JPH025094Y2 - - Google Patents

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JPH025094Y2
JPH025094Y2 JP17853184U JP17853184U JPH025094Y2 JP H025094 Y2 JPH025094 Y2 JP H025094Y2 JP 17853184 U JP17853184 U JP 17853184U JP 17853184 U JP17853184 U JP 17853184U JP H025094 Y2 JPH025094 Y2 JP H025094Y2
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JP
Japan
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stay
rib
mounting
mounting base
starter
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JP17853184U
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JPS6192768U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、船外機におけるリコイルスタータの
取付装置に関する。
(従来の技術) 本出願人は先にこの種装置として、実願昭59−
11910号によりアンダーカバーとアツパーカバー
とから成る船外機のエンジンカバー内にリコイル
スタータを配置するものにおいて、リコイルスタ
ータを内蔵するスタータケースをその横方向一側
部において、エンジンにねじ止め固定するように
したものを提案した。
(考案が解決しようとする問題点) 上記装置にあつては、スタータケースがエンジ
ンに片持ち支持されることになりリコイルスター
タの取付安定性を十分に得るために、ケース側部
を上下左右の計4個所においてエンジンにねじ止
め固定しているが、ねじ止め箇所が比較的多く組
付作業性が低下して好ましいものでない。
ここで、該ケースの横方向一側部だけでなくそ
の底部をアンダーカバーに支持させれば比較的少
ないねじ止め箇所でも十分な取付安定性は得られ
るが、この場合該アンダーカバーは上下方向に型
抜きされる一体成形で形成されるを一般とするた
め、これにスタータケースの取付基部を如何に形
成するかが問題となる。
即ち、取付基部にスタータケースの底部から垂
下したステーを側方から作業性良くねじ止めし得
るようにしたくとも、取付基部に側方に貫通する
取付孔を一体に型成形することができず、取付孔
を別加工で形成せざるを得なくなりアンダーカバ
ーの生産性が低下する。
本考案は、かかる問題点を解決した装置を提供
することをその目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案はかかる目的を達成するべく、アンダー
カバーとアツパーカバーとから成る船外機のエン
ジンカバー内にリコイルスタータを配置するもの
において、該リコイルスタータを内蔵するスター
タケースの底面から下方にステーを突設すると共
に、該アンダーカバーの底壁に下方に開口する中
空リブを突設し、該リブに該ステーの下端の折曲
部を挿入自在な側面の開口を形成すると共に、該
リブの頂部上面に側方及び上方に開口する取付孔
を有する取付基部を突設し、該折曲部を該開口を
通して該頂部下面に係止させた状態で該ステーを
該取付孔にその側方から挿通するねじ部材により
該取付基部にねじ止めしたことを特徴とする。
(実施例) 本考案を図示の実施例につき説明する。
図面で1はアンダーカバー1aとアツパーカバ
ー1bとから成る船外機のエンジンカバーを示
し、該カバー1内のエンジン2の上下方向のクラ
ンク軸2aの上端に始動用リングギヤ3を固着す
ると共に、該リングギヤ3に臨ませてリコイルス
タータ4を該エンジンカバー1内に配置した。
以上は従来のものと特に異ならないが、本考案
によればリコイルスタータ4を内蔵するスタータ
ケース5の底面から下方にステー6を突設すると
共に、アンダーカバー1aの底壁に下方に開口す
る中空リブ7を突設し、該リブ7に該ステー6の
下端の折曲部6aを挿入自在な側面の開口7aを
形成すると共に、該リブ7の頂部7b上面に側方
及び上方に開口する取付孔8aを有する取付基部
8を突設し、該折曲部6aを該開口7aを通して
該リブ7の頂部7b下面に係止させた状態で該ス
テー6を該取付孔8aにその側方から挿通するね
じ部材9により該取付基部8にねじ止めするもの
で、これを図示のものにつき詳述するに、該ステ
ー6は該ケース5に立設させたリコイルスタータ
