電ア
クチュエータを提供することができ、駆動の際のエネル
ギー効率を高めることができるものである。
また、第2の請求項記載の発明は、上記圧電アクチュエ
ータを超音波リニアモータに応用したことによって、圧
電アクチュエータを構造部材として使用できるから、実
用性の高い超音波モータを提供できるとともに、エネル
ギー効率を向上させるという優れた効果を奏するもので
ある。
ータを超音波リニアモータに応用したことによって、圧
電アクチュエータを構造部材として使用できるから、実
用性の高い超音波モータを提供できるとともに、エネル
ギー効率を向上させるという優れた効果を奏するもので
ある。
第1図はこの発明の圧電アクチュエータの一実施例を示
す断面図、第2図は圧電素子の締め付は圧力と圧電アク
チュエータの特性の相関を示すグラフ、第3図はこの発
明の超音波リニアモータの実施例の側面図、第4図はそ
の正面図、第5図はこの発明の他の実施例の超音波リニ
アモータの側面図である。 32・・・・・・筒状体、34・・・・・・栓体、A・
・・・・・圧電アクチュエータ。
す断面図、第2図は圧電素子の締め付は圧力と圧電アク
チュエータの特性の相関を示すグラフ、第3図はこの発
明の超音波リニアモータの実施例の側面図、第4図はそ
の正面図、第5図はこの発明の他の実施例の超音波リニ
アモータの側面図である。 32・・・・・・筒状体、34・・・・・・栓体、A・
・・・・・圧電アクチュエータ。
Claims (2)
- (1)圧電素子を、該圧電素子の伸縮方向における両端
を拘束した状態で弾性体からなる筒状体に封止したこと
を特徴とする圧電アクチュエータ。 - (2)レール上にレール方向に配置された少なくとも2
本以上の脚部と、これらの脚部の基端を連結する胴部と
から走行体が構成され、これらの脚部と胴部とをそれぞ
れ伸縮する方向に振動させる駆動源が付設されてなる超
音波リニアモータにおいて、圧電素子を、該圧電素子の
伸縮方向における両端を拘束した状態で弾性体からなる
筒状体に封止した圧電素子を上記駆動源として用いたこ
とを特徴とする超音波リニアモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63201318A JPH0251371A (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 圧電アクチュエータ及び超音波リニアモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63201318A JPH0251371A (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 圧電アクチュエータ及び超音波リニアモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0251371A true JPH0251371A (ja) | 1990-02-21 |
Family
ID=16439021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63201318A Pending JPH0251371A (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 圧電アクチュエータ及び超音波リニアモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0251371A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5216313A (en) * | 1988-12-16 | 1993-06-01 | Alps Electric Co., Ltd. | Ultrasonic wave linear motor |
-
1988
- 1988-08-12 JP JP63201318A patent/JPH0251371A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5216313A (en) * | 1988-12-16 | 1993-06-01 | Alps Electric Co., Ltd. | Ultrasonic wave linear motor |
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