4の中心軸4aの下端のフランジ部に溶着した上
半部6bと該上半部6bに溶着した下半部6cと
から成り、該ステー6の略中央部に該ねじ部材9
を挿通する透孔6dを形成すると共に、該下半部
6cの下端を折曲げて該折曲部6aを形成し、全
体としてL形形状とし、又該開口7aはアンダー
カバー1aと一体に型成形し得るよう、該リブ7
の側面から該頂部7bの一部分に亘つて切欠いた
上下方向に型抜き可能な形状とし、更に該取付孔
8aは側面視略U字形の凹溝から成るものとし、
該取付孔8aの中央部にナツト9aの嵌着凹部8
bを一体に形成してこれに該ナツト9aを嵌着さ
せ、かくて該折曲部6aを該頂部7b下面に係止
させた状態で該透孔6dを通して該ねじ部材9を
該取付孔8aに側方から挿入し、これを該ナツト
9aに螺合させて該ステー6を該取付基部8にね
じ止め固定するようにした。尚、前記したステー
6の上下両半部6b,6cは互に分離自在として
も勿論良い。
図面で10はスタータケース5の横方向一側の
エンジン2に対する取付部、11はリコイルスタ
ータ4のロープハンドル、12は船外機の操蛇ハ
ンドルを示す。
(作用) 本考案の作用を各構成部材に上記実施例と同一
の符号を付して説明するに、スタータケース5は
底部がステー6を介してアンダーケースカバー1
aに形成した中空リブ7上の取付基部8にねじ止
め固定されることから該ケース5の横方向一側の
エンジン2に対する取付部10のねじ止め箇所は
左右2箇所程度で十分な取付安定性が得られる。
ここで、取付基部8の取付孔8aは上方に開放
しているためにアンダーカバー1aを型抜きする
上で問題なく、而もステー6は下端の折曲部6a
が中空リブ7の頂部7b下面に係止されて上方に
抜止めされた状態で該取付基部8にねじ止めされ
るため取付孔8aが上方に開放されていても該ケ
ース5が浮上るようなことはない。
(考案の効果) このように本考案によるときは、スタータケー
スをその底部においてアンダーカバーの底壁上に
強固に固定でき、ねじ止め箇所も少なくして組付
作業性を向上でき、而も該カバーの底壁に形成す
る中空リブやその頂部上面の取付基部は、開口及
び取付孔を含めて該カバーと一体に型成形でき、
該カバーの生産性も損わない等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の1例を具備した船外機の
側面図、第2図はその要部の拡大截断側面図、第
3図はその−線截断面図、第4図は取付基部
の斜視図である。 1……エンジンカバー、1a……アンダーカバ
ー、1b……アツパーカバー、4……リコイルス
タータ、5……スタータケース、6……ステー、
6a……折曲部、7……中空リブ、7a……開
口、7b……頂部、8……取付基部、8a……取
付孔、9……ねじ部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アンダーカバーとアツパーカバーとから成る船
    外機のエンジンカバー内にリコイルスタータを配
    置するものにおいて、該リコイルスタータを内蔵
    するスタータケースの底面から下方にステーを突
    設すると共に、該アンダーカバーの底壁に下方に
    開口する中空リブを突設し、該リブに該ステーの
    下端の折曲部を挿入自在な側面の開口を形成する
    と共に、該リブの頂部上面に側方及び上方に開口
    する取付孔を有する取付基部を突設し、該折曲部
    を該開口を通して該頂部下面に係止させた状態で
    該ステーを該取付孔にその側方から挿通するねじ
    部材により該取付基部にねじ止めしたことを特徴
    とする船外機におけるリコイルスタータの取付装
    置。
JP17853184U 1984-11-24 1984-11-24 Expired JPH025094Y2 (ja)

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JP17853184U JPH025094Y2 (ja) 1984-11-24 1984-11-24

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JP17853184U JPH025094Y2 (ja) 1984-11-24 1984-11-24

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Publication Number Publication Date
JPS6192768U JPS6192768U (ja) 1986-06-16
JPH025094Y2 true JPH025094Y2 (ja) 1990-02-07

